まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『偶然見つけたハル』レンタル版 28話まで

2021-01-22 23:57:17 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ハルがダノのカルテを変えたのは、よりによってジュダの祖母でした。

容体が悪化した祖母は手術を受けることになりました。

不安で泣くジュダを、ナムジュが傍について慰め、支えました。

ジュダは、ステージとシャドゥを行き来しています。だから、ナムジュの好意をステージでは受けとるのですが、シャドゥでは一歩引いて自分のプライドを保とうとしています。

ドファは、ジュダも自我を持ったと知っています。シャドゥで自分に素の顔を見せてくれるのが嬉しいのですが、やはりステージでは自分はジュダのために何もできないと思い知らされるばかり。

シャドゥになったら、自分の気持ちのままに行動しようとも思うのですが、ジュダの幸せを考えると、自分の気持ちを優先することは出来ませんでした。

優しいドファです。

それにしても、ジュダの本心はどこにあるのでしょう。

ナムジュを冷めた目で見つめているかと思えば、心惹かれてるような表情を見せることもあるし・・・。

ドファへの態度は、どー見ても好意を持っているとしか思えないものですしね。

ま、私の好きなタイプじゃない事は確かね。

 

「ステージで死ぬと漫画から存在が消えるけど、シャドゥで死ぬと、自我が消える。全ての記憶を失い物語の中で設定どおりに動く人物になる。」

と、ミチェがギョンに言いました。

ステージの中だけで作者の意図通りに生きるのも良いかもしれないと、ふとギョンは思いました。あまりにもこの世界が過酷だから。

 

頻繁に入れ替わるステージとシャドゥに、彼らは振り回されています。

作者が設定したのではない本心を持ってしまったがため。或いは、偽物だと思っていた設定が本心だったと気付いてしまったがため。

 

相変わらず、ダノは発作が度々起こっていました。それも、シャドゥで。

ハルは不安が募っていました。

ステージを変えたことで、ステージではダノの病気が快復しているけど、本当は治ってなどいないのではないかと。自分がしたことで、ダノを死に追いやってしまっているのではないかと。

ギョンの言葉が忘れられませんでした。自分がステージを変えた結果が、ダノの死だという・・・。

 

そして、とうとうハルがダノの死のシーンを思い出してしまいました。

ダノは王であるミチェ毒殺の容疑をかけられたようですね。

で、ハルと共に逃げ出したのですが、途中でステージに移ってしまい、ダノだけが追っ手に捕まってしまいました。

殺されかけた時、ハルが助けに来て。

でも、多勢に無勢。

兵に取り囲まれてしまいました。

ギョンは、ハルに証明しろと言いました。自分を裏切っていないこと、自分のモノであるダノを慕ってはいないこと、自分の味方だということを。

方法は、ダノを殺すこと。

 

ハルがダノを刺しました。

でも、すぐに素手で剣を握って引き抜いたのです。

その時の傷が左手の手のひらに残る傷でした。

 

ダノを殺したのは、僕だった・・・。

愕然とするハル。ギョンの言葉は真実だったと思いました。

 

ハルはダノと距離を置き始めました。傍にいては、ダノが死ぬから・・・。

 

ダノが倒れました。

それでも、ハルは背を向けました。

 

ステージでは、ダノはほぼ完治していました。

ギョンは嬉しそうに花束を渡しました。それを喜んで受け取るダノ。

その直後、シャドゥに。

ダノは笑顔を消し、花束を置いて、ギョンの横を素通りしようとしました。

もう運命を変える人も必要ないだろ・・・とギョン。

「ハルは運命を変える人じゃない。運命そのものなの。」

これこそ・・・トドメだわ

でも、その時、ダノが倒れてしまったのです。シャドゥですから。

 

意識の無いダノを、ギョンはずっと見つめていました。涙をためて。

ミチェのことばが頭を過りました。

シャドゥでの死は、記憶を全て失いステージで設定どおりに生きる・・・。

泣きながら、ダノの人工呼吸器に手を伸ばしました。

そして外したのです。

 

その瞬間、ギョンの『凌霄花』での記憶が蘇りました。

今までは、ブラックホールや漫画で見た事だけでしたが、今回は、彼自身の記憶が戻ったのです。

ダノが死ぬシーン。

ハルに証明しろと剣を持たせたギョン。

ハルがダノを殺せる筈はありません。剣を持ったまま、出来ないと答えたハル。

ダノがハルを呼んで、ハルがダノの方を向いたその一瞬、ギョンがその剣をダノに突き立てたのです。

ハルはただ持っていただけでした。

で、慌ててハルは素手で剣を掴んで引き抜いたというのが事実でした。

 

やはり前作と同じ事が・・・とギョンはショックでした。

自分が二度ともダノを殺したんだ・・・と。

 

呼吸器に手を伸ばしたギョン。

もう一度、ダノの口元に戻したのかどうかは分かりません。

 

よろよろと病室を出て行ったギョン。

そこにハルが駆け付けました。

ダノはと、叫ぶハル。

「変えたくないんじゃなく、俺はただ・・・変えられなかったんだ。あの時も今も。描かれているのが俺だから。」

 

ハルが病室に駆け込むと、ダノは眠ったままでした。呼吸器はちゃんとセッティングされていました。

ギョン、戻したんだね。

 

ところが、次の瞬間、警報が鳴り響きました。容体が急変しました。

「早く次のシーンにしてください。」

ハルは必死に作者に祈りました。泣きながら祈りました。

「ダノを助けてください。」

 

場面が変わり、ステージになりました。

ハルは学校にいます。

そこにダノが歩いて来ました。元気そうです。

ダノ・・・とハルが手を取ると、怪訝そうにハルを見ました。

ダノの記憶が消えていました。

 

泣けた~っ


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『偶然見つけたハル』レンタル版 27話まで

2021-01-22 22:44:21 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

切なさに加速度がついて来ました。

 

ハルが設定を変えた方法。

それは、ダノのカルテ等の資料を他の人のものとすり替えるという方法。

でもね、ステージでは、作者の意図通りに物語は進むわけで。ハルは何度も何度もトライしましたが、すぐに場面が変わってしまって、破棄することもすり替えることも出来ません。

だけど、やり遂げたようです。

やり遂げられた理由は分かりません。

ダノが父と一緒に主治医の話を聞きに来た時、手術は必要無いくらいに回復していると言う診断結果が出たからです。

まさか・・・とダノは思いました。

でも、主治医は、大丈夫だと、断言。

父と一緒に大喜びしました。

 

ギョンが駆け付けて来ました。

思わずダノを抱きしめたギョン。

「俺を一人にするな。」

と、ギョン。本心ですね。

ダノも嬉しそうです。

 

でも、シャドゥに変わった途端、2人の表情は曇りました。

ギョンは、ダノが本当に回復したのか、イマイチ信じられません。ハルが設定を変えたせいじゃないかと思ってるのでしょう。

ハルを信じるなとギョンは言いました。『凌霄花』でハルの剣がダノを貫いたのをブラックホールで見てしまいましたから。

「お前は殺される。あいつがお前を殺す。」

そう言って、ギョンは焼け残った『凌霄花』をダノに手渡しました。

 

ダノは、その漫画を一枚一枚並べてみました。

でも、それだけでは、自分がどうなるのか、分かりません。肝心の場面はありませんからね。

 

ハルは『秘密』を読み、ダノの手術が回避できたことを知りました。

だけど、その続きは描かれていません。

不安でした。

 

ミチェも『秘密』を読んで、ハルが設定を変えたことを知りました。

自分と同じだと思いました。『凌霄花』で自分もステージを変えようとしたけど、結局それはシャドゥで愛するスヒャンを死なせてしまっただけでした。

シャドゥで死んだスヒャンは、ステージでは生きていました。でも、シャドゥでの記憶を全て失っていたのです。

結局、スヒャンはステージでも殺されてしまいました。

ギョンの命令だったようです。

 

『凌霄花』も、物語の中に存在していました。

ミチェはそれを読んでしまいました。書かれてる文字は分かりません。ハングルでしょうからね。でも、絵を見ただけで自分たちの事だと分かりました。誰かが監視しているようだと思いました。

 

「お前がダノを殺したんだ。ステージを変えた結末がそれだ。」

ギョンがハルに言いました。『凌霄花』で見ましたからね。

そして、この世界でも、ハルがダノに手術を受けさせなかったことで、ダノが死ぬかもしれないと。

ダノが危うくなる前に、止めろ・・・とね。

 

ダノは不安でした。

回復していると言われたのに、相変わらず発作が起こるから。

ハルがステージを変えたとドファから聞きました。どこをどう変えたのか、ダノは知りませんが、もしかしたら、心臓は決して回復してはいないのではないかと考えました。

自分が手術を受けたくないと、死ぬかもしれないと言ったから、ハルが変えたのかも・・・と。

それならば、ハルを心配させてはいけないと考えたのでしょう。元気溌剌の姿をハルに見せ、一方で、ギョンには自分が前作について知ったことをハルには内緒にしておいてくれと頼みました。

 

突然移動したステージで、ギョンがダノに指輪を渡し、告白しました。

やはり作者の意図は必ず実行されたのです。時と場所を変えても。

ステージの設定によって、ダノは喜んで指輪を受けとりました。ハルの目の前で。

三人とも、辛いシーンでした。

お互いの本心を知っているのに、作者の意図どおりにしか動けないのですから。

 

シャドゥになったとき、3人は動けませんでした。

あまりにも辛くて。

 

ダノはギョンに指輪を返しに行きました。勿論、シャドゥで。

お前を見てると、母親を思い出す・・・とギョンが言いました。

病気のダノを利用するのが嫌で、嫌いになりたかったんだけど、ダノは本気でギョンを想ってくれました。

だから、好きにならない筈が無い・・・と。

「この世界で唯一自分らしくいられるのは、お前とのステージだ。前作でもこの世界でも。作者が描いたお前といる俺は本当の俺だ。」

ギョンの真剣な告白でした。心の内を初めて正直に明かしたのです。

でも、ダノは謝るしか出来ませんでした。ごめん・・・と。

「私は描かれたように動かない。私が片思いのステージで傷ついたように、これからのシャドゥではあなたが傷つくから。」

トドメの一撃だな・・・とギョンが苦笑しました。

ダノは、何度も“ごめん”と繰り返しました。

ギョンを見てるのが辛いわ・・・

 

ハルは、ダノがやりたいこととしてバゲットリストに挙げていたことを叶えてあげようと思いました。

学校をさぼって秋の花が咲き乱れる公園にピクニックに行きました。

幸せでした。

久しぶりにハルの明るい笑顔が見えました。

でもね、そこでまたダノに発作が。


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『偶然見つけたハル』レンタル版 26話まで

2021-01-22 00:20:28 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ミチェが王座を捨てて一緒に逃げようとした恋人、それが『秘密』では、転校生のキム・スヒャンでした。

勿論、ミチェはすぐに分かりました。

敢えてスルーしようとしています。

キム・スヒャンに自我が無いのを感謝しました。

 

ジュダは変わり始めました。

自分を虐めていた学生に仕返しをしましたし、ドファに近づき始めました。

ステージでは、ナムジュの想いを受け入れていますが、シャドゥでは自由に行動しています。

ドファは、変わり始めたジュダに気づいています。

自我を持ったとは、まだ思っていなかったのですが、シャドゥで自分が言ったセリフをジュダが覚えている事を知り、自我を持ったと気付きました。

 

ハルはギョンの言葉が気になっていました。

“ハルはギョンとダノの歴史を知らない”

“今だってハルが知らない事がある。でも俺は知っている。ダノの話には常に俺がいるから”

 

ギョンは、ハルたちがステージの話を変えたことを知りました。

そっかぁ・・・、変えられた本人は、知らないわけですよね。

ハルに言いました。

そのせいで、ダノは手術を受けるかもしれないと。

言っちゃった・・・

何故展開が分かった?とギョンが問いました。

ギョンは、ハルには『凌霄花』の記憶があることを知らないんでしたね。

ダノと同じようにネームが見えたのか?それとも、『凌霄花』か?と、聞きました。

ハルは、『凌霄花』と言う名前の本があることを、この時初めて知りました。

 

ギョンは、ダノに真っ直ぐに想いをぶつけ始めました。

ステージが偽物で、シャドゥが本物だなんて、お前が勝手に決めた事じゃないかと、ギョン。

でも、ダノが言うようにシャドゥが本物なら、自分の気持ちも本物だとね。

ギョン・・・本当に不器用。

見ていて悲しくなるくらいにダノを想っています。強い想いをどうすればダノに分かって貰えるか、自分でも分からないのでしょう。

それで、強引に押し付けてしまってます。

 

「薬、飲んだか?」

と、聞くのが、このところのギョンの口癖となっています。

「俺には一つしか分からない。お前まで死んだら、俺は一生消えない傷を負うってこと。勝手だと言われてもいい。俺はそういうヤツだし、今後も変わらない。だから今までみたいに今度も俺の言うとおりにしてくれ。手術を受けよう。」

ギョンの本音だと、ダノにも分かったようです。

 

ハルは、『凌霄花』という本こそが、自分の記憶する物語だと気付きました。

それと同じ内容となるのなら、ダノに危険が迫っているかもしれないと思いました。

その時から、ハルは過剰なくらいにダノを心配するようになってしまいました。

ちょっとした事でも、ダノを庇い、保護者のように振舞い始めたのです。

ギョンは呆れたように見てますし、ダノはその度にハルに抱き寄せられて、ドギマギするばかり。

ダノは、度を越したハルの心配の仕方が気になりました。

「私は大丈夫。いつ死ぬか分からなくても、怯える必要ない。」

と、ハルに言いました。

でも、ハルの表情は曇ったまま。

 

手術したら、君の時間が終わるかも・・・とハル。死ぬかもしれない・・・。

「この世界が始まる前、僕たちの物語があった。そこで君が死ぬのを見た。」

そんな話があったとしても、この世界とは別よ・・・とダノ。

「そこでの話が、この世界でも繰り返されてる君がいないと、僕はダメなんだ。必ず変えてやる。」

私は変えない・・・とダノ。

「変えなきゃダメだ

と、ハル。僕が耐えられない・・・。

我慢していた涙がこぼれそうになったダノは、ハルに背を向けました。

 

ハルは後ろからダノを抱きしめました。

君を失うのが怖い、怖いんだ、ダノ・・・。そう言って泣きました。

ダノもこらえ切れずに泣きました。声を出さずに。

 

なのに、ダノはハルを励ましました。終わった話は気にしないでと。

手術をするかどうかも分からないし、今までも何度も難しい手術を乗り越えて来たし、こんなタイミングで作者が私を死なせる筈はないとね。

そして、望みはステージが始まるまで、ハルと一緒にいることだと。

 

それが空元気だと、ハルは知りました。

別れて一人になった時、ダノは泣きながら作者に頼んでいました。

どうか・・・どうか、もう少しだけ生きさせて・・・と。

ハルはそれを見て泣きました。

泣けた・・・

 

ダノの手術日が決まりました。

ハルはドファからそれを聞きました。

ステージを変えたい・・・とハルがドファに言いました。

 

ドファが何やらこそこそと動いているのを見たギョンは、またハルと一緒にステージを変えるつもりだと察しました。

だったら、『秘密』を読んで何をしようとしているのか、知ろうと思いました。

図書室で『秘密』を探すギョン。

でも、見つかりません。

 

探し回っている時、偶然ギョンは見つけました。

ハルが描いたダノの絵が貼ってあるあの空間を。そして、そこの壁にブラックホールのような穴が開いているのも。

穴の中に、『凌霄花』のシーンが見えました。

ハルがダノと一緒に逃げようと言ってるシーンです。そして、ギョンがハルのダノへの想いを知るシーン。ダノが死ぬシーン・・・。

 

なんか・・・どんどん切ない展開になって来ました。

思った以上に泣けます。


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