まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『自白』8話まで

2021-01-12 21:54:40 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

4人は、ドヒョンの事務所で話を突き合わせました。

お互いの持ってる情報を共有した結果、全てが繋がっているのかもしれないと言う仮説が立ちました。

 

翌日、グムスクは息子の携帯の通話履歴をドヒョンとチュノに見せました。

“ソラ”と言う履歴に、ドヒョンとチュノは呆れたように言いました。キム・ソ二の源氏名だと。

こんなところで繋がるとは、ドヒョンたちも思ってもみなかったでしょう。

ドヒョンは決心して、グムスクとユリに壁の相関図を見せました。

グムスクは、ヤン部長検事までもが関係者の一人だと言う事に衝撃を受けました。

 

グムスクとユリも捜査に加わりたいと言いました。

一人じゃ無理だとユリは言いました。

危険なので、協力してもらうことに躊躇したドヒョン。

でも、ユリもグムスクも父親や息子の死に関わる事だけに、傍観することは出来ませんでした。

ただ、困難な捜査になることは、容易に想像出来ました。

 

手分けして捜査開始です。

 

ユリとグムスクは、チョ看護師とチョ・ギタクが写っている写真から調べを始めました。

ヤン部長検事から、グムスクに連絡が入りました。

ノ・ソンフの交通事故に疑問を抱いている記者と会いたいと言うのです。

グムスクは、慎重に断りました。もうヤン部長検事の協力はいらないと。

 

ドヒョンたちが、ドヒョン父の事件の舞台となった料亭にまで調査の手を伸ばしたということは、あっという間にオ会長の耳にまで届きました。

オ会長は、ファン秘書に怒りをぶつけました。何としてもドヒョン父が持つ報告書を見つけだして、ドヒョンたち邪魔者を始末しろと言ったのです。

オ会長にしてもファン秘書にしても、元軍関係者のようですね。

軍隊での上下関係が、今でも続いているようです。

ファン秘書は、チョ・ギタクに連絡を取りました。

出番だと。

怖いわ・・・

 

ジョングはドヒョンに聞かれ、答えました。

「チョ・ギタクほど凶暴な男はいない。」

懲罰房に入ったのは、人を2時間もの間暴行し続け、殺してしまったからでした。

それを、ジョングは目の前で見させられたのです。精神がオカシクなっても不思議はありません。

その時のことを思い出すだけで、ジョングはパニックになってしまうほどです。

 

その帰り、ドヒョンはホ・ジェマンと会いました。なんと、ジョングの入ってる刑務所の刑務官だったのです。

あの柔らかな笑顔が、この時ばかりは不気味に感じました。

絶対に、彼がチョ・ギタクだわ

 

チョ看護師と家族のように親しくしていたと言っていたホ・ジェマン。

だから、ドヒョンはチョ・ギタクについて聞いたのです。知っているか、連絡を取っているかと。

ホ・ジェマンは、勿論、知ってはいますが、長い間連絡を取っていないと答えました。

そして、何故ギタクを探しているのかと、反対に聞きました。

「どうしても会いたい理由があるんです。」

と、ドヒョン。

ドヒョンはホ・ジェマンに何か引っかかるものを感じていました。

 

ユリとグムスクは、チョ看護師とチョ・ギタクの写真の撮影場所を特定することが出来ました。

地方の施設でした。

 

チュノは、キム・ソ二の元恋人に会いに行きました。

元恋人は、お金に困っていたキム・ソ二が、TVのニュースを見ながら、お金を稼ぐ方法を思いついたような事を言っていたと証言。

詳細は聞かせてくれなかったが、その数日後、事件が起こったと。

 

ドヒョンの事務所にホ・ジュマンが現れました。

危害を加えるのではなく、脅しのためでした。

例の相関図を見つけました。

そして、ドヒョンが帰宅する直前、逃走しました。

残されていたのは、机に突き立てられたナイフだけ。

 

ドヒョンとチュノは危険を察し、ユリとグムスクに動くのを止めるよう言いました。

2人は納得し、裏でドヒョンたちを支えると言いました。

 

ここで、もう一人大物登場です。

オ会長の上の人物が現れました。

ある財団の理事長でチュ・ミョングンと言う人物です。

オ会長も頭が上がりません。

 

ジョングの前にチョ・ギタクが現れました。刑務官として。

まさか、ここにいるとは思ってもみなかったジョング。恐怖に震えました。

ジョングがドヒョンと接見している時の話も、聞かれてしまってました。

筒抜けなんです。

 

ドヒョンとチュノは、ユリたちが突き止めた施設に行きました。

何しろ、20年も昔の事ゆえ、ギタクに関する情報は得られません。

でもね、そこの名簿でホ・ジェマンの名を見つけたのです。

園長は、ホ・ジェマンはある日突然失踪して、結局見つかっていないと言いました。

ホ・ジュマンには大きな火傷の痕があるとも。

でも、ドヒョンたちが知ってるホ・ジェマンには、そんな傷跡、ありません。

チョ・ギタクがホ・ジェマンに扮しているのかと、チュノ。

その瞬間、ドヒョンは気づきました。ジョングが危ないと。

2人はジョングのいる刑務所に猛スピードで引き返しました。

 

でもね、遅かった・・・。

ジョングは刑務官の隙をついて、公衆電話まで走りました。

そして、ドヒョンに電話をかけたのです。

生憎その時、ドヒョンは携帯を車の中に置きっぱなしでね。出られなかったのです。

留守番電話にジョングは伝言を残しました。チョ・ギタクがここにいると。

そこまで言った時、ホ・ジェマンが駆け付けて来て、ジョングの首を絞めたーっ

 

ジョングは自殺に見せかけて殺されてしまいそうです。

ドヒョン、間に合う


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『自白』7話まで

2021-01-12 15:07:23 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ノ・ソンフ検事は、グムスクの息子でした。

ユリは、ここに来た理由を話しました。

そして、ソンフの事故死に疑惑があるということも。

勿論、グムスクはすぐに信じられることではありませんでした。

が、ユリ父とノ・ソンフが会う約束をした日と言うのが、ソンフが事故死した前日だと聞いて、ユリの指摘は間違っていないように感じました。

息子の遺品を出して見ると、携帯がありました。

すぐに中のデータを復元してもらいました。

 

チョ・ギタクはチョ看護師の兄でした。

チョ看護師の身上書には書かれていませんでしたが。

チャンヒョン洞事件で容疑者となったことは勿論チョ看護師は知っていました。が、それ以来、忘れていたと言いました。音信不通だとか。

それ以外に、チョ・ギタクの情報は一切手に入りませんでした。警察の情報データにもありません。

 

チョ看護師の部屋を調べましたが、あまりにも綺麗に片付いていて、何の手掛かりも得られないかと思いました。

でもそれが、却ってドヒョンとチュノの疑惑を生みました。

1か月以上留守にしている部屋に、埃一つ無かったからです。

そして、アルバムの写真は、チョ看護師以外、男性の写ってるものはありませんでした。剥がした痕があります。

でもね、一枚見落とされていました。

半分に折って貼られていた写真があったのです。

幼いチョ看護師と少年が写っていました。チョ・ギタクの可能性大です。

 

ドヒョンはユリに協力してもらい、少年の写真から現在の顔を予想する仕組みを使って、チョ・ギタクの現在の顔を作ってもらいました。

 

グムスクは、息子の携帯のデータの復元によって、通信履歴を手に入れました。

最後に通話したのは、ヤン部長検事でした。

その前に通話したのは、『ソラ』と登録された番号。

グムスクは、『ソラ』に電話してみました。でも、ソラと言う名前の人ではなく、ノ・ソンフと言う名前も知らないと言われてしまいました。

で、ヤン部長検事に連絡をしました。息子の事故について聞きたいことがあると。

 

直接ヤン部長検事に会い、グムスクはソンフの事故の記録を見せてほしいと頼みました。

今になって何故?とヤン部長検事。

事故の前に息子に何か変わったことは無かったかとグムスクが聞きました。

でも、特に何もと言われてしまいました。

グムスクは言わなくても良いことを話してしまいました。

知り合いの記者がソンフの事故に疑惑があると言っているということ、そして『ソラ』にソンフが電話していたと。

『ソラ』と言う名前が出た途端、ヤン部長検事は大きく動揺しました。

彼がすぐに連絡したのは、オ会長の秘書ファン・ギョシク。

 

ヤン部長検事から事の次第を聞いたファン秘書も、動揺しました。

彼らにとって、ノ・ソンフ検事が『ソラ』について知っていた事が脅威だったようです。

オ会長に報告しましたが、自分の手を煩わせるなと、一括されてしまいました。

危険だわグムスクとユリが

 

グムスクは事故の資料を見て、驚きました。

事故の相手の体から、簡単には手に入らない鎮痛剤のような薬が検出されていたからです。

その人も亡くなっていたので、当時の勤務先の同僚から話を聞きました。

真面目で飲酒運転など絶対にしない人物だったようです。

疑惑は膨らんで行きました。

 

チュノも有力な情報を得ていました。

ソ刑事から、チャンヒョン洞事件の時、チョ・ギタクのアリバイについて軍から送られてきたファックスを調べてみたようです。

通常書かれる部隊名が無いのを不審に思い、ファックス番号を調べてみると、送信元は韓国軍機務司司令部だと判明。

なんと、ドヒョン父を含めて事件の関係者全てが機務司所属だったのです。

 

ドヒョンはジョングを揺さぶる事にしました。

ジョングを陥れようとしたのは、チョ・ギタクの可能性が高いとドヒョンが言うと、ジョングは激高しました。

今回のキム・ソ二だけじゃなく、10年前のチャンヒョン洞事件の犯人でもあるかもしれないとドヒョンが言うと、ジョングは思い出しました。

当時、ジョングはやはり運転兵としてチョ・ギタクを乗せていたことを。そしてある夜、手に血をつけて戻ってきたことも。

ジョング、確信しました。

 

ジョングは、キム・ソ二が誰か思い出したと言いました。

なんと、ドヒョン父の事件が起こった料亭で働いていたのです。

そして、キム・ソ二がその料亭では『ソラ』と言う源氏名で呼ばれていたこともすぐに判明しました。

ソラ

 

ユリとグムスクは、ノ・ソンフの事故死した現場を訪れていました。

そこは、相手の加害者の通常通るルートとは全く違う場所でした。通る理由が分かりません。

呆然と事故現場に立ち尽くすグムスクでした。

 

その頃、ドヒョンとチュノもその場所に向かっていました。偶然です。

ドヒョンは辺りの風景に見覚えがあるような気がしました。

その時、急に胸が苦しくなってきたのです。

意識も朦朧としてきました。

事故を起こしそうになったのを、チュノが必死にハンドルを切って防ぎました。

 

急停車したドヒョンの車の窓を誰かが叩きました。グムスクです。

ここで、4人が揃いました。

別々にそれぞれの事件を追っていたら、この場所で交わったのです。


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『自白』6話まで

2021-01-12 11:33:11 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

チュノがドヒョンの胸倉を掴んでにらみ合っているところにグムスクがやって来ました。

何をしてるんですか・・・と言うグムスクの声で、チュノは手を離しました。

そしてそのまま事務所を出て行きました。

その直後、ドヒョンが倒れました。

 

グムスクは、慣れた手つきでドヒョンの容体をチェック。

救急車の中でも、的確に搬送先の病院に指示しました。

なんと、グムスクは医師だったのです。それも、ドヒョンの主治医の先輩だったようです。

あの様子では、ドヒョンの移植手術をしたのも、グムスクかも。

グムスクの素早い処置によって、ドヒョンは大した事にはならず、すぐに意識を取り戻し、回復し始めました。

 

その頃、事務所に手帳を忘れた事に気づいたチュノが引き返していました。

事務所は当然、無人。

ドアも開けっ放しでした。

チュノは手帳を持って出て行こうとしたのですが、その時、奥の部屋の壁に何かあるのを見つけました。

ドヒョンが描いた父の事件の関係者一覧表が表れました。

チュノ、それを見て、ドヒョンの強い意志を知りました。

 

チュノはドヒョン父の事件で通報によって駆け付けた最初の刑事でした。

料亭で一人の軍人が倒れていて、ドヒョン父が銃を出し、自分がしたとすぐに言い、その場で逮捕となったのです。

目撃者がいました。オ会長です。

 

一方、ユリはチョ看護師の話を聞いて、父の死に初めて疑問を感じていました。

チョ看護師は当時担当看護師だった自分に、誰も何も聞かなかったと言いました。突然死を目の前にして、担当看護師に何も事情を聞かないと言う事は、やはり不自然です。

父の遺品を調べてみました。

遺体を解剖すると思っていたのに、親戚の者から説得され、断念したことを思い出しました。

鍵が出て来ました。

自宅金庫の物でした。

金庫の中に入っていたのは、手帳。

記者としての記録が記されていました。

父が亡くなる少し前の記録がありました。

『大統領府を動かす者たちの正体は?』とありました。

 

チュノはドヒョン父に面会を求めました。

でも、息子すら面会を拒否されていると聞き、諦めました。

ドヒョンに連絡すると、電話に出たのはグムスク。ドヒョンが倒れたと聞かされ、病院に急ぎました。

事務所の壁の資料を見たと言いました。

そして、ドヒョン父の事件当時の状況を説明しました。

「あの時、もう少し捜査を続けていたら、何か変わっていましたか?」

と、ドヒョンが聞きました。

捜査してないからわからないとチュノ。

怠慢だとドヒョン。

「捜査は正常に行われたし、外部の圧力があったなら、俺は捜査を続けていた。」

と、チュノはきっぱり言いました。

ドヒョンも、チュノならそうだろうと思ったでしょう。やはり父は有罪なのかと思ったかも。

 

ドヒョン父が息子にすら会おうとしないのは、オ会長との約束ゆえでした。

何らかの契約の条件だったようです。

お互い、約束を永遠に守ろうと。

ドヒョン父は、必ず守るときっぱり言いました。

「ただ、私と息子に何かあれば、報告書が公開される手はずです。私たちを守るための保険をかけました。」

流石、ドヒョン父。抜かりないです。相手を信用しているわけではないようですね。

 

ドヒョンはチュノにジョングの弁護を引き受けた理由を話しました。

ジョングとキム・ソ二が父の裁判に来ていたからだと。何か関係があるに違いないと。

「僕にとっては唯一の糸口です。」

 

ユリは先輩記者に父の手帳を見せました。

先輩記者の話では、当時大統領府の闇の勢力をユリ父が暴こうとしている言う噂があったとか。本人は否定していたそうですが。

大統領府に派遣されていた警察官が闇の勢力の正体と悪事を暴露する文書を作成し、流出させたという噂もあったようです。

その警察官は後に自殺していました。ユン・チョルミンと言う名前です。

その名前が父の手帳にありました。会う約束をしていたのです。

もう一人会う約束をしていた人がいました。ノ・ソンフと言う人物です。調べてみると、腐敗防止課の検事で、交通事故で亡くなっていました。

父の死ぬ直前に2人の人物が死んでいました。父と合わせると、3人が相次いで死んでいるのです。その直前に3人が会っているのは確かです。

何かあるとユリは確信しました。

遺族が何か知っているかもしれないと、ユリは思いました。

 

チュノは、またドヒョン父に面会を求めました。

今度は、ドヒョンの事を持ち出してみました。病院に担ぎ込まれたと。

ドヒョン父、すぐに現れました。

大したことは無いと、今は回復していると言うと、本当にほっとした表情を見せました。

ドヒョン父はチュノの事を覚えていました。

ジョングとキム・ソ二の事を聞きましたが、知らないと言うだけ。取り付く島もありません。

いったい、事件の真相は?とチュノが聞くと、ドヒョン父が無表情に言いました。

「今の自分の状況が真実です。」

 

チュノが父に会ったと言うと、ドヒョンは驚きました。

10年ぶりなんです。父のことが分かったのは。

「感謝します。」

と、チュノに言いました。泣きそうでした、こちらが。

 

「一緒にチャンヒョン洞事件を調べよう。」

と、チュノが言いました。キム・ソ二事件と同一犯だと確信しているからだと。

確実な証拠は何もありません。でも、同一犯だと言う事が証明されれば、ドヒョン父の事件とのつながりも見つかるだろうとチュノは言いました。

躊躇したドヒョンですが、決めました。一緒に調べようと。

 

チャンヒョン洞事件には容疑者が2人いました。

チョ・ギタクと言う軍人と、カン・サンフンと言う違法ドラッグの常習者です。

 

カン・サンフンは、彼らを見て逃げ出しました。

病み上がりのドヒョンではなく、年配のチュノが追いかけ、捕まえました。

カン・サンフンは無実を必死に叫びました。

でもね、もう一人の容疑者の名前を知っていたのです。懲罰房にいたと言うアリバイまで。

それ以上何も話さないので、2人は一旦帰ろうとしました。

が、ドヒョンの指摘で、もっと何かを知ってる可能性があると気付き、引き返したのですが、既に遅かった。カン・ソンフンは瀕死の状態でした。

初対面の人物にやられたときれぎれに言いました。

そして、10年前の事件の夜、チョ・ギタクを見たと言ったのです。

そのまま死んでしまいました。

 

2人の様子を見つめる何者かがいます。

 

ユリは、ノ・サンフの実家を訪ねて行きました。

大きな屋敷です。

そこに、車が。

降りて来たのは、なんと、グムスク。

 

チュノとドヒョンはチョ・ギタクの住所に向かいました。

今もそこに住んでいるかは不明です。

留守でした。

郵便受けを調べると、そこで見つけたのです。チョ看護師名義の公共料金の領収書を。

どーゆーこと


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『偶然見つけたハル』TV放送版 8話まで

2021-01-12 00:20:35 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ハルは壁に貼ってあるダノの絵を見ました。

あの赤い花が落ちていました。

でも、意味が分かりません。

 

ダノはハルと会うたびに、期待してしまいます。

自分の事を思い出してくれたかどうか・・・。

その度にがっくりしてしまうのですが。

期待してはいけない、ストーリーを変えてはいけないと自分に言い聞かせるのですが、まだまだうまく行きません。

 

ドファがギョンに言いました。

悔しくないのかと。

作家が決めたギョンの設定は、ダノの気持ちを利用する役です。変えたくないのかと。

ギョンはステージとシャドゥを割り切って考えていました。ステージでは作家の決めたストーリーを演じ、シャドゥで鬱憤を晴らすように本音を吐いて・・・。誰も覚えていないわけだし。

でも、ハルの存在は、ギョンのそんな気持ちに変化を与えていました。

ダノへの想いを誤魔化して来たように見えます、ギョンは。

父親の都合で勝手に決められた婚約者と言う役割だからと、覚め切った態度でいましたが、本当はダノの事は心の奥底にずっと置いてきたんだと思います。

プライドが邪魔して、それを素直に表現できなかったんだろうし、ギョン自身もそれが愛情だとは気づいてなかったのかもしれません。

でも今、ダノは真っ直ぐにハルだけを見ています。

本当のダノはギョンではなく、ハルを求めているのです。

嫉妬が生まれても不思議ではありません。

作家の設定どおり、ダノはステージでもシャドゥでも自分の傍にいるのが当然だと思ったのでしょうね。

 

ダノはいつもハルに目が行ってしまいます。

その視線をハルも気づいています。気になって仕方がありません。

で、つい、ダノが困っていると手助けしてしまうのですが、その親切がダノを余計に苦しめてしまう結果となっています。

優しくされると、ハルがまた自分を思い出してくれたのかと、儚い期待を抱いてしまうから。そしてそれが間違いだと分かってしまうから。

 

ナムジュが校内放送でジュダとの交際を発表しちゃいました。

ジュダ自身がイマイチナムジュの気持ちを信じられないでいるということもあるし、周囲がジュダを虐めるのも続いているし・・・。

でも、このカップルもこの先順調にいくとは思えません。

ナムジュ母が、ジュダを嫌っていますからね。

 

この交際宣言のセリフが、以前、ナムジュの誕生パーティでギョンが宣言した時と同じでした。

タイミングが変わったとしても、ストーリーの本筋は変わらないということです。

それでも変えたいのなら、手伝ってやると、ギョンがダノに言いました。

でも、ステージで自分勝手に動けるのはハルしかいないから無理だとダノは言いました。

そうだっけ・・・ 細かい事、忘れてしまってます

 

ハルは、夢を見ました。

時代はずっと前のようです。

そこで、ハルはダノそっくりな少女と出会っていました。

踏み台から落ちそうになった少女を背中で受け止めて助けてあげました。

それと同じことが、図書室で起こりました。

ますますハルはダノの事が気になり始めました。

 

ギョンはダノに本当に優しくなりました。

ダノも、ギョンだけがシャドゥの自分・・・本当の自分を知っているので、気が楽になりました。幼馴染でもあるので、昔の事も覚えてくれていますし。

「全部覚えてる。漫画の中のお前も、外のお前も。」

と、ギョン。

「ありがとう。あなたがいなかったら本当に辛かったと思う。もう忘れる努力をするわ。」

と、ダノは明るく言いました。

 

ハルはまた夢を見ました。

あの少女が露店で花の飾りのついたノリゲを選んでいるのを見かけました。

その花が“凌霄花”。あの赤い花でした。

どんな困難があっても、待ちますという意味があるんだとか。

目を覚ました時、ハルはギョンのカバンにその花のキーホルダーが付けられているのに気が付きました。ダノがステージで渡したものです。

 

ステージでギョンへのプレゼントをハルに選んでもらったダノ。

作家の意図とは言え、辛いシーンでした。

帰り道、シャドゥに移行しました。

ギョンを本当に好きなんだな・・・とハルが言いました。

「決まってるから嫌でも従うの。」

と、ダノ。

「決まってるのが嫌なら、変えればいい。」

と、ハル。

でも、ダノは二度と変えないと決心していました。もう、ハルを失いたくないから。

俺?とハル。

「そう。でも、あなたじゃない。」

ハルは、ダノの言葉の意味が理解出来ません。

 

ギョンが図書室で『凌霄花』を見つけました。

パラパラとめくると、ダノにそっくりな登場人物が描かれているのに気が付きました。

“???”と戸惑っていると、ミチェがやってきて、その本を奪い取りました。

どういうことだとギョンが聞いても、ミチェは何も答えませんでした。

そして、その本を焼いたのです。

 

ハルに自我が生まれました。

ダノのシャドゥでの言葉を覚えていたのです。

“ハルだけど、ハルじゃない”と言う言葉を。

なのに、ダノの事だけ覚えていないのです。

ダノは、いっそそれでよかったとハルに言いました。ストーリーを変えるつもりはないから。

ハルは、ますます混乱していました。

 

ダノはステージとシャドゥの行き来で気持ちをすり減らしていました。

作家の意図通りにしようと努力しています。

でも、シャドゥになったら、張り詰めた気持ちが緩み、どうしようもなく辛くなるのです。

ギョンはそんなダノを切なげに見つめています。

「俺とのシーンにほんの一瞬でも本当のお前はいないのか?俺が覚えてる病院の小さな子、ダノは本物なのか、偽物なのか?」

と、ダノに問いました。

私にも分からない・・・とダノ。

「でも確かなのは、これから描かれるシーンの私は“作家の意図”。」

ギョンは呆然とダノを見送りました。

ダノがあまりにも真っ直ぐ過ぎて、正直過ぎて、ギョンが可哀想になって来ました。

 

ダノは町にふらふらと出て行きました。

周囲を歩く人たちもエキストラです。皆作家の意図通りに動いているだけです。

何も知らずに単なるエキストラのダノとして生きていた方が良かったと思ったのかもしれません。

その時、声が。

「僕は名も無い13番だった。」

ハルです。

ハルの記憶が戻りました。

「今度は僕が君の話を変える。」

ハルの左手に傷が出来ていました。それを見て、ダノはハルが戻ってきたと知りました。

「ウン・ダノ。僕はここにいるよ。もうどこにも行かない。」

そっとダノを抱きしめました。


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