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どうしてもオクナムと二人で出かけたいイヒョン。
グムが来てるのを分かっているのに、車をスタートさせましたよ
お子ちゃまなんだから、まったく・・・
でも、グムも負けてません。
しっかりショートカットして、先回りし、追いつきました。
3人でケリョンに向かったものの。
やっぱり山道で迷ってしまうんです。
同じところをぐるぐる回るだけで、全然到着できません。
挙句の果てに、車を降りて歩く羽目になってしまいました。
携帯の電波も届かず、グムの携帯は、オクナムが忘れて来ちゃうし。
とにかく、暗くなってくるし、遭難しそうな雰囲気になってしまいましてね。
そんな時、イヒョンはまたあの鹿の幻影を見てしまいました。
鹿はイヒョンに言いました。
“私はあなたよ”
えやっぱり巨門星イジがイヒョンなのじゃぁ、オクナムの夫じゃないよね
火を操るイジのせいか、イヒョンは最近やけに暑がりますよね。
鹿から逃れようとして、イヒョンは転んで足を挫いてしまいました。
グムが背負って山を下りようとしましたが、やっぱりそれには無理があるというモノ。
なにせ、イヒョンとグムは仕事の後と言う事で、スーツに革靴ですからね。
グム一人山を下りて、いろいろと手筈を整えて来ると言う事になりました。
オクナムも行って・・・とイヒョンが言ったのですが、オクナムは残ると言い張りました。
グムは寂しそうに背を向け歩き出しました。
その時、オクナムが声をかけました。
「道が険しいから気を付けて。」
少し行った時、グムはふいにオクナムの声を聞いた気がしました。
“旦那様、雪が降って滑りやすいので、どうかお気をつけて”
それに、自分を見送るオクナムの笑顔、自分が巻いていたマフラーを首にかけてくれる様子も、頭に浮かんだのです。
えーっグムがオクナムの探していた夫なの
グムの前にも、あの鹿が現れました。
グムはその鹿に見覚えがありました。
でも、鹿はグムから逃げるように山の奥に走って行ってしまいました。
グムの帰りが遅いので、オクナムは心配になって来ました。
夫のように、何かあって、帰れなくなっているんじゃないかと。
「僕があなたの羽衣を持っていたらいいのに。」
と、イヒョンが言いました。そして、決心したように言いました。
「どうすれば僕の傍にいてくれますか?どうすれば、あなたを失わずに済みますか?あなたが来てくれたのに、僕は不安なんです。」
イヒョンがkissしました。
そこに、グムが戻って来ちゃったーっ