まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『天気が良ければ訪ねて行きます』14話まで

2021-01-01 15:32:56 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヘウォンは初めてミョンヨの病について知りました。

薬局の人が、頭痛が酷い筈だと言っていたのが、本当だったと知りました。ミョンヨ本人も頭痛がするのを認めてはいましたが、嘘っぽい言い方をしていたので、ヘウォンは大ごとだとはとらえてなかったのです。

緑内障が進んでいて、もう既に右目視力は殆ど無いと医師は言いました。

かなりひどい痛みがあった筈なのに、病院で治療をしていなかったなんて・・・と呆れられました。

ヘウォンは、母ミョンジュに連絡しました。

いつものような淡々とした受け答えに、ヘウォンは呆れてしまいました。

 

2月になると、この地域では餅つき大会が開かれます。

春が近づいていると気付かされる行事です。

これがねぇ、杵で付くのは同じなんですが、餅を置いているのがなんと、板

臼じゃないんです。

ちょいとびっくり

 

老いも若きも交じって共同作業をします。

作業をしながら、井戸端会議をする主婦たち。

ジャンウがお見合いしたのも、既に皆に知られてます。この町では、家庭内の秘密なんて無いも同然みたい。

ジャンウのお見合いの話に、自分でも意外なほどに動揺したのはウンシル。

元々、ジャンウがウンシルを好きなのは傍から見るとバレバレの状況。

でも、ウンシルの動揺を見たら、ウンシルもジャンウを好きなのかもね。これまで意識していなかっただけで。

 

ミョンヨは治療を拒んで勝手に退院してしまいました。

自宅に戻ると、ミョンジュが待っていました。

 

ミョンジュは、ミョンヨの右目を見て泣き出しました。

全力で生きろと言ったでしょ・・・とミョンジュ。

「そんなことできるわけないでしょ。」

と、ミョンヨ。

ミョンヨはずっと罪の意識に苛まれて来ました。罪を償う機会をミョンジュに奪われてしまったことによって。

消える筈ないのです、あの日の記憶は。

 

2人が言い争っているところに、ヘウォンが帰宅しました。

言葉を止めて、何とかその場を取り繕いました。

 

ヘウォンは、ミョンヨを説得して治療を受けさせてくれと、母に頼みました。

でも、ミョンジュは何も答えませんでした。

この世の全てを経験したいと夢を語っていたミョンヨ。そんな妹を自分のせいで壊してしまったとミョンジュは思っていました。

だから自分が罪を被るのは当然だと。

でも、今、その行動は間違っていたのかもしれないと、思い始めたのかも。

 

フィがジェインと言う女子生徒に殴られました。

フィが片思いしてるヨンスの彼女だと自認してて、このところフィがヨンスと関わっているのがムカついたのです。

でもね、泣き寝入りするフィじゃありません。

そうと分かったら、殴られたままにはしていられません。で、反撃したってわけ。

結局、母とウンソプが学校に呼ばれる羽目になってしまいました。

 

ヘウォンは、ミョンヨと母の言動が理解出来ないと、ウンソプにぼやきました。

「もしかしたら、時間が解決してくれるのかも。」

と、ウンソプが言いました。

冬が過ぎて春が来るように・・・。

 

春の気配がする・・・とウンソプが言うのを、ヘウォンは複雑な気分で聞きました。

春になったら、ヘウォンは去って行くとウンソプは考えているのを、日記で知ったからです。

ここを去る事になるのかどうか、ヘウォンにも分からないようです。

ただ、ウンソプが言うように、時が解決してくれるだろうと、感じています。

この作品のゆったりとした雰囲気は、この考えが根底にあるからだと思いました。

決してはっきりとした結論や結果を求めず、解決を急がず、自然に時の流れに任せていれば、落ち着くところに落ち着くという考え。

時と場合に寄るけど、現実の世界でも、こういう事は案外多いのかもしれません。勿論、はっきり、迅速に結論を出すべき事もありますが。

 

ミョンヨはチャ編集長に真実を告げました。メールで。

『噂は事実じゃない。実は私は一瞬たりとも人生を諦めたくなかった。自分に才能が無いと思ったことも、しょせんこの程度だと思ったこともない。自分が病気になったり年老いて醜くなると思ったことも一度も無かった。こんな風に孤独に、ただ死を待つかのように生涯を過ごすとは思ってもみなかった。それに私は一瞬たりともあなたと別れたくなかった』

チャ編集長は、メールを読むなり、駆け付けて来ました。

「一度抱きしめさせてくれ。」

そして、しっかりとミョンヨを抱きしめたのです。

俺も一瞬たりとも別れたくなかった・・・と。

 

「私が何をしたのか、ちゃんと読んだの?」

と、ミョンヨが聞きました。

・・・と言う事は、事実をありのままに小説に書いたということですね、ミョンヨは。

何が真実で何が創作か、決して聞かないと契約条項にあった・・・とチャ編集長。

意外に器が大きいのね・・・とミョンヨが言うと、

「だからお前を愛したんだ。」

と、チャ編集長は言いました。

大人の素敵な会話です。

 

ウンソプにミョンヨからメールが届きました。

添付されていたのはミョンヨの小説『シスターフィールドの迷路』の原稿。

ヘウォンに伝えるかどうかは、ウンソプに任せると。

ウンソプはミョンヨに返信しました。

ヘウォンに話したいと思っての事だとは思うが、状況を正確に把握していない自分が伝えるかどうかの判断は出来ないと。辛くても、直接話す方が良いと思う。原稿を渡すところまでは自分にもできるから。

沈黙の中でとても辛かったと思います。そして、ミョンヨさんがヘウォンを愛していると、僕は信じています・・・と。

 

ウンソプは、原稿をヘウォンに渡しました。

早く読んだ方が良いと思う・・・と言って。

 

ヘウォンは、いつにないウンソプの固い表情が気になりました。

 

原稿を読みました。

思ってもみなかったことがそこには書かれていました。

母ではなく、これまで唯一信じて頼りにしてきたミョンヨが父を殺した真犯人だったなんて・・・。

呆然としているところに、母ミョンジュが来ました。

 

ヘウォンは、母も叔母も信じられませんでした。

ミョンジュも、いつものように冷静ではいられず、どういえば良いのか、おろおろし、混乱してしまいました。

ヘウォンは、家を飛び出して行きました。

 

ミョンヨが帰宅した時、テーブルの上には原稿が。

ヘウォンが読んだと気付きました。

 

ヘウォンは呆然としたままバスに乗り、終点まで行きました。

そこに、ウンソプが駆け付けました。

誰が連絡したのか分かりません。

ウンソプの顔を見て、ヘウォンは泣き出しました。

ウンソプは上着を着せ掛け、そっと肩を抱き寄せました。


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『天気が良ければ訪ねて行きます』13話まで

2021-01-01 13:48:00 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ボヨンは、ウンソプをずっと想って来ました。

高校時代の小さなエピソードが重なって、想いが始まり、続いて来たのです。

でも、ウンソプはまったく気づかずにいました。

 

ずっと見つめていたボヨンは、ウンソプの心がヘウォンに向いていることにも、気づいていました。

そして今、ヘウォンもウンソプを想うようになっていると、気づいていました。

いつも自分は存在すら気づいてもらえないのに・・・と言う悔しさ、ヘウォンへの嫉妬もありました。

このまま一生脇役でいるのは耐えられないと思ったのでしょう。自分の想いに気づいてもらいたいと。おそらく、報われたいとまでは思っていなかったんじゃなりでしょうか。

ただ、ヘウォンに意地悪をしたいだけでしょうね。

 

電話をしても、ウンソプは気づきません。

で、書店の電話にかけました。

流石に出てくれましたね、ウンソプ。

ボヨンは、山の入り口にいるから迎えに来てほしいと言いました。

「私が行くわ。」

と、ヘウォンが言いました。2人で話したいことがあるの・・・と。

ヘウォンはボヨンの気持ちを察したのでしょう。

 

ボヨンは現れたのが、ウンソプではなく、ヘウォンだったことにショックを受けました。

「最後のチャンスだと思ったの。」

と、ボヨンは言いました。

私がどれほど努力したか分かる?でも、ダメだった。いくら頑張ってもダメだった・・・と。

「あなたが帰って来たから意地悪したくなったの。邪魔をしたくなった。」

ボヨンはヘウォンも邪魔をしたと思っていました。高校時代、自分がウンソプを好きなのを知ってて、敢えてウンソプに近づいたと。

でも、誤解でした。

ヘウォンはボヨンの好きな人がウンソプだとは聞いていなかったのですから。

 

ボヨン・・・一人で空回りしていただけだと気付きました。

 

ボヨンは町の人がヘウォンの母や家族について噂をするのを、耳にしました。

事件から10年以上経っているのに、やはり噂されるのです。

そうなった理由が自分かもしれないと、思ったのかもしれません。あれほど内緒にしてほしいとヘウォンが言っていたにもかかわらず、つい友人に話してしまった自分に・・・。

勿論、悪気があったわけではありません。

でも、結果として、ヘウォンの人生を変えてしまったのは事実でした。

友人のせいだとヘウォンに泣きつき、それを理解してくれないヘウォンにも責任があると思っていた自分。自分は被害者だと思って来ました。

でも、ヘウォンの立場に立って考えられなかった自分の責任でした。

 

チャ編集長は、ミョンヨのことが心配でした。

シン作家はチャ編集長の今カノなのかな?チャ編集長がミョンヨと関わることに嫉妬しています。

噂を聞かせました。

ミョンヨが義兄と不倫したことで、姉が義兄を殺す事件を起こしてしまったと。

ミョンヨはそれを事実だと言い、その噂を信じろとチャ編集長に言いました。それが別れた理由だと。

でもね、チャ編集長、信じられないのです。ミョンヨがそんなことをするなんて、考えられないのです。噂を事実だと言うミョンヨの考えも分かりません。

 

チャ編集長は、またミョンヨを訪ねました。

全部嘘だと言ってくれ・・・と言いました。

「信じたい物を信じればいい。何にせよ結果は変わらないから。」

と、ミョンヨは言いました。

そして、サングラスを外して、右目を見せました。

チャ編集長は、去って行くミョンヨの後姿を泣きながら見送りました。

昔のあだ名の通り、彼は今でも泣き虫です。

 

ある日、ヘウォンはウンソプのPCに入っている日記を見つけました。

で、読みました。

高校生で出会ったのではなく、もっと前に何度か会っていること、ウンソプの自分への想いの深さを知りました。

ウンソプは恥ずかしくてたまりませんでした。心の中の中まで見られた感じでしょうね。

 

ボヨンはヘウォンを呼び出しました。バスの中で話をしようと。

変わってるわね・・・とヘウォンは言いました。

あれから、ひねくれてしまった私の心について考えてみたの・・・とボヨン。

「私はあなたを憎んでた。たった一回のミスで私の話には耳を傾けてくれなかった。あの時から待つようになったの。あなたが私を許すチャンスがなくなること。あなたの方が悪い人になって周りの人たちが私に同情するようになること。」

あなたにとっては一つのミスでも、私にはアウトよ。私の人生最大の秘密を周りに言いふらしたでしょと、ヘウォン。あなたは一人に話しただけでしょうけど、私は・・・と。

「私が浅はかだった。ごめん。それでも私はたった一度のミスとしか思ってなかった。だからあなたを憎んだ。あなたは私が嫌いなだけでしょ。誰かを憎むためには、その人を好きにならないといけない。私はあなたが本当に好きだった。」

ボヨンは、そう言って次のバス停で降りて行きました。

 

ミョンヨが倒れました。

抱き起したヘウォンの声に反応して、ミョンヨが目を少し開けました。

ヘウォンはその時初めてミョンヨの濁った右目を見たのです。


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あけましておめでとうございますm(__)m

2021-01-01 11:54:18 | その他

昨晩の冷え込み&強風から一転、新年の朝は穏やかにきっぱりと晴れてます

少し風は強めではありますが、籠ってる身には、特に影響はありません。

 

皆さま、あけましておめでとうございます

 

豪雪の地域もあるとかで、こんな晴天、うしろめたさすら感じてしまいます。

 

娘は、自粛生活で初めてのおせちづくりに精を出したと、その成果を撮って送って寄こしました。

でも、子供たちは、伊達巻やかまぼこに集中し、ごまめや黒豆など、見向きもしないと早速ぼやいていました。

ま、そんなもんですよね。

お正月には派手ではなくても、いつもとは違うメニューが並ぶということを、意識の中に刷り込めれば幸いとしなくては・・・ね

 

息子には、小さな一人用のおせちを送りました。

今年も寂しい一人ぼっちの息子。

お正月の寂しさがいっそう身に沁みているのではと母親は心配してしまいます。

 

いつもとは違うお正月になりました。

こんなこともあったよね・・・と、後に懐かしむことが出来るよう、頑張って自粛生活続けます。

 

ブログも随分長く続けてきました。

さほどの成長が見られないのは、私の能力ゆえ。

それでも、たくさんの方が訪問してくださるようになり、本当に有難いやら恐縮するやら。

今年も、ご期待に副えるかどうか、怪しいものですが、自分なりに頑張って一日でも長く書いていきたいと思っています。

独断と偏見に満ちたレビュー、日記も、人生の記録として役に立っています。

ご興味が湧きましたら、是非、読んでください。

コメントも、お待ちしています。

今年も、引き続き、よろしくお願いいたします。


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