レビュー一覧は、こちらから。
行かなきゃ、帰らなきゃ・・・と意識が戻ったグムが呟きました。
そして、イヒョンの車を借りて(・・・事後承諾ですが)、ケリョンに向かって出発しました。
グムは、行先を聞かれて、“キョルプ”と答えました。それはケリョンの昔の呼び名でした。
イヒョンは、グムが勝手に車を使うと聞いて、連絡しましたが、グムは電話に出ません。
耳に入って無いのです。
で、同僚に聞くと、“キョルプに行った”と言います。
イヒョンはその名前を知りませんでした。
偶然会ったイ教授に聞くと、ケリョンだと言うじゃありませんか。オクナムの所だと気付きました。
で、グムの同僚の車を強引に借りて、イヒョンも出発しました。
グムはやっぱり山道で迷いました。いつもの場所です。
でもね、道しるべのような石を発見。オクナムと初めて会った時に見た道しるべでした。
そして、やっとあの滝のところに行きついたのです。
初めてオクナムを見た場所です。
その時、何故か上からタオルが落ちて来た
グムは一人で水浴びすることに。
そしたら、そこにオクナムが
自然に二人は抱き合いました。
来てくれてありがとう・・・とオクナムが言いました。
オクナムが家でコーヒーを淹れてくれました。
じっと見つめるグムの視線が、オクナムには何やら恥ずかしく感じました。
オクナムが話す夫のエピソードが、全てグムの事のように聞こえます。
「恋しかった。仙女さんも、このコーヒーも。」
と、グム。
オクナムも嬉しそうです。
2人とも、お互いのことを意識しまくりです。付き合い始めた恋人同士のようです。
「僕だと思います。」
と、グムが言いました。夫の生まれ変わりということです。
「初めて会った時から、恋しく思ってました。離れると胸が痛い。ずっと昔から抱いていた気持ちの様な気がします。不器用な僕にも分かります。仙女さんは僕の一番大事な人です。」
仙女さんと、もう離れません・・・。
オクナムは喜びがこみ上げてきたようです。
でも、まだ複雑な気持ちでした。確信が持てないのでしょうね。
イヒョンも、やはり山道で迷っていました。
車を降りると、あの石の道しるべがありました。
グムが辿った道を歩き始めたのですが、途中であの鹿を目撃。
で、その後を追いかけ、山の奥に。
すると、またも幻覚を見てしまうのです。
イヒョン自身が鹿でした。
その鹿を、ク先生が矢で狙っています。
鹿・・・イジが火を点けたせいで、山などの自然が焼けてしまったと、この山から追い払おうとしているのです。
イヒョンの頬すれすれに矢は飛んで来ました。
来るなと、イヒョンは怯えました。
霊も彼に迫って来ました。
皆、口々に巨門星の悪行を責めたてました。
イヒョンは大混乱を起こし、山を下りました。
そして、車を走らせたのです。一刻も早く、ここから逃げ出さなくてはと思っていました。
パニックを起こしそうでした。
その時、イ教授から電話がかかってきたのです。
取ろうとしたのですが、携帯を落としちゃって。
電話がつながりました。
でも、イ教授が聞いたのは、イヒョンの声ではなく、大きな物音でした。
事故です。
グムは食事を振舞われ、とてもゆったりした気持ちになっていました。
その時、部屋の隅に置かれていたチョムドルの卵から声が。
“父さん、僕チョムドルです、ご無沙汰してます”
なんと、卵が孵化し、中からユムシが
ユムシ・・・と思ったので、調べてみました。こちら。
正体を知る前は、可愛いと思いましたが、検索してみて、おお~っって感じ。
驚くグムに、イ教授から電話が入りました。
イヒョンに何かあったに違いないと、半ばパニックのように言うイ教授。
グムはすぐさま駆け出しました。裸足で。
車は大破し、炎上していました。
乗っていた人は、山の方に行ったと聞いたグムは、裸足のまま、後を追いました。
あんなに怪我してたのに、イヒョン
グムが駆けだした後、オクナムとチョムスンがチョムドルの孵化に気づきました。
チョムドル本人は、ユムシではなく、青龍だと言い張ってますが
そして、傍にいた父が卵に触ってくれたと。
オクナムは、やっとグムこそが夫だと気付いたのです。仙界では完璧な人だと思っていたけど、人間界で再会した時、とても不器用な人だと気付いた夫。
それはグムだったと。どうして気付かなかったのかと、オクナムは思いました。
こんなに符合する人なのに。