前回の記事は、こちらから。
ジンチョル、ここでも自分のアリバイ工作ですよ。シネを呼び出しました。そして、一定時間一緒に居るように命令したのです。
シネも、まさかそんな事に利用されてるとは思わないんで、不審に思いながらも、一緒に居たようです。
工場に付いたドンジュは、人影を見かけ工場の中に。
それは勿論ジンチョルの手下でして。ある部屋にドンジュを誘い込むと、外から鍵を絞めて閉じ込めてしまいました。その上で、部屋の外に火を放ったのです
ウリとヨンギュも工場に到着。ドンジュの車を見つけて、ヨンギュは建物の中にドンジュを探しに入って行きました。
ジュナも、すぐに到着し、ウリを締め出して、自分はドンジュとヨンギュを探しに行ったのです。
どうにかドンジュが閉じ込められてる部屋は判り、鍵を壊そうとしましたが、なかなか出来ません。
そのうち、天井から何かの火花が散って、ジュナの目の中にーっ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
苦しむジュナの上に火の子が散るのをヨンギュが庇った時、棚が倒れて来て二人の上に![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
ドンジュは、ジュナが壊してくれていたドアをぶち破ってどうにか脱出成功。
そして、3人で建物の外に向かったのです。そこには、ウリが呼んだ消防や救急が駆け付けてくれていました。
ドンジュは軽傷で済みましたが、ヨンギュは腕を骨折かな?
でも、ジュナの目が一番深刻でしたね。
知らせを聞いて、ドンジュ母が駆け付けて来ました。ジュナが…と聞くと、やっぱり母として過ごした時間は理屈抜きに彼女の身体に沁みついていたんですよ。もう、居ても経っても居られない状況になりました。
ドンジュを恨んでいたはずのジュナが、身を呈して救おうとしてくれた・・・というのも、兄としての自然な行動だったんでしょうね。
それが、ようやくドンジュ母にも分かったようです。
そして、シネにも・・・。今までジュナの存在は欲得の大切なアイテムでしかなかったのですが、母親としての感情がここでわき上がって来たって感じです。
ドンジュは、すぐ株主総会の会場に行きました。そこで、ジンチョルを見つけると、その場で彼のこれまでの罪を暴露しました。
株主の前で・・・。
ジンチョルは、濡れ衣だとか、嘘だとか言い繕おうとしましたが、もう、どうしようもありませんでした。ドンジュが例の結婚誓約書等をばらまいたからです。
ジンチョルは、この時点でジュナに財産を譲渡してしまってましたし、もう、会長の椅子に居座るのは無理な状況でした。
そして、とうとう警察がやって来たのです。
連行されるジンチョル。
会社のロビーに来た時、そこにはヨンギュがいました。
ミスクを殺した事、マルを苦しめた事を怒り、押し倒そうとしました。まぁ、刑事に止められましたけどね。
そのあとで、ヨンギュはジンチョルにお礼を言ったのです。
マルをここまで育ててくれてありがとうございました・・・と。
泣けた~っ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0210.gif)
やっぱね、ヨンギュの無垢な言動は、それなりに核心をついていたりして、思い当る人にとっては本当に痛いし、暴言よりずーっと堪えますな。
ジュナは、幸い失明することはありませんでした。
気がついた時、何も見えないのでパニックになったりしましたが、それも徐々に落ち着いたようです。
ドンジュ母は、そんなジュナの姿を見て、心から悲しんでましたね。自分を反省したようです。と言うより、罪悪感に苛まれた…って感じでしたね。手を取ったら、ジュナはドンジュ母だと分かったようで。手厳しく拒否したんです。そして、家族を求めたんですね。
夫ジンチョルとシネへの恨みから、ジュナの人生を狂わせてしまった事。それが如何に大変な事だったのかが、今更ながら分かったようです。
一人で、サイパンに行ってしまいました。
ドンジュは、怪我が治り、仕事に復帰。
ジュナも、家族が待つ家に帰りました。スンチョルの家族も加わっての食事。
シネとは、まだイマイチ打ち解けてないけど、時間の問題ですね。
ヨンギュがジュナが居なくなった後も毎日用意していたご飯。それを一口食べたジュナの嬉しそうな顔、それを見つめる皆の顔も本当に嬉しそうだった。
ジュナは、ウリの兄マルとして生きて行く事を決めたようです。気持ちの区切りをつけましたね。そうするしか無かったんだけどね。
ドンジュは、ただ一人母だけが立ち直れてないのを心配し、サイパンに行きました。
16年前、ドンジュの治療を兼ねてジュナと3人で生活していた家です。
罪悪感に苛まれ続ける母は、なかなか立ち直れません。
そこに、ジュナがやってきたのです。何も無かったかのように、ドンジュと過ごすジュナ。
ドンジュ母は、ジュナと顔を合わせられなかったのですが、ある日、やっと向き合う勇気が出たようですね。
「これからも、あなたの母親でいたい。ジュナ・・・マル・・・。」
ジュナの表情が一気に崩れました。
ジュナだって16年もの間愛情を与えてくれていたドンジュ母を憎み続けるなんて出来ませんよね。求め続けて来たわけですから・・・。
ジュナ・・・いえ、マルは医者に戻り、笑顔もステキな優しい先生になってます。
ドンジュとウリは結婚する予定です。
ハルモニは、認知症の症状も徐々に進み、日中はうつらうつらしてる事が多くなりました。
昔の事を夢に見てるようです。ここで明らかになったのが、ヨンギュを預かった経緯。やっぱり、なにがしかのお金持ちの家のおぼっちゃまだったようです。幼児の頃、育てるのが面倒になったか不安になったか判りませんが、とにかく、お金を払うから・・・とハルモニに預けられたらしいんですよ。
ハルモニは、そのお金でシネの学費を工面出来るから・・・とヨンギュを預かったんです。
それを聞いて、シネは、流石に母親の愛情を感じたようですね。
ヨンギュも、実はちゃぁんと自分が捨てられた子どもだと言う事を分かっていたようです。呼び方が違いましたもんね。
‘オンマ’と実母を呼び、ハルモニのことは‘オモニ’でしたもんね。
こういうところが、なんとも心憎い演出ですよね。
ハルモニは、そのまま亡くなってしまいました。
シネは、母も居なくなったから・・・と、アメリカに行こうとするのですが、マルがそれを遠回しに止めさせました。
チケットを取ってほしいと頼まれ、どうして自分が?・・・と言ったのです。
ジンチョルは、逮捕後、脳出血を起こし入院しています。手術が必要なんだけど、本人が望まないのです。
それでも、同意書にはドンジュがサインしたようです。
そして、言いました。
「母と自分とジュナには、あなたを許す時間が必要だ。だから、生きてください。」
ジンチョル、や~っと自分の罪を認識したようです。
でもまぁ、彼もドンジュ祖父の言動が無ければ、ここまで冷徹にならなかったかもしれないと思うんですけど・・・。
ドンジュ祖父も、孫に会社を継がせたいという欲望が強すぎた所為ですね。
ラストは、皆でピクニックに行ってるシーンです。
ドンジュ母も、シネも、スンチョル一家も、ミンスも、そして、ジュナ、ドンジュ、ウリ、ヨンギュ、も・・・。あ、そうそう、ミスクにそっくりなミスク二号も・・・。
突然の雨で、大きな木に雨宿りするんです。
皆が笑顔で、ハッピーエンドです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
久々の、ナムグン・ミンくんの魅力にどっぷりハマった作品でしたね。
終盤は、かなり泣かされました。主に、ジュナのシーンで・・・。
そうそう、ドンジュはたくさんの魚を飼ってるんですが、ジュナも一人暮らしを始めた時、魚を飼い始めるんです。でもね、それが一匹なんですよ。飼い主と同じです。それが、ラストには、何匹か増えてるんですよ。細かいところにも気を配ってる作品でしたね。
お勧め作品の一つです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fuki_osusume.gif)
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