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まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『あなたが眠っている間に(原題)』12話まで

2018-02-23 17:09:18 | 韓国ドラマのエトセトラ
あなたが寝てる間に 韓国ドラマOST(SBSドラマ)(2CD)
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Loen Entertainment

レビュー一覧は、こちらから。

 

解剖と同時に臓器移植を提案したジェチャンですが、物凄く後悔しました。

困難になることは目に見えているからです。

弱気になったジェチャンを、ホンジュが元気づけました。

臓器移植も成功して、犯人も有罪になるという夢を見た・・・と。何よりの自信となります。

でもね、本当は、そんな夢、見ていなかったのです、ホンジュ。嘘も方便ってことでしょうかね。

そして、ジェチャンも、それが嘘だと気づいていたようです。騙されたフリ・・・です。

 

解剖と臓器移植が同時に行われました。

 

ジェチャンは殺人でムン・テミンを起訴しました。

この罪状についても、検察の中で意見は別れました。

殺人罪では立証が難しいんだそうで。だから、傷害致死や暴行致死の方が良いと部長検事やイ検事は主張。

でも、ジェチャンはその意見を受け入れず、ソン検事もジェチャンの意見を推しました。

結局、殺人罪として起訴し、裁判が始まりました。

 

ジェチャンとユボムとの対決です。

1回目の公判で、ユボムは目撃者である幼稚園児の証言を信憑性に欠けると指摘しました。

しかし、それは唯一の目撃証言で、最も重要な証拠です。

何とかして、幼稚園児の証言を取ろうと思ったジェチャンは、ウタクに聞きました。どうやったのか?・・・と。

派出所では、ちゃんと証言してくれていたからです。

でも、裁判なんていう大人ばかりたくさんいて、おまけに皆が真剣な顔をしてる場じゃ、怖がってしまいますよね。

 

ウタクは、子供の水準に合わせた話し方で気持ちをほぐしたと言いました。

ま、ペットに対して使う、赤ちゃん言葉みたいなもんです。

ジェチャン・・・プライドが邪魔して、練習すら出来ません。

 

ホンジュは、裁縫箱を探してる時、母の机の中に、ずーっと探してた指輪の箱を見つけました。

ジェチャンからもらった指輪です。

何故か無くなってしまってて、ジェチャンにも言えないでいたのですが、実は母が隠し持っていたのです。

ここまでジェチャンとの事が反対なのかとホンジュはショックでした。

 

何故?とホンジュが聞きました。何故ジェチャンに冷たくするのかと。

ホンジュ母は、ジェチャンが嫌いなのではないのです。ジェチャンが昔会った少年だと知り、そのことでホンジュが苦しむのを見ていられないのです。

ホンジュは、父の死もジェチャンの負傷も自分の所為だと泣きました。

分かっていたのに止められなかった自分の所為だと。

今後も、自分を責め続けて苦しみから逃れられない娘を見てはいられないのです。心配なのです。

「母さん、本当に大丈夫。あの人がいるから楽しくて幸せなの。好きになってあげて。可愛がってあげて。」

涙をためてホンジュは言いました。

この二人の会話を、ジェチャンが聞いちゃった。

 

二回目の公判が始まり、幼稚園児への質問が行われました。

でも、怖がって萎縮し、何も答えられません。

ユボムは、そこを突きました。幼稚園児の証言に信憑性は無いと指摘したのです。

幼いんだから、無理は無いという空気に法廷は満たされました。

 

ジェチャン、意を決して赤ちゃん言葉と、思いっきりの笑顔で幼稚園児に話しかけました。気持ちをほぐして、少しずつ話しをさせました。

幼稚園児は、ジェチャンの問いかけに、楽しそうに答えました。

ジェチャンは、それと同時に、イ・ファン助教が携帯に録音した事件の瞬間の会話を流したのです。

全ての証言が、録音内容と一致しました。信憑性に疑いはありませんでした。

 

これで勝利は間違いないとジェチャンも傍聴していたイ検事、シン検事も思いました。

でもね、ユボムはそう簡単に引き下がる人間じゃありませんでした。

 

ソン検事は、ジェチャンと共に法廷に立つと申し出ました。

息子の為に命を差し出してくれたイ・ファン助教の無念を晴らすためにも、恩を返すためにも、どうしてもそうしたかったのです。

 

三回目の公判で、被害者の死因が特定されました。つまり、明らかな殺人だということが、解剖で分かったのです。

言いかかりだろうと、こじつけだろうと、法の盲点を突く主張で、攻めて来ました。

つまり、法律上の死は、心臓が止まる事を意味しているので、心臓を止めたのが被告人の行為なら、殺人となるが、今回は、止めたのは移殖手術の時の医師の手によってだ・・・と言ったのです。

「刑法上の死である心臓死は被告人ではなく、医師によるものだった。よて、被告人には死の責任は問えません。無罪を主張します。」

おいっ

 

「どういうことだ

と、傍聴席にいたイ・ファン助教の父が叫びました。

そんな主張、受け入れられる筈はありません。

騒いだので、法廷から外に出されようとしたので、傍にいたホンジュが付いて行きました。

ホンジュも、不安だったので、傍聴しに来ていたのです。

だけど、ホンジュは、黙って引き下がることはありませんでした。

「あんな話は馬鹿げてると検事が言ってくれます。納得できないのは当然です。父親なんだから。あの人に責任が無い?あの人が殴らなければ息子さんは今も元気で手術しなかった。でしょ?」

イ・ファン助教の父に話すような体を取りましたが、その言葉は、本当はジェチャンや裁判長に向けて発したものでした。

そして、ジェチャンはホンジュの言葉からヒントを貰い、最後の陳述をしたのです。

 

「今頃、被害者の父親は自責の念にかられているでしょう。自分が移殖に協力した所為で、犯人が無罪になった・・・と。人助けをしたのに…法は悪の味方だと。それではいけませんよね。被告人によって脳死状態になった被害者は、移殖に協力せずとも数日中に亡くなっていた。一般的な脳死です。臓器移植と言う過程が入れば、被告人の罪は消滅を?もし殴らなかったら、被害者は死亡することもなかった。責任の所在を調べるのは簡単です。一人ずつ外してみればいい。執刀医がいなくても被害者は死んでいた。でも、被告人を外したら?被告人の行為が無かったら、被害者は夢に向かって生きていた。混乱しないでください。死の責任は誰にあるのか、公正に判断してください。刑法上の死亡が心臓死だからと被告人を無罪にしたら、その決定には正義が存在しません。そして、7人に新たな生を与えた被害者や遺族の決定が被告人の益になってはいけない。それも正義とは言えないからです。」

 

同じ事を、ホンジュはイ・ファン助教の父に話していました。

満足そうでした。

ソン検事も、満足そうでした。

息子は元気に回復してきているけど、やはり提供してくれた人への恩をどう返せば良いのか、悩んでいたのでしょう。

ジェチャンを思いっきり抱きしめました。

ジェチャンは、意味が分からず、当惑してましたけど。

 

結局、ムン・テミンには懲役7年という判決が言い渡されました。

 

スンウォンの同級生にミョン・デグという生徒がいました。

父親が連続殺人犯で服役していると噂されて、仲間はずれにされていました。

最近、ジェチャンの活躍を耳にしたデグは、お前の兄さんは良い検事なんだな・・・とスンウォンに話した事がありました。

自分の父親を担当した検事は、酷い奴だったと言いました。

証拠をねつ造したり、様々な手を使って濡れ衣を着せたと。名前は言いませんでしたが、ユボムの事のようですね。

ある日、デグは、ジェチャンに、父に会ってくれと頼めないか?・・・とスンウォンに言いました。

突然の話に驚いたスンウォンは、迂闊に安請け合い出来ないと思ったのか、最近、裁判で忙しいみたいだ・・・とやんわり断ったのです。

デグも、しつこく頼むことはせず、聞かなかったことにしてくれと言いました。

 

デグはこの裁判を傍聴していました。

ジェチャンの言葉に感銘を受けたようです。

そして、ユボムと再会したのも、何か意味があると感じたかもしれません。

でもね、間に合いませんでした。

デグ父が、拘置所で自殺したのです。冤罪を訴える遺書を残して・・・。

 

ホンジュは裁判に行って良かったと思いました。

自分の勘違いに気付いたからです。

これまで、ホンジュは父の死もジェチャンの怪我も自分の所為だと思って苦しんで来ました。母が言うのも、そこです。

しかし、父もジェチャンも、ホンジュでは無い別の人間によって被害を受けたのだということです。ホンジュがその場に居ても居なくても起きた事なのです。

もう、自分を責めない・・・と。

母はほっとしました。

ホンジュが苦しまないと確信が持てるのなら、ジェチャンとのことを反対する理由はありませんでした。

 

ジェチャンとホンジュは約束通り、海に行きました。イ検事の車を借りて。

 

ウタクが隠してる事って、もしかしたら、色盲

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『あなたが眠っている間に(原題)』11話まで

2018-02-23 14:52:42 | 韓国ドラマのエトセトラ
あなたが寝てる間に 韓国ドラマOST(SBSドラマ)(2CD)
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ジェチャンは無事退院の日を迎えました。

ジェチャンとホンジュは、すっかり ま、公にしてはいませんけどね。ウタクは既に気づいています。

自宅でケアするのは、弟のスンウォンじゃ無理だろうってんで、ホンジュはウタクの時のように自分の家に連れて行きました。

ところが、ホンジュ母の様子がオカシイ・・・

この間まで、ウタクとジェチャンのどちらが婿に適してるかポイントを記録していたくらいなのに、手のひらを返したように冷たい態度なんです。

ホンジュは勿論すぐに気付きましたが、ジェチャンも気が付きました。

 

事件が起りました。

人気作家で大学教授でもあるムン・テミンが、自分の部下であるイ・ファン助教をエレベーターの昇降路に突き落としたのです。

最初は、酔って転落したと思われていました。

救急に運び込まれた時には、既に脳の損傷がひどくて自発呼吸も出来ない状況でした。脳死に陥ったのです。

ムン・テミンはほくそ笑みました。

でも、一つ気がかりなことがあったのです。

イ・ファン助教と争ってる現場を、誰かに見られた可能性があるのです。物音がした階段の踊り場に、幼稚園児の帽子が落ちていたので。

 

ムン・テミンが頼ったのは、殺人犯カン・テヒを釈放させる事ができた弁護士イ・ユボム。

上から目線で、全く何の反省も見せずに事情を説明したムン・テミン。

一応、有名人ですので、敬意を払って話しを聞いたユボムですが、あまりにも自分の立場を忘れたかのような態度にムカつきました。

で、分からせたのです。自分は犯罪者であり、このままでは人生が変わってしまうことを。そして、それを救ってくれるのは、ユボムだけだと言う事を。

強気に出たユボムに、一気に低姿勢になったムン・テミンでした。

 

イ・ファン助教は、臓器提供の意思表示をしていました。

医師から日程を聞かれたイ・ファン助教の父親は、言いました。明後日に・・・と。

その日は、本人の誕生日なのです。生まれた日に逝かせてやろうと思ったのでしょう。

 

ソン検事の一人息子チャノは慢性腎不全を患っていて、もう5年もの間透析をしていました。

が、最近は腎機能が低下して、残されているのは、腎臓移殖だけでした。

ソン検事は、病院で偶然会ったイ検事には打ち明けましたが、他の人には言わずにいました。余計な気を使わせたくないと考えたのでしょう。

生意気で頭の良いチャノと、入院中に顔見知りになったジェチャンですら、チャノがソン検事の息子だとは知らなかったのです。ただ、重い腎臓病だと言う事だけは知りました。目の前でチャノが倒れたからです。

 

病院の担当者から移殖が出来るかも知れないと言う報告を聞いたソン検事は喜びました。

長い間待った甲斐があると言うものです。でも、まだ、現実味を感じる事が出来ないでいました。

以前、ソン検事は、イ検事に話していました。

雨の日、前は特に何も思わなかったけど、今は、雨だと事故が多いから、もしかしたら、提供者が現れるかもしれないと考えてしまう・・・と。不謹慎なことではあるが、それが本当の気持ちだと。

 

ホンジュとウタクが夢を見ました。

復帰したジェチャンに、困難な選択を迫る事件が待っている夢です。

事件性のある被害者を、解剖したら7人の臓器の待機者は死ぬことになり、解剖せずに臓器提供したら、真犯人を逃してしまう・・・。

前者では待機者の怒りを買い、後者は被害者遺族の怒りを買う。

ジェチャンは、そのどちらを選択しても、検事としての仕事に行き詰まり、退職してしまうのです。

二人は悩みました。

ジェチャンに打ち明けるべきがどうかを。

 

でもね、偶然二人の姿を見つけたジェチャンが、その様子が気になって、こっそりと立ち聞きしちゃうんですね。

詳細は分からないけど、自分に関する良く無い夢をみたようだと察せられました。

 

ホンジュは、翌日仕事をさぼってジェチャンと出かけました。

草原かな?麦畑?

そこで出会ったのが、ノー天気なカップル。ユン・ギュンサンssiとイ・ソンギョンさんのカメオ出演シーンです。

思いっきりおバカなカップルを演じてるのが、笑えました

ジェチャンとホンジュも、気分転換出来たようです。

 

ホンジュは、ジェチャンに、明日は海に行こうと言いました。

復帰する日なんですけどね、翌日は。

知ってる筈なのに、そう言うのは、翌日何か起るんだとジェチャンは気付きました。

ホンジュを問い詰め、夢の話を聞きました。

 

「逃げる。」

と、ジェチャンは言いました。ホントに?・・・と聞くホンジュにも、そして自分にも言い聞かせるようにジェチャンは何度も言いました。

「逃げる。人に迷惑をかけてもいい。今から身勝手に生きる。」

 

だけど、翌日、ジェチャンはどー見ても海に行くような恰好ではないスーツ姿で現れましたよ。

一応、サングラスをかけてるけど・・・ね。迷いが見え見えです。

ホンジュは、ジェチャンの気持ちがよく分かりました。だから、背中を押してあげたのです。覚悟してね、逃げずに立ち向かうよう・・・。

実際、ホンジュも仕事の準備をしていました。

 

ムン・テミンがとうとう目撃者の幼稚園児を発見しました。

幼稚園児は、ちゃんとムン・テミンの顔を覚えていました。

怖い経験をして、逃げ出したのに、目の前にその男が現れたのですから、思わずおもらししてしまっても仕方ありません。

逃げ出した幼稚園児を、ムン・テミンが追いかけ、捕まえようとした瞬間、彼の手を掴んだ者が。

ウタクです

 

ウタクは、ジェチャンの為にも、何か方法は無いかと思ったのでしょう。で、ムン・テミンを尾行していたのです。

そして、幼児への暴行の現行犯で逮捕したのです。

 

ソン検事の元に病院から連絡が入りました。

今日中に手術ができるかもしれないと言うのです。実感がわかず、緊張し、おろおろしながら病院に駆け付けました。

イ検事は、そんなソン検事を、バカな話しで気持ちをほぐしてあげました。

見かけによらず気遣いができる人なんです、イ検事。心の優しい、情に篤い人なんです。

 

ジェチャンには、予想通り、復帰するや否や、検視の仕事が舞い込みました。

この時点では、事件性は認められていなくて、ただ手続きとして検視をし、臓器提供の許可を出す流れになっていました。

ホンジュの言っていた事件だと気付いたジェチャンは、病院に向かいました。

そこに、ウタクからムン・テミン逮捕の連絡が入ったのです。幼稚園児から事件の具体的な目撃証言も取れていました。

殺人事件だと確信したジェチャンは臓器移植手術に待ったをかけました。

 

ムン・テミンから連絡を受けたユボムは、病院に行って、事件性が疑われたと知りました。

そして、担当検事がジェチャンだということも。

 

知らせを聞いたソン検事は、喜びが大きかっただけに、落胆も大きくなりました。

がっくりして検察庁に戻ったら、部長検事から議論したい事件があると呼ばれました。

ジェチャンが説明し始めた事件が、まさにチャノへの臓器提供者の件だと知ると、愕然としました。イ検事も・・・です。

意見は別れました。

心臓が止まってから解剖すればいいと部長検事。

でも、それでは臓器移植できないとイ検事。

解剖して7人の命を失うか、解剖せず臓器移植して犯人を逃すか・・・。

 

部長検事が黙ったままのソン検事に意見を求めました。

「私は・・・臓器提供は承認すべきではないと考えます。」

まさか・・・という顔でイ検事はソン検事を振り返りました。

「チョン検事は正しい判断をしました。」

涙をこらえてソン検事がきっぱりと言いました。

 

何故ですかと、イ検事が後に聞いた時、ソン検事は答えました。

「これは検事としての選択じゃない。親としての選択よ。」

もしも、自分がイ・ファン助教の親なら、人の子を助けるより我が子の死因を知りたい筈。7人だろうが、70人だろうが、人の命を助けるより我が子の恨みを晴らしたい。それが親心よ。

だから、私は解剖すべきだと思う・・・と。検事としてではなく、親としてそう思う・・・と。

辛い決断です。

 

部長検事は、臓器提供を不承認とし、心臓が止まった後、解剖すればよいと言いました。

でも、ジェチャンはまだ迷っていました。

そして、提案したのです。解剖と臓器移植とを同時に行うのはどうかと。過去に例もあるから・・・と。

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『逆賊 民の英雄ホン・ギルドン』視聴開始

2018-02-23 02:31:33 | 韓国ドラマのエトセトラ
逆賊‐民の英雄ホン・ギルドン- DVD-SET1
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NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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この間まで視聴していた「七日の王妃」と、時代がかぶります。イ・ドンゴンssiの燕山君から、今回はキム・ジソクssiの燕山君。

燕山君の時代に実在したと言われる義賊ホン・ギルトン。朝鮮時代の小説の主人公でもあるし、これまでもたくさんの作品に登場して来ました。

確定した情報はまだ無いようですので、想像は膨らみます。

私には、「快刀ホン・ギルドン」の印象が強いです。

 

ギルドンは、の両親の二男として生まれました。

両親は、チョ参奉という両班の屋敷に住みこんで働いていました。母のクモクは、ギルドンが生まれた頃、チョ参奉の妻も出産したことから、生まれた子供の乳母でもありました。

父のアモゲは、何とかして屋敷から外に出て家族水入らずで暮らしたいと思っているのですが、なかなかチョ参奉の許しは出ませんでした。

 

ギルドンは、生まれながらに怪力の持ち主でした。

でも、誰もその事に気づいていなかったのです。

 

ある日、村に旅芸人がやって来ました。

チョ参奉の息子ソハクや兄のギルヒョンたちと一緒に見物に出かけたギルドン。

力自慢の男たちを見て、自分にもできると呟いたギルドン。

成り行きで、丸太を折ることになったギルドン。大人でも無理な丸太を、ギルドンはみしみしと音を立てて折りそうになりました。

その時、アモゲが飛び込んで来ました。

その所為で、ギルドンの怪力が人目にさらされる事はなくなりました。

アモゲは、なんとしても隠したかったのです。

特別な能力を知られたら、どんな危険な目に遭うか分かりません。権力者は恐れますよね。

息子を守るためにも、能力は隠しておきたかったのです。

 

息子の能力を知ったアモゲは、妻のクモクに、ギルドンから目を離すなと言いました。

まだ幼いギルドンは、自分の力の使い方を誤るかもしれないからでしょう。

そして、その不安が現実になりました。

ソハクがギルドンの力を見せろとしつこくせがんで来たのを、ギルドンが拒んだのです。そしたら、ソハクは、自分の言う事を聞かなければ、家族を追い出すぞ・・・なんて、脅しましたよ。子供ながらに意地悪なヤツです。

それでもギルドンが言う事を聞かなかったので、散々悪口を言いまくるソハク。

ギルドンは我慢できなくなりました。

で、傍にあった石臼を蹴ったのです。

石臼は、ソハク目がけて飛んで行きました。

クモクがそれに気づいて、ソハクに飛びついて避けました。でも、ソハクは転んだ拍子に怪我をしちゃったんです。

まぁねぇ、怪我と言っても、全然大したことないモノだったのですが、チョ参奉の妻は激怒。

クモクをキツクせっかんしました。

 

アモゲは、ギルドンの手を潰すと言ってクモクのせっかんを止めてもらったのですが、息子の手を潰すなんてこと、出来る筈がありません。

アモゲは、チョ参奉に頭を下げて、別の方法で罪を償いたいと言いました。

 

その時、チョ参奉の家には、上納された物品がたくさん倉庫に納められていました。

その中のタラが、腐りそうになっていました。腐ってしまっては食べることは勿論、売ってお金に変える事も出来ません。

「魚1箱を綿布10疋にしてみせます。約束を守れなかった場合は、ギルドンを売り払っても結構です。」

と、アモゲが言いました。

チョ参奉とすると、自分に損はないと思ったのでしょう。アモゲの提案を飲みました。

 

アモゲは、ギルドンの為にも、違う人間にならなければと決心したのです。

 

家を出る前、アモゲは怪力童子の話をギルドンにしました。

その力を、権力者が恐れ、家族もろとも殺してしまう・・・と。だから、力は秘密にしなくてはいけない・・・とね。

幼いギルドンにも、理解できるようにアモゲは話したのです。

そして、アモゲはタラを売りに都に出かけたのです。

ギルドンとギルヒョンは、いつまでも、父の姿が見えなくなるまで手を振りました。

 

都に到着したアモゲは、その賑やかさに圧倒されました。

ところがやはり、田舎者ということは隠せないのでしょう。追っ手から逃げるのに手を貸してやったことから知りあった盗賊のソプリにも、甘く見られて利用されかけたのです。

恩をあだで返すって感じ。

でもね、アモゲ、そう簡単に利用して捨てられるような人間じゃありませんでした。

ソプリの鼻を明かしたのです。

アモゲは儲けた分から自分の取り分をソプリから受け取り、ギルドンたちの待つ村に帰って行きました。

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「逆賊 民の英雄ホン・ギルドン」あらすじ

2018-02-22 22:00:53 |   ★「か」行
逆賊‐民の英雄ホン・ギルドン- DVD-SET1
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

ユン・ギュンサンssi初主演の史劇。

キム・サンジュンssi、キム・ジソクssi、イ・ハニさん、チェ・スビンさん等出演で、また新しい義賊ホン・ギルトンが描かれます。

細身だったユン・ギュンサンssiが、「三食ご飯」辺りから太っちゃって、びっくりした私。

この作品の役作り・・・じゃないよね?

 

    1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで  8話まで  9話まで  10話まで

    11話まで  12話まで  13話まで  14話まで  15話まで  16話まで  17話まで  18話まで  19話まで  20話まで

    21話まで  22話まで  23話まで  24話まで  25話まで  26話まで  27話まで  28話まで  29話まで  30話(最終話)まで

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『あなたが眠っている間に(原題)』10話まで

2018-02-22 00:14:25 | 韓国ドラマのエトセトラ
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ユ・スギョンの父ユ・マノは、娘を失った悲しみのぶつけどころが無かったのかもしれません。

いくら無罪だと言われても、彼にはト・ハギョンが娘を殺したとしか思えなくて。それを、検事のジェチャンが友人のウタクから頼まれて無罪放免にしてしまった。犯人も悪いけど、その検事も悪いと。

怒りに支配されたユ・マノは、車から、歩道のジェチャン向けて銃を撃ったのです。

そして、急発進の後、今度は、ウタクとト・ハギョンに向けて車を突っ込もうとしました。

寸でのところで避けたウタクとハギョンに、ハンドルを切り返して方向を転換し、再度突っ込んで来ました。

でも、直前にパトカーが割って入ったので、ウタクたちは難を逃れることが出来ました。九死に一生を得たのです。

 

ジェチャンは薄れゆく意識の中で、ホンジュの事を案じていました。

視界の隅で、ホンジュが泣きながら祈ってる姿が見えました。

最初、地下鉄でホンジュと会った時、ジェチャンはホンジュの言葉を信じないと言いました。そんな事、言わなければ良かったと思いました。

信じたら、助けられなかった時、自分を責める。それに耐えられるのかと、ホンジュに言ったのです。

それまで、散々耐えて来たであろうホンジュを、更に傷つけるような事を言ってしまった自分を後悔していました。

そして、もし自分がこのまま死んでしまったら、ホンジュは、もっともっと自分を責めるに違いない、だから、死ねない・・・と。

一瞬、停まった鼓動が、再び動き始めました。最悪の状態は逃れられたようです。

でも、手術はなかなか終わりませんでした。

 

おろおろするスンウォンを、椅子に座らせ、ジェチャンの事で友達と喧嘩して怪我をしてるのを見て、薬を買いに行って来るとその場を離れました。

気丈な様子を見せていたホンジュですが、駆け付けた母の顔を見たら、もう我慢できなくなりました。

母に縋って泣きました。

自分は未来を変えることはできなかった・・・。母の言うとおりだった・・・。父さんみたいにジェチャンが死んでしまったら、どうすれば良い?

 

ジェチャンの手術、無事終了しました。

それを聞いた途端、ホンジュは意識を失って倒れてしまいました。緊張の糸が切れたように。

意識が戻った時、ホンジュは母からジェチャンが持っていたという指輪のケースを受け取りました。

クリ坊というあだ名を、ジェチャンが知っていたという話も聞きました。何故?・・・とホンジュは不思議でした。

でも、すぐに理由が分かりました。

指輪のケースの中に、昔自分が書いたメモが入っていたのです。

父が死んだ日出会ったあの少年に宛てたメモです。ジェチャンに似てると思った、あの少年が、まさにジェチャン本人だったのです。

 

集中治療室のジェチャンが目覚めた時、傍にはホンジュがいました。

お前なのか?クリ坊。気づかなかった。

そう言って、そっとホンジュの頬に触れました。

思えてる?・・・うん、覚えてる。

ずっと昔から会いたかった。・・・心配してた、目覚めないかと思って。

自分を責めただろ?ごめん。・・・謝らないで。

 

ジェチャンに対する、ユ・マノの傷害事件の捜査が始まりました。

偶然、ジェチャンと同じ病院に救急搬送されてきていて、刑事の監視下に置かれていますが、病状が悪化し、取り調べに応じることも困難でした。

そして、参考人としてユボムとウタクが事情聴取を受けました。

担当のシン検事は、ユ・マノにジェチャンとウタク、そしてト・ハギョンにはつながりがあって、その縁で不起訴にしたと誤解を与えた疑惑が持ち上がっていたのです。

ユボムは、それは誤解ではなく、事実で、疑いだと主張。

チェ捜査官が、ロボット掃除機という確固たる証拠が出て来たのに・・・と言うと、でっちあげかもしれない・・・なんて言い放ちました。

「検事と科学捜査部がこっそり手を組めば、簡単にできる。」

その場の皆、唖然としました。まさかの言葉です。

「可能なんですか?」

と、ウタクがユボムに聞きました。

「検事の命令なら。」

と、ユボム。

ウタクは、シン検事に向かって問いました。検事は証拠をねつ造できるのですか?・・・と。

「いいえ。私は考えたこともありません。先輩は経験があるんですね。」

と、シン検事。

ユボム、墓穴を掘りましたね。

 

シン検事やチェ捜査官だけじゃなく、傍聴していた部長検事たちも、ユボムの怖い本性を見た気がしました。

直後に、自分の事務所に誘われたチェ捜査官は、きっぱりと断りましたよ。

 

ウタク、ユボムに対して何かありそうです。

 

ユ・マノが同じ病院にいると聞いたジェチャンは、すぐに面会に行くと言いました。

死を間近にした人だし、襲った理由も分かってるから・・・とシン検事が止めました。

でも、ジェチャンはやはり言いたかったのです。人を殺す理由が怒りだなんて、弁解にもならないことを。

その話を、偶然ホンジュは聞いてしまいました。

彼女はジェチャンの言葉に胸を突かれました。自分の事を指摘された様に思えたのです。

 

ホンジュは、昔の出会いを忘れたふりをする事に決めました。

集中治療室では、覚えていると言った筈なのに・・・とジェチャンが言っても、集中治療室には行って無いとそっけない態度です。

ジェチャンはショックでした。あれほど印象的な出来事だったのに、自分は全部覚えているのに・・・。

でもね、すぐにそれがホンジュの嘘だと分かりました。

集中治療室にホンジュのピアスが落ちていたのです。

避けないで話して・・・とジェチャンは言いました。

 

あの日、一番辛い日に一緒にいてくれた少年。でも、一番忘れたい日を作った人でもある・・・とホンジュは言いました。

ジェチャンが警官を救うために川に入った時、ホンジュはためらったのです、一瞬。

警官の事が本当に憎くて、だから、少年も一緒に死んでしまっても良いと思ったんだとホンジュは言いました。

引き上げて意識の無い少年を見た時が一番怖かったと言いました。今でもその恐怖は覚えていると。

怒りは弁解にならないけど、愛する人を失った空白に耐えられなかった・・・とホンジュ。

「空白を怒りで埋めたら、後悔が傷痕のように残った。」

13年前のあなたは、今も消えない傷痕なの・・・。

このまま二人でいるには、辛すぎる現実なのかもしれません。会えば思い出してしまうから。

 

ジェチャンは、シン検事と共にユ・マノの病室に行きました。

理路整然と捜査内容を説明し、ト・ハギョンの無実を分からせ、怒りは殺人の理由にはならないと言う事を、きっぱりと主張しようと考えていました。

でも、その時、ホンジュの言葉が頭を過ぎったのです。

愛する人を失った空虚感は、耐えられない。そしてその空白を怒りで埋めても、傷痕にしかならない・・・という言葉です。

 

ジェチャンは捜査記録のノートを閉じました。

そして、ユ・マノに語りかけました。

愛する娘を失った思いが、ト・ハギョンと釈放したジェチャンに向かったのは理解できる。娘が人に恨まれて殺されたなんて、思いたく無いでしょうから。

捜査してみてわかったのは、ユ・スギョンが如何に周囲の人たちに愛されていたかということだとジェチャンは言いました。容疑者のト・ハギョンでさえ、褒めていたほどだ。

恨みを買うような人ではありません・・・と。だから、他殺を排除しました・・・と。

ユ・マノと妻は、初めて心から娘を悼んで泣きました。

そして、ジェチャンに心からの謝罪をしたのです。

ジェチャンのノートを見せてほしいと言いました。今までは、ユボムの話しか聞いていなかったから、あなたの話しも聞きたい・・・と妻は言いました。

 

ジェチャンはホンジュを探して、病院を飛び出しました。

雨が降っていました。

まだ傷痕は完治してはいないけど、じっとしてはいられませんでした。

病院の庭でホンジュに連絡しようとした時、ホンジュが傘を持って駆けて来ました。

夢で見たのです。

 

ジェチャンはホンジュに言いたかったのです。

自分も同じだったと。あの時、一瞬、警官を見捨てようかとためらったと。

ジェチャンもまた、怒りにとらわれていたから・・・。

ジェチャンにとっても、あの日のあの瞬間は傷痕として残っていたのです。

「でも、俺たちは決心したじゃないか。良心を捨てないと。俺は潜り、君は綱を引いた。俺は警官を救い、君は俺を救った。」

 

「そしてもう避けないでくれと言ってた。」

と、ホンジュは夢の中のジェチャンの言葉を言いました。逃げないで、いつも自分のそばにいてほしい・・・と。

 

君の答えは?

ホンジュは、ジェチャンにkissしました。

 

また会えてうれしい、ナム・ホンジュ。

私も、チョン・ジェチャン。

 

二人の関係は、これで落ち着いたかな?

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『あなたが眠っている間に(原題)』9話まで

2018-02-21 20:00:19 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓流ラブストーリー完全ガイド ロマンス号 (COSMIC MOOK)
クリエーター情報なし
コスミック出版

レビュー一覧は、こちらから。

 

ホンジュは、ジェチャンが横断歩道の向こう側に立っている時、何者かに刺される夢を見ました。

悪夢再び・・・です。

正夢になると恐怖を抱いたホンジュは、深夜にもかかわらずジェチャンの家に押しかけました。そして、夢の中で着ていたスーツを捨てようとしたのです。

切羽詰まったようなホンジュの様子に、ただ事ではないと感じたジェチャン。

ホンジュは夢の話をしました。泣きながら・・・。

避けられるモノは全て避けて。私の言う事を聞いて・・・。スーツは着ないで。横断歩道も渡らないで。いっそ、私に会わなければいいんだ・・・。

「嫌です。」

と、ジェチャンは言いました。

何より、君と会うのを避けるなんて・・・と。

夢の詳細をホンジュに話させました。そうすることで、ホンジュは少しずつ落ち着きを取り戻したのです。

 

結局、ホンジュはその夜、ジェチャンの家のソファーで寝てしまいました。

目覚めた時、ホンジュはジェチャンの肩にもたれていました。

今度は自分が守らなきゃいけないけど、自分にできるだろうか・・・とやはり不安でした。

「心配ない。絶対に正夢にならない。」

ジェチャンが言いました。

お願いだから、怪我をしないで・・・はい

「好きです。」

ホンジュが初めて言葉にしました。涙をためて。

 

この事は、ホンジュ母やスンウォン、ウタクにも話しました。

ホンジュは、犯人の顔は見ていないけど、ト・ハギョンに関係がある人に違いないと言いました。

釈放される前と後で、夢の内容が違っていたのです。

 

ユボムは記者会見を開きました。

被害者の父は末期のがんで、ト・ハギョンが釈放されたと聞き、倒れた・・・と言いました。

唯一の有力な容疑者を釈放するなんて・・・とね。

検察の手抜き捜査だと言い、このまま世論が沈静化してしまったら、絶対に不起訴にしてしまうと世論を煽ったのです。

マスコミは、これに追従しました。

 

検察・・・特に、担当検事であるジェチャンに対する風当たりが強くなりました。プロフィールなんぞまでネットに上げられ、検察庁の前ではデモも。

釈放されても、ト・ハギョンは殺人者として見られ、迂闊に外を出歩く事もできません。

母の経営する食堂への悪質な落書きも続いていました。

ユ・スギョンの両親は、不起訴になるのではと不安になり、怒りを募らせていました。

ホンジュは不安が募りました。正夢になるのではないかと。

誤解で生まれた怒りが膨らむ前に、膨らんだ怒りが刃になる前に、時間の流れを変える必要がある・・・と、ホンジュは思いました。

 

ウタクは、ホンジュから聞いたジェチャンを刺す犯人が、ト・ハギョンではないかと思いました。

聞いた背恰好や服装が似ているからです。

ハギョンが、いまだに犯人と見られたままだと言う事に、耐えられなくなってきているからです。怒りのぶつけどころを探している感じに見えます。

 

一方で、捜査は確実に進んでいました。

ジェチャンは、被害者の家政婦に事情聴取し、思い当たったのです。もしかしたら、一筆書きのあの猟奇的な絵は、ロボット掃除機では?・・・と。

同じころ、ホンジュも、ネットに、似たような絵を描いたロボット掃除機の記事があるのを見つけていました。

 

実際、管理人に聞いたら、事件直後にロボット掃除機が落ちていたと言うじゃありませんか。

ただ、既に処分場に運ばれた後。

ジェチャンはチェ捜査官と共に、現場に向かいました。

そしたら、既にホンジュとウタクたちが来ていましてね。

そして、とうとうホンジュの先輩記者が似たようなモノを発見。

そのうちの一つから、被害者の血痕が発見されました。説が正しいと証明されたのです。

 

不起訴だ・・・と喜ぶジェチャン。やっと確信が持てたんですもんね。

でも、それにシン検事が水を差しました。

起訴した方が良い・・・と。

不起訴にすれば、また手抜きだと叩かれる。だったら、起訴して裁判で無罪を勝ち取って貰えば良い。その時は、叩かれるのは裁判官だと言うのです。

マスコミだって、それを取り上げてはくれない筈・・・と言います。

これまで散々検察を非難していたのに、手のひらを返すように、今度は無罪だなんて、面子が潰れるような事を書いてくれる筈が無いと。

まさか・・・とジェチャンは思いました。

 

不起訴に固まっていた気持ちが揺らぎました。

ジェチャンは昔会った“クリ坊”のことを思い出しました。同じ日に父親を失った少年・・・つまり、ホンジュです。

あの時、ジェチャンたちに命を救われた警官は、何故助けたと荒れました。

「生きて、アジョッシ。」

と、ホンジュは言いました。アジョッシを恨みません、助かって良かったです・・・と。

そして、一礼して病室を出て行ったのです。

警官はそれで生きる決心をしたのかもしれません。

ジェチャンが外に出てみると、一枚のメモがありました。

『父さんが言ってた。怒りは判断を鈍らせると。助けるべきなのに、さっきは怒りで判断が鈍った。ありがとう。一生後悔するところだった。クリ坊より』

ジェチャンは決心しました。不起訴にする・・・と。

 

でも、現実はシン検事の言うとおりでした。

実際、ホンジュの放送局でも、取扱いはざっとした簡単なモノになってしまいそうでした。

上司は、正直に流したら、首尾一貫しないニュースを流す局を信じてもらえなくなると言うのです。

でも、ホンジュと先輩記者は、断固としてそれに反対。

誤りを正さないニュースを誰が信じますか?・・・とホンジュ。

結局、正確なニュースを流したのは、この局だけでした。

そして、ウタクの希望でもあったト・ハギョンのコメントも流したのです。

ずっと疑われ続けてきたハギョンは、迷った挙句、一言だけを言いました。たくさん言いたいことはあったでしょう。

でも、要約すれば、これだけだったのです。自分は犯人じゃない・・・。

泣きながら殺していないと言うハギョンの映像は、世間に大きなインパクトを与えました。

デモも、自然に消滅しました。

なんてあっけない・・・と情けなくなりますな。

 

ホンジュのニュースコメントを聞いていたジェチャンは、驚きました。

『怒りは判断を鈍らせました』

その一節を聞いた時、‘クリ坊’とホンジュが重なりました。

ホンジュ母に確かめました。確かに昔、ショートカットだったホンジュはそう呼ばれていたと聞いたジェチャンは、感動のあまり、ホンジュ母を抱きしめました。

運命だと思いました。

以前、ウタクが言っていたように、自分はホンジュに命を助けられた。そして自分はウタクの命を助けた。だから、受けた恩を返すために、この不思議な能力を得た・・・と。

 

まっすぐにジェチャンは指輪を買いに行きました。

ホンジュにこの話をしようと思いました。

店で、以前ホンジュが自分の指にビニールタイを巻いた事を思い出しました。この意味だったのか・・・と分かりました。

ホンジュに、会おうと連絡しました。

ホンジュは、ウタクから、ジェチャンを襲う犯人がハギョンかもしれないと聞いていたので、ウタクにハギョンの居場所を問い合わせました。

そしたら、ウタクは今ハギョンと一緒だと言いました。

安心して、会う約束をしたのですが・・・。

 

横断歩道に着いて、向こう側にジェチャンの姿を見つけた瞬間、夢の現場と同じだと言う事に気が付いたのです。

そして、不安になりかけた時、横断歩道の真ん中に一台の車が停まりました。

銃声です

急発進した車の向こうに、ジェチャンの呆然と立つ姿が見えました。腹部が血で濡れています

ホンジュは叫び声を揚げて駆け出しました。

 

未来を変えたら、時間は別の方向に流れ始めたようです。

 

あれは、ユ・スギョンの父親ですよね?

ユボムが要らぬ知恵をつけたんですよ。

ジェチャンとウタクは親しい友人で。ト・ハギョンはウタクの元ルームメイトだと。

ウタクのよしみで不起訴にしたに違いない・・・なんて。

まぁ、そこまではっきりとは言いませんでしたが、そんな事を言ったら、怒りで混乱し、吐きだす先が消えてしまったユ・スギョン父とすると、ジェチャンに怒りが向いますわな。

いったい、何なの

ユボムって、何

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『あなたが眠っている間に(原題)』8話まで

2018-02-21 13:54:39 | 韓国ドラマのエトセトラ
あなたが寝てる間に 韓国ドラマOST(SBSドラマ)(2CD)
クリエーター情報なし
Loen Entertainment

レビュー一覧は、こちらから。

 

ウタクは、ト・ハギョンに脅され、驚いた様子を見せましたが、実は警官を辞める覚悟は出来ていたようです。

辞表を既に書いていましたから。

ウタクは、犯人なら逃げろと、そして濡れ衣なのなら、自首しろと言いました。法を信じて、自首して潔白を証明しろと。

そして、ト・ハギョンは自首したのです。

 

ウタクが否定したけど、ホンジュは夢を信じていました。

ウタクが危険だと思い、すぐに駆け付けたのです。その時、既に、ト・ハギョンは連行された後でした。

ホンジュは、夢で見たのは、信じてくれとト・ハギョンが言うところまでだとウタクには言いました。きっと知られたくないだろうと思ったのです。

 

一方、何も知らないジェチャンは、ウタクが‘心配いしてくれてありがとう’と言いながら、ホンジュをハグする夢を見ました。

その通り、朝はやくウタクに送られてホンジュが帰宅したのを見たら、阻止するために裸足で飛び出して行きましたよ

この作品では、ジョンソクくんのコミカルな演技をたくさん見る事が出来ます。上手くなったなぁ・・・と上から目線で見てしまう私です

 

有名人が被害者だということで、マスコミはこの事件を連日取り上げていました。

犯人逮捕と色めき立ったマスコミの論調は、ト・ハギョン犯人説に疑いを持っていません。だから、世論も同じになっていくの当然。

だけど、ジェチャンはそんな空気に惑わされることはありませんでした。

 

担当検事はジェチャンになる・・・と、ウタクは言いました。夢でジェチャンに参考人として事情聴取を受けているのを見たと。

でも、ホンジュは証拠の全てがト・ハギョンを示していて、他に誰ひとりとして容疑者が浮かばないのだから、犯人に間違いないと主張していました。

難しい事件だとは思うけど、カン・テヒの時のように、釈放して新たな事件を起こすような事態だけは避けてほしいとジェチャンに言ったのです。

ジェチャンは、ホンジュにそう言われると、なんとしても起訴に持ち込まなくては期待に答えられないとプレッシャーを受けるのですが、彼の心情はト・ハギョンに無実の可能性を感じているので、悶々としてしまいました。

 

ウタクも、報道された時は、ト・ハギョンが犯人かもしれないと思いました。

でも、本人の話を聞いて、無実だと、確信したようです。

ジェチャンの事情聴取に、真っ向から挑みました。ことごとく反論して見せたのです。

 

ジェチャンは、世論の流れを見ても、検察の方針を考えても、自分が不起訴処分で釈放すると、矢面に立たされることは充分予想されました。もしかしたら、首になるかも・・・とチェ捜査官も脅しますし。

でもね、一つ良い考えを授けてくれましたよ。

ウタクの事情聴取を部長検事や他の先輩検事全員に見てもらうことです。ウタクの供述を聞いて、どーみても起訴するのは無理だと言う事を、自分で判断してもらおうとしたのです。

そして、皆、ジェチャンと同じ考えになりました。不起訴、やむなし・・・です。

 

被害者ユ・スギョンの父は、どうも資産家のようですね。ト・ハギョンがなかなか起訴されないことに苛立っていました。

ユギョン父はがんで余命わずかと言われていたのです。自分が死ぬ前に犯人を刑務所に送りたいと、それを見届けたいと心から願っているのです。

親とすると、そうでしょうね。

で、ユボムにト・ハギョンを告訴するよう依頼したのです。検察の背中を押すつもりでした。

 

しかし、ユボムも、起訴するのは困難だと考えているのも事実でした。

で、ホンジュにト・ハギョンの前歴等の情報を伝えたのです。マスコミに、ト・ハギョン犯人説を定着させ、起訴して当然という空気を作りだす手伝いをさせようと思ったのです。

一応、資料を受け取って来たホンジュですが、それを使うかどうか、迷いました。

その時、昔の事を思い出しました。

父のお葬式の時、もう一人の遺族の少年と、犯人の兄だという警官に会ったことです。

泣きながら謝罪を繰り返した警官は、そのまま車で葬儀場を出て行きました。

後を追った二人は、川の傍でその車を発見。警官は入水自殺しようとしていたのです。

慌てて、助けようとする少年に、ホンジュは言いました。何故助けなければいけないの・・・と。

死ねばいい・・・と叫んだホンジュを、少年が殴りました。

「憎いからって見殺しにしていいのか?あの人も俺たちと同じだ。時間を戻して弟を止めたいと思ってる。夢であってくれればいいと願ってる筈だ。いいか?俺もあの人も必ず助けろ。後悔するぞ。信じてる。」

そう言って、少年は自分の身体にロープを巻きつけ、反対側をホンジュに持たせて、川に入って行ったのです。

 

呆然と川岸に立ち尽くすホンジュでしたが、ロープがどんどん引かれて行き、なかなか上がってこないのを見たら、もう必死になってロープを手繰り寄せたのです。

その時、少年は、警官を発見して抱き寄せ、一緒に浮かびあがろうとしたのですが、途中で力尽きそうになっていたのです。

どーにか助けられた二人を前に、ホンジュは号泣しました。

 

ジェチャンは、ホンジュにト・ハギョンは釈放となる可能性が高いと打ち明けました。

何故?・・・と驚くホンジュの手を取ったジェチャン。

正直に、犯人だと断定する証拠が何も無い事を話しました。

被害者には目眩の持病があって、倒れて後頭部を強打し、死んだと考えられる・・・と。そして一番問題の、一筆書きの文様をト・ハギョンが描く時間はどう考えても無いと分かってる・・・と。

もしかしたら、ルンバ?・・・と思った私。

やっぱり

まだ、それは明らかになってはいませんが・・・。

ホンジュは落胆を隠しませんでした。

 

「好きです。」

と、突然ジェチャンが告白しました。

え?・・・と戸惑い驚くホンジュ。そーですよね、誰でも驚きますわ。

失望させたくないくらい、大好きです・・・と。

「君への想いは、一人の人間の人生に比べたらちっぽけだ。」

ホンジュの期待にこたえて、どうしても起訴したかったけど、そうすれば、一人の人間の人生を壊してしまうことになります。それは出来ないですよね。

失望させて済まない・・・と謝るジェチャン。

ホンジュはふと目についたビニールタイを、自分の薬指に巻きました。で、それをジェチャンの小指に。

「きっと必要になるわ。」

以前、夢で見たのです。

ジェチャンが自分に指輪を買おうとしてるのを。その時、サイズが分からないと呟いていたのを思い出したってわけ。

 

「ある人に似てる。」

と、ホンジュがジェチャンを見て言いました。

昔、自分を殴った男子・・・と。

女を殴る男なんて・・・と言うジェチャン。あなたですよ 少年だと思ってたからね、当時は。

 

ト・ハギョン釈放の決定がなされました。

ユボムは激怒。

何としても検察のミスだとしたいのでしょう。マスコミに情報を流そうとしてますし、何やら会見を開こうとしてます。

のし上がるチャンスですもんね。逃したくないでしょう。

 

ホンジュが夢を見ました。

自分への指輪を用意したジェチャンと会う約束をする夢です。

でも、それには続きがあって、ジェチャンが目の前で何者かに刺された?撃たれた

見たく無い悪夢がまた・・・です。

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『あなたが眠っている間に(原題)』7話まで

2018-02-21 11:20:04 | 韓国ドラマのエトセトラ
あなたが寝てる間に 韓国ドラマOST(SBSドラマ)(2CD)
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ホンジュとジェチャン、そしてウタクにどうしてこのような能力が備わってしまったのかという謎の解明に徐々に近づいているようです。

近づいてるんですよね?

 

実は、ジェチャン、ホンジュがカン・テヒに襲われる夢を見た後、ウタクにも現場を伝えてありました。

現実になることを考え、あらかじめ協力を求めたのです。

勿論、ウタクに異論は無く、それとなくホンジュと共に野ら猫殺害事件を捜査していました。その流れで、カン・テヒの店に向かったのです。

そして、ジェチャンは、チェ捜査官や他の捜査官たちとともに、現場に向かったというわけです。

 

必死に屋上に駆け上がったジェチャンは、カン・テヒと格闘となりました。

でも、援軍も到着し、カン・テヒ逮捕となったのです。

 

刺されたウタクは、かなりの重傷でしたが、意識を取り戻し、回復に向かいました。

 

カン・テヒは前回と同じように、ユボムに弁護を依頼しようとしました。

でも、もう、ユボムにその気はありません。彼にとっては勝率が何より優先されます。もう、勝つ見込みの無いカン・テヒの弁護など、絶対に引き受けませんよね。

それに、今回、ユボムは流石に自分の弁護に嫌気がさしたようです。いくら勝つためとはいえ、殺人犯を無罪にしてしまったのですから。そこまで自分は落ちたか・・・と自己嫌悪に陥ったのです。

そんな嫌な思いにさせる相手の弁護を引き受けるわけはありません。

カン・テヒは、その状況を受け入れる事が出来ず、どんどん狂気の世界に入っているようでしたが、裁判を受ける頃には、全てを受け入れたような表情になっていました。

 

カン・テヒは弟を青酸カリで殺していたのです。

既に死んでいる弟のシートベルトを外し、事故を起こしたのです。

野ら猫を殺したのは、青酸カリで殺人を起こす予行演習だったというわけです。

 

ユボムが自己嫌悪に陥っているのと同じように、シン検事もまた自己嫌悪に陥っていました。

気が強く、プライドも高い彼女は、自分のミスを認めませんでした。全てイ検事が解剖をしなかった所為だと言い張ったのです。

勿論、イ検事は、そのことで大きな責任を感じていて、上司であるソン検事、部長検事もまたそれぞれの責任を痛感していました。なのに・・・です。

自分の責任を認めないのはシン検事のみ。

だけどね、表向きそう強気に出てるシン検事も、本当は反省していたのです。ただ、他人に対して弱みを見せられないだけなんです。

一人控室で泣く彼女を見たイ検事は、それを知り、理解したのです。

 

ホンジュもまた自分を責めて泣いていました。ウタクの刺される現場を見てしまったため、やはりショックだったのです。

ジェチャンはそれを夢で見ました。

だから、ホンジュが泣いているところに、ティッシュボックスを持って現れました。

「自分を責めるより、忘れずにいることで借りを返せる。覆水盆に返らずと言うし、ゆっくりまた水をためるしかない。時間は巻き戻せないから。」

と、ジェチャンはホンジュに言いました。

誰かの受け売り?・・・とホンジュ。

鋭いね・・・とジェチャン。

確かに、その言葉、ジェチャンは成績を偽造したのを父に告げ、激怒された後、父の部下の警官から掛けられた言葉だったのです。

泣くのは少しだけにして、少しずつ信頼を回復して行けばよいと、泣いてたジェチャンの肩を叩いてくれたのです。

その言葉でジェチャンは救われました。

そして、ホンジュも泣きやみました。

 

その言葉を発した警官。それが、後にジェチャンとホンジュにああいう形で関わるとは予想もしませんでした。

なんと、二人の父親を殺した脱走兵は、その警官の弟だったのです。

兄に会いに行く途中で、起こした事件だったのです。

葬式の時、マスコミに追いかけられたジェチャンとホンジュが逃げ込んだ一室に、その警官がいました。彼もまた、ショックだったのです。

恩のある先輩警官だったジェチャンの父を、弟が殺すなんて・・・。

犯人の家族にとっても悲劇でした。

 

ウタクが退院しました。

ところが、まだ療養が必要と言われ、一人暮らしは無理ということで、ホンジュの家にしばらく住む事に。

ジェチャン嫉妬に燃えてます

向いの自宅から、電気を消して密かにホンジュの家をチェックしてます。足元には、ウタクの飼ってる愛犬。めっちゃいたずらなコーギーは、ジェチャンの家の中をめちゃくちゃに荒らしましたよ。

 

そんなジェチャンに、ウタクは必要な私物を買って来てほしいと頼みました。

ホンジュにも頼んだので、二人揃ってお買い物。

面倒がってたジェチャンですが、そのうちに楽しくなった様子です。ホンジュと一緒ですもんね

 

ジェチャンに、世話になってばかりだから・・・とホンジュが言いました。それを返せないまま、世話になり続けるのは嫌だとね。

俺を例外にしては?・・・とジェチャン。

心配で守ってあげたくなる?・・・と冗談めかしてホンジュが言ったのに対して、ジェチャンは真面目な顔で答えました。

「はい。」

急にどぎまぎし始めたホンジュ。

「これで全部返したことに。」

そう言って、ジェチャンがホンジュにkissしようとしたのに

なんと、シートベルトが邪魔して、あと一歩のところでkissできない 何度チャレンジしても届かないーっ

 

せんだっての桜の下でのホンジュの背伸びと同様、こっ恥ずかしい状況になっちゃった。

すねた態度しか取れませんわな、ジェチャンとすると。

なのに、ホンジュがそれを蒸し返そうとするもんだから、いっそうすねちゃった。

そしたら、ホンジュ、突然、ジェチャンの顔を両手で挟み、ちゅっ

した自分も、当然ジェチャンもびっくり

おまけに、ウタクもインターホンの画面を通して、目撃しちゃった

ぎこちない3人です。

 

舞い上がった気分で家に帰ったジェチャン。

そんな気分に水を差すことが。

一通の手紙が届いていたのです。父を殺した脱走兵の兄、父の元部下の警官からでした。

これまでもずーっとお金を送って来ていたようです。10年にもなるとか。

引っ越したばかりのこの家の住所も知っているようで・・・。

ジェチャンは、封を切らず、全て保管しています。

 

翌朝、ホンジュはジェチャンと恥ずかしくて顔を合わせる事が出来ません。

でも、ジェチャンはいつものように家の前で待っていてくれました。

ホンジュのそんな気持ちを充分理解しているジェチャンは、何も無かったってことで、これまでと同じように・・・とホンジュに言いました。

とーっても良い雰囲気です

 

ウタクが自宅に戻りました。

ジェチャンとホンジュは、たくさんの荷物とホンジュ母からの差し入れのオカズを持って送って行きました。

これからも、必要な事があったら・・・とジェチャンが言うと、もう充分だとウタクが言いました。借りは返してもらった・・・と。

実は、ウタク、ホンジュが責任を感じて泣いていたのを、夢で見ていたのです。

だから、二人をこき使った・・・と。

いつも優しく明るいウタクにしては変だと思っていたジェチャンたちは、それで納得しました。

でも、初めてウタクの部屋を見て、二人はウタクには何か人に言えない秘密があるのでは?・・・と感じたのも事実でした。

 

事件が起りました。

アーチェリーの金メダリストユ・スギョンが自宅で殺害されたのです。

発見された時、現場には謎の文様が血痕で描かれているという猟奇的な事件でした。

そして、犯人として指名手配されたのは、ト・ハギョンというインターネット工事会社の社員。

 

そして、ト・ハギョンがウタクの部屋に現れたのです。

ホンジュはそれを夢に見ていました。

そして、ウタク自身も、自分がジェチャンの取り調べを受け、ト・ハギョンとは友人で、犯人だと思うと供述してる夢を見ていました。

心配して電話して来たホンジュに、ウタクは、気の所為だと言いましたが、その時、既にト・ハギョンは部屋に入り込んでいたのです。

二人は1年前まで同居していたようです。

ト・ハギョンは、無実を訴えました。

警官のウタクに、何とかしてほしいと。そして、もし自分が捕まったら、ウタクの秘密をばらす・・・と。

いったい何

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『あなたが眠っている間に(原題)』6話まで

2018-02-21 00:35:59 | 韓国ドラマのエトセトラ
あなたが寝てる間に 韓国ドラマOST(SBSドラマ)(2CD)
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チキン店の主人カン・テヒが、保険金殺人の罪で逮捕されました。

カン・テヒを演じているのはカン・ギヨンssi。たくさんの作品で、脇役としてお目にかかる方です。たいていは愉快で頼り無い、でもとても善人な役を演じて来ていたので、今回のような悪役、私はお初です。別人のような表情に、流石だな・・・と思いました。

被害者は実の弟でした。

そして、カフェのアルバイトをしていたのは、彼の実の妹なのです。

 

カン・テヒは遺体の解剖を拒否し、すぐに火葬しました。

その上で、保険金を全て受け取ったのです。そこで逮捕状が出たため、ユボムに弁護を依頼して来ました。

ユボムはカン・テヒの無実を訴える姿を見ても、それが胡散臭いと感じたようです。

真実を話してくれなければ、弁護は出来ないとユボム。

そこで、カン・テヒは言ったのです。殺した・・・と。そして、自分を無罪にしてくれ・・・と。

ユボム、流石に顔がこわばりました。カン・テヒを蔑んだのかもしれません。でも、引き受けたのです。

一体何故

 

ジェチャンは夢を見ました。

ホンジュがある保険金殺人のニュースを伝えるTVでした。それをホンジュと二人で仲良く見ているのです。

こういうなシーンは、今のところ、夢の中のことですね

 

これから朝ごはんはうちで一緒にどーぞ・・・と、以前ホンジュ母に言われていたジェチャン。

で、スンウォンとお邪魔してたら、なんと、それを知らないホンジュがシャワーを浴びたガウン姿で登場。おまけに、ちょいとこっ恥ずかしい事まで口走っちゃって

呆れて呆然としちゃったジェチャン兄弟。

でも、おあいこなんです。だって、ホンジュも、夢でジェチャンの家でのだらしない恰好を見てますから。

そうは言っても、ジェチャン、ちゃんとホンジュを会社まで送って行ってます。

あの日だけだと思っていたようですね、ホンジュは。だから、本当に本当に嬉しそうでした。

一瞬、女の子の顔になりました。

嬉しくて、ジェチャンの手を取ろうとした瞬間、バスが来たと、ジェチャンが歩きだすんです。

空振りに終わって、がっかりしたホンジュ。

でも、次の瞬間、ジェチャンが“遅れる”と、ホンジュの手をとって一緒にバスに乗るんです。

ぱあっと明るくなるホンジュの表情。そして、小走りにバスに乗り込んで行く後ろ姿。ジェチャンは何でもない表情だけど、ホンジュのこみ上げてくる嬉しさが伝わって来ます。

 

バスに並んで座り、何度も何度もジェチャンの顔を見るホンジュ。

時々ホンジュの顔を見るジェチャン。

そのうちの何度か、二人の視線が合います。恋が始まった感じが、こちらまでうきうきさせてくれます。

 

ホンジュは、警察署や派出所回りが始まりました。「ピノキオ」で、ハミョンたちがネタ探しに奔走していたのと同じです。

で、ウタクのいる派出所にも行きました。

この時初めてウタクはホンジュが元記者で、復職したと知りました。

ウタクから、ホンジュが仕入れたのが、野ら猫殺しのこと。

その事件が、大きな事件につながるとは、ホンジュもまだ想像もしていません。

 

カン・テヒの裁判の担当はシン検事。

解剖しなかったことが唯一悔やまれますが、殺人罪の判決が降りると誰もが確信していました。

ところが、ユボムは無罪を主張。解剖しなかったことを、逆手にとり、有利に裁判を進めて行きました。

シン検事も、最初は余裕綽々の雰囲気だったのですが、ユボムの方が上手だったと言う事です。

 

ジェチャンは、カン・テヒがホンジュを襲う夢を見ました。

以前見たホンジュのレポートしていた事件がこれだったと分かりました。だとしたら、もし、無罪で釈放なんてことになったら、妹も殺されてしまうし、ホンジュも襲われてしまうわけで。

ジェチャンは、ホンジュにもこの夢の話をしました。用心しなくてはという意味もあります。

でも、ホンジュは自分が死ぬ夢の場所を、山の中だと言いました。緑色の傘も見えました。

そう言う条件が、今回には合わないということで、この事件は関係無いと言いました。

 

ホンジュはジェチャンの手を取りました。

手をつないで横断歩道を渡った時、心配や恐れは捨てた・・・とホンジュは言いました。

嬉しそうなジェチャンです。ホンジュが前向きになってきたと嬉しかったのです。そして、一つ約束してほしいと言いました。

ホンジュが危険な状況になったら、絶対にジェチャンは夢で見る筈。

だから、ヒントを残してくれと言いました。日時や場所を呟いてくれていたら、現実の世界で助けに行く事が出来るから。

 

その約束が、ホンジュを救いました。

 

カン・テヒは無罪になりました。

裁判が終わった時、カン・テヒはユボムに手を差し出しました。握手をするために。

ユボムは、握手しました。でも、直後にその手を必死になって洗ったのです。

殺人犯を無罪にして放免させてしまったと言う後悔や嫌悪感がユボムを苛んでいたようです。まだ善の部分がユボムにもあるようですね。

 

ジェチャンがユボムに迫りました。

もう、弁護士としての役目は終わったんだから、本当のことを話してくれと言って。

でも、最後までユボムは何も話しませんでした。彼にとっても、嫌な仕事だったのです。

検察がもっときちんと処理していれば、こんな嫌な思いをしなくて良かったのに・・・という八つ辺りのような思いにとらわれていました。

 

カン・テヒが店に戻ったら、そこには妹が待っていました。

裁判を傍聴していた彼女には、分かったのです、兄がもう一人の兄を殺したと。

真実を聞こうとした時、ウタクが店にやって来ました。

 

ウタクとホンジュは、野ら猫大量殺害事件を探っていて、チキン店主人カン・テヒに行きついたのです。

ホンジュに店の外で待つようにと言っていたウタク。何かあったら、通報するように・・・とも。

カン・テヒに声をかけた瞬間、ウタクが刺されちゃったーっ

逃げろというウタクの声を聞いて、ホンジュは妹の手をとって二人で逃げ出しました。でも・・・何故屋上に逃げたの

そのまま外に助けを求めて出て行った方が良いと思うんだんけど?

 

ジェチャンとの約束を思い出したホンジュ。

日時と場所を呟きました。

 

その直後、カン・テヒが彼女たちを発見したーっ

危ないーっ・・・と言うその時、ジェチャンが現れました。逮捕状を手に。

 

ま~この時のジェチャンがカッコ良いこと

イ・ジョンソクくんがとても大人に見えました。

どちらかと言うと、童顔で幼く見えがちなジョンソクくん。「W」での大人演技も、まだ成り切れていないように見え、大人の表情にはちょいと・・・と思う事がありました。

だけど、私の個人的な感想では、このシーンのジョンソクくんは、充分大人に見えました。

成長成長

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『あなたが眠っている間に(原題)』5話まで

2018-02-20 21:51:28 | 韓国ドラマのエトセトラ
あなたが寝てる間に 韓国ドラマOST(SBSドラマ)(2CD)
クリエーター情報なし
Loen Entertainment

レビュー一覧は、こちらから。

 

ホンジュは、元記者でした。それも、敏腕記者だったそうです。

ジェチャンの上司の部長検事でさえ、名前を覚えているくらいの。

なのに、今仕事をしていないのには、理由がありました。

記者の自分が死ぬ夢を見たからです。それも、何度も・・・。

絶対に正夢になると分かってる夢です。怖くて仕事に行けないのは理解できます。

第一、ホンジュ母は、絶対に仕事をさせたくはありませんもんね。

 

一方、ジェチャンはkissする夢を見てから、ホンジュと会うのを避けていました。

だけど、ホンジュの方はお構いなしにジェチャンに会おうとチャンスを狙って来ます。

時間をずらして朝早めに家をでることにしたジェチャン。なのに、ホンジュはしっかりと予想していて、カフェで待ち伏せていたりするんです。

ジェチャンは諦めて、ホンジュの前に現れました。

毎日暇そうなホンジュを見て、ジェチャンは復職しないのかと問いました。

ホンジュは、どうすれば良い?・・・とジェチャンに聞きました。

自分では決められないのです。復職したいと思っていることは事実で、だけど・・・ですね。

悩む理由を、この時はまだジェチャンは知りませんでした。

 

記者でいる事が怖いとホンジュは思って、休職していました。

でも、ジェチャンとウタクと会って、考えが少し変わって来たのです。

絶対に変えられないと思っていた未来を、変えることができるかもしれないと、思えて来たのです。

ジェチャンが未来を変えたように、自分も変えられるかもしれない・・・と。

でも、ホンジュ母は大反対でした。

親一人子一人なのです。何ものにも代えがたい唯一の家族なのですから。

 

その時、漢江地方検察では、一件の死亡事故の事で意見が分かれていました。

飲酒運転で大事故が起きました。運転手は勿論大きな罪があります。問題は、同乗者の事でした。

キーを渡して検問の無い道を教えるからと言って飲酒運転をそそのかした、教唆の罪があると言うソン検事とイ検事。それに対して、部長検事とシン検事は、ほう助でも重いという意見でした。

ま、シン検事の場合は、部長検事の顔色を窺ってのおべんちゃら的な意見ですけどね。

昼食を食べに来たホンジュ母の店でも、その議論になってしまいましてね。どちらにも現状では決めかねると言ったジェチャンを、卑怯だとシン検事が指摘。挙句の果てに、ホンジュにまで意見を求めたのです。

このところ、ホンジュとジェチャンの噂が検察内部で囁かれているので、それを確かめたい気持ちもあったのかも。

そしたら、ホンジュが、外部の人間として率直で、かつ、的を得た意見を述べたものだから、皆ちょっとあっけにとられてしまいました。

 

ホンジュは、意図しないところで、事件に関わっているようです。

利用してるチキン店が、チキンの量を誤魔化していると、ホンジュは睨んでいました。その証拠も、掴んでいました。

で、店の主人に抗議に行きました。

でも、ホンジュ母によって連れ戻され、結局、不発に終わったわけですが・・・。

ある夜、店の主人が、野ら猫に餌をやってるのを見かけました。商品を少しずつ取り分けておいて、猫の餌にしてるんだ・・・とホンジュは思い、目をつぶる事にしたのです。

だけどね・・・後日、その猫たちが、殺されていたんですよ。まだ事件にはなっていませんが。

 

ホンジュは悩み続けていました。

で、ある時、自分で未来を変えられるか試してみました。

「自分が死ぬ夢を見たらどうする?」

と聞いたら、ウタクは、変えればいい、変えられる・・・と答えました。

その言葉を信じたのです。ジェチャンの行動を信じたのです。

ある大学のイベントで、花火が風船等に引火して、女性学生の一人が大やけどを負うという夢を見たことがありました。

で、消火器を抱えて大学に行ってみたのです。

 

そこでは、夢の通りのイベントが行われていました。

一人の男子学生の告白イベントだったようです。

相手は、偶然にも、ジェチャンとホンジュが通うカフェでアルバイトをしている女性でした。

突然消火剤をまき散らされて、イベントは散々。告白も失敗ってことで、男子学生は激怒。・・・ま、当たり前でしょう。

事故を防いであげたなんて言っても、誰も信じませんよね。

逃げ出したホンジュを何人もの学生が追いかけました。

捕まる寸前で、ホンジュの手を取って隠れたのは、ジェチャン。

もち、彼も夢を見たからでした。ホンジュが追われる夢です。

 

そして、ウタクも・・・。

一旦は逃げおおせたと思ったジェチャンとホンジュを、道の向こう側で見つけた学生たちが、道路を横断しようとしたのを、ウタクが止めたんです。

横断歩道の無い場所でしたからね。道交法違反になります・・・と言って。

 

今のところ、悪い夢は防げていますが・・・。

 

この夜、実はジェチャンは当直でした。

でも、当直当番をイ検事に代わってもらって駆け付けていたのです。夢が現実になると、ジェチャンも完全に信じるようになっていますね。

 

ところが、当直を代わると、何か大きな事件が起るというジンクスがある漢江地方検察。現実になってしまいました。

交通事故かしら?

当事者が、あのチキン店の主人。シートベルトをしていなかった同乗者が死亡するというものでした。

ホンジュが事故を防いで火傷を負わずに済んだ女子学生と何か関係があるようです。

自分も怪我を負いながら、泣き崩れる主人。

死因を確かめるための解剖はしないと言いました。・・・怪しいわ。

チェ捜査官は、何か引っかかるものを感じたようです。

 

ウタクは、ジェチャンに気になっていることを聞きました。

実は、ジェチャンによって救われた事故の時、無事だったのに、ひかれて死んだような感覚に陥ったんだそうです。妙に生々しい感覚だったとか。

そう言われてジェチャンも思い出しました。

ずっと昔、溺れたことがあったのです。その時、助けられたのに、水底に沈んで死んだような感覚に陥ったのです。

ウタクは、それがホンジュだったのでは?・・・と言いました。

自分はジェチャンに助けられたため、ジェチャンの未来を夢見るようになり、ジェチャンはホンジュに助けられたから、ホンジュの未来を見るようになったのでは?・・・と。

でも、ジェチャンはそれが野球少年だったと言いました。だから、ホンジュではないと。

だけど・・・ホンジュだったのです、その野球少年は。その頃、ホンジュは髪を短く切っていて、野球帽をかぶり、ベースボールジャンパーを着ていましたから。

火傷を負わずに済んだ女子学生も、本来ならば傷になる個所が痛む気がすると呟いていましたしね・・・。何かある?

 

ホンジュ母は、娘が心から復職したいと思っていると、改めて気付きました。

だから、許したのです。不安を押し殺して・・・。

そして、一方で、ジェチャンにホンジュを守ってほしいと頼みました。これまでも救ってくれたから、これからも頼みたい・・・と。

 

ジェチャンは、ホンジュが復職をためらう理由を知りました。ホンジュの気持ちが分かりました。

そして、ホンジュ母の気持ちも。

 

ホンジュが復職する日。

ジェチャンはバス停でホンジュの姿を見ました。一生懸命自分を鼓舞するホンジュを。恐怖や不安を吹き飛ばそうと努力するホンジュを。

それでも、ホンジュは会社の前の横断歩道を渡る事が出来ません。

何回も何回も青信号を見送りました。

その時、ジェチャンがそっと手を取ってくれたのです。手をつないでやっと横断歩道を渡れました。

ジェチャンも決心したのです。

見て見ぬふりや避けるのをやめて、直視しようと。

 

我儘を言って良い、言う事を聞いてあげる。君が安心できるなら・・・とジェチャン。

ホンジュ、思いもよらないジェチャンの言葉に泣けて来ました。やっと信じられ、安心できる言葉をかけてもらえたから・・・。

メイクが崩れる・・・とジェチャンのネクタイで目元を直したホンジュ。

このシーンが、可愛いし、素敵です。

そっとジェチャンの肩にもたれたホンジュ。ジェチャンもこの時は逃げずにそっとホンジュの背中をぽんぽんしてあげました。

子供を落ち着かせるような感じで・・・。

 

ところが、会社に入って、ホンジュの机に置かれていたのは、夢で自分が死ぬ時に着ていたジャンパー。

流石に、一瞬、顔がこわばったホンジュですが、ジェチャンの言葉を思い出し、勇気を出そうと思えたようです。

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「君を守りたい~SAVE ME~」衛星劇場に登場決定!

2018-02-20 15:43:25 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

2PMのテギョンssi、入隊前最後の作品「君を守りたい~SAVE ME~」が、衛星劇場で放送されます

 

放送開始は、4月3日(火) 20:30~ 2話連

 

詳細は、こちらから。

 

一目見た時から、印象が強く残ってるウ・ドファンssiも出演しているのですね。

楽しみです。

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『あなたが眠っている間に(原題)』4話まで

2018-02-20 15:39:34 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓流ラブストーリー完全ガイド ロマンス号 (COSMIC MOOK)
クリエーター情報なし
コスミック出版

レビュー一覧は、こちらから。

 

ユボムは、優しい口調で、もっともらしい話をし始めました。

起訴となった場合、ソユンと母は不利益を被る・・・と。

ソユンがこのままピアノを続けることはできなくなると聞いたら、母は怯みました。で、これまでと同じように罰を望まないと言ったのです。大丈夫だから・・・と。

ユボムは上手く行ったとほくそ笑みました。

 

その時、ソユンは、箸を掴んで自分の手を刺そうとしました。

ピアノが出来ない手にしようと思ったのです。そうすれば、母も覚悟すると。

ウタクが見たのは、それを止めようとしたホンジュの手に箸が刺さる夢だったのです。

 

夢とは違う要素がありました。ジェチャンの存在です。

ジェチャンは、黙ってユボムたちの話を聞いていました。でも、とうとう耐えられなくなって、テーブルをばんっと叩いたのです。

ソユンの手が止まりました。

未然に防げたのです。ウタクはほっとしました。

 

ジェチャンは、絶対に起訴すると言いました。

ユボムがしてるのは、説得じゃなく、脅迫だと言いました。

ソユンは、ジェチャンが担当検事だと知りました。そして、信じることにしたのです。

 

ジェチャンは、ウタクの行動が偶然じゃないと感じていました。

で、問いただしたら、正夢を見る・・・と言うじゃありませんか。

まさか・・・です。

俺も・・・となり、ホンジュもまた同じだと言う事を知り、ウタクは本当に驚きました。

3人が同じ状況だなんて、何か共通点があるに違いないと考えたのですが、同い年だと言う事しか見つかりません。

まさか・・・ジェチャンとホンジュの父が死んだ脱走兵の事件と関係がある ジェチャンとホンジュの共通点は、それだからね。どーでしょ

 

ジェチャンはソユン父の事件を過去からずっと洗い出し、再調査しました。

そして、いよいよソユン父が検察に出頭し、他の参考人たちと共に取り調べをする日になりました。

ホンジュは、その朝、ジェチャンがバスの中で眠り込んでしまって、乗り過ごす夢を見ました。

だから、同じバスに乗り込んで、肩を貸してあげ、最寄りのバス停で起こしてあげました。

エールを送りました。

なぜなら、夢には続きがあったのです。ジェチャンがソユン父を起訴できないという・・・。

前もってそれを伝えることはしませんでした。ただ、応援するだけにしようと思ったのです。

 

ウタクも同じ夢を見ていました。

ただ、彼の場合は、起訴できるという夢でした。

何故、違う結果の夢を?・・・と二人は思いました。

で、内容を確認したら、違う点が一つ。誰が取り調べをしたかということ。

ジェチャンが取り調べをしたら、不起訴になり、ソユン父は釈放。チェ捜査官が取り調べをしたら、起訴できるのです。

すぐにジェチャンに連絡しました。

 

まさか・・・とジェチャンは思いました。

チェ捜査官は、誰よりもユボムと親しい間柄だと思っていたからです。絶対に情報を漏らしてるとさえ思っていました。

ジェチャンは迷いました。迷った挙句、ホンジュとウタクの夢を信じたのです。

チェ捜査官に取り調べを任せました。

そしたら、流石です。

穏やかに話を進め、決してソユン父とユボムに危機感を抱かせませんでした。でも、ちゃんと問題点、不審な点は導き出したのです。

自白したも同然の言葉を吐かせ、それを決め手として、ユボムの口を封じました。

参考人としてきていた、事件発覚の時の記者と、ウタクの先輩警官も、ソユン父の罪を証言しました。

ジェチャンも、一人でたくさんの証拠を集めていましたし、もう、観念するしかありませんでした。

ジェチャンたちの勝利です。

 

チェ捜査官と事務官のヒャンミは、初めてジェチャンを見直しました。

そして、ジェチャンも、チェ捜査官に誤解していたと正直に謝りました。

これで良いチームになれそうです。

他の先輩検事、部長検事たちも、少々見直したようですしね。

 

ユボムは、初めてジェチャンに負けた気がしました。

敵対心を燃やしそうです。

 

そして、ジェチャンは、父の遺影にきちんと報告しに行きました。

本当に検事になった・・・と。肩書だけじゃなく、本当の意味での検事になったと伝えたかったのでしょう。

 

ジェチャンとホンジュはもう一つ夢を見ていました。

同じ夢でした。

桜の花びらが舞い散る下で、ホンジュがジェチャンにkissしようと背伸びする夢です。

ジェチャンの夢は続きがありました。

ジェチャンが、背伸びするホンジュをふっと笑いながら、kissする夢でした。

でも、現実は違いました。

ジェチャン、kissを避けたのです。

背伸びするホンジュに負けず、背伸びしちゃった・・・

何してるんです?・・・とジェチャンが言ったので、ホンジュは気まり悪くて仕方がありませんでした

 

結果がどうであれ、悪夢を防ごうと精一杯頑張ってくれることに感謝する、失望なんてしない・・・とホンジュは言いました。

でも、だからこそ、ジェチャンは期待にこたえたいと思うようになっていました。

そして一方で、その気持ちが大きくなることが怖いとも思っていました。

 

ホンジュ母だけじゃなく、周囲の人は、ジェチャンとウタクがホンジュを想い始めていると気付いています。

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『あなたが眠っている間に(原題)』3話まで

2018-02-20 13:28:32 | 韓国ドラマのエトセトラ
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ジェチャンとホンジュの縁。意外なところにありました。

ホンジュ父の運転するバスに乗り込んで来た脱走兵。そして、その時ラジオから流れて来た脱走兵の事件。それが、ジェチャン父殺害事件だったのです。

ジェチャンと父は、コンビニにいました。

そこに脱走兵が入って来たのですが、リュックから銃の先が見えている事に気が付いたジェチャン父は、さりげなく用事を言いつけてジェチャンを店から出しました。

ジェチャンが出た後、銃声がどういう経緯か詳細は分かりませんが、脱走兵は、ジェチャン父を銃殺して逃走したのです。

その後、脱走兵はホンジュと父が乗ってるバスに乗り込んだというわけです。

だから、同じ日、二人は葬儀場にいたのです。

 

ジェチャン父は、息子が成績を偽装し、自分からお小遣いを貰った上、バイクを買って、事故を起こしたということで、激怒しました。

でも本来は、とても穏やかで優しい父親でした。

自分のようにうだつの上がらない警官じゃなく、もっと上の地位に立つような人物になってほしいと願っていて、その重圧があまりにも重くてジェチャンがこんな事件を起こした・・・と反省しました。

ジェチャンも父の思いを充分理解していました。

だから、その日から、生き方を変えようと思ったのです。髪も黒く染め直しました。

コンビニからジェチャンを言わば‘避難’させた時、父は言いました。検事になれ・・・と。

ジェチャンが検事を目指した理由が、ここにありました。それは結局、父の遺言となったのですから。

 

ホンジュの夢とジェチャンの夢を突き合わせて考えてみた二人。

ジェチャンには、それがソユン父の事件だとすぐに分かりました。

そして、現場と思われるソユンの家に向かったのです。

結局、事件が起る直前、ホンジュがマンションの火災警報器を鳴らしたので、最悪の事態は避ける事ができたのです。

 

スンウォンを引っ張って行ったジェチャン。

この一件に関わるなと激怒しました。

でも、スンウォンは、ソユンから担当検事がジェチャンだと聞き、検事も弁護士と手を組んでいると聞かされていたので、ジェチャンに噛みつきました。

友達が大変な時に、知らん顔なんでできない・・・と。

再捜査すると言ってくれ、それでこそ検事だ、それでこそ俺の兄だ・・・とね。

 

この一件をもう一人夢に見ていた人物がいました。

それがハン・ウタク=チョン・ヘインssi。

ソユン父が死に、その犯人としてスンウォンが逮捕され、駆け付けたジェチャンが彼の兄だと知った・・・。そんな夢でした。

あまりにもリアルだったけど、夢は夢だと思いました。

でも、直後にジェチャンとホンジュが血相変えて走って行く姿を見ましてね。自分を事故から救ってくれた人だと思い出したのです。

すぐに後を追いました。

で、現場で、住民からいたずらで警報機を鳴らしたのでは?・・・と責められるホンジュに助け舟を出したのです。

 

ホンジュはソユンとソユン母を自宅に連れて帰りました。行くあてが無いと思ったし、自分の家が安全だと思ったのでしょう。

強気で生意気なソユンとホンジュは事あるごとにぶつかりますが、結構良いコンビです。

居場所を掴まれないためにも、ソユンは学校を休み、そのままホンジュ母の店を手伝ったりしています。

スンウォンも、その方が安心でしょう。一緒に店の手伝いをしたりしてます。

 

スンウォンとジェチャンは喧嘩したまんまです。

ジェチャンは、仲直りしようと朝ごはんを作ったりするのですが、スンウォンは無視。

結局、ジェチャンは慣れない料理に火傷をしたり指を切ったりしただけで、何の解決にもなりませんでした。

そういうジェチャンを理解してくれるのはホンジュだけでした。ホンジュの場合、もう長いですから、母が理解してくれていますが、ジェチャンはまだ始まったばかり。スンウォンに夢の話しをしても信じては貰えようにありません。

悶々としますわな。

「私だけは知ってる。努力してること。」

と、ホンジュ。悪いことが起らないよう、必死に防ごうとしてるジェチャンの努力を・・・。

額の火傷と指の切り傷を手当てしてくれるのを、ジェチャンはちょいと嬉しそうに見ていました。

 

だけど、ソユン父の事件を再捜査しようとは思って無かったジェチャン。

なにせ、担当の仕事が山のようにたまってて、事務官から嫌味を言われたりしてますからね。

上司も不起訴を望んでいるし、わざわざ機嫌を損ねるようなことはしたくないわけですよ。地方に飛ばされるかもしれないし、もしかしたら、首になるかもしれないし。車のローンも、家のローンもあるから、仕事を失う事はできないと言い訳たらたらです。

だったら・・・とホンジュはロトの当選番号を教えましたよ。

大金が手に入ったら、再捜査する?・・・なーんてね。

一応、口では、自分はお金に左右されることはないと大見え切ったジェチャンなんですが・・・。

買おうと思ってますよ、ロト。

結局、それがホンジュの嘘だと知って、脱力してましたけど。

 

だって、その時既に、ユボムに対しても、

「書類を見直したら、起訴できそうな事に気付いた。」

なーんて言っちゃった後だったし。

部長にも、

「不起訴にすれば、今後大事件に発展するかもしれません。だから、以前の事件まで洗い直します。」

なんて、言い切っちゃった後だったんです。

 

実際、以前に起こした事件も、全て不起訴になっていました。

その一つを担当したのは、シン検事。ジェチャンの大学の後輩だけど、先に司法試験に合格し、検事としては先輩に当たります。

「人を労わるのと、正義を守るのは必ずしも一致しない。」

と、シン検事は言いました。

処罰を願わないという書類を出すのは、妻が夫を許したわけではないと、検事も知っているわけで。知っていても黙っているのは、妻に選択させるためだと言いました。

夫を逮捕すると言う事は、生活の経済的基盤を失う事になります。それを承知で罪を問うか、或いは、耐えて安定した生活の継続を望むか・・・です。

「それでも検事が起訴するというのは、正義ではなく、自己満足よ。」

ジェチャンは、シン検事の言葉に胸を突かれました。悩みました。

父の事が思い出されました。

ジェチャン父は、市民のために命を投げ出したと、当時、英雄と称えられました。でも、ジェチャンにとっては・・・いえ、家族にとってはその父の選択は、誇らしいどころか、恨めしく思えたのです。

市民には正義だった選択は、ジェチャンには自己満足に思えたのが事実だったからです。

 

そんなジェチャンの前に、ウタクが現れました。

実は、ウタク、また夢を見たようです。

先だってのソユン父の事件と同じように、今度の夢もまた事実になるかどうか、確かめようと思ったのです。

ジェチャンは、ウタクのことを覚えていませんでした。

だから、事故から救ってくれた者だ・・・と話すと、ほっとしたような表情になりました。

で、一緒に食事でも・・・と行ったのが、ホンジュ母の焼き肉店。

これは全てウタクの夢のままのストーリーでした。

でも、唯一違っていることが。

それは、その場にジェチャンがいるということ。

夢では、先輩警官と一緒にホンジュ母の店に行く事になっていたのですが、その先輩警官の代わりに、ジェチャンがいるのです。

この変化が、何をもたらすか・・・とウタクは思っていました。

 

そして、ウタクの夢の通り、店にユボムがやって来ました。

そこにソユンたちがいると知ってのことです。

ジェチャンが再捜査すると宣言したことで、ソユンと母を説得しようと思ったのでしょう。

さぁ、どーなる

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今日の駅弁

2018-02-19 14:10:41 | 食べ物関連

気に入ったら同じモノばかり食する傾向があり、好き嫌いも多い私は、なかなかチャレンジできないのですが。
久しぶりに、お初の駅弁をチョイスしてみました。

『栗おこわ弁当』です。

以前からメニューにあったのは気がついてましたが、何故か選ぶことなく今日まで来ました。
赤飯好きな私にしては、珍しいことです。

特に大きな特徴は無いかと思います。普通に、美味しゅうございました。
ただ、オカズで、一品気になったのが。
「レンコンのワサビマヨネーズ和え」
これ、他のお弁当にも入ってましたよね。
何というお弁当だったか、覚えてないけど…。
気に入っていたので。
やっぱり美味しかったです。

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二度目♪(#^.^#)v

2018-02-18 11:45:47 | 食べ物関連

今日も朝から、ここ、四国の瀬戸内側ではとーってもよいお天気

風はまだ冷たいですが、家の中では春が来たかのようなぽかぽか感

昨日、用事を済ませるだけでは勿体無いと、うどん遍路に出かけてきました

行き先は、『三好うどん』さん。

 

左がアルフィーの‘釜あげ’。右は私の‘かけうどん’。

そして、それに付け合わせるのは、こちら 

ゲソ天と鶏天

勿論、注文を聞いてから揚げてくれるので、本当にあっつあつ

鶏天は私好みの下味つきで、かりっとからっと、それでいて柔らかい

ゲソ天も、一口大に切り分けてくれてるので、食べやすいです。

 

以前にも書きましたが、他のうどん店とは完璧に差別化されています。

外観では分かりませんが、入店してみると、可愛いカフェの雰囲気。手作り感満載です。

麺はもちっとしっかりとしていて、手打ち麺の良いところが充分に出ています。

出汁に関しては、薄味で、大きな特徴は無いかと。

アルフィーの釜あげの出汁は、濃すぎず、薄すぎず。程よい加減で、生姜をたっぷり入れると、本当にすっきりとした美味しさ。

そして、器が可愛い 

メニューも手作り感満載 

奥では、麺打ち真っ最中 

私たちが入店したのは、11時15分頃。

直後に満員となり、列ができはじめまして、私たちが出てくる時には、10人ほどが並んでいました。

 

自宅からだと、この三好うどんさん辺りが、余裕を持って往復できる最東端かもしれません。

 

従来の所謂さぬきうどん店とは、お店の雰囲気において、確実に差別化に成功しているお店だと思います。

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