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チュンナム=キム・ヒャンギさんは、8歳上の姉がいます。
大学に入学するのを期に8年ぶりに一緒に住むことになりました。
長い間離れて暮らしていたので、少々ぎこちない雰囲気です。でも、美人の姉はチュンナムの自慢でもあるようですね。
姉は入学に当たって、一つ助言をしました。
“先輩には好印象を与えること”
先輩か新入生かの見分け方は、ダサいかオーラがあるかどうかだ・・・ってね。
ところで、チュンナムはデザート専門のSNSをやってて、かなりのフォロワー数を誇ってます。その筋では有名なんです。
だから、常に撮影のためのお皿や機材を持ち歩いているようです。
いつでも素敵なデザートを撮影出来るように。
入学早々、ヨンナム=キム・ミンギュssiという青年と出会いました。
チュンナムの目から見ると、ヨンナムは垢抜けててハンサムゆえ、とても新入生には見えませんでした。
だから、姉の助言に従ってきちんと自己紹介をし、礼を尽くしました。
でもね、ヨンナムはチュンナムと同じ新入生だったのです。
ヨンナムは明るく活発で物怖じしない性格。ハンサムだということもあって、すぐに先輩の女子学生の注目の的となりました。
チュンナムは、柔らかそうなほっぺをした女の子。あか抜けたところはありませんが、彼女も明るくて純粋な目をした可愛い子です。
新入生歓迎会で、一人の先輩がチュンナムを気に入っちゃって、何かとすり寄って来ました。
チュンナムは、嫌だと思いながらも、先輩だけに、きっぱり拒絶できずに困っていました。
助け船を出してくれたのが、ヨンナム。
ヨンナムは本当に上手いです。人を傷つける事無くさらっと窮地を救ってくれました。
チュンナムとヨンナムはあっという間に仲良くなりました。
チュンナムは話しやすくて頼りになる同級生と言う感じでヨンナムを見ていますが、ヨンナムは、最初っからチュンナムが気に入った様子。
小さくてお人好しのチュンナムを、大きな体で守ってあげてる感じです。
ある時、チュンナムのSNSに、写真が面白くないというコメントが入りました。
似たようなアングルだとか、なんとか。
チュンナムはショックを受けました。
で、大学の写真部に入ることに。
たまたま傍にいたヨンナムも、誘われた勢いで一緒に入部する羽目になりました。
いまいち気分が乗らないチュンナムを、ヨンナムはマカロンを食べに行こうと誘いました。
詳しいチュンナムが一番好きなマカロンのお店にヨンナムを連れて行きました。
ところが、生憎その日はお休み。
チュンナムがそのお店“タルダグリ”が一番好きなマカロンのお店だと言ったのには理由がありました。
美味しいと言うのが一番の理由だけど、もう一つ理由があると言いました。
きっとパティシエの男性が好きなんでしょうね。
まだチュンナムが幼い頃、ショーケースのマカロンに見入っていると、パティシエが声をかけてくれたのです。
そして、マカロンをご馳走してくれたのです。
マカロンとの初めての出会いでした。
そのもう一つの理由は、秘密だとチュンナムはヨンナムに言いました。
ところで、ヨンナムはこの店を見て、よりによって・・・と呟きました。
何か関係がありそうです。
ところで、チュンナムの姉は妹と違って甘いものが苦手です。
表情に乏しく、何を考えているか、いまいち分かりづらいです。でもね、決して冷たい性格というわけじゃありません。
妹のことをちゃんと見てるし愛しているのがほのかな表情で分かります。
仕事はかなりできるようです。上司のいびりにも負けてません。
写真部にはキム・テイという先輩がいます。
美人で、自分もそれを十分意識していて、次から次へと恋人をとっかえひっかえのようで。
それでも恨まれて無さそうなのは、上手く立ち回っているせいかも。
そんなキム・テイが、入部早々のヨンナムに目をつけました。
早速今の彼氏に別れを告げてますよ。
で、ヨンナムにモーションをかけるのですが、ヨンナムはメールも既読スルー。
チュンナムは、キム・テイに憧れます。美人だしね。
でもね、ヨンナムは美しさの基準は人によって違うと言いました。
じゃぁ、誰が好み?とチュンナムが聞きました。
ヨンナムは目の前のチュンナムのぷくぷくの可愛い顔を見つめました。
キム・テイもSNSをしています。
そのフォロワー数もかなりのものだとか。
彼女の場合は、自撮りで自分の美しさを表に出してるようですね。
で、こう見えてもB級グルメ好きなの・・・と、学食にチュンナムとヨンナムを誘い、キンパプやラポッキなんぞをご馳走するのですが、写真に撮るだけで自分は一切食べないみたいです。
ヨンナムは、そんなキム・テイの偽善をすぐに見抜きましたが、チュンナムは全く分かってない様子。
キム・テイは、チュンナムに、ヨンナムとの仲を取り持ってほしいと頼みました。
そんなこと初めてだったでしょうね、チュンナム。
一瞬驚いて躊躇したようですが、先輩の頼みを断ることは出来ませんでした。
その日、チュンナムは、いつもとは別人のようにドレスアップしてました。
ちゃんとお化粧もしてるし、ジーンズじゃなくてワンピースでヒールの高い靴まで履いてます。
大好きな人と約束があるの・・・と、急ぎ足で行ってしまったチュンナムのあとを、ヨンナムはこっそりついて行きました。
チュンナムは、タルダグリに入って行きました。
待ってたのは姉ソヒョン。
ほっとしたヨンナムでした。
甘いものが苦手なソヒョンは、チュンナムがチョイスしたマカロンを口にして、
「これはこういう味なの?」
というコメント。
結構新鮮なコメントだったでしょうね、パティシエとすると。
チュンナムは焦りましたが。
写真部の新入生歓迎会を兼ねた撮影会が開かれました。
チュンナムは、いつも携帯で撮影しているのですが、この日はさすがに一丁前なカメラを持って来ていました。
でも、慣れないので、なかなか上手く撮れません。
ヨンナムと仲良さそうにしてるのを見たキム・テイは、チュンナムに目配せしました。
チュンナムは、例の頼みを思い出し、ヨンナムの傍から離れました。
ヨンナムはそれもお見通しです。
キム・テイがヨンナムの好きな物を食べに行こうと言ったので、ヨンナムはお刺身が良いと言いました。
部長のスルギを言いくるめて会食は刺身だと決めさせました。部員みんな、大喜び。
そしたら、そこでヨンナムが言ったのです。
「僕たちは刺身が苦手なので別の店で食べてきます。」
あっけにとられるキム・テイの前で、チュンナムの手をとってさっさと行っちゃいました。
二人はフォンダンショコラを食べに行きました。
大きなカメラで撮ろうとしたけど、やっぱり上手くいかないチュンナム。
携帯で撮ればいいじゃないかと、ヨンナム。
チュンナムのSNSを見て、人気があることも知っていたし、ちゃんと中傷コメントも読んでいました。
「甘い言葉だけを聞けばいい。この世は甘いものだらけだ。」
その言葉で、チュンナムは携帯を取りだし、いつものようにぱしゃっ。
ありがとう、感謝してる、力づけられた・・・と、チュンナムは言いました。
微笑むチュンナムをうっとりと見つめるヨンナム。
次の瞬間、ヨンナムがどこかで見たことある青いぴかぴかジャージ姿になって、チュンナムの前に座ってるシーンになります。
チョコケーキを食べたチュンナムの口許にチョコがついてるのを見て、ヨンナムがkissできれいにしてあげるんです。
「シークレット・ガーデン」の有名なシーンですよね。
勿論、ヨンナムの夢です。
ヨンナムはその日からチュンナムをずっと見守ってます。
他の男子学生からのアプローチもチュンナムが気づかないうちにシャットアウトしたりしてね。
ところで、チュンナムの姉ソヒョンは妹に連れて行ってもらった時から、パティシエのホン・テヨンにデザートについて教えてもらっています。
作るのではなく、デザートとはなんぞや・・・と言った定義やそれぞれのケーキの成り立ちとか意味とかを学んでいるのです。
彼女の仕事に役だっているようです。
ホン・テヨンは、デザートとはストレスを消す妙薬だと言いました。
あまり感情を表に出さないソヒョンですが、ホン・テヨンよって少しずつ変わって来ているようです。ほんの少しですけどね。
偶然、そこにチュンナムとヨンナム、そしてキム・テイがやって来ました。
やっぱりヨンナムとホン・テヨンは知り合いのようですね。
キム・テイは、流石です。チュンナムがホン・テヨンを好きだと一瞬で見抜きましたよ。
ヨンナムにそう言いましたが、ヨンナムはまさか・・・と言う感じです。
でもね、キム・テイがチュンナムに確認するように言った時、否定するような仕草をしながらも、耳まで真っ赤になったのを見たら、当たっていると思わざるを得ませんでした。
ショックを受けたヨンナムでした。
動揺している隙に・・・とでも思ったのでしょうか、キム・テイ。
ヨンナムに告白しました。
でも、あっさり振られちゃった。
多分、初めての経験だったでしょうね、彼女とすると。
気分を害して帰ろうとしたとき、ヨンナムの家からホン・テヨンが出てきたのを目撃。
一緒に住んでるのね。
大学の学生祭に、写真部はデザートの屋台をすることになりました。
チュンナムのSNS人気を披露したキム・テイ。それによって、チュンナムが中心となってすることになりましたよ。
当日、チュンナムはこき使われました。
ヨンナムはチュンナムにも休憩をさせてとスルギに訴えました。
おかげで、大学祭を楽しむことができたチュンナムでした。
ヨンナム、とうとうチュンナムにkissしちゃった
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