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私は道で芸能人を拾った DVD-BOX1 |
ソンフン | |
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ジュニョクは、ヨンソを見ると、心臓がドキドキし、落ち着かない気分になることに気づきました。
それは、ヨンソの運転が下手ではらはらするのとは絶対に違うことにも気づきました。
一方、ナックはヨンソに想いを真っ直ぐにアピールしているのですが、ヨンソはそれを冗談とか、自分の思い過ごしと受け止めているだけです。
勿論、ヨンソもナックを意識するようにはなっていますが、良い友達の域を脱してはいないように見えます。
ジュニョクの口座からお金を移動させた形跡が確認されました。
ただ、違法性は無いとシム刑事は言います。
つまり、ジュニョクの口座を管理している社内の者しか出来ない事だと言うことです。
セラのヨンソ苛めが始まりました。
でもね、彼女の傍には常にナックやジュニョクがいて庇ってくれますし、ヨンソ自身もそういう事には契約社員時代散々経験してきていますから、へこたれる事はありません。
ジュニョクは今の彼からは想像出来ないほど寂しい少年時代を送って来ました。
幼い頃両親を失くした彼は、叔父の家に引き取られました。
そこで、ジュニョクは酷い扱いを受けたのです。虐待されたとまでは言えませんが、叔父の子供たちとは完璧に差別されました。
食事は毎回味噌汁とキムチ、或いはラーメンだけ。誕生日にも同じものを出されたようです。
だから、今では味噌汁を食べることができなくなってしまったのです。
ヨンソは、その悪い記憶を塗り替えてあげようと思いました。
精一杯美味しい味噌汁を食べさせて、昔の悪い記憶を今の良い記憶に変えてあげたいと。
でも、すぐに受け入れるジュニョクじゃありません。
“食べて”、“嫌だ”、の押し問答の末、味噌汁をぶちまけちゃった。それも、ヨンソの頭の上に。
流石に反省したジュニョク。
片付けるのを手伝いました。
ヨンソの頭の上に乗った豆腐の欠片を口に入れました。
味噌汁を見る度、お前の顔を思い出しそうだ・・・と、ジュニョク。記憶の上書き成功ですね。
セラは、相変わらずマスコミにはジュニョクとの結婚間近と匂わせています。
ジュニョクは、腹を立てながらも、それを黙認してきました。特に自分からは肯定も否定もして来なかったのです。
ある日、セラがマスコミと一緒のところに行き合わせてしまったジュニョク。
もう逃げ隠れ出来ない状況です。
質問攻めに合ったジュニョク。何と答えようか戸惑っていると、遠くで自分を見つめるヨンソに気づきました。
「結婚しません。僕とセラさんは恋人関係を解消して随分経ちます。」
セラは掴んでいたジュニョクの手を話し、会社の建物に入って行きました。
ジュニョクもそれ以上のコメントはせず、車に乗り込みました。
余談ですが。ソンフンssiって、イ・ビョンホンssiに似てませんか?ずっとそう感じてきたのですが、この作品でキャップを被っているのを見たら、そっくりに見えちゃって。
代表も二人の破局を知らなかったようです。
仕事に支障も出てきました。カップルだという前提での仕事がセラには多かったこともあるし、イメージの失墜ってこともありますしね。
そんな時、救いの神が。
ナック改めナインのレッスン風景を写した動画の再生回数が莫大な数に跳ね上がり、俄然注目株として浮上したのです。
この動画、カメラを前に緊張するナックに、ヨンソが二人しかいないと思って歌って・・・と助言したもので。ナックはヨンソへの想いを込めて歌ったのです。
気持ちがこもってますわな。
ナックは一気に忙しくなり、ヨンソもスタイリストとして忙しい毎日を過ごすことに。
でも、相変わらずミスも多いし、忘れ物を多いときた。
それをフォローするのは引退宣言したジュニョク。いいようにパシリやらされてます。
あるインタビューを受けたナック。
恋人は?と聞かれ、いないと答えました。でも、すぐに続けました。
「好きな女性はいます。片想いです。キムチのチヂミが上手なんです。」
付き添っていたヨンソはすぐに分かりました、それが自分だと。
これまでのナックの告白めいた台詞、それは本気だったと。
返事、待ってる・・・と、ナックはヨンソに言いました。
ジュニョクもインタビューの様子を見ていました。
分かってはいましたが、焦る気分だったでしょうね。二人の雰囲気が変わったことにもすぐに気づきましたし。
ナックに忠告しました。
新人芸能人にとって恋愛はタブーだと。ファンがつかなくなるぞと。
「だったら、芸能人にはなりません。」
はっきりとナックは言いました。そう言い切れるナックに、嫉妬したのかもね、ジュニョク。
急にセラがヨンソを呼び出しました。
破局ニュースが流れて面目丸潰れですし、ジュニョクへの未練も恨みもあるし・・・という感じのセラ。
ヨンソ相手に愚痴ったり泣いたり。
別れて随分経つのにイメージを守るためにジュニョクは発表しなかったとヨンソは思ってます。だから、一緒になってジュニョクの悪口を言いました。
セラはヨンソに意地悪していたのは嫉妬だったと正直に言いました。そんなセラの態度にヨンソはつい心を許してしまい、ジュニョクと同じ家に住んでいると口走っちゃった。
その言葉を聞き逃すセラじゃありません。
なんか、悪い方に向かいそう。
セラとお酒を飲みまくったヨンソは、翌日二日酔いで仕事が出来ません。
仕方がないので、ジュニョクが運転をすることに。
仕事先の駐車場で待機していたジュニョク。また、例の黒いマスクの男に襲われてしまったーっ!
必死に抵抗し、なんとか車の中に逃げ込むことが出来ました。
ところが、携帯を車外に落としちゃった。
賊がいなくなったのを確認して、おそるおそる外に出たジュニョク。
後ろから誰かが!
確認する余裕もなく、相手を殴ったジュニョクですが、それはシム刑事。
捜査結果を伝えに来たと言いますが、怪しいよね、絶対に。
こんなタイミングで、それも、待ち合わせをしたわけじゃないのに、会える?
シム刑事は、消えたジュニョクのお金はヤミ金に流れた可能性が高いと言いました。
脅迫等じゃないかと。
代表やその他の社員について聞かれましたが、ジュニョクには思い当たる人はいません。
ナックの仕事が終わり、ヨンソが衣装を持って車に戻って来ました。
ジュニョクの腕の傷に気がつき、手当てをしようとあれこれやってる時、突然フラッシュが!
大勢の記者が押し寄せ、一気に質問攻めですよ。
ヨンソと同棲していること、そのためにセラと破局したんじゃないかってことを矢継ぎ早に聞いて来ました。
一緒に住んでいることを知ってるのは、代表とジュニョクたちだけです。
何故、記者に漏れた?・・・と、首をひねりました。
その時、ヨンソは思い出しました。セラに口走ってしまったことを。
セラが記者会見しました。
すべて、ヨンソの責任だと涙の訴えです。
内輪では、セラの嘘だと皆分かってるし、セラはヨンソに責任をなすりつけるためにしたことだとしゃら~っと言いました。
全く罪悪感を持っていません。
ジュニョクは、セラに怒りをぶつけました。
でもね、セラには全く通用しません。彼女はジュニョクが破局をばらしたことより、自分を愛さない事より、他の女性に渡すことが許せないのです。
ヨンソとは一切関係無いとジュニョクが呆れたように言うと、じゃぁ、訂正の記者会見をするとセラが言いました。
ヨンソが、芸能人になりたくてジュニョクを利用するために近づいたと言うわ・・・と。要するに、自分で責任は取らず、あくまでもヨンソを潰す意思ですね。
ジュニョクのイメージは完全に失墜しました。
広告会社からは賠償請求されるかもしれない事態となりました。
自分のせいだ・・・と、ヨンソは落ち込みました。
そうね、今回はヨンソの責任かもね。
ジュニョクは引退会見を開く決心をしました。
あれ?もう引退したのかと思ってましたけど、あたしゃ。
宣言しただけで、まだきちんと仕事を辞めたわけじゃなかったって事かしら?
とにかく、この騒動をおさめるためには、自分が引退することしかないと思ったのです。そうなると、セラも韓流スター、カン・ジュニョクの恋人と言う肩書きは無くなり、すべてを手放すことになります。
あの子が消えれば済むことなのに何故?・・・と、セラ。
「あいつが俺の前から消えないようにだ。」
セラ、きっぱり言われて、流石にショックを受けたようです。
で、記者会見場に向かったジュニョク。
ところがそこで彼が見たのは、ナックとヨンソ。
ナックが、以前のインタビューで言ってた片想いの相手はヨンソだと発表。
自分はデビュー前にジュニョクの家に住まわせて貰っていて、仕事をするうちにヨンソを好きになった。セラの誤解だと。
ナックの言葉に驚いたヨンソですが、すぐに状況を察しました。
これが最善の策だと。
だから、自分が付き合っているのはナックだと言いました。
ジュニョクは自分達を守るために沈黙を貫いていたんだと、ナックは言いました。
ジュニョクが訂正する間もありませんでした。