まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『とにかくアツく掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子!?~』レンタル版 11話まで

2020-04-24 15:18:33 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

自分がオソルに恋してるなんて、とんでもないと思ってるソンギョル。

夜も眠れない程に悩んでいました。

目の下のクマがそれを物語っています。

異常に神経質になっちゃって、声をかけてきたオソルに、つい、殺菌スプレーを振りかけちゃった。

そんなソンギョルの態度は、流石に社員にも奇異に映ってます。

オソルを好きなんじゃ?・・・と勘繰る社員もちらほら。

 

オソルは、自分を受け止めたせいで、腕に怪我をしてしまったソンギョルのために、牛骨スープを作って来ました。

それを渡そうと思って、声をかけたのです。

クォン秘書に渡してもらおうとしましたが、直接ソンギョルに・・・と言われ、家を訪ねて行きました。

 

突然訪ねて来たオソルを見て、ソンギョルは動揺しまくり。

本来、こういうものは、受け取らないソンギョルですが、

「僕も牛骨スープが好きだ!」

なんて言って、受け取りました。

 

初めてソンギョルの自宅に入ったオソル。

自分が見つけた自動掃除機が働いているのを見て、ちょっと嬉しかったようです。

でも、人の温かさが感じられないほどに整理整頓された室内に、ソンギョルの潔癖症が表れていました。

ソンギョルは、昼間の自分の行動を謝りました。殺菌スプレーの一件です。

「これでおあいこに。」

と、オソルが言いました。自分も散々迷惑をかけてきたからと。

ソンギョルは、オソルが自分を奇異な目で見ることがないのが嬉しいのでしょうね。特別視しませんから。

「最初は変わった人だと思いました。今は違います。社長にも事情がある筈です。私と同じように。」

オソルは自分が身の回りの事に構わなくなった事情を打ち明けました。

学費のためにアルバイトをしなくちゃいけなかったし、髪を洗う時間があれば、少しでも寝て、勉強をしなくてはならなかったのです。

「私とは違う事情が社長にもあるでしょうから。」

ソンギョルは、その言葉が心に沁みたようです。

 

せっかく、良い雰囲気になりかけたのに、オソルがコップを片付けようとした時、とんでもない事を思い出したソンギョル。

ワケの分からない話をしながら、無理やりオソルを帰らせました。

だって、台所には、オソルのコップが置いてあるんですもん。見つかってしまう!って焦ったのです。

 

翌朝、ソンギョルは久しぶりに家で朝食をとりました。

オソルが持ってきてくれた、牛骨スープです。

「おいしい・・・。」

心が温まったのでしょう。

 

その頃、ハインはソンギョルについて調べていました。

自分に電話相談してきているのが、ソンギョルだとは知っていますが、まだ彼の素性までは知らなかったのです。

 

オソルは、一人で仕事に行きました。

一般家庭なので、一人でも大丈夫だということです。

ところがですよ。

この依頼者が何とも怪しげ。

 

クォン秘書から報告を受けたソンギョルには、その依頼者の名前に聞き覚えがありました。

調べてみると、やはり、以前女性ヘルパーにセクハラをした履歴が残っていたのです。

慌てて連絡をしても、オソルが携帯に出ません。

ソンギョルは、もうじっとしていられなくなって、会社を飛び出しました。

 

オソルやドンヒョン、ジェミン、ヨンシクのチームはお互いの気心も分かり始めていて、とても良いチームワークが築かれています。

ヨンシクが長い間の片思いを終わらせなくてはいけなくなった時も、ドンヒョンとジェミンが優しく気遣ってくれました。

それがさりげなくて、とても良いです。


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『とにかくアツく掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子!?~』レンタル版 10話まで

2020-04-23 17:07:23 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ソンギョル母は、母親である自分にさえ触れさせないソンギョルが、女性を抱きかかえたとクォン秘書から聞き、どういう女性なのか、気になったのです。

もし、ソンギョルの妻の座を狙うような女性だったら、きっちりと釘を刺しておこうと思ったのでしょうね。

でも、オソルの人柄が気に入ったようです。

ざっくばらんで明るい子ですからね、オソルは。下心があるようには見えません。

ソンギョル母も、嘘がつけない正直者ですから、オソルもさほど悪い印象は持たなかったようです。

ただ・・・、ソンギョルに見つかっちゃった。

 

ソンギョルは、オソルを受け止めたせいで、腕に怪我をしてしまいましてね。

病院に行ってから出勤しようとしたのですが、途中で母の秘書を見つけたってわけ。

ソンギョルは、母とは一線を引いています。

求めていた時に、傍にいてもらえなかったことが、大きいと思います。

母と社員とが会う理由は無い!・・・ときっぱり言いました。

 

ソンギョルは“ダニエル医師”に相談の電話をかけました。

何故、オソルに触れたのに、これまでのように呼吸困難や眩暈等の症状が現れなかったのか・・・と。

「恋煩いだなどと言う話じゃなくて。僕が納得できる説明をしてほしい。」

と、ソンギョル。

先だっての相談で、ダニエルから言われた“例外”。それが、恋煩いかもしれないということだったのです。

ダニエルは言いました。

強迫症が突然治ることは無い、必ず理由があると。

そして、オソルだけ大丈夫なのか、他の人にも大丈夫なのか、試せばよいと助言しました。

 

ソンギョル、じゃぁってんで、社員の休憩室に行き、置かれてる社員のコップに触ってみることに。

ところが、誰のコップにも触ることが出来ません。

その時、社員の声が。

慌てて物陰に隠れたソンギョル。

丁度、オソルのコップに手を伸ばした時だったので、思わずそのコップを掴んで隠れてしまったのです。

当然、すぐに見つかってしまいましたけどね。

でも、オソルのコップはそのまま持ち帰ってしまったのです。返すのも、不自然ですしね。

 

オソル父は新しく仕事を始めようとしていました。

洗車を請け負う仕事です。

そのチラシを配っているのを、偶然見かけてしまったオソル。

でも、隠れてしまいました。自分が丁度仕事中でしたから。まだ清掃会社に勤めているとは言えていないのです。

 

ある日、ハインにチヂミのおすそ分けに行ったオソル。

成り行きで一緒にマッコリを飲むことに。

ハインとは何故かいろんな話ができるオソルです。カウンセリングのプロですから、自然にそういう雰囲気を醸し出せるのかもしれませんね。

「お互い、秘密を話さない?」

と、オソル。二人だけの秘密と聞いて、ハインは乗りました。

「実は・・・清掃会社で働いてる。」

と、オソル。

ハインは、それが秘密の話だなんて、はぁっって感じです。

でも、ずっと清掃の仕事をしてきたオソル父が絶対にするなと言って来た仕事だと聞き、納得しました。

 

「好きな人がいる。」

と、今度はハインが言いました。ずっと長く見守ってきた人だ・・・と。

「片思いなの?」

と、オソル。

少し照れながらハインが言いました。

「まだ告白するときじゃない。とても明るくて可愛い人だ。だから、守りたい。彼女がずっと笑顔でいられるように。」

オソルのことですね。

 

ソンギョルは、家で持ち帰ってしまったオソルのコップを見ながら自分の気持ちが何なのか、悩んでいました。

テレビ番組では、それが恋だと言っていましたが、信じたくない、信じられない気分でした。

それからというもの、ソンギョルは以前に増して潔癖症が悪化。

よりいっそう社内の汚れに敏感になってしまいました。

目の下にクマまで作っちゃって。


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『とにかくアツく掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子!?~』レンタル版 9話まで

2020-04-23 16:08:21 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

録画予約は入れてあったのですが、このような状況で確認に行けません。

よって、レンタルで視聴することにしました。

 

「仕事に集中していないからミスを起こすんだ!」

ソンギョルがオソルに激怒して言いました。

その日のオソルの服装についてまで難癖つけるように怒ったので、オソルは何も言えませんでした。

出て行けと叫ばれ、オソルは黙って背を向けて出ていくしかありませんでした。

 

その足で母の眠る納骨堂に行きました。

一番可愛い服を着て、母を心配させないように一生懸命に明るく話しかけました。

でもやっぱり無理でした。

本当は辛いことがあったの・・・オソルは泣いてしまいました。

ふと気づくと、今年も花と一緒にヤクルトが置かれていました。

毎年母の命日には、必ずヤクルトが置かれているのです。

思わず納骨堂から駆け出して確かめに行きました。でも、分かりませんでした。

チェ・ハインなんです。

そっと物陰に隠れていました。オソルに見つからないように。

 

帰り道でオソルはハインに会いました。

ヤクルトを持っているのを見て、偶然に驚きましたが、ハインは、便秘なんだ・・・と言いました。

「ヤクルトは元気の素なの。」

と、オソルは言いました。母が昔泣いてるオソルにいつも持たせてくれたんだとか。

納骨堂に誰かがお供えしてくれてるけど、母からもらった気がして癒される・・・と。

ハインは嬉しそうでした。

 

2人で家に向かっていると、ソンギョルが現れました。

ソンギョルは、クォン秘書から、その日がオソル母の命日だったらしいと聞かされていました。

だから、服装が違ったんだと察しました。

言い過ぎた・・・と。

知らなかったんだから・・・と自己肯定しようとしましたが、罪悪感は消えません。やっぱり、謝らなければと思ったのです。

 

オソルを前にしても、ソンギョルは素直に謝れません。

どこからどう切り出せばよいのか、ソンギョルにとっては初めての事だったのでしょう。

つい、フィギュアの弁償を口にしたりして、オソルの機嫌を損ねたりしてしまいました。

で、その流れで昼間の失言を謝ることは出来ました。

ただ、オソルの足の怪我の状態を聞いても、やっぱりどうして言わないんだと責めてしまったのです。

ソンギョルの剣幕に合うと、オソルは弁解も何も、口を挟む余裕もなくなってしまうんです。

「どんな状況であれ、社員に手を出すなんて、絶対に許せない!」

ソンギョルは言いました。

オソルは意外な気がしました。

冷たい人だと思っていましたからね。

ま、とにかく、解雇は取り消しましたね。

 

フィギュアの収集家の男には、同じ物を買って賠償しました。

男はそれで満足気でした。

でも、ソンギョルは責任の所在をはっきりさせたいと言いましてね。オソルの足の怪我のこともあるしと。

暴行及び傷害で告訴する予定と聞き、男はびびりました。

既に、自分の置き方が悪くてフィギュアが棚から落ちたと、監視カメラの映像で気づいていたのです。

結局、オソルに謝罪させることで手を打ちました。

 

その日は、オソルたち、街角の清掃をしていました。

オソルは脚立に上って、大きな時計を拭いていました。

そこに丁度ソンギョルとクォン秘書が通りかかりまして。

足は大丈夫?とクォン秘書が声をかけたのです。

大丈夫です!・・・と答えた直後、バランスを崩して、オソルが脚立から転落

それを、ソンギョルが両腕で抱き留めた

 

汗まみれの汚い女性を抱えているのに平気だ・・・ソンギョル自身が一番驚いていました。

 

でも、直後にソンギョルの顔に汚れた雑巾が

そして、ソンギョルは失神したのです。

 

オソルはこの時初めて、ソンギョルが強度の潔癖症だと言う事を知りました。

だったら、自分のkissで失神するのは当然の事だったんだと思いました。

「そんな人が何故オソルを素手で受け止めたんだ?」

ヨンシクが言うと、オソルは勿論、ドンヒョンもジェミンも不思議でたまりませんでした。

 

翌朝、出勤途中のオソルの前にソンギョル母が現れました。


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ソ・ガンジュンサイン入り写真&韓国版プレスをプレゼント♬

2020-04-20 16:33:28 | イベント、プレゼント関連

ホームドラマチャンネルで、今日から放送が始まった「キミはロボット」

主演のソ・ガンジュンssiの生写真と作品の韓国版プレスをセットでプレゼントしてくださるそうです

その数、なんと、1名様限り

 

超低確率

 

でも、ゼロじゃない。

応募しなくちゃ当たりません。

 

ただ、番組の放送において告知されるキーワードの入力が必要です。

 

詳細、応募は、こちらから。

 

応募期間は、4/20(月)~5/20(水)23:59


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「TSUTAYAアジアMAGAZINE」2020 5月号

2020-04-18 15:16:41 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

ドライブの最後は御用達TSUTAYAさん。

いつものフリーペーパーをいただいて来ました。

 

観たらハマる!最新時代劇

俳優“今コレ”!チョン・イル特集

「ヘチ 王座への道」・・・5/2レンタル開始

 

今月のイチオシ

俳優“今コレ”!キム・ジェウク特集

「彼女の私生活」・・・5/2レンタル開始

 

その他レンタル情報

「ドクタープリズナー」・・・5/2レンタル開始

「ウォッチャー 不正捜査官たちの真実」<日本編集版>・・・5/8レンタル開始

「EXIT」・・・5/2レンタル開始

「スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班」・・・5/2レンタル開始

「無垢なる証人」・・・5/2レンタル開始

「王と道化師たち」・・・5/2レンタル開始

「仮面の秘密」・・・6/3レンタル開始

「私の国」・・・6/3レンタル開始

「輝く星のターミナル」・・・6/3レンタル開始

 

今、このような状況ですので、愛媛県から他県への移動は真に必要な場合を除いて自粛ということになっています。

当然、千葉の自宅を空けて随分になります。

きっと庭が雑草畑になっているんだろうなあとか、録画許容量も超えて録画不可能になっているんだろうなぁとか、心配事はたくさん。

しょうがありません。

いつか、必ず以前のように自由に行き来ができるようになると信じて、待つしかありません。

放送決定の記事を挙げたまま、レビューを全くしていないのは、こういう理由のためです。

手元にあるダビングした作品と、レンタル作品で何とか・・・という状況です。

興味は失せていません。

こういう時、改めて思います。大好きな事が一つでもあって良かった・・・と。

 

もう十分過ぎるほどに頑張っていらっしゃる皆さん。

腰を据えて、皆で手を取って終息へと向かうよう、耐えましょう。


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今日のランチ♬

2020-04-18 14:09:55 | 食べ物関連

せんだって、久しぶりにおにぎり弁当なんぞを作りましたが、今日は、テイクアウト弁当

 

ずーっと家に籠りっきりなので、週末くらいは外に出たいと思いまして。

と言っても、人のいないところとなると、やはりドライブ&車中食しかありません。

急に思い立ったので、おにぎりを作ろうにもご飯が無くて。

テイクアウトすることにしました。

マック等じゃなくて、何か・・・と思って探してみると、案外あるもの。

今、こういう状況なので、食べ物屋さんでテイクアウトを始めたというのがちらほら。

丼屋さんにしようか、手作り弁当屋さんにしようかと迷った挙句、手作り弁当屋さんに決定

上がアルフィーの“ハンバーグ弁当”。下が私の“唐揚げ弁当”。

もうねぇ、私が如何に唐揚げ好きか分かりますよね

毎回毎回、ボリュームたっぷりの唐揚げですもんね

 

これで、〆て、900円也。

コスパ良いです

 

ご飯は雑穀米と白米を選べます。

大盛りはプラス70円。

 

海の傍で車中食。

瀬戸内海と島々を眺めながら食べました。

今日は、双眼鏡を持って行ってたので、島の小学校らしき建物、道路標識など、くっきり見えました。

時期が時期とて、断念してるうどん遍路の舞台である、香川県方向を見ながら、あの山が・・・と話が弾みました。

早く通常の日々が戻ってくることを願わずにいられません。


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『バベル(原題)』完観

2020-04-16 18:22:19 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

スホ・・・自殺未遂で命を取り留めた後、とても冷静になりましたね。

自分を見つめ、コサンという会社の行く末、従業員の事を考え、自分が会長職につくことは良くないと判断したのです。

そのうえで、一番父テ会長の血を引いたユラに会社を委ねようと考えたのです。

既に、ユラに自分の持ち株の全てを譲渡する契約を交わしていました。

 

前日、コ常務とパク理事たちをはじめとした理事たちを集め、自分の決心を話してありました。

自分が会長になっては、コサンの未来に希望は無いと。

ユラが適任であると。

突然、そんなことを言い出したスホに、理事たちは戸惑いました。自分たちの立ち位置を確認するために試しているのだろうかとも思いました。

でも、スホは本気でした。

 

ヒョンスクは、呆然としました。

スホが自分に断りもなく勝手に行動したことが信じられませんでした。自分の言いなりだったスホが。

 

ユラが会長に推薦された時、ヒョンスクは賛成などしたら、ただじゃおかない・・・と叫びました。

醜態をさらす母を、スホは辛そうに見ていました。

ほぼ全員の者が賛同しました。

そして、ユラが現れました。

閉じ込めておいた筈なのに・・・と、ヒョンスクは唖然としました。部下は既にユラの味方だったのです。

 

結局、会場からヒョンスクは出て行かざるを得なくなりました。

 

ウヒョクは、見張りの男を倒し、何とか逃げ出すことが出来ました。

チャン刑事たちにも連絡し、ジョンウォンの監禁場所に急いだのです。

そこは、機長の妻が監禁されていた場所でした。

どーしてそこだと思ったんでしょうね、ウヒョク。ヒョンスクの手下だから、そこしかないと思ったのでしょうか。何か所もアジトを持ってるはずが無いと思ったのかな?

 

ま、とにかく、その場所に行くと、グァンソンが待っていました。

グァンソン殺し屋だと言う設定の割に、格闘、そんなに強くないのよ。ウヒョクが強いと言うことなのかしら?

グァンソンを倒したウヒョクは、ジョンウォンを救出し、グァンソンは逮捕されました。

 

グァンソンは何も話しませんでした。

そしてある日、監視されていたのに、病室を医者に扮して抜け出し、そのまま行方をくらましてしまいました。

中途半端な存在でしたね、このグァンソンは。

 

母に背いたスホですが、本来とてもやさしい人間ですから、母をいたわることは忘れていませんでした。

母にちゃんと説明し、納得してもらおうと考えました。

そして、これから静かに親子で暮らしていこうと考えていたのでしょう。

でもね、その計画は叶いませんでした。

 

帰宅した時、彼を待っていたのは、取り乱した母ヒョンスクと妻ヨンウンの遺体。

何と、ヒョンスク、ヨンウンを殺してしまったのです。

まぁ、ヨンウンの口が災いしたってことでしょうね。

元々、ヒョンスクに恨みがあるヨンウンは、この時とばかりヒョンスクをバカにしたような物言いをしたのです。このところ、ずっと上から目線だったヨンウンが気に入らなかったヒョンスク。

これからヨンウンはスホと共に別に暮らすと宣言し、もうヒョンスクは本当に一人になる・・・と言い放ったのです。

勝ち誇ったような態度で出て行こうとしたヨンウンの後頭部めがけてワインのボトルを振り下ろしちゃった

 

あっけなくヨンウンは死んでしまいました。

そこに、スホが帰宅してきたと言うわけです。

 

続いてウヒョクとチャン刑事たちも。

彼らはウヒョクたちを拉致した罪で逮捕に来たのでしょうけど。

その場でヒョンスクは逮捕され、連行されて行きました。

 

ウ室長も逮捕されました。ミノを殺害した罪で。

 

体調の戻ったジョンウォンは、姿を消しました。

 

ウヒョクは、検事を辞め、弁護士事務所を開きました。

オ係長は引き抜かれて、ウヒョクの事務所に入るようです。

そして、コサンのスパイは、キム検事だったみたいですね。なかなかのやりてのようで、出世しそうです。

 

1年が過ぎました。

 

ヒョンスクは、まだ容疑を認めていません。裁判は長期化しそうです。

ある日、ウヒョクは面会に行きました。

ヒョンスクは健康そうでした。

決してウヒョクに弱ったところは見せたくないという意地もあったのでしょう。

ジョンウォンと幸せに暮らしているわけじゃないと察すると、高笑いしました。いつまででも、ウヒョクとジョンウォンに復讐する気持ちを持ち続けると言いました。

負けたわけじゃないと言いたかったのでしょう。

そんなヒョンスクに、ウヒョクは一つ大切な話をしました。

 

遺言状の書き換えをテ会長から頼まれたのは事実でした。

テ会長は、ミノの本性・・・得ても得ても満足できない欲深さに気づいていました。それを、ミノが隠してきたことも。悪事を働く才能があることも、恐ろしいことをしてきたことも知っていました。

そんなミノに会社を任せるわけにはいかないと思ったのです。

テ会長が選んだのは、スホでした。

評判が悪く麻薬常習者のスホ?・・・とウヒョクが言うと、

「いいものを選べない時は、最悪をのものを避けるしかない。周りは苦労するが、長い目で見ればコサンの将来に役立つ。」

と、テ会長が言いました。

 

要するに、こんなに悪事を重ねなくても、じっとしていたら自然にコサンはスホのものになっていたと言うわけです。

話を聞いたヒョンスクは、パニックになりました。

後悔しても、もう遅いのです。

自ら身を滅ぼしたと言うべきでしょう。

 

スホは全てを捨て、自由に一人で生きていました。

表情が明るくなりました。本来のスホでしょうね、これが。

テ会長は、執事に世話をされながら、家でいます。芝居じゃありませんでしたね、認知は。

 

ジョンウォンの手掛かりが得られました。

写真をサイトにアップしたのです。

調べてみると、日本。それも、大阪の風景だと分かりました。

ウヒョクは、必死に調べ、それが和歌山だと気付いたのかな?

 

再会できました。

 

ハッピーエンドです。息子は、ウヒョクの子なのか、ミノの子なのかはっきりさせていません。

でも、きっとウヒョクの息子なんでしょう。

 

シリアスな展開でしたが、終わってみると、特に目新しい謎とかストーリーではありませんでしたね。

思わせぶりだったウヒョク父の死も、ありゃぁ~・・・って感じでしたし。

 

でもね、最後は落ち着くべきところに皆落ち着いた感じです。


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『バベル(原題)』15話まで

2020-04-16 15:37:26 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ウ室長の狙いは、ジョンウォン。

殺すのではなく、拉致して、すぐにでも移殖手術を受けさせることが目的でした。

車を衝突させると見せかけて、ジョンウォンを拉致しました。

ウヒョクは、コ記者を呼んで、後を追いました。

でも、結局逃げられてしまうんです。

まぁ、追走するとき、これはないだろ・・・的なシーンも多々ありましたが、ストーリーをつなげるために必要だったと思う事にします。

 

逃走中、ジョンウォンはやっと自分が妊娠しているとウ室長に打ち明けました。

ドナーになることを納得していたものの、やはり自分の子供を諦めることは出来なかった・・・と。

まぁ、その気持ちは分かります。

ウ室長も衝撃を受けますが、分からないでもないと思ったでしょう。

でもね、この時のジョンウォンの“約束なんてしてない”とか、“私が選択する”とかいうセリフは、ウ室長からすると、そんな勝手な・・・って思うでしょうね。

確かに、ジョンウォンはミノから逃げたいとしか思っていませんでした。そうなるために、手を貸してほしいとウ室長に頼みもしました。殺してほしいなんて思ったことは無かったのは事実です。

それを、ウ室長が手段を選ばずに・・・と考えた事が間違いだったのですが。

首を絞められたジョンウォンを助けるために、刺してしまったのはウ室長の性急さ故かもしれません。

ウ室長の罪を一切自分には関係ないとか、誤解だったとか、そんなつもりじゃなかったとか、仕方が無いこととはいえ、ドナーにはなれないとかいうのは、酷ですよね。

 

この時、ウ室長の妻ムイは危篤に近い状態に陥っていました。

移殖手術を行うタイムリミットが迫っていたのです。

焦るのが当たり前でしょう。

 

しかし、結局、ウヒョクが追いつき、ジョンウォンを救い出したことで、ムイは死んでしまいました。

誰に怒りをぶつけたらよいのか分からないでしょうね、ウ室長。

 

ところが、ほっとしたのもつかの間。

ウヒョクとジョンウォンは、グァンソンと手下に捕まってしまったのです。

 

別々の場所に監禁されたウヒョクとジョンウォン。

お互いの様子は、監視カメラを通してみることが出来ました。

 

ユラは、ウヒョクから、母ヒョンソクがウヒョク父を殺したと聞かされていました。

まさか・・・です。

いろいろと違法な事をしてきたと察してはいたでしょうが、まさか、殺人、それも、ウヒョクの父が被害者だなんてね。

そんな時、ジョンウォンが拉致されたという連絡を受けました。

これも母の仕業だと察したユラは、実家に戻り、ヒョンスクを問い詰めました。

 

「何故?憎い相手は殺しても良いってわけ?」

母ヒョンスクに言いました。

「だから、チャ・ソンフンも殺したの?」

思いもよらない名前がユラの口から出たことに、ヒョンスクは驚き立ち止まりました。

その様子を見て、ユラはこれが本当の事だと察しました。

「母さんに人を殺す権利なんて無い

ユラはふらふらと実家を出て行きました。

ところが、ヒョンスク、娘の性格をよく把握していました。このままでは、通報されると思ったのです。正義感の強いユラですからね。家族であってもそうするだろうと。

で、部下に命じて、ユラを地下室みたいなところに閉じ込めましたよ。

 

コサングループ理事会及び臨時株主総会の日になりました。

計画では、これがそのままスホの会長就任式となる筈でした。

既に、ヒョンスクはコ常務やパク理事に協力を約束させてありました。

 

スホはリハビリの甲斐があって、杖を突きながらではありますが、一人で歩けるようになっていました。

堂々と方針を述べ、満場の拍手を浴びました。

ヒョンスクも感慨深げでした。

そして、いよいよ議決となり。スホの会長就任に賛成の人は挙手を・・・とコ常務が言ったのですが。

なんと、挙手したのは数名だけ。

殆どの者が、手を上げずにいたのです。

驚いたヒョンスクは激怒し、コ常務やパク理事の名前を叫びました。

修羅場となろうとしたとき、声が。

「やめろ

スホです。

「俺の提案だ。」

ヒョンスク、呆然とスホを見ました。

「誰のために?」

「コサンのためだ。」

スホが答えました。

 

その頃、ウヒョクは、縛られていたロープを切り、見張りの男と格闘となっていました。


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『バベル(原題)』14話まで

2020-04-16 10:57:26 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

なんと・・・

そんな理由だったの

勢力争いとか、陰謀とか、あれこれ考えていたけど、結局、理由は嫉妬・・・ですわな。

それも、不倫の末の

要するに、ウヒョク父とヒョンスクは不倫関係にあって、二人で駆け落ちしようと約束していたのに、最後の最後でウヒョク父が家族を捨てる事が出来ないと、関係を解消しようとしたってわけです。

約束の場所で待ち続けていたヒョンスク。

全てを捨てると言ってたウヒョク父。

その言葉を信じていたけど、一抹の不安も持っていたようですね、ヒョンスクは。

優しい人だから、家族を捨てられないんじゃないかって。

それでもかまわないとヒョンスクは思っていました。その時は自殺しようと考えていたのです。そのためにナイフも準備していました。

それが、テ会長への復讐となり、ウヒョク父への愛の深さを示せる唯一の方法だと思ったのです。

やってきたウヒョク父は、別れを告げました。

そして去って行こうとしたとき、ヒョンスクが持っていたナイフで刺したのです。

“家族を捨てられない”と聞いた時、ヒョンスクの中で嫉妬や怒り、自分への哀れみのあらゆる感情が襲って来たのでしょうね。

 

どーってことのない、痴情のもつれが原因だったと知ったウヒョク。

流石にショックを受けました。

自分が30年もの間追い続けて来たことが、こんなありふれた事だったなんてね。

「いつでも復讐しにきなさい。私はいつでもここにいるから。」

ヒョンスクが言いました。

ウヒョクは、部屋に貼ってあった写真や資料、そしてPCの中の資料の全てを捨てました。

 

ヒョンスクも心穏やかではいられませんでした。

皆自分から去って行く・・・とスホに呟きました。

テ会長も、シン理事も、ユラも、ジョンウォンまでも・・・と。

「あなたも?」

と、スホに言いました。

スホは初めてだったでしょうね、母のそんな姿を見るのは。

 

ヒョンスクは、ヨンウンの機嫌が良いことが気に入りません。

スホと離婚したいと言ってた時とは大違いです。

行いを改め、スホの傍にいようと決めたようです。

スホがヨンウンを庇うのも気に入りませんでした。

スホの会長就任式が終わったら離婚してよい・・・とヨンウンに言いました。すると、ヨンウンは笑顔を見せながら言ったのです。

「離婚は私たち夫婦の問題です。干渉しないでください。」

明らかに形勢が変わろうとしています。

スホとヨンウンは初めて本当の夫婦らしい雰囲気になっています。

 

ユラは、ジョンウォンがこの期に及んでも毅然とした態度を取り続けていることが不思議でなりませんでした。全く苦しむ素振りを見せませんから。強気で自分にも対していますしね。

ヒョンスクに問いただしました。

「遺言状を持ってる。」

ヒョンスクが言いました。ユラが探し出せなかったのが悪いと。そして、ミノの子供を妊娠してる・・・と。

これは、ユラも既に知ってますよね。

「その子はミノの子じゃなくて、他の人の子かもしれない。」

と、ユラ。

ヒョンスクはそれがウヒョクだと察しました。

ユラが二人の仲を知らずにバカを見たということも。

 

ウヒョクの前にシン理事が現れました。

命の危険を感じて、助けを求めて来たのです。

一旦は追い返したのですが、利用する手を思いつき、呼び戻しました。

 

シン理事は不正の記録が入ったUSBをウヒョクに差し出しました。

ウヒョクは、シン理事に命じてヒョンスクに連絡させました。

「会いたいから、一人で来て。グァンソンは連れてこないで。」

ウヒョクは、場所を、両親が眠るお寺に設定しました。

 

シン理事ではなく、ウヒョクが現れたことに、ヒョンスクは驚きました。

不正の証拠資料を見せました。

スホが麻薬常習者だと言う資料もありました。

でも、ヒョンスクは動じません。会長に就任さえしたら、皆、スホに付くだろうからと。

「それが権力よ。」

ウヒョクが言いました。権力を握れるでしょうかと。

就任前に逮捕されたら、誰もスホに付いたりしないでしょうに。ヒョンスクはそんな当たり前のことすら考えつかないの?

「好きにしなさい。どちらの言葉を信じるかしら。被害者の妻を寝取った検事か、コサンか。」

でも、ウヒョクは言いました。まだ時間はあると。

今回失敗したからと言って、自分は諦めないということです。30年追い続けてきたのだから・・・と。

 

「ジョンウォンを釈放させてください。」

ウヒョク父が今のウヒョクのような人間だったら、自分の人生も違っただろうに・・・とヒョンスクは言いました。

ヒョンスクはジョンウォンを釈放する約束をしました。

ってか、ヒョンスクはとうにそのつもりだったでしょうに。遺言状の事があるから。

ラッキーにも、ウヒョクに恩を売った事になったと気付けば、展開も違ってきたと思いますよ、あたしゃ。

 

ヒョンスクは、グァンソンに連絡しました。

ウヒョクを殺すのを一旦中止すると告げました。

そして、ジョンウォンが釈放されたら、すぐに殺せと言いました。必ずウヒョクの目の前で・・・と。

 

裁判が開かれ、ジョンウォンは無罪となりました。そしてすぐに釈放されたのです。

 

ジョンウォンは裁判直後に遺言状をヒョンスクに渡しました。

もう少しじらせば良いのにと思ったのは、私だけでしょうか。

でも、一刻も早く、コサンから解放されたいと言う思いが強かったためでしょうね。

 

町を一人歩くジョンウォンを、グァンソンが狙っていました。

 

横断歩道の向こうに、ウヒョクが立っていました。

 

信号が青になり、二人はお互いに向かって歩き始めました。

そこに車が突っ込んできた

グァンソンかと思ったら、なんと、ウ室長が運転してるじゃありませんか

ウ室長が狙っているのは、ジョンウォンじゃないよね?ウヒョク

 

ミノを殺したのは、ウ室長だったのです。

ペーパーナイフを振り上げたジョンウォンですが、簡単にそれははねのけられてしまい、押さえつけられてしまったのです。

首を絞められ、息が詰まると思ったその瞬間、落ちていたナイフを拾ってミノを刺したのが、ウ室長。

ジョンウォンを救わないと、移殖手術が出来ませんもんね。

ウ室長が後始末をしたのは、ジョンウォンのためでもあったけど、自分のためでもあったというわけです。


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『バベル(原題)』13話まで

2020-04-15 13:54:39 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヒョンスクは激しく動揺しましたが、結局、詳細は何も話しませんでした。

ウヒョクは執事が呼んだ警察に、不法侵入の罪で連行されてしまいました。

ウヒョクに対しては、いつものようなふてぶてしさを見せていたヒョンスクですが、内心はかなりの衝撃を受けていました。

ウヒョクを殺せと、グァンソンに命令しました。

 

そして、ユラはウヒョクの資料を見て、復讐のために自分に近づいたと言う事を知ったのです。

偶然でもなく、運命でもなく、全て計算ずくの事だったと。

ウヒョクが自分に想いを抱くなんてことは、可能性ゼロでした。

ユラは、今になっても少しは期待を抱いていたのでしょうか。

ジョンウォンとの仲を知った時より、衝撃を受けていました。

 

一人お酒を飲んでいるユラの前に、クォン弁護士がやって来ました。

彼はユラの変化が心配だったのです。

修習生時代から、ユラはクォン弁護士にとって尊敬の的でした。手本でした。

美人だけど質素で、性格は悪いけど正義感が強く、財閥なのに偉ぶることなく人間味があると。

コサンの悪い噂は以前からあったようです。

でも、ユラは違うと思ってきました。

「でも、今の先輩は噂で聞くコサンの人間だ。他人も自分も騙さないでください。」

この言葉で考え直すかと思ったけど、今のユラにはそんな冷静さはありませんでした。

ウヒョクへの復讐心に支配されていたのです。

 

留置所にいたウヒョクを迎えに来たのは、オ係長とチャン刑事、イ刑事たち。

ウヒョクの行動を理解できない彼らは、悶々としていました。

それでも、オ係長は言ったのです、何があろうとウヒョクの味方だと。

ありがたい仲間です。

 

ところで、スホは、以前とは打って変わった冷静さを見せています。

静かに何かを企んでいるようです。

母ヒョンスクへの復讐でしょうか。

自分の秘書がヒョンスクのスパイだと言う事にも気づいていて、秘書自身に選ばせようとしています、自分につくか、ヒョンスクにつくかを。

ヨンウンはそんなスホを見て、離婚をする気は失せて来たように見えます。

これからでも良い妻になろうとしているのかしら。

 

コサンの弁護士として、ユラがジョンウォンに会いに来ました。

ジョンウォンはユラに担当してほしくはありません。

じゃぁ、別の人を寄越すわ・・・とユラ。

案外あっさりと引き下がったかと思ったら。

この時の目的は、ジョンウォンにもウヒョクの本当の目的が復讐だと教える事だったのです。

ジョンウォンを傷つける目的でもあったでしょうね。

まさか・・・とジョンウォンは言いました。ウヒョクという人間をよく知ってるから・・・と。

私だけじゃなく、あなたも利用されただけだ・・・とユラ。

ジョンウォンがミノと結婚することになった中傷記事を書いたのはウヒョクだと、ユラは続けました。

そのせいで、ジョンウォンは不幸になったわけで。コサンを陥れるために書いた記事だと。

そして、ジョンウォンについて調べた資料を読み上げました。

全て計画だった・・・ジョンウォンは思いました。

偶然の出会いだと思っていたことが、計画の一部だった・・・と。

 

ユラはその足で部長検事を訪ね、ジョンウォンとウヒョクが交際をしていたと告げました。

関係者であるウヒョクをこの事件の担当から外すことを条件にマスコミに流すことを止めると言いました。

部長検事は、上層部に知られる前に、何としてもこの一件を処理したいと考え、ウヒョクを無期限の病欠扱いにし、担当から外しました。

いくらウヒョクが抗議しても、無理でした。

仕方なく、荷物をまとめて地検を出ようとしたウヒョク。

彼の前にユラが。

その話から、ユラはジョンウォンを弁護する気がないと気付いたウヒョク。

取って返し、取調室のジョンウォンの元に。

 

「コサンの弁護は受けるな。何か策略がある筈だ。」

と、急いたように言うウヒョク。

それには答えず、ジョンウォンが聞きました。

「私を利用したの?お父さんの復讐のためにコサンに近づいたの?私への中傷記事も復讐のためだったの?私たちの出会いも意図的だったの?」

全てを知られたとウヒョクは呆然とし、何も言えませんでした。

「テ・ミノの狙いはコサン。あなたの狙いは復讐。二人とも同じ部類の人間よ。」

違う・・・とウヒョク。最初はどうであれ、今は本気だ・・・と。

でも、その言葉、今のジョンウォンには信じられませんでした。

 

ところで、死んだと思っていたシン理事、生きてた

グァンソンが家に侵入したと気付き、一足早く逃げ出していたのです。

誰も知らない田舎に隠れ住んでいます。

ヒョンスクは生きてること、知ってるのかしら?

 

ジョンウォンはウヒョクの面会申請に応じません。

どうすればよいのか分からなくなったウヒョク。なんと、ヒョンスクに跪きましたよ。

父の件を忘れるから、ジョンウォンを釈放させてほしいと言ったのです。

卑屈な姿に見えます。

ヒョンスク、二人の関係を知らなかったようです。流石に驚きました。

「女のために諦めるの?」

と、呆れました。

「頼みは聞けないわ。その代わり、父親が死んだ理由を教えてあげる。」

と来たよ。もういいと言われたら、蒸し返したくなるって感じ。

 

「チャ・ソンフンが死んだ理由は、私を愛したからよ。」

ええーっ

どーいう意味


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『バベル(原題)』12話まで

2020-04-15 09:11:49 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

正当防衛を主張するのは、弁護士の仕事です。

それを、検事であるウヒョクがしようとしていることに、やはりチームの中からも疑問の声が上がりました。

チャン刑事はウヒョクの気持ちに気づいていますから、悶々としていました。反対の意見も持っています。

でも、オ係長は一生懸命ウヒョクを弁明しました。

それも捜査方法の一つだと言って。自白を狙ってのことだとね。

チョ調査官は、ジョンウォンがDVを認めないのも変だと言いました。認めたら、正当防衛になるのに・・・と。

キム実務官が言いました。もしかしたら、無実なのかもしれないと。

 

それにしても、取り調べもしないのに、ただ取調室にジョンウォンを待たせておくのって、如何なもんでしょ。

違法じゃないの?

それが気になって仕方がありませんわ。

 

リッキーが遺体で発見されました。

ウヒョクの家の近くです。

もう後悔しても遅かったです、ウヒョク。

 

勿論、ヒョンスクの命令でグァンソンが手を下したのです。

リッキーが持っていた凶器(?)が、ヒョンスクの手に入りました。

それを、ヒョンスクは漢江に捨てました。もうどうしようもないの?

 

ジョンウォンがヒョンスクを呼びました。

最初は、恐れ多くもこの私を?・・・と言う態度だったヒョンスク。

ジョンウォンのメモを見て、気が変わりました。

 

ジョンウォンは、遺言状を持っているとメモしたのです。

 

ジョンウォンがミノを刺してしまったのは事実のようです。

ただ、しでかしてしまった事に呆然自失となってしまったジョンウォンが、たくさんの証拠をそのままにふらふらと部屋を出た後、ウ室長が後始末をしたのです。

凶器を拭って指紋を消し、触れたと思われる個所を拭き、ウヒョクとの写真やバッグ等の持ち物を全て持ち去ったのです。

一人、恐怖と後悔におののいていたジョンウォンの所に行き、それらを渡しました。

「全て後始末しましたから、心配しないように。何も無かったように振舞ってください。」

ウ室長はそう言いました。

彼とすると、ドナーであるジョンウォンを守りたかったのでしょう。

ウ室長が置いて行ったモノの中に、遺言状があったのです。

 

どうする気?と、ヒョンスクがジョンウォンに聞きました。

「お義母さま次第です。」

と、ジョンウォン。

釈放させてください・・・とジョンウォン。

遺言状では、ミノが後継者として指名されていたようです。

でも、罪を犯したジョンウォンには、ミノの遺産を受け取る法的資格は無いとヒョンスクは言いました。

バカだな・・・と言う態度で席を立ちました。

その背中にジョンウォンが、ミノの子供を妊娠していると告げたのです。

「私に権利はなくても、私の子は別でしょ。ミノさんの子だから。そして私はその子の母親です。」

思いもよらない事に、流石のヒョンスクも動揺しました。

 

ジョンウォンはウヒョクに言いました。

「これ以上取り調べは受けません。今までお世話になりました。今後はコサンが私の弁護をします。」

ウヒョクはジョンウォンの考えが分かりませんでした。

 

その弁護ですが、ユラが担当することになりました。

ヒョンスクは、ユラに一つの電話番号を渡しました。

「情報員よ。」

チーム内のスパイですね。どうも女性のようです。ってことは、キム検事かキム実務官のどちらかしかいません。

 

ウヒョクは、ジョンウォンを拘留する手続きを取りました。

本当は避けたかったのですが、状況がそれしか許さなかったのです。

 

ユラの元に、ウヒョクの個人的なPCのデータが入ったUSBが届きました。

勿論、パスワードがあってロックされていたのですが、その道のプロに解除を依頼し、解除することが出来たのです。

とうとう、ユラはウヒョクの正体を知ることになるみたいですね。

 

リッキーは、ウヒョクに一つの証拠を残していました。

必死にグァンソンから逃げようとしていたのですが、途中でウヒョクの家のポストに自分の携帯を入れておいたのです。

伝言メモが入っていました。

ウヒョクは、父が殺された経緯を知りました。

そして、激怒してヒョンスクを訪ねたのです。

 

ウヒョクの顔を見て、ヒョンスクは、いい話じゃなさそうね・・・と言いました。

「いいえ。今日は喜ばしい日です。ずっと追ってきた真実が分かったので。」

と、ウヒョク。

「私が何故あなたの話を聞かなくちゃいけないの?」

と、ヒョンスク。

ゆっくりとヒョンスクに近づいたウヒョク。

「いや、聞かなくていい。今度はあんたが話す番だ。」

 

「話せ!何故父を殺した

 

ヒョンスクは一瞬、何のことか分からなかったようです。

「父?」

と、怪訝な表情を浮かべました。

「チャ・ソンフン。」

ウヒョクの言葉を聞いて、その名前に愕然としました。

「あんたが殺した父だ。」


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春の海

2020-04-14 14:52:02 | ご近所探訪

朝から太陽が温かく差し、家の中より外の方が温かい日になりました。

まだ、夏のようなぎらぎらした日差しではなく、全部を包み込むような温かい日差しです。

 

今日は、年に一度の検診日。

採血、超音波検査を済ませ、面談という流れ。

 

超音波検査のときは、新人技師さんが入っていましてね。

先輩技師さんにあれこれと指導を受けながら、映像を真剣に見ていました。

要するに、私は実験台

丸太のような体を見るのは、なんともご迷惑なことだったでしょう。

 

結果が出てから先生との面談。

異常なし。

ものの2分。

メデタシめでたし

 

何故か血液検査の結果が良くて

ついつい気が大きくなった私は、お昼に爆食してしまいました

 

あまりにも満腹になってしまったのと、このところパッとしない天気と世界情勢を忘れたくて、珍しく一人で散歩に行ってきました。

と言っても、ご近所をぐる~っと一周しただけですが。

 

トップの写真は、春の瀬戸内海。

風は少々強めでしたが、ぼんやりと遠くが霞んで、まさしく『春の海』。

眠気を誘う長閑さです。

そして、南を見ると、四国山脈。

ここ数日の冷え込みで、雪が新たに降ったようです

田植えの準備が進んでいます。

代掻きが終わった田んぼと雪山です。

 

ウィルスのせいで、季節の進みが感じられないと思っていましたが、自然は着実に歩みを続けているんですね


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『バベル(原題)』11話まで

2020-04-13 16:37:04 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジョンウォンは取調室に入れられました。

しかし・・・そのまま待機時間が長い!

一人で、監視人一人もいないままで放っておくのってどーよ。

 

ウヒョクが来ました。一人です。

取り調べではありません。

ジョンウォンを勇気づけようと思ったのでしょう。

心配しなくていいと言いました。事件の夜、何があったか話してほしいと言いました。

どんな状況になっても君を守る。だから、真実をはなしてくれと。そうじゃないと守れないと。

でも、ジョンウォンは何も話しませんでした。

あくまでも、ウヒョクを検事として対応しようとしました。

ウヒョクは、全てを捨てても良いとまで考えていました。

 

この様子をオ係長が見ていました。

このところ、オ係長はウヒョクが変わったと心配していました。

機長の妻を逮捕した一件も、チャン刑事と二人だけで動いたようですし。何か隠していると感じていました。

この様子を見て、その理由が分かった気がしました。

 

オ係長はチャン刑事とお酒を飲みました。

犯人が逮捕されたと言うのに、そしてチャン刑事のお手柄だと言うのに、顔色がさえないチャン刑事。

話を聞いて、チャン刑事もウヒョクの事を心配していると気が付きました。

ジョンウォンとの仲も知っていると分かりました。

 

ウヒョクは、チームの面々に、ミノの事件をもっと詳細に捜査すると言いました。

極秘捜査にすると言い、マスコミに洩れないよう注意しました。

ところがですよ。

翌朝には、マスコミにジョンウォン逮捕の情報が洩れてしまっていたのです。

 

この一報を受け、ユラがヒョンソクにどう対処するか聞きました。

ヒョンソクは、コサンとしてはジョンウォンが犯人だと言う事に困惑しながらも、捜査を見守ると声明を出すつもりだったようです。

でも、スホがそれを遮りました。

「反論記事を準備させろ。」

と。弁護団を結成し、ジョンウォンを弁護させると言ったのです。

つまり、コサンは、ジョンウォンは犯人ではないと言う立場を取るということです。

ユラが反論すると、ヒョンソクはスホに従いなさいと言いました。コサンの主なんだからと。

 

ウ室長は、このニュースを見て驚きました。

実は、彼はジョンウォンが逃げたと思っていたのです。裏切られたと。

でも、逮捕されてしまったとなると、ドナーになってもらえる可能性が低くなります。

 

オ係長は調べれば調べるほどジョンウォンとウヒョクの関係が浮上してくるので、不安でたまりません。

 

キム検事が取り調べを開始しましたが、ジョンウォンは一切口を開きません。

 

ユラがウヒョクを訪ねて来ました。

ミノが二人の関係を知っていたと言いました。

ミノの通話記録から、興信所に連絡を取っていたことが判明。興信所から依頼された件を聞いたのです。

ウヒョクとジョンウォンの写真が出て来たのです。

流石にウヒョクも驚きました。

「担当から外れて!」

と、ユラ。

「先輩に命令される筋合いはない!自分こそ私的な感情に溺れるな!」

と、ウヒョク。

その言葉を聞いて、ユラは思わずウヒョクの頬を叩いてしまいました。

目が覚めたようにウヒョクが言いました。

「おかげで俺がどんな部類の人間か思い出せた。今度また彼女の事件に介入したら俺の本性を見せつけてやる。」

 

オ係長がジョンウォンに言いました。不安をぶつけたと言うべきでしょうか。

ウヒョクが如何に有能な検事か言いました。

「でも、最近変わってしまいました。今頃になって思春期が来たのかもしれない。心配なんです。俺の知ってるチャ検事はどんな事件でも必ず解決策を見つけます。素晴らしい才能です。でもその才能は、検事の仕事で使うべきです。被疑者の擁護に使ったら破滅してしまう。その理由が愛だとしたら致命的です。」

ご心配なく・・・とジョンウォンが言いました。

「私がそうさせません。」

 

ところで、テ会長ですが、周囲には、それが演技ではないかと思ってる者がウヒョク以外にもいます。

本当のところはどーなんでしょうねぇ。

演技とすると、かなり上手いですが。

 

離婚を言い出していたヨンウンですが。

スホの態度が急変し後継者としての威厳を見せ始めた今、気持ちがちょっと変わってきたのかな?

ジョンウォンが逮捕されたことを知ると、ミノ殺害理由が、自分との不倫にあるんじゃ?・・・と不安になって来たこともあります。

急にスホの役に立ちたいと言い出しましたよ。

で、情報の共有が必要なんじゃ?・・・と。

ヨンウンは、シン理事の行方不明が単なる雲隠れじゃないんじゃないかと言いました。ヒョンソクの呟きを伝えました。

シン理事はヒョンソクの実の弟ではなく、従兄弟のようです。

「万一、お義母様がシン理事を殺したとしたら、血の繋がりのないミノさんなんて簡単に殺せるんじゃない?」

スホ・・・動きを止めました。

そこまでとは思ってなかったようです。

 

リッキーがヒョンスクに連絡して来ました。

取引を急いでいる様子です。

でもね、ヒョンソクがいつまでもリッキーに勝手な行動をさせておくはずがありません。

取引場所に手下を行かせ、リッキーを捕まえようとしました。

必死に逃げたリッキーですが、ヒョンソクは二重に策を打っていたのです。

男たちから逃げようとしたリッキーは見かけた警官の後をついて行きました。そうすれば、襲われる心配はないと思ったのです。

しかし、その警官がグァンソンだったのです。

 

ウヒョクは、通話履歴からジョンウォンの行動を追いました。

法律事務所や外科などから証言や証拠を得ました。こういうのって、調査官がすべきことなんじゃないの?

要するに、日常的に続く暴力に嫌気がさし、離婚しようとしたジョンウォンは事件の日も暴力を受けた。それから逃れるために手近にあったペーパーナイフで刺してしまったと言う、正当防衛だということです。

ジョンウォンの罪を少しでも軽くしようと考えたのでしょうかね。

「自分を守るためだた正当防衛では?」

ウヒョクの言葉に、ジョンウォンがきっぱりと言いました。

「答えたくありません。」

 

取調室に入ろうとしていたウヒョクに、実はリッキーから電話が入っていました。

ウヒョクの父が何故死んだか、今、それを話してやると言うのです。

でも、ウヒョクは、迷った挙句、ジョンウォンの取り調べを優先しました。

「次の機会?そんなものはない。いずれ分かる。大事なのは次の機会ではなく、今近くにある物事だ。」

リッキーは電話の後、呟いていました。

血まみれです。よく逃げられたよね。


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『バベル(原題)』10話まで

2020-04-13 12:52:40 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジョンウォン、流産しなくて済みました。

意識が戻った時、ミソンからウヒョクも知ったことを告げられ、愕然としました。

とっくに知ってましたけどね。

 

ユラは、あなたの子かとウヒョクに問いました。

「ミノを殺してあなたを利用してるのかも。」

と。

でも、ウヒョクはきっぱりと言いました。

「構いません、利用されても、誰の子を宿していても。私の愛する人だから。」

ユラ、これで完全に失恋ですわ。

 

機長の妻を逮捕したとチームに報告しました。

既に、ソウルに移送し、病院に入っていると。

翌日、検察に移送するつもりだと話しました。と言う事は、その日しか狙えないと言う事です。

その報告をしてる間、ウヒョクはもとより、チャン刑事もチームの面々の動向を見つめていました。

誰がスパイが探っていたのですが、誰もが怪しげに見えてしまいますよね。

 

一方、スホは母ヒョンスクをコサンの経営から切り離そうとし始めました。

会議に当然の様に出席しようとしたヒョンスクを、締め出したのです。

驚き、一瞬呆然としたヒョンスクですが、理事たちの前だということもあり、大人しく引き下がりました。

 

シン理事は、焦りました。

スホが後継者となってほっとしたのもつかの間、スホが勝手に動き出したからです。

このままでは自分を常務とすると言ってくれたヒョンスクの言葉も実行不可能に思えました。

ただ、まだまだヒョンスクの権力が消えたわけではありません。

会社の至る所にヒョンスクの力は浸透していますから。

 

ムイの容体が悪化しました。

ウ室長は焦って主治医に手術を頼もうとしましたが、違法な手術は出来ないと断られてしまうんです。

ドナーのことも明かしていないので、主治医とすると踏み切れないのです。

でも、ウ室長の熱意に負けて、闇医者を紹介してくれました。

で、ウ室長はジョンウォンに連絡を取ろうとするのですが、電話に出てくれません。

 

スパイからシン理事に連絡が入りました。

機長の妻の入院先を知らせて来たのです。

 

チャン刑事は、広域捜査隊に協力してもらい、病院に張り込みました。ウヒョクも勿論一緒です。

ところがですよ。

まんまと罠にかかったと取り押さえた人物は、ウヒョクを襲ったグァンソンではありませんでした。

この作戦すらばれてたってこと?

 

確認のために、機長の妻を保護している者に連絡したウヒョク。

その時、機長の妻が電話を代わって訴えました。

「私はシン理事の指示に従っただけです!」

 

それを聞いた瞬間、ウヒョクは気づきました。

ヒョンスクは、シン理事を切り捨てようとしていると。

狙われたのは、機長の妻ではなく、シン理事だと。

機長の妻が接触したのはシン理事だけです。ヒョンスクがその黒幕だとは知りません。

シン理事に全てをなすりつけて、自分は蚊帳の外にいようと考えたのでしょうね。

 

ウヒョクたちが駆け付けた時、既にシン理事の姿は自宅から消えていました。

そのまま行方不明となってしまったのです。

 

ヒョンスクは呟いていました。

「ヒョンチョル、あなたがヘマをしたせいよ。墓穴を掘ったわね。自ら死を招くなんて。」

怖いわ~っ。

それを、偶然、ヨンウンが聞いちゃった。

 

ところがですよ。

ここで捜査打ち切りの指示が上から入っちゃった。

全てを機長の妻になすりつけて、事件を収束させろと上層部から命令されたのです。

コサンとは何の関係も無いということにしろとね。

チーム員たちは皆、納得できませんし、苛立ちました。

ウヒョクも部長検事に抗議しましたが、どうしようもありませんでした。

 

クォン弁護士から問い合わせがあったとき、腹立ちまぎれにイ刑事は、つい、内部情報を漏らしてしまいました。

シン理事に指示されたと機長の妻が証言したということ、そしてその証言を得た直後、シン理事が行方不明とたということです。

クォン弁護士から報告を受けたユラは、叔父が一人では何も決められない人間だと知っていましたから、すぐにそれは母ヒョンスクの指示だと気付きました。

 

家に戻り、母に噛みつきました。

「ヘリの事件は、シン理事が指示したらしい。でも一人じゃ何も決められない人よね。」

「私の指示だと?」

と、ヒョンスク。

そして、シン理事に聞いてみればいい・・・と言いました。

「行方不明なの。叔父さんはどこ?母さんの仕業よね。」

同席していたスホとヨンウンは二人の会話を呆然と聞いていました。

その時、ヨンウンは前夜偶然耳にしたヒョンスクの独り言の意味が分かったのです。

 

ジョンウォンがミソンの家を出ました。

ずっとウヒョクからの電話にも出ていません。

 

思わぬところから、思わぬ証拠が出て来ました。

最近、ドローンを使って盗撮する者が逮捕されたことがありました。

チャン刑事が思い出し、その撮影した映像をチェックしたのです。

決定的なシーンが写っていました。

 

なんと、ミノに刃物を向けたジョンウォンの姿が写っていたのです。

逮捕令状が出ました。

 

ウヒョクは流石にショックを受けました。

呆然としました。

 

ジョンウォンは空港で逮捕されました。


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『バベル(原題)』9話まで

2020-04-13 10:33:23 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ユラはジョンウォンを犯人だと疑っているようです。それが一番彼女にとって好ましい結論なのかもしれません。

ウヒョクに近づいたのも、自分の罪を隠すためだと思いたいのでしょう。

でも、ジョンウォンは以前のように従順ではありませんでした。

「消えて。」

と、ユラに言われた時、

「ウヒョクさん次第です。彼が破滅を恐れるならいつでも消えてあげます。」

と、言い返しました。

そして、それを、“汚い”と言われると、“コサンの人間に言われたくない”と言いました。

 

ウヒョクは、テ会長の状況が、芝居ではないかと疑っていました。

命を狙われたわけですからね、ぼけたフリをするのが一番の身の守り方だと考えたのでは・・・と。

どーでしょ。私も一瞬、そう思ったのですが・・・。

 

ジョンウォンがウヒョクを食事に誘いました。

手料理をご馳走するので・・・と。

ミソンとコ記者も呼んで、4人で楽しい時間を過ごしました。

写真も撮りました。

でも、後でジョンウォンはその写真を削除していました。

もしかしたら、韓国ドラマ定番の、別れの前のイベントなの?

 

ヨンウンがスホに離婚を切り出しました。

コサンの会長夫人になれるかと期待していたのに、マザコンで女好き、麻薬中毒者の上に、今は歩くこともできないんだから・・・と。

「ただのごみだわ。」

散々な言いようです。

スホは憎しみのこもった目で睨むだけしかできません。

「離婚しよう。」

スホは言いました。でも、母ヒョンスクを説得することは難しいでしょうね。

案の定、離婚はコサンを継いでからだと言われました。

ヨンウンの実家は大手新聞社ですって。やはりマスコミを敵に回したくはありませんよね。

 

ヒョンスクは何かにつけて、

「これはあなたのためなの。」

と、スホに言って従わせてきました。

今回もそうです。

スホは、その言葉が今は皮肉に聞こえました。

何かを決心したようです。

 

ジョンウォンは、ムイに会いに行きました。

療養中のムイはあまり状態が良くないと言います。でも、見た限りでは、元気そうですけどね。

ごめんね・・・とジョンウォンが言いました。

妊娠したせいで移殖ができないこと?それとも、元々型が合わなかったの?

 

機長の妻は保護されて地元の病院に入院していました。

心身ともにひどい状態らしく、まだ身元の特定もできていません。指紋くらい、採取できるだろうと思いますけどね。

それを、見張りだった男が監視しています。隙を見て連れ戻すつもりなのでしょう。

 

スホが退院して来ました。

態度が今までのスホと違います。

堂々としていて、卑屈さやおどおどとした様子は見られません。

嫌がっていたコサンの後継を受けても良いと言い出しましたよ。

「まずは、ミノの葬儀を行い、マスコミにコメントを出す。参列者は家族と理事だけ。チャ検事は呼ぼう。一連の騒動が終わった証になる。」

そして、明日すると言ったので、コ常務が準備が・・・とか言い出したのですが、

「父にも口答えを?」

と、言って黙らせました。

ヒョンスクは、後を継ぐと言う事は嬉しいけど、何か引っかかるものを感じているようです。あまりにもそれまでと違う言動ですからね。何か不安な感じがしたのでしょうね。

 

そして、ミノの追悼式が行われました。

スホは車いすで参列。

堂々と後継者としての任を果たしました。

 

ジョンウォンは最初参列する気持ちはありませんでした。

でも、夫を亡くした妻として挨拶をしても良いと言う話を聞いて、気を変えました。

何を言うのか、楽しみでしたが、ジョンウォンは至って普通の挨拶をしました。事を荒立てるつもりはないということでしょうか。

スホはある意味本心を述べました。

ミノへの兄としての思いを述べ、コサンを率いていく決心を述べました。

列席者が一斉に感動の拍手をしたとき、突然テ会長が乗り込んで来たのです。

 

「ふざけるな!お前のような奴がコサンを何故率いるんだ!」

しっかりとした怒声です。

ミノの遺影を見て、涙を流し、ヒョンスクに向かって怒りを見せました。

「お前の仕業か?」

ジョンウォン・・・と辺りを見回しました。

ジョンウォンが進み出ると、優しく抱きしめました。

でも、ユラが近づいた時、突然、態度がおかしくなったのです。

その場でおろおろとお漏らしをし、結局、連れ出されてしまいましたよ。

 

理事たちは皆、動揺しました。

完全にテ会長を見限りましたね。

ヒョンスクは、結果的にラッキーだったとほくそ笑みました。

実は、スホの命令だったようです、テ会長を連れてくると言う事は。どういう考えなの?ヒョンスクと同じ?

 

ウヒョクに、機長の妻が見つかったと言う連絡が入りました。

知らせてきたのは、チャン刑事。

これで、ヘリコプター事故の件はなんとか目途がつきそうです。

「ミノの事件は、ハン・ジョンウォンさんを疑うべきです。」

と、チャン刑事はウヒョクに言いました。

彼は、ウヒョクとジョンウォンの仲に薄々気づいているようです。通話記録を渡したのに、何も動かないウヒョクをじれったく思っています。

 

ウヒョクは、機長の妻をソウルに移送しました。

チャン刑事に指示しました。機長の妻の事をチームに伝え、病院の場所も明かすようにと。

必ず黒幕が口封じに動く筈だと考えました。

スパイをおびき出す策です。

 

ところで、ミノとヨンウンの情事を写したUSBメモリの存在は、ジョンウォンも偶然知ってしまっていました。

それを見て初めてミノの裏切りを知ったジョンウォン。

ミノも知られたと気付き、その時からDVが始まったの?

 

追悼式を終え、ジョンウォンが正式にテ家を出て行きました。

ミノの遺品を渡されましたが、それも、置いて行きました。

 

ユラが、ジョンウォンの妊娠を知りました。

調べていると、産婦人科への通院が定期的にあると分かったからです。

すぐさま、ジョンウォンの元に行きました。

「誰の子?」

と、ジョンウォンに聞きました。

ジョンウォンは答えませんでした。

「この子は私の子です。」

「言わなくていい。あなたは子供の父親を殺した犯人か、下品で汚い不倫女だから。」

言い捨てて、ユラは背を向けました。

 

直後にジョンウォンが倒れました。

流産


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