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「生物学的な父親ね。育ててはいない。」
と、ユン・ジヘはスヒョンに言いました。
子供たちを殺した理由は、あの動画にあるとだけ。調べなさい・・・と。
そして、施設の子たちが生まれた理由を見つけなさい・・・とも。
「5人目のターゲットよ。」
と言って送ってきたのは、チュ院長の写真でした。
この期に及んでまだ殺人の依頼をするのかとスヒョンは思ったようです。
ジヘが死ぬことになるぞと脅しましたが、ジヘは言いました。スヒョンは疑問を知るまで自分を殺すことはできない・・・と。
その時、ト会長が来るのが見えたので、スヒョンは席を立ちました。
ト会長は、まじまじとユン・ジヘを見つめました。
無表情で常に冷静なジヘに注意を払って来ていなかったことが自分のミスだと思ったでしょう。
でも素性を知った以上、もうジヘを野放しにしておくつもりは無かったようです。
コ・ヒョヌとつながっていると思われましたしね。
何食わぬ顔で食事をした後、パク・テスに命じてジヘを拉致、監禁させたのです。
ジヘは拉致される直前にコ・ヒョヌに連絡しました。
おそらく、危機が迫っていると感じたのでしょう。
88番を呼んでくださいと言いました。そして、コ・ヒョヌは最後までやり遂げてほしいと。
ヒョンジンたちが掘り当てた遺体は、姿を消したホン保育士でした。
手術の動画の出所を調べたト会長は、自分のPCを写したと気付きました。
何者かが、この部屋に侵入したに違いないと。
周辺の防犯カメラの映像から、一人の男が塀を超えて侵入したのが判明。その背格好が、パク・テスを襲った人物と似ていると分かりました。
ある日、家を出ようとしたト会長に電話がかかって来ました。
スヒョンです。
「19年ぶりですね、お父さん。何故俺を殺そうと?息子なのに。」
ト会長の乗った車の真正面の位置にスヒョンの車がありました。
「必要がなくなった。私のミスだ。私がミスしたのはお前だけだ、88番。」
そして、何が望みだと聞いたト会長に、スヒョンは笑いながら言いました。
「俺はお前の様に失敗しない。」
直後に車をスタートさせたスヒョン。真っ直ぐにスピードを上げてト会長の車に突っ込んで来ました
まさか・・・とト会長も思ったでしょう。
でもね、スヒョンは本当に衝突寸前まで突っ込んで来たのです。
当たるとト会長が目を見開いた時、スヒョンはハンドルを切り、すれっすれで通り抜けて去って行ったのです。
流石のト会長も動揺していました。
ヒョンジンはホン保育士の家を見に行きました。
部屋の中は荒れていました。
物が散らばった室内に、一枚のメモが。スヒョンが残した携帯番号と名前を書いたものです。
すぐにスヒョンに確認に行きました。
スヒョンは説明しました。
ホン保育士は、番号で呼ばれている子らの面倒を見る保育士でした・・・と。
だから、名前で呼ばれていたヒョンジンはホン保育士を知らなかったのです。
会いに行ったが、思い出すのも嫌なようで避けられてしまったので、電話番号を残して来たとスヒョンは言いました。
筋が通った説明ですよね。ヒョンジンは納得しました。
スヒョンを犯人だと疑ったことを謝りました。
「あなたや他の子たちは何故番号で呼ばれていたの?」
と、ヒョンジンが聞きました。
「俺もその理由を調べてます。」
と、スヒョン。
養護施設のことは私に聞けばいいのに・・・とヒョンジンが言うと、
「あなたにも嫌な思い出でしょう。」
と、スヒョンが言いました。記憶は少しずつ戻っているとも。
ヒョンジンに養母から電話が入りました。
席を外している時、スヒョンはヒョンジンのバッグの中の焼け焦げた手帳が目に留まりました。ミン・ヒョク記者のモノです。
今回依頼を受けて自分が殺して来たイ・サンピルたちの名前が書かれているページに、“コ・ヒョヌ”の名前を見つけました。
ターゲットたちがコ・ヒョヌの事件の関係者だと知りました。
スヒョンは、フィリップが依頼人と連絡を取り合っていることを知りました。
自分に報告する以上に依頼人について知っているとスヒョンは思いました。
フィリップを問い詰めても、納得のいく答えは出ませんでした。
もう信頼できないとスヒョンは思いました。で、フィリップに家から出て行くよう命じたのです。