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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

羽生結弦選手は鉄人か神様か 史上最高の101.45点

2014年02月14日 10時34分37秒 | スポーツ

 夜中に目が覚め(オリンピックパターン)、男子フィギアのSPスタートから見ることが出来た。有力選手が悉く4回転ジャンプで失敗する。心配になってきた。日本選手は大丈夫だろうか。

 随分待って羽生選手になった。団体戦で高得点を稼ぎ、同じ曲&演技は結構プレッシャーが掛かったと思うが、羽生選手は完璧にこなす。他の選手の、回転でのもたつきぶりを見た後だから、そのキレ、見事さが際立つ。

 他の選手は飛んだ後、手をついたり、何とか飛べても姿勢を戻す動作が有りジャンプを引きずる。羽生選手の場合は空中で一本の棒のように高速回転し、着地すると足は次の動作に入っている。

 着地時に両手を広げたり振ったりする。やったと自分を鼓舞しているのかと思ったが、完璧に飛べたよとアッピールしているのかもしれない。審査員はそうだね完璧に近いねと納得するかも。

 細い体で直線的な美しさ、しなやかさを演出する。確かにジャンプ以外では特別な強みを持っているわけではないが、ジャンプが完璧だから全体が一段と高いレベルに見える。

 NHKのアナウンサーが100点を超えるかもしれませんねと言うと、解説者は、その可能性は有りますねと自信なさそうに答えた。果たして得点は?何と101.45点。100点越えが史上初なら、101.45点も史上最高。

 次のパトリック・チャンが97.52だったから約4点の差をつけた。今日の印象では同じように完璧に演じる可能性が高い。専門家によると4点差では並んでいるに等しいらしい。手に汗を握る最終戦・フリーが待っている。

 羽生選手のレベルは当然、欧州チャンピオンとか、元チャンピオンとか、凄い選手ばかり。あそうか、世界チャンピオンは欧州チャンピオンより上なんだと思ったり。日本人である羽生選手が世界一の頂点になった事の驚きが有る。

 スレンダーな体を引き締まった筋肉が構成しているのだろう。鉄人のようでも有り、一段と輝く完ぺきな演技(本人は納得していない)を見て、神様仏様のようにも思えた。

 インタビューでは、足が震えていたと語った。それは武者震いかもしれない。東日本大震災ではスケート場で被災し、スケートを止めようと考えたことも有ったようだ。よくぞ無事で世界の頂点に立てた。

 町田選手は残念だった。どこが悪かったのか私には分からなかったが、立て直し挽回して欲しい。