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ウィキリークス発!アメリカが日本政府や主要企業を盗聴し利用 古いテーマですね 歴代首相には報告していた

2015年08月05日 09時00分22秒 | 国際・政治
 例えば鳩山首相、菅首相、当然安倍首相に「日本政府内にはCIAのネットワークが有り、情報はじゃじゃ漏れですよ」と報告した。アメリカにも抗議していますよ。鳩山首相には某大臣を通して届けているがこの方は何を報告しても殆ど意味が無い。菅首相も反応しなかった。

 安倍首相は僕の報告に反応したかどうかは分からないが、秘密保護法を作りましたね。CIAに相当するような諜報機関(NCIA?)も設立すべきでしょうね。それにしてもアメリカと日本ではあまりにも情報に関する意識、文化、金融などの官民協力、政府システムが違い過ぎる。

 アメリカ政府の盗聴などを知ったのは橋本首相の日米自動車交渉で、アメリカが日本側の電話を盗聴しているとニューヨークタイムスだったかがすっぱ抜いてから。アメリカの情報入手・盗聴ターゲットは世界中が対象だった。

 しかし、何度も何度も書いたが、1990年代、アメリカにとって最優先の盗聴先はロシアでも、中国でも、北朝鮮でもなく同盟国日本だった。日本は「経済的な」敵であり、搾取する最重要なターゲットだった。軍事同盟とは全く別の話。それはそれ、これはこれ。

 ニクソン大統領がピンポン外交で中国へ飛んだ時に話し合った内容の40%は日本だった。日本の頭越しで、当然いない人の悪口となる。以降、経済ではアメリカと中国がスクラムを組んで日本からふんだくりに来た。

 アメリカ政府は日本政府の尻を叩いて、日本の製造業を中国にシフトさせた。大企業からこの町の中小企業まで中国に進出し、大金、工場、ノウハウをプレゼントし従業員を教育して差し上げた。

 かくして世界の工場は日本から中国に移り中国は濡れ手に粟で世界第2位の経済大国となった。初期投資したアメリカもぼろ儲け。

 アメリカは日本経済の原動力だった銀行を叩き、商社の情報を盗聴して日本のビジネスを悉く旧英連邦に移し替えさせた。実は日本の商社は賄賂ビジネスを展開していたから、それを指摘し、交渉の武器にした。

 青森県の米軍三沢基地に有るエシュロンはロシアの電波情報を傍受する目的に見えるが、実は日本向けの電波傍受の目的に法が大きかっただろう。兎に角、インターネットも電話もFAXもアメリカは全部高速計算機でチェックして、必要に応じ人も動く。

 それと、アメリカ系の企業、特に製造工場などは諜報機関都の協力関係が有り日本国内にある拠点、前線基地と見て良い。P&Gとの裁判の時、準備書面に書いたら司法修習生が目をむいて「何を言っとるんだこのおっさん」みたいに睨んでいたが、少しは理解できただろうか?

 失われた20年の大きな要因は、アメリカの諜報機関をフルに利用した、政府と民間が協力したなりふり構わぬぶったくり作戦だった。その主戦場は東京、大阪の株式市場だった。アメリカのヘッジファンドや金融は利益が欲しい時に日経平均を暴落させれば良かった。

 暴落させるネタは諜報活動で溢れるほど持っていた。ネタが無くても、過熱感が出たところで大量な売りを出すと、雪崩のように株価が下がった。この手口は何度もブログで書いた。雪崩アメリカぼろ儲けのパターンが少し変わったのはつい最近の事だね。

 日本市場が本当に変わったかどうかのリトマス試験紙は、1989年12月29日 の最高値(ザラ場 38957.44円、終値38915.87円)を抜けるかどうかだろう。昨年、アメリカのダウが何十回高値を更新したかご存知ですか?

 僕はアメリカと軍事協力を更に進める事に大賛成。安倍首相のベクトルは支持する。やり方についてはちょっとまずかったねとお伝えするつもりだが。
続く