宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

戦争責任者を国民が裁判にかけて裁かない限り永久に戦後は終わらない

2015年08月15日 20時20分27秒 | 深刻な問題
 戦後、連合軍が東京裁判を開き一方的に日本軍の指導者を裁き、A級戦犯などが処刑された。これは戦勝国のリンチであって、到底公正さが保証されたものではない。

 一方で、国民を消耗品として扱い、死んで来いと大量の戦死者を無駄に出し続けた責任者共が、腹も切れず、おめおめ処刑されるなど恥晒しの極み。何で、「申し訳ありません。多数の大切な命を散らしながら敗戦に至った責任は私に有ります」と国民と天皇に謝罪して一斉に腹を切らんのだ。

 東條英機に至っては、1941年1月8日、自らが戦陣訓の中で「生きて虜囚(りょしゅう)の辱(はずかしめ)を受けず」と書いておきながら、怖くて切腹できず、裁判に臨み女々しくも自分には責任が無いと開き直ったのである。見苦しい。

 これらの出来事は一般国民にはおよそ預かり知らぬところであり、この不幸な戦後のスタートが日本に災いをもたらせている。例えば、福島原発では東京都が死の灰で汚染され日本が壊滅的打撃を受けたかもしれないにも拘らず、誰がいつ何をどうしたという責任が不問となったため、将来また別の多数のステージで同じ社会構造がもたらす災害が起こり得るのである。

 私はいつか広く呼びかけて、戦争指導者の責任を明確にしたいと考えている。子供の頃、何故戦争になったかを明確にしないとまた戦争が起きると考えていたが、その意味ではNHKが頑張って様々なフィルムを公開してくれている。NHKの勇気ある報道には敬意を表したい。

 はっきりしたのは、アメリカとの戦争を開始する前の日本軍の指導者どもの考えは非常に雑で楽観的だったという事。それが証拠に、開始前の想定は悉く狂い始め、途中から何が何だか分からない大混乱に陥っている。

 また、国連難民高等弁務官だった緒方貞子は軍部が乱脈を極めたと言った。中央と現場が汚職まみれで欲望の赴くまま無秩序に戦場が拡大されたと言っていた。そのために兵器も弾薬も無いながら、待ち構えているアメリカ軍に突っ込まされた兵士はたまったものではない。うかばれない。

 私は戦争が避けられない場合は有り得ると考える。そもそも、人類の歴史は戦いの歴史であり、記録は血塗られている。未来永劫に戦争が根絶するなんて事は無いだろう。例えば、日米同盟を破棄し、自衛隊を解散したら1日で中国に占領され植民地になる。そして戦時中の報復が始まる。

 重要なのは平和を追求する努力、人命尊重と正しい判断、そして反省と責任だ。是非いつの日か、先の大戦に関し、国民による公正で客観的な裁判を実施し、戦後を終わらせたい。そうでなければ日本の真の発展は望めないのである。

続く

早稲田実業の清宮と加藤のバッティングは凄かった!超高校級!

2015年08月15日 10時37分20秒 | スポーツ
 目を覚ましてテレビをつけたらちょうど早実の攻撃で、ランナーを一人置いて清宮が打席に立った。ワンバンドするような球を打つのでどうなるかと思った次の瞬間、インコースに入った球を振りぬくとホームラン。

 次に打席に入った加藤は最初から打つ気満々。大柄でもあり構えに迫力が有った。見た事の無い様な速いスイングで、球を捉えるとあっという間にスタンドイン。東海大甲府のライトは球を追う気配も無く見送った。

 東海大甲府は打撃に自信が有り打ち勝てると思っていただろうから、警戒感が少なかったかもしれない。清宮、加藤の連続ホームランは大会屈指の強打を誇る東海大甲府も度肝を抜かれた事だろう。

 清宮はホームランで吹っ切れリズムが出たか、鋭い振りで長打を連発。満塁の場面でもシャープな振りで鋭いライナーを外野に飛ばした。走者一掃で3点を加えダメ押しになった。今日の打点は5点。

 清宮は恐らく打ち出すと止まらない。今日までは期待され過ぎで力が出ていないかと思ったが、今日は一転して、ホームランを含む長打3本とパワーを見せつけた。

 硬式のバットは900g以上有り、相当重い。清宮はそれをもろともせず、シャープに振り切る。スイングが速いから、球を最後まで見ていて、引きつけ、見極めた上で振り切るんだね。パワーと言い、鋭さと言い、高校生とはとても思えない。

 清宮に対してはマスコミがはやし立てていたからどうなのかなと思っていたが、今後の成長によっては、大学やプロ野球で活躍する日本を代表するような野球選手になるだろう。

 父親の清宮も早稲田などのラグビーで活躍した選手で監督としても日本一に導いた一流のスポーツマンだったが、息子の清宮はその父親を上回るかもしれない。