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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

認知症と運動不足は大きな関係が有る 運動しないと20歳でもボケる 母の介護をして気付いた事

2015年09月07日 18時20分09秒 | 健康・病気
 母の認知症が急激に悪化したのは、デイケアサービスのベッドから落ちて2か月入院(足の付け根を骨折)してからだった。要介護1から一挙に5まで来てしまった。また、現在世話になっている特養でも、風邪をひいてベッドに寝たきりになると更に悪化したのが良く分かる。

 風邪をひく前では、支えると歩けた。ところが歩くことが出来なくなった。歩行訓練は立ち上げれない患者に対しては一人では手に負えない。特養と交渉するが協力は得られない。そこで、5回立ち上がり姿勢をキープする運動のリハビリを考えた。週に2回実施するが負担も減った。

 気分のせいでもなく、僅かな運動でもしていると状態が若干良いのが分かる。単独でやっていたら特養のスタッフも手伝ってくれるようになった。マッサージ師も週に2回来てもらい、マッサージに加えて、立たせる運動をして貰っている。

 91歳になる東京のおばさんは元気そのもので、意識がしっかりしている。聞くと足が丈夫らしい。足は全身の筋肉の70%がを占めるところだから、歩くだけでも運動になりそれが脳も刺激する。細胞には数多くの受容体(レセプター)が有り、運動すると頑張れという情報物質が届く。

 細胞は頑張れという信号を受けて、まだまだこれからだと認識し、ケースによっては自分自身に頑張れと「頑張れ信号」を出す。実は、薬は受容体が反応する命令物質なんだね。本来のリガント(命令物質)に代る偽物質(薬)を使って、細胞を目的通り働かせる。

 ところで、筋肉は細胞分裂しないんだね。心臓なんて一生動いているが、どうやって若返るのか?実は線維芽細胞が置き換わるらしい。筋肉は80歳を超えても鍛えれば発達する。

 さて、私の考えたのは何でもない簡単な運動ながら体重を支えるには多少の力がいる。幸い私は腕力が有り、大きな負担なく出来るのが助かる。このリハビリをしなかったらどうなっていたかと思うと恐ろしい。

 20歳でも運動しないとボケる。増してや、50歳を超えたら、歩け歩けだろうね。運動していれば、ボケにはなりにくい。

続く。
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