ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

散歩

2014-11-22 22:34:19 | お出かけ
3日連続でよい天気であった。
11月のこの時期、新潟では珍しいことである。
青空が美しい。

娘も、今日は少しは調子がいいようだ。
運動不足の娘のリハビリを兼ねて、一緒に少しだけ散歩に出た。

風が少しだけ冷たく感じたり、陽射しがまぶしく感じたりしたので、娘はさっそくフードをかぶった。
今日は、足元のふらつきは少ない。
いつもこんなだといいのだが。
娘も。
新潟の天気も。

頭上を見れば、桜の木々の葉は、すっかり落ちている。
足元に目をやれば、落ち葉が枯葉となっているものも多い。
落ちてから数日たっているということだ。
まだいくらか残っている木々の枝の葉も、もうあと数日で落ち切ってしまうだろう。


それにしても、娘と二人で散歩に出るなんて、いったい何年ぶりだろう。
娘が小学校に入学する前以来かもしれない。
穏やかな秋の空の下、ゆっくりゆっくり1500歩ほど歩いた。
木々の間にベンチがあった。
ベンチには、金具がついているものがあった。
それを見て、
「腹筋してみよっかな。」
などと娘が言うので、
「やれるもんなら、やってみたら。」
と応えた。

やってみたのはいいが、体力がなくなりおまけに太り過ぎた娘は、ここまでが精一杯であった。
チャレンジは、1回で終わった(笑)。

紅葉がきれいに残っている木もあったので、写真にとって、またゆっくり家に歩いて帰った。

記憶障害は改善されないから、今日の散歩のことも明日には忘れてしまうだろう。
けれど、こうして少しだけでも散歩に出られるようになっている今日の娘のことを喜んだ。
歩いた歩数は、3007歩であった。


晩秋の青空の下、普通に歩いていられることの幸せを感じた今日の散歩道であった。

コメント
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