ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

ホーム開幕戦で感じていた幸福感

2025-03-03 18:03:43 | アルビレックス新潟

昨日の試合は、勝ち切れなくて悔しい引き分けだった。

でも、その悔しさが生じる前までは、幸福感に包まれていた。

それは、単にアルビレックス新潟が勝ちそうだからということから生じたものではない。

その幸福感というのは、サッカーがあるという日常の生活が始まったなあという思いから来ていたものである。

 

ホーム開幕戦。

様々なことが、懐かしくも新しく始まったという気がした。

そんな思いをさらに強くさせてくれたものが、いろいろとあった。

 

スタジアムに近づくときには、ガード下を通るのだが、その壁は掲示スペースになっている。

すると、開幕戦ということで、選手個々の写真とともに自筆の「今季見てほしいこと」が書かれたものが全選手分掲示してあ

った。

矢村は、「ゴール!」

稲村は、「Passion」

背番号が15番になった早川は、「魂のプレー」

そんな中で、なんか笑えた一人が星。

「笑顔」だって。余裕だね。

谷口は、さすが農園長である。

「大豊作‼」ですと。

試合でのゴール大豊作も期待したいところだな。

楽しい掲示物であった。

 

ガード下を抜けると、スタジアム前広場。

私はシーズンパス保有者なので、スムーズに入場できたが、チケット入場者は長蛇の列。

試合開始2時間前で、ビジター席に近いSスタンドの席でも、100人近くが連なっていた。

スタジアム広場は、新しいグッズを手に入れようとする人たちが何重かになっていたり、ガラポンをするために並ぶ人たちの列も長かったりと、混雑していた。

入場ゲートで配られていたのは、新聞紙の片面くらいの大きさのオレンジ色の掲示用紙。

選手入場時にこれを掲げて、スタンド中をオレンジに染めようというわけだ。

「Start as ONE.」「『史上最高』のホーム開幕を。」と書いてあった。

その裏側には、「この船出を 最高の一体感で 極上のPASSIONで‼」とあって、監督や選手全員そしてサポーターの写真、スポンサー各社等の名などが載っていた。

 

「Start as ONE.」ホーム開幕戦をみんなで一体となって応援しよう、ということだな。

気分がさらに盛り上がった。

 

盛り上がると言えば、場内アナウンス。

今年も、モリゲさんこと森下英矢さんの声が、気持ちよく響いた。

開幕戦なので、セレモニーもあった。

花角新潟県知事のあいさつの声も、うきうきしているように聞こえたよ。

 

そして、選手入場では、スタジアム中が先ほどの掲示用紙を掲げてオレンジ色に染まっているのを見て、今年もアルビレックス新潟の戦いをこのスタジアムで見られることに、大きな幸せを感じた。

地元新潟県に、プロスポーツ、プロサッカーの1部チームがある。

そのチームを応援してできる、スタジアムの一体感。

大きな幸福感に充たされながら、試合を見守ったのだった。

 

昨日は引き分けだったが、これからあと18試合、アルビレックス新潟は、ホームでどんな試合を見せてくれるだろう。

ワクワクドキドキ、サッカーのある日常。

願わくは、勝利を重ねて、この幸福感をさらに大きくできたらいいなあ、と思うのである。

 

コメント (2)
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