ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

脳の見る力不足のせいか?…痛たたた…

2020-11-10 22:15:16 | 生き方

地元紙新潟日報の「Dr.の脳番地日記」。
脳医学の医師であり医学博士でもある加藤俊樹氏が書いているコラムである。
週に1回、結構楽しく読んでいる。
今日は、脳の見る力について書いてあった。

脳の見る力が不足していると、一番は運動能力に影響が出る。
次の項目に1つでも当てはまるものがある人は、不足している人だという。

①よくつまずいたり、転んだり、物にぶつかったりする
②「○○がない」「○○どこ?」とよくものを探す
③探し物を素早く見つけられない
④周りより行動がワンテンポ遅れがちになる
⑤初めての場所が苦手、不慣れなことに消極的
⑥お出掛けすることが少なく運動不足
⑦スマホ・タブレットなどの画面を1日1時間以上見ている
⑧睡眠不足

脳の視覚系と運動系のつながりの細い人は、脳の見る力もおのずと弱くなり、次の行動に移れなかったり、どうしたらよいかパニックになったりするのだそうだ。

そこで、自分のことを考えると、これらの8つのうち、なんと6つが当てはまってしまう。
①~⑤なんて、もろに不器用な私そのものである。
私は、典型的な見る力が不足している人間なのだな、と納得する。

さて、そんな見る力がない私、今日また見事にやってしまった。
夕方、魚をさばいていて、包丁で三枚おろし包丁をしていたときのことだった。
あと一匹で終わり、と思ったとき、包丁を持つ手が滑った。
あっ、と思ったときには、包丁の先が左手の人差指を直撃していた。
痛たたた…。
…しっかり出血、あとは続けられない状況になってしまった。


これも、脳の視覚系と運動系のつながりが細いせいなのか。
おー、痛てぇ…。

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冬が間近と感じた日

2020-11-09 21:05:18 | 自然・季節
今日は一日天気が悪かった。
朝は、急にバラバラと屋根に打ち付ける音。

窓を開けて見てみると、白いものがはねている。

霰(あられ)というには、ちょっと硬そう。

これは、雹(ひょう)だな。

11月。
いよいよ時雨れやすい季節になった。
この季節になると、天気が急変する。
「雪降らし」の雷が鳴る日もある。
新潟の11月は、荒れた天気が多く、雪が降り始めたりもする。

だから、せっかく紅葉がきれいになったのに、その時期が長く続かない。


埼玉との往復が必要なことを考えると、冬タイヤへの交換も、今度行く前に、早めにしておかなくては、と思う。
天候の不安定さに加え、体調管理も気をつけなくては。
特に今は、全国的にも県内でも、COVID-19 感染症の脅威が再び拡大しているのだから。

心身と、そして生活の周辺と、冬支度を本格化しないといけないな。
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4位北九州を引きずり下ろし、1つ上位へ! ~ホームギラヴァンツ北九州戦~

2020-11-08 21:36:12 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ第32節、アルビレックス新潟対ギラヴァンツ北九州。


5位対4位の対戦。
勝ち点は、新潟49、北九州50。
新潟にとっては、今季自分たちより上位のチームと対戦したときに、引き分けはあっても勝利したことがない。
俗に言う「6点ゲーム」に勝ったことがない。
だから、上位との差は縮まらないし、離される一方だった。
前回の北九州との対戦でも、1-2で敗れている。
しかし、チームの完成度は今や新潟の方が上ではなかろうか。
クラブの様々なごたごたを払しょくするような試合をして、ぜひ雪辱を果たして、北九州を追い落としてほしい。
そう願ったのだった。

新潟の守備の要、舞行龍が警告累積で出場停止。
多少の心配はあるが、それでも私は大丈夫だと勝手に思っていた。
代わりに入った選手が、きっと立派に代わりを務められるはずだと信じていた。
前節、やはり欠かせないCBのマウロが出場停止だった時に、早川がしっかり穴を埋めた。
今回も、きっと早川か、ケガから復帰した新井が、相手への壁となってくれることだろう。
そう信じる根拠は、監督の言葉だ。
「誰が出ても、同じ攻撃的なサッカーができる」

はたして、舞行龍に代わる先発は、新井だった。
以前にも一度舞行龍に代わって、センターバックとして1試合まるまる出場し、勝利した試合があった。
今日の試合でも、舞行龍とそん色ない働きをして、ピンチも防いでいた。
危なっかしい場面はほとんどなかった。

今の新潟は、全員で攻める・守るのメリハリがしっかりしている。
北九州に攻められるときでも、隙を見つけてボールを奪取しようと試みたり、あきらめずにボールを追ったりする選手の姿に、ピンチであっても、「きっと大丈夫だ」と思えた。
そして、そのとおり、危ないボールをクリアして、ピンチを脱出する場面を何度も見ることができた。
そして、攻めに転じる姿には、本当に期待感があった。

先発メンバーが務めを果たして、後半が進むと、交代した選手が結果を出す。
69分にゴール前で最後に蹴り込んだのは大本だった。

【試合後、今日のMVPとしてカメラにサインする大本選手】

早川や秋山も、交代出場後活発に動き、十分に勝利に貢献した。
交代出場した選手たちも、自分の任務をよく理解し、先発メンバーと変わらない働きをしていた。
前半37分に負傷退場した福田の代わりを、ポジションを変わった中島がしっかり務めた。
その中島のポジションにはロメロフランクが入り、攻守ともにさらに活発化した。

結果は、1-0。


それでも、快勝といえるだろう。
試合後の選手たちには、笑顔が目立った。


初めて自チームより上位チームに勝利し、4位に浮上することができた。
だが、今日また福田が負傷し、今後の出場が危ぶまれる。
でも、今のアルビレックス新潟なら、チーム力を維持し、きっと変わらない攻撃的なサッカーを展開できるだろう。

次は、水曜日に、アウエーでジュビロ磐田戦。
遠藤保仁なにするものぞ。
前回対戦で負けた雪辱を晴らしてもらいましょう。
アビスパ福岡が負けて、少しだけ勝ち点差が縮まった。
一戦必勝!!
メンバーの力を合わせて、連戦連勝、といきまっしょい!

外は、くしくも夕日の輝く時間帯。


アルビレックス新潟も、輝く時間帯を迎えているのだ。

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加茂山公園で秋の散策・紅葉狩り

2020-11-07 20:59:09 | お出かけ
加茂市の加茂山公園。
前にも、春、秋1回ずつ行ったことがある。
秋には、紅葉が楽しめる。
加茂駅から歩いても意外とすぐに着く。
加茂「山」という通り、この公園は、山のある公園で高いところには展望台等がある。
市街地のすぐそばにこのような自然公園があるのは、いいと思う。

以前秋に行ったときには、紅葉の美しさを見るためには少し季節が遅かったかな、という時期だった。
果たして、今の時期ならどうだろうか?
少し早いかな?と思いながら、訪ねてみた。

最も紅葉が美しく、写真を撮りたくなるのは、「神池」と辺り。
真っ先に出合う風景が、噴水付きの紅葉風景。


行ったときには、日が当たったり雲に隠れたりしていた。

やはり日が当たると紅葉が映える。


池が続く神池の最奥部には、東屋と回廊のような木製の橋が架かっている。

これもまた特別な通り方ができていい。

ここから、上に上がると、「雪椿園」がある。

この付近には、上り坂の両脇に、芸術的な像がいくつか建っている。
その最後にあるのは、新潟県出身の演歌歌手小林幸子が歌った「雪椿」の歌碑。
歌詞と楽譜が彫られている。


そこから少し時間をかけて歩いた。
結構な上りが続いた。
登っていくと、太い「翁杉(じじすぎ)」があった。

以前は「媼杉(ばばすぎ)」もあったのだそうな。


最高地点(?)には、見晴らし台があり、そこを上ると、木々の隙間から、西側に角田山・弥彦山・国上山が見えた。


そこからは、下り。
下って行くと、脇がきれいな竹林になっている場所もあった。


こんなふうにして、ぐるっと回ってきた。



そんなに長く滞在したわけではないが、手ごろで散歩するのにいい公園だと思った。
上り下りが結構急坂なので、毎日1周していたら、相当足腰が強くなるだろうなあ。

参考までに、日本全国には、「小京都」と呼ばれるところが42か所あるのだそうだが、この加茂市もその小京都の1つなのだという。
街には加茂川も流れているし、共通点が多いのだろうな。
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アルビレックス新潟是永社長の辞任・社長交代の報せに

2020-11-06 19:00:39 | アルビレックス新潟
FWファビオの酒気帯び運転及びその案件で摘発された事実をJリーグに報告しなかった、例の事件に関して、Jリーグの懲罰処分が下った。
リーグ側は、アルビレックス新潟に、罰金300万円とけん責の懲罰を科すということだ。
●各国ごとに法規制の実情が異なることなどから外国人選手が犯しがちな飲酒運転について、これを適切に防止するために必要な指導、教育などの措置を講じていなかった新潟の指導不足を指摘。
●また、新潟がファビオの摘発を知った後、同件を社長、GM、監督の3者で共有するにとどめ、1か月余りもリーグに報告しなかった点も問題とした。

このような処分が下されたことを受けて、アルビレックス新潟は、臨時取締役会を開き、是永大輔・代表取締役の辞任受理を発表した。
この結果、是永社長は、17日付で取締役に異動し、しかも、12月31日をもって取締役を退任し、新潟から籍を外す予定となった。
また、後任には取締役常任顧問兼アルビレックス新潟後援会副会長の中野幸夫氏の就任も発表した。

…うーん。
あちこちで書かれているけれども、やっぱり社長の交代という事態になってしまったか。
残念だ、としか言いようがない。

J2に降格して3年目。
毎年シーズン途中で成績不振から監督交代の事態を繰り返していた新潟。
それが、今年は、アルベルト監督の下、本当にいいチーム作りが行われてきた。
選手一人一人が躍動し、見ていてワクワクする試合をするから、心から応援したいと思えるチームになっている。
それは、アルベルト監督を招聘し、玉乃ゼネラルマネージャーを登用した、是永社長の手腕があったからだということは間違いない。
また、社長になったら、自ら試合会場におもむき、サポーターの声に耳を傾ける姿を頻繁に見てきた。

このような社長の姿や実績に、それまでの社長たちとは違うものを、私たちは見てきた。
だから、私たちサポーターは、信頼感を抱き、安心してアルビレックス新潟を見ることができていたのだ。
その是永社長が、完全にチームから去ってしまうということでいいのだろうか?
社長に返り咲く中野幸夫氏は、2度社長の経験がある。
しかし、過去の在任時代の経験を考えると、よいことばかりでなく逆に不安も多い。

社長の交代ということだけで、事態の鎮静化を果たそうとするなら、それは間違いだと思う。
是永氏は、アルビレックス新潟には、欠かせない人だと思う。
そう考える人は、少なくない。
今後も、何らかの形で、新潟をサポートできるように是永氏を残してもらいたい。

そして、まさかとは思うが、是永社長に続いて、玉乃ゼネラルマネージャーやアルベルト監督まで責任を取るという形で、今季限りで辞めてしまったりすることはないようにしてほしい。
そんなことになったら、たくさんの新潟を応援するサポーターたちやスポンサーたちが一気に離れてしまうだろう。
監督の言うように、選手たちもチームも、まだ成長の途上だ。
せっかくJ2の上位で戦える、いいチームになってきたのに、その功労者たちを一気にチームから去らせてしまうようなことは、絶対に避けてほしい。

そんな最悪のシナリオになることだけは、あってはいけないのだ。

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「みなみらんぼうの花の50名山」(みなみらんぼう著;メディアファクトリー)

2020-11-05 21:15:25 | 読む

山野草の花見が好きな私たちとしては、以前よく行っていたように、高くない山登りをして花を見に行きたいのだが、今年は、COVID-19 感染症拡大の騒ぎで、外出するのもはばかられた。
3密を避けて、いくら自然の中へといっても、皆が同じようなところに殺到してしまうようなことも、ある種こっけいな話題となったりした。
まあ、それにしても、外出はつつしもうという雰囲気になったし、夏以降もなかなか出かける気にはならなかった。
でも、本当は、以前のようにお出かけして山野草等の花見をもっとしたかったのだが、仕方がない。

高くない山に登って、山野草等の花見を楽しんでいる。
そんな本を、図書館で見つけた。
それが、「みなみらんぼうの花の50名山」(みなみらんぼう著;メディアファクトリー)。
初版が2009年8月21日発行の本だから、少し古いけれども。

圧倒的に関東を中心にしているが、北海道から九州までの山登りと出会った花たちのことを、1コラムにつき1つの山、1つの花を題材にして4ページで書いている。
新潟県の山でも、角田山、坂戸山、守門岳、浅草岳の4つの山について書かれてある。
たしかに、角田山のミスミソウ(雪割草)、坂戸山のカタクリは、県内では有名だ。

50の山について、らんぼうさん自身が登ったときの思い出を、花のことを交えて1コラム4ページで書いているから、気楽に読める。



扱っている山は、2日がかりとか何時間もかけて苦労して登るものではない。
日帰りできるような山が選ばれている。
コラムの終わりには、毎回そこへの行き方や登山の上り下りに要する時間も載っているのが参考になる。



ただ、残念なのは、花のカットはあるけれども、それに色がついていないことだ。
巻頭にカラーページでも設けて、表紙のように想像しやすいように、色がついているカットが入っていたりするとよかったのにな、と思った。

50の山々について読んでいるうちに、自分でも山に行きたくなった。
来年以降、何の心配もせずに、山登りして花見をしたいなあ。
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雑音・雑念を払いのけ、勝利を手にするチームの姿が誇らしい ~アウエー山形戦~

2020-11-04 22:27:08 | アルビレックス新潟
例年ならば、11月のこの時期ともなれば、残りはもう3試合くらいしかないところだ。
だが、今年は、まだ12試合も残っている。
COVID-19 感染症の影響で、2月下旬の開幕戦の後、第2節が行われたのはその4か月後の6月下旬だった。
それでも、例年と同じ試合数を年内に行うということで、短期間での試合数の消化は、過密スケジュールを生んだ。
無理のある日程とはいえ、どのチームも条件は同じ。
しかしながら、やはりそれは、負傷者の続出という事態を生んでいる。
ここにきて、主力選手がケガをして出場できなくなっているのは、大きな痛手だ。

新潟でも、今季絶望と公表された、FW渡邉新太、MFゴンサロ・ゴンザレスに加え、DF新井直人、荻原拓也、GK小島亨介らが、ケガで戦線を離脱している。
そして、2人の外国人FWの交通違反による退団があり、警告累積によりDFマウロが今節出場停止と、厳しい状況で、今日のアウエー山形戦を迎えている。

サッカーJ2リーグ第31節、モンテディオ山形対アルビレックス新潟。
スタメンには、前節から4人を入れかえた。
GKは、小島に代わって藤田。
CBにはマウロの代わりに早川。
MFでは、本間至恩に代わりロメロフランク。
また、FWには鄭大世ではなく矢村を起用した。
ベンチのGKの控えには、今季初めて大谷が入っていた。

「誰が入っても、新潟のサッカーができる」
と、アルベルト監督も選手たちも、よく言う。
大丈夫かなあ、という懸念を払しょくするように、山形で選手たちは躍動し、それを証明してみせた。
今日先発の矢村とロメロフランクが、前半でゴールを決め、2-0。
後半に、PKを与えてしまい、これを決められ、2-1になってからは多少ともヒヤヒヤした。

だが、DAZNの実況や解説者は、新潟の組織的で積極的な守りを、高く評価する内容のことを、何度も口にしていた。
それには、とてもくすぐったいようでうれしい気がした。
2-1で逃げ切り、久々に勝ち点3を手に入れた。
ただし、上位3チームはいずれも勝って、差は縮まらなかったけれども…。
あと残り11試合を連勝して、12連勝してもらいましょう。


ところで、今日の試合の直前になって、新潟のある選手に関するセクハラ問題が、女性週刊誌やネットに流れた。
だけど、こんなのは、新潟に来る前のことではないか。
このことについては、本人も認めるところがあるようだが、けりをつけ、家族のためにも心機一転やりなおそうと強く決意して新潟にやってきてがんばっているところだ。
それなのに、今になって蒸し返すように取り上げるのは、何か本人や新潟やサッカー界に対する悪意を感じるように思うのは、私だけだろうか。

J1仙台では、交際女性とのトラブルで契約解除となった選手が出たことがあったが、今回は、それに便乗して、ゴシップ好きな週刊誌やメディアが、得意気に取り上げているように思える。
10月21日のフジテレビ系の「とくダネ!」では、キャスターの小倉智昭氏が、J1仙台・道渕諒平の契約解除に「今回のことは別として…恐れているのは世の中が厳罰化の方向に進んでいる」と語ったが、同感だ。

失敗を教訓として立ち直る機会を与えたり、見守ったり応援したりすることが、もっと必要な気がする。

…と、そんなことも考えたが、チームメイトともども一丸となって戦い、勝利する姿に、ホッとしたのであった。
雑音や雑念を払いのけて、みんなで戦い、すばらしいプレーを展開するチームを、誇らしく思った。

さて、次は、4位の北九州とのホーム戦。
舞行龍が警告の累積で出場できないけれども、チーム一丸となって、今日のように勝利をつかんでほしい。
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さよなら、私を支えてくれたカバンたち

2020-11-03 21:25:21 | 生き方


部屋の押し入れの中を久々に開けてみたら、現職時代に持ち歩いていたカバンが、ぞろぞろと(?)出てきた。
数にして、6つ。
留め金が壊れてしまったものもあったし、ジッパーの部分の持ち手が壊れてしまったものもあった。
また、最初に買ったノートパソコンの持ち運び専用のものもあった。
懐かしい。

これらのカバンは、およそ22,23年前ごろからのものだろう。
働いていたときの、その時その時のことが思い出される気もする。

パソコンだって、しばらくは公用のものがなく、私物を毎日職場に持ち込み持ち帰りしたものだった。
だから、パソコン専用のバッグが必要だった。
そうすると、2つのバッグを持たなくてはいけないから、1つにしようと考え、パソコンも入るし、その他の書類も入るような大きなカバンに持ち換えたりもしたのだった。

やがて、公用のパソコンが職場に配置されるようになり、パソコンの持ち込みはしなくてもよくなった。
それで、カバンも薄くて済むようになった。
ただ、様々な仕事を抱えて、カバンの中にポケットがたくさんあるものがよいようにもなっていった。

そんなカバンたちも、もう御用済み。
毎日カバンを抱えて家を出るような生活をすることはないだろう。
だから、これらのカバンを処分することにした。

最後にもう一度、すべてのカバンとそのポケットをくまなく探ってみると、1つのカバンから、12年前の画像等が入ったUSBメモリが出てきた。


それを開いてみると、このブログで2012年に「山かんむりに弗 読めますか?」と紹介した「塔のへつり」を、その4年前に一人で訪ねたときの写真があった。


そこを訪ねた後に回ったのは、先日「国道の謎」で取り上げた「甲子トンネル」が新設されて間もない頃の国道289号線だった。



カバンがUSBメモリを出して、「自分たちのことも忘れないでね。」と訴えているような気がした。

さよなら、カバンたち。
空っぽになったポケットにも、たくさんの思い出が詰まっているよ。
私に寄り添い(?)、私の仕事を支えてくれて、ありがとう。
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実の美しさを楽しむ

2020-11-02 22:42:53 | 草木花
秋が深まり、咲いている山野草の花もずいぶん少なくなった。
花は楽しめないが、今は、花のその後を見て楽しめる時期だ。

花のその後。
何かというと、「実」である。

ムラサキシキブが本当に美しいのは、花ではなく、実の方ではないかと思う。

その名の通り、今、紫色の実が美しい。

実の赤色が、葉の緑と相まって、クリスマスの飾り物のようになっている。

それが、ヤブコウジの実。

赤い実、緑の濃い葉が対照的な色合いがいい。

見る機会は少ないが、いつ見ても輝くようにきれいだなあと思うのが、クサギの実。

紫色の星の形の中に、エメラルドの輝き!?


実によって、色がまちまちで、それを最も楽しんでいるのがノブドウ。
水色、青色、群青色、紫色など、同じ実でも違う実でも、多様な色が楽しめる。
道端で見かけることも多く、その多様さに目を奪われることも多い。

地味な花からは想像もできない美しい実ができる。
その不思議さに驚かされるのも、楽しみの一つだ。
そんな楽しみに出会える機会が多くあるといいなあ。
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「緑の呪い」を払しょくできず、分ける ~ホーム東京ヴェルディ戦~

2020-11-01 20:19:36 | アルビレックス新潟

0勝6分け5敗。
なんともヒサンな成績だ。
アルビレックス新潟の対東京ヴェルディの通算成績である。

これが、あのカズとかラモスとかがいた時代のヴェルディが相手なら、勝てないのも分かる。
だが、両チームがJ2に落ちてからの対戦でも、アルビはヴェルディに勝てないのだ。
今季の前半戦での対戦でも、試合終了直前の渡邉新太のゴールで、かろうじて1-1の引き分けに持ち込んだアルビだった。

勝てない。
勝てない。
勝てない。
負けるか引き分けるかしかできないヴェルディ戦のアルビレックス新潟。
「緑の呪い」がかけられているとしか思えない。

前節、首位を争う徳島戦で、0-0の素晴らしい試合をした新潟だから、今節の対戦こそと対ヴェルディ戦初勝利の期待をしていたのだった。

サッカーJ2リーグ第30節、アルビレックス新潟対東京ヴェルディの一戦。

試合が始まると、さっそく主導権を握ったのは、ホームのアルビ。
攻め込んだチャンスに高木が放ったシュートは、ポスト直撃。
この絶好機を逃したことがあとに響くのが、いつもよくあるパターン。

ずっと押し気味だったのに、初めて崩されたような22分、ヴェルディにあっさり先制を許してしまった。
0-1。
「緑の呪い」は、生きているのか!?

これで今日も負けてしまうようなアルビじゃないはず。
そう信じて、手拍子に力を入れて応援していたら、36分、コーナーキックから鄭大世がヘッド一発、見事にゴールを決めた。

1-1、同点に追いついた。

次の1点を取れば、今日は勝てる!
そう思って迎えた後半だった。
ところが、絶対の信頼を寄せるGK小島が、若い藤田に代わっていた。
なぜ?負傷だろうか、いやそうとしか考えられない。
多少の不安に包まれると、案の定、始まって3分で、勝ち越しゴールを決められてしまった。
「緑の呪い」恐るべし。

こうなると、展開は、重い。
2点取らないと、勝てない。
いや、1点取るのも難しい。
速く取り返せれば別だけど…。

その思いは、20分後に実現する。
フリーキックがゴール前に上がり、田上の折り返しを、本間至恩がゴールへ蹴る。
ブロックされたが、ゴールラインを割っていた。

2-2。
あと1点取れば、緑の呪いを解くことができる。

ただ、その後は、若いヴェルディに攻められっぱなし。
スピードと敏捷性でアルビの選手たちを振り切り、ゴール前に迫るシーンの連続。
緑の呪いが、ゴールを連続して襲うが、身を挺して防ぐアルビの選手たち。
GK藤田も、小島の穴を埋めて、よく防いでいた。

チャンスもないわけではなかったが、ヴェルディほどに多くはなかった。
結局、2-2のドロー。

「緑の呪い」は払しょくできなかった。
痛い引き分けに終わった。

それでも頼もしいのは、試合後の場内1周の時でも、選手同士が語り合っている姿が多かったことだ。

向上心を抱えている選手たちでいっぱいなのだ、と思うとうれしかった。
次に期待しよう。

ただ、どんどんJ1への道が遠くなっている感じはする。
首位福岡は敗れたものの、2~4位の徳島、北九州、長岡は順当に勝利した。
5位の新潟にとっては、厳しい結果となった。
けが人が多く、そのうえ連戦が続く。
そんななかで、懸命に戦っている選手たちは、すごいと思う。

俺達がついてるさ 新潟 伝えたい この想い 愛してる新潟 !

勝利に向かって、突き進め新潟!

と歌って応援できないのが、つらい1年だ。
残り12試合、あきらめずにとにかく応援するぞ!

VAMOS NIIGATA !
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