路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【社説】:震災8年・風評との闘い/福島の今を来て見てほしい

2019-03-11 08:49:15 | 【原発事故・東電福島第一・放射能汚染・デプリ・処理水の海洋放出と環境汚染

【社説】:震災8年・風評との闘い/福島の今を来て見てほしい

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説】:震災8年・風評との闘い/福島の今を来て見てほしい 

 「風評を取り除くためには、福島に来てもらうことが、一番効果がある」。香港でのトップセールスから帰国した内堀雅雄知事は1月下旬の定例会見で、風評払拭(ふっしょく)に向けて、福島の今を知ってもらうことの大切さを強調した。

 観光庁が先月末に発表した2018年の宿泊旅行統計によると、国内のホテルや旅館に泊まった外国人の延べ人数は、前年比11%増の推計8859万人(速報値)で、過去最多を更新した。

 本県は15万2750人で前年に比べて17%増えたが、全国トップの伸び率を示した青森県の37万9280人(46%増)や、宮城県の38万3770人(45%増)に比べると精彩を欠く。37%増の山形県、30%増の岩手県にも及ばない。

 ただ、東北各県も伸びが著しいとはいえ、6県を足し合わせても全国に占める割合は1.6%にすぎず、外国人旅行者の誘客は東北全体で底上げを図らなければならない課題だ。

 本県はその中でも誘客に後れを取っている状況を分析し、わずか0.17%という全国に占める本県の割合を着実に増やす有効策を打ち出していく必要がある。

 観光庁は結果について「全国的に、地方空港への国際便就航が伸び率上昇に大きく寄与する傾向がある」としている。東北の中で最も宿泊者が多い宮城県をみても、台湾便の増加に加え、仙台市を拠点に東北を巡る旅行者が増えたことが要因の一つとなっている。

 福島空港は、東日本大震災と原発事故後、国際定期路線の休止が続くが、チャーター便は本年度、前年度に比べて倍増となる好調さだ。4月からは台湾の航空会社が定期チャーター便の通年運航をスタートさせる。まずはチャーター便をうまく活用しながら、県内外で広域周遊コースを設定するなど工夫を凝らし、県内を訪れる旅行者を増やすことが重要だ。

 呼び込むべき旅行者は外国人だけではない。県内の日本人宿泊者は1079万5820人で、外国人を合わせた宿泊者数は全国で13番目に多い。統計には旅行者だけでなく、ビジネス客なども含まれるが、大勢の人々が本県に足を運んでいることを再認識し、もてなしに力を入れなければならない。

 震災と原発事故から丸8年がたとうとしている。原発事故の風評は根強く、県産品についてはいまだに24の国や地域が輸入規制を続け、国内でも価格低迷などの影響が残る。福島に「来て」「見て」「食べて」「泊まって」もらう観光をけん引役に相乗効果を生み出し、風評を消し去っていきたい。

 元稿:福島民友新聞社 朝刊 ニュースセレクト 社説・解説・コラム 【社説】  2019年03月07日 08:47:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【編集日誌】:Xスポーツ

2019-03-11 08:49:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【編集日誌】:Xスポーツ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【編集日誌】:Xスポーツ 

 2020年東京五輪は、史上最多の33競技339種目が行われる。競技の数は回を重ねるごとに増えてきた。20年大会は特に若者から人気の高い競技が新たに加わったことが特徴だ

 ▼スケートボードやサーフィン、壁の出っ張りに手足をかけてよじ登る「スポーツクライミング」といった新競技は、技の華麗さや難しさなどで順位を争う。こうした競技は「エクストリームスポーツ(Xスポーツ)」と呼ばれる。エクストリームは「過激な」との意味がある

 ▼Xスポーツは国内外で多くの大会が開かれている。競技には都会的なイメージがあるため、ファッションや音楽など流行に敏感な若者たちにも親しみやすいスポーツのようだ

 ▼Xスポーツ愛好者を呼び込もうと、二本松市で新たな取り組みが始まる。スケートボードやクライミングなどができる「スカイピアあだたら」を拠点に、県内各地でサーフィンやモトクロスなどを楽しむことができるコースを設定し、広くPRする

 ▼エクストリームという言葉は「最高に楽しい」という意味でも使われる。さまざまなXスポーツを満喫できる本県。五輪を目指す選手から初心者まで多くの人が、最高に楽しい時間を過ごすには最適の場所だ。

 元稿:福島民友新聞社 朝刊 ニュースセレクト 社説・解説・コラム 【編集日誌】  2019年03月07日 08:36:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【東日本大震災8年】:愛するあなたへ涙雨 仙台で遺族ら墓参

2019-03-11 08:10:50 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【東日本大震災8年】:愛するあなたへ涙雨 仙台で遺族ら墓参

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東日本大震災8年】:愛するあなたへ涙雨 仙台で遺族ら墓参

 東日本大震災は11日、発生から8年を迎えた。仙台市内では降りしきる雨の中、遺族らが早朝から墓参りに訪れ、津波や地震で犠牲になった家族へ鎮魂の祈りをささげた。

 宮城野区岡田の照徳寺では、近くに住む高橋由一さん(76)、ヤエさん(81)夫妻が、長男昌照さん=当時(37)=の墓前で、昌照さんの妻陽香さん(45)と共に手を合わせた。
 昌照さんは由一さん宅の近くで暮らし、一緒に人工芝の施工会社を営んでいた。消防団員として避難を呼び掛けている最中に津波に襲われたとみられる。
 由一さんは「息子は大きな支えだった。毎日忘れることはない」と思いを吐露した。

  昌照さんの墓前で父由一さん(左)ら家族が静かに手を合わせた=11日午前10時30分、宮城野区岡田の照徳寺

 震災後、実家がある塩釜市で暮らす陽香さんは「1歳と3歳だった子ども2人は小学3年と5年になった。これからもずっと守っていてほしい、と伝えました」と涙ぐみながら語った。
 寺周辺は津波で甚大な被害を受け、照徳寺では檀家60人以上が犠牲になった。中沢康博住職(75)は「今も無念さでいっぱいだ。しっかりと供養し、津波の怖さを次世代に伝え続けたい」と話した。
 地震が発生した午後2時46分に合わせ、被災した自治体などで追悼式や慰霊式が行われる。
 警察庁などによると、震災の死者・行方不明者(8日現在)は、宮城の1万761人を含め全国計1万8430人。震災関連死は宮城の928人を含め全国計3701人に上る。

 元稿:河北新報社 主要ニュース 社会 【災害・地震・津波・東日本大震災】  2019年03月11日  08:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東日本大震災8年】:あるほどの菊を手向けに 宮城県庁献花台記帳所で祈り

2019-03-11 08:10:40 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【東日本大震災8年】:あるほどの菊を手向けに 宮城県庁献花台記帳所で祈り

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東日本大震災8年】:あるほどの菊を手向けに 宮城県庁献花台記帳所で祈り

 東日本大震災から8年となった11日、宮城県庁に献花台と記帳所が設置された。訪れた人は白菊を手向け、鎮魂の祈りをささげた。
 献花台は2階講堂に設けられた。午前9時に会場が開くと、多くの県民や県職員らが犠牲者の冥福を祈った。記帳所は1階ロビーに置かれた。

  献花台に花を手向け、手を合わせる来庁者=11日午前9時10分ごろ、宮城県庁講堂

 名取市閖上で母親を亡くした仙台市若林区の自営業玉田義一さん(56)は「苦しみながら亡くなったのかどうか今でも気になっている。安らかに眠ってほしいと伝えた」と話した。
 県は大崎、大河原両合同庁舎にも献花台と記帳所を設置した。3月11日は県条例で「みやぎ鎮魂の日」に定められている。

 元稿:河北新報社 主要ニュース 社会 【災害・地震・津波・東日本大震災】  2019年03月11日  08:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東日本大震災8年】:あの恐怖知らぬ君へ 岩沼南小・当時6年生が体験談 校庭の・・・

2019-03-11 08:10:30 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【東日本大震災8年】:あの恐怖知らぬ君へ 岩沼南小・当時6年生が体験談 校庭の地割れ拡大 津波避難中に渋滞

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東日本大震災8年】:あの恐怖知らぬ君へ 岩沼南小・当時6年生が体験談 校庭の地割れ拡大 津波避難中に渋滞

 岩沼市岩沼南小(児童533人)で11日、東日本大震災発生時に6年生だった卒業生が全校児童に経験を語って聞かせる集会が開かれた。震災後に生まれた児童が次第に増える中、年の近いOBの記憶を追体験することで風化を防ごうと、初めて企画された。

小学6年生だった震災当時の状況を児童に話す国井さん(壇上左)=11日午前8時50分ごろ、岩沼市岩沼南小

 体育館であった集会で、大森誠志校長はスライドを用いて震災直後の被害状況を説明。その後、大森校長と東北福祉大2年の国井謙一さん(20)が対話する形式で、国井さんが体験した内容を語った。
 地震発生時に校庭の中央部にいた国井さんは、校舎のそばで起きた地割れが広がったり縮んだりしながら近づいてくる状況を目撃。母が会社のスリッパを履いたまま迎えに来たことや、津波から車で逃げる途中で渋滞に巻き込まれたこと、電気もストーブもない中学校の体育館で一晩を明かしたことを振り返った。
 国井さんは「温かいご飯があり、テレビやお風呂もある今の生活に感謝しなければならない」と説いた。
 ともに6年の森乙稀(いつき)さん(12)は「地割れが起きたと聞いてびっくりした」、平間咲姫(さき)さん(12)は「地震や津波の恐ろしさを改めて知った」と話した。

 元稿:河北新報社 主要ニュース 社会 【災害・地震・津波・東日本大震災】  2019年03月11日  08:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東日本大震災8年】:石巻・日和幼稚園 園児の慰霊碑が完成 笑顔に会える場に

2019-03-11 08:10:20 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【東日本大震災8年】:石巻・日和幼稚園 園児の慰霊碑が完成 笑顔に会える場に

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東日本大震災8年】:石巻・日和幼稚園 園児の慰霊碑が完成 笑顔に会える場に

 東日本大震災で犠牲になった私立日和幼稚園(宮城県石巻市、休園中)の園児の遺族有志が被災現場近くに慰霊碑を建立し、石巻市門脇町の現地で10日、除幕式があった。「子どもたちも『頑張ったね』って言ってくれるかな」。遺族はわが子に思いをはせながら、教訓の伝承を誓った。

  慰霊碑の除幕式であいさつする佐藤さん(右)=10日午後3時20分ごろ

 「3月14日、変わり果てた姿の子どもたちを発見した。抱き締めたくても壊れてしまうので、抱き締めてあげることすらできなかった」
 長女愛梨ちゃん=当時(6)=を失った佐藤美香さん(44)は、あいさつの中で8年前の光景を振り返り、声を詰まらせた。
 除幕式には建立に賛同した園児4人の遺族らが参加した。碑の前には色とりどりの花々が供えられ、参加者が手を合わせた。
 碑は冥福を祈り強く握った手の形や、親が子どもを包み込む様子をイメージした。「あなたの笑顔にまた会いたい」とつづり、裏面に4人の名前を刻んだ。
 次女の春音ちゃん=当時(6)=を失った西城江津子さん(44)は「ようやく手を合わせられる場所ができた。この日を迎えられて胸がいっぱい」と話した。
 あの日、園児12人を乗せたバスは高台の園から海に近い南浜町方面に向かった。園に引き返す途中に津波にのまれて炎上。園児5人が犠牲になった。
 佐藤さんと西城さんは語り部活動を通じ、震災の教訓を伝え続けてきた。
 佐藤さんは「命の犠牲の上に成り立つ教訓はあってはならないが、二度と悲劇を繰り返してはいけない。子どもたちの命が一番に守られる社会になってほしい」と祈りを込める。
 西城さんは「私たちがいなくなった後も、碑を読めばここで何があったのか分かってもらえる」と記憶の伝承を願った。
 碑は2020年度に完成予定の石巻南浜津波復興祈念公園の近くに建つ。伝承看板も設置する予定。

 元稿:河北新報社 主要ニュース 社会 【災害・地震・津波・東日本大震災】  2019年03月11日  08:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【震災8年ネット調査】:担い手確保に悲観広がる 沿岸被災者は人口維持「不安」48%

2019-03-11 08:10:10 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【震災8年ネット調査】:担い手確保に悲観広がる 沿岸被災者は人口維持「不安」48%

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【震災8年ネット調査】:担い手確保に悲観広がる 沿岸被災者は人口維持「不安」48%

 「まちづくり」「観光」「子育て環境」など13項目について、自分が住む地域の将来への期待感や不安感を聞いた。被災3県沿岸部の被災者が「不安がある」「やや不安がある」と最も多く答えたのは「人口の維持・増加」で計48.2%に上った。「Iターン、Uターン、移住」が計46.3%、「農林漁業」が計45.0%で続く。日本が人口減少社会を迎え、被災地でも担い手確保に悲観的な見方が広がっている。

 「自治体の存続」を除き「まちのにぎわい」や「地域内就職」など計12項目は、「不安」「やや不安」という不安感が「期待できる」「やや期待できる」という期待感の合計を上回った。

 人口の先行きに悲観的な見方は沿岸部非被災者で計40.5%、内陸部で計48.1%と同様に高くなる一方、青森、秋田、山形は計68.1%と群を抜いて高い。同地域は他の項目も不安感が強く、災害の有無を問わない根本的な課題意識が浮き彫りになった。
 海外からの労働力流入に対しては、全体の36.5%が不安視。期待感は12.3%にとどまった。自由記述では「人口増につながる」「復興の力になる」との声の一方、「自分たちの就職難や人件費低下が進む」「受け入れ態勢が不備」「文化や言葉の違いが不安」との意見が目立った。

 マクロミルのページはこちら

 ◆https://www.macromill.com/press/info/20190311.html

 元稿:河北新報社 主要ニュース 社会 【災害・地震・津波・東日本大震災】  2019年03月11日  08:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【震災8年ネット調査】:暮らし向き 復興足踏み 「厳しく」30%に悪化

2019-03-11 08:10:00 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【震災8年ネット調査】:暮らし向き 復興足踏み 「厳しく」30%に悪化

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【震災8年ネット調査】:暮らし向き 復興足踏み 「厳しく」30%に悪化

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被害を受けた岩手、宮城、福島3県沿岸部では、震災前と比べた暮らし向き全般が「厳しくなった」と感じる被災者が30.4%に上ることが10日、河北新報社とマーケティング・リサーチ会社マクロミル(東京)の共同調査で分かった。2018年の前回調査から1.6ポイントの微増だが、17年調査からの改善傾向が悪化に転じ、復興の歩みが足踏みした格好だ。

 暮らし向き全般が「楽になった」は前年とほぼ変わらない14.9%(0.3ポイント増)。震災から8年が過ぎ、被災者における復興の二極化が続く状況を示した。暮らし向きのうち仕事の確保が「厳しくなった」は24.3%で3.6ポイント悪化。「楽になった」は15.5%で1.7ポイント減った。

 一方、自分が住む街の復興は「楽になった・改善している」が30.1%と8.1ポイント上昇。住宅の再建は「厳しくなった」が5.5ポイント改善の20.1%となり、復興まちづくりや災害公営住宅の整備が進展する状況が反映された。
 復興の進み具合を10%刻みで選ぶ「復興度」の5グループ平均は57.4%で、18年比3.6ポイント上昇。沿岸部被災者の59.5%に対し、首都圏が52.8%、大阪北部地震被災者が48.9%となり、遠隔地ほど低くなった。被災地の情報量の差が影響したとみられる。
 復興が遅れていると思う分野を選ぶ設問では、沿岸部被災者は「防潮堤・高台移転」33.7%、「道路・鉄道などの交通」「風評被害対策」31.4%が多かったのに対し、被災3県以外の地域は「住宅再建・宅地造成」が40~60%を占めた。復興に対するイメージの地域間ギャップがこの点でも浮き彫りになった。
 また、被災3県内陸部では「風評被害対策」の遅れを指摘する意見が41.7%と最も高かった。原発事故から8年が経過する今も広範囲に被害が意識される実情がうかがえる。
 震災を意識する頻度は「ほとんど意識しない」が沿岸部被災者で18.8%(2.9ポイント増)に対し、同じ沿岸部の非被災者は32.2%(6.5ポイント減)となり、風化の進展にばらつきが出た。首都圏は41.3%(0.3ポイント増)だった。

 [調査の方法]

 2月2~18日、マクロミルが保有する20代以上のネットモニター1785人から回答を得た。内訳は(1)被災3県沿岸部の被災者309人(2)被災3県沿岸部の非被災者242人(3)被災3県内陸部312人(4)青森、秋田、山形3県301人(5)首都圏(東京、埼玉、千葉、神奈川1都3県)312人(6)北海道地震の被災者103人(7)西日本豪雨の被災者103人(8)大阪北部地震の被災者103人。全体の集計は過去との比較のため(1)~(5)(1476人)を対象とした。仙台市は宮城野、若林両区を沿岸部とみなした。回答者は沿岸部は無作為、その他は都道府県ごとに2015年国勢調査の結果に基づき抽出した。

 マクロミルのページはこちら

 ◆https://www.macromill.com/press/info/20190311.html

 元稿:河北新報社 主要ニュース 社会 【災害・地震・津波・東日本大震災】  2019年03月11日  08:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【東日本大震災8年】:「涙出ないほど必死」 盛岡避難者の手記 きょう出版

2019-03-11 08:09:50 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【東日本大震災8年】:「涙出ないほど必死」 盛岡避難者の手記 きょう出版

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東日本大震災8年】:「涙出ないほど必死」 盛岡避難者の手記 きょう出版

 東日本大震災で盛岡市に避難、移住した被災者の体験をつづった手記集「残したい記録 伝えたい記憶」が11日、刊行される。復興支援に取り組む盛岡市のNPO法人「SAVE IWATE(セーブ・イワテ)」が編集した。1000部を発行し、市内の小中学校に配布する。
 岩手県沿岸や東松島市、南相馬市で被災した16人が手記を寄せた。陸前高田市出身で、みなし仮設住宅に住む佐藤典子さん(63)は「家族で乗り越えた七年」と題し、鍼灸(しんきゅう)院の経営と家庭生活の両立に奮闘した被災後の日々をつづった。

    内陸避難者が震災発生からの日々をつづった手記集

 佐藤さんは「涙が出ないほど必死で、本当にあっという間だった」と振り返り「手記集を手にした人が毎日を大事に生きるきっかけにしてほしい」と話す。
 震災の発生直後に被災地で活動したボランティアによる座談会形式の回顧録も収録した。
 セーブ・イワテ理事長の寺井良夫さん(61)は「盛岡でも震災の風化は切実に感じられ、首都圏では昔のことになっている。犠牲を無駄にしないためにも、多くの人に読んでほしい」と語る。
 震災発生から8年となる11日には午後5時10分から盛岡市のもりおか歴史文化館で手記の執筆者6人が震災体験を語る催しがある。
 A5判、64ページ。希望する盛岡市内在住の被災者には無料配布する。連絡先はセーブ・イワテ019(654)3523。

 元稿:河北新報社 主要ニュース 社会 【災害・地震・津波・東日本大震災】  2019年03月11日  08:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

 

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【東日本大震災8年】:被災3県の今 福島県から県外への避難、防潮堤の計画に対する進捗、

2019-03-11 08:09:40 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【東日本大震災8年】:被災3県の今 福島県から県外への避難、防潮堤の計画に対する進捗、3県の水揚げ実績など

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東日本大震災8年】:被災3県の今 福島県から県外への避難、防潮堤の計画に対する進捗、3県の水揚げ実績など

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から8年。多くの命と営みが奪われた東北の被災地に、日本を覆う人口減少が濃い影を落とす。原発事故に見舞われた福島は避難者の帰還が目下の課題だ。復興を下支えする雇用、産業、観光の先行きは今や外国人の動向抜きに語れない。防潮堤などインフラ整備は進み「ポスト復興」がささやかれる中、縮小の先を模索する被災地の現状をデータで見た。

  福島県から県外への避難状況(各年度末、18年度は2月7日現在、福島県まとめ)11年度の半数近くまで減少。関東が5割超を占める。

  防潮堤の計画に対する進捗状況(岩手は18年12月末、宮城は18年11月末、福島は19年1月末現在、各県まとめ)計画数の多い宮城県は完成率が低い。

 3県の水揚げ実績(福島県の18年は速報値、各県まとめ)震災前に届かず。福島は原発事故後の試験操業が続く。※福島県の12年以降は試験操業を含む

  観光客数の推移(観光庁まとめ)回復率は8割台。外国人は3県で震災前を上回った。※従業者数10人以上で観光目的の宿泊者が50%以上の宿泊施設の年間延べ人数

 元稿:河北新報社 主要ニュース 社会 【災害・地震・津波・東日本大震災】  2019年03月11日  08:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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【東日本大震災8年】:人口減少被災地に影 人口の増減率(対2011年3月1日比)

2019-03-11 08:09:30 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【東日本大震災8年】:人口減少被災地に影 人口の増減率(対2011年3月1日比)

  『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東日本大震災8年】:人口減少被災地に影 人口の増減率(対2011年3月1日比)

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から8年。多くの命と営みが奪われた東北の被災地に、日本を覆う人口減少が濃い影を落とす。

  人口の増減率

 原発事故に見舞われた福島は避難者の帰還が目下の課題だ。復興を下支えする雇用、産業、観光の先行きは今や外国人の動向抜きに語れない。防潮堤などインフラ整備は進み「ポスト復興」がささやかれる中、縮小の先を模索する被災地の現状をデータで見た。

 人口の増減率(対2011年3月1日比)(2月1日現在、推計人口に基づく各県まとめ)

 元稿:河北新報社 主要ニュース 社会 【災害・地震・津波・東日本大震災】  2019年03月11日  08:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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【東日本大震災8年】:古里思い 語り合う 仙台・遺構の荒浜小

2019-03-11 08:09:20 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【東日本大震災8年】:古里思い 語り合う 仙台・遺構の荒浜小

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東日本大震災8年】:古里思い 語り合う 仙台・遺構の荒浜小

 東日本大震災で被災した仙台市若林区の荒浜地区に暮らしていた住民が古里への思いなどを語り合うイベント「この場所で、耳をすます」が10日、地区にある震災遺構の市荒浜小であり、約50人が参加した。
 震災伝承に取り組むせんだい3.11メモリアル交流館(若林区)が主催。20~80代の男女6人が登壇し、荒浜小の思い出や荒浜の今後の姿について話し合った。

        参加者が荒浜への思いを語り合ったイベント

 墓参りなどの後に立ち寄れる場所が少なく、寂しいという意見が出され、登壇者の男性が「荒浜の人たちが気楽に集まれるよう、被災跡地に市民農園を開設しようと市に申し込んでいる」と明かした。
 若者への伝承も話題に上がり、登壇者の女性は「美術作品などの展示と組み合わせ、被災地だからといって気負わずに見られるようにするべきだ」と語った。
 荒浜の情報を記録、発信する「海辺の図書館」館長の会社員庄子隆弘さん(45)は「荒浜の記憶が薄れていく中、住民らが集まって話せる場所を増やしていくことが必要だ」と指摘した。

 元稿:河北新報社 主要ニュース 社会 【災害・地震・津波・東日本大震災】  2019年03月11日  08:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

 

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【東日本大震災】:11日で「8年」 大熊・大川原...再生の夜明け

2019-03-11 08:00:30 | 【原発事故・東電福島第一・放射能汚染・デプリ・処理水の海洋放出と環境汚染

【東日本大震災】:11日で「8年」 大熊・大川原...再生の夜明け

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東日本大震災】:11日で「8年」 大熊・大川原...再生の夜明け 

 空が白み始めると、水平線からゆっくり姿を見せた太陽に照らされ、灰色と木目調の温かな雰囲気の役場庁舎の外観が浮かび上がった。今春、東京電力福島第1原発事故の避難指示が解除される大熊町大川原地区。新しい役場庁舎を中心とした復興拠点の完成が間近だ。全町避難から長い歳月を経て、町は再生の夜明けを迎える。

 朝日を浴びる新庁舎を中心とした復興拠点(右手前)。海沿いに東京電力福島第1原発の排気筒や3号機建屋を覆うドーム形の屋根が見える(左奥)=10日午前6時15分ごろ、大熊町

 ◆完成間近、復興拠点

 新庁舎から約200メートル先では、町に戻る住民向けの公営住宅50戸の建設が進んでいる。平日はショベルカーやクレーンがフル稼働し、建材を積んだ大型トラックが慌ただしく行き交う。「昼前に仕上げるぞ」。工事関係者が汗ばみながら同僚に声を掛けた。新たな営みを始めようとする住民を迎えようと、工事は急ピッチだ。

 現在、大川原地区は居住制限区域で、新庁舎周辺の空間線量は毎時約0.1マイクロシーベルト。JR大野駅や役場があるかつての町中心部から約4キロ離れ、富岡町との境に位置する。新庁舎近くの小高い山から町を眺めると、海岸沿いに第1原発の排気筒やドーム形の屋根で覆われた3号機建屋がかすんで見えた。

 「この家が好きだから帰ってきたんだけど、やっぱり不便だね」。昨年4月、新庁舎から徒歩1分ほどの自宅に準備宿泊で戻った女性(72)は苦笑いを浮かべた。運転免許証を自主返納したため、一緒に暮らす長男の運転で1週間に1度ほど約10キロ離れた富岡町のスーパーまで買い出しに行く。

 ◆1万人暮らした町どう取り戻す

 長い避難生活を経て、かつて暮らした町に戻る考えの住民はまだ少ない。住民登録がある1万367人のうち、避難指示が解除される大川原地区と隣接する中屋敷地区の準備宿泊登録者は48人(2月28日現在)。女性の知人の多くも避難先の会津若松市やいわき市に家を構えた。両地区で住民を受け入れる態勢は着々と整うが、女性は「戻ってくる住民のほとんどが高齢者だが、医療機関もない。少しでも便利にならないと町は元通りにならない」と寂しげだ。

 町は住民帰還の促進に向け、大川原地区と富岡町内の医療機関や商業施設を結ぶバスを運行するほか、公営住宅の入居が始まる6月に合わせて仮設食料品店の開店も計画する。いわき市で10日に開かれた町の住民説明会。渡辺利綱町長は「長い時間をかけて、町民の思いに答えられるようなまちづくりに取り組んでいく」と前を見据えた。

 東日本大震災からきょう11日で丸8年を迎えた。かつての町の姿を取り戻すため、町は少しずつ歩みを重ねていく。

 元稿:福島民友新聞社 主要ニュース 社会 【災害・地震・津波・東日本大震災】  2019年03月11日 08:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東日本大震災】:忘れない3・11、前へ進む、きょう8年

2019-03-11 07:32:30 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【東日本大震災】:忘れない3・11、前へ進む、きょう8年

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東日本大震災】:忘れない3・11、前へ進む、きょう8年

 東日本大震災は11日、発生から8年を迎えた。警察庁のまとめでは、全国の死者は岩手・宮城・福島の3県を中心に、本県の2人を含めて1万5897人、行方不明者は2533人に上る(8日現在)。11日は午後2時46分の発生時刻に合わせ、本県を含む全国各地で追悼行事が行われる。

震災遺構として一般公開が始まった気仙沼向洋高の旧校舎。津波で流された車が被害の大きさを物語る=10日、宮城県気仙沼市

 震災遺構として一般公開が始まった気仙沼向洋高の旧校舎。津波で流された車が被害の大きさを物語る=10日、宮城県気仙沼市 

 大津波で壊滅状態となった福島県浪江町請戸(うけど)地区。10日早朝、海のかなたから太陽が昇り、犠牲者の慰霊碑が立つ霊園を暖かく照らした。約600戸が流失し、死者・行方不明者は150人以上を数えた。原発事故も影響し、今なお家屋のないさら地が広がる。

海の向こうから昇る朝日が慰霊碑と霊園を照らした=10日午前6時、福島県浪江町
  海の向こうから昇る朝日が慰霊碑と霊園を照らした=10日午前6時、福島県浪江町

 漁港近くで生まれ育ったシンガー・ソングライター門馬よし彦さん(39)=福島市=は家が流され、多くの友人を失った。霊園で悲しみと復興への思いを込めた歌を熱唱し「古里の先行きは見通せないが負けていられない。歌を通して人の絆を深め、少しずつでも前進したい」と力を込めた。

 津波の被害に遭い震災遺構となった宮城県立気仙沼向洋高の旧校舎(気仙沼市)は、10日から一般公開が始まった。各地で被害を物語る建物が次々と姿を消す中、新たな伝承の拠点として期待される。

 同高は津波が4階建て校舎の4階床上まで到達した。校舎3階の教室には流された車が無残な姿で残されている。高さ8メートルの教室のベランダを破壊し流れ込んだものだ。埼玉県から訪れた自営業岩上眞雄さん(75)は「自然災害の脅威を実感した。普段から防災意識を高めることが必要だ」と話していた。 

 元稿:山形新聞社 主要ニュース 社会 【話題・東日本大震災】  2019年03月11日  07:32:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【時評】:青森県内は企業の倒産件数が減少する中、休廃業や解散が増加傾向にある。

2019-03-11 06:02:30 | 【経済・産業・企業・関税・地球資源・IT・ベンチャー・起業・インバウンド】

【時評】:青森県内は企業の倒産件数が減少する中、休廃業や解散が増加傾向にある。

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【時評】:青森県内は企業の倒産件数が減少する中、休廃業や解散が増加傾向にある。

 人口減少や大手資本との競合で需要が伸び悩む中、代表者の高齢化や後継者不在が背景にあるとみられる。経営ノウハウなどを有効に生かして事業所を引き継ぐ「事業承継」の必要性が高まっている。
 民間信用調査会社の東京商工リサーチによると、県内で2018年に1千万円以上の負債を抱えて倒産したのは44件。1972年の統計開始以降、最少となった前年と同数で、比較的落ち着いた状況と言える。
 半面、倒産を除き、休業や廃業、解散した企業は前年比86件増の464件に上り、2000年以降で最多。60代以上の代表者が8割以上を占めた。
 倒産と休廃業、解散の合計件数は大きな変化がなく、実質的な経済は回復していない、との見方もある。
 休廃業や解散は需要が低迷する中、事業に将来を見通せない状況があるかもしれない。家族で店を営む場合、店舗と住居が一体化しており、親族以外に事業を引き継ぐのが難しい環境も考えられる。
 事業承継は親族や外部人材らによる経営者交代をはじめ、合併や会社分割、事業譲渡などの事業再編、統合も含む。
 企業は長年の積み重ねにより店舗や設備、ノウハウだけでなく、顧客とのつながりや信用などの経営資源が一体的にまとまった価値を持つ。事業承継に至らないまま活動を停止すれば、これらの資源が消える。雇用も失われ、社会的な損失ともなりかねない。
 顧客とのつながりや、販売方法など事業の進め方は各企業によってさまざま。次代への引き継ぎには長い時間がかかると言われ、経営者にとって早期に考えておきたい問題だ。
 支援に向け、国は税制措置の拡充、補助金の上乗せなどの施策を行う。青森県は21あおもり産業総合支援センター(青森市)の「県事業引継ぎ支援センター」で相談受け付けなど体制を整える。企業情報を持つ金融機関や信用保証機関もマッチングなどの支援を展開している。
 過疎地では食品店やガソリンスタンドなどが地域唯一のサービス提供者の場合もある。住民がマイカーなど移動手段を持たなければ、突然の事業撤退は生活に響くことも懸念される。
 市街地であれば、活力あるまちづくりには魅力的な個店の存在が欠かせない。シャッター街は寂しい。将来の可能性を次世代に託す選択肢として事業承継の取り組みを進めてほしい。 

 元稿:デーリー東北新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【時評】  2019年03月11日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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