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路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(17)目的のため手段を選ばない…1975年の高麗人参製品の輸入が路線変更のきっかけに

2022-10-19 17:06:50 | 【事件・未解決・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・オウム事件・旧統一教会を巡る事件他】

【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(17)目的のため手段を選ばない…1975年の高麗人参製品の輸入が路線変更のきっかけに

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(17)目的のため手段を選ばない…1975年の高麗人参製品の輸入が路線変更のきっかけに

 早稲田大学原理研究会(早大原研)の草創期の活動記録「播植十年」で描かれた時代、会員たちが「募金活動」などで集めた資金は、伝道活動や会員らの合宿所の家賃などに充てられていた。

<picture>霊感商法で売られた壺や多宝塔を前に会見する被害弁連の弁護士たち(1987年=朝日ジャーナルから)</picture>

 早大原研の上部組織である統一教会(現・世界平和統一家庭連合)も伝道活動のための資金集めを「経済活動」と称し…、 

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樋田毅
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 ■樋田毅 ジャーナリスト

 1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。朝日新聞社会部で赤報隊事件を取材。著書に「記者襲撃」(岩波書店)など。「彼は早稲田で死んだ」(文藝春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・連載「統一教会 早大原理研と「過ち」の原点」】  2022年10月19日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(16)入会者150人の卒業後 霊感商法・マグロ畜養・世界伝道…教団が用意した世界で生きた

2022-10-19 17:06:40 | 【事件・未解決・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・オウム事件・旧統一教会を巡る事件他】

【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(16)入会者150人の卒業後 霊感商法・マグロ畜養・世界伝道…教団が用意した世界で生きた

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(16)入会者150人の卒業後 霊感商法・マグロ畜養・世界伝道…教団が用意した世界で生きた

 早稲田大学原理研究会(早大原研)の草創期の活動記録「播植十年」には、2人の息子が早大原研に入ったK氏の「特別寄稿」が掲載されている。

<picture>世界平和教授アカデミーの日本代表らも参加した世界大会(1968年、韓国ソウル市=旧統一教会資料から、提供)</picture>

  仕事仲間に何げなく「長男が原理研究会で聖書を研究している」と話すと、「あんた、原理運動(へ)の世論を何も知らないのか」と問われたこと、次…、

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 1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。朝日新聞社会部で赤報隊事件を取材。著書に「記者襲撃」(岩波書店)など。「彼は早稲田で死んだ」(文藝春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・連載「統一教会 早大原理研と「過ち」の原点」】  2022年10月18日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(15)1610組の合同婚約式「男の数が足りない」条件未達でも参加

2022-10-19 17:06:30 | 【事件・未解決・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・オウム事件・旧統一教会を巡る事件他】

【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(15)1610組の合同婚約式「男の数が足りない」条件未達でも参加

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(15)1610組の合同婚約式「男の数が足りない」条件未達でも参加

 統一教会(現・世界平和統一家庭連合)では、結婚が信仰上の重要な到達点とされ、結婚相手は教祖の文鮮明氏が決めることになっている。しかし、実際に可能なのか。倫理上、許されることなのか。

<picture>合同婚約式の様子を伝える週刊文春の記事(複写提供)</picture>

 早稲田大学原理研究会(早大原研)の活動記録「播植十年」を読むと、女性会員が「○○姉(現・…、

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 1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。朝日新聞社会部で赤報隊事件を取材。著書に「記者襲撃」(岩波書店)など。「彼は早稲田で死んだ」(文藝春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・連載「統一教会 早大原理研と「過ち」の原点」】  2022年10月17日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(14)卒業後に信者であることを隠し、非公然の「特殊部隊」に配属された人物もいる

2022-10-19 17:06:20 | 【事件・未解決・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・オウム事件・旧統一教会を巡る事件他】

【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(14)卒業後に信者であることを隠し、非公然の「特殊部隊」に配属された人物もいる

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(14)卒業後に信者であることを隠し、非公然の「特殊部隊」に配属された人物もいる

 早稲田大学原理研究会(早大原研)の活動記録「播植十年」には、早大原研が1964年に発足してから73年までの入会者、計150人の名が記されている。

<picture>早大原理研も参加したアジア学生勝共大会(「播植十年」から、提供)</picture>

 これを元会員に見せたところ、大学卒業の時点で半数近くが抜けている、と話した。「インチキ募金」に携わるのが嫌になったり、伝道活動や経済活…、

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 1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。朝日新聞社会部で赤報隊事件を取材。著書に「記者襲撃」(岩波書店)など。「彼は早稲田で死んだ」(文藝春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・連載「統一教会 早大原理研と「過ち」の原点」】  2022年10月14日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(13)半世紀を経ての「呉越同舟」 早大原研の歴代幹部と歌った早稲田の校歌

2022-10-19 17:06:10 | 【事件・未解決・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・オウム事件・旧統一教会を巡る事件他】

【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(13)半世紀を経ての「呉越同舟」 早大原研の歴代幹部と歌った早稲田の校歌

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(13)半世紀を経ての「呉越同舟」 早大原研の歴代幹部と歌った早稲田の校歌

  昨年11月8日、川口大三郎君の死から49年を経た命日に、私は伊豆・修善寺の川口君の墓を訪ねた。1972年11月8日、早稲田大学文学部2年生だった川口君は、革マル派によって敵対セクトのスパイと誤認され、自治会室でリンチの末に殺された。

<picture>早大原理研元幹部らと筆者ら(提供写真)</picture>

 その経緯などを書いた拙著「彼は早稲田…、

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 1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。朝日新聞社会部で赤報隊事件を取材。著書に「記者襲撃」(岩波書店)など。「彼は早稲田で死んだ」(文藝春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・連載「統一教会 早大原理研と「過ち」の原点」】  2022年10月13日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(5)訪韓を機に大きく活動転換 「勝共思想」を武器に都知事選で石原慎太郎を応援

2022-10-19 17:05:50 | 【事件・未解決・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・オウム事件・旧統一教会を巡る事件他】

【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(5)訪韓を機に大きく活動転換 「勝共思想」を武器に都知事選で石原慎太郎を応援

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(5)訪韓を機に大きく活動転換 「勝共思想」を武器に都知事選で石原慎太郎を応援

 早稲田大学原理研究会(早大原研)の草創期の活動記録「播植十年」には、当時の会員(信者)たちの暮らしぶりが綴られている。原研は統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の学生組織で、早大原研は1965年当時、中野区野方にあった「早成寮」という名のホームで二十数人が一緒に合宿生活を送っていた。

<picture>大学構内での「路傍伝道」。「統一原理による統一世界」の実現を訴えていた(「播植十年」から、=提供)</picture>

  大学構内での「路傍伝道」。「統一原理による統一世界」の実現を訴えていた(「播植十年」から、=提供)

 午前5時に起床。朝の体操、洗面、掃除、朝の礼拝の後、大学へ出発する。昼間は、キャンパス内での伝道やサークル活動、各種の研究会に参加。廃品回収などの経済活動や募金活動にも取り組む。夕方からは新宿に出向いて街頭に立って伝道し、反応のある人を最寄りの拠点へ案内した。夜は寮に戻り、10時ごろから反省会。その後、祈りの会を催すことも。11時ごろからが勉強の時間で、リーダークラスは午前1時、2時まで翌日の行動計画などを打ち合わせていた。

 誰もが書いているのが、質素な食事のこと。早朝、当番が新宿の木村屋に食パンの耳を受け取りに行く。袋いっぱいを無料でもらう。少し遅れると、養豚業者がトラックで来て全部持っていかれてしまったという。会員の家庭から米、味噌などが時折、届けられる。近くの八百屋からクズ野菜をただでもらってくる。そうした工面ができない時は、色がついた程度の薄い味噌汁にパンの耳だけの食事になった。

 約20人が入寮している時で、1日の食事代は400円。1人当たりにすると、1日3食で20円に抑えていたという。彼らは「仲間と一緒の食事は楽しく、耳パンがおいしかった」と思い出を綴っている。

 68年の6月から1カ月ほど、日本から学生訪韓団が韓国を訪問し、当時の早大原研委員長のK氏も加わった。この訪韓を機に、各大学の原研の活動は質的に大きく転換した。勝共運動にも取り組むことになった。

 韓国で、勝共セミナーなどに参加したK氏は「共産主義を滅亡させない限り、地上天国もできぬことを悟った」と「播植十年」に綴っている。

 早稲田のキャンパスでは、70年安保を前に左翼系の学生運動が盛り上がりつつあった。それまで「無策の状態」だった早大原研が、「勝共思想」を武器に戦えることになった。

 美濃部亮吉氏と石原慎太郎氏が立候補した75年の都知事選挙では各大学の原研と統一教会が組織動員して石原氏を応援。石原氏は惜敗したが、原研や統一教会が政治に関わる基盤がつくられた。しかし、彼らはなぜ、献身的に活動できたのか。

 早大原研の委員長経験者がこう振り返った。

 「私たちは統一原理に基づく地上天国が3年後にできると教えられていた。遅くとも10年後と思い、あらゆる我慢をして頑張った。だが半世紀経て、地上天国どころか、安倍元首相暗殺事件を機に教団は存続の危機にある。耐えられない思いだ」(つづく)

樋田毅
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 1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。朝日新聞社会部で赤報隊事件を取材。著書に「記者襲撃」(岩波書店)など。「彼は早稲田で死んだ」(文藝春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・連載「統一教会 早大原理研と「過ち」の原点」】  2022年09月30日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(4)若者たちを惹きつけた「壮大な理論」革マル、民青、左翼からの転向組も珍しくなかった

2022-10-19 17:05:40 | 【事件・未解決・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・オウム事件・旧統一教会を巡る事件他】

【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(4)若者たちを惹きつけた「壮大な理論」革マル、民青、左翼からの転向組も珍しくなかった

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(4)若者たちを惹きつけた「壮大な理論」革マル、民青、左翼からの転向組も珍しくなかった

 早稲田大学原理研究会(早大原研)の草創期の記録「播植十年」によると、初代の早大原研委員長は生長の家の信者から改宗した。その上部団体の統一教会(現・世界平和統一家庭連合)も、草創期の幹部信者たちの多くは立正佼成会、生長の家などからの改宗組が目立った。日本統一教会の初代会長を務めた久保木修己氏も立正佼成会出身である。

<picture>文鮮明氏の早稲田留学時代の下宿屋女主人と原研の合宿施設で記念写真(「播植十年」から、=提供)</picture>

 文鮮明氏の早稲田留学時代の下宿屋女主人と原研の合宿施設で記念写真(「播植十年」から、=提供)

 しかし各大学の原研組織については、左翼活動家からの転向組も珍しくなかった。早大原研でも、第10代までの歴代委員長の中で、手記を寄せた9人のうち3人が日本民主青年同盟(日本共産党の青年組織)、革マル派など左翼からの転向組だった。

 一見、水と油のような関係にあるのに、彼らはなぜ、転向してきたのか。第9代委員長だったM氏は、民青から転向した経緯について、「播植十年」でこう書く。

「私にとって宗教とは、(中略)諸矛盾(貧困、差別、戦争等)から大衆の目をそらし、歴史的変革を妨げる許しがたい存在でした」

 当時、M氏は関西の公立高校生だったが、国鉄の駅前での京大原研のメンバーとの論争に敗れてしまう。

 「哲学は必ず唯物論か唯神論のどちらかの観点に分かれるものと信じていたが、この統一原理は、双方とも部分的真理として把握し、それを止揚して統一すべき新しい観点を指摘していた」

 「唯物弁証法顔負けの正-分-合なる全く新しい観点に立脚した統一弁証法が展開されており、唯物史観の歴史的必然法則をスケールにおいてはるかに凌駕する創造―堕落―復帰という統一史観を提示している」

 M氏は「人類の歴史を俯瞰する壮大な歴史観に圧倒された」と当時を振り返った。

 ■「壮大な理論」と「先祖解怨」の二重構造

 第5代の早大原研委員長のT氏は、革マル派から転向した。原研では理論家として知られ、大学卒業後は国際勝共連合の事務総長や理論誌「世界思想」の編集長を長く務めた。

 M氏は、早稲田の川口大三郎君が革マル派によってリンチ・殺害される事件が起きた際には、「川口君事件の歴史的考察」と題した論文を文化サークルの機関誌に発表。ルター、カルバンの宗教革命からマックス・ウェーバーの歴史観、ロシア革命などに言及した上で、「川口君虐殺という近代知の破棄と苦難の中から生ずる、新しき学生の群れが、歴史の転換を呼び起こす」と論じている。

 一方で、世界平和統一家庭連合は最近、「先祖解怨・祝福」(光言社)という書籍を出し、先祖の怨念を解き、祝福するための献金を勧めている。

 早大原研の歴代委員長らを左翼から転向させた「壮大な理論」と、お年寄りら弱い立場の信者たちに勧める「霊界の地獄で苦しむ先祖たちの怨念を解くための信心と献金」の間には、大きな落差がある。信仰をめぐる、この二重構造に教団の本質的問題が潜んでいるのではないのか。 =つづく

樋田毅
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 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・連載「統一教会 早大原理研と「過ち」の原点」】  2022年09月29日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(3)教祖・文鮮明は早大付属高等工学校出身 初来日時の合宿施設訪問に学生は歓喜

2022-10-19 17:05:30 | 【事件・未解決・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・オウム事件・旧統一教会を巡る事件他】

【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(3)教祖・文鮮明は早大付属高等工学校出身 初来日時の合宿施設訪問に学生は歓喜

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(3)教祖・文鮮明は早大付属高等工学校出身 初来日時の合宿施設訪問に学生は歓喜

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は戦後間もなく、韓国人の文鮮明氏が創始した。1965年、文氏が教祖になってから初めて来日した。その際、文氏は早大原研のホーム(合宿施設)をわざわざ訪ねた。

<picture>文鮮明氏の卒業証書(提供写真)</picture>

    文鮮明氏の卒業証書(提供写真)

 実は、文氏は戦前の41年から戦中の43年にかけて、早稲田大学付属早稲田高等工学校に留学していた。このため、文氏は来日の際、早稲田大学や近くの下宿先を探し訪ね、老夫婦と旧交を温めた。当時、早大原研の合宿施設は「成和寮」という名前だったが、文氏は「早く一人前に育ってほしい」との願いを込め、「早成寮」と改名した。早大原研の草創期の活動記録「播植十年」には、早大原研第3代委員長のS氏が以下の一文を寄せている。

 「あれこれと準備したが、心が落ち着かない。いよいよその日、朝から水をかぶり、泣いて泣いて悔い改めて祈り、やっとはじめて何か霊的救いに導かれて、楽になることができた。(文鮮明)先生は早稲田の頃のことで涙で祈られ、和紙に『早成勇士』の書を記して下さり……」

 64年に早大原研に入会した女性Tさんも、こう綴る。

 「(早成寮で)文先生は青年時代の証しを、その時初めてしてくださいました。私たちがよく知っている電柱を抱いて泣かれた話とか、下宿のおばさんの話などです。(中略)『どうぞ、ここに集いし早稲田の一人一人を神よ守ってください』と、びっくり仰天してしまうようなお祈りをして下さいました」

 ■今も元日などに「聖所巡り」ツアー

 Tさんが書いた「電柱の話」とは、文氏が留学中に下宿から学校まで通った道々の電柱には「私の涙の跡がある」と何度も日本人信者に語ったエピソードを指している。

 文氏は日本で民族的な差別を受け、官憲の厳しい監視を受けた。朝鮮独立運動にも関わったとされ、最寄りの警察署に連行されて拷問を受けたこともあったという。「けれども、サタンの子(日本人のこと=筆者)を、神様の理想的な子女より、もっと愛さなければなりません」と語った、と教団の歴史に書かれている。

 植民地支配を通して韓国に深い原罪を負った日本人を、それでも愛する、と文氏が述べた。その言葉が日本人信者の心を激しく揺さぶり、感動させたことは間違いない。だが、文氏は本当に言葉通り、日本人の信者たちを愛したのだろうか。私には大きな疑問が残る。その言葉とは裏腹に、戦前、戦中の文氏の苦しい体験が、日本人信者に対する過酷な送金要請となり、それが反社会的な霊感商法や高額献金を誘発させた可能性がある。

 とはいえ、当時の早大原研の学生たちが文氏の寮訪問に歓喜したことは事実だ。文氏の下宿屋の跡、お祈りをしたとされる文学部校舎の背後の箱根山など数カ所が「聖所」に指定され、今も毎年の元日などに「聖所巡り」ツアーが催されている。 (つづく)

樋田毅
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 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・連載「統一教会 早大原理研と「過ち」の原点」】  2022年09月28日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(2)早大原研はわずか3人でスタートし2年で38人 “都内大学最大勢力”に

2022-10-19 17:05:20 | 【事件・未解決・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・オウム事件・旧統一教会を巡る事件他】

【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(2)早大原研はわずか3人でスタートし2年で38人 “都内大学最大勢力”に

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(2)早大原研はわずか3人でスタートし2年で38人 “都内大学最大勢力”に

 早稲田大学原理研究会(早大原研)が編纂した活動記録「播植十年」によると、1964年に早大原研が発足した時のメンバーはわずか3人だった。

「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)は韓国で誕生し、日本で布教活動を始めたのは1959年。その5年後、都内の幾つかの大学に学生の信者組織がつくられ、早大原研もそのひとつとして発足した。

<picture>2人組での「路傍伝道」を描いたスケッチ(「播植十年」の挿絵から、=提供)</picture>

  2人組での「路傍伝道」を描いたスケッチ(「播植十年」の挿絵から、=提供)

 早大原研の初代委員長になったJ氏は、もともとは神道などを取り入れた宗教団体・生長の家の信者だった。「播植十年」に改宗の経緯が綴られている。

 「(生長の家の道場で修道中に)急に自らの意識だけが自身から離れて超スピードで上がってゆき、ただ光の大海原、空気がキラキラと銀白色に輝くような世界に意識があり、(中略)神の愛そのものを霊的に実感した」

 道場の主に話すと、「入神現象というものだ。いい体験をしたね」と言われたという。生長の家は霊的な体験を認めている。入神現象は、法悦・脱魂・恍惚状態とも呼ばれる。手記は、こう続く。

 「入神現象の体験から3か月後の(63年)12月、『統一原理』と出会った。私がその時受けた講義は黒板の文字と語る講師の言葉の響きが一体となって光を発して私の心に飛び込み、そのたびに心霊がピリピリふるえるのを感じた」

 J氏に限らず、旧統一教会の信者には、「霊的な体験」を語る人たちが非常に多い。信者たちが深夜に公園で輪になって座り、瞑想する場面を見たことがある。恍惚状態の中で、イエスやガブリエルといった聖書上の人物や天使と会話ができるのだという。

 J氏ら3人でスタートした早大原研は、64年度末の時点で15人に。翌65年度には23人の会員を新たに獲得して計38人になり、都内各大学の原研の中で最大勢力となったという。

 ところで信者たちの「霊的な体験」は、世間を騒がせた「霊感商法」と関係があるのだろうか。

 両者は別物、似て非なるものだと私は考える。90年ごろ、私は霊感商法で霊能者役をしていた元信者に取材したことがある。スタジオを借り、接客の様子を再現してもらい、録画した。

 霊能者役は、必ず介添え役と組む。介添え役があらかじめ対象相手の悩みや資産状態を聞き出す。「この方は、霊界のことがわかる偉い先生です」との紹介で霊能者役が登場する。会話しながら、相手の心理状態を冷静に読み、「因縁トーク」を繰り出す。

 「5代前のご先祖に殺人者がいますね」

 「先祖の怨念を解くには壺が必要です」

 相手の心を支配するため、周到な作戦に基づいて動く霊能者役。そこに「霊感」が介在する余地はない。巧妙な「騙し」のテクニックがあるのみだ。人を騙すことをいとわない宗教上の「独特の理屈」については、項を改めて書く。 (つづく)

樋田毅
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 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・連載「統一教会 早大原理研と「過ち」の原点」】  2022年09月27日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(1)早大原研発足から10年の活動記録「播植十年」に綴られた信者たちの本音

2022-10-19 17:05:10 | 【事件・未解決・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・オウム事件・旧統一教会を巡る事件他】

【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(1)早大原研発足から10年の活動記録「播植十年」に綴られた信者たちの本音

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【統一教会 早大原理研と「過ち」の原点】:(1)早大原研発足から10年の活動記録「播植十年」に綴られた信者たちの本音

 「播植十年」という表題の小冊子を入手した。「播植(はしょく)」は植物の種をまき、苗を植え、育てることを意味する。早稲田大学原理研究会(早大原研)が1964年に発足してから73年までの10年間の活動記録である。

<picture>歴代委員長らが率直な手記(写真はコピー、提供)</picture>

  歴代委員長らが率直な手記(写真はコピー、提供)

 言うまでもなく、原理研究会は「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)の指導下にある学生組織のことである。

 計108ページ。10年間で10人を数えた歴代の早大原研委員長の手記を中心に、女子学生の会員(信者)、息子2人が早大原研メンバーとなった父親、早大原研の会長を引き受けた早稲田大学教授(当時)ら、さまざまな関係者が一文を寄せている。

 早大原研の活動をめぐる詳細な年表、各年次の入会者(入信者)の名前なども記されている。限定版で、おそらく300部ほど印刷された。仲間内だけで読まれるという気安さからか、「外には出せない本音」が随所に記されている。

 なぜ、原理研究会に入ったのか。

 どうやって「神」と出会ったのか。

マスコミの原理運動への批判にどう対処したのか。

 どんな悩みを抱えて生活をしてきたのか。

 そんな思いが率直に綴られており、順次、紹介していく。

 72年11月8日、早稲田大学第一文学部2年生だった川口大三郎君がキャンパスを暴力支配していた過激セクトの革マル派に殺される事件が起きた。川口君は早大原研の系列の早稲田学生新聞会に一時在籍したことがあった。このため、早大原研は川口君の死を、「左翼との戦いの中での受難」と独自に解釈し、川口君の霊的な「復活」を願って「リレー断食」などを実践していた。

 私は事件当時、同じ学部の1年生で、事件を機に革マル派糾弾の闘いに立ち上がった。非暴力を掲げて闘ったが、最後は私も革マル派に鉄パイプで襲われて重傷を負い、運動は敗北した。小冊子に描かれている早大原研の「独自の闘い」を改めて読み、驚愕する思いにとらわれた。この問題も連載の中で詳述したい。

 ■どこで道を間違え、一線を越えたか

 早大原研からは教団を支える幹部を輩出した一方で、矛盾に悩み、離れていった会員も多かったという。早大原研の草創期の歴史には、今に至る「統一教会問題」のすべての原点が詰めこまれているように思える。

 「播植十年」を読み進めると、早大原研の会員たちがきわめて真面目で、かつストイックな信仰生活を送っていたことがわかる。その彼ら、彼女らが、どこで道を間違え、越えてはならない一線を越え、75年ごろから本格化した「霊感商法」などの反社会的な経済活動に関わっていくことになってしまったのか。連載を通して、その経緯をじっくり追っていきたい。(つづく)

樋田毅
著者のコラム一覧
 ■樋田毅 ジャーナリスト

 1952年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。朝日新聞社会部で赤報隊事件を取材。著書に「記者襲撃」(岩波書店)など。「彼は早稲田で死んだ」(文藝春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・連載「統一教会 早大原理研と「過ち」の原点」】  2022年09月26日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【岸田首相】:旧統一教会巡る相談の一部に言及「刑法をはじめとするさまざまな規範に抵触の可能性」

2022-10-19 07:59:50 | 【事件・未解決・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・オウム事件・旧統一教会を巡る事件他】

【岸田首相】:旧統一教会巡る相談の一部に言及「刑法をはじめとするさまざまな規範に抵触の可能性」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田首相】:旧統一教会巡る相談の一部に言及「刑法をはじめとするさまざまな規範に抵触の可能性」 

 岸田文雄首相は18日の衆院予算委員会で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への宗教法人法に基づく調査を巡り、一歩踏み込んだ姿勢を見せたが、波紋が広がっている。

岸田文雄首相(2022年7月撮影)   岸田文雄首相(2022年7月撮影)

 政府の相談窓口に9月30日時点で寄せられた旧統一教会への苦情約1700件の中に、岸田首相は「警察につないだ案件が含まれている。刑法をはじめとする、さまざまな規範に抵触する可能性があると認識している」と述べ、解散命令請求へ前向きな姿勢を見せた。

 政府は年内にも宗教法人法に基づく「質問権」を初めて行使し、解散命令請求に該当しうる事実関係を把握した場合には、速やかに裁判所への請求を検討する方針だ。被害者救済に向けた法制度見直しに関しても「準備ができたものから順次提出したい。できるだけ早く提出させる」と今国会での法改正案提出へ準備を進める考えを示した。

 だが、旧統一教会による組織的な不法行為責任を認めた民事裁判例は2件あるものの、岸田氏は宗教法人への解散命令請求が認められる法令違反の要件として「民法の不法行為は入らない」とした。これまで教団本体が刑事責任を問われたことはなく、刑事事案に相当する事実確認ができなければ、解散命令請求に至らない可能性がある。また旧統一教会の関連団体は宗教法人に基づく法人格を持つ団体ではなく、質問権の対象外になる。

 これまで宗教法人を統括する文化庁総務課は一貫して「旧統一教会の役職員が刑罰を受けておらず、裁判に勝てるかどうか分からない状況で解散命令請求は出せない」と消極的な姿勢で立憲民主党の長妻昭政調会長は「岸田総理の本気度が問われている。政府の解釈を変えない限り、永久に解散命令請求できない」と批判した。

 質問権行使に向けた岸田氏の動きに対して公明党山口那津男代表は「事前に説明は一切なかった」と明らかにし、質問権の行使には「信教の自由を尊重するのが基本だ」と指摘するなど与党内足並みの乱れも浮上し、今後の動向に影響を及ぼしかねない状況となっている。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・岸田政権・世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への宗教法人法に基づく調査を巡り、一歩踏み込んだ姿勢】  2022年10月18日  13:33:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【公明党・山口代表】:旧統一教会への質問権行使、岸田首相から「事前に説明は一切なかった」と告白

2022-10-19 07:59:40 | 【事件・未解決・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・オウム事件・旧統一教会を巡る事件他】

【公明党・山口代表】:旧統一教会への質問権行使、岸田首相から「事前に説明は一切なかった」と告白

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【公明党・山口代表】:旧統一教会への質問権行使、岸田首相から「事前に説明は一切なかった」と告白

 公明党の山口那津男代表は18日の記者会見で、宗教法人法に基づく世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への質問権行使に向けた対応を岸田文雄首相が指示したことに関し「事前に説明は一切なかった」と明らかにした。

公明党の山口那津男代表(2022年6月21日撮影)

 

 質問権の行使に当たっては「信教の自由を尊重するのが基本だ」と指摘。旧統一教会の関連団体も対象に入れるかどうかについては「宗教法人審議会が調査、質問の基準をつくるときに議論すべきだ」と語った。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・岸田政権・世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への宗教法人法に基づく調査を巡り、一歩踏み込んだ姿勢】  2022年10月18日  13:28:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【立民・長妻昭氏】:旧統一教会への解散命令請求の法解釈を求め、一時騒然「総理の本気度は問われる」

2022-10-19 07:59:30 | 【事件・未解決・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・オウム事件・旧統一教会を巡る事件他】

【立民・長妻昭氏】:旧統一教会への解散命令請求の法解釈を求め、一時騒然「総理の本気度は問われる」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【立民・長妻昭氏】:旧統一教会への解散命令請求の法解釈を求め、一時騒然「総理の本気度は問われる」

 立憲民主党の長妻昭政調会長18日、衆院予算委員会で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題について政府の教団に対する姿勢を追及した。

衆院予算委で質問する立憲民主党の長妻昭氏(共同)

 

 長妻氏は教団への解散命令請求で要件となる法令違反の解釈は「刑事的な確定判決に限定するということでいいのか」と再三、質疑を行った。これに対して岸田文雄首相は「平成8年の最高裁判決を維持している」とした上で「民法の不法行為は入らない」と明言した。

 長妻氏は「これで、今はっきりした。今の判例もオウム(事件の)時の判例。刑事的事件の判例。そういう解釈に固執する限り、刑事的訴追して確定判決が出るまでに何年もかかる。総理の本気度は問われる」などと指摘した。

 解散命令請求の法解釈を巡っては長妻氏が岸田氏に対して行った質疑を永岡桂子文科相が答弁し、野党側から「質問妨害」「時間稼ぎ」などの抗議に与党側が応戦し、騒然となる場面もあった。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・国会・衆議院予算委員会・世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題】  2022年10月18日  11:49:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【消費者庁】:霊感商法による被害救済へ新チーム発足「可能な限り速やかに」法制度の見直し図るため

2022-10-19 07:59:20 | 【事件・未解決・犯罪・疑惑・詐欺・闇バイト・オウム事件・旧統一教会を巡る事件他】

【消費者庁】:霊感商法による被害救済へ新チーム発足「可能な限り速やかに」法制度の見直し図るため

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【消費者庁】:霊感商法による被害救済へ新チーム発足「可能な限り速やかに」法制度の見直し図るため

 消費者庁は18日、旧統一教会などの霊感商法による被害救済に向けた法制度の見直しを進めるため、関係の4省庁による新たな検討チームを発足させた。消費者契約法の改正や、不当な寄付を規制する新法を念頭に連携して作業を進める。チームを構成するのは、消費者庁のほか、法務省、文部科学省、警察庁。

記者会見する松野官房長官=18日午後、首相官邸(共同)記者会見する松野官房長官=18日午後、首相官邸(共同)

 松野博一官房長官は記者会見で、法制化に向けて「可能な限り速やかに取り組みたい。消費者庁の検討会の提言も踏まえる」と述べた。政府の窓口に寄せられた相談約1700件のうち、警察につないだのが約70件だったと明らかにした。その中には犯罪が疑われる相談もあったと説明した。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政策・消費者庁・旧統一教会などの霊感商法による被害救済に向けた法制度の見直し】  2022年10月18日  18:48:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【れいわ新選組】:大石晃子氏「午後5時過ぎで終わったら…」石井氏発言逆手に時間超過しても質問続行

2022-10-19 07:59:10 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

【れいわ新選組】:大石晃子氏「午後5時過ぎで終わったら…」石井氏発言逆手に時間超過しても質問続行

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【れいわ新選組】:大石晃子氏「午後5時過ぎで終わったら…」石井氏発言逆手に時間超過しても質問続行

 れいわ新選組の大石晃子衆院議員は18日の衆院予算委員会で、予定の質問時間を超過し根本匠予算委員長(自民党)から注意を受けた際に「午後5時過ぎで終わったら、やる気がないという話になっていたのではないか」と述べた。石井準一参院議院運営委員長(自民)が、ほぼ午後5時に終わった17日の審議を巡り「野党だらしない」と発言したのを逆手にとって切り返した形だ。

衆院予算委で質問する大石晃子氏(れいわ新選組)(共同)衆院予算委で質問する大石晃子氏(れいわ新選組)(共同)

 大石氏は最後の質問者で、午後5時までに終える予定だった。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題を取り上げようとしたが、根本氏は「質疑を終了する」と打ち切った。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・国会・衆議院予算委員会】  2022年10月18日  21:25:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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