愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

アフガン駐留の海兵隊って日本から派兵?大騒ぎしないのは?

2012-01-13 | 日記

とんでもないニュースがとびこんできたので、そのことについて

米兵が遺体に小便か ネットに映像1月12日 13時52分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120112/t10015213681000.html
アフガニスタンに駐留するアメリカ軍の兵士とみられる男たちが、反政府勢力タリバンのメンバーとみられる遺体に小便をかけている映像がインターネットに掲載され、アメリカ軍は、事実関係の調査を始めました。
アフガニスタンで撮影されたとされる映像は、11日、インターネットの動画投稿サイトユーチューブに掲載されました。およそ40秒間の映像には、アメリカ軍のような制服にヘルメットやサングラスなどを着けた4人の白人の男たちが、反政府勢力タリバンのメンバーとみられる3人の遺体に、笑いながら小便をかけている様子が映っています。いつどこで誰が撮影したのかなど詳しいことは分かっていませんが、アメリカのメディアは、映っていた男たちはその制服などからアフガニスタンに駐留するアメリカ海兵隊の可能性もあると伝えています。アメリカ軍は、この行為がアメリカ兵によるものだとすれば、アフガニスタンだけでなくイスラム圏全体でアメリカに対する感情を悪化させるおそれもあるとして、兵士の特定など事実関係の調査を開始したことを明らかにしました。

NHKは「アフガニスタンに駐留するアメリカ軍の兵士」と表現したが、他のニュースは「海兵隊」と報道している。
そうなると、この「海兵隊兵士」はどこの基地からアフガンに派兵されたのだろうか?或いはどこの基地で訓練を受けて出撃したのだろうか?
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-04-23/2010042303_01_0.html

日本のメディアであるならば、こういう問題はそれこそ眼いっぱい問わなければならない。いつも海兵隊と付き合っているからだ。しかし、何も問われないままで、このまま忘れ去られていくのだろうか?

どこまでいったら、海兵隊の人権軽視問題がなくなるのであろうか?

そこで、テレビが大騒ぎしていない理由をいくつかあげてみることにした。

1.日本から、或いは日本で訓練を受けた兵士がアフガンに出撃しているのではないか。
2.こうした海兵隊を「抑止力」として持ち上げてきた日本政府とメディアの責任は重くのしかかってくるので、あまり騒がないのではないか。
3.こんな破廉恥なことをする軍隊が「抑止力」などいう寝ぼけたことは、もはやありえない。国民の中に「代抑止力」=ウソとデタラメ論が浸透していくことを最も恐れているのではないか。
4.だからこの軍隊の部隊名などもはっきりさせないのではないか。
5.そもそも軍隊とは人殺しを専門とする「暴力装置」だ。だからこそ、人の尊厳などを省みることは難しい。この兵士たちが、破廉恥行為をしたとしても、それは当然の行為であって、こうした軍隊の本質が見えてくることを最も恐れているのではないか。このことは旧日本軍の様々な行為によっても証明できるが、これについても「自虐的」として曖昧にする傾向があった。
6.特に「侵略軍」は、こうした軍隊の本質が浮き彫りになることを恐れているのではないか。
7.こうした行為が行われることそのものののなかに、このアフガン戦争の「大義」の有無が問われてくる。この戦争を支持し、支援し、税金を投入してきた日本政府とメディアの責任は重い。

さてどのような解決の方途が具体化されていくか、注目しておく必要がある。

もう一つ注目する記事があった。ロイターは、この記事を配信する一方で、以下の記事を配信していた。皮肉なものだ。
金総書記の遺体を永久保存、銅像や記念塔も建設へ2012年 01月 12日 18:14
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE80B05H20120112


コメント (2)
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