愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

小選挙区・二大政党制鼓吹政治の劣化を認めてもなお!その錯覚アートから抜け出すためには!

2012-01-21 | 日記

日本の指導者―政治の根幹変える覚悟を 朝日社説 2012年1月15日(日)付
という朝日の社説に対して、また言いたくなった。
http://www.asahi.com/paper/editorial20120115.html

朝日社説子さん、それ違うだろう!ま、おのれの路線の破綻を認めた社説子さんだから、文句はないのだが・・・。
>「支持政党なし」が圧倒的な最大勢力を占める現状は、果たして「2大政党」などと言えるものなのか。
小選挙区制と二大政党制を「政治改革」として煽ってきたのは、一体誰だった?
リクルート事件など、「政治とカネ」問題。もう一つは、自民党の長期政権のゆがみが頂点に。それを「変える」が口実だった。だが、実際は「既成政党の連中」が「新党」という錯覚アートをつくり、腐敗政治を温存したのではなかったのか?国民は突きつけたのは、政党と政治家だかえではなく、二大政党制を煽ってきたマスコミへのノーなのだよね。実は。

ところで、この腐敗政治は、実は日米軍事同盟と財界の利益を保障する枠組み・錯覚アートだったのだ。何故こんなことを言うか?
一つには、以下のコメントが大変象徴的だ。
政治主導、官から民へ、国から地方へ、日米同盟重視の路線の旗を掲げよう(中川秀直)
2012-01-10 00:20:51
http://ameblo.jp/nakagawahidenao/day-20120110.html
>民意の過半数を超える期待する政権とは、「政界再編した新たな枠組み」である。「政界再編」の意味するところは、政治主導、官から民へ、国から地方へ、日米同盟重視の路線の確立であろう。民主党が、官僚主導、民から官へ、地方から国へ、日米同盟軽視の路線を行くのであれば、反対党は、政治主導、官から民へ、国から地方へ、日米同盟重視の路線をとらなければならない。それではじめて選挙に選択肢がうまれる。

という認識である。これも従来の錯覚アートの焼き直しだ。これについては別項で述べていくつもりだ。

もう一つは、野田政権の手法だ。
それは今消費税増税のために「社会保障の充実」を口実にして錯覚アートをつくっているのだ。

「法人税が高いといって下げろ、さもなければ企業は海外に出て行くぞ」と脅している。それを容認している。マスコミは。だが実は、海外に進出している企業からどれだけ消費税をとってきたか!大勉強してやってきたのではないのか?

「財政危機」というが、法人税率を下げて下げて税収を下げて、その分を消費税で賄って、それでも足らず、赤字国債を発行し、そのカネをどこへ使ってきたか!社会保障費ではないだろう。

そういう事実を錯覚アートで覆い隠してきたのは、ジャーナリズム精神を放棄して「既成の枠組み」にしがみつく政党・代理人の錯覚アートづくりに協力してきたマスコミではなかったのか?

このことは、新たな錯覚アートづくりに躍起になっていることに象徴的だ。日本の指導者―政治の根幹変える覚悟を 朝日社説 2012年1月15日(日)付
という朝日の社説に対して、また言いたくなった。
http://www.asahi.com/paper/editorial20120115.html

朝日社説子さん、それ違うだろう!
>「支持政党なし」が圧倒的な最大勢力を占める現状は、果たして「2大政党」などと言えるものなのか。
小選挙区制と二大政党制を「政治改革」として煽ってきたのは、一体誰だった?
リクルート事件など、「政治とカネ」問題。もう一つは、自民党の長期政権のゆがみが頂点に。それを「変える」が口実だった。だが、実際は「既成政党の連中」が「新党」という錯覚アートをつくり、腐敗政治を温存したのではなかったのか?

この腐敗政治は、実は日米軍事同盟と財界の利益を保障する枠組み・錯覚アートだったのだ。何故こんなことを言うか?
一つには、以下のコメントが大変象徴的だ。
政治主導、官から民へ、国から地方へ、日米同盟重視の路線の旗を掲げよう(中川秀直)
2012-01-10 00:20:51
http://ameblo.jp/nakagawahidenao/day-20120110.html
>民意の過半数を超える期待する政権とは、「政界再編した新たな枠組み」である。「政界再編」の意味するところは、政治主導、官から民へ、国から地方へ、日米同盟重視の路線の確立であろう。民主党が、官僚主導、民から官へ、地方から国へ、日米同盟軽視の路線を行くのであれば、反対党は、政治主導、官から民へ、国から地方へ、日米同盟重視の路線をとらなければならない。それではじめて選挙に選択肢がうまれる。

という認識である。これも従来の錯覚アートの焼き直しだ。これについては別項で述べていくつもりだ。

もう一つは、野田政権の手法だ。
それは今消費税増税のために社会保障の充実を口実にして錯覚アートをつくっているのだ。
「法人税が高いといって下げろ、さもなければ企業は海外に出て行くぞ」と脅している。それを容認している。マスコミは。だが実は、海外に進出している企業からどれだけ消費税をとってきたか!大勉強してやってきたのではないのか?

「財政危機」というが、法人税率を下げて下げて税収を下げて、その分を消費税で賄って、それでも足らず、赤字国債を発行し、そのカネをどこへ使ってきたか!社会保障費ではないだろう。

そういう事実を錯覚アートで覆い隠してきたのは、ジャーナリズム精神を放棄して錯覚アートづくりに協力してきたマスコミではなかったのか?

今また次のような指摘で、新たな錯覚アートづくりに躍起になっていることに象徴的だ。以下社説をみると、
>時代遅れの政党や政治家が、有権者に見限られるのは当たり前ではないか。これほど情けない国政を見せられれば、橋下徹大阪市長のような政治家が存在感を増すのもうなずける。大阪市役所という巨大な組織を批判する言説は、とにかくわかりやすい。大阪府と市の二重行政の無駄をなくす姿勢も、経済が縮んでいく時代の流れに沿うものといえる。敵をつくり、対立の摩擦熱ですすむような手法は、冷静な思考を妨げる危うさがつきまとう。だが、政治が確かに動いているという感覚を有権者に与えているのは間違いない。こんな橋下氏に、従来の主張や政策を省みずにすり寄る既成政党の姿は哀れみさえ誘う。
おいおい、橋下「大阪維新の会」の出現とその評価も細川新党の時と同じではないのか?
「既成政党の姿」を否定するというが、落ち目の自民党から抜け出した政治屋さんたちによってうまれた「大阪維新の会」は「既成政党の姿」の錯覚アートではないのか?

そのことは、以下の記事をみてもわかる。「政治資金パーティー」を開くなんて、「既成」のやり方だ。何故ここにメスを入れないのだ!
勝負させて」橋下市長、維新の国政進出に意欲2012.1.20 22:02
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120120/lcl12012022080003-n1.htm
地域政党「大阪維新の会」(維新)代表を務める橋下徹大阪市長の後援会が20日、大阪市内のホテルで、市長就任後初めてとなる政治資金パーティーを開いた。橋下市長は「(維新は)大阪都構想がゴールではない。大阪がこのように動き始めているのなら、次なる目標として日本国も動かしていこう」と維新の国政進出に強い意欲を示し、「本年勝負させてください」と次期衆院選での候補擁立を示唆した。

朝日社説子さん、もっと「政治資金パーティー」問題にメスをいれてくれませんか?「政治とカネ」問題の根幹で、これこそが政治を劣化させてきたのではないのですか?ところが、
>野田首相が税と社会保障の一体改革で、国民に負担増を求めるのは、時代の変化に向き合う一歩だといえる。行革を断行しつつ、前へ進まねばならない。
と述べると同時に「大阪維新の会」現象に期待を寄せさせ、国民に負担を求める政治を煽る朝日社説子さん、そもそも政治が「国民に負担を求め」てはいけないのではありませんか?納税者は国民なんですよ!

そう言えば、小泉構造改革のときも「備えあれば憂いなし」「改革には痛みを伴う」「自民党をぶっつぶす」を「政治改革」として煽ってきましたね。それでもって森自民党政権を錯覚アートで救ってやりましたよね。

では結論。
実はこれは戦後の枠組みであはるけれども、政権交代が起こった90年代、そして今回の政権交代でも一貫して変わらなかった政治の枠組み、これこそ本当に変えなければならないのではないか?これを変えないあれこれの「政界再編」「政権交代」は同じ穴のムジナでしかない!

このことは、中川さんがいみじくも証明してくれた「日米同盟軽視の路線」か「日米同盟重視の路線」かという選択肢だ。「日米同盟からの脱却の路線」は視野に入っていないのだ。これこそ、錯覚アートを見抜く別の視点なのだ。

錯覚の感覚正すつけどころ立ち居を変えてみることのみぞ

コメント
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