愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

メーデーの日に憲法と国民の暮らしと貧困克服を考えるのではなく憲法改悪を狙う国会議員の不道徳これあり!

2014-05-01 | マスコミと民主主義

 やっぱりNHKの中立はおかしい!会長の責任は大!

レッドカードしかない!

NHKが、以下のニュースを報道しました。呆れました!こんな動きを国民的批判に晒し、憲法活かす国会をつくっていきましょう!そのためには、ここにあつまったオール安倍・改憲改悪勢力を落選させるしかありません!世論しかありません!

船田さん!おかしいのは皆さんです!レッドカードを!

新しい憲法の制定目指す大会  5月1日 19時41http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140501/k10014171001000.html

新しい憲法の制定を目指す大会が1日に開かれ、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認の議論は憲法改正に要する時間の問題からやむをえないとしつつも、そのことで憲法改正の動きにブレーキがかかってはならないなどとして、新しい憲法の制定に一層努力するという決議が採択されました。

新しい憲法の制定を目指す超党派の国会議員らで作る団体が1日、都内で開いた大会には自民党、民主党、日本維新の会、公明党、みんなの党、結いの党の国会議員らが参加しました。この中で、団体の会長を務める中曽根元総理大臣は「国民が納得する立派な憲法を作ることがわれわれの責任であり、国民的な合意が得られるよう全力を尽くさなければならない」と述べました。自民党の船田憲法改正推進本部長は「国際情勢や国内の社会情勢に照らして憲法のおかしい部分は変えていくことを基本に、できるだけ多くの政党が賛成する憲法改正原案を作りたい」と述べました。民主党の長島元防衛副大臣は「集団的自衛権の行使を巡る問題は長年、積み残された宿題であり、国会での議論を通じて国民と共に考え、憲法改正に向けた確かな一歩を刻みたい」と述べました。そして大会では、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認の議論は憲法改正に要する時間の問題からやむをえないとしつつも、そのことで憲法改正の動きにブレーキがかかってはならないなどとして、新しい憲法の制定に一層努力するという決議が採択されました。(引用ここまで

与野党改憲派が推進大会 (2014/05/01-19:44)http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014050100688

中曽根康弘元首相(中央)らが出席して開かれた「新しい憲法を制定する推進大会」=1日午後、東京・永田町の憲政記念館

 超党派の新憲法制定議員同盟(会長・中曽根康弘元首相)は1日、東京都内の憲政記念館で「新しい憲法を制定する推進大会」を開いた。自民党の船田元・憲法改正推進本部長は「憲法は国際、国内情勢に合わない部分はどんどん変えないといけない」と強調。公明党の北側一雄副代表も「緊急事態の対処規定など憲法の不備や課題、新しい時代にふさわしい規定について各会派が議論して前に進めたい」と訴えた。民主党の長島昭久副幹事長は、集団的自衛権の行使容認に関し「立法府の責任で有権解釈しなければいけない。一番端的なやり方は立法措置だ」と語り、国会が主導して必要な法整備を図るべきだと主張した。大会には日本維新の会の平沼赳夫国会議員団代表のほか、みんな、結い両党の代表者も出席した。(引用ここまで)  

憲法改悪の地ならしが強行されている! 

ナチスの手口を学ぶ安倍の手口!

以下の動きは、黙殺です!これが民主主義でしょうか?折りしも中国のテロ報道にあたって政府の報道管制を批判的に報道しているNHKですが、これでは中国共産党政権と同じです!批判できません!しかし、NHKとNHKの職員は、こうした自らのアンフェアーに気づいていないのです。或いは気づいているのにもかかわらず、口ぶる寒し!なのでしょうか。全く不思議な国ニッポンです!

立憲デモクラシーの会  2014年4月18日

立憲デモクラシーの会記者会見 - YouTube  2014年4月18日

NHKをはじめ日本のマスコミに声を大にして言っておかなければならないことは、日本の共産党の集会を無視するように、このような改憲改悪集会を無視したらどうでしょうか?さもなければ、両方をきちんと報道すべきです!

赤旗の記事

「ニコニコ超会議」スペシャル対談/共産党委員長志位さん×ジャーナリスト角谷さん/雇用■日米首脳会談■集団的自衛権/頑張りどころ共産党 2014年4月27日(日)

ニコニコ超会議の党首・国民対話集会/安倍政権の三つの暴走ストップ若者が希望持てる日本つくろう/志位委員長が訴え 2014年4月27日(日)

立憲デモクラシーの会 集会に600人/解釈改憲のあやうさ問う 2014年4月27日(日)

東京・朝日の記事

東京新聞:「立憲デモクラシーの会」あす設立 解釈改憲にノー 学者50人が 2014年4月17日

デーリー東北新聞 学者結集 立憲デモクラシーの会 -  2014年4月18日

朝日新聞Ceron.jp - 「立憲デモクラシーの会」設立 学者ら50人  2014年4月19日

外国のマスコミでさえも、報道しているのです!

呆れませんか? 恥ずべきことです!

立憲デモクラシーの会」発足会見<1/3> | 日仏共同テレビ局フランス10  2014年4月20日

日野原先生、さすがです!

改悪に群がる不道徳議員は、この本を読むべきです!

共同 日野原重明さんが新刊 2014年04月30日http://www.47news.jp/movie/general_national/post_10961/

102歳で現役の内科医、日野原重明・聖路加国際病院名誉院長が「十代のきみたちへ―ぜひ読んでほしい憲法の本」を書き下ろした。刊行は憲法記念日の5月3日。安倍政権が憲法改正への流れを加速させる中、国の平和を守る「いのちの泉」として憲法を守ろう、と呼びかけている。(引用ここまで


鹿児島2区補欠選挙にみる有権者の動向から共産党の活動のあり方をどうみるか!深刻な総括必要あり!

2014-05-01 | 安倍内閣打倒と共産党

つづき

前号の論点の参考資料を以下掲載しておきます。ご覧ください。多数者革命論を掲げ、民主連合政府を目標にしている共産党が、この鹿児島2区で、どのようにして民主連合政府をささえる議員を選出できるようにするか、2区の有権者を民主連合政府をささえる有権者になっていただけるようにするか、共産党の理論と実践が試されているのです。どうでしょうか?

共産党が内向きの、党内事情に力を注いでいる間に、安倍政権の暴走は増幅しているのではないでしょうか。60年代であれば、もっと目に見える運動、いわるゆ大衆的運動が、毎日毎日全国各地で行われていたように思います。職場や地域、学園で。現在も、全国各地で運動が展開されていることは事実ですが、それが政権づくりに収斂するようになっているか、そこに最大の問題があるように思います。

小選挙区制度が政治腐敗の、民主主義の劣化に大きな役割を果たしているのは、事実ですが、この制度が改正されなければ、この制度を利用して政権交代をどのようにつくりだすか、そのことを考えなければ、それこそ共産党が、議席のうえから抹殺されるか、存在しても無視をされる状態がつくりだされることで、暴走が推進されていくことでしょう。

いや、生活保護制度の改悪に歯止めをかけたなどの成果があることは承知していますが、それにしても、東日本大震災の被災地や避難民、国民の貧困の実態、命を奪われている現実、憲法改悪の進行度などを踏まえるならば、そうのん気なことは言っていられないのも事実です。

だからこそ、鹿児島2区の選挙の分析と研究、対策をすることの意味は大きいように思うのです。ご覧ください。

鹿児島2区選挙結果比較一覧

鹿児島2区

有権者数

有効投票数

投票数

投票率

12年12月

279,787

164,628

168,509

60.55

14年04月

278,187

126,181

45.99

合計

-1,600

 

-42,328

-14.56

2012年12月総選挙結果

候補者名

徳田 毅

打越明司

三島 照

得票数計

選挙区・所属

自民党

民主党

共産党

鹿児島市2区

37,707

22,732

4,422

64,861

指宿市

10,536

10,729

740

22,005

奄美市

19,439

3,762

2,086

25,287

南九州市2区

3,419

3,108

177

6,704

大和村

974

141

54

1,169

宇検村

1,224

166

39

1,429

瀬戸内町

4,699

809

532

6,040

龍郷町

3,138

561

154

3,853

喜界町

4,296

769

102

5,167

徳之島町

6,175

774

308

7,257

天城町

3,643

416

123

4,182

伊仙町

4,086

450

136

4,672

和泊町

3,742

551

94

4,387

知名町

3,613

425

78

4,116

与論町

3,053

314

132

3,499

(市計)

71,101

40,331

7,425

118,857

(大島郡)

38,643

5,376

1,752

45,771

第2区計

109,744

45,707

9,177

164,628

2014年4月補欠選挙結果(打越氏は民主・維新・結い・生活推薦・有川氏は新党ひとりひとり)

候補者名

金子万寿男

打越明司

有川美子

三島 照

松沢 力

碩 利昭

得票数計

選挙区・所属

自民党

無所属

新党ひと

共産党

幸福実現

無所属

鹿児島市2区

17,211

20,561

3,249

2,077

645

402

44,145

指宿市

6,084

11,599

416

336

206

74

18,715

奄美市

12,294

4,272

825

1,678

124

334

19,527

南九州市2区

2,044

3,342

186

62

50

19

5,703

大和村

708

211

40

50

4

11

1,024

宇検村

989

204

62

47

12

22

1,336

瀬戸内町

4,688

646

142

355

38

41

5,910

龍郷町

2,078

701

140

110

34

60

3,123

喜界町

3,028

783

98

81

37

33

4,060

徳之島町

4,100

895

146

263

31

36

5,471

天城町

3,031

450

73

91

19

15

3,679

伊仙町

2,635

1,016

58

116

12

15

3,852

和泊町

2,734

534

165

83

23

29

3,568

知名町

2,540

475

158

53

32

18

3,276

与論町

2,196

332

100

105

16

43

2,792

(市計)

37,633

39,774

4,676

4,153

1,025

829

88,090

(大島郡)

28,727

6,247

1,182

1,354

258

323

38,091 

第2区計

66,360

46,021

5,858

5,507

1,283

1,152

126,181

12年・14年選挙3党比較一覧表

 

12年12月

14年4月

12年12月

14年4月

12年12月

14年4月

候補者名

徳田 毅

金子万寿男

打越明司

打越明司

三島 照

三島 照

選挙区・所属

自民党

自民党

民主党

無所属

共産党

共産党

鹿児島市2区

37,707

17,211

22,732

20,561

4,422

2,077

指宿市

10,536

6,084

10,729

11,599

740

336

奄美市

19,439

12,294

3,762

4,272

2,086

1,678

南九州市2区

3,419

2,044

3,108

3,342

177

62

大和村

974

708

141

211

54

50

宇検村

1,224

989

166

204

39

47

瀬戸内町

4,699

4,688

809

646

532

355

龍郷町

3,138

2,078

561

701

154

110

喜界町

4,296

3,028

769

783

102

81

徳之島町

6,175

4,100

774

895

308

263

天城町

3,643

3,031

416

450

123

91

伊仙町

4,086

2,635

450

1,016

136

116

和泊町

3,742

2,734

551

534

94

83

知名町

3,613

2,540

425

475

78

53

与論町

3,053

2,196

314

332

132

105

(市計)

71,101

37,633

40,331

39,774

7,425

4,153

(大島郡)

38,643

28,727

5,376

6,247

1,752

1,354

第2区計

109,744

66,360

45,707

46,021

9,177

5,507

各党の合計票一覧

 

自民党

民主党

共産党

3党合計

有川

松沢・碩

有松碩計

市部計

-3,468

-557

-3,272

-7,297

4,676

1,854

6,530

郡部計

-9,916

+871

-394

-9,439

1,182

581

1,763

2区合計

-43,384

-314

-3,670 

-47,368

5,858

2,435

8,293


鹿児島2区補欠選挙を踏まえ共産党は民主連合政府をどう実現するか!胡散臭いという気分にどう応えるか!

2014-05-01 | 安倍内閣打倒と共産党

鹿児島2区補欠選挙は、国民的関心がみられないまま、終わりました。選挙戦については、すでに記事にしました。マスコミの責任は重大です。しかし、それもありますが、今回は「自共対決」論を掲げている共産党について、このままいくと、またしても新たな二大政党づくりの流れの中に埋没する可能性が出てきましたので、この10年の失敗の二の舞にならないために、また「革命」をめざす、すなわち「権力を国民の側に」ということを考えるのであれば、今のままで良いはずはありません!愛国者の邪論なりの考えをまとめてみることにしました

鹿児島2区補欠選挙結果について、共産党は、28日の赤旗2面で以下のように報道しました。

三島氏及ばず

自民党は「安倍内閣の信が問われる」としながら争点隠しに走り、補選の発端である医療法人「徳州会」グループの公職選挙法違反により辞任した徳田毅議員の公認責任について沈黙。無所属の打越明司氏=前、民主、維新、結い、生活推薦=も自民党との違いを示せませんでした。三島氏は「真正面から暴走政治に対決する日本共産党が大きく伸びれば安倍内閣には大打撃。暴走を止めよう」と支持を広げました。(引用ここまで

山下書記局長が談話

山下氏は、消費税増税や川内原発再稼動、解釈改憲、TPP推進など安倍政権の暴走に対する審判が鋭く問われた今回の選挙で、自民党も民主党も民主党推薦の候補からも、まともに語られなかったと指摘。日本共産党は三島照候補を先頭に“安倍暴走”に待ったをかける党への一票をよびかけ、堂々と訴えてたたかったと述べたうえで、「残念ながら議席獲得にいたりませんでしたが、選挙戦でよせられたわが党への期待にこたえるために、さらに力をつくしたい」と表明しました。(引用ここまで

赤旗29日4面 衆院鹿児島2区補選結果

27日投開票の衆院鹿児島2区補欠選挙(定数1)では、投票率が前回(60.55%)から大幅に下がるなか、日本共産党の三島照元奄美市議は5507票を獲得しました。得票率は、奄美市で8.59%と前回比0.34%増やしました。(引用ここまで

とありました。愛国者の邪論が問題だと思ったのは、「残念ながら議席獲得にいたりませんでした」という山下氏の談話です。「え!」と思いました。

「残念ながら議席獲得にいたりませんでした」って、マジですか?

現地で頑張った人たちを否定するつもりは毛頭ありません!しかし・・・

一つは、本当に議席獲得を目指していたのかということ。「安倍内閣の暴走を食い止める」ためには「共産党への一票」論が、どれだけ有権者のこころに響いたか、結論は出たように思います。

二つには、前回総選挙の獲得票を考えれば、単独で「議席獲得を目指す」ことは、よほどの局面の変化がなければ、またこの鹿児島2区の「自力回復」が実現していなければ、不可能であることは、科学的に見れば明らかです。しかも単独で政権をつくるなどとは、言っていないのです。では単独ではないやり方はどうでしょうか。

三つには、TPP阻止・川内原発再稼動反対・消費税増税反対などの政治課題で、とりわけ共産党が主張している「一点共闘」論を鹿児島2区に当てはめれば、TPP阻止問題や原発再稼動阻止問題などを願う有権者の声をどのように国会に届けるか、そのことを踏まえるならば、単独で立候補することは、ある意味無謀だったように思います。どのように統一・連立を考え、動いたか、全く見えてきませんでした。国政レベルでは「選挙共闘をつくる前提がない」という共産党の考えがありますので、当然でしょうが、果たしてそうでしょうか。

四つは、このことは、彗星のようにつくられた新党ひとりひとりの候補に負けたことをどう評価するか、ということと関係していますが、このことは、全く見えてきていません。新党ひとりひとりは、党員でも機関紙でも、日常活動でも、共産党の比ではないはずです。しかし、共産党に勝ってしまった!共産党を支持していた有権者が、新党ひとりひとりに移ってしまったと言っても良いような選挙結果でした。新党ひとりひとりの立候補が悪いということでしょうか?そうではないでしょう。そのことの意味について、共産党の真摯な分析・総括は見えてきません。

五つは、民主・維新・結い・生活推薦の打越氏に圧倒的に負けたことです。確かに打越氏は自民党亜流政党の野合候補であることは事実です。しかし、この野合連合と国民との間に、楔を打ち込む政策的提起はどうだったか、野合連合に期待を寄せた有権者がどのような感情や期待や政策を支持していたか、共産党は分析できているでしょうか。

六つは、部分的には「暴走にストップ」をかけることはあっても、このようなたたかい方をしていれば、今後、どのような選挙があっても、安倍内閣の暴走に待ったをかけることは不可能ということを、逆の意味で証明したように思います。

八つは、この鹿児島2区で、共産党の主張する民主連合政府を実現するための「成長・発展目標」が、実現できなければ、政権獲得は難しいことを証明したように思います。その目標とは

党員は、有権者比0.5%=278,187×0.5%=1390.9人

赤旗日刊紙読者は、有権者比0.5%=278,187×0.5%=1390.9人

赤旗日曜版読者は、有権者比2.0%=278,187×2.0%=5563.7人

ということになります!全く空想的な目標と言えます。何故か。日曜版の目標と今回の選挙で獲得した有権者の支持がほぼ同じ数字だからです。いや、そういうことはない!という党員、共産党関係者の方がおられるならば、反論していただければと思います。

九つには、今回の選挙は前回の選挙から比べれば、投票率が下がったとは言え、共産党は3,670人の方々の支持を失っているのです。「安倍内閣の暴走を食い止める」という方針を掲げ、同時に「自力回復」のための党員・赤旗拡大を推進していたはずの共産党が、有権者の支持を大幅に減らしたことをどのように総括するのでしょうか。

そもそも、ある意味、安倍政権に対して、その審判を下す絶好のチャンスだったはずで、多数者革命を掲げる共産党として投票率を上げることも、民主主義の観点から考えるならば、投票率が下がるということは、革命政党としては、大問題なはずです。

では、何故このような選挙結果が生まれたのでしょうか!

救国暫定国民連合政権構想を提起しないことに最大の問題あり!

安倍内閣暴走にストップならば、受け皿政権構想を提起すべき!

よりまし政権構想を国民に提起し議論すべき!内容は国民が決める!

一つには、民主連合政府樹立への途が曖昧であることです。安倍内閣の暴走に対決し対案を示すと言いながら、「政権の受け皿」は提案していないのです。個別政策の提案はしていますが。

二つには、マスコミの偽装・偽造の世論調査による内閣の「高支持率」(本当は、約半数近くの国民は安倍内閣を支持していない!)にもかからわずアベノミクス成長戦略に対する期待や実感が感じられないという「事実」を有効に活かしきれていないということです。

三つには、そういう国民感情を活かすための、共産党なりの言い方をすれば「一点共闘」論が多様に組まれていないということです。鹿児島におけるTPPと原発再稼動の「一点共闘」と「選挙共闘」=「政権構想」は、全く別物でした。そこまで運動の発展が構築できなかったことが判りますが、それならば、何故か、です。こうした事実が変革できなければ、全国各地でも難しいでしょう。

四つは、それは、共産党の「一点共闘」論が、まだまだ共産党の関係する、いわゆる民主団体の域から脱しきれていないことです。赤旗には、いわゆる「保守」の方々の発言が掲載されていますが、こうした方々の声から学び、全国各地域で、こうした方々のエネルギーを引き出すような運動が実現していないことです。

五つは、以上のような運動の到達点と日常的に選挙に向かって有権者の安倍内閣への不満・共産党への期待を引き出す活動が弱いことです。それは、政権を取ろうとしていない共産党に入れても、自分の票が生きないから、共産党に投票するより、生きるかもしれない他候補に入れようという有権者感情に対する無理解があるということです。

六つは、こうした弱点・欠点が何故生じているか。それは、

(1)民主連合政府の三つの目標(いわゆる安保条約廃棄・大企業優遇政策にルールで規制・憲法を活かす政権)に固執していることに大きな要因があるように思います。それはいわゆる革新三目標を掲げている全国革新懇を中心に位置づけていることに象徴的です。

(2)以上のことの裏返しとして民主連合政府に近づくための「よりまし政権構想」を提起していないことがあります。この提起を国民的議論で深め、国民的政権づくりで安倍内閣を包囲し、国民の力で国民連合政権をつくること。これは民主連合政府樹立前の政権です。今日米安保廃棄の課題で一致する政党、国民の合意形成は、非常に難しいことは世論調査でも明らかです。であるならば、日米軍事同盟廃棄の前段の政治的経験をどうたってつくりだすか、です。そうすると、現在の保守と言われる方々とどこの目線でどうやって国政レベルと地方レベルにおいて「一点共闘」政権をつくるか、そのための理論的工夫と政策の発展が必要です。しかし、そうはなっていません!そこに大きな問題点があります。

(3)更には、空想的な「拡大目標」を優先することで、その「拡大目標」を達成して行くための素地となる運動が事実上後景に追いやられていること、或いは軽視していると言わざるを得ない状況があることです。「拡大目標」を達成するための運動の発展のなかで、「民主連合政府」なり、「よりまし政権」なりの土台について、政策的運動論的な解明が、極めて不十分であること、それらについてホンネの議論が見えていないことです。

(4)総選挙以後の、あの「大運動」で掲げた目標と獲得した「党勢力」が、現段階でどのようになっているか、ほとんど議論されていないのではないでしょうか。増やしても増やしても減らす赤旗拡大の現状。確かに部分的には党員・赤旗等の成功例が赤旗で紹介されていますが、では、何故全国で、その成功例が拡大されていないのでしょうか。以上の点について、共産党員が、確信を持って、「成長・発展目標」に向かって日々活動できていないのは何故か。今回の選挙結果を含めて真摯な分析は見えてきません。

こうした日本共産党の現状が透けて見えてくるからこそ、「胡散臭い」と言われてしまうのではないでしょうか。