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愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

安倍首相の福島訪問を伝えるテレビ各局と時事・共同!全国的に美味んぼバッシングが展開された!

2014-05-17 | ゲンパツ

今日のテレビは、安倍首相のネライどおりのニュースが垂れ流されました!これぞナチスの手口!安倍首相の動向を伝えるという。一見公平中立であるかのように装いながら、安倍政権を批判するものを嵐のように吹き飛ばそうとする手口!これが民主主義ということなんでしょうか?ここでもマスコミの犯罪的役割が浮き彫りになりました。

NHK 首相「不安除くため正確な情報発信を」 5月17日 12時24分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140517/k10014520961000.html

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安倍総理大臣は17日、福島市の福島県立医科大学を訪れ、東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射線の影響を調べるため、県民を対象に行われている健康調査の内容などについて説明を受け、県民の不安を取り除くため、正確な情報の発信に努めていく考えを示しました。安倍総理大臣は就任以来、ほぼ月に1度のペースで、東日本大震災の被災地を訪れています。17日は午前中、福島市の福島県立医科大学を訪れ、大学の関係者から東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射線の影響を調べるため、県民を対象に行われている健康調査の内容や、子どもの甲状腺に異常がないか超音波を使って調べる検査方法などについて説明を受けました。このあと、安倍総理大臣は大学の職員に対し、「県民の不安を取り除くため、正しい情報を出していくことが大切だ。政府の情報の出し方を検証し、分かりやすく情報を出したい」と述べました。また安倍総理大臣は意見交換の場で、「地震発生以来、県民の健康管理や健康相談に尽力していただき感謝している。皆さんと共に協力して健康管理のバックアップをしていきたい」などと激励していました。安倍総理大臣は午後には、復興に向けて米作りに取り組む農家や、温泉街の施設などを視察することにしています。(引用ここまで

NHK 首相 風評被害払拭へ正確に情報提供  5月17日 18時55http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140517/k10014524561000.html

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安倍総理大臣は17日、福島市で米作りの現場などを視察したあと記者団に対し、東京電力福島第一原子力発電所の事故による風評被害を払拭(ふっしょく)するため、政府として正確な情報の提供に努めていく考えを示しました。安倍総理大臣は就任以来、定期的に東日本大震災の被災地を訪問していて、17日は福島市で米作りの現場や宿泊客の回復に取り組む温泉街などを視察しました。このうち、福島市松川町にある田んぼでは、みずから田植え機を運転して苗を植え、「無事に終わった。おいしいお米になると思う」と述べました。そして農家の男性に「風評被害に悩んでいるだろうが、払拭するため、しっかりと頑張っていく」と声をかけました。一連の視察のあと、安倍総理大臣は福島市で記者団に対し、「福島の復興は政権の最重要課題だ。着実に前進しており、いよいよ新しい段階に入ってきた」と述べました。そのうえで、記者団が漫画「美味しんぼ」に福島第一原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す場面が描かれたことなどへの受け止めを質問したのに対し、安倍総理大臣は「根拠のない風評を払拭していくためにも、県民や国民が必要としている正確な情報を分かりやすく提供できるよう力を尽くしていきたい」と述べ、原発事故による風評被害を払拭するため、政府として正確な情報の提供に努めていく考えを示しました。(引用ここまで

日テレ 首相が福島訪問 健康調査の状況など視察 http://www.news24.jp/articles/2014/05/17/04251324.html

漫画「美味しんぼ」の福島第一原発事故に関する描写について波紋が広がる中、安倍首相は17日、福島県を訪れ、住民の健康調査の状況などを視察した。安倍首相は福島県民の健康調査を行っている県立医科大学を訪れ、甲状腺検査の様子や放射線による健康への影響の管理などについて説明を受けた。 安倍首相「根拠のない風評に対しては、国として全力をあげて対応していく必要があると思います」  また安倍首相は、福島市内の農家を訪れ田植えを手伝った。この農家を含む周辺地区では、今年から福島第一原発事故による作付け制限が解除されていて、自ら風評被害の払しょくに努めた形

注目ワード 安倍首相 原発事故 県立医科大学 健康調査 風評被害引用ここまで

日テレ 美味しんぼ描写、批判を受け止める~編集部  2014.05.17 12:06

FNN 安倍首相、福島訪問 原発事故風評被害払しょくへの取り組み視察 2014/05/17 12:41

安倍首相は、福島市を訪れ、福島第1原発事故による放射線の影響や、風評被害の払しょくに向けた取り組みを視察している。安倍首相は「皆さんが、歯を食いしばって、今日(こんにち)までやってきていただいたおかげで、だんだん、福島の皆さんも、この福島県で頑張っていこうという気持ちになってきたと思います」と述べた。安倍首相は17日午前、福島県立医科大学を訪れ、甲状腺検査について説明を受け、「福島の方は心配になる。情報を出していくことが大切だ」と述べた。この大学は、原発事故後、放射線による健康への影響の管理に取り組み、全県民を対象とした健康管理調査を行っている。安倍首相は午後は、2014年から自由に作付けが可能となった米農家で田植えを行うなど、風評被害の払しょくに取り組む現場を視察する予定。(引用ここまで

TBS 首相、風評被害払拭へ「正確な情報をわかりやすく」 (17日19:04)http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2203374.html

安倍総理は福島県を訪れ、復興に取り組む現場を視察するとともに、風評被害を払拭するために「正確な情報をわかりやすく提供していく必要性がある」と改めて訴えました。安倍総理は17日、福島県を訪れ、県民を対象とした健康管理調査を行っている県立医科大学を視察したほか、温泉街や稲作農家など、復興に取り組む現場を見て回りました。視察後、安倍総理は「正確な情報をわかりやすく提供していくことに力を尽くしていきたい」と述べ、改めて風評被害を払拭していく必要性を訴えました。また、漫画「美味しんぼ」の中で放射性物質と健康被害を関連付けた表現が問題となっていることについては、次のように述べました。「根拠のない風評に対しましては、国として全力を挙げて対応していく必要があると思います。既に根本大臣のもとにあるタスクフォースを開催をいたしまして、全省的に検証、対応していきたいと思います」(安倍首相)(引用ここまで

FNN 安倍首相、福島視察 風評被害払しょくに全力で取り組む決意示す 2014/05/17 17:58

安倍首相は17日、福島市などを視察に訪れ、風評被害や住民の健康不安の払しょくに全力で取り組む決意を示した。福島市の水田で、田植え機に乗る安倍首相。
安倍首相は「われわれ、風評被害を払しょくするためにも、しっかりと頑張っていきます」と述べた。また安倍首相は、さくらんぼ農家を訪れ、「取れたてですから、甘くておいしいですね。いわれのない風評被害を払しょくをしていく。」と述べた。これに先立ち、安倍首相は、福島第1原発事故のあと、県民を対象に健康管理調査を行っている福島県立医大で、甲状腺検査などについて説明を受けた。安倍首相は「甲状腺の状況につきましても、健康状況についても、ほかの県とは違いがないという話を伺いました」と述べた。漫画「美味しんぼ」の中の原発事故の健康への影響に関する表現が問題になったこともあり、安倍首相は、「正確な情報」の重要性を強調した。安倍首相は「今後、政府としては、根拠のない風評を払しょくしていくためにも、しっかりと正確な情報を提供していく」と述べた。一方、来週から本格化する集団的自衛権などをめぐる議論については、「(与党に)議論を尽くしていただきたいと考えています。国会に求められれば、当然、国会の場において、国民の皆様に対して、丁寧に説明をしていきたい」と述べた。(引用ここまで

テレ朝 安倍総理が福島を視察 健康不安の払拭目指す (05/17 11:47) http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000027077.html

安倍総理大臣は、福島第一原発の事故による健康への影響を調査している福島県立医科大学を訪問し、甲状腺検査の結果などについて説明を受けました。安倍総理大臣:「甲状腺の状況、健康状況についても他の県とは違いが無いと伺いました。しっかりと、分かりやすく、正確に伝えていきたい」 福島県民の健康管理調査をしている県立医科大学を訪れた安倍総理は、18歳以下のすべての県民を対象に行っている甲状腺検査のデモを視察しました。さらに、県民の健康検査や健康相談に携わっている職員らを激励しました。今回の視察は、漫画「美味しんぼ」の主人公が福島第一原発を取材した後、鼻血を出す描写で波紋を広げる中改めて放射線の健康被害への不安を払拭する狙いがあります。就任後、15回目の被災地視察で、7回目の福島県視察となる今回は、17日午後には農家を訪れて田植えをするなど、風評被害の払拭にも努めることにしています。(引用ここまで

テレ朝 安倍総理が福島視察 健康被害への不安払拭目指す (05/17 17:37)http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000027097.html

福島県を安倍総理大臣が訪問し、健康被害への不安や農作物の風評被害の払拭に努めました。
 安倍総理大臣:「放射性物質に起因する直接的な健康被害の例は確認されてない。根拠の無い風評を払拭していくためにも、しっかりと正確な情報を提供していく、分かりやすく提供していく
 県立医科大学で甲状腺検査の様子などを視察した安倍総理は、漫画「美味しんぼ」の問題も意識しながら、健康被害は出ていないと強調しました。今回が就任後15回目の被災地視察で、うち7回が福島県という安倍総理は、作業着に着替えて田植えにも挑戦しました。さらに、収穫を間近に控えたさくらんぼ農家や震災によって客足が遠のいてしまった温泉街も訪問するなど、精力的に風評被害の払拭に努めました。(引用ここまで

安倍総理 福島で医大視察 5月17日  

時事 「正確な情報提供を」=風評被害対策に全力-安倍首相福島視察 (2014/05/17-18:25http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014051700265&j4

福島市の農家でサクランボを試食する安倍晋三首相=17日午後、福島市(代表撮影)

 安倍晋三首相は17日、東日本大震災で被災した福島県を訪問し、住民の健康管理に当たる医療機関や、風評被害に悩む農家などを視察した。首相はこの後、福島市内で記者団に「根拠のない風評を払拭(ふっしょく)していくため、正確な情報を分かりやすく提供し、国として全力を挙げて対応していく」と指摘。東京電力福島第1原発事故による住民の健康不安や、農業・観光産業への対策を強化する考えを強調した。(引用ここまで

【共同通信】首相「風評に国として対応」 美味しんぼ描写  2014/05/17 16:19http://www.47news.jp/CN/201405/CN2014051701001481.html

安倍晋三首相は17日、小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」の漫画「美味しんぼ」で主人公らが東京電力福島第1原発を訪問した後に鼻血を出す場面が描写されたことに関し「根拠のない風評に対しては国として全力を挙げて対応する必要がある」と述べた。視察先の福島市で記者団の質問に答えた。原発事故によって住民の健康不安や、農作物、観光産業への風評被害が出ていることに「根拠のない風評を払拭するため分かりやすく情報を提供する」と強調。「政府として今までの伝え方で良かったのかを検証し、正確に情報提供したい」と述べた。(引用ここまで) 


軍事的抑止力論にもとづく自衛権をめぐる憲法解釈は時代ととも変わってきたことを見逃す富山新聞社説!

2014-05-17 | 集団的自衛権

法の支配とは何か!全く判っていない!

富山新聞の社説は、驚くべき論旨で集団的自衛権行使論を容認しています。この論旨は、そもそも法の支配を否定するものです。法とは契約=約束です。この約束を自分の一方的な都合で勝手に変えてしまうことが容認されるとすれば、この世の中はどうなってしまうでしょうか。「安全保障」という名の法の支配を「性善説」と解釈していますが、契約=約束は、お互いを対等平等の存在として認めることを原則してはじめて成り立つ、極めて人間的行為です。この原則は資本主義=市民社会において成立したもので、それ以前には有り得ないものでした。それは命令と服従の社会だったからです。

 

偽りの情勢の変化で法の支配否定を正当化!

「日本を取り巻く国際情勢」の「変化」論という論法を使えば、「憲法改正」という「正論」などに「膨大な時間と労力をかける時間を費やすことなく」「解釈変更で現実対応」できるなど、とする思想と論理は、国民主権主義・立憲主義を否定するもので、もはや「ルールなどあってもなきがごとくに」、何でもアリということになります。「憲法あって憲法なし」ということになります。

 中朝を批判しながら、手口は中朝と同じ立場に立っている!

これは、実は、ロシアのクリミア併合論、中国の南シナ海における既成事実の積み重ねによる領土領海領空の拡大の思想と論理を同じことになります。さらには「中国の軍事的圧力や北朝鮮の核の脅威は年々高まっている」ので「抑止力強化へ現実対応すべき」とする安倍首相の思想と論理そのものが、中国や北朝鮮の「脅威」と同じ手口であることが浮き彫りになるのです。ここに「軍事抑止力論」の悪魔のサイクルの呪縛に囚われれている賛成派の決定的過ちが浮き彫りになります。

このことは、安倍首相が、人権と民主主義、法の支配と枕詞のように言っている価値観外交がどのようなものか、言葉は国際的ですが、極めて身勝手そのもの、勝手な解釈に基づく強権政治ということになり、ここでも安倍首相の大ウソ・デタラメ・スリカエ・トリックが明らかになったと言えます。

憲法を使うことは空想的平和主義ではない! 

しかも、「憲法を厳密に守っていれば平和は保たれる」などと、全くのデマ・スリカエ・暴言を吐いているのです。この新聞社においては、人権と民主主義の原則を主張するような労働者は「空想的民主主義者」と言われているのかも知れません。憲法の原則を厳密に守り、それを使えと言っているのです。「使え」ということは、外交力・文化交流力・経済力を高めろということです。

 現代社会は軍事抑止力論は少数派になってきている!

ソ連・アメリカの軍事抑止力論の破綻に目を背けるな!

今国際社会においては、「軍事抑止力」で各国の関係が保たれているなどということは有り得ないことです。そもそも国連憲章自身が、そのような立場をとっていません。現実的には、様々な話し合いが企画され実践され、加盟国は対等平等です。軍事大国である常任理事国が偉いのではありません!

この「空想的平和主義」が「国を危うくする」のではありません。戦後の歴史を直視すれば、それは明瞭です。「軍事抑止力」論にもとづく軍事行動、戦争をしてきたソ連・アメリカがどうなっているか、そもそも「中国の軍事的圧力」を批判するのは、何故か。それは軍事抑止力論を否定するからこそではないでしょうか。「北朝鮮の核の脅威」を批判するのは何故でしょうか。それは唯一の核兵器被投下国として核兵器の非人道性について、熟知しているからです。だからこそ、北朝鮮の核兵器の保持と使用を批判するのではないのでしょうか。しかし、ここには重大な落とし穴・身勝手があります。それは日米軍事同盟に基づく強大な軍事力と核兵器の傘の下にあるということを正当化していることです。自分のところには強大な軍事力と核兵器を配備しておいて、北朝鮮の「脅威」を批判するのです。北朝鮮にしてみれば、日米軍事同盟の軍備と核兵器は「脅威」ではないとでもいうのでしょうか。そこに身勝手な思想が浮き彫りになります。

侵略戦争責任を明らかにしてこそ、信頼が高まる!

憲法九条の非軍事的手段・非軍事抑止力論を使ってこそ! 

 

今必要なことは、憲法の平和主義を形骸化させ使わないのではなく、積極的に使っていくことです。とりわけアジアに対しては、戦前何をしてきたのか、そのことを心のそこから反省するのであれば、口だけ「反省」「お詫び」を言うのではなく、事実の問題として、行動で示していくべきです。まず、侵略戦争を正当化する一切の言動はやめることです。このことがどれだけアジアの人々の心を傷つけ、信頼を失っているか、検証すべきです。そのことを清算したうえで、アジアの人々の声に誠実に耳を傾けることです。

こうしたことを表明し実行しながら、紛争を解決する手段として戦争や武力行使や武力による威嚇=脅し=軍事抑止力論を永久に放棄した憲法を使って、あらゆる形式の対話を具体化すべきです。その対話の会場にヒロシマ・ナガサキをあてることは、平和への誓いを示すことになると確信するものです。

アジアの全ての紛争について、対話による解決を原則として、日本を会場に、粘り強く対話を行う仲介者としての役割を果たすべきです。これこそが、互いの立場を認め合う国家・民族間交流を発展させることで経済交流を発展させ、アジアに平和をもたらす積極的平和主義と言えます。これは日本国憲法の前文と九条の具体化です。したがって脅威を煽り、脅威に対抗するとして軍事抑止力論を使うという消極的平和主義は放棄すべきです。

以下 富山新聞の言いたいことをまとめてみました。ご覧ください。

「そもそも憲法を厳密に解釈すれば、自衛隊の存在自体が『違憲』といわれる。吉田茂元 首相は国会答弁で『自衛権の発動としての戦争も、交戦権も放棄した』と述べた」が、「自衛権をめぐる憲法解釈は時代ととも変わってきた」ので、「これまで政府の憲法解釈では認められなかった集団的自衛権の行使」も「日本を取り巻く安全保障環境の変化などを受け、容認するするよう求める内容」が提案された。「これまでの政府解釈と整合性が取れない部分はあるにせよ、国民の生命と財産を守るために、解釈をめぐる机上の論議に拘泥せず、抑止力強化へ現実対応すべきと言いたいのだろう」という安倍首相の意を汲んで「集団的自衛権の行使について、過去との整合性にこだわりすぎるのも考えものである」。そもそも「集団的自衛権の行使を容認するなら憲法自体を変えるべきという意見は正論ではあるが、現実問題として中国の軍事的圧力や北朝鮮の核の脅威は年々高まっている。憲法改正に膨大な時間と労力をかけるより、解釈変更で現実対応しようとするのは、政治家として妥当な判断ではないか」「憲法を厳密に守っていれば平和は保たれるといった空想的平和主義では国を危うくする。安全保障は『性善説』でとらえるべきではなく、日本を取り巻く国際情勢を冷徹に見通し、万一に備えねばならない。集団的自衛権の行使容認の論議も、こうした文脈でとらえる必要がある」というものです。(引用ここまで

富山新聞 安倍首相が会見/抑止力強化へ現実対応 2014/5/16 4:07
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm?

 安倍晋三首相が有識者懇談会から提出された報告書を受け、会見を開いて政府の基本的 方向性を説明した。報告書は、これまで政府の憲法解釈では認められなかった集団的自衛権の行使について、日本を取り巻く安全保障環境の変化などを受け、容認するよう求める内容であり、安倍首相も会見で必要最小限度の範囲なら許されると訴えた。具体的にパネルを使って説明したことで、集団的自衛権についての問題が整理され、国民の理解も一定程度得られたのではないか。

 安倍首相は、「国民の命を守るための法整備が、これまでの憲法解釈のままで十分にできるのか、さらなる検討が必要だ。限定的な集団的自衛権の行使容認についてさらに研究を進めたい」と述べ、憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使を容認していくことに意欲を示した。これまでの政府解釈と整合性が取れない部分はあるにせよ、国民の生命と財産を守るために、解釈をめぐる机上の論議に拘泥(こうでい)せず、抑止力強化へ現実対応すべきと言いたいのだろう。

 集団的自衛権の行使を容認するなら憲法自体を変えるべきという意見は正論ではあるが、現実問題として中国の軍事的圧力や北朝鮮の核の脅威は年々高まっている。憲法改正に膨大な時間と労力をかけるより、解釈変更で現実対応しようとするのは、政治家として妥当な判断ではないか。

 憲法を厳密に守っていれば平和は保たれるといった空想的平和主義では国を危うくする 。安全保障は「性善説」でとらえるべきではなく、日本を取り巻く国際情勢を冷徹に見通し、万一に備えねばならない。集団的自衛権の行使容認の論議も、こうした文脈でとらえる必要がある。

 そもそも憲法を厳密に解釈すれば、自衛隊の存在自体が「違憲」といわれる。吉田茂元首相は国会答弁で「自衛権の発動としての戦争も、交戦権も放棄した」と述べたこともあり、自衛権をめぐる憲法解釈は時代ととも変わってきた。集団的自衛権の行使について、過去との整合性にこだわりすぎるのも考えものである。(引用ここまで


厚木基地内の米軍機大破の責任は日本?米国?おもいやり予算も出してるぞ!日米安保の実態ここにあり!

2014-05-17 | 軍事利益共同体

今朝のNHKのニュースを視て驚きました!日米軍事同盟は何でもあり!の典型の一つですね。

1.「アメリカ海軍の当局者は格納庫の管理責任は日本側にある」としていますが、厚木基地内は治外法権だったのでは?

2.NHKによれば、「厚木基地に隣接する航空機メーカー『日本飛行機』の格納庫の屋根」となっていますが、毎日の記事には、「厚木基地内にある航空機メーカーの整備用格納庫(神奈川県大和市)の屋根」とあります。内容が決定的に違っています。正しいのはどっちでしょうか?

3.NHKによれば「アジア地域でのアメリカ海軍の哨戒任務」にあたっているから、仕方ないと言うことなんでしょうか?

4.この記事によると、航空機メーカー「日本飛行機」が、米軍と自衛隊の飛行機の管理や保守をしているということになります。そうすると、米軍も自衛隊も、「民間企業」とどのような関連をもっているか、もっとハッキリさせる必要があるでしょう。その税金が一括して軍事費=防衛費として見積もられているのでしょうか。そうすると「軍事」「防衛」は形を変えた公共事業であることが、いっそう浮き彫りになります。

5.この場合、米軍への「補償」の費用は、日本飛行機が出すのでしょうか、日本政府が出すのでしょうか。日本飛行機が出す場合、日本政府は日本飛行機に融資をするのでしょうか。

6.そこで、大雪で被害を受けた日本人に対しては、どのような措置が執られているか。農家などには融資などの形で支援すると言う報道がありました。そうすると、この措置と米軍への措置の違いと同一点は何かです。

7.米軍への「思いやり」「おもてなし」でしょうか。米軍に対して、さらに集団的自衛権の行使という形で、思いやりとおもてなしをするということが、安倍首相の言い分のようです。そうすると、この事例のように、米軍への支援は、再現のない、「限定」などということが、ウソであることにならないでしょうか。

大雪で米軍機大破 日本側へ補償請求も検討  5月17日 5時51http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140517/t10014515601000.html

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ことし2月の大雪で、神奈川県の厚木基地に隣接する格納庫の屋根が雪の重みで潰れ、格納庫の中に駐機されていたアメリカ海軍の哨戒機3機が大破したことが分かり、アメリカ海軍は今後、被害の補償を日本側に求めることも検討するとしています。

ことし2月の大雪で、神奈川県の厚木基地に隣接する航空機メーカー「日本飛行機」の格納庫の屋根が雪の重みで潰れました。
格納庫の中には海上自衛隊の航空機6機とアメリカ海軍のP3C哨戒機4機が駐機されており、アメリカ海軍がアメリカ側の被害を調査した結果、4機のうち3機が修理できないほど大破したことが分かりました。
また残りの1機も損害を受け修理する必要があるということです。アメリカ海軍によりますと、日本には現在P3C哨戒機が9機、P3Cの後継機で最新鋭のP8哨戒機が6機配備されていますが、被害を受けた4機はこれとは別に機体の重点的な整備のためアメリカ本土から厚木基地に移動していたもので、アジア地域でのアメリカ海軍の哨戒任務に影響はないとしています。
一方でアメリカ海軍の当局者は格納庫の管理責任は日本側にあるとしており、さらなる調査を行い、1機当たりおよそ36億円とされるアメリカ軍のP3C哨戒機の被害額の全容を把握したうえで補償を日本側に求めることも検討するとしています。(引用ここまで

厚木の崩落と下総の爆発は同じ人の時だった - 隅田金属日誌(墨田金属日誌)2014年2月16日

厚木の日飛の工場?がマズイらしい。毎日新聞「大雪:屋根崩落相次ぐ 事故・転倒で7人死亡」※ によると

 防衛省は、海上自衛隊と在日米軍のP3C哨戒機など10機を格納していた厚木基地内にある航空機メーカーの整備用格納庫(神奈川県大和市)の屋根が雪の重みで陥没したと発表した。格納庫内には海自の電子戦用のデータ収集機もあり、海自機6機だけで調達価格は約860億円。格納庫全体が崩壊する恐れもあるという。

とのことである。厚木で働いたことはないので、なんとも言えないが、多分、日本飛行機の整備場ではないかという気もする。あそこのタクシーは日飛につながっている。(毎日の記事の引用ここまで
 それなら自衛隊施設ではないのだが、実際には自衛隊に聞かれるので、管理隊は面倒この上ない状態だろう。厚木で雪で崩落というと、1990年位に前例がある。厚木の体育館が崩落がそれだ。これは建設中で、鋼材部分を支持工で、RC部分をパイプサポートかなにかで支えている時にドカ雪が降ってあえなく崩壊したもの。※※(引用ここまで

大雪で海自航空機破損=修理中に屋根陥没―防衛省 軍事·特定アジア  2014年2月15日

大雪で海自航空機破損=修理中に屋根陥没―防衛省|教訓ちゃんねる  2014年2月17日

2月14日からの大雪被害に関する各種支援(融資制度、税の減免等 2014年2月14日

栃木県/平成26年2月の大雪による農業被害に関する総合情報  2014年3月5日

大雪の被害·影響から の再建を支援します! - 神奈川県 - [PDF]  2014年3月12日