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愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

3.11追悼式で安倍首相は何を語ったか!韓国大統領・北朝鮮政府との違い明らかに!日本のマスコミは?

2014-05-19 | マスコミと民主主義

前号で、パク・クネ大統領の謝罪会見と北朝鮮政府の謝罪映像を報道する日本のテレビを記事を一覧しました。今回は、安倍政権が東日本大震災と原発被害について、追悼式で、何をどのように語ったか、検証してみることにしました。安倍首相は、「美味んぼ」の「鼻血」「風評助長」事件については、「風評被害」の「助長」を防ぐとして、閣僚の記者会見や自らが福島を訪問することでバッシングの先頭に立ちました。その重要な役割をマスコミが果たしました。

その点で、韓国や北朝鮮の政治を批判する日本のマスコミの立場が浮き彫りになります。そのような視点でご覧ください。 

政府の最高責任者としての謝罪の言葉は一つもなし!

二周年は、民主党の責任と思っているのか!?

お見舞いと哀悼と決意の言葉は、いつものように情念的情緒的抽象的!

平成25年3月11日 東日本大震災二周年追悼式 内閣総理大臣式辞

本日ここに、天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、東日本大震災二周年追悼式を挙行するに当たり、政府を代表して、謹んで追悼の言葉を申し上げます。

 かけがえのない多くの命が失われ、東北地方を中心とする我が国の国土に未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生から、二年の歳月が経ちました。

 この震災により亡くなられた方々の無念さと、最愛の方を失われた御遺族の皆様の深い悲しみに思いを致しますと、誠に痛恨の極みであり、哀惜の念に堪えません。ここに改めて、衷心より哀悼の意を捧げます。また、今なお行方の分からない方々の御家族を始め、被災された全ての方々に、心からお見舞いを申し上げます。

 被災地を始め全国各地では、いまだに多くの方々が不自由な生活を送られています。原発事故のためにいまだ故郷に戻れない方々も数多くおられます。今を懸命に生きる人々に、復興を加速することで応えることが、天国で私たちを見守っている犠牲者の御霊に報いる途でもあるはずです。

 持てる力の全てを注ぎ、被災者に寄り添いながら、一日も早い被災地の復興、被災者の生活再建を成し遂げるとともに、今般の教訓を踏まえ、我が国全土にわたって災害に強い強靭な国づくりを進めていくことを、ここに固くお誓いいたします。

 この震災では、助け合いの力が大きく発揮されました。地元の方々の御努力、関係機関の尽力はもちろんのこと、全国各地から多くの支援の手が差し伸べられました。さらに、本日ここに御列席の世界各国・各地域の皆様からも、多くの、温かく、心強い御支援を頂きました。改めて、感謝の意を申し上げたいと存じます。

 我が国の先人たちは、幾多の困難を克服し、その度に、より逞しく立ち上がってきました。今日を生きる私たちも、それに倣い、手を携えて、前を向いて歩んでいくことを改めてお誓いいたします。

 御霊の永遠に安らかならんことを改めてお祈り申し上げるとともに、御遺族の皆様の御平安を心から祈念し、私の式辞といたします。     平成25年3月11日 内閣総理大臣 安倍 晋三(引用ここまで 

安倍政権一年以上経ってもなお、言葉は一年前と同じ!

原発事故のためにいまだ故郷に戻れない方々も数多くと言いつつも

お見舞いと哀悼と決意の言葉は、いつものように情念的情緒的抽象的!

災害に強い強靭な国づくりを強調することで、被災地放棄を宣言!

平成26年3月11日 東日本大震災三周年追悼式 内閣総理大臣式辞

本日ここに、天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、東日本大震災三周年追悼式を挙行するに当たり、政府を代表して、謹んで追悼の言葉を申し上げます。
 かけがえのない多くの命が失われ、東北地方を中心に未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生から、三年の歳月が経ちました。
 この震災により最愛の御親族を失われた御遺族の方々の深い悲しみに思いを致すとき、今なお悲痛の思いが胸に迫ってまいります。ここに改めて、衷心より哀悼の意を捧げます。また、今なお行方の分からない方々の御家族を始め、被災された全ての方々に、心からお見舞いを申し上げます。
 被災地に足を運ぶ度、営農の再開や水揚げに湧く漁港、災害公営住宅に入居された御家族のお姿など、復興が一歩一歩前に進んでいることを実感いたします。しかしながら、今なお、多くの方々が不自由な生活を送られています。原発事故のためにいまだ故郷に戻れない方々も数多くおられます。
 復興を更に加速し、被災者の方々が一日も早く普通の生活に戻られるようにすることが、天国で私たちを見守っている犠牲者の御霊に報いる途です。同時に、大震災の試練から我々が得た貴重な教訓をしっかりと胸に刻み、将来の様々な災害から、国民の生命、身体、財産を守り抜くため、倦まずたゆまず、災害に強い強靭な国づくりを進めていくことをここに固くお誓いいたします。
 復旧、復興の前進も、地元の方々の御努力、関係機関の尽力はもちろんのこと、全国各地から多くの支援に支えられてのものです。この震災では、本日ここに御列席の世界各国・各地域の皆様からも、多くの、温かく、心強い御支援を頂きました。改めて、感謝の意を申し上げたいと存じます。

 我が国の先人たちは、幾多の困難を克服し、その度に、より逞しく立ち上がってきました。今日を生きる私たちも、それに倣い、手を携えて、前を向いて歩んでいくことを改めてお誓いいたします。
 御霊の永遠に安らかならんことを改めてお祈り申し上げるとともに、御遺族の皆様の御平安を心から祈念し、私の式辞といたします。  平成26年3月11日  内閣総理大臣 安倍 晋三  (引用ここまで 

 

どうだったでしょうか?謝罪の言葉はあったでしょうか?ありません!ということは誤ることはないということを意味しているのです。本当に政府は誤ることはしていないというのでしょうか?

被災者の数は、韓国の比ではありません!マスコミが、韓国政府の問題点を毎日毎日繰り返しを追及する日本のマスコミが、安倍内閣の一年間の何を視てきたか、ハッキリするのではないでしょうか。

こうした事実を抜きに、「美味んぼ」「鼻血」事件を取り上げ、「風評」「被害」を「助長」するなと、バッシングする安倍政権です。安倍首相が福島で何を語ったか。その言葉と事実を比較し、そのスリカエとウソを批判しないのです。逆に応援しているのです。こうした事態を知的退廃・腐敗と言わずして何と言うのでしょうか。

安倍首相の福島訪問の記事と3.11追悼式の言葉を比べてみていただければと思います。 

次は、この追悼式に関連した記者会見における安倍首相の言葉です。別項にしておきます。ご覧ください。


韓国・北朝鮮政府が事故について国民に異例の謝罪!日本のマスコミは政権のネライをどう解説したか?

2014-05-19 | マスコミと民主主義

 日本のマスコミの知的退廃・腐敗の証拠の数々!

人の振り視て我が振り直せ!にならぬような報道ばかり!

韓国・北朝鮮・中国批判が日本の教訓にならぬ、しないマスコミの退廃!

韓国と北朝鮮政府のほぼ同時に行われた「謝罪」の記事が全国に垂れ流されました。この記事を読み、改めて日本のマスコミの腐敗・知的退廃を告発しなければならないと思い、記事にすることにしました。その理由です。特に報道の特徴について、まとめてみました。

1.北朝鮮については、強制収容所・粛清など、独裁国家という印象と北朝鮮国家の文化的レベルに関するバッシングを繰り返し行ってきていること。

2.米韓、時には日米韓の抑止力として行われている軍事訓練に反応して繰り返されている北朝鮮の挑発的言動やミサイル実験などを、日本にとって「脅威」として繰り返し煽っていること。直近では、4月の核実験報道などはどこへいってしまったか。

3.韓国についても、旅客船沈没事故以来、連日レポーターを送って、日本国内の事故に匹敵するように詳細に報道し、日本国内で起こっている問題以上の取り扱いで報道していること。

4.韓国政府の失態を批判しながら、歴史問題を絡めて安倍首相との会談を拒否しているパク・クネ大統領の態度と重ねて批判的に報道していること。

5.韓国国民の政府の対する抗議行動は、実に詳しく報道している。特にパク・クネ大統領が国民の中に入って、その訴え聴いている場面や国民が大統領に詰め寄っている場面を繰り返し垂れ流していること。

6.沈没船が老朽化船だったことを報道しても、それが日本からの売却船だったこと、そのような老朽船ヲ売却した会社については報道されていないこと。

7.事故の要因に韓国社会の「成果主義」があることを告発しながら、最近は宗教団体が絡んだ事故だったことを繰り返し報道していること。

8.韓国大統領の国民に対する謝罪がないことを繰り返し批判し続けてきたが、今回の謝罪を選挙と結び付けて報道していること。

「来月初めに行われる統一地方選挙を前にパク大統領は対応を迫られていました」(NHK)、「改革案を打ち出した背景には、来月4日に政権への中間評価とされる統一地方選を控えていることもあり、朴政権は、国民への直接謝罪と、改革への努力を強調することで局面の打開を図りたい考え」(テレビ東京)という評価が正しいとすれば、大統領の涙は選挙のためということになります。そのような評価をNHKや日本のマスコミが下しているということになり、それが韓国政府と国民に対してどのように伝わるか、想像力の欠如ぶりを示したと思います。

9.今回の北朝鮮の謝罪が、これまでの「秘密」運営からすれば、大いなる前進であるはずなのに、そのような評価はどこにも見られない。

「国民の安全に神経を使っている姿勢を強調し、事態の収拾を図ろうとしているものとみられます」(NHK)というように、「図ろうとしている」もの「とみられます」などという評価、日本語の使い方に、象徴されています。

このような評価が如何に愚かなことか、検証してみます。それは東日本大震災などについて、日本政府の対応を、日本の目線で韓国のマスコミや北朝鮮が行っていたとすれば、日本国民がどのような感情を抱くか、ということです。隣国同士であること、さらには古代以来の交流の関係を踏まえるのであれば、配慮を欠く、不道徳的報道であると言わなければなりません。

こうした配慮を欠く報道によって、国民の中に、友情と連帯の感情を高めていくのではなく、偏狭なナショナリズムを醸成・沈殿させることは明らかです。「脅威」を煽り、対立感情を醸成させ、集団的自衛権行使の容認を迫り、事実上の憲法改悪を狙う安倍政権に対する応援報道と言われてもしかたのないものです。安倍政権の軍事優先政治、北朝鮮政府の先軍政治と大同小異、その政策を正当化するための口実を与えるものとい言われても仕方のないものです。

日本のマスコミが、韓国・北朝鮮・中国政府の問題点を指摘するのは自由です。マスコミがそれらの国の指摘する視点と諸事実について、愛国者の邪論は、賛美するものではありません。むしろ人権と民主主義を活かした政治の実現を願っています。しかし、それを決めるのは、その国の国民です。更に言えば、戦争によって核兵器が投下されて被害を受けた唯一の国として、また侵略戦争を引き起こした国として、核兵器廃絶と戦争放棄を、日本の政権と国民は世界によびかけるべきだと考えています。とりわけ、中韓朝政府に呼びかけ、東アジアにおける平和共同体を共同でつくるべきと考えています。

そのような視点にたつと、現在の日本のマスコミが行っている報道は、極めて問題と言わなければなりません。それは好戦的・先軍的・日本国憲法否定の安倍政権を批判せず、応援しているからです。こうした視点にたって、日々応援メッセージを送っていることに、問題アリと思うのです。このような報道は改めさせていかなければなりません。日本国憲法の視点に立って報道しろ!という要求を粘り強く主張していかなければなりません。このことこそが、日本国民の平和と安全と豊かな生活を保障することになるからです。同時に東アジアの平和を構築することになるからです。「情報」のあり方が鋭く問われているということです。

以下、テレビで報道されたパク・クネ大統領会見と北朝鮮の謝罪映像について、どのように報道しかた、ご覧ください。同時に、この報道に関連して、日本のマスコミが、安倍首相について、何を報道しているか、別項で記事にします。ご覧ください。

韓国について

NHK パク大統領が謝罪 海洋警察を解体へ  5月19日 12時07http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140519/k10014541131000.html

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韓国のパク・クネ大統領は、先月起きた旅客船沈没事故について、多くの犠牲を出した最終的な責任は自分にあるとして謝罪するとともに、海洋警察を解体して安全対策や救助を専門に行う新たな機関を設立する方針を発表しました。先月16日に韓国南部で起きた旅客船セウォル号の沈没事故では、286人の死亡が確認され、今なお18人の行方が分かっていません。パク大統領は今回の事故について19日、国民に対する談話を発表し、「助けることができた生徒たちを救えず、初動対応に多くの混乱があった。最終的な責任は大統領である私にある」などとしたうえで、「国民の苦痛に対し心から謝罪する」と頭を下げました。そして、「海洋警察は本来の任務を果たせなかった。事故直後に即座に、積極的に救助を行えば犠牲を大幅に減らすことができた」と指摘し、海洋警察を解体し安全対策や緊急時の救助活動を専門に行う新たな機関を設立する方針を発表しました。また、船の安全を守ることができなかった背景には官と民の癒着があるとして、公務員のいわゆる天下りを大幅に制限するとともに、公職に民間の専門家をより多く採用するなどの制度改革を行うとしています。そして、最後に友人を救おうとして犠牲となった高校生などの名前を挙げながら涙を流し、安全な国をつくる強い意欲を示しました。今回の事故を巡っては、船長や船会社の責任に加えて、現場に到着した海洋警察が沈没するまでの間に船内の乗客の救助をほとんど行わなかったことや、誤った発表を繰り返したことなど政府の対応に批判が強まっており、来月初めに行われる統一地方選挙を前にパク大統領は対応を迫られていました。(引用ここまで

日テレ 海洋警察解体、「国家安全庁」新設へ 韓国 < 2014年5月19日 10:53 >http://www.news24.jp/articles/2014/05/19/10251385.html

韓国の朴槿恵大統領は19日、旅客船沈没事故をめぐる「国民向け談話」を発表し、海洋警察の解体の他、安全管理を管轄する組織を新設すると発表した。 朴大統領は「救うことの出来た乗客を救えず、初動対応に問題があった」「最終責任は自分にある」と述べ頭を下げた。また、海洋警察については「本来の任務を果たせなかった」として、解体を表明。「国家安全庁」を新設し、安全と災害分野での管理機能、指揮体系を一元化させ、救助体制を大幅に強化すると発表した。朴大統領は、救助を優先し犠牲となった人々をたたえながら涙を見せた。沈没事故では政府の不手際が相次ぎ、朴大統領の支持率は事故前に比べ、13ポイント下落(韓国ギャラップより)。来月4日には統一地方選挙が予定されていて、朴大統領としては選挙への影響を食い止めたい考え。(引用ここまで

TBS 朴大統領が国民に謝罪、海洋警察解体を表明 (19日11:14)http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2204581.html

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、旅客船沈没事故を受けた国民向けの談話で、海洋警察の解体を含む政府組織の改編案を明らかにしました。朴大統領は異例の「涙」を見せ、国民感情に強く訴えました。心より謝罪いたします」(韓国朴槿恵大統領)朴大統領は、「事故に適正に対処できなかった最終責任は自分にある」と謝罪するとともに、海洋警察の初動救助の失敗を認め組織の解体に踏み切ることを明らかにしました。海洋救助・警備分野は、新たに設けられる「国家安全処」が受け持つということです。また、乗客らを見捨てて逃げた船長らの行動を「事実上の殺人」と改めて非難したほか、「業者の異常な利益追求があった」として、運航会社の実質的なオーナー側を念頭に、「貪欲に得た利益はすべて被害者の賠償の財源として活用する」と強調しました。 「(事故の起きた)4月16日を、国民安全の日に指定することを提案します」(韓国 朴槿恵大統領) 談話発表の終盤、朴大統領は涙を流しながら、自らを犠牲にしてほかの乗客の救助を優先した人たちの名前を読み上げ国民感情に訴えました午後、中東への外遊に出発しますが野党からは談話発表直後の外遊に批判も出ています。引用ここまで

FNN 韓国旅客船事故 朴大統領、国民に謝罪 海洋警察解体など改革案 05/19 12:24http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00268860.html

韓国の旅客船沈没事故で、朴槿恵(パク・クネ)大統領は19日朝、国民に向けた談話を発表し、海洋警察を解体することを含む改革案を挙げ、謝罪した。また、友だちを救おうとして死亡した高校生らの名前を挙げて、涙を見せる一幕もあった。朴大統領は「わたしは、こうした(最後まで救出を試みた)方々こそ、わたしたちの時代の真の英雄だと考えます」と述べた。午前9時から発表した談話で、朴大統領は冒頭、頭を深く下げて、謝罪した。朴大統領は「今回の事故に、まともに対処できなかった最終責任は、大統領である、わたしにあります。高貴な犠牲が無駄にならないように、大韓民国が生まれ変わるきっかけに必ずします」と述べた。また朴大統領は、改革案として、救助任務を果たせなかった海洋警察を解体することや、官僚の天下りを厳しく制限して、安全管理を向上させること、さらに、船会社の資産を徹底的に調べて、被害者への賠償に充てるための立法措置や、事故の重罰化に向けた刑法改正を行うことも挙げた。韓国メディアは、「涙を流した大統領」などと、一斉に生中継や速報で伝えていて、19日の談話が、政権求心力低下の歯止めになるのか、注目される。(引用ここまで

テレ朝 朴大統領が謝罪 海洋警察解体や改革断行発表 韓国 (05/19 10:31)http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000027157.html 

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、客船沈没事故の対応を巡り、国民に謝罪して海洋警察を解体するなど大幅な改革を断行すると発表しました。朴槿恵大統領:「国民の皆さんの苦痛に対し、心より謝罪致します。追悼碑を建て、4月16日を『国民安全の日』に制定することを提案します」 朴大統領は、最終的な責任は自分にあると国民に謝罪し、適切な救助活動が出来なかったとして、海洋警察を解体すると発表しました。また、交通機関などの安全管理を担当する部署を統合し、「国家安全処」という新たな省庁を設けることを明らかにしました。また、官僚と業者の癒着が事故原因の一つとなったとして、天下りを大幅に制限する法律を国会に提出するとしました。演説では、最後まで救助にあたって亡くなった乗員や乗客らの名前を涙を流しながら一人ずつ読み上げました。

テレ朝 安倍総理の韓国語のあいさつに…朴大統領の表情硬く(03/26 11:49)引用ここまで

テレビ東京 韓国船沈没で国民に初謝罪 5月19日http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/mplus/news/post_66618

韓国の旅客船沈没事故をめぐる対応の不手際で、政府への批判が高まっていることを受け、韓国の朴槿恵大統領は先ほど談話を発表し、国民に向けて初めて、涙ながらに謝罪しました。朴大統領は国民向けの談話を発表し、「事故に対し、対処出来なかった最終的な責任は大統領である自分にある」と述べ、沈没事故の不手際を国民に謝罪しました。また、朴大統領は、救出活動の遅れなどで批判が高まっている海洋警察を解体し、安全に関する業務を一本化した「国家安全庁」の新設を表明しました。改革案を打ち出した背景には、来月4日に政権への中間評価とされる統一地方選を控えていることもあり、朴政権は、国民への直接謝罪と、改革への努力を強調することで局面の打開を図りたい考えです。(引用ここまで

北朝鮮について

NHK 北朝鮮 住宅建設で重大事故 幹部が謝罪  5月18日 14時10http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140518/k10014531301000.html

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北朝鮮はピョンヤンの住宅建設現場で「重大な事故が手抜き工事で発生し、人的被害が出た」として、関係機関の幹部らが謝罪したと発表しました。北朝鮮が当局の非を認めて謝罪を発表するのは異例で、国民の安全に神経を使っている姿勢を強調し、事態の収拾を図ろうとしているものとみられます。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信によりますと、今月13日にピョンヤン市内の住宅建設現場で事故が起き、死傷者が出たということです。死傷者の数や具体的な事故の状況は明らかにされていませんが、朝鮮中央通信では「住宅の施工をいいかげんに行い、それに対する監督・統制を正しく行わなかった幹部らの無責任な行為により、重大な事故が発生した」と伝えています。そのうえで、北朝鮮の警察のトップに当たる人民保安相らが遺族と市民に対して謝罪をしたとし、建設工事の担当部署の幹部が大勢の遺族と市民を前に謝罪をしている写真を配信しました。さらにキム・ジョンウン第1書記も、事故の報告を受けて党や軍の幹部が現場に行って救助活動の指揮をとるよう指示をしたとしています。韓国メディアでは建設中の高層の住宅が崩壊し、すでに入居していた住民が犠牲になったのではないかと伝えています。北朝鮮が当局の非を認めて謝罪を行うのは異例で、国民の安全に神経を使っている姿勢を強調し、事態の収拾を図ろうとしているものとみられます。(引用ここまで

日テレ 北が異例報道「住宅手抜き工事で重大事故」 < 2014年5月18日 12:20 >http://www.news24.jp/articles/2014/05/18/10251349.html

北朝鮮の国営メディアは、首都・平壌の住宅建設現場で手抜き工事により重大な事故が発生し、人命被害が出たと報じた。北朝鮮が、手抜き工事による事故を報じるのは異例のこと。北朝鮮の国営メディアは、平壌の住宅建設現場で「施工がいい加減に行われ、正しく監督しなかった幹部らの無責任な行為によって、今月13日、重大な事故が発生した」と伝え、被害者や遺族に謝罪する幹部の写真を公開した。警察トップは「事故の責任は自分にある」と認めたという。死傷者の数などは伝えられていないが、北朝鮮が手抜き工事で事故が起こったと明らかにするのは異例のこと。韓国政府関係者は「23階建てのアパートが崩壊した。92世帯が入居していたとみられ、多くの死者が出た」と話している。(引用ここまで

TBS 平壌で建設中のマンション崩壊、異例の報道 (18日17:08http://news.tbs.co.jp/20140518/newseye/tbs_newseye2203897.html

北朝鮮の平壌(ピョンヤン)で建設中のマンションが手抜き工事のため崩壊する事故があり、多くの犠牲者が出ている模様です。朝鮮中央通信は、「13日、平壌市内の建設現場で、住宅の施工をいいかげんに行い、監督を正しく行わなかった幹部らの無責任な行為によって重大な事故が発生し、人命被害が出た」と報じました。公表された写真には、住民らに謝罪する担当機関の幹部とされる人物などが写っています。北朝鮮メディアが国内で起きた事故について報道するのは異例のことです。韓国政府関係者によりますと、崩壊した建物は23階建てで、すでに92世帯が住んでおり、多数の死者が出たとみられるということです。(引用ここまで

FNN ピョンヤンの住宅建設現場で人命被害出る重大事故 北朝鮮報道 (2014/05/18 17:51)

北朝鮮メディアは、ピョンヤンの住宅建設現場で、人命被害が出る重大な事故が起きたと報じた。当局の非を認める異例の報道には、北朝鮮側の狙いがあるとみられている。北朝鮮メディアは18日、5月13日に、ピョンヤンの住宅建設現場で「重大な事故が発生し、人命被害が出た」として、責任者が、遺族らを前に謝罪する様子を報じた。死傷者の数などは、明らかにしていない。
韓国の聯合ニュースは、韓国政府関係者の話として、現場は、23階建てのアパートで、92世帯が入居していたと推測されるとしている。北朝鮮メディアが、当局側の非を認める報道をするのは極めて異例だが、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が、「胸を痛めて夜を明かし、幹部らに具体的な指示を与えた」とも伝えていて、韓国で旅客船沈没事故への政府対応に批判が集まる中、北朝鮮指導部が、安全を重視する姿勢を強調する狙いなどがあるとみられている。(引用ここまで

テレ朝 「重大事故で人命被害」北朝鮮が異例の国内報道 (05/18 11:54)

 北朝鮮の国営メディアは、平壌の高層住宅の建設現場で13日、手抜き工事による「重大な事故が発生し、人命被害が出た」と異例の報道を行いました。 北朝鮮朝鮮中央放送:「住宅の施工をいい加減に行い、監督・統制を正しく行わなかった関係者らの無責任な行為によって重大な事故が発生し、人命被害が出た」 北朝鮮の国営メディアは、死傷者の数や事故状況など詳細には触れず、人民保安部長ら幹部が17日、遺族らと面会して謝罪したと伝えています。北朝鮮が国内で起きた事故について報道するのは異例のことです。韓国の連合ニュースは、韓国政府関係者の話として「北朝鮮では建物の完成前に入居するのが一般的で、事故当時、92世帯がすでに住んでいたとみられている」と伝えています。「写真提供:朝鮮通信」

北朝鮮「我々の核実験宣言に時効なし」 真意は? (04/30 10:32)

日本のマスコミの報道の視点を、フクシマの報道と重ねるとどうなるか!


美味んぼバッシングを批判する社説にアッパレ!しかし、やはり安倍政権の怠慢と無策の批判まだ弱い!

2014-05-19 | ゲンパツ

以下の岩手日報・西日本新聞・神奈川新聞・京都新聞・福島民友の社説をご覧ください。今回の「美味んぼ」「鼻血風評助長」事件の本質が浮き彫りになったように思います。 

岩手日報「美味しんぼ」騒動/国は市民不安に答えよ 2014/5/17 10:05
http://www.iwate-np.co.jp/ronsetu/y2014/m05/r0517.htm

西日本新聞 美味しんぼ/問題提起は丁寧にしたい 2014/5/17 12:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/88127

神奈川新聞 「美味しんぼ」問題/「不安封じ」で解決せず 2014/5/18 12:05
http://www.kanaloco.jp/article/71507/cms_id/81346

京都新聞 美味しんぼ問題/議論深めるきっかけに 2014/5/19 10:05
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20140519_4.html

福島民友 仮設住宅の延長/被災者支える対応早く示せ 2014/5/18 12:05
http://www49.atpages.jp/toms/charset.php?s=Shift_JIS&d=UTF-8&url=http://www.minyu-net.com/shasetsu/syasetu/140518s.html
 

安倍首相の大ウソを追及しないマスコミ!

追及すれば政権は吹っ飛ぶのに!

「状況はコントロールされている。将来も健康に問題はない」(東京五輪招致演説)

「福島の復興は政権の最重要課題だ。着実に前進しており、いよいよ新しい段階に入ってきた」(福島にてNHK)

まず、以上の発言と事実はどうか、そのことを徹底的に検証すべきです。この目線にたって、国民の不安解消のための政治が行われているかどうか、そのことを指摘して社説になっているかどうか、です。

岩手日報 こんな体たらくで、誰が国の言うことを信じられるだろうか。今回の騒動が「日本の真実」に迫る言論の自己規制につながってはならない。

西日本新聞 発事故は終わっていない。福島の問題はなお進行中だ。福島県の県民健康調査にしても今のままでいいかとの議論がある。分かりやすくするために大げさに表現する。そう思って見ると、主人公が鼻血を出すのもありか。被ばくや除染の取り上げ方が一方的過ぎる。やり方次第では多くの人を傷つけることになる。問題提起は重要だが、丁寧さが要る。

神奈川新聞 後の被ばくの影響への懸念も高まる中で到底、「風評被害」と断じてしまうことができる段階ではない。不安が存在するのは事実なのだ。そうした不安を漫画で表現することに問題があるのだろうか。何より、放射能の問題に真摯に向き合う姿勢があるのかという、事故後に多くの国民が感じた不信を再び喚起するだろう。政治、行政がすべきは不安の声を封じるのではなく、誠実に不安と向き合い、放射能の問題に対峙することだ。

京都新聞 放射線による被ばく、特に低線量被ばくによる健康への影響については、完全には解明されておらず、専門家の間でも見解は分かれる。そんな答えの出ていない問題だからこそ、住民が科学者と対話し、認識を深め、一人一人が批判力や判断力を育む努力が必要だ。根拠のない「安全神話」の下で原発政策が進められ、福島の事故につながった。不都合な事実を隠したり、表現の自由を萎縮させては、真の復興につながらない。

福島民友 県は国に延長を要請しているが、期限まで1年を切っても国からの明確な方針が示されていない。仮設住宅にいつまでいられるのかとの被災者の不安を早く解消しなければならない。県のまとめによると15日現在、県内ではプレハブなどの仮設住宅約1万3400戸で約2万8000人が避難生活を送っているほか、民間賃貸住宅などのみなし仮設住宅などに約4万9000人が入居している。県外避難者は約4万7000人で避難先の自治体が提供している公営住宅や賃貸住宅などで生活しているケースが解消されていない。 

安倍政権の対応に対するまっとうな批判社説!アッパレ!

マスコミがこの目線で安倍政権を追及しないのは何故か! 

岩手日報「美味しんぼ」騒動/国は市民不安に答えよ 2014/5/17 10:05
http://www.iwate-np.co.jp/ronsetu/y2014/m05/r0517.htm

 週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)連載漫画「美味(おい)しんぼ」での、鼻血と放射線の影響を関連づける描写に対し、閣僚らが相次ぎ批判するなど波紋が広がっている。

 これを表現の自由の問題とするには、あまりに安直な表現だ。だが、安直な表現がもたらした問題は大きい。

 4月28日発売号では、主人公らが東京電力福島第1原発を訪問後に原因不明の鼻血を出す場面が物議を醸した。5月12日発売号には前双葉町長らが実名で登場し、鼻血の原因を「被ばくしたから」とし、「今の福島に住んではいけない」などと発言した。

 福島県や双葉町は「風評被害を助長させる」「(鼻血など)急性放射線症が出るような被ばくはしていない」などと抗議。本県の震災がれきを受け入れた大阪府の住民が不快な症状を訴えているとの描写をめぐり、県も「安全に処理されたことを確認した」とする見解を示した。

 むろん、作者の表現の自由は尊重されなければならない。だが、こうした表現を被災地がどう受け止めるかについて、作者が思いを致したとは思えない。想像力の欠如した表現に悲しみを覚える。

 鼻血表現をめぐっては、環境相、文部科学相、復興相らも相次ぎ批判する事態に発展した。だが、批判する閣僚にも、鼻血表現と同等の不快感を禁じ得ない。

 作品には原発事故後の避難指示の遅れ、東電と国の無責任体質への批判も記されている。閣僚は鼻血表現を批判するのであれば、国に対する批判にも答えるべきだろう。

 そもそも、このような作品が描かれ、話題を呼ぶ背景には、放射能汚染に対する国民の根強い不安感がある。誰が真実を語っているのか、何が安全かが分からない

 安倍首相は東京五輪招致に向けた昨秋の国際オリンピック委員会総会で、原発の汚染水漏れについて「状況はコントロールされている。将来も健康に問題はない」と強調。だがその後、港湾外の外洋で放射性セシウムが検出。こんな体たらくで、誰が国の言うことを信じられるだろうか

 安倍政権は、福島の収束が見通せないにもかかわらず、原発推進路線に転換した。加えて、特定秘密保護法の強行採決。憲法が保障する表現の自由や知る権利が脅かされている現状にある。

 このタイミングでの「美味しんぼ」騒動は、国からすれば渡りに船ではないか。震災復興の大義名分の下に「美味しんぼ」を批判すれば、原発事故対策や原発政策への異論を封殺し、言論の自由にもくさびを打ち込めるからだ。今回の騒動が「日本の真実」に迫る言論の自己規制につながってはならない。引用ここまで 

福島をどう捉えるかによって意見が違ってしまう! 

西日本新聞 美味しんぼ/問題提起は丁寧にしたい 2014/5/17 12:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/88127

 広辞苑で「漫画」と引くと、「単純・軽妙な手法で描かれた、滑稽と誇張を主とする絵」とある。

 「大胆な省略と誇張」を漫画の特徴と説明する国語辞書もある。分かりやすくするために大げさに表現する。そう思って見ると、主人公が鼻血を出すのもありか。小学館発行の「週刊ビッグコミックスピリッツ」の4月28日と5月12日発売号に掲載された漫画「美味(おい)しんぼ」のことである。

 主人公らが東京電力福島第1原子力発電所を訪問後に原因不明の鼻血を出した。それが原発事故による放射線被ばくだと示唆する。さらに、放射性物質を減らす除染をしても無駄とし、登場人物の一人に「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと思います」と発言させた。漫画だからと読者が割り引いて考えればいいが、まともに受け止めたらどうか。福島県民に対する偏見や差別を助長し、新たな風評被害を生むことになりかねない。

 私たちもできる限りの現場取材を心掛けてきた。事故後の福島第1原発に3回足を踏み入れた者もいる。ただ、いずれの時も鼻血は出なかった。折を見ては原発周辺の市町村を訪ねている者もいる。

 原発事故は終わっていない。福島の問題はなお進行中だ。私たちもそう思うから取材を続ける。

 美味しんぼの作者である雁屋哲さんはブログに「福島を2年かけて取材をして、すくい取った真実をありのままに書くことがどうして批判されるのか」と書いた。

 だが、被ばくや除染の取り上げ方が一方的過ぎると強く感じる。

 児童養護施設を舞台とした日本テレビ系の連続ドラマが論議になったことがあった。話題づくりでもやり過ぎとの批判があった。

 美味しんぼも関心を高めるためあえて物議を醸す手法をとったのだろうか。ただ、やり方次第では多くの人を傷つけることになる。福島県の県民健康調査にしても今のままでいいかとの議論がある。国や県の姿勢や手法に疑問を呈し、一石を投じるのはいい。問題提起は重要だが、丁寧さが要る。引用ここまで 

安倍政権の怠慢を指摘!だが・・・ 

神奈川新聞 「美味しんぼ」問題/「不安封じ」で解決せず 2014/5/18 12:05
http://www.kanaloco.jp/article/71507/cms_id/81346

 漫画の表現が、首相、閣僚までをも巻き込む一大騒動を引き起こしている。異例ともいえる場面の数々に「わが国にタブーがひとつ増えたのだ」との懸念は強まる一方だ

 小学館の漫画誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」に連載中の「美(お)味(い)しんぼ」が論議を呼んでいる。問題となったのは「福島の真実」というタイトルで、4月28日と5月12日発売号に掲載された。

 主人公の新聞記者、山岡士郎は東京電力福島第1原発を取材した直後に鼻血を出す。実名で登場した福島県双葉町の井戸川克隆前町長は原因について「被ばくしたから」と述べる。また、やはり実名の荒木田岳福島大准教授は「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと私は思います」と語る。

 安倍晋三首相は17日、視察先の福島市で「根拠のない風評に対しては国として対応する必要がある」と述べた。先立って菅義偉官房長官や根本匠復興相、太田昭宏国土交通相、下村博文文部科学相、森雅子消費者相も批判の声を上げていた。

 鼻血と被ばくの因果関係は、分からないというのが現状であろう。関係があるという専門家もいれば、ないという専門家もいる。事故から3年余しか経過していない。今後の被ばくの影響への懸念も高まる中で到底、「風評被害」と断じてしまうことができる段階ではない。

 実際、森消費者相は閣僚就任前の2012年6月、国会で「子どもの鼻血と被ばくの関係を不安視する声がある」と発言している。同様の不安が存在するのは事実なのだ

 そうした不安を漫画で表現することに問題があるのだろうか。政治家による相次ぐ批判は過熱気味で「表現の自由の侵害」となりかねない。何より、放射能の問題に真摯(しんし)に向き合う姿勢があるのかという、事故後に多くの国民が感じた不信を再び喚起するだろう。

 福島県は「風評被害を助長する」と小学館に抗議したが、同県内の複数の市民団体が抗議撤回を求めた。県への抗議文では「(作品は)『福島の現実』と向き合おうとしている多くの人たちにとって注目し共感せずにおれない重要な見解」とし、「県の非難は、人々の声を上げる自由をも抑圧する」と訴えた政治、行政がすべきは不安の声を封じるのではなく、誠実に不安と向き合い、放射能の問題に対峙(たいじ)することだ。(引用ここまで 

不都合な事実を隠す安倍政権

健康への影響を解明を怠る安倍政権

健康不安への判断力・批判力を育成しない安倍政権 

京都新聞 美味しんぼ問題/議論深めるきっかけに 2014/5/19 10:05
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20140519_4.html

 人気連載漫画「美味(おい)しんぼ」の描写が波紋を広げている。

 東京電力福島第1原発を訪ねた主人公が出す鼻血を、被ばくと関連づける場面などを描き、被災地の住民や首長にとどまらず、関係閣僚からも「風評被害を助長する」と抗議の声が上がった。

 掲載している「週刊ビッグコミックスピリッツ」の編集部は19日に発売される最新号で「批判を真摯(しんし)に受け止め、表現のあり方についていま一度見直す」との見解を示し、福島県の自治体や有識者の賛否両論をのせた特集も組んだ。

 福島では、除染が一段落した自治体で避難指示が一部解除され、住民の帰還が始まっている。苦渋の決断をした住民の心情や生活再建への被災地の努力を思えば、抗議の声が出るのは理解できる。どんな媒体も、表現には思いやりと細心の注意が必要だ。

 だが一方で、放射線の影響に不安を抱き、多くの住民が避難を続ける現実もある。除染しても年間被ばく放射線量は法令で定める一般人の限度1ミリシーベルト以下にならない地域が多く、政府が避難指示解除の条件とする20ミリシーベルト以下では安心できないとする声も根強い

 放射線による被ばく、特に低線量被ばくによる健康への影響については、完全には解明されておらず、専門家の間でも見解は分かれる。そんな答えの出ていない問題だからこそ、住民が科学者と対話し、認識を深め、一人一人が批判力や判断力を育む努力が必要だ。

 作者の雁屋哲氏は実際に第1原発の敷地内などを取材し、現地で話を聞いた実在の人物を登場させている。そこには配慮を欠く部分もあるが、鼻血と被ばくとの関係については、医師の話として断定を避けている。「一方的」と批判するよりも、今後も長くつきあうことになる放射線リスクとどう向き合うかを議論するきっかけにすることが大事だ。

 漫画表現をめぐっては「はだしのゲン」の閲覧制限騒ぎが記憶に新しい。作者の悲惨な原爆体験を描きながら、日中戦争での残酷なシーンなどにも触れており、教育現場で排除する動きが続いた。だが、情報の隠蔽(いんぺい)は、考えるきっかけを失うことにもなる。

 根拠のない「安全神話」の下で原発政策が進められ、福島の事故につながった。不都合な事実を隠したり、表現の自由を萎縮させては、真の復興につながらない。感情的な非難に走らず、問題提起の一つとして、冷静に受け止める態度を養いたい。引用ここまで 

安倍政権の被災者の生活環境を支える対応はできていない!

これで新しい段階に入ったと言えるか! 

福島民友 仮設住宅の延長/被災者支える対応早く示せ 2014/5/18 12:05
http://www49.atpages.jp/toms/charset.php?s=Shift_JIS&d=UTF-8&url=http://www.minyu-net.com/shasetsu/syasetu/140518s.html

 来年3月末に入居期限が切れる東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の仮設住宅について政府は、早急に期限延長の方針を示すべきだ。

 災害公営住宅などの建設が遅れている上、原発事故に伴う避難生活が長引いており、生活再建の見通しを立てにくい被災者の現状を考えれば、延長は避けられない。

 県は国に延長を要請しているが、期限まで1年を切っても国からの明確な方針が示されていない。仮設住宅にいつまでいられるのかとの被災者の不安を早く解消しなければならない。

 県のまとめによると15日現在、県内ではプレハブなどの仮設住宅約1万3400戸で約2万8000人が避難生活を送っているほか、民間賃貸住宅などのみなし仮設住宅などに約4万9000人が入居している。県外避難者は約4万7000人で避難先の自治体が提供している公営住宅や賃貸住宅などで生活しているケースが解消されていない。

 災害公営住宅などの恒久的な住宅の整備状況をみると、復興庁のまとめでは県内で原発事故の避難者向けに計画される約4900戸のうち本年度中に入居できる見通しは約700戸にすぎない。地震・津波被災者向けは約2700戸整備される予定だが、3月末現在の完成戸数は約350戸にとどまっている。

 整備に当たっている県などは復旧需要の集中による建設資材や作業員の不足などを整備が遅れている理由に挙げているが、今後も東京五輪に向けた建設需要の高まりが予想される。

 被災者が仮設住宅から恒久的な住宅に入居できる環境を早く整える取り組みが重要になるが、それまでにはまだ時間がかかるとみなければならない。

 原則2年以内とされる仮設住宅の入居期間について国は、みなし仮設住宅も含めてこれまで2度にわたり1年単位の延長を決めてきた。延長に伴う追加費用は国が負担する制度になっており、国が来年4月以降の方針を固めるためには、延長を要請している県が予算措置を促していく必要がある。

 延長する場合には仮設住宅の老朽化対策なども考慮しなければならない。県には仮設住宅を設置している市町村の個別の状況や意向を把握し、国に提示するよう努めてほしい。

 本県の復興に向けては、一日も早い仮設生活の解消が求められるのは当然だが、地震・津波の自然災害に原子力災害が複合的に加わる本県特有の事情を考慮しながら、被災者の生活環境を支える対応が重要だ。引用ここまで


鼻血の因果関係の検証不問、不安・風評放置のまま美味んぼの鼻血バッシングをする安倍首相の姑息!

2014-05-19 | ゲンパツ

安倍首相の福島訪問の姑息なねらいに大渇!

安倍首相の突如?の福島訪問。しかも森大臣を伴っての訪問。その際のバッシングと福島安全宣言まがいの発言。それを無批判的に垂れ流すマスコミ。福島の実態は、安倍首相の自画自賛発言とは違って問題だらけ。県民の不安と不満はシャットアウト。まるで戦前の戦争反対者を「非国民・国賊」と決めつけ、孤立させる手口と同じようなバッシング。これで原発の再稼動へ突き進む安倍首相。「世界でも安全な原発の輸出を」と原発メーカーの大番頭ぶりを発揮して売り込む安倍首相。アベノミクス成長戦略にとって原発はなくてはならないベースロード電源と位置づけている安倍首相。必死です。現代社会は情報戦です。どっちの情報が多数派になるか、そこにかかっています!

政府、『エネルギー基本計画』閣議決定--原発は「重要なベースロード電源 ... 2014年4月11日

古池や蛙飛び込む水の音!一石が投じる波紋世も動く!

ネット社会の批判にマスコミが動く?森まさこ大臣、記者会見で追及され釈明していますが、頭の中はごっちゃごちゃになっています。鼻血が出たことに対する不安があるのは、放射線に対する不安があるからで、しかも大臣自身が国会で追及したように、鼻血を出した人たち・子どもがいたのは事実なのです。それらの人たちの不安解消のために、安倍政権が何をやってきたのか、ということが問われているのに、今鼻血は出ていないなどと鼻血出血有り無し問題だけに矮小化して、福島は復興がすすんできて、健康問題では他県と同じように問題はなし、しかも「鼻血は事実ではない」などとバッシングしているのです。いつものスリカエです。大ウソです。森大臣の言っていることをまとめてみると、以下のようになります。

放射能と鼻血との因果関係があるかのように誤解される記載だった」と言っていますが、因果関係を検証する責任は、安倍政権にあります。不安に思っている県民・国民がいるのは事実なのです。森大臣も、安倍首相も言っています。「科学的な根拠をしっかり示した正確な情報を政府としては発信したい」と。しかし、「漫画は子供も読む。その影響を考えると」と言っているように、「美味んぼ」の影響力に驚愕したのでしょう。

また因果関係があるかないか、政府の立場は、100%ということは言えないが、鼻血と放射線に関して、因果関係は証明されていないと言い切っているのです。だから不安があり、風評が発生しているのに、これでは、不安に思っている人たちが、声を上げるのは難しいことになります。ここに、今回の「美味んぼ」バッシングのネライがあります。

「美味しんぼ問題」で過去に鼻血について国会質問していた森大臣「科学的事実と不安をごっちゃにしている」と釈明  2014.05.16

森大臣は「まったく矛盾しない」と、きっぱり否定。「科学的因果関係、鼻血と放射線の関係と、それに関する不安、つまり科学的事実と不安を、ごっちゃにしているのだと思います。科学的事実と不安は別に考え、不安についてはきちんと応えなければいけないと思う。今もそれは変わらない」と説明した。さらに森大臣は「医者に行くことや検査を実施することで解消していくと思う。不安解消のために病院に行っても、医療費はかかってしまう。この医療費はやはり審議すべきではないかということを(子ども被災者支援法の)法案の提案者として(国会質疑では)言及した」と釈明した。

 しかし、「科学的事実」と「不安」が混同しているからといって、必ずしも「因果関係がないと証明された」と断定できないのではないか。因果関係がある可能性を見極めながら健康調査を続けるべきではないか。記者は追及した。

 森大臣は「もちろん私たち科学者でない者が100%ということは言えないが、政府の立場は、鼻血と放射線に関して、因果関係は証明されていないということです」と弁明。「不安払拭のため、科学的見解を示すとともに、検査を将来に継続し、国民に示していくことが大事。現在では全福島県民に調査しており、子どもの甲状腺検査もしている。医療費も無料。こういった取り組みを継続していくことが大事」との見解を示した。(IWJ・原佑介)(引用ここまで

毎日新聞 美味しんぼ:鼻血問題で森担当相「差別や偏見を助長する」 2014年05月13日 12時06分http://mainichi.jp/select/news/20140513k0000e040218000c.html

「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に連載中の漫画「美味(おい)しんぼ」で、福島第1原発を訪問した主人公らが鼻血を出す場面が描かれたことについて、森雅子消費者担当相は13日、閣議後の記者会見で言及。「放射能と鼻血との因果関係があるかのように誤解される記載だった」としたうえで、「影響力の大きさを考えると、福島県民と子供たちの根拠のない差別や偏見を助長するようなことについては大変、遺憾だ」と述べた。森担当相は「漫画は子供も読む。その影響を考えると、科学的な根拠をしっかり示した正確な情報を政府としては発信したい」と話した。【江口一】(引用ここまで

今後は、こんな声も言えなくなります!?

<禁断のラジオ>汚染水漏れ「なにがベース電源だ。バカたれがほんまに 2014年3月17日

井筒:この間もね、福島の漁協もものすごく怒ってはったけど、ついこの間ですよね、魚からすごい高濃度の汚染魚がいっぱい、だから見つかったわけよ。見つかったというか、揚げたらそういう事だった訳よ。そんなものさ、どこの市場に出すんですか。自分たちでも食べれない程のものを。全部放棄や。福島の魚なんか売れないわけよ、これ。日本中がまずいわ、こんなもの。こんなことがなんだか分かってきてるのにね、何の対応もしていないからね。(引用ここまで 

実際は鼻血事件はあちこちであった!

不安と風評を防止する対策を採っていなかった安倍政権!

【福島報告】美味しんぼ問題が隠蔽した、より深刻な問題 / No Nukes 原発ゼロ福島報告 (2014年05月17日)報告:藍原寛子氏(医療ジャーナリスト)

今後、福島県民の間からは、「鼻血が出た」「疲れやすい」など何らか­の自覚症状を放射能と関連づけて考えたり、疑ったり、個人の意見として発表したりする­ことへの心理的な圧力がかかり、自由な発言が妨げられるとの声が出ている。本来であれ­ば、放射能で汚染された地域の場合、人々の自覚症状に対してより敏感に、そして医療従­事者はより慎重に対応すべきであり、多様な医学的意見を考慮しながら対応されるべきだ­が、実態はそうはなっていない。これは今後の報道、出版、表現活動の自由へも影響する­恐れがある。

 政府や自治体が抗議した部分は、健康・被ばく予防と避難者支援、除染に関わる内容であ­り、いずれも後手に回っている政策だ。それらの政策の充実なしに、福島の人々が抱いて­いる政策の遅れに対する不安や不満、そして個人個人の身体異常の自覚症状を、「美味し­んぼ」の「風評被害」「デマ」へとすり替え、不満のガス抜きに使ってはいないだろうか­。

 また、今回の美味しんぼ騒動は、マスコミの自作自演の要素があったことは否めない。福­島県内の複数のホテルが、マスコミから「キャンセルは出ていないか」と連日問い合わせ­を受け、1件でもキャンセルがあったことを伝えると、あたかもそれが美味しんぼの影響­であったかのように報じられたと言う。(引用ここまで 

双葉町も安倍政権に追随して隠蔽!検証すべし! 

美味しんぼ 双葉町はデータを隠蔽か?「福島県双葉町で鼻血が多い」統計資料の存在が判明! @真実を探すブログ 2014/05/17

発表された統計資料である「水俣学の視点からみた福島原発事故と津波による環境汚染」によると、双葉町と丸森町は体がだるい、頭痛、めまい、目のかすみ、鼻血、吐き気、疲れやすい等の症状が木之本町よりも明らかに多かったとのことです。特に鼻血の報告数は顕著で、双葉町と丸森町では木之本町の2倍以上も報告があると書いてあります。ちなみに、この資料やデータは福島県双葉町には報告済みで、熊本学園大の中地重晴教授はメデイアに対して「調査結果は、昨年8月に双葉町に報告しています。町側は、そのことを忘れているのではないですか」と話しました。福島県双葉町は美味しんぼの漫画について、「原因不明の鼻血等の症状を町役場に訴える町民が大勢いるという事実はありません」と抗議をしているため、上記の統計資料が事実であるのならば、双葉町は大嘘を言っているということになります。是非とも現在の双葉町町長から、この件に関してお話を聞きたいところです。場合によっては双葉町が資料隠蔽等の違法な行為をしていた可能性もあります。(引用ここまで

以下ご覧ください。

「福島県民の請求権を「風評被害」という名のもとに妨害されている」井戸川克隆前双葉町長質疑応... / みんな楽しくHappyがいいNEW!

「美味しんぼ」小学館に圧力をかけた張本人?「実害拡声」福島の旅 @あいば達也  / No Nukes 原発ゼロ

【福島報告】美味しんぼ問題が隠蔽した、より深刻な問題 / No Nukes 原発ゼロ

【美味しんぼ】このマンガをスケープゴートにして、「風評被害」 「デマ」へとすり替え.深刻な... / 晴 天 と ら 日 和

安倍首相福島視察”正確な情報提供を”風評被害対策に全力 / まるこ姫の独り言

【安倍政権、また圧力か!?】美味しんぼ、発売11日前に環境省へゲラ送る 編集部 / ぽぽんぷぐにゃん

●「美味しんぼ」小学館に圧力をかけた張本人?「実害拡声」福島の旅 / 世相を斬る あいば達也

首相「風評に国として対応」 美味しんぼ描写 / とある原発の溶融貫通

集団的自衛権の前に、語るべきは解釈改憲の違法性&鼻血が風評って言うなら、「湾内で完全にコン... / くろねこの短語

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