愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

野党時代に鼻血質問をしていた森まさこ大臣は説明すべき!マスコミは、このウソツキ大臣を追及すべし!

2014-05-13 | ゲンパツ

 「美味んぼ」バッシングした政権と自民党が鼻血質問をしていた!

自民党と安倍政権の場当たり・その場しのぎ政治がバレた!

こんなナデタラメ政党と政権にレッドカードを!

「美味んぼ」の「フクシマ鼻血事件」について、以下のような記事が検索できます。しかし、前号で書いたことと比べると大きな変化があります。

時事 被ばくと鼻血は無関係=「美味しんぼ」描写で-菅官房長官 05/1212:18

日経 官房長官、「美味しんぼ」の鼻血描写に不快感 (12日 12:59)

NHK 美味しんぼ 復興相「誠に遺憾」 (5月13日 15時54分)

産経 【美味しんぼ鼻血描写】閣僚から批判相次ぐ 復興相「風評被害招く」 5.13 12:11

東京 美味しんぼ描写、閣僚相次ぎ批判 復興相「風評被害招く」 (5月13日 11:52)

 小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」の漫画「美味しんぼ」で主人公らが東京電力福島第1原発を訪問後に鼻血を出すなどの描写があった問題について13日閣僚から批判が相次いだ。根本匠復興相は記者会見で「漫画とはいえ、地元の不安や風評被害を招きかねない内容で、誠に遺憾だ」と述べ、「今後も関係省庁や自治体との連携を密にしながら、不安の払拭に努めたい」と強調した。太田昭宏国土交通相は「言論の自由は大事だが、福島に住んでいる人の心情を理解する必要がある」と指摘。下村博文文部科学相は「風評被害が広がらないよう文科省としても説明していきたい」と述べた。(共同)(引用ここまで 

森大臣の記者会見発言をとりあげないマスコミの退廃!

民主党のうそツキを徹底して批判した自民とマスコミ!

今度は沈黙で応援か?

決定的な違いは、森まさこ消費者大臣の記者会見の記事がありません!以下のネットの記事を察知したのでしょうか。もし、そうだとしたら、安倍首相応援団のマスコミの犯罪はいっそう浮き彫りになります。内閣同一閣僚500日最長などともてはやしていたことの原因が、ここでも浮き彫りになりました。

この間、自民党・安倍政権のガバナンスの欠如ぶりについて、ずっと記事に書いてきました。こんな政党に政権を委任していることそのものが、不道徳であり、恥であり、国際社会の笑い者と言えます。それにしても、酷い!日本のマスコミが、徹底して追及しなければならない閣僚と自民党の「不祥事」です!しかし、マスコミは、どうでしょうか?この事実を追及できないとしたら、ジャーナリズム精神をどぶ川に棄ててしまったと言われても仕方のないことです。国際社会の恥でしょう。それでは以下の記事をお読みください。

2-3年前の国会で鼻血が出た人が多いことについて議論していた!! 阿修羅 投稿者 魑魅魍魎男 日時 2014 年 5 月 11 日 10:22:34

放射能メモさんのブログで、2-3年前の国会での鼻血に関する答弁が引用されています。

国会での「鼻血」に関する質疑 (放射能メモ 2014/5/1)
http://kingo999.blog.fc2.com/blog-entry-1708.html
東日本大震災復興特別委員会-8号 (2011/12/2)
宍戸隆子氏 (参考人)
「北海道に避難している方たちといろいろ話をしまして、その中で、例えば鼻血なんですけれども、そういうような症状を訴えていたお子さんが非常に多かったです」

予算委員会-8号 (2012/3/14)
熊谷大参議院議員 (自民党)
「四月から七月二十二日現在の保健室利用状況では、内科的症状で延べ人数四百六十九名。内科的症状では、頭痛、腹痛、鼻出血、これ鼻血ですね、順に多くということ、これ結果で出ているんですね。これ、県南でもやっぱりこういう症状が出ると心配になるんですよ。それにどういうふうに、本当に不安はないと言えますか」

東日本大震災復興特別委…-8号 (2012/6/14)
森まさこ参議院議員 (自民党)
「例えば、具体的にこんな心配の声をお寄せいただいています。子どもが鼻血を出した、これは被ばくによる影響じゃないかと心配なんだけれども、それを診察してもらった、検査してもらった、そのお金はどうなるんですかということです」(引用ここまで

自民党の鼻血被害隠蔽は反国民的行為 - 生きるため2014-05-13 14:59:40 | 原発・放射能・核汚染

6月3日森まさこ議員の追及。国会中継知らなかった方、是非見て下さい 2012年2月28日

「美味しんぼ」の問題に関する個人的見解: きっこのブログ 2014.05.12

東京江戸川放射線 自民党議員も認める被爆鼻血、国会で質問多数 Sunday, May 11, 2014

美味しんぼ鼻血騒動 ネットハイエナ片山さつきが登場 生活保護の次のカモ見つける 自民党と鼻血、放射能と国会の忘れられた関係再収録 2014-5-11http://danshi.gundari.info/nuchead-idiot-3.html

森議員の公約違反は選挙時からあったのに当選!

公約違反は憲法違反!即刻退場でしょう!

この大臣が担当したのは、そうです!特定秘密保護法!

朝日 現職対決、自民に軍配 森雅子氏「必ず福島を再生  2013年7月21日

…選挙戦では、原発再稼働の方針を示した党本部と一線を画し、県内の原発10基を廃炉にする独自の公約を掲げた。「廃炉は初めから言い続けてきた。(党の)見解とは矛盾しないものと思っている」と述べた。(引用ここまで

『鼻血』を大いに問題にし、憲法の幸福追求権と生存権の追及もしていた自民党議員たち?!風評被害は?2014年5月6日

平成24年|大臣会見記録|森まさこ参議院議員オフィシャルサイト 2012年12月26日

平成24年6月14日(木) 東日本大震災復興特別委員会(「子ども・被災者支援法」審議・可決)

参議院東日本大震災復興特別委員会で子ども・被災者支援法案が審議され、可決されました。15日の参議院本会議で可決され、衆議院に送られました。

06.14 参議院東日本大震災復興特会 森まさこ議員の法案趣旨説明 2012年6月14日

参議院会議録情報 第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第8号 第8号 平成24年6月14日

森まさこ君 今、佐藤委員が言ったことについても、遡及的な支援ということについても副大臣に働きかけていく、その根拠にこの法律もなっていくという理解をしております。
 さらに、例えば今福島県内では十八歳までの子どもたちは医療費が無料でございます。しかし、今年十九歳の子どもはどうかというと、無料ではございません。原発事故のときには十八歳であった、しかし今年は十九歳である、そういう子どもに関しても今後は医療費が無料になることができていくというのが私たち野党の立法の趣旨でございます。
 先ほど言ったように、様々な声がありまして、これから子どもが結婚適齢期になったときに、二十代、三十代のときに、もし病気になったらどうするんですかというような心配する親御さんの声があります。これに関しては、今までのこの国会での政府答弁ですと、残念ながら、大臣は東京電力に裁判してくださいということでした。それですと、被害者の方が、子どもたちの方が、この病気は原発事故によるものなんですよということを立証しなければいけない。これはほとんど無理でございます。そういったことがないように、この法律で守っていくものというふうに私は理解しています。
 例えば、具体的にこんな心配の声をお寄せいただいています。子どもが鼻血を出した、これは被ばくによる影響じゃないかと心配なんだけれども、それを診察してもらった、検査してもらった、そのお金はどうなるんですかということです。次にまた、今なかなか屋外の運動ができておりません。それで、実際に走ったときに、足が弱くなっていて転んでしまった、骨折をした、そのような医療費はどうするんでしょうかというような声があります。そのようなものについても、私ども野党の案を起案したときには、原則として含まれていくというふうに考えてはおります。
 現実に、南相馬の市立病院の及川副院長のお話を聞きますと、統計データを取ると、子どもたちの肥満が進んでいる、子どもたちの中に糖尿病が出ている、ストレスによる障害も見られるということでございます。ですので、原則として医療費の支援の対象にしていくと、そういった点が今後効果が期待できる点だというふうに思います。(引用ここまで

野党時代の森まさこ議員というか、自民党は民主党を追及するために、こんな素晴らしいことを言っていました。共産党と共同で法案を提出していたのです。それが、今はどうでしょうか。ここにフクシマのことなど、微塵も考えていないことが、浮き彫りになったのではないでしょうか。

NHKは、ネットの反対の声を踏まえたのでしょうか。以下の記事を報道しています。このことそのものは、とても良いことですが、野党時代の自民党と同じようにポーズであったとしたら、国民・福島県民に対する裏切りです。

美味しんぼ「不安 口にできなくなると問題」  5月13日 12時33http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140513/k10014394061000.html

今回の「美味しんぼ」の問題を巡っては地元、福島県などからの批判は当然だという受け止めと同時に、影響が波及して不安を抱える人たちがそれを口にできなくなるようなことになれば、大きな問題だと懸念する声も出ています。科学技術と社会の関係を専門に研究している、大阪大学コミュニケーションデザイン・センターの平川秀幸教授は「今回の『美味しんぼ』の内容は原発事故後の状況を描いたものとして取り上げ方に偏りがあり、福島県などの反発を招いたのはしかたがない

その一方で、事故後に鼻血などの症状を訴える人がいたことについて、低線量の被ばくでは起こりえないという説明はされているが、なぜそういうことが起きたか、どれくらい起きていたかなど十分な調査はされていない。そうしたなかで今回のように『不安』を取り上げたことと、それを否定する反応が起きたことで、表に出せない不安を抱えた人たちが、それを口にすることすら抑圧されることになると大きな問題だ。同じ放射線量でも不安の感じ方は人それぞれで、行政は一人一人の不安に対応していく必要があり、不安を口にできなければそれもできなくなる。

今回の問題は、被ばくと鼻血の因果関係といった問題としてだけ捉えると、見方を誤るおそれがある。事故後に生じた国などへの不信感が3年たった今も拭えず、正しい情報であっても受け入れられない状況があることの表れとも考えられ、背景には賠償や生活再建などへの対応が被害者にとって十分でなかったことに対する不満など、さまざまな問題があるとみられる。人々の不安の背景に深く遡った対応が求められるのではないか」と話しています。(引用ここまで

マスコミは、以下の記事を検証すべきです。

美味しんぼの荒木田准教授です…誰にでもある「被ばくを避ける権利」決して風評被害ではない!2014-05-12 21:05:17 

さもないと、以下のような記事にあるような問題が発生することでしょう。それほど、現在の日本は危険です。もし、以下のようなことがまかりとおれば、これはどこかの独裁国家と同じことになります。日本をそんな国にしてはなりません!

ジャーナリスト石井孝明が「美味しんぼ」原作者の「リンチ」呼びかけ、批判でツイート削除(5/8 J-CASTニュース) (05/10)

「危機」は分岐点!それは新たな選択肢を決める時!

自民党に替わる新しい政権づくりを!それは救国国民連合政権!

国民のための国民による国民の政権は憲法を活かす政権!

それにしても、今の日本は、様々な問題がありすぎます。中国や北朝鮮の「脅威」、韓国の国内問題などを報道している時でしょうか。戦後自民党政権の政策の行き詰まりが、どうしようもないところにまできたように思います。日本の政治・経済・社会の疲労度・腐敗度は臨界点に来ているのではないでしょうか。「危機」=クライシスは、別れ道という意味です。

他国のことにかまけているうちに、日本国そのものが崩壊しそうです。マスコミが腐敗しています。健全なマスコミは日本国憲法の理念を具体化する報道をしなければなりません。しかし、日本のマスコミが自民党政権の憲法否定・形骸化に加担しています。集団的自衛権行使などに反対しているようなことを言いながら、実際は、この間記事に書いてきたように、安倍首相のつくった土俵の枠内の報道に終始ています。

このマスコミ・マスメディアの悪弊を何としても変えていかねばなりません。その最大の保障は国民の声でしょう。「瑞穂の国の春」を何としても実現させようと、全国津々浦々で声を出していくことではないでしょうか。そのためには国民のための政権づくりです。救国暫定国民連合政権づくりです。その基本は社会の全て分野で憲法を徹頭徹尾活かす政権です。その案は国民が提案するのです。今ある政権、政治と経済と社会を一歩でも改善する政策を提案することです。意見の違いは保留し合い、一歩でも二歩でも進める政権です。それを支えるのは国民です。どうでしょうか?

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「美味んぼ」バッシングの奥にあるフクシマ「風化」がつくりだす「風評被害」と免罪装置こそ批判されねば!

2014-05-13 | ゲンパツ

「美味んぼ」バッシングの奥に何があるか!今度こそ!

 「美味んぼ」による「フクシマの鼻血事件」が、情報不足によって、因果関係の確認が不鮮明な段階を反映して、テレビはいつものようにバッシングの嵐というか、暴風雨を巻き起こしています。政府も、ここぞとばかりに、コメントを発表して、安倍応援団のマスコミを使って世論誘導を行っています。風評被害を防止している正義は吾らにあり!であるかのように、です。

そこで、マスコミがスルーしていることについて、述べておきます。それは鼻血を出したという方々が、たくさん名乗り出てくれば、今回の「美味んぼ」の事件は、まさに実証されたことになるということです。マスコミは、あの韓国沈没船報道や様々な殺人事件や芸能人などのゴシップ報道のように、繰り返し繰り返し検証報道をすべきですが、いつものように、日本の政治の根幹を揺るがすような事件については、しつこいほどの検証報道はしていません。

「鼻血事件」は、現段階において、テレビの街頭インタビューでも現れていません。今、フクシマがどうなっているか、3.11前後のように、系統的な報道によって検証もされていません。ゲンパツに関連して鼻血を出した人がいないということが事実であれば、それは大変喜ばしいことです。そもそもゲンパツで被害があるなどということ、そのものが大問題なのです。なくて当然のことです!そのことは原点です!

しかし、それにしても、鼻血を出した人がいるかどうか、不明ですが、そうした人を含めて、フクシマの、いわゆるヒバクシャが、マスコミに登場して、自らの状況を訴えるでしょうか。これも疑問です。あれほどの放射能は撒き散らされたにもかかわらず、未だ大問題となっていないことの方が、むしろ不思議なくらいです。それとも放射線を浴びたにもかかわらず、問題はなかったということなんでしょうか。全く国民には、事実が、「公的に」知らされていないのです。

では何故、名乗り出る方がいないのか、です。これについては、愛国者の邪論の推論です。これだけ問題になっているにもかかわらず、また「風評被害」が蔓延っているにもかかわらず、いや「だからこそ」というべきでしょうか。この日本にあって、今、名乗り出ることで、デメリットを負うことにもなるという推論を強調しておかなければなりません。

これは、ヒロシマ・ナガサキのヒバクシャが名乗り出なかったこと、太平洋上でビキニ実験に遭遇した被多くのマグロ漁船で操業していた漁船員が、被災・被曝していたにもかかわらず名乗り出なかったことと無関係ではありません。自らをヒバクシャとすることのリスクを思えば、名乗り出ることは、かなり勇気の居ることです。

事実、フクシマのゲンパツ最前線で働く、いわゆるゲンパツ労働者の被曝問題について、ほとんど省みられていません。東電も不問にしています。本来は、このゲンパツ労働者の人間としての尊厳を思えば、もっと系統的に報道され、彼らの支援行動が全国から巻き起こらなければならないはずです。しかし、フクシマの「風化」とともに、かれらの奮闘ぶりについても、多くの国民の共感と連帯はほとんどつくりだされていないのです。多くの国民は、その日常生活において、このゲンパツ労働者の大奮闘と心身の疲弊などについては、全くの無関心というか、無関係な状態に置かれています。

これは、あの沖縄の基地問題、未だ仮設住宅の生活を余儀なくされている住民のことを忘れてしまっている、というか省みない状態と同じ構造です。この構造は集団的自衛権行使によって自衛隊員が殺されるかも知れない、或いは他国民を殺すかも知れない、更には集団的自衛権行使が具体化されることで、増税になるなどという想像力が働かないまま、世論調査に示されている賛成派と判らない派の思考回路と同じ構造です。

このように根っこの部分は同じところにあるのに、顕れている事実はバラバラ・ベツベツのように映ることから、無関心というか、無関係という構造があるのです。この意識構造の狭間をすり抜けて、「風化」がまかりとおり、その結果として「風評」が広がり、「被害」が拡散していく、温存されている、この構造を、今こそ断ち切っていかねばなりません。ここに、「風評被害」防止を「錦の御旗」=口実とした「美味んぼ」バッシングの本質が浮き彫りになります。

以下の記事をご覧ください。マスコミ、特にテレビは、このような事実を流布しているでしょうか?ここに国民意識を醸成していく責任を放棄したマスコミの犯罪的役割が浮き彫りになってくるのです。

被災した病院の実態を告発 |高橋ちづ子(日本共産党衆議院議員) 2013年4月3日

きょうの潮流 2014年5月10日(土) - 日本共産党中央委員会

ひろゆきの活動日誌 「絶望から希望へ-原発労働問題の改善のたたかい」(『前衛』2014年3月号)

「原発ゼロ署名」 住民過半数/福島・北塩原村 3月開始、一気に [2014.5.11]

新規制基準は不十分/参考人質疑 植田京大大学院教授/塩川氏が質問 [2014.5.10]

 福島・田村 国が避難解除しながら放射能ゴミ焼却場を計画/住民「危険なもの押しつけだ」 [2014.5.10]

大熊町の子 支えよう/避難先の会津若松で地域学習支援/学校や民間団体、力合わせ [2014.5.8]

元作業員、東電など提訴/福島第1原発で「無用な被ばく」/福島地裁支部 [2014.5.8]

フクシマの「風化」の奥に潜む「風評被害」の根本原因は?

以下の記事にあるような抗議する側の意見の奥にある「フクシマ後」観が流布される行き先に、フクシマヒバクシャの実態が覆い隠されることがあってはならないのではないでしょうか。

『美味しんぼ』原作者·雁屋哲、“過激”予告「鼻血ごときで騒ぐ人は発狂人は発狂するかも」。

214コメント 2014/05/13(火) 04:54

双葉町、美味しんぼの「鼻血描写」に正式に抗議 | スラッシュドット·ジャパン 2014年05月09日 11時52分

政府の無策を「美味んぼ」に責任転嫁する閣僚!

「美味んぼ」バッシングの本質浮き彫り!

太田大臣!福島に住んでいる人の心情を理解する必要があるのは?

下村大臣!美味んぼ以外の風評被害を認める!

【共同通信】 美味しんぼ描写、閣僚相次ぎ批判 復興相「風評被害招く」 2014/05/13 11:52http://www.47news.jp/CN/201405/CN2014051301001444.html

小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」の漫画「美味しんぼ」で主人公らが東京電力福島第1原発を訪問後に鼻血を出すなどの描写があった問題について13日、閣僚から批判が相次いだ。根本匠復興相は記者会見で「漫画とはいえ、地元の不安や風評被害を招きかねない内容で、誠に遺憾だ」と述べ、「今後も関係省庁や自治体との連携を密にしながら、不安の払拭に努めたい」と強調した。太田昭宏国土交通相は「言論の自由は大事だが、福島に住んでいる人の心情を理解する必要がある」と指摘。下村博文文部科学相は「風評被害が広がらないよう文科省としても説明していきたい」と述べた。(引用ここまで

根本復興大臣!健康不安や風評被害を認める!

健康不安や風評被害の原因・事実を隠蔽するな!

時事 鼻血描写「誠に遺憾」=根本復興相 (2014/05/13-11:10)http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2014051300313

根本匠復興相は13日の閣議後記者会見で、漫画「美味(おい)しんぼ」に東京電力福島第1原発を訪れた主人公が鼻血を出すなどの場面が掲載されたことについて、「地元住民の心情に鑑みれば、健康不安や風評被害を招きかねない内容が描写されたのは誠に遺憾だ」と不快感を示した。その上で「今後とも関係省庁や自治体との連携を密にして、健康不安や風評被害を払拭(ふっしょく)するため、健康管理などの施策を進めていく」と強調した。(引用ここまで 

森大臣消費者大臣!ゲンパツ商品の風評被害の原因を認める!

「政府としては正確な情報を発信していない!」ことを認める!

時事 森消費者相「大変残念」=美味しんぼ鼻血描写 (2014/05/13-11:30)http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2014051300335

森雅子消費者担当相は13日の閣議後記者会見で、小学館の週刊「ビッグコミックスピリッツ」に連載中の漫画「美味(おい)しんぼ」で、東京電力福島第1原発を訪れた主人公が鼻血を出すなどの場面があったことについて、「放射能と鼻血との因果関係は科学的に証明されていない。影響力の大きさを考えると大変残念だ」と批判した。森消費者相は福島県から避難してきた家族らから美味しんぼの表現について電話をもらったことを明かし、「政府としては正確な情報を発信していきたい。福島県民に対して根拠のない差別や偏見を助長するようなことは遺憾だ」と話した。(引用ここまで) 

風化の翳で風評の権化が日々記録更新!

臭い物に蓋もできない無能無策の安倍政権!

これがコントロールできている証拠か?!

時事 放射能濃度、最高値相次ぐ=2~4号機間地下水で-10カ所超・福島第1 2014/05/12-20:21http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2014051200908

東京電力福島第1原発で放射性物質に汚染された地下水が海へ流出している問題で、東電は12日、海側にある測定用井戸など2カ所で7日に採取した地下水のトリチウム濃度が過去最高値を更新したと発表した。

4月下旬以降、特に2~4号機海側を中心に放射性物質濃度が過去最高値を記録した場所は10カ所を超えた。

東電によると、3号機海側で7日に採取した地下水から1リットル当たり8000ベクレルのトリチウムが検出された。この井戸でこれまでの最高値は4月30日の同2600ベクレルで、3倍超になった。2、3号機間にある地下水くみ上げポイントで7日に採取された水の濃度も同5500ベクレルで、これまでの最高値同5200ベクレルを上回った。この2カ所以外でも、4月下旬以降、採取された水でトリチウム濃度が最高値だった井戸が2カ所あるほか、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質濃度で最高値を記録した井戸は8カ所に上った。

それぞれの井戸によって最高値はばらつきがあるものの、2号機海側の井戸で8日に採取された地下水で同86万ベクレルのベータ線を出す放射性物質が検出されるなど、極めて高濃度なケースもある。

東電は海への流出を抑制するためとして、海側の土壌に薬液を注入して固めたほか、地下水のくみ上げ作業も行っている。しかし、最近になって2~4号機間の放射性物質濃度が最高値を相次ぎ更新していることについて、東電は「原因は分からない」と話している。(引用ここまで

東日本大震災~3年の軌跡~ 

マンガは論文集ではない!

たかがマンガ、されどマンガ!

一石を投じたマンガにフクシマの「今」と「今後」を託せるか!?

「因果関係断定せず」=「美味しんぼ」福島編で見解-小学館 (2014/05/12-20:32)http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2014051200921

週刊「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)連載中の漫画「美味しんぼ」で、福島県双葉町前町長の井戸川克隆氏が発言する最新号(左)と鼻血が出る描写のある前号

 小学館の週刊「ビッグコミックスピリッツ」に連載中の漫画「美味(おい)しんぼ」(雁屋哲作、花咲アキラ画)の「福島の真実」編で、東京電力福島第1原発を訪問した主人公が鼻血を出すなどの描写が論議を呼んでいる問題で、同誌編集部は12日、「鼻血や疲労感と放射線の影響を関連づける発言が出てきますが、否定的な意見も多く存在し、因果関係を断定するものではありません」とする見解を発表した。見解では、作中の表現は「低線量放射線の影響の検証や現地のさまざまな声を伝える機会が減る中、議論をいま一度深めることを願って作者が採用した」と説明している。(引用ここまで

 「美味んぼ」バッシングにみるイラク戦争時の自己責任バッシング!

バッシングの行き着く先にあるものにレッドカードを!

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フクシマの「風評被害」の権化は「美味んぼ」か、フクシマが「風化」されている時だからこそ今でしょう!

2014-05-13 | ゲンパツ

「美味んぼ」バッシング吹き荒れる日本!

「フクシマ風化」と「フクシマ後」が透けて見えているか!

以下のNHKのニュースをみるまでもなく、俄かにフクシマ問題が日本国中を席巻しつつあるように思います。しかし、愛国者の邪論は、遅すぎたのではないかとも思っているのです。「歌を忘れたカナリア」ならぬ「フクシマを忘れた日の本」とでも言っておきましょうか。 

美味しんぼ「不安 口にできなくなると問題」 (5月12日 20時16分)

美味しんぼ 福島県知事が「残念」と不快感 (5月12日 18時14分)

小学館 鼻血との因果関係「断定していない」 (5月12日 16時03分)

美味しんぼ 大阪府と市が小学館に抗議文 (5月12日 13時35分)

美味しんぼ 福島県が「容認できず」 (5月12日 12時51分)

美味しんぼの“鼻血” 双葉町が抗議 (5月7日 23時18分)

フクシマと集団的自衛権行使・憲法改悪はセットでなければ!

更に言えば、憲法違反の集団的自衛権行使をあれこれの「理由」と「ケース」を持ち出して戦後レジームを一気に変えていこうとする安倍政権の動きを無批判的に垂れ流しているマスコミ、また安倍首相の歴史認識を批判し首脳会談を拒否している韓国の不祥事事故旅客船沈没事件を日々垂れ流しているマスコミ、中国の脅威や国内の腐敗やテロ事件を中国共産党政府批判として垂れ流しているマスコミ、クリミア問題を傍観者的に垂れ流しているマスコミを視るにつけ、他人のふんどしで相撲を取っている日本のマスコミの退廃を指摘してきました。

今、日本のマスコミが、以上のニュースに一生懸命になっているエネルギーを使ってやるべきことは何か。それは国内問題です。他国のことをあれこれ報道しているヒマがあるなら、日本国民の目線にたって、日本国憲法の具体化のための報道をしろ!ということです。NHKの世論調査にもあったように、フクシマと東日本大震災の復興は、どこかに吹き飛んでしまったことは明らかです。

そういう時に、「美味んぼ」問題は、重要な問題提起ではないかと思います。しかし、それに対する政府とNHKなど、マスコミの対応は大問題です。自らがフクシマを後景に追いやっておきながら、この「美味んぼ」を「風評被害」の権化のようにバッシングしているからです。

そもそも「風評」とは、事実に基づかない「評判」のことで、このことによって被害を受ける場合があることから問題とされているのです。以下ご覧ください。 

「美味しんぼ」の描写が波紋 被曝で鼻血/「福島に住んではいけない」 抗議相次ぐ(2014-5-13)

「美味しんぼ」の描写に波紋 被曝で鼻血…抗議相次ぐ(2014-5-12)

「美味しんぼ」に福島県が抗議 小学館に「容認できぬ」(2014-5-12)

「美味しんぼ」の原発描写「風評被害助長、断固容認できない」 福島県、HPで非難 2014.5.12 12:15 放射能漏れ http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140512/dst14051212150005-n1.htm

「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)連載の人気漫画「美味しんぼ」に、東京電力福島第1原発を訪問後に鼻血を出す描写が描かれ議論を呼んでいる問題で、福島県は12日、作中の表現について、ホームページ上で「本県への風評被害を助長するものとして断固容認できず、極めて遺憾」と非難した。

同県は「週刊ビッグコミックスピリッツ『美味しんぼ』に関する本県の対応について」と題する文書を同日付で公表。冒頭で「作中に登場する特定の個人の見解が、あたかも福島の現状そのものであるような印象を読者に与えかねない。県としても大変危惧している」と指摘した。

また、全県民を対象にした健康調査や甲状腺検査など、健康面への不安に応える取り組みに加え、県産の農林水産物についても除染やモニタリング調査などによる安全確保で、「ようやく本県への風評も和らぎつつある」と強調。その中で発生した今回の問題に対し、「県民、そして本県を応援いただいている国内外の方々の心情を全く顧みず、深く傷つけるもの」と強い言葉で抗議した。

一方で「美味しんぼ」やそのほか小学館の出版物に関し、医療、教育、科学などの関係各機関から科学的知見や多様な意見、見解を綿密に取材、調査した上で「偏らない客観的な事実を基にした表現とするよう強く申し入れている」とした。

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鼻血原因は「被ばく」…「美味しんぼ」最新号 

原発事故で「美味しんぼ」表現に賛否 環境相と前首長が対立 

美味しんぼの描写、「残念で悲しい」と浮島環境政務官

「県民への差別助長」双葉町が小学館に抗議 「美味しんぼ」の鼻血描写 引用ここまで

報道されている「美味んぼ」の「問題」とされている部分だけをみれば、確かに「問題」だと言われるのは当然かもしれません。しかし、同時に、マンガによってフクシマの「実態」が情報伝達されてしまう「実態」、この間のフクシマの「実情」が、国民に徹底されていなかったことに、国やフクシマや行政はどのように応えるか、このことも検証されなければなりません。

その点で「 医療、教育、科学などの関係各機関から科学的知見や多様な意見、見解」が、どれだけ国民に届いているか、「偏らない客観的な事実を基にした表現」を要請することは当然にしても、また思想・表現の自由を尊重すると言う点では、小学館や作者の責任は当然にしても、だからと言って、「美味んぼ」の提起した「問題」を一方的にバッシングするのには、異論を唱えなければなりません。

それは、以下の事実を国民はどれだけ知っているか、またこの事実をどのように受け止めるか、「美味んぼ」を批判する側は何も検証していません。例えば、廃炉しなければフクシマは危険だということにもなりかねません。これは、「事実」を受け止める国民の側に問題があると片付けることはできません。この「事実」を情報伝達する側の問題でもあるからです。 

福島原発全基廃炉 全59市町村が議決/「オール福島」前進 2014年3月17日

福島県双葉郡全8町村が「第二原発も廃止」で一致 広野、川内両町がが意見書採択(福島民友) 福島から原発を追放、日本からも・2014年3月15日 投稿者 赤かぶ 3 月 15 日 13:26:00

そういう意味で、以下の記事は大変示唆に富んでいると思います。どのような情報を垂れ流すのか、その情報は何のために垂れ流すのか、国民は垂れ流された情報をどのように受け止め、自分の、そして国民の生活をより豊かなものにしていくのか、そこにかかっているように思います。

国民同士が、いわば、いがみ合っている間に、「アベノミクス成長戦略という名の経済成長のためには原発は必要不可欠、ドイツのように廃炉などという訳にはいかないのだ」として、原発が再稼動され、輸出される方向で、どんどん進行しているのです。この問題と「美味んぼ」の問題がどこで、どのように関連しているか、マスコミはいっさい不問です。これもいつものことですが。

【更新】「美味しんぼ」問題の時系列的整理(不破雷蔵) 2014年5月11日 9時16分

『美味しんぼ』の“鼻血描写”は本当に風評被害を助長するのか?写真(Business Media 誠)5月13日 11時47分

漫画『美味しんぼ』鼻血騒動に見る健康被害より恐ろしい原発最大の問題点 記事 かさこ2014年05月09日 21:03

環境省は「美味しんぼ」で安心キャンペーンの嘘がバレるのを恐れている 2014年05月11日11:39

更に言えば、以下の記事にあるように、フクシマの人口動態に見えてくるゲンパツ問題についても、ほとんどスルーされています。先に報道された人口減少と人口移動による自治体の消滅の危機を訴えた日本創成会議の発表と提言の記事は、フクシマの「風評被害」とはならないのでしょうか。「美味んぼ」とは、その扱いにおいて、大きな違いがあるように思います。しかし、その点において、ことの本質が浮き彫りになってくるように思います。

若い女性半減 自治体5割消滅恐れ 2040年 日本創成会議が試算(2) 2014.5.9 09:50

震災後の福島県の人口変化 - ふくしま自治研修センター コラム 2014年3月26日

 (05/06)1062.黒塗りから白塗りに変わった福島県の人口動態

愛国者の邪論は、戦後自民党政権の無策、首都圏中心の暮らし、地方切捨て政治を放置してきたことによって生じた限界集落的日本の現実を反省・総括することなく発表された日本創成会議の「事実」を見た国民の動向を危惧します。今後、当該自治体から避難する住民が多数出てくるのではないでしょうか。政府とマスコミが垂れ流してきた自助=自己責任論の行き着く先が、このような人口動態、民族大移動が発生をつくりだしていくのではないでしょうか。しかし、こうした国民の対応については批判も非難できないでしょう。

しかし、「美味んぼ」が提起した置き忘れられたフクシマの「実態」については、「風評被害を助長するな」とバッシングしておきながら、別の視点から視たフクシマの「実態」については、どうでしょうか。どのような対策をとろうとしているのでしょうか。ところが人口問題については、以下の「対策」が発表されました。検討されているのです。しかし、フクシマの問題はどれだけ検討されているでしょうか。国民に信頼は得られているでしょうか?得られているのであれば、「風評」などは起こりえないでしょう。バッシングの根拠、正当性は、胸を張って主張でき

時事 子育て支援倍増を=50年後も人口1億人維持-政府調査会提言。(2014/05/13-12:36)

政府の経済財政諮問会議が設置した専門調査会「選択する未来」委員会(会長・三村明夫日本商工会議所会頭)は13日の会合で、日本の人口急減と超高齢化に対応するため、出産・子育てへの政府の支援を倍増し、50年後も1億人程度の人口維持を目指すことを求める中間報告をまとめた。甘利明経済財政担当相は会合の席上、「厳しく困難な未来も制度や政策、意識によって変えられるというメッセージをまとめてもらった」と述べた。政府が6月にまとめる経済財政運営の指針「骨太の方針」に反映させる考えを示した。(引用ここまで

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