愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

麻生太郎財務相ぐうたらな人の医療費全部税金で賄うは不当発言!マスコミが取り上げないのは何故か!

2014-05-27 | マスコミと民主主義

またまた麻生財務大臣不当発言!

辞任・罷免を要求すべし! 

以下のニュースが配信されました。ほとんどのマスコミがとりあげていません。赤旗も、です。

しかし、この発言、麻生大臣の本質が改めて浮き彫りになりました。即刻辞任すべき、罷免すべきです。その理由は、

憲法違反浮き彫り!

一つは、すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならないという憲法25条に反しているからです。

二つは、恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有するという憲法前文の理念に反しているからです。

三つは、天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負うという憲法99条に反しているからです。

四つは、「ぐうたらな人」が、働かない人、社会保険料や介護保険料などを支払わない人を指しているとしたら、そのような人が何故支払うことができていないのか、全く考慮していない、想定していないことそのものが問題です。それは、「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う」という憲法27条が保障されていないことをスルーしているからです。

五つは、こうした勤労の権利を保障せずして、「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負う」とする憲法30条を履行することすら不可能にさせられていることをスルーしているからです。

六つは、そもそも、「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」という憲法14条の原則を不当に、逆手にとったものであり、違反しているからです。

そもそも、「ぐうたらな人」とはどのような人を指しているのか、曖昧にしながら、社会保障の「恩恵」を受けていない、アベノミクスの「恩恵」や賃金アップの「恩恵」を受けていない国民の不満や政治不信を「ぐうたらな人」の責任に転嫁することを意図したもので、政治の怠慢と不徹底を棚に上げるものです。

 医療費削減と抑制を自助=自己責任に転嫁!

このようなことを平然と言ってしまうことの意図は何か、です。

一つは、医療費の削減と抑制の推進を狙っているということ。

二つは、カネがないのだから、医療や介護にかかるな!と言っているようなものです。

三つは、「丈夫な人が病院や介護など施設にかかっていないのだから、我慢しなければ」と、高額医療費の恩恵や介護保険を申請しようとする人に対して「自助」=「自己責任」論を押し付けようとするものではないでしょうか。

何故こういう発言が平然と出てくるか。それは、以下の理由があります。

医療費削減・抑制を国民分断路線を煽ることで正当化!

一つは、麻生大臣は、巷間で言われている、「高い介護保険料を払っても、健康だから介護保険を使わない」「返してくれ」とか、「オレは丈夫な人間だが、病気になっている者だけが恩恵を受けている介護保険は問題だ」など、国民の中に沈殿している介護保険制度への不信感と国民分断によって形成されている国民の意識を前提にして述べているのでしょうか。

二つは、だからこの程度のことを言っても問題はないだろうということで、口が滑ったのかもしれません。

三つは、事実、質問者の西村議員も私も健康だなどと追認的発言をしています。勿論西村議員は「社会保障は支えあうものだ」との見解を述べてはいますが、抗議などはしていません。

四つは、失言・ホンネ発言で新聞に追及されている麻生大臣は、新聞などは信頼していないので読んでいないと発言。西村議員も、同調していることに視るように、新聞は事実を書かないものだから、逆に何を言っても許されるとの居直りがあったのだと思います。二人のやり取りを見ていて思いました。愛国者の邪論の見方ですが。ご確認を!

内部留保を問題にするならば、大企業優遇策を改善せよ!

内部留保は労働者の勤労の賜物だ! 

麻生大臣は、医療費や介護保険など社会保障を産業として位置づけ、そのためには賃金をア上げなければならないと、連合の資料を使って春闘の賃金のアップ状態を述べるにあたって、企業の内部留保の使途について言及しています。その点では、賛同しますが、そもそも健康保険料などは、企業が折半するものです。その企業が非正規労働者を増やすことで、折半を回避している事実をどのように考えるか、この質疑では全く触れていません。医療費の歳入低下に、この正規労働者の激減と賃金低下が、大きな要素であることを検証しろ、ゴマカスな!ということです。

自民党政権、その後の自公政権によって、以上のような労働者の賃金雇用実態を低下・劣悪なものにしてきたこと、大企業優遇税制・金融・財政政策によって法人税減税をしてきたこと、内部留保を社会に還元してこなかったこと、違法な赤字国債の発行をし続けてきたことなど、そのツケが、歳入減となって、財政赤字を増幅させ、社会保障の削減、消費税増税となって、更に国民生活を苦しめていることなど、を考えると、麻生大臣の憲法違反と責任転嫁は許すことはできません。

不思議なことは、こうした問題発言をマスコミが取り上げていないことです。麻生大臣の失言・暴言は規定のものとするマンネリでしょうか。それとも、「新聞は事実を書かないから信頼していない」発言がプレッシャーになってしまったのでしょうか。呆れるばかりです。

内部留保の未活用は憲法違反だ!

因みに、大企業の内部留保は、財産権の内容は、公共の福祉に適合するように、法律でこれをさだめる」とした憲法29条に違反していることを強調しておかなければなりません。企業の内部留保は、労働者の勤労の権利と義務の賜物であることを、政府はスルーしていることです。明らかに二重三重の憲法違反であるということです。

麻生大臣の発想で問題と思ったのは、長野県の医療費の合計は、福岡県と比べると半分だと強調していたことです。こんな機械的な数字のマジック・トリックを強調して、医療費・社会保障の「不公平」を強調するのであれば、(勿論このことそのものは、先に述べた人間は皆平等という原則を規定した憲法違反・不当なことですが)一票の格差を早急に改善しろ!ということです。

 麻生大臣の質疑の不遜・傲慢態度は退場に値する!

もう一つ強調しておきます。それはテレビの放映がないからでしょうか。麻生大臣は、足を組んで質問を聞いているのです。その態度は不遜でしょう。態度が悪い。その点では、安倍首相は、民主党の小西議員が質問をする際に、自分の背広のボタンを閉めないまま質問するのは失礼だなどと言って難癖をつけたことがあります。この視点で考えると、麻生大臣の、こうした態度をどう評価するでしょうか。麻生大臣は副総理です。 

それでは、以下の記事をご覧ください。 

麻生財務相:ぐうたらな人の医療費、全部俺の税金で賄うのは不公平更新日時: 2014/05/26 16:07 JSThttp://www.bloomberg.co.jp/news/123-N660AH6S972F01.html

5月26日(ブルームバーグ):麻生太郎財務相は26日午後の参院決算委員会で「俺が納めている税金で、ぐうたらな生活の人の医療を全部賄っているのは公平ではないのではないか、という気が正直しないわけではない」と述べた。

民主党の西村まさみ氏が、診療報酬改定に関連し社会保障政策の評価を質問したのに対し、自身が「長期に入院したことは1回もない」と述べた上で語った。今年73歳になる麻生氏は同時に「身体がもともと弱い方などそれぞれなんで、こういったことは千差万別だ」との考えも示した。

制度の運営に関しては、「保険料だけでは賄えない。特例公債という借金で賄っている」と述べ、「今後とも社会保障制度を持続可能なものにするには、給付を抑えると同時に公的給付の範囲を見直すことも必要だ」と述べた。政府は社会保障費の増大などを賄うため、4月に消費税を8%に引き上げ、来年10月からはさらに10%まで引き上げる予定。

麻生氏は、昨年7月には憲法改正に絡み戦前ドイツのナチス政権を引き合いにした発言をし、その後、内外からの批判を受けて「真意と異なり誤解を招いたことは遺憾」と撤回した経緯がある。

記事に関する記者への問い合わせ先:東京 山村敬一 kyamamura@bloomberg.net;東京 淡路毅 tawaji@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:大久保義人 yokubo1@bloomberg.net谷合謙三, 淡路毅 (引用ここまで

 西村まさみ(民主党・新緑風会)さんの質疑は、参議院にアクセスしてみてください。また西村まさみ Official Website 西村まさみは、人の命を大切に、国民の生活を守る政治を実現します! )にも、掲載されると思います。ご覧ください。現時点では掲載されていません。

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安倍首相のおともだち大東亜戦争肯定論者百田氏またしても身勝手弁解!バヌアツ・ナウル貶め!軍隊正当化!

2014-05-27 | 憲法

大東亜戦争正当化論者の手口浮き彫り!

国際社会を冒涜!日本の恥!責任取れ!

こんな輩に講演させる自民党は、やっぱり可笑しい!

またしても、作家であり、NHK経営委員でもある百田尚樹氏が、国際社会に向けてとんでもない恥ずかしい知識と頭脳をさらけ出してしまいました。そして、弁解と居直りをしました。この御仁の性格と手口が、ここでも明らかになりました。

1.「極右的」なことを言ってみることで、彼らの支援者(お・と・も・だ・ち)に拍手喝采を受けることを狙うと同時に、どれだけ反撃がくるか、試している!のではないでしょうか。

2.反撃がくると、「言い過ぎた」「冗談」と釈明・弁解するものの、結果的には居直るという点では共通しています。だから、退場せずに、ここまで来ているのでしょう。

3.「NHK経営委員として話しているのではない」と居直っていますが、これは靖国参拝を個人的と居直る、ゴマカス・スリカエル安倍首相や閣僚の手口と同じ、不道徳行為と言えるものです。この手の思想を持っている人間にしては潔さがない!と言えます。全く恥ずべきことです。ま、この種の人間は、この程度の思想・思考回路しか持っていないことを証明したようなものです。反面教師です。

4.軍隊の必要性の是非の喩も貧困です。「防犯用の鍵」を持っていなくても構わないような仲の良さを隣国と一緒になってつくらないこと、「防犯用の鍵」など不必要な間柄をつくろうしない貧弱な外交・経済・人的交流の欠如ぶりを正当化している貧困な思想の持つ主であることが浮き彫りになりました。

5.「軍隊は家に例えると、防犯用の鍵であり、(軍隊を持つことは)しっかり鍵を付けようということ」は「裕福」であることを前提にしているようですが、現在の日本が「裕福」かどうか、全く見えていないことが浮き彫りになりました。15日の安倍首相の記者会見の際の発言にしても同様です。「国民の命と安全を守る」などと言っておきながら、国内の国民がどのような状態に置かれているのか、好戦家・軍事優先主義者など、この手の人たちには、足元の国民のことなど、知ったことではないという思想が浮き彫りになりました。灯台下暗し!

5.またこのことは「家に例えると、くそ貧乏長屋で、泥棒も入らない」から「軍隊」は不必要ということにも証明されました。軍隊を正当化するために「裕福」と「貧乏」を喩に使うという「貧困」な思想です。かつての日本は、「貧乏」でも隣近所で、モノを貸し借りして生活を助け合ったいました。この貧しい頃の日本の文化・風習を忘れてしまった不心得者であることが浮き彫りになりました。日本人の向こう三軒両隣・遠くの親戚より近くのトモダチという伝統文化から何も学んでいないことが浮き彫りになりました。

6.安倍首相が繰り返し強調している日本の伝統文化の尊重とそれを受け継ぐなどというフレーズが、如何にデタラメか、「お・と・も・だ・ち」が証明してくれました。

7.このような人物を招いて講演させる自民党岐阜県連の定期大会という組織の思考回路・文化的水準・想像力のなさも浮き彫りになりました。実に、酷いものだと思いました。自民党岐阜県連のコメントがありませんので、何と言えませんが、記事に見る限り、コメントすべきでしょう。

8.仮に、この百田氏の言うように、日本が軍隊を保持し、その軍隊を外国に派兵し、その外国から反撃を食らって、或いは国際社会から孤立したとして、更には自衛官が戦死乃至帰国後に精神疾患に苦しむような事態が生じたら、自民党とその支持者たちは、どのように責任を取るのでしょうか。いや取らないかも知れません。外国の責任にするかもしれません。侵略戦争であった大東亜戦争を「自存自衛」と言っているのですから。また戦死者を「英霊」と言っているのですから。 

では、この報道を掲載しておきます。ご覧ください。 

「貧乏で泥棒も入らない」=軍隊ないバヌアツなどやゆ-NHK経営委員の百田氏発言(2014/05/24-19:49)http://www.jiji.com/jc/c?g=eco&k=20

14052400310 

自民党岐阜県連の定期大会で講演する、NHK経営委員で作家の百田尚樹氏=24日午後、岐阜市

 NHK経営委員を務める作家の百田尚樹氏は24日午後、岐阜市内で開かれた自民党岐阜県連の定期大会で講演し、自らを憲法改正派と紹介した上で、「軍隊は家に例えると、防犯用の鍵であり、(軍隊を持つことは)しっかり鍵を付けようということ」と語った。さらに軍隊を持たない南太平洋の島しょ国バヌアツ、ナウルの国名を挙げ、「家に例えると、くそ貧乏長屋で、泥棒も入らない」などと両国をやゆする発言をした。
 百田氏は2月の東京都知事選の応援演説で、対立候補を「人間のくず」と非難したことなどが問題視され、NHK経営委員会(委員長・浜田健一郎ANA総合研究所会長)が「委員一人一人が、公共放送の使命と社会的責任を深く自覚し、一定の節度をもって行動する」との見解をまとめた経緯がある。外国をやゆする今回の発言は波紋を呼びそうだ。
 百田氏は講演で歴史教育にも言及し、「日本の歴史の中で最も大事な事件は大東亜戦争。しっかり勉強しないと、今現在の国際社会は語れない」と強調。その上で「歴史教育を取り戻すため、自民党のみなさん、頑張ってください」と語った。NHKは放送法で不偏不党を求められており、作家の立場での講演とはいえ、特定の政党に肩入れするような発言は問題視される可能性がある。(引用ここまで

百田尚樹氏、バヌアツやナウルをやゆする発言  2014年05月24日 23時03http://www.yomiuri.co.jp/national/20140524-OYT1T50207.html

NHK経営委員で作家の百田尚樹氏は24日、岐阜市で開かれた自民党岐阜県連の定期大会で講演し、「軍隊は家に例えると防犯用の鍵で、(軍隊を持つことは)しっかり鍵を付けようということ」と主張した。百田氏はその上で、軍隊を持たない南太平洋の島国バヌアツやナウルの国名を挙げ、「家に例えると貧乏長屋で、泥棒も入らない」と両国をやゆする発言をした。特定の外国をさげすむような発言として受け取られ、今後、問題視される可能性がある。百田氏は2月の東京都知事選の応援演説で対立候補を批判したことなどが問題視され、NHKの経営委員会が経営委員の言動についての見解をまとめている。2014年05月24日 23時03分 Copyright © The Yomiuri Shimbun(引用ここまで

何回釈明したらいいんだ!するわけないケド・・・!

戦争風化と風評の結末とマスコミ追及なしが本人居直りを許す!

大東亜戦争肯定作家だからNHK経営委員になれた!

不道徳、カメレオンのごとく顔使い分け!

百田尚樹氏 「くそ貧乏長屋」発言の真意を解説する 2014年05月25日 11時45分http://yukan-news.ameba.jp/20140525-87/

24日、自民党岐阜県連の定期大会で、軍隊を持つことについて家にたとえ「しっかり鍵をかけようということ」と前置きをした上で、南太平洋の国であり、軍隊を持たないバヌアツとナウルについて「家に例えると、くそ貧乏長屋で、泥棒も入らない」と説明したことが複数メディアに報じられた。
 時事通信の場合は「「貧乏で泥棒も入らない」=軍隊ないバヌアツなどやゆ-NHK経営委員の百田氏発言」のタイトルで報じた。これが新聞各紙に配信されている。
 百田氏はバヌアツ・ナウルについて述べたことについて以下のようにツイッターで解説。
講演の中でちょっと言った冗談を、ここまで取り上げるか。「今日はNHKの経営委員としてきたわけない」と前もって言ったにもかかわらず、これや。ほんま、呆れるわ”
“時事通信の記事は私の発言の一部を切り取った悪意に満ちたもの。私は「世界200ヵ国のうち軍隊を持っていない国は26ヵ国」と言った後で、それらの国がなぜ軍隊がないかを説明した。まずヨーロッパの6ヵ国の事情を言った後、南太平洋の島国の話をした。「家にたとえたら」という冗談はそこで出た”

 このように、一部のジョークをメインのように持ってくる報道に違和感を抱いているようだ。(引用ここまで

百田尚樹「バヌアツ、ナウルはクソ貧乏」と揶揄。軍隊めぐる発言が物議を醸す2014年05月24日23:09

何回やっても言っても首にしないから逆上せている!

百田氏は確信犯だ!

百田氏「人間のくず」発言を釈明 - ライブドアニュース  2014年2月13日

百田氏発言の波紋広がる 米中が批判、報道相次ぐ - スポニチ Sponichi 2014年2月8日

百田尚樹氏「南京」発言にマスコミ反論できずー田母神都政で子供たちを2014年2月5日

百田尚樹のトンデモツイート集 - NAVER まとめ  

これが安倍首相と密度の濃い百田氏の関係を示す記事!

安倍総理と百田尚樹さんの対談本発売中「日本よ、世界の真ん中で 2014年1月3日

安倍晋三総理、百田氏の「人間のクズ」発言の質問に答えて曰く - YouTube 2014年2月12日

愛国者の邪論

この質疑の最大の特徴は、夕刊紙(日刊ゲンダイ)が安倍首相をクズ(これはウソ!)と批判していることを例に出しながら、俺はそんなことは気にしていないなどと、笑いを誘いながら、百田氏の発言を気にする方が可笑しいと、ゴマカシ、スリカエ、百田氏が言っているトンデモない発言と一緒に論じることで、百田氏の思想と発言を擁護し、スリカエているところに、歴史認識問題を曖昧にして大東亜戦争を正当化する安倍首相の姑息と無責任が浮き彫りになります。

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ナチスばりの大ウソつき政権は一刻も早く退場を!真実から目を逸らすマスコミの大変革を国民の手で!

2014-05-27 | 安倍内閣打倒と共産党

ウソはドロボーのはじまり!ウソを野放しにするのは誰だ!

昨日の記事、共産党の赤嶺政賢議員が国会で追及した、安倍首相の記者会見の大ウソ、このことの持つ意味は、その重みは大きいということを、更に検証してみることにしました。一国の首相が国民に向かって大ウソをつく。それでもなお、平然と首相をやっていられるのは何故か。マスコミの「煽動」がないからです。むしろ、安倍首相の応援団化は目に余ると言わなければなりません。

日本のマスコミは、中国共産党政権や北朝鮮労働党政権の人権と民主主義を弾圧・抑圧する蛮行を批判します。しかし、その目線は、本当に人権と民主主義を擁護するものかどうか、極めて曖昧というか、スリカエが含まれていることは、この間、愛国者の邪論は、その都度記事にして批判してきました。

その理由は、その批判の反対側に日本の政権が人権と民主主義を形骸化している事実を覆い隠しているからです。安倍政権は、日本のマスコミが批判する中国共産党と北朝鮮労働党政権と相似形です。やっていることは、ほぼ同じです。脅威を煽り、抑止力として軍備を拡張し、「日米軍事同盟」を「日米同盟」とスリカエ、擁護し、憲法の改悪を狙っていることを視れば、明らかだからです。

「情報操作装置」マスコミの使命は真実を国民に提供すること!

その際のキーワードは「情報」です。時の政権が「情報」を国民に隠すことは、歴史的に視れば古今東西普遍的です。戦前にして然り!ソ連東欧崩壊時して然り!だからこそ、今、その「情報」をどのように国民的な「事実」「真実」にまで広げていくのか、そのことが問われているのだと思います。それはマスメディア・マスコミに課せられた使命と言わなければなりません。

マスコミが、第4の権力として、権力監視装置として、どのような「情報」を国民に提供していくか、そのことは、今後日本がどのような政権になろうとも、どのような体制を選択しようとも、普遍的なものと言わなければなりません。国民主権主義に基づいて国民が選択した権力であっても、その権力者が、国民のための政治をするかどうか、全く未経験だからです。日本国憲法下の日本にあって、そのことを実現していないことは周知の事実です。更に言えば、人類の歴史は、未だ信頼できるほどの歴史を体験していないこともまた事実です。

暮らし改善のための情報獲得のために国民のやるべきは何か!

国民が「情報」を自らのものにする時にはじめて、文字どおり「国民が主人公」の社会が構築できるというのが愛国者の邪論の推論です。このことは、国政上の課題だけではなく、自分の地域の暮らしを変えていこうとするのであれば、行政や企業に、自分たちの要求を提出していこうというのであれば、また職場の労働条件を変えていこうとするのであれば、「情報」を自らのものにすることが、その大前提であることは、体験的に明らかなことだからです。

そのような問題意識にたって、以下の資料をみると、安倍政権の大ウソの意味を問い直すことが非常に大切になってきたのではないかと思います。一刻も早い退場を宣告することを提唱していくべき時がきたように思います。その際に観客は不必要です。皆が選手です。国民的大闘争、国民的参加による国民的政権づくりです。必要なことは。

脅威を煽り自存自衛と正当化するのは、ナチスも戦前も安倍政権も同じ!

マスコミは破局へ向かう歩み拒否を煽動する責務を忘れるな!

【神奈川新聞】【照明灯】次なる破局への歩み 2014.05.26 09:34:00http://www.kanaloco.jp/article/71950/cms_id/82814

5月29日が近づく。1945年のその日、人々の頭上に焼夷(しょうい)弾の雨を降らせた横浜大空襲による死者は8千人ともされる▼焼け焦げた亡きがらを目にした当時11歳、元高校教員の男性の体験談を22日付本紙が伝える。「それまで戦争の傍観者だった私は当事者になり、早く終わってほしいと心から思いました」▼無差別爆撃の非道。それはしかし、自存自衛を掲げて始められた戦争の帰結でもあった。気付くのが遅すぎた、との悔恨。では69年後の今、私たちは何を耳や目にし、何に気付いてないのか▼安倍晋三首相は邦人を乗せた米艦防護の事例などを挙げ、集団的自衛権の行使容認の必要性を唱える。会見で掲げたパネルには幼子を抱く母親が描かれていた。「みなさんのお子さんやお孫さんがここにいるかもしれない」。そして、現在の憲法では日本人を守れない、と▼ナチスの戦争犯罪を裁いた法廷で、ヒトラーの右腕、ヘルマン・ゲーリングは国民を戦争に駆り立てるのはたやすいと言ってのけた。「われわれは攻撃されかかっているのだとあおり、平和主義者には愛国心が欠けていると非難すればよい」。自分たちの口でこの言葉を語り継ぐことのなかった戦後の日々は、次なる破局へ向かう歩みでもあるのだろうか。引用ここまで

王手飛車取り待ったなし!の手口を見抜け!

オセロの四隅取りの手口にハマルな!

週刊ポスト2014年6月6日号 安倍首相力説の2枚のパネル 憲法解釈変えなくとも対応可能  2014.05.27 07:00

安倍晋三首相が集団的自衛権の説明会見で誇らしげに持ちだした2枚のパネルを覚えている方は多いだろう。

1枚目は、「邦人輸送中の米輸送艦の防護」というタイトルで、赤ちゃんを抱いた日本人の母親を乗せて外国から日本に向かう途中の米国の輸送艦が、攻撃国からミサイルを撃ち込まれているのに、自衛隊の艦船は防衛できないというイラストが描かれていた。

 2枚目のタイトルは「駆けつけ警護」。イラストには日本のNGOのスタッフや国連職員(民間人)が武装集団に攻撃され、それを近くに派遣されていた自衛隊部隊が警護できないという内容だった。
みなさん、あるいはみなさんのお子さんや、お孫さんたちが、その場所にいるかもしれない」「日本国憲法が、こうした事態にあって、『国民の命を守る責任を放棄せよ』といっているとは私にはどうしても考えられません

 安倍首相は力説し、集団的自衛権行使という憲法解釈変更の必要性を説いた。全部ウソだ。 
どちらのケースも憲法解釈を変えなくてもできることです

 そう語るのは、防衛庁運用局長などを歴任し、小泉内閣では内閣官房副長官補として自衛隊のイラク派遣を担当した安全保障法制のプロ、柳澤協二・国際地政学研究所理事長である。
邦人輸送中の米輸送艦の防護は、自衛隊法を改正して邦人を守るための武器使用を可能にすればできる。駆けつけ警護も、自衛隊が近くにいる民間人を守ることは今の憲法解釈の範囲でも可能です
 それならなぜ安倍首相はわざわざパネルを用意して「憲法解釈を変えないと守れない」と言い張ったのか。
最初から憲法解釈変更で自衛隊にやらせたいことを明らかにすれば国民は反対する。そのため、いかにも“そういう場合なら仕方がない”と国民が思うようなケースを提示して集団的自衛権の行使を認めさせ、その後、本来の集団的自衛権の使い方に移っていくつもりではないでしょうか」(柳澤氏)
 それでは騙し討ちではないか。引用ここまで

国際紛争を非軍事的手段で解決すると国際公約した憲法9条!

戦争防止装置は憲法9条を今こそ使え!の声を!

信濃毎日 斜面 05月21日(水)http://www.shinmai.co.jp/news/20140521/KT140520ETI090006000.php

プロイセンの軍事学者、クラウゼビッツが「戦争論」を書き始めたのは、ナポレオン戦争が終わった後のこと。200年ほど前である。時代も戦争も様相が大きく変わったが、いまに通じる言葉や理論は多い◆その一つに「三位一体」がある。戦争が始まる前から熱情を燃え上がらせる国民、偶然や不確かさを克服できる軍隊、知性をもって政策判断ができる政府。3者がそろい、均衡させることで戦争を成功に導けるという。ならば戦争を避けるにはどうするか◆国民の感情から発する過度のナショナリズムを、知性を持つ政府が沈静化できるかにかかっている―。元防衛官僚の柳沢協二さんは新著「亡国の安保政策」に書いている。現実は違う。韓国や中国、そして日本も、政府が国民の感情をあおっている。そこに危機の本質があるという◆先日の記者会見で安倍晋三首相は、集団的自衛権の必要性を感情に訴えた。だが国民の受け止めは冷静だった。週末の世論調査では行使容認や憲法解釈変更に反対が多数を占めた。与党協議が始まったが、今後も感情論に流されない覚悟が私たちにはいる◆戦争は政治の延長とするクラウゼビッツの論を踏まえれば、戦争は政治の失敗によって起こる―。ノンフィクション作家の保阪正康さんが本紙に語っている。脅威に国民の目を向けさせて、失政を隠すのは、権力者の常とう手段でもある。引用ここまで

嘘つき政権の主・安倍晋三首相の退場を一刻も早く!

新しい国民的政権づくりの準備を一刻も早く!

暫定救国国民連合政権構想の議論を!

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