架空の設定で大ウソをつく集団的自衛権行使容認論と
PC遠隔操作の手口の関連性と相似形はここにあり!
集団的自衛権行使容認で憲法を否定し戦争のせきる軍事大国の道を歩むか、それとも憲法九条の非軍事的手段を使って平和の環境をつくる国家戦略構築の途を歩むか、国会で議論が始まりました。そこで議論されていることは、対中朝脅威を口実にしているにもかかわらず、「架空の設定」にもとづく議論を先行させることで、最高法規の憲法解釈を安全保障の環境の変化を口実に変質・否定使用とする議論が行われています。15の事例の設定の際の「架空の設定」に、その曖昧さが浮き彫りになります。
議論をスリカエる架空の設定で議論の土俵づくり!
「某国」・「他国船舶に乗った武装集団」・「ある地域で侵略行為が発生」・「他国船舶(武装集団)から不法行為を受けている」・「潜没航行する外国の軍用潜水艦が日本領海に侵入」・「米国に対する武力攻撃であれば」・「自衛隊の所在地から離れた場所で武装集団に襲われた」・「武装集団が輸送経路を封鎖」・「その国の治安当局には邦人を救出する能力が不足しており、その国の政府」「日本近隣で武力攻撃が発生」・「米国を巻き込む武力攻撃が発生」・「米本土が武力攻撃を受け」・「原油を積んだ日本の船舶が多数航行する海峡の近隣で武力攻撃が発生。何百隻もの米国などの民間船舶が被弾し、日本の船舶も危険に遭う可能性が高い状況」
などが、まことしやかに出されて、そのことで議論が進められているのです。完全に安倍首相の土俵で議論が行われていると言えます。
このような安倍首相派の手口は、実は、パソコン遠隔操作による殺人予告など、一連の事件の手口と似ていると言えます。ゴマカシ・スリカエ・デタラメ・大ウソ・トリックの手口です。
【特集】PC遠隔操作事件 | IWJ Independent Web Journal
…PC遠隔操作事件とは、何者かがインターネットの掲示板を介し、他人のパソコンを遠隔操作して、2ちゃんねるなどに殺害、航空機へのテロ予告等を行なった事件である(引用ここまで)
しかも、この遠隔操作被告の片山祐輔被告(32)は他人を犯人に仕立て上げ無罪を主張、釈放されながら、ウソを重ね重ねて、とうとう白状したのです。この片山被告のその場しのぎの場当たり手口と、彼の性格について、いくつか、興味ある分析がありました。それをみちると、驚くほど安倍首相と似ていると思うのは愛国者の邪論だけでしょうか。
こうした分析は、国民に大ウソをつ続け、スリカエる安倍首相の名誉を傷つけることになるでしょうか。そんなことはないと思います。フクシマの汚染水の「コントロール」「ブロック」発言を破る汚染水垂れ流し、帰還や住宅建設、除染の遅れ、違憲・不当判決である砂川最高裁判決を口実にしていることなど、ウソとスリカエはたくさんあります。
維新の会の山田宏議員は高円宮家と出雲大社の禰宜家の結婚について、どう思うかなどと、また伊勢神宮と出雲大社の結婚はメデタイなどと、震災で苦悩している国民のことや国民を皇国史観によって侵略戦争に駆り立てていったことなど、ソッチノケで質疑に入っていました。全く呆れるシーンでした。
片山被告像について安倍首相と似ている部分はどこでしょうか?
以下、片山被告像についての論評の部分をご検討ください。
1.「自作自演」が発覚
2.自分が「サイコパス」=(俗称で、医学用語ではパーソナリティー障害とも呼びます)だと語っている
3.他人への迷惑行為に罪の意識がなく、平気でうそをつけるなどが顕著な特徴
4.彼は『自己愛性』が強いタイプで、広義のサイコパスのように思えます
5.このタイプは、自分は特別な存在として優位性を誇示し、誰かをおとしめることで喜びを得る特徴がある
6.「警察や弁護士を翻弄(ほんろう)したり、世間の話題となったりすることで、欲求を満たしていたのでしょう。
7.片山被告は自ら、「平気でうそがつける」と言い放っている
8.これは『演技性』のパーソナリティー障害とみられます。通常、うそをつく場合は罪悪感を覚えますが、この症状があると、次から次へとうそが湧き出て、自分も半分は本当だと信じてしまう。他人に褒められると、うそがどんどん大きくなり、自分でも楽しくなって止められなくなります
9.過剰な自己愛を守るために、4人もの誤認逮捕「被害者」を生んだ罪は、きちんと償わなければならない
10.「母親から『前のような平穏な生活がいつ来るんだろう』と口癖のように言われ、1日も早く裁判を終わらせたい気持ちになってメールを送信した」
11.「パソコンに関しては天才だと思うが、犯罪者としては未熟。自分の才能や能力に自信を持っていたに違いない。慢心からほころびを生んだ」
12.「(こういうケースは)たまにありますよ。でも、弁護士まで信じ込ませてしまった片山さんはなかなかのもんだと思いますね。天才ですね。ただ、犯罪に関しては素人で、自分を過信しすぎて墓穴を掘った。捜査当局に現実世界における行動パターンを完全に読まれていたんです」
13.「弁護士をも騙してはいるが、巧妙に用意周到に嘘を組み立てていく感じではない」
片山被告と安倍首相派の手口の同一性・相似性の検証を!
安倍氏も片山被告も現在社会の思潮を反映!
その場しのぎと場あたりのウソを重ねる手口は?
新自由主義イデオロギーを垂れ流すマスコミの皮相情報と短絡!
成果を求める丸暗記重視の学校教育の弊害の積み重ね?
愛国者の邪論
どうでしょうか。今日の国会質疑を見ていると、実によく判ります。自説をグダグダと述べ、質問にまともに応えない。一つは、集団的自衛権行使によって日本人の命と安全、生活を守るのだと、今日の衆議院予算委員会で何回も発言していました。国民に集団的自衛権容認論を刷り込む意図が見え見えです。しかし、それを言うのであれば、昨日復興庁が発表した東日本大震災関連死者数が3月末の時点で3089人になったことを、安倍首相はどのように考えるのでしょうか。全く話題にもなっていません!
また農業の衰退は自民党の政策の結果であることを認める発言をしながら謝罪しない。他人事です!
今、自民党を含めて、国会議員の思考回路は、この遠隔操作犯罪を引き起こした片山被告のような思考回路の持ち主が多いのではないか、片山被告の人間性の分析を見ていて、そう思いました。違っていたら、それで結構なことと言えます。皆さんいかがでしょうか。
例えば、維新の会の中丸啓は日本が国連に加盟する時、憲法九条との関係で集団的自衛権行使はできないことを確認しているにもかかわらず、加盟にあたって作成した政府の文書の一部の文言を使って、集団的自衛権行使を正当化しました。これについては、すでに記事にしておきましたので、ご覧ください。
中丸氏の説が正しいとするのであれば、岸首相でさえも、憲法九条の理由から行使できないと国会で説明していたことはどう説明するのでしょうか。大ウソをつく中丸啓議員(オフィシャルブログ)は、テレビカメラに向かってあたかも真実であるかのように国民に向かって訴えていました。黒を白とするトンデモない議員です。退場もんです!
また維新の会の山田宏議員は、また河野談話の見直しについて、やるのか、やらないのか、質問していました。この問題は、すでに以下の資料のように決着がついている問題ですが、聞き取りした慰安婦の方々の記憶違いや日韓両政府の政治決着性を強調することで、あたかも河野談話が間違っているかのような印象操作を行っていたのが特徴でした。菅官房長官の答弁も、山田議員の主張を慮りながら、同時に高齢化と死亡された方々がいる慰安婦の方々などの現状を考え検証はするが、河野談話の見直しはしないなどと、韓国を慮るような二枚舌答弁に終始していました。
これもウソを平気で真実であるかのようにゴマカス・スリカエる、最悪の手口です。片山被告と同じです!
日本人は不道徳だという「風評」を世界に拡散することに平気なのです。主観的には正しいことをやっていると、「確信」している山田宏(公式ホームページ )です。この「風評」による「被害」について検証する必要があるように思います。すでに日韓・日中会談が開かれていないことによる「被害」が拡散していることを、国民が自覚すべきでしょう。
何しろ、この人には「真実」という言葉は通用しないのかもしれません。ただ、侵略戦争の資料をきちんと整理し公開しろと要求していたのだけは賛成します。それにしても、この間に集められた「事実」について、この御仁は、勉強していないのでしょう。都合の良いような資料だけを集め都合の悪い資料は黙殺していることは、今日の質疑でも明らかになりました。
旧日本軍の残虐性で新資料/中国・吉林 [2014.5.15]
「慰安婦」強制に新証拠/日本軍、200人をバリ島に連行/関東学院大・林教授ら [2014.4.7]
「河野談話」維持求める学者声明/1617人が賛同 [2014.4.1]
「慰安婦」問題見解 パンフに/全国会議員・各国政府に送付へ/来月2日に発売 [2014.3.26]
歴史の偽造は許されない ――「河野談話」と日本軍「慰安婦」問題の真実/日本共産党幹部会委員長 志位 和夫 [2014.3.15]
河野談話「検証」やめ、見直し論に反論を/志位委員長が指摘 [2014.3.15]
沖縄タイムス 旧軍文書に「慰安所」宮古島での存在裏付け 2014年5月21日 05:21http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=70159
というように、安倍首相派の議員の最大の特徴は、大ウソをつくということです。単なる誤りではありません。そのウソの「事実」を使って、マスコミを通じて国民に遠隔操作をするのです。これは犯罪です!ウソをつく国会議員は信用失墜行為として処罰されるべきです。国民的運動で嘘つき議員を退場させるべきです。
それでは、以下の記事をご覧ください。片山被告評を述べている方は、安倍首相のことを述べている自覚はありません。愛国者の邪論が、テレビを視ていて、これって安倍首相と同じシャン!って勝手にリンクしたのです。このことは、大げさに言えば、現代日本社会の思潮現象、イデオロギー現象と言えると思います。どう名づけるか、目下、検討中です。
PC遠隔操作裁判 片山被告「サイコパス」な偏執的自己愛 2014年5月28日(水)7時0分配信 dot.(ドット)http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/dot-20140528-2014052700098/1.htm
一連の「PC遠隔操作事件」の片山祐輔被告(32)が、ついに「完オチ」した。5月16日、片山被告が出廷中に「真犯人」を名乗る人物からのメールが報道各社に送信された。これを受けて片山被告は改めて「無実」を主張したが、送信元のスマートフォンを河川敷に埋めているところを捜査員に確認されて「自作自演」が発覚。22日の公判では、無罪主張を一転させ、起訴内容をすべて認めた。
片山被告は弁護団に自分が「サイコパス」だと語っているという。サイコパスとはどんな人間なのか。「サイコパスとは俗称で、医学用語ではパーソナリティー障害とも呼びます。他人への迷惑行為に罪の意識がなく、平気でうそをつけるなどが顕著な特徴です。彼は『自己愛性』が強いタイプで、広義のサイコパスのように思えます」(臨床心理士の長谷川博一氏)
このタイプは、自分は特別な存在として優位性を誇示し、誰かをおとしめることで喜びを得る特徴があるという。「警察や弁護士を翻弄(ほんろう)したり、世間の話題となったりすることで、欲求を満たしていたのでしょう。すべてがばれた後で自殺を試みたのは、自己愛の維持が難しくなり、絶望感に襲われたのではないか」(同) 犯行を認めた後、片山被告は自ら、「平気でうそがつける」と言い放っているという。
新潟青陵大学大学院の碓井真史教授は、彼の精神構造をこう分析する。
「これは『演技性』のパーソナリティー障害とみられます。通常、うそをつく場合は罪悪感を覚えますが、この症状があると、次から次へとうそが湧き出て、自分も半分は本当だと信じてしまう。他人に褒められると、うそがどんどん大きくなり、自分でも楽しくなって止められなくなります」
今後、弁護団は精神鑑定の申請を検討するという。保釈中の片山被告と面会したジャーナリストの江川紹子氏もこれに賛同する。「罪を軽くするためというより、彼の『病理』を解明するために必要です。この事件は、警察の誤認逮捕がなければ埋もれていたはず。でも、こうした『心の問題』に起因する事件が、実はたくさんあるかもしれない。だからこそ、精神鑑定してでも真相に迫ってほしい」 過剰な自己愛を守るために、4人もの誤認逮捕「被害者」を生んだ罪は、きちんと償わなければならない。※週刊朝日 2014年6月6日号(引用ここまで)
「片山祐輔が真犯人じゃないか!?」1度は疑った主任弁護人「おやっと思った『自分はサイコパス』」 2014/5/21 15:43http://www.j-cast.com/tv/2014/05/21205292.html
パソコン遠隔操作による殺人予告など一連の事件で、無罪を主張していた片山祐輔被告(32)が一転、「私が犯人です」と事件のすべてが自分の犯行だったことを認めた。片山は保釈を取り消され東京拘置所に再拘留された。
「真犯人メール」のウソばれて観念!「私がすべてやりました」と電話
前日まで無罪を主張し続けた片山被がなぜ自ら真犯人だと打ち明ける心境になったのか。発端は先週15日(2014年5月)、東京・江戸川区の荒川河川敷で何かを埋めるのを捜査員に目撃されたことだった。その翌日に片山が東京地裁に出廷中、「あ。真犯人です」と名乗るメールが報道機関に届いた。そこで捜査員が河川敷を掘り返したところスマホが見つかった。そこにはメールと同じ文面が残され、スマホの付着物から片山のDNA型が検出された。
片山が主任弁護人の佐藤博史弁護士に話したところによると、「母親から『前のような平穏な生活がいつ来るんだろう』と口癖のように言われ、1日も早く裁判を終わらせたい気持ちになってメールを送信した」という。
自作自演がバレたことを知った片山は、東京・江東区亀戸の公園内トイレで自殺を試みたが死にきれず、高尾山に行き、缶入り酎ハイ5缶を買って、飲みながら山中をさまよい自殺を試みたがやはり死にいきれなかったと話しているという。そこで京王線・高尾山口駅から4駅目の山田駅まで行き、ホーム下の退避場所に潜り込んで電車に飛び込もうとしたが、それもできず、その場から佐藤弁護士に電話して一連の事件の犯行を告白した。その夜は新宿区内のホテルに宿泊したという。
連絡絶って再三自殺試みた…これもウソか?薄ら笑い浮かべて連行
佐藤弁護士は片山の無罪主張を疑ったこともあったらしい。「真犯人ついてどう思うか聞いたところ、『嘘が自然につけるサイコパスだと思います』と話し、『実は自分もそうなんです』と言われて、オヤッと思いました」と話している。20日朝、薄ら笑いを浮かべて姿を現した片山を見ると、再三自殺を試みて憔悴した姿とは程遠いい。自殺もまたウソなのではと疑いたくなる印象だった。
萩谷順(法政大学法学部教授)「佐藤弁護士はびっくりしたでしょうね。本人は前日まで無罪と言っていたのだから。かわいそうになってしまいますね」元検事の大澤孝征弁護士「(こういうケースは)たまにありますよ。でも、弁護士まで信じ込ませてしまった片山さんはなかなかのもんだと思いますね。天才ですね。ただ、犯罪に関しては素人で、自分を過信しすぎて墓穴を掘った。捜査当局に現実世界における行動パターンを完全に読まれていたんです」(引用ここまで)
2014年5月21日放送 8:00 - 9:55 テレビ朝日モーニングバード!(ニュース)
スタジオ解説。萩谷順は「佐藤弁護士がかわいそうになってきた」などと話した。
スタジオ解説。大澤孝征が国選弁護と私選弁護の違いを説明。私選弁護の場合は信頼関係が全て。国選弁護の場合は法と良心に基づいて仕事できない唯一の法律家だという。今回の件では、弁護人としては裏切られた気持ちは強いのではないかと話した。
スタジオ解説。片山被告が行方をくらました後の足取りをパネルで振り返った。まず自転車で亀戸の公園へ行き、自殺を図るも失敗。その後、自殺しようと高尾山を徘徊し、近くの山田駅のホームの下、待避所でも死に切れず、佐藤弁護士に電話をした。片山被告は佐藤弁護士に説得され、その日は新宿のホテルに泊まった。
スタジオ解説。宇治原史規は「弁護士をも騙してはいるが、巧妙に用意周到に嘘を組み立てていく感じではない」と話した。大澤孝征は「パソコンに関しては天才だと思うが、犯罪者としては未熟。自分の才能や能力に自信を持っていたに違いない。慢心からほころびを生んだ」と分析した。
スタジオ解説。日本のハイテク犯罪を振り返る。1987年からハイテク犯罪が刑罰の対象に。2010年には高度情報技術犯罪取締犯を設置し、巧妙化するハイテク犯罪に対応している。
スタジオ解説。萩谷順は「日本のハイテク犯罪捜査はまだまだ未熟である」と話した。(引用ここまで)
モーニングバード! - 関東版TVトピック検索 - Goo 2014年5月21日
パソコン遠隔操作事件で「全部自分がやった」と認めた被告。犯行の動機について、最初の事件が簡単にでき『やった』という気持ちになり、引き返せなくなったと供述している。弁護人は被告から「先生すいません」「自分が犯人でした」と直接聞いたという。
被告の裁判出席中に報道機関などに送信されたメール。しかし警視庁の捜査員が被告が河川敷で何かを埋めている姿を目撃していた。被告は、一日も早く裁判を終わらせたい気持ちから真犯人を名乗るメール送信をしたという。
証拠となるスマートフォンが見つかったことを知った被告は姿を消した。弁護士の話によると、自転車で逃走、江東区亀戸付近の公園で自殺を図ったという。その後、高尾山でも自殺を試みたが、またも失敗。さらに鉄道自殺も考えたが、最後まで死にきれず、ようやく弁護士に電話をしたという。
きのう保釈が取り消され、再び東京拘置所に拘留された被告。一連のパソコン遠隔操作事件では誤認逮捕が相次ぎ、その後も挑発的といえる行動をとり続けた。誤認逮捕された三重県の男性の父親が取材に応じ「愚かとしかいいようがない」と話した。
スタジオ解説。萩谷順は「佐藤弁護士がかわいそうになってきた」などと話した。
スタジオ解説。大澤孝征が国選弁護と私選弁護の違いを説明。私選弁護の場合は信頼関係が全て。国選弁護の場合は法と良心に基づいて仕事できない唯一の法律家だという。今回の件では、弁護人としては裏切られた気持ちは強いのではないかと話した。
スタジオ解説。片山被告が行方をくらました後の足取りをパネルで振り返った。まず自転車で亀戸の公園へ行き、自殺を図るも失敗。その後、自殺しようと高尾山を徘徊し、近くの山田駅のホームの下、待避所でも死に切れず、佐藤弁護士に電話をした。片山被告は佐藤弁護士に説得され、その日は新宿のホテルに泊まった。
スタジオ解説。宇治原史規は「弁護士をも騙してはいるが、巧妙に用意周到に嘘を組み立てていく感じではない」と話した。大澤孝征は「パソコンに関しては天才だと思うが、犯罪者としては未熟。自分の才能や能力に自信を持っていたに違いない。慢心からほころびを生んだ」と分析した。
スタジオ解説。日本のハイテク犯罪を振り返る。1987年からハイテク犯罪が刑罰の対象に。2010年には高度情報技術犯罪取締犯を設置し、巧妙化するハイテク犯罪に対応している。
スタジオ解説。萩谷順は「日本のハイテク犯罪捜査はまだまだ未熟である」と話した。(引用ここまで)