愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

これがNHKジャックして政界再編劇の台本の上演を上映するNHK劇場!観客に感動を与えるか!

2014-06-07 | マスコミと民主主義

それでは、橋下氏と石原氏の安倍政権応援のための政界再編劇の一幕ハジマリ!ハジマリ!NHKがどんな原稿を書き、何を伝えようとしているか、NHKの思想と、その手口を検証していきたいと思います。ご覧ください。

前原氏 海江田代表の党運営批判  6月7日 14時48http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140607/k10015049161000.html

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民主党の前原元外務大臣は大阪市内で記者団に対し、野党再編に向けた海江田代表の取り組みは「努力が足りない」と批判し、来年9月末の任期満了を待たずに代表としての出処進退をみずから判断すべきだという考えを示しました。

このなかで民主党の前原元外務大臣は、海江田代表の党運営について「政権を担おうとする政党は、野党どうしをまとめていく取り組みが必要だが、海江田氏の努力は足りなかったのではないか」と述べ、批判しました。そのうえで前原氏は「海江田氏は去年の参議院選挙後に『1年後に成果が出ていなければ代表を続けることをお願いすることはない』と述べており、その総括をどうするかが大事だ」と述べ、来年9月末の任期満了を待たずに代表としての出処進退をみずから判断すべきだという考えを示しました。また前原氏はこれに先立って出演した民放の番組で、今後、日本維新の会の橋下共同代表と同じ党で活動する可能性について質問され、「100%だ」と答えました。(引用ここまで

民主・結い 政策責任者で定期協議へ  6月6日 21時42http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140606/k10015038761000.html

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民主党の海江田代表と結いの党の江田代表が6日夜、東京都内で会談し、両党の連携を探るため、集団的自衛権の行使容認や経済政策などを巡って、来週から政策責任者レベルで定期的に協議していくことで一致しました。

民主党の海江田代表は連携の可能性を探るため、みずから呼びかけて6日、日中、みんなの党の浅尾代表と会談したのに続き、夜には、結いの党の江田代表と会談しました。この中で民主党の海江田氏は「安倍政権に対じする政策をお互いに見つけていくことが大切だ。集団的自衛権の行使など安全保障政策や、経済政策で両党が一致できる点もあるのではないか」と述べました。これに対し結いの党の江田氏も「われわれも政策を大事にする党だ」などと応じ、海江田、江田両氏は両党の連携を探るため、集団的自衛権の行使容認や経済政策などを巡って、来週から政策責任者レベルで定期的に協議していくことで一致しました。(引用ここまで

小野氏 「橋下氏側もう少し多いと思った」  6月6日 17時22http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140606/k10015032091000.html

結いの党の小野幹事長は記者会見で、合流を目指している日本維新の会の橋下共同代表のグループについて、「もう少し多いと思っていた」と述べたうえで、今後、みんなの党などとの連携も模索して、影響力を高めていきたいという考えを示しました。この中で、結いの党の小野幹事長は、日本維新の会の分党に伴い、党所属の議員62人のうち、橋下共同代表側に37人が参加することについて、「もう少し多いと思っていた。ただ、思いが一緒の人だけでスタートしたほうが、その後の飛躍が期待できるのでよかった」と述べました。そのうえで、小野氏は「今後は、みんなの党など、政策の近い政党とも連携し、原点に戻って、地域主権改革などに取り組みたい」と述べ、今後、みんなの党などとの連携も模索して、影響力を高めていきたいという考えを示しました。(引用ここまで

民主・みんな 統一地方選の候補者調整へ  6月6日 19時21http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140606/k10015029401000.html

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民主党の海江田代表とみんなの党の浅尾代表が東京都内で会談し、来年春の統一地方選挙での連携に向けて、両党が掲げる共通政策を検討するとともに、野党どうしの競合を避けるため、候補者の調整を進めることで一致しました。

会談は、民主党の海江田代表の呼びかけで行われ、海江田氏は「自民党の『一強多弱』の状況が続くことは望ましくない。できるだけ連携していくべきだ」と述べました。これに対し、みんなの党の浅尾代表は「われわれが目指すのは政策の実現であり、そのためにはどの党とでも連携する」と応じました。そのうえで、海江田、浅尾両氏は、来年春の統一地方選挙での連携に向けて、両党が掲げる共通政策を検討するとともに、野党どうしの競合を避けるため、候補者の調整を進めることで一致しました。そして、今後、幹事長や選挙対策責任者らを交えて、定期的に会談することを確認しました。会談のあと、海江田氏は記者団に対し、「統一地方選挙だけでなく、政権を狙うのであれば国政選挙でも連携が必要だ。政策面での違いはあるが、協力できる部分で協力することが大切だ」と述べました。

一方、みんなの党の浅尾代表は記者会見で、「地方選挙では、政策が重なる部分があれば、候補者がぶつかるのは避けたほうがよい。ただ、国政選挙は、信頼関係がなければ候補者の調整は難しいので、まずは、両党の選挙対策委員長どうしで、擁立の現状や方針などについて情報交換していく」と述べました。

日本維新の会の橋下共同代表は、6日夕方、記者団に対し、「選挙区調整は、結局、議員の立場を維持したい保身だ。これでは政権奪取はできず、万年野党だ。安倍政権や自民党ができないことをやるのが、野党の使命であり、1つにまとまって政権を奪取すべきだ。海江田代表は、万年野党になりたいのではないか」と述べました。(引用ここまで

憲法解釈変更 みんな・維新にも協力求める  6月6日 0時34http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140606/k10015013031000.html

安倍総理大臣はベルギーで記者会見し、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更について、与党協議を集中的、徹底的に進めるとしたうえで、憲法解釈の変更に理解を示しているみんなの党や日本維新の会などにも協力を求めていく考えを示しました。

この中で、安倍総理大臣は、集団的自衛権などを巡る与党協議について、「日本の近隣で紛争が発生し、避難する邦人の命が危険にさらされているとき、政府は何もできなくていいのか。あらゆる事態に切れ目なく対処できる法整備を行い、隙のない備えをつくっていく観点から、与党協議を集中的、徹底的に進めていただきたい」と述べました。そして、安倍総理大臣は「年末までに日米ガイドラインの見直し作業を完了させることにしており、それに間に合うように本件についての方針が固まっていることが理想的だ」と述べました。

そのうえで、安倍総理大臣は「与党で最終的に結論を得ることが極めて重要だが、同時に、みんなの党、あるいは日本維新の会にも理解を示していただいている。なるべく多くの方々に理解していただくことは、安全保障政策を作成、決定していくうえで大変大切なことだ」と述べ、憲法解釈の変更に理解を示しているみんなの党や日本維新の会などにも協力を求めていく考えを示しました。(引用ここまで

維新分党 それぞれの党首選びが焦点に  66 410http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140606/k10015015831000.html

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日本維新の会の分党に伴い、石原共同代表と橋下両共同代表のそれぞれのグループは、新党結成に向けた準備を急ぐことにしていますが、石原氏が「新党の党首になるつもりはない」と述べ、橋下氏もみずからの去就を明言しておらず、それぞれの党首選びが焦点になりそうです。

日本維新の会は、結いの党との合流を巡る意見の違いから分党することに伴い、党所属議員62人は、橋下氏側に37人、石原氏側には23人が参加し、2人が無所属で活動することが確定しました。これを受けて、それぞれのグループは、新党結成に向けた準備を急ぐことにしています。このうち石原氏は、みずからに近い議員などに、新党の党首に就任することに否定的な考えを示し、NHKの取材に対しても「党首になるつもりはない」と述べました。石原氏は、新党の執行部に、中堅・若手議員を積極的に起用するよう求めていて、今後、石原氏の意向も踏まえ調整が進む見通しです。

一方、橋下氏は5日、結いの党と合流したあとの新党の党首について「選挙を実施して決めるべきだ」と述べる一方、みずからの去就については明言しませんでした。グループ内からは「党の求心力を維持するためには、橋下氏は欠かせない」という声が上がっており、それぞれの党首選びが焦点になりそうです。(引用ここまで

民主 みんな・結いに選挙協力呼びかけ  6月5日 15時46http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140605/k10015000091000.html

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民主党の海江田代表は党の代議士会で6日、みんなの党、結いの党とそれぞれ党首会談を行い、来年春の統一地方選挙や次の衆議院選挙に向けて、候補者調整などの選挙協力を呼びかける考えを示しました。

この中で、民主党の海江田代表は6日、みんなの党の浅尾代表、結いの党の江田代表とそれぞれ党首会談を行うことを明らかにし、「民主党が野党第1党であることをしっかりと踏まえて会談に臨み、虚心たん懐に腹を割って話し合いたい」と述べました。そのうえで、海江田氏は「これまでも両党とは国会で共闘してきたが、来年春の統一地方選挙や次の衆議院選挙で、どのような協力関係を築くことができるか考えなければならない。その際には、民主党の理念や政策を理解してもらうことが原則だ」と述べ、両党に対し、来年春の統一地方選挙や次の衆議院選挙に向けて、候補者調整などの選挙協力を呼びかける考えを示しました。(引用ここまで

石原氏側 来月下旬の新党結成を目指す  6月5日 19時22http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140605/k10015007951000.html

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日本維新の会の分党に伴い、石原共同代表が結成する新党に参加する議員が新党に向けた準備会の初会合を開き、来月下旬の結党を目指して、党名の検討や基本理念などを定めた綱領の策定を急ぐ方針を確認しました。

日本維新の会の分党に伴い、石原共同代表が結成する新党には23人の国会議員が参加する意思を示し、5日夕方、国会内で新党結成に向けた準備会の初会合を開きました。会合では、準備会の座長を務める山田宏衆議院議員が「今の国会の会期末までは、結束を保持して有終の美を飾ることが大事だが、新党の設立準備も急がなければならない。円満に分党して志を達成できるよう、一致結束して努力しよう」と述べました。

そして、来月下旬の結党を目指し、週1回程度、準備会を開き、党名の検討や、「自立」、「新保守」、「次世代」の3つの要素を基に、基本理念などを定めた党の綱領の策定を急ぐ方針を確認しました。会合のあと、山田氏は記者団に対し、「これまでの維新の会の綱領や公約を大幅に変える必要は感じていない。結いの党との関係を巡り進む道は分かれたが、一緒にやっていく機会も来ると思うので、爽やかに、速やかにスタートしたい」と述べました。(引用ここまで

橋下氏 結いとの合流急ぎ野党再編進めたい  6月5日 19時22http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140605/k10015007501000.html

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日本維新の会の分党に伴い、橋下共同代表の党に参加する国会議員らが5日夜、東京都内のホテルで記者会見し、橋下氏は「野党再編が必要だという思いで、この道を選んだ」と述べたうえで、結いの党との合流を急ぎ、さらなる野党再編を進めたいという考えを示しました。

日本維新の会の分党に伴って、橋下共同代表の党には37人の国会議員が参加することになり、松野国会議員団幹事長らが5日夜、東京都内のホテルでそろって記者会見し、橋下氏も大阪からインターネットの会議システムで参加しました。この中で、橋下氏は今回の分党について、「私の力量不足から分党という形になったが、国のためには野党再編がどうしても必要だという思いで、この道を選んだ」と述べました。そのうえで、橋下氏は「国民にしっかりした選択肢を示すためにも、野党が結集しなければならない。

結いの党との合流は、次を目指すための第一歩であり、民主党の一部などとしっかりタッグを組めるようにしたい」と述べ、結いの党との合流を急ぎ、さらなる野党再編を進めたいという考えを示しました。また橋下氏は安倍政権への対応について、「地方分権などの統治機構改革に対する認識が安倍政権はまったく欠けている。野党を結集し、自民党に対抗する勢力を作らなければならない」と述べました。(引用ここまで

維新分党 橋下氏側37人石原氏側23人  6月5日 21時41http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140605/k10015007181000.html

日本維新の会は、分党に伴って党所属の国会議員62人に石原共同代表と橋下共同代表のどちらの党に所属するか5日までに意思表示するよう求めた結果、橋下氏側に37人、石原氏側に23人が参加することが確定しました。

日本維新の会は、結いの党との合流を巡る意見の違いから、党を2つに分ける分党を行うことを決め、党所属の国会議員62人に対し、5日の午後5時までに石原共同代表と橋下共同代表のどちらの党に所属するか意思表示するよう求めていました。その結果、橋下氏側は、結いの党との合流を推進してきた松野国会議員団幹事長や小沢国会対策委員長のほか、橋下氏の地元・大阪選出の議員を中心に37人が参加する意思を示しました。

これに対し、石原氏側には、平沼国会議員団代表や藤井国会議員団総務会長など旧太陽の党を共に結成した議員や石原氏と政治的な立場が近い議員に加え、5日に新たにアントニオ猪木参議院議員も参加の意向を伝え、最終的に23人が参加することが確定しました。

一方、橋下氏側は、当初、参加者を38人と見込んでいましたが、林原由佳衆議院議員は5日に自身のブログで、「石原、橋下両氏で分党を決めた手続きは疑問だ」として、どちらの党にも所属せず、無所属で活動することを表明しました。さらに、西岡新衆議院議員も当面、無所属で活動していくことを明らかにしています。

それぞれ特色見せ国民の期待に応える

日本維新の会の松野国会議員団幹事長は記者団に対し、「近年の政党の離合集散の中で、これほど友好的に2つの党に分けて別々の道を歩むことを決めた例はない。今後は、互いに一番の友党としての関係を維持しながら活動していければと考えており、2つの維新の会が、それぞれの特色を見せていくことで、国民の期待に応えていきたい」と述べました。(引用ここまで

石原氏「新党に22人参加の見通し」  6月4日 22時17分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140604/k10014981851000.html

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日本維新の会の石原共同代表は、4日夜、記者会見し、分党に伴って石原氏側が結成する新党に4日夜の時点でみずからを含め22人の議員が参加する見通しであることを明らかにしたうえで、来月下旬に新党を結成するため準備を急ぐ考えを示しました。

日本維新の会は、結いの党との合流を巡る意見の違いから分党することを決め、党所属議員62人に対し、5日の午後5時までに石原、橋下両共同代表のどちらの党に所属するか、意思表示するよう求めています。こうしたなか石原共同代表は、4日夜東京都内のホテルで記者会見し、平沼・国会議員団代表らが同席しました。このなかで石原氏は、結成する新党に、今夜の時点でみずからを含め22人の国会議員が参加する見通しであることを明らかにしました。そのうえで石原氏は「身命を賭して、本当の保守、新しい保守を実行し、日本の政治に一石を投じたい」と述べ、来月下旬に新党を結成するため、党名や綱領、基本政策の策定などの準備を急ぐ考えを示しました。そして5日、山田宏衆議院議員を座長とする新党準備会を立ち上げることになり、新党のキーワードは「自立」「新保守」「次世代」の3つだとしています。

また石原氏は、新党と安倍政権との関係について「徹底した是々非々だ」と述べました。一方、橋下氏に近い松野・国会議員団幹事長らおよそ30人が、4日夜ホテルで会合を開き、橋下氏側の党にはこれまでに38人の議員が参加する意向を伝えてきていることを確認しました。(引用ここまで

海江田代表 統一選に向け党再建を決意  6月4日 13時46分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140604/k10014959881000.html

民主党は、来年春の統一地方選挙に向けて、党改革を議論する有識者らによる会議の初会合を開き、海江田代表は「残された時間は少なく党の立て直しを急ぎたい」と述べ、みずからの手で党の再建を果たす決意を強調しました。民主党は、来年春の統一地方選挙に向けて、有識者や地方議員を交えて党改革を議論する「党改革創生会議」を設置し、4日に党本部で初会合を開きました。このなかで、海江田代表は「われわれの最大の目標は統一地方選挙だが、残された時間は少ない。精力的に改革案を議論し、方針が出されたら直ちに実行に移すことで、党の立て直しを急ぎたい」と述べ、みずからの手で党の再建を果たす決意を強調しました。

会議では、出席者から「憲法観などの理念や基本政策が異なるほかの党と野党再編に取り組むことは慎重であるべきだ」という指摘や、「政権担当時の経験に縛られず、野党としての立場を鮮明に打ち出すべきだ」といった意見が出されました。会議では、来月末をめどに党改革の具体的な方策を中間報告としてまとめ、党に提言することにしています。(引用ここまで

維新 分党で双方の働きかけ強まる  6月4日 4時27http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140604/k10014954241000.html

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日本維新の会は、党を2つに分ける分党に向けて5日までに所属議員が石原、橋下両共同代表のどちらの党に所属するか意思表示することになっています。
これまでに橋下氏側には35人を超える議員が、石原氏側には15人を超える議員が参加する意向を伝えていて、態度を決めていない議員への双方の働きかけが強まっています。日本維新の会は結いの党との合流を巡る意見の違いから分党することを決め、党所属議員62人に対し5日の午後5時までに石原、橋下両共同代表のどちらの党に所属するか意思表示するよう求めています。
これまでに、橋下氏側には松野国会議員団幹事長ら、結いの党との合流を推進してきた議員や橋下氏の地元・大阪選出の議員を中心に35人を超える議員が参加する意向を伝えています。松野氏は3日夜、橋下氏を支持する議員との会合のあと記者団に対し「態度が未定の議員は2、3人まで絞られてきた」と述べました。一方、石原氏側には旧太陽の党を共に結成した平沼・国会議員団代表らのほか、石原氏と政治的な立場の近い中堅・若手議員など15人を超える議員が参加する意向を伝えています。石原氏に近い中堅議員の1人は「20人以上の参加を目指して、ぎりぎりまで働きかけを続けたい」と述べました。橋下氏側、石原氏側ともに今後の野党再編をにらんで新しい政党の存在感を高めるためにも、分党にあたってできるだけ多くの議員の参加を得たいとしています。そして党内には無所属で活動することも視野に入れている議員など、どちらの党に所属するか態度を決めていない議員がいることから、意思表示の期限を前にこうした議員に対する双方の働きかけが強まっています。(引用ここまで

時論公論 「日本維新の会分裂へ~どうなる野党再編」 解説委員室ブログ (6月6日)

ここに注目! 「維新分党 野党再編は?」   解説委員室ブログ (5月30日)


この4日間、NHKは維新分党問題をどのように報道したか!NHKジャックした安倍政権亜流政党のネライ!

2014-06-07 | 安倍内閣打倒と共産党

安倍政権と真向対決する共産党の動きは黙殺するNHK

この4日間、政治の政界は、安倍首相は戦闘地域と非戦闘地域の区別の撤廃発言をして、国会を逃亡しG7とヨーロッパに外遊、そこにおける自画自賛演説とその報道、そして自民党と公明党の集団的自衛権行使容認のための協議、日本維新の会の分党と民主、結いの党、みんなの党しか存在しないという状況がみられました。一方では中国共産党の天安門事件報道、ウクライナ問題異常と言わなければなりません。その他には、今市市の女児殺害事件などの犯罪事件に国民を注目させていました。

さて、そこで、政界再編をめざす動きがどのような意図を持って行われているか、それをどのように報道しているか、検証していました。

政界再編というニンジンをぶらさげ

安倍首相派の政権温存を謀る政界再編劇

結論は、民主党の分裂のための分党作戦ということでした。この動きが顕著になってきたのが、今日の前原氏の発言です。このネライは、安倍政権に対決を装いながら、安倍政権のすすめる憲法改悪を側面から応援すること、一見対立をしているかのように見せながら、違いは、憲法九条について言うならば、自主憲法を制定するか、当面は解釈改憲で、自衛隊の武力行使を容認する閣議決定を行うか、時間をかけて、国民の理解を得るための地ならしをしていこうとするものです。

その際に、政治の停滞・不満を、官僚機構の改革とか道州制の改革などという一見新しいことをやってくれるのではないかという幻想を振りまきながら、現行憲法の人権尊重主義と国民主権主義を新自由主義政策の断行に相応しいものに改悪していくための時間稼ぎ、その手法が違うだけの話です。橋下維新の会が大阪でやってことを全国に撒き散らしていくだけです。数は力、選挙で勝てば何をやってもオッケーという橋下思想が、そのことを如実に証明しています。

国民の政治参加の気も機会も奪う政界再編劇!

この分党劇と政界再編劇を演出する輩と、それを報道するNHKなど、日本のマスコミに決定的に欠落していることは、

一つには、黒と白を明らかにしないこと、黒と灰色・グレーゾーンしか登場させないことです。だから世論調査においても、政党と政策の違いが判りませんということになり、同時に、政治不信と、いわゆる無党派層が創出されることになります。

二つ目は、政党の消滅劇が演じられることで、「選挙公約違反」が平然とまかりとおること、

三つ目は、政党助成金の獲得劇が行われることで、「正当に選挙された」「代表者」を通じて行動できなくなる事態がつくられること、参政権の形骸化の演出です。

四つ目は、そのことで投票棄権・忌避のなかで、政権政党がその政権を維持していること、こうした事態をつくりだしていることを自ら反省も改善もしないことです。野党一般の、政治一般の責任に転嫁していくのです。そうして自民党型政治が温存されてきたのです。

自民党型政治の温存を謀るNHKの手口は!

それではNHKがどのように彼らの動きを紹介してやったか、どのように国民意識を変えていこうとしているか、検証してみました。掲載した部分は一部です。NHKは、一定の時間が経過すると削除してしまいますので、別項に資料として全文を掲載しておきます。 

前原氏、維新と結託し民主分裂を公表!

前原氏 海江田代表の党運営批判  6月7日 14時48http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140607/k10015049161000.html

このなかで民主党の前原元外務大臣は、海江田代表の党運営について「政権を担おうとする政党は、野党どうしをまとめていく取り組みが必要だが、海江田氏の努力は足りなかったのではないか」と述べ、批判しました。そのうえで前原氏は「海江田氏は去年の参議院選挙後に『1年後に成果が出ていなければ代表を続けることをお願いすることはない』と述べており、その総括をどうするかが大事だ」と述べ、来年9月末の任期満了を待たずに代表としての出処進退をみずから判断すべきだという考えを示しました。また前原氏はこれに先立って出演した民放の番組で、今後、日本維新の会の橋下共同代表と同じ党で活動する可能性について質問され、「100%だ」と答えました。(引用ここまで 

海江田氏、分裂したみんなの党とゆいの党の架け橋で民主再建を!

民主・結い 政策責任者で定期協議へ  6月6日 21時42http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140606/k10015038761000.html

民主党の海江田代表は連携の可能性を探るため、みずから呼びかけて6日、日中、みんなの党の浅尾代表と会談したのに続き、夜には、結いの党の江田代表と会談しました。この中で民主党の海江田氏は「安倍政権に対じする政策をお互いに見つけていくことが大切だ。集団的自衛権の行使など安全保障政策や、経済政策で両党が一致できる点もあるのではないか」と述べました。これに対し結いの党の江田氏も「われわれも政策を大事にする党だ」などと応じ、海江田、江田両氏は両党の連携を探るため、集団的自衛権の行使容認や経済政策などを巡って、来週から政策責任者レベルで定期的に協議していくことで一致(引用ここまで

安倍政権に急接近した渡辺氏排除の分裂だったことを証明!

小野氏 「橋下氏側もう少し多いと思った」  6月6日 17時22http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140606/k10015032091000.html

小野氏は「今後は、みんなの党など、政策の近い政党とも連携し、原点に戻って、地域主権改革などに取り組みたい」と述べ、今後、みんなの党などとの連携も模索して、影響力を高めていきたいという考えを示しました。(引用ここまで

民主分裂策謀に対抗する橋下氏と海江田氏のゆさぶりと浅尾氏の日和見

民主・みんな 統一地方選の候補者調整へ  6月6日 19時21http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140606/k10015029401000.html

会談は、民主党の海江田代表の呼びかけで行われ、海江田氏は「自民党の『一強多弱』の状況が続くことは望ましくない。できるだけ連携していくべきだ」と述べました。これに対し、みんなの党の浅尾代表は「われわれが目指すのは政策の実現であり、そのためにはどの党とでも連携する」と応じました。そのうえで、海江田、浅尾両氏は、来年春の統一地方選挙での連携に向けて、両党が掲げる共通政策を検討するとともに、野党どうしの競合を避けるため、候補者の調整を進めることで一致しました。一方、みんなの党の浅尾代表は記者会見で、「地方選挙では、政策が重なる部分があれば、候補者がぶつかるのは避けたほうがよい。ただ、国政選挙は、信頼関係がなければ候補者の調整は難しいので、まずは、両党の選挙対策委員長どうしで、擁立の現状や方針などについて情報交換していく」と述べました。日本維新の会の橋下共同代表は、6日夕方、記者団に対し、「選挙区調整は、結局、議員の立場を維持したい保身だ。これでは政権奪取はできず、万年野党だ。安倍政権や自民党ができないことをやるのが、野党の使命であり、1つにまとまって政権を奪取すべきだ。海江田代表は、万年野党になりたいのではないか」と述べました。(引用ここまで

「野党」再編に楔を打ち込み「一強他弱」維持を謀り

憲法改悪の地ならしと政権安泰化を謀る安倍首相

憲法解釈変更 みんな・維新にも協力求める  6月6日 0時34http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140606/k10015013031000.html

安倍総理大臣は、集団的自衛権などを巡る与党協議について、「日本の近隣で紛争が発生し、避難する邦人の命が危険にさらされているとき、政府は何もできなくていいのか。あらゆる事態に切れ目なく対処できる法整備を行い、隙のない備えをつくっていく観点から、与党協議を集中的、徹底的に進めていただきたい」と述べました。そして、安倍総理大臣は「年末までに日米ガイドラインの見直し作業を完了させることにしており、それに間に合うように本件についての方針が固まっていることが理想的だ」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「与党で最終的に結論を得ることが極めて重要だが、同時に、みんなの党、あるいは日本維新の会にも理解を示していただいている。なるべく多くの方々に理解していただくことは、安全保障政策を作成、決定していくうえで大変大切なことだ」と述べ、憲法解釈の変更に理解を示しているみんなの党や日本維新の会などにも協力を求めていく考えを示しました。(引用ここまで

維新分党 それぞれの党首選びが焦点に  6月6日 4時10http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140606/k10015015831000.html

日本維新の会の分党に伴い、石原共同代表と橋下両共同代表のそれぞれのグループは、新党結成に向けた準備を急ぐことにしていますが、石原氏が「新党の党首になるつもりはない」と述べ、橋下氏もみずからの去就を明言しておらず、それぞれの党首選びが焦点になりそうです。日本維新の会は、結いの党との合流を巡る意見の違いから分党することに伴い、党所属議員62人は、橋下氏側に37人、石原氏側には23人が参加し、2人が無所属で活動することが確定しました(引用ここまで

みんな・結いの取り込みで民主再建・防衛を謀る海江田氏

民主 みんな・結いに選挙協力呼びかけ  6月5日 15時46http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140605/k10015000091000.html

民主党の海江田代表は6日、みんなの党の浅尾代表、結いの党の江田代表とそれぞれ党首会談を行うことを明らかにし、「民主党が野党第1党であることをしっかりと踏まえて会談に臨み、虚心たん懐に腹を割って話し合いたい」と述べました。(引用ここまで

喧嘩分かれの分裂ではなく協議離婚の分党で偽装するネライは?

石原氏側 来月下旬の新党結成を目指す  6月5日 19時22http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140605/k10015007951000.html

山田氏は記者団に対し、「これまでの維新の会の綱領や公約を大幅に変える必要は感じていない。結いの党との関係を巡り進む道は分かれたが、一緒にやっていく機会も来ると思うので、爽やかに、速やかにスタートしたい」と述べました。

みんなとゆいをそれぞれ吸収して安倍政権との偽装対決を演じる

橋下氏 結いとの合流急ぎ野党再編進めたい  6月5日 19時22http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140605/k10015007501000.html

日本維新の会の分党に伴い、橋下共同代表の党に参加する国会議員らが5日夜、東京都内のホテルで記者会見し、橋下氏は「野党再編が必要だという思いで、この道を選んだ」と述べたうえで、結いの党との合流を急ぎ、さらなる野党再編を進めたいという考えを示しました。橋下氏は今回の分党について、「私の力量不足から分党という形になったが、国のためには野党再編がどうしても必要だという思いで、この道を選んだ」と述べました。
そのうえで、橋下氏は「国民にしっかりした選択肢を示すためにも、野党が結集しなければならない。結いの党との合流は、次を目指すための第一歩であり、民主党の一部などとしっかりタッグを組めるようにしたい」と述べ、結いの党との合流を急ぎ、さらなる野党再編を進めたいという考えを示しました。また橋下氏は安倍政権への対応について、「地方分権などの統治機構改革に対する認識が安倍政権はまったく欠けている。野党を結集し、自民党に対抗する勢力を作らなければならない」と述べました。(引用ここまで

維新分党 橋下氏側37人石原氏側23人  6月5日 21時41http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140605/k10015007181000.html

日本維新の会の松野国会議員団幹事長は記者団に対し、「近年の政党の離合集散の中で、これほど友好的に2つの党に分けて別々の道を歩むことを決めた例はない。今後は、互いに一番の友党としての関係を維持しながら活動していければと考えており、2つの維新の会が、それぞれの特色を見せていくことで、国民の期待に応えていきたい」と述べました。(引用ここまで 

大東亜戦争・憲法・安全保障で安倍氏と一連托生!

「是々非々」は応援の代名詞!

 

石原氏「新党に22人参加の見通し」  6月4日 22時17http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140604/k10014981851000.html

石原氏は「身命を賭して、本当の保守、新しい保守を実行し、日本の政治に一石を投じたい」と述べ、来月下旬に新党を結成するため、党名や綱領、基本政策の策定などの準備を急ぐ考えを示しました。石原氏は、新党と安倍政権との関係について「徹底した是々非々だ」と述べました。(引用ここまで

野合集団の民主の本質は変わらず!

安倍政権に対抗する役割紹介でお茶を濁すNHK

海江田代表 統一選に向け党再建を決意  6月4日 13時46http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140604/k10014959881000.html

海江田代表は「われわれの最大の目標は統一地方選挙だが、残された時間は少ない。精力的に改革案を議論し、方針が出されたら直ちに実行に移すことで、党の立て直しを急ぎたい」と述べ、みずからの手で党の再建を果たす決意を強調しました。会議では、出席者から「憲法観などの理念や基本政策が異なるほかの党と野党再編に取り組むことは慎重であるべきだ」という指摘や、「政権担当時の経験に縛られず、野党としての立場を鮮明に打ち出すべきだ」といった意見が出されました。(引用ここまで

第三極「日本維新の会」の有権者への責任思想なし!

維新 分党で双方の働きかけ強まる  6月4日 4時27http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140604/k10014954241000.html

橋下氏側、石原氏側ともに今後の野党再編をにらんで新しい政党の存在感を高めるためにも、分党にあたってできるだけ多くの議員の参加を得たいとしています。そして党内には無所属で活動することも視野に入れている議員など、どちらの党に所属するか態度を決めていない議員がいることから、意思表示の期限を前にこうした議員に対する双方の働きかけが強まっています。(引用ここまで 

偽りの偏向野党論に基づく政界再編論は安倍政権応援団の証

時論公論 「日本維新の会分裂へ~どうなる野党再編」 解説委員室ブログ (6月6日)

1点目の橋下氏の党と結いの党の動きです。合併に向けた動きが加速することは間違いありません。維新と結いは道州制の導入などの基本政策ではすでに合意二つ目の焦点は野党第一党…橋下氏周辺は…民主党内に揺さぶりをかける狙いがありました。実際、前原元代表は海江田執行部に対し、党の支持率が低迷しいている現状の克服や野党協力の推進にどう取り組んだのか、この一年間の総括を求める考えを示しています。その前原氏は橋下・江田両氏と意見交換を続けているほか、民主党の有志議員ともに集団的自衛権の行使を限定的に容認する法案の骨子をまとめ…細野前幹事長は橋下氏の党と結いの党が合併すれば、民主党は国会で統一会派結成の可能性を検討すべきだと

…海江田氏と距離を置く議員を中心に、野党再編を視野に入れた発言が続いています。…海江田氏は橋下氏らの動きには一線を画し、野党再編よりも党再建を優先する…海江田執行部に近い議員は民主党が綱領で「不公正な格差の是正」に取り組むと宣言していることを上げ、『「競争重視」「市場重視」を掲げる維新と組めば、自民党との対立軸にならない』と主張…こうした議員はきのう、集団的自衛権行使容認に反対する勉強会を立ち上げました。維新と一線を画す狙いも…このように民主党では党の再建と野党再編、どちらを重視するかで、路線対立が起きており、一部の議員が橋下氏らの新党に参加する可能性もささやかれ…対立が先鋭化すれば党の分裂につながる…

石原新党の動きは安倍政権の行方に影響を与える…石原氏は安倍総理に対し、政策実現には公明党との関係を見直すべきだと迫った…与党協議が行き詰まれば、石原新党は安倍政権に協力する…みんなの党も憲法解釈の変更に賛意を示し…安倍政権は関連法案を石原新党やみんなの党の協力を得て、成立させるという選択肢を得ました。

政界は、いま「自民党の一強多弱」と言われ…野党各党はこれに正面から向き合い、問題点を明らかにする役割があります。そして、みずからが政権を担えば、こうした問題にどう取り組むかを、国民に理解してもらう必要があります。野党は野党としてのきちんと役割を果たせるかどうかが、国民の期待に応えることになり、ひいては政権に近づく第一歩となるのではないでしょうか。(引用ここまで 

安倍政権に真向対決勢力は排除・黙殺!

ここに注目! 「維新分党 野党再編は?」   解説委員室ブログ (5月30日)

当面の焦点は、まず、与党がまとまるかどうかですから、直ちに大きな影響はないと思います。むしろ、自民党に考えが近い石原新党の誕生は、安倍政権に有利に働くという見方もあります。一方、維新の会は、集団的自衛権の容認には前向き、結いの党は、慎重という立場です。両者が合流後、この問題にどのようなスタンスで臨むかが注目されます。(引用ここまで 


神戸新聞社説にみる憲法平和主義のリアリズムの欠如思想が安倍暴走の放置・容認の最大の要因!

2014-06-07 | 憲法

 

日本国憲法の平和主義の外交論が貧困な神戸新聞社説

以下の神戸新聞の大ウソ社説には呆れました!比較的まともなことを書いていると評価している愛国者の邪論ですが、この社説だけは、一体この新聞社は、日本の政治と国民の運動を真摯な眼で視ているのか!と罵倒したいような気分に駆られました!こんな目線、特に上から目線が、日本の政治の退廃化をつくりだし、育て、野放しにしてきた証左であることを強調し、検証してみることにしました。以下、社説に書かれた部分にみられる社説子の思想を検証してみます。

 1.安倍晋三首相には憲法解釈変更による行使容認という結論しか見えていないようだ。

今頃になってこんなことを言っているのは、ピンボケではないのか!安倍首相の言動を視れば、「憲法解釈変更の意図」は明瞭ではないのか?こんなことも判らず、記事を書くとは何事か!それにしても、このようなフレーズを最初に持ってくる意図は何か!

2.年末の日米防衛協力指針改定に間に合うよう、早期決着を求める考えを鮮明にした

何故、「日米防衛力指針改定」と憲法解釈を一体的に考えているか、明瞭なのに、そのことを述べないことの意味は、日米軍事同盟容認思想があるからですが、日本の憲法解釈をアメリカの軍事路線に優先させることそのものが、国家的従属していることを示しています。憲法が優位か、日米軍事同盟が優位か、神戸新聞は、その立場を明らかにすべきです。この問題に触れずして、政治を語ることはできないはずですが、この問題をタブー視しているのです。ここに国民世論が混迷している最大の理由があります。

3.首相ペースで検討が進む状況に危うさを感じる人は少なくない

首相ペースで検討を進めさせているのは、首相の言動しか報道しないことに、最大の原因があります。反対勢力の動きを首相発言の矛盾、コロコロ変わる発言の矛盾を暴いていかないマスコミの責任は免罪しています。「危うさを感じる」国民が「少なくない」のは何故か、全く判っていません。

4.丁寧な手続きと議論

何が丁寧な手続きなのか、何が丁寧な議論か、全く明らかにしていません!憲法の原則に逸脱して、どんどん土俵を広げてきている安倍首相の言動と手口を批判しないマスコミの責任を免罪する手口が、この丁寧な説明と議論です。ボタンの掛け違いを容認しておいて、その掛け違ったボタンをどんどんその場その場で掛けていっているからこそ、今日の安倍首相の言いたい放題に対して「危うさ」を感じる国民が「少なくない」のです。

5.深刻なのは、国民の懸念を受け止め、政権の暴走に歯止めをかける政治勢力が見当たらない

神戸新聞の社説子の思想が浮き彫りになっているのは、この一言に尽きるということです。以下も記事をご覧ください。

濃毎日 首相と集団的自衛権/考えているのか命の重さ 2014/6/1 10:05
http://www.shinmai.co.jp/news/20140601/KT140531ETI090003000.php

空自、改憲先取り研究 06年に報告書/衆院委 笠井氏追及に政府認める/敵基地攻撃・対核兵器作戦… [2014.6.7]

紛争 平和的解決こそ/赤嶺議員「イラク戦争教訓に」/衆院安保委 [2014.6.7]

「指紋」協定の承認案可決/人権侵害の懸念/井上議員反対  [2014.6.7]

集団的自衛権行使の6条件/井上議員 半分は一般要件 憲法縛りなくなる [2014.5.30]

論戦ハイライト 集団的自衛権の本質 浮き彫りに/米国の戦争のために日本の若者が血を流す/衆院予算委 志位委員長が追及 [2014.5.29]

6.政権の暴走に歯止めをかける政治勢力=民主党・日本維新の会の分裂で、政権への接近を図る野党勢力・自民党内の慎重派

神戸新聞には、ここに登場する政党しか視えていないのでしょうか?視ていないのでしょうか。これではサッカーの試合で、一方のチームの動きしか報道していないことと同じです。何故か。自民も民主も維新も、大枠では同じであることは、その政策を視れば明瞭だからです。同じ穴のムジナです。安倍首相派の亜流政党の動きしか国民に報せていないのですから、政治が面白くないのは当然です。これが真向対決する勢力の動きを、その都度詳しく、時にはビデオとか、スローモーションを交えて報道するようになれば、あのサッカーの興奮のような事態が、政治の分野でも巻き起こることは明らかです。

7.「集団的自衛権が行使できないと、国民の命と平和な暮らしを守れない」

集団的自衛権行使が、「国民の命と平和な暮らし」を守ってきたか、これまでの歴史を視れば明らかです。またこの論理を、現在の日本の「国民の命と暮らし」に当てはめてみれば、政権政党である自公が、どのような犯罪的役割を果たしてきているか、一目瞭然です。政治の結果事実を神戸新聞は真摯に視ているのか、大いに疑問です。

8.自衛隊員が危険にさらされる事態

「危険にさらされる」とはどのようなことか、危険にさらされなければならないのは何故か、危険にさらされてこなかったのは何故か、などリアルに解明すべきです。自衛官の命が失われるということが、どのようなことか、どのような意味を持つのか、想像力を働かせているのか、大いに疑問です。全く他人事です。命の危険にさらされている自衛官とそのご家族の思いに寄り添う記事かどうか、そこがポイントです。

9.海外での武力行使を可能にする憲法解釈変更を目指しながら、一方で「憲法が掲げる平和主義を守り抜く」と熱弁する

この矛盾を解明することこそ、マスコミの責任です。安倍首相の言動の不一致、ゴマカシを暴くことこそ、国民に真実の情報を報せる責任があるということです。このことを暴いていないこと、追及していないことが、安倍首相の言いたい放題、やりたい放題を許しているのです。丁寧な説明といいながら、国会会期中に、国会を抜け出して海外で、勝手に「公約」を表明している安倍首相の手口を容認しているのは、マスコミの突っ込みの弱さにあることは明らかです。

10.首相が語らないリスクや矛盾を明らかにし、集団的自衛権の本質に迫る議論が必要だ

首相に陸句を語らせるのはマスコミの突っ込みの弱さがあるからです。集団的自衛権の本質に迫る必要があるのは当然です。であるならば、討論会を企画しろ!ということです。やり方は多様です。国家のあり方を問う集団的自衛権行使容認と憲法解釈の改悪問題について、国会の議論だけで、しかもテレビの放映は限定的、しかも各党によって時間制限があるというなかで、垂れ流されている情報は、安倍首相の言動、政府の動き、政権政党の動きが中心です。これでは国民にとって、本当に知りたい情報は流されているとは言えません。これが公平・中立と言えるでしょうか。

11.厳しさを増す国際情勢を見渡すと、国民の命と平和を守り、国際紛争の解決に貢献する方策を真剣に考えるべき時期に来ている。

「厳しさを増す国際情勢」に対して、危機を作り出している最大の要因は何か、全く触れていません。他人事です。尖閣問題の発端は何か。領土問題の背景は何か、価値観を共有しているとされている韓国と首脳会談が開催されていないのは何故か、など、日本の外交姿勢に問題なしとの認識を前提にした報道では、解決の糸口が見えてこないのは、この間の事実が示しています。

(1)尖閣・竹島・北方領土、慰安婦、戦争認識など、侵略戦争の負の遺産の解決を怠ってきたことと、それに関して発生している政治家の挑発的言動について、不問に付しています。

(2)この歴史認識問題は、ポツダム宣言を受託し、侵略戦争を反省して制定された日本国憲法をないがしろにしてきた戦後政治と無関係ではありません。このことについて黙殺しています。

(3)同時に、この正当化する勢力が憲法違反の日米軍事同盟を容認し深化させようとしていることを黙殺しています。

(4)こうした事情を無視して中朝の危機を野放しにして「脅威」を煽り、「軍事的抑止力」の強化によって解決するのだ、とする「軍事優先抑止力」論で、問題の解決が可能である、との幻想を振りまいているのです。

(5)口では「平和的解決」などと、憲法九条の理念を語っていますが、集団的自衛権行使容認・憲法解釈の改悪が抑止力の強化になるなどと強弁しているのです。全く矛盾しているのですが、このことを追及されていません。神戸新聞がその模範です。そうして対話優先主義を放棄しているのです。対中包囲網作戦が、対話を、そして「平和的解決」の名に値しないものであることは明瞭です。

(6)国際情勢の「厳しさ」は、戦争や武力行使、武力の威嚇などによって解決するのではなく、「非軍事的手段」による解決しか有り得ないこと、憲法9条の紛争の解決方法とは、戦争や武力行使、武力による威嚇=脅しを使うのではなく、交流と連帯、対等平等の立場にたった対話と経済・文化・人的交流の促進こそ、真の平和的解決であることを日本国中に広げることです。そのために神戸新聞は何をなすべきか!です。

12.国連の停戦監視団への自衛隊派遣など平和憲法の中でこそ可能な方策を模索すべき

平和憲法の中でこそ可能な」方策とは、神戸新聞の場合は、「自衛隊の国連監視団派遣など」という平和憲法論しかないのでしょうか。このような曖昧な「方策」しか示していないからこそ、安倍首相の武器使用に、その根拠を与えているのです。自衛隊の派遣論と平和憲法論は、どこでどのように関連しているのか、全く表明・解明されていません。自衛隊の国連監視団派遣が平和憲法を活かすことなのか、極めて曖昧です。ここに安倍首相式のトリックにハマッってしまうのです。このことに気づいていないというか、気づいているものの、反対の論陣を張れない神戸新聞の弱点、思想が浮き彫りになっています。

13.「積極的平和主義」の中身について徹底した論戦を挑む。そんな政治勢力の結集を望む。

「『積極的平和主義』の中身」とは何か、具体的には、「国連の停戦監視団への自衛隊派遣など」という狭い内容・枠組みしか想像できない貧困な神戸新聞の「平和憲法」論だからこそ、また現実の「政治勢力」が、どのような論陣をはって、「論戦」して、運動化しているか、全く視ていないからこそ、安倍首相の身勝手な言動を許しているのだと思います。以下日本国憲法の平和主義を具体化する記事を掲載しておきます。こうした動きを神戸新聞はじめ日本のマスコミがどれだけ把握し報道しているか、そのことが試されているのです。

 

「北東アジア平和協力構想」を提唱/大会決議案 志位委員長が報告  [2013.11.13]

日米中含む戦争放棄条約を/インドネシア大統領が呼びかけ  [2013.12.14]

「東アジア不戦条約を」/インドネシア外相 各国に提唱  [2014.1.9]

中南米カリブ海諸国共同体/戦争放棄地帯宣言を/首脳会議で議長国キューバ  [2014.1.30]

貧困一掃へ共同/中南米カリブ首脳会議閉幕/「多国籍企業は責任を」  [2014.1.31]

中南米カリブ海諸国共同体・首脳会議/平和地帯宣言を採択  [2014.1.31]

核兵器禁止 法的拘束力ある基準を/メキシコ国際会議閉幕/議長総括を発表  [2014.2.16]

核兵器影響 国際会議が開幕/非人道性に焦点/メキシコ 140超す政府代表・NGOなど [2014.2.15]

ASEAN 首脳会議/共同体設立で平和繁栄/域外国との協力も強調  [2014.5.13]

今マスコミが問われているのは、以下の記事の内容についてどのような意見表明を行うか、です

報道各社“権力監視”どこへ/首相、メディア関係者と会食/靖国・消費税・集団的自衛権 その夜に… [2014.5.30]

神戸新聞 自衛権と民意/懸念の受け止め先がない 2014/6/7 6:06
http://www.kobe-np.co.jp/column/shasetsu/201406/0007029261.shtml

 集団的自衛権をめぐる与党協議の攻防が続く中、安倍晋三首相には憲法解釈変更による行使容認という結論しか見えていないようだ。 首相は5日の記者会見で「与党協議を徹底的、集中的に進めてほしい」とし、年末の日米防衛協力指針改定に間に合うよう、早期決着を求める考えを鮮明にした

 国民の賛否は真っ二つに割れ、首相ペースで検討が進む状況に危うさを感じる人は少なくない

 共同通信社が5月に実施した世論調査では、集団的自衛権の行使に賛成と答えた人のうち21%が憲法改正の手続きを踏まない解釈変更に反対だった。64%は時期にこだわらず議論すべきだ、と答えた。

 国民は立場を超えて丁寧な手続きと議論を望んでいる。国のかたちを一内閣の意向で変えようとする憲法解釈変更は法治国家として越えてはならない一線だ。その危機感は広く浸透しているとみていいだろう。

 深刻なのは、国民の懸念を受け止め、政権の暴走に歯止めをかける政治勢力が見当たらないことだ。

 民主党は集団的自衛権への賛否が混在する上、海江田万里代表の交代を求める動きが顕在化し、一丸となって政権に対峙(たいじ)する迫力に欠ける。日本維新の会の分裂で、政権への接近を図る野党勢力もありそうだ。

 自民党内の慎重派は息を潜め、与党内のブレーキ役を公明党に丸投げしたかのようだ。

 安倍首相は「集団的自衛権が行使できないと、国民の命と平和な暮らしを守れない」と主張する。だが、行使によって「普通の軍隊」と見なされ、自衛隊員が危険にさらされる事態には触れようとしない。

 海外での武力行使を可能にする憲法解釈変更を目指しながら、一方で「憲法が掲げる平和主義を守り抜く」と熱弁する。首相が語らないリスクや矛盾を明らかにし、集団的自衛権の本質に迫る議論が必要だ。

 ただ、厳しさを増す国際情勢を見渡すと、国民の命と平和を守り、国際紛争の解決に貢献する方策を真剣に考えるべき時期に来ている。世論を二分する憲法解釈変更に踏み出す前に、国連の停戦監視団への自衛隊派遣など平和憲法の中でこそ可能な方策を模索すべきである。

 首相の言う「積極的平和主義」の中身について徹底した論戦を挑む。そんな政治勢力の結集を望む。(引用ここまで


ノルマンディー上陸作戦70年記念式典にメルケル首相の活躍を伝えないNHKの安倍首相応援の意図は!

2014-06-07 | 歴史

敗戦国ドイツの役割を伝えない意図は!

安倍首相の大東亜戦争正当化政治を免罪容認する意図は! 

ノルマンディー上陸70年記念式典がウクライナ問題を通してヨーロッパの危機回避をさぐる首脳会談となっていることを伝えるニュースが飛び込んできました。ところが、NHKはどうでしょうか?ドイツのメルケル首相が参加し、どのような役割を果たしたか、一言も触れていません。関心はオバマ・プーチン会談に集まっていますが、それだけで、この問題の解決の糸口が解けるこよはないでしょう。EU問題が中心だからです。そのように考えると、当然ドイツのメルケル首相の役割も大きいはずです。

愛国者の邪論がドイツのメルケル首相の役割に注目したのは、この記念式典の内容と性格にあります。この記念式典は戦勝国の式典だということです。そこに敗戦国の首相が参加し、ウクライナ問題でウクライナとロシアの首脳の橋渡しをしていることです。これそのものの意味は、実に大きなものがあるということです。戦争責任問題を克服しなければ、このような式典には参加しないということ、戦勝国は、敗戦国の苦悩を理解したうえで、戦後の敗戦国ドイツの役割を認めて、ウクライナ問題の仲介役を託していること、そこに大きな歴史のシンポを思うのです。

このことはアジア、とりわけ安倍首相派の言動と比べてみると、いっそう大きな意味をもっていることが浮き彫りになります。安倍首相派は、侵略戦争であった大東亜戦争を正当化し、侵略戦争認識を認めていません。そのことについては、繰り返しません。このことについて、中韓朝の不信感、アジアの眼は、厳しいものがあることは、経済進出と自衛隊の進出にあたってミャンマーにおける反応にも如実に出ていることを先に紹介したとおりです。

問題は、こうした声があるにもかかわらず、安倍首相派や日本の一部のマスコミは、国民に、この事実を覆い隠していることです。このことで、安倍首相の言動を容認し、応援しているのです。そこに最大の知的・道徳的退廃があることを、声を大に強調しておかなければなりません。

安倍首相はG7において、「積極的平和主義」の名の下に、「人権・民主主義と「法の支配」をコピーに。「力の支配」を押し通そうとしている中国を批判し、「対中包囲網」作戦を展開していましたが、第二次世界大戦に対する歴史認識を根本的に取り違えている安倍首相の手口は、この記念式典を見る限り見透かされているようです。

気の毒なことには、安倍首相は、こうした欧米の手法について、完全に無頓着というか、無知・無理解の反応を示しているのです。それは集団的自衛権行使容認の閣議決定を今国会期間中になんとしてもやってしまおうとする策謀に象徴されています。安倍首相の頭の中は、おそらく、G7における発言が、欧米に理解されたものと、錯覚・確信してしまっているということで、いっぱいになっているのでしょう。

そこに大きな落とし穴があることを安倍首相派は全く理解していません。しようとも思っていません。それは、敗戦国ドイツと同じ敗戦国であるイタリアと、日本が侵略戦争に対する態度が全く違っていることを理解していないことに最大の原因があります。安倍首相は、今回のイタリア訪問でも、自分が理解されたと思い込んでいるのです。そこに、国内で強気に出ている最大の要因がある訳ですが、肝心要の中国や韓国との対話ができていないことを、中韓の責任に転嫁していることによる対話の未開催という構図、このことを欧米との比較で見ることすらできていないのです。裸の王様ならぬ裸のアベコベ宰相と言えます。

こうした安倍首相派の自惚れ・傲慢・歴史修正・偽りの積極的平和主義を放任しているのは、以下のNHKの報道に視るように、マスコミの応援団ぶりに、その最大の原因があることを、声を大にして強調しておきます。

このことは、サンフランシスコ平和条約発効日を独立記念日として式典を開催した厚顔無恥ぶり、日本国家の最高法規である日本国憲法の施行記念日に国家として式典も開催しない、談話も発表しないことに端的に示されています。しかも、このことを不思議に思わない、単なる祝日として存在している日としてしか想像できない日本の歴史に対する冒涜観があるということも、声を大にして強調しておきます。

以上の目線で、以下の記事をご覧ください。その点でみると、朝日と毎日が、健闘していることを、大いに評価しておきたいと思います。 

戦争認識と憲法平和主義外交は切り離せない!

その中で、今日の朝日にはアッパレを送りたいと思います。朝日の10面「国際」は、以下の見出しで構成されています。以下ご覧ください。

米ロ大統領が会談 ノルマンディー上陸作戦70年 (2014/06/07)

第2次世界大戦を連合国側の勝利に導いた「ノルマンディー上陸作戦」から70年を迎えた6日、フランス北西部ノルマンディー地方で記念式典が開かれた。旧連合国や旧敵国ドイツの首脳らが出席。ロシアのプーチン大統領とオバマ米大統領の会談が、ウクライナ危機後初めて実現した。▼10面=対話へ一歩米側によると、米ロ首脳は10~15分ほど会談。ロシア側によると、ウクライナ東部で続く武力衝突の早期停止が重要、との…

アジアにない和解の姿 ノルマンディー作戦70年 ヨーロッパ総局長・梅原季哉(2014/06/07)

「人類の歴史の方向性もかかっていた」(オバマ米大統領)ノルマンディー上陸作戦開始から70周年にあたる6日。快晴の現地で開かれた式典には、前日までブリュッセルの欧州連合(EU)本部であったG7首脳会議に出席していた7人の政府首脳のうち、米欧カナダの5人が顔をそろえた。残りの2人のうち、G7にレンツィ首相が出ていたイタリアは、ノルマンディーにはナポリターノ大統領を出した。一方、ウクライナ危機での…

欧米・ロシア、対話へ一歩 ウクライナ危機、打開探る ノルマンディー作戦70年 (2014/06/07)

ノルマンディー上陸作戦70年を記念する式典で、ロシアのプーチン大統領が、関係が冷え切っていたオバマ米大統領、ウクライナ次期大統領のポロシェンコ氏と相次いで対話した。だが、その前途は多難だ。▼1面参照ロシア抜きで開かれた主要国(G7)首脳会議から一夜明けた6日。フランス北西部・ノルマンディーの地で、米国、ウクライナとロシアとの対話の機運が芽生えた。6日昼、激戦地ウイストレアムの近くで開かれた…

中国が日本批判 「なお歴史逆行」 (2014/06/07)

中国外務省の洪磊副報道局長は6日の定例会見で、ノルマンディー上陸作戦の開始から70年になることを受けて、「ドイツの誠実なざんげは全世界の信頼を勝ち取った。しかし、アジアの加害者であり敗戦国の日本の指導者は、依然として歴史に逆行し、侵略を否定している」と安倍晋三首相を批判した。洪副報道局長は「日本の指導者のこのようなやり方は国際社会で広く非難を受けた」との見方を主張した上で、…

米ロ大統領が会談 ノルマンディー上陸作戦70年式典 (2014/06/07)

第2次世界大戦を連合国側の勝利に導いた「ノルマンディー上陸作戦」から70年を迎えた6日、フランス北西部ノルマンディー地方で記念式典が開かれた。旧連合国や旧敵国ドイツの首脳らが出席。ロシアのプーチン大統領とオバマ米大統領の会談が、ウクライナ危機後初めて実現した。米側によると、米ロ首脳は参加者による昼食会の機会に、10~15分ほど会談。ロシア側によると、ウクライナ東部で続くウクライナ現政権と親ロシア・・・

朝日 米ロ大統領が会談 ノルマンディー上陸作戦70年式典

第2次世界大戦を連合国側の勝利に導いた「ノルマンディー上陸作戦」から70年を迎えた6日、フランス北西部ノルマンディー地方で記念式典が開かれた。旧連合国や旧敵国ドイツの首脳らが出席。ロシアのプーチン大統領オバマ米大統領の会談が、ウクライナ危機後初めて実現した。

 米側によると、米ロ首脳は参加者による昼食会の機会に、10~15分ほど会談。ロシア側によると、ウクライナ東部続くウクライナ現政権と親ロシア派による武力衝突の早期停止が重要、との認識で一致した。プーチン氏は昼食会前に、メルケル独首相を交えてウクライナの次期大統領に決まったポロシェンコ氏とも初めて言葉を交わした。ロイター通信によると、ウクライナ危機の打開策や経済状況について意見を交換したという

NHK ノルマンディー上陸作戦70年で式典 6月6日 19時07http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140606/k10015036611000.html

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第2次世界大戦のノルマンディー上陸作戦から70年を記念して開かれた式典で、アメリカのオバマ大統領は「この勝利が後世の安全保障を形づくり、民主化の動きを広めた」と述べるとともに、自由のために戦うアメリカの姿勢は変わらないと強調しました。ノルマンディー上陸作戦は第2次世界大戦中の1944年6月6日、アメリカ軍を主体とする連合軍がナチスドイツに占領されていたフランス北西部のノルマンディーの海岸から上陸したもので、70年となる6日午前、日本時間6日午後6時ごろから、フランスとアメリカによる記念式典が開かれました。この中で、オバマ大統領は「ノルマンディーは、民主主義の足がかりとなった。われわれの勝利は、20世紀を決定づけただけでなく、後世の安全保障を形づくった」と評価しました。そのうえで、「われわれは、かつての敵を新しい同盟国に変えるために取り組み、新たな繁栄を築いた。この70年、民主化の動きが広がった」と述べ、連合国側の勝利をたたえるとともに、自由のために戦うアメリカの姿勢は変わらないと強調しました。このあと、現地では、オランド大統領主催による昼食会やアメリカとフランス以外の国々も参加する全体の記念式典が開かれ、ロシアのプーチン大統領やウクライナのポロシェンコ次期大統領も出席する予定です。この機会にウクライナ情勢を巡って対立するオバマ大統領とプーチン大統領がことばを交わし、事態打開のきっかけにつながるのかどうかが注目されます。

ノルマンディー上陸作戦とは

ノルマンディー上陸作戦は第2次世界大戦中の1944年6月6日、アメリカ軍を主体とする連合軍が、ナチスドイツに占領されていたフランス北西部のノルマンディーの海岸から上陸したものです。作戦の記録を伝えるイギリスの博物館によりますと、この日に上陸した兵士はおよそ15万6000人で、連合国側が勝利する大きな転機となった史上最大の作戦といわれています。
また、10年前の2004年に行われた60周年の記念式典では、ロシアが初めて招かれてプーチン大統領が出席し、連合国の一員としてのロシアと欧米の結束を確認する象徴的な場となったいきさつもあります。(引用ここまで

NHK ノルマンディー上陸作戦70年記念式典始まる  6月6日 22時50http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140606/k10015040891000.html

フランス北西部のノルマンディー地方で、第2次世界大戦中の上陸作戦から70年となるのを記念する式典が、アメリカやロシアなど19か国の首脳らが参加して、日本時間の6日午後10時すぎから始まりました。ノルマンディー上陸作戦は第2次世界大戦中の1944年6月6日、アメリカ軍を主体とする連合軍が、ナチスドイツに占領されていたフランス北西部のノルマンディー地方に上陸し、連合国側の勝利を決定づけたものです。式典は、この作戦から70年となるのを記念して、上陸地点の1つとなった海岸を会場に行われ、イギリスのエリザベス女王やアメリカのオバマ大統領のほか、ロシアのプーチン大統領、それに、ウクライナで大統領に当選したポロシェンコ氏ら19か国の首脳らが招かれました。式典では、フランスのオランド大統領が演説を行ったあと、特別に設けられた舞台で、戦時中のヨーロッパや戦後の復興などを表現した劇が披露されることになっています。(引用ここまで

NHK ノルマンディー上陸作戦式典「戦争の回避を」 6月7日 5時06http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140607/k10015044571000.html

第2次世界大戦中のノルマンディー上陸作戦から70年となるのを記念する式典がフランス北西部で開かれ、オランド大統領はウクライナ情勢を念頭に、「争いが戦争へと拡大するのを防がなければならない」として各国の協力を呼びかけました。ノルマンディー上陸作戦は第2次世界大戦中の1944年6月6日、アメリカ軍を主体とする連合軍がナチスドイツに占領されていたノルマンディー地方に上陸したものです。作戦からちょうど70年の6日、上陸地点の1つとなった浜辺を会場に記念式典が開かれ、アメリカのオバマ大統領やロシアのプーチン大統領、それに、ウクライナのポロシェンコ次期大統領など19か国の首脳らが招かれました。オランド大統領は演説を行い、ウクライナ情勢を念頭に「争いが戦争へと拡大するのを防がなければならない」として、事態打開に向け各国が協力するよう呼びかけました。今回の式典は、その開始前に、プーチン大統領がオバマ大統領と非公式にことばを交わすなど、プーチン大統領と欧米側の各国首脳の接触の場ともなり、これが今後、ウクライナ問題の打開や欧米とロシアの対立の緩和へとつながるか注目されます。(引用ここまで

NHK時事公論 ここに注目! 「世界が注目 ノルマンディー上陸作戦70周年式典」 解説委員室ブログ (6月3日)

Q)フランスのオランド大統領を挟んで、両者向かい合っていますね。A)フランスはこの式典の主催国です。アメリカ・ロシアどちらも、第二次世界大戦当時の連合軍の仲間として出席していますが、式典は他にも例えば、ノルマンディー上陸作戦では敵だったドイツからメルケル首相も出席しますし、ウクライナの選挙で選ばれたばかりのポロシェンコ次期大統領も参加予定で、まさにこのノルマンディーで、ウクライナ問題をめぐる役者が揃うわけです。しかも今年3月にウクライナ情勢が緊迫化して以降、アメリカ・ヨーロッパ・ロシアの首脳が一堂に会する機会はこの式典が初めてです。ですから果たして、対立してきたオバマ大統領とプーチン大統領が事態打開に向けどこまで接触するのか注目されているのです。
Q)アメリカとロシアはどの程度歩み寄るのでしょうか。「平和の大切さを改めて誓い合う」というこのノルマンディー上陸作戦の式典で欧米とロシアがどんな外交を展開するのか、今週は非常に興味深い週だと思います。(引用ここまで

 国際社会は安倍式外交を見抜いている!

ロイター ノルマンディー上陸作戦70周年記念式典、急きょ首脳会談の場に 2014年 06月 5日 09:36 JST

あるフランスの外交官は「退役軍人や戦争犠牲者のための式典であることは確かだが、将来を見据え、ウクライナ危機を拡大化させないための場でもある」と述べた。プーチン大統領は式典の合間にメルケル独首相、キャメロン英首相およびオランド仏大統領と個別に会談する。西側諸国と会うのは、3月のクリミア編入以来初めてとなる。オバマ大統領とプーチン大統領の会談は現時点で予定されていないものの、プーチン大統領は4日、フランスのラジオで、会談の意志があることを明らかにした。仏主催者側によると、18世紀建築のベヌビル城が両国会談の場として準備されているという。オランド大統領は5日にパリ中心部でオバマ大統領と会談を予定。その後、大統領官邸でプーチン大統領と晩餐を共にすることになっている。(引用ここまで

毎日 ノルマンディー70年:ドイツ、式典に出席拒否の歴史 2014年06月06日21時15分

 【ベルリン篠田航一】ノルマンディー上陸作戦70周年記念式典には、連合国の当時の敵国だったドイツのメルケル首相も参加した。欧州統合が進む中、既に70年目を迎えた今年の式典では、出席の是非を巡る議論はドイツ国内で起きていないが、過去には招待を断った歴史もある。ドイツは1984年の40周年式典に初めて招待されたが、当時のコール西独首相は「多くのドイツ兵が命を落とした戦場で、他国が勝利を祝う式典を、ドイツの首相が祝う理由はない」と述べ、出席を拒否した。ノルマンディーで負傷し、後に戦死した兄への思いもあったと推測されている。94年の50周年式典もコール氏は参加を見送った。ドイツの首相が初めて出席したのは2004年の60周年式典。当時のシュレーダー首相は「私たちドイツ人は誰が戦争を起こしたか知っている。その歴史を前に、責任を自覚して受け止める」と出席の理由を語った。今年の式典では、戦後に友情を育んだ独仏の2人の元兵士が、メルケル首相、オランド仏大統領と会談した。(引用ここまで

時事通信 ロ・ウクライナ首脳が初会談=米大統領も、流血阻止で一致 (2014/06/07-01:07)

6日、フランスのカーン郊外で、ドイツのメルケル首相(左)と話すウクライナのポロシェンコ次期大統領(中)、ロシアのプーチン大統領(AFP=時事

 【カーン(仏北部)時事】第2次大戦中、連合軍が欧州でドイツ軍に対し本格反攻に移る契機となった「ノルマンディー上陸作戦」開始から70年となる6日、作戦が行われたフランス北部ノルマンディー地方に、大戦に関わった世界19カ国の元首らが集まり記念式典が開かれた。この中で、プーチン・ロシア大統領とポロシェンコ・ウクライナ次期大統領の初会談が実現し、ウクライナ東部の流血の事態を直ちに食い止めるべきだとの認識で一致した。また、オバマ米大統領とプーチン大統領も短時間の対話を行い、ウクライナ東部での暴力停止が必要であることを確認した。両首脳が会うのは2013年9月以来。プーチン氏はこれに先立ちメルケル独首相とも会い、日夜にはパリでオランド仏大統領、キャメロン英首相とも相次ぎ会談。ウクライナ情勢をめぐり悪化した米欧との関係修復への糸口をつかんだ。ロイター通信によると、プーチン、ポロシェンコ両氏はオランド大統領とメルケル首相に仲介される形で約15分会談。両者は握手を交わし、ウクライナ東部での政府軍と親ロシア派武装勢力の間の停戦に向けた協議を数日中に開始することで合意した。主催者フランスは、自国での国際イベントの機をとらえ、対ロシア強硬姿勢を打ち出したブリュッセルでの先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)を終えたばかりのオバマ米大統領ら西側首脳のほか、直接当事者のプーチン、ポロシェンコ両氏も招待、緊張緩和に向けたトップ外交を仕掛けた形だ。ただ、ウクライナ情勢がこれを機に解決に向かうかどうかは予断を許さない。(引用ここまで

トンチンカン報道を繰り返すテレビ!

 TVでた蔵トップ メルケル首相

2014年6月6日放送 11:30 - 11:55 フジテレビ  FNNスピーク (ニュース)

ロシアのプーチン大統領が5日、フランス・パリを訪問し、イギリス・イギリスのキャメロン首相と空港で会談。続いて、プーチン大統領は、オランド大統領主催の夕食会に出席。フランスがロシアへの売却契約を結んでいる、ミストラル級強襲揚陸艦2隻について、プーチン大統領が、あらためて契約の履行を求めたものとみられる。 この揚陸艦について、アメリカは売却を中止するようフランスに求めているが、フランスは契約通り、売却する方針。欧米各国の代表がフランスに集まる中、プーチン大統領とは、6日にドイツのメルケル首相が会談する予定だが、オバマ大統領との会談は、現時点で予定されていない。

2014年6月6日放送 23:30 - 0:15 TBS NEWS23(ニュース)

ノルマンディー上陸作戦70周年記念式典にオバマ大統領やプーチン大統領が顔を揃え、対話などもしたことを伝えた。また、シャルル・ド・ゴール空港の中でプーチン大統領とキャメロン首相が会談を行い夜にはオランド大統領とも会談した。

2014年6月6日放送 21:00 - 22:00 NHK総合 ニュースウオッチ9(ニュース)

今日はノルマンディー上陸作戦から70年となる記念日。第2次世界大戦中米軍を主体とする連合国軍が、ナチスドイツに占領されていたフランス北西部の海岸に上陸した日。フランス・ノルマンディーでの記念式典には米国・オバマ大統領とロシア・プーチン大統領が共に出席する。2人にはウクライナ問題で亀裂が走っていて、記念撮影で目を合わせることはなかった。記念式典には元兵士も集った。ノルマンディーにある墓地には9300人あまりの米国人戦死者が眠っている。米国・オバマ大統領は「ノルマンディーは民主主義の上陸拠点だった」と語った。米国はロシアへの強い姿勢を求めてきたが、G7ではヨーロッパ各国から対話を求める発言が相次いだ。採択された首脳宣言は、ロシアへの制裁の具体的内容までは踏み込まず対話の余地を残す形となった。米国・オバマ大統領は「今後2~4週間はロシア・プーチン大統領のやることを注視したい」、会議が本来のG8の議長国であるロシアを除外したことについてプーチン大統領は「ご勝手に」と語った。これ以上の制裁は避けたいロシア・プーチン大統領は、ノルマンディー上陸作戦の記念式典が開かれるフランスで外交攻勢に乗り出した。クリミアを一方的に編入して以来始めて英国やフランスなどヨーロッパ各国の首脳と会談した。しかし米国・オバマ大統領とは接触していない。ウクライナ情勢について言及あり。フランス・オランド大統領、英国・キャメロン首相、ドイツ・メルケル首相、米国ABCの映像。局面転換に繋がる可能性もあるため世界が注目している。

2014年6月6日放送 11:30 - 11:45 日本テレビ NNN ストレイトニュース(ニュース)

ロシアのプーチン大統領がクリミア編入後初めて、イギリスのキャメロン首相ら欧州首脳と会談した。キャメロン首相は会見後のインタビューに応じ、ウクライナのポロシェンコ次期大統領との協力をするように求めた。プーチン大統領はドイツのメルケル首相とも会談する予定だが、オバマ大統領との会談は予定されていない。(引用ここまで

 経済交流こそが紛争解決の途であることを伝える

日本経済新聞 ロシア、欧州に対話攻勢 英仏首脳と会談  2014/6/7 0:49

【ドービル(フランス北西部)=田中孝幸】ロシアのプーチン大統領が欧州首脳との対話に乗り出した。6日までの2日間で英仏独3カ国首脳と相次ぎ個別に会談。欧米側が求めていたウクライナのポロシェンコ次期大統領との初の非公式協議にも応じた。経済で相互依存を深める欧州との関係改善が狙いとみられる。一方で、オバマ米大統領とは接触はしたものの公式会談は見送られ、米ロ間の不信の根強さもうかがえた。 「この時期にフランスを訪れることができて感謝している」。5日夜、パリのエリゼ宮(大統領府)に赴いたプーチン氏はオランド仏大統領と固く握手を交わした後、約1時間半にわたってフランス料理の夕食をともにした。 直前にはキャメロン英首相と会談。ロシア抜きでブリュッセルで開いた主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)の閉幕を待ち構えて、欧州主要国との首脳外交を一気に再開した。 6日には第2次世界大戦のノルマンディー上陸作戦70周年記念式典の出席のため仏北西部を訪問。メルケル独首相とウクライナ情勢を約1時間協議した。メルケル氏は「ロシアはウクライナの安定に大きな責任がある」と指摘した。 この後、プーチン氏は仏独首脳の呼びかけで昼食会前にポロシェンコ氏と15分にわたって立ち話をした。両首脳は握手をしたうえで、ポロシェンコ氏が検討するウクライナ東部の緊張緩和策や両国の経済関係の修復について協議したといい、仏大統領府は「(ロシアによる)ウクライナ大統領選の結果の承認に道を開くものだ」と歓迎した。 プーチン氏の対話姿勢の背景には、欧米の対ロ制裁で深まる経済停滞や国際的孤立への危機感がある。 ロシアの1~3月期の実質経済成長率は、ウクライナ危機による投資低迷と資金流出により前年同期比0.9%と急減速した。ただ、プーチン氏が欧州への融和姿勢を見せ始めた5月上旬からロシア株は反転。クリミア編入決定前の2月の水準まで戻った。「プーチン政権は安定を求める市場の圧力を思い知らされた」(元ロシア政府高官)

 経済の屋台骨である欧州へのガス輸出への影響を避けたい思惑も透ける。ロシアは欧州連合(EU)を交えてウクライナとガス供給価格などを巡る協議を続けており、来週中の交渉妥結に向けて歩み寄りの姿勢も見せる。ロシア国営ガスプロムのミレル社長は2日、2割超の価格下げに応じる可能性を示唆した。 とはいえ、ロシアへの反発を強める米国との関係修復への道筋は見えていない。米議会では今秋の中間選挙を前に対ロ強硬論が勢いを増している。5日のウクライナ問題に関する上院公聴会でも対ロ制裁強化を求める声が相次いだ。米政府当局者は6日の米ロ首脳接触は「あくまで非公式な対話」と強調しており、「年内の公式会談は不可能」との声も聞かれる。引用ここまで

デーリー東北新聞 記事全文へ

【ウィストレアム共同】ロシアのプーチン大統領は6日、フランス北西部ウィストレアムでのノルマンディー上陸作戦70周年メーン式典に先立ち、会場近くでオバマ米大統領と直接会談した。プーチン氏はウクライナのポロシェンコ次期大統領とも接触した。タス通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は、米ロ首脳がウクライナでの暴力抑制が必要との認識で一致、ポロシェンコ氏も同じ認識を示したと述べた 米ロ首脳の直接接触は、昨年9月のロシア・サンクトペテルブルクでの20カ国・地域(G20)首脳会合以来約9カ月ぶりで、ロシアによるウクライナ南部クリミア編入後は初めて。編入をめぐり制裁合戦に発展した米ロが緊張緩和に踏み出す可能性が出てきた。 ロイター通信によると、オバマ氏はプーチン氏に対し、ポロシェンコ氏を次期大統領と認めて協力し、ウクライナ東部の分離を目指す親ロシア派への武器供与を停止すれば、ウクライナが緊張緩和に向かうとの考えを伝えた。 フランス大統領府などによると、プーチン、ポロシェンコ両氏は接触の際に握手。ウクライナでの戦闘停止について数日中に協議する見通しとなった。 ローズ米大統領副補佐官によると、プーチン、オバマ両氏はメーン式典前にウィストレアム近郊で催された昼食会に際し、非公式に10~15分程度会談した。 プーチン氏はウクライナ危機をめぐり、今月5日にキャメロン英首相やオランド氏と協議したのに続き、6日にはドイツのメルケル首相とも会談し妥協点を探った。 フランス公共ラジオによると、フランスのファビウス外相は6日、プーチン氏とオランド氏の会談では、親ロシア派武装勢力と政権部隊の戦闘停止のほか、ロシアからの天然ガス供給、ウクライナの地方分権化の問題が話し合われたと説明した。 欧米はロシアに対し、親ロ派の武装解除に向け影響力を行使するよう要求している。しかしプーチン氏は、親ロ派に一定の影響力はあるが統制してはいないと述べたという。(引用ここまで

 本質を伝えない共同!

琉球新報 米ロ首脳が同席、言葉交わさず ノルマンディー式典の昼食会 2014年6月6日 

【ウィストレアム共同】ロシアのプーチン大統領は6日、フランス北西部ウィストレアムでのノルマンディー上陸作戦70周年の記念式典に際し、米国のオバマ大統領、ウクライナのポロシェンコ次期大統領ら各国首脳と昼食会で同席した。インタファクス通信などによると、プーチン氏は昼食会の直前、ポロシェンコ氏、ドイツのメルケル首相と共に数分間、立ち止まって話をした。昼食会でプーチン氏はオバマ氏と同等の上座を割り当てられた。ただ記念撮影の際には、中央のフランスのオランド大統領を挟んでオバマ、ポロシェンコ両氏とは左右に分かれて立ち、両氏と言葉を交わさなかった。共同通信)(引用ここまで