当然の権利を行使しているという意識欠落報道満載!
ワールドカップが近づくに連れて、ブラジル政府の経済失政からくる国民生活危機に立ち向かって立ち上がっている国民のストとデモに対して、日本のマスコミがどのように報道しているか、検証してみることにしました。そのポイントは、以下のとおりです。
一つは、ブラジル国民がデモやストで立ち上がっている理由は伝えられているか。二つは、会場の建設の遅れの原因は解明されているか。三つは、ストやデモをどのように報道しているか。四つは、デモやストの影響をどのように報道しているか、五つは、日本のマスコミが伝えようとしていることは何か、です。
報道を視て考えたことは、以下のとおりです。一つは、日本が参加するブラジルのワールドカップはできるだろうか。二つは、治安の不安とそこからくる観戦が可能かどうか、ブラジルに行って大丈夫か、応援ストやデモによって起こることの混乱と懸念が盛んに強調されていることです。
日本の深刻な問題から眼を逸らすブラジル治安不信・懸念・混乱報道
しかし、このことで、いくつかの問題点、マスコミの意図が浮かびあがってきました。それは、
一つは、デモとストによってブラジルの世情不安が高まっているとの「風評」を煽っていることです。犯罪数などが出されていますが、それでも、ブラジル国民は、その中で生活しているのです。リオのカーニバルの報道を全く逆の印象操作がなされているように思います。またデモやストがワールドカップを利用しているとの考えが出されていますが、ブラジル国民の生活状況に対する連帯は出来るでしょうか?これは北京五輪の時、聖歌が国中を回っている時に、その聖歌を妨害するために抑圧されている民族が起こした行動に共感していたのと、その姿勢において、大きな違いがあります。
二つは、犯罪というのであれば、日本においても、日常茶飯事です。それはテレビのワイドショーを視ていれば明白です。日本のマスコミの最大の問題は、日本は他の外国より優れている、他国は犯罪など頻繁に発生している劣る国だという印象操作を行っているのです。中韓朝報道は、その象徴です。
三つは、日本に出稼ぎなどに来ているブラジル人が、このような報道を視てどう思うのでしょうか。そのことを想像すらしていない報道に国際連帯の構築など有り得ないでしょう。逆に、現在の日本の犯罪事件を、日本のワイドジョーのように連日報道していたら、日本人はどのように思うことでしょうか。そのような想像力の欠落した貧困な思考の持ち主ニッポンということになります。
四つは、ストとデモが混乱を呼ぶものという印象操作が、憲法で保障されている労働基本権、基本的人権の保障が、迷惑・混乱に転換されていることです。警察官や教師のストを視て日本国民は何を考えるでしょうか。世界的に視て、日本の公務員の人権尊重が、如何に制限されているか、理解できるでしょうか。これは憲法にも、国際法にも違反していることです。
五つは、新自由主義経済政策を掲げて破綻したブラジル政治と経済を日本に重ねて考えているかどうか、です。特に、小泉構造改革による日本経済の破綻と日本社会の深刻な崩壊現象に加え、東日本大震災の復興と必ずしも東京五輪開催に賛成ばかりでない世論を封じている事実、新自由主義推進のアベノミクス成長戦略のデタラメさなどを考慮すると、今後は日本のブラジル化は必至なのに、そのことについては、ほとんど語られていません。今日のサンデーモーニングで関連させていたことが救いです。
六つは、以上の報道が、いつもことですが、現時点における安倍内閣の政策を免罪していることです。このことは、新自由主義政策の破綻で苦しむ日本国民の生活と、その眼を国内の矛盾から、外に眼を向けさせる役割を果たしている、犯罪的は報道になっていることです。
では、いくつか拾ってみました記事です。ご覧ください。
スタジアム建設が大幅に遅れた原因報道はなし!
W杯 スタジアム建設遅れ指定席変更も 6月8日 8時24http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140608/k10015055971000.html
開幕が迫っているサッカーのワールドカップブラジル大会は、スタジアムの建設の遅れによる影響ですでに販売された1300枚余りのチケットについて指定された座席が変更されることになりました。今月12日に開幕するワールドカップのチケットはすでに全世界で300万枚近くが販売されています。ところが開幕戦が行われるサンパウロのスタジアムでは今月に入ってもスタンドの工事が続くなど建設が大幅に遅れていました。この影響でチケットを販売した際に指定された座席の一部が予定どおりに準備できなくなり、組織委員会によりますと、1376枚について座席を変更する必要が出てきたということです。組織委員会では、これらのチケットを購入した人に対しては同じカテゴリーの代わりのチケットを用意して対応しているということです。(引用ここまで)
大会への影響を懸念はストライキが各地で相次いでいるから!
サンパウロで地下鉄スト W杯へ影響懸念 6月6日 4時19http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140606/k10015015961000.html
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サッカーのワールドカップブラジル大会が間近に迫るなか、開幕戦が行われるブラジル最大の都市、サンパウロで、市内と試合会場を結ぶ地下鉄の労働組合が賃上げを求めて5日から無期限のストライキに入り、大会への影響が懸念されています。ワールドカップの開幕戦が行われるサンパウロの地下鉄の労働組合は、賃上げを巡る経営側との交渉が決裂したとして、5日の始発から無期限のストライキに入りました。このため、地下鉄の運行は一部に限られていて、運行していない区間の駅では、出入り口が閉鎖されています。また、勤務先や学校などに向かう人たちが乗用車などを利用しているため、道路が渋滞するなど影響が出ています。サンパウロの地下鉄は、1日に延べ450万人が利用する市民の足で、市の中心部からワールドカップの試合会場に向かう主要な交通機関ですが、今のところストライキの収束のめどはたっていません。ふだん、地下鉄を利用しているという女性は「このままだと、とてもワールドカップは開催できません。大混乱になるだけです」と話していました。ワールドカップの開幕を間近に控えたブラジルでは、鉄道やバスなどの公共交通機関や警察によるストライキが各地で相次いでいて、大会への影響が懸念されています。
大会への影響を懸念の原因はデモやストか!
W杯まで1週間 工事の遅れ デモなど続く 6月5日 12時41http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140605/k10014994401000.html
サッカーのワールドカップの開幕が1週間後に迫りました。開催国のブラジルでは一部のスタジアムで工事が続いているほか、政府に抗議するデモなどが相次ぐ異例の事態が続いています。4日、現地では工事の遅れが指摘されてきた開幕戦の会場、サンパウロアリーナの一部が報道陣に公開されました。この中で、組織委員会の担当者は200人を超える報道陣を前に、「工事は開幕に間に合った」と強調しましたが、工事が遅れたため、仮設のスタンドは人を入れることができないまま開幕を迎えることになり、スタンドでは人に見立てた砂袋を並べて耐久性のテストが行われていました。また、ブラジルの各地ではワールドカップに反対したり、政府に抗議したりするデモや集会、それに公共機関のストが相次いでいます。この日も、スタジアムの外では賃金の改善を求める警察の家族やOBが政府に抗議する集会を開き、爆竹を鳴らしながら政府への怒りを訴えるスピーチを続けていました。今後もサンパウロでは、地下鉄で職員のストが予定されているほか、大会に反対するグループが12日の開幕戦にあわせて大規模なデモを行う予定で、大会への影響を懸念されています。
出場チーム・ファン迎える準備進む
開催国ブラジルの各地では出場チームの選手たちやファンを迎える準備が進んでいます。このうち、日本代表のキャンプ地となるイトゥ近郊の空港では、本田圭佑選手や長谷部誠選手がデザインされた壁画の作成が急ピッチで進んでいます。壁画は飛行機から降りてきた選手たちが最初に目にする場所に作られ、それぞれ空港に近い町でキャンプを行うコートジボワールやポルトガルなど5つのチームの選手たちの絵が描かれる予定です。
大会への影響が懸念は公共交通機関や警察によるスト
W杯開幕戦のサンパウロで地下鉄がストへ 6月5日 11時42http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140605/k10014991781000.html
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サッカーのワールドカップブラジル大会の開幕まであと7日に迫るなか、サンパウロで、市内と競技場を結ぶ地下鉄の労働組合が、賃上げを求めて5日から無期限のストライキに入ることを決め、大会への影響も懸念されています。ワールドカップの開幕戦の舞台となるブラジル最大の都市、サンパウロの地下鉄の労働組合は4日夜、賃上げを巡る経営側との交渉が決裂したとして、5日の始発から無期限のストライキに入ることを決めました。ただ、ストライキについては、参加する組合員の規模が明らかになっていないうえ、地元の労働裁判所が組合に対して、ストライキ中も通常の70%の運行本数は確保するよう命令を出しています。サンパウロの地下鉄は、1日に450万人が利用する市民の足で、ワールドカップの会場に向かう主な交通機関となっています。ワールドカップの開幕まであと7日に迫ったブラジルでは、鉄道やバスなどの公共交通機関や警察によるストライキが各地で相次いでいて、大会への影響が懸念されています。
政府に不満を訴えるならまさに今、とばかりに抗議行動が展開されている
ここに注目! 「ブラジルW杯 大丈夫!?」 解説委員室ブログ (5月27日)
A)日本代表は準備着々のようですが、肝心のブラジルはやはり遅れています。
会場となる12のスタジアムは、どれも一応「完成」という建前です。がこのうち少なくとも3つは未完成です。例えば開幕試合のあるサンパウロの会場は屋根が工事中のまま大会に突入します。観客席が揃っていない会場もあります。またどの会場周辺も道路の整備が進まず、各地の空港の改修工事も大幅に遅れています。ルセフ大統領も気をもんでいます。
Q)ブラジルはサッカーを愛する国だと思っていましたが。
A)もちろんです。が今回は国民の堪忍袋の緒が切れたということです。
ブラジルでは貧富の差が年々激しくなっています。そんな中でワールドカップを開催するための巨額の費用が国の財政を圧迫。しかもチケットは高額で、もはやワールドカップはブラジルの庶民にとって「遠いもの」であり「負担増の象徴」でもあるわけです。またブラジルは労働組合が強いのですが5月はちょうど賃上げ交渉の時期で、これがストを誘発しています。さらにブラジルは今年10月に大統領選挙と議会選挙が控えていまして、政府に不満を訴えるならまさに今、とばかりに抗議行動が展開されているわけです。
Q)大会期間中デモやストライキはあるのでしょうか。
A)可能性はあります。ただブラジル政府は、軍と警察合わせて15万7000人を動員して、国の威信をかけてスタジアムのある12の都市の安全を保証する、と強調しています。もっとも、ストライキやデモを抑える一番の方法はブラジル代表が大活躍することだという声もありますが、ともあれ、各国選手たちの活躍とともに、ブラジル政府の大会運営にも注目したいと思います。
この視点で報道を点検すべき!
ワールドカップ開催 大丈夫? WEB特集 (5月23日)
サッカー王国 64年ぶりの地元開催
スタジアム建設遅れ 間に合うのか
治安は大丈夫?
相次ぐストライキ その背景は?
日本戦の開催都市は大丈夫?
高まる庶民の不満
成功の鍵を握るのは?
ブラジル政府の経済政策の失敗を解明
全体では治安・世情不信を煽る!
テレビ朝日[報道ステーションSUNDAY] 06/08(日)
W杯目前なのに大荒れ模様・強盗発生率480倍の現実
ブラジル・サンパウロでは5日、地下鉄の労働組合が賃上げを求めて無期限ストライキに突入。翌日に地下鉄の駅を占拠した職員らと治安部隊の間で激しい衝突が繰り広げられた。ブラジルの都市部では強盗事件の発生率が日本の480倍(2012年・外務省発表)。サンパウロのオートバイ強盗、病院の待合室での強盗を紹介。抵抗せず金品を出す。治安の悪さの背景にあるのは貧富の格差。ワールドカップ開催に反対42%(ブラジル世論調査統計機関調べ)。公的資金はスタジアムなどでなく教育や福祉に充てるべきとの理由。元ホテルを約600人が占拠。スタジアムの建設なので強制立ち退きを受けた人たちの生活の場になっていた。スタジアム周辺では4000世帯のテント村が出現した。テント村の住人「私たちはサッカーを愛している。ただお金の使われ方は納得できない」とコメント。ブラジル・サンパウロ、レシフェの映像。
TBSテレビ[サンデーモーニング] 06/08(日) ~ワールドカップの陰で…~
グローバリゼーションによって世界中に広がった新自由主義は日本でも21世紀に入って格差を生み出した。ワールドカップが開かれるブラジルをはじめ、世界中に広がる格差、こうしたグローバリゼーションの弊害を克服する手立てはあるのか。日本大学国際関係学部(経済学)・水野和夫教授は「頑張った人が資産を増やせばその効果が社会全体に広がり全体を持ち上げる、グローバリゼーションが破綻をきたし、制御不能の状況になっている、最終的には格差をますます広げる、さらに成長をもとめるのか改めて考え直す時期に来ている」と述べた。
開幕を前に… ブラジルでストやデモ | 日テレNEWS24 2014年5月21日
「2014 FIFA ワールドカップ ブラジル」の開幕戦が行われるブラジルのサンパウロで20日、バスの運転手が大規模なストライキを行った。ストライキをしたのは市営バスの運転手たちで、10%以上の賃上げを求めている。バス停には、運行を続けているわずかなバスを待って、市民の長い列ができた。また、サンパウロでは同じ日、スタジアム建設のあおりを受けて家を失った人たち約2000人がデモを行い、バスに火をつけるなど激しく抗議した。スタジアム周辺の家賃が急上昇し、住む家を追われたとして、建設会社の責任を追及する構え。
W杯開催まで6日、ブラジルで地下鉄ストやデモ続く | TBS News-i 掲載日: 2014/06/06
サッカー・ワールドカップ・ブラジル大会まであと6日です。現地では開幕を前にストライキやデモが頻繁に行われていて、訪れるサッカーファンへの影響が懸念されています。
「ストライキ!ストライキ!続けるぞ!」 道路を埋め尽くし、ジャンプをしながら抗議の声を上げる人々。集まっているのは、皆、ストライキをしているブラジルの教師たちです。 「大会中(医師不足で)病院に行列ができ、死者が出ます。教室は定員オーバーなのに政府は知らんぷり」(デモに参加した教師)来週から開幕するサッカー・ワールドカップに巨額の資金が投じられる中、ブラジルでは公務員の給与が上がらないことや公共料金の値上げに対する不満が膨れ上がっています。「政府はワールドカップに数十億レアルを投資しながら、公共の治安、教育、医療を無視しています」(デモの参加者)サンパウロの軍警察は、市民を守るため、ストライキはしないとしていますが、こうした不満が市民生活に大きな影響を与えるケースも出てきています。 固く閉ざされた地下鉄の通路。サンパウロでは、地下鉄の労働組合が給与をめぐる労使交渉のもつれから無期限のストライキに入り、5本ある地下鉄の半分ほどの区間が運行停止となりました。 「ひどいですよ。全部予定が狂ってしまいました。本当に大きな損害を与えているんじゃないですか」(サンパウロ市民)サンパウロは交通インフラが弱く、通勤の足を失った人たちが車やバスで移動したことから道路は大渋滞。延べ200キロ以上にわたって車が動かない事態となりました。「空港から市内まで普段は35分だけど、けさは2時間もかかりましたよ」 また、先月には、日本が試合を行う町・レシフェで軍警察がストライキを行った際、商店から物が略奪され、殺人事件が多発する事態となりました。一部の労働組合は大会期間中もストやデモを辞さない構えで、市民だけでなく、旅行者への影響も懸念されています。さらに、日本代表のキャンプ地周辺ではこんな問題も起きています。キャンプ地・イトゥ市の隣町・カンピーナス市で、ある病気が大流行しているのです。蚊に刺されることで感染するデング熱。高熱や筋肉痛、発疹を発症し、悪化すると死に至ることもあります。予防ワクチンや特効薬はありません。カンピーナス市では今年だけで3万人以上が感染し、死者も出ているということです。 「私はデング熱にかかりました。痛みと熱が出ます。一番嫌なのは節々が痛くなること」(市民)一方、キャンプ地・イトゥ市の市長は、デング熱対策は万全だと胸を張ります。「イトゥは年中無休で対策しています」(イトゥ市長)ワールドカップの開幕まであと6日。ストライキやデモの影響も懸念される中、日本代表はいよいよ日本時間の8日、キャンプ地に到着します。(06日18:17)
東京新聞:「W杯より学校、病院にお金を」 ブラジル 開幕直前までスト 2014年6月6日 夕刊
4日、リオデジャネイロの国立美術館前に陣取ってストライキする職員たち=沢田将人撮影
W杯開幕を控えたブラジルで開催反対の声や公務員のストライキが止まらない。サッカーをこよなく愛する国民がどうして。リオデジャネイロで、デモやストの参加者に聞いた。(リオデジャネイロ・立石智保)
「もちろんW杯は楽しみ。でも家の中が散らかっているのにパーティーをする人はいない。ブラジルはまず国内を何とかすべきなんだ」と話すのは、リオデジャネイロ州立大職員のディエドロ・バルスさん(30)。地元のサッカーチーム、ボタファゴの一九四七年当時のユニホーム姿で勤務するサッカー好きだ。二カ月前までデモに参加した。仕事がたて込み最近は加わっていないが「W杯より学校や病院にお金が使われていないことの方が問題。市立の病院の予約は六カ月も待たされる」。リオデジャネイロでは、公立学校教員が五月十二日からストライキに入った。多くの学校で授業の一部が開かれていない。ストの参加者で市立学校に勤務するシルヴィア・アデリアさん(35)と同僚のグラジエリ・ポンテスさん(29)によると、市立学校の教員の初任給は月千四百レアル(六万三千円)ほどで、十年ほど変わっていない。物価高に合わせて給与を見直すべきだと主張する。昨年も市立では十九年ぶりのストがあり、給与引き上げや学校へのエアコンの設置などを約束したが、市側が実行しなかったという。二人は「狭い教室に生徒五十人がすし詰めで、三台ある扇風機の一台が動いていればましな方。気分が悪くなる生徒もいる。ストがいつ終わるかは分からない」と話す。
◆サンパウロ 地下鉄運休 リオは美術館休館
【サンパウロ=長田弘己】サッカー・ワールドカップ(W杯)の開幕戦が十二日にあるブラジル最大の都市サンパウロで五日、地下鉄の従業員らが労働条件の改善を求めてストライキを始め、市内が交通まひ状態となった。地元メディアによると、乗客ら約四百五十万人に影響した。地下鉄はW杯の競技場と中心部を結ぶ重要な交通手段で、大会への影響が懸念される。サンパウロ中心部のホテルに通う従業員の男性は、「郊外の自宅から五時間も歩いた」と疲れた表情を見せた。地下鉄はほとんどの区間で運行を取りやめたため、市内は終日渋滞が続き、通勤時にはバス停に長蛇の列ができた。決勝が行われるリオデジャネイロでは、観光客の来館が見込まれる国立美術館もすでに二十日間以上も休館したまま。銀行で働く警備員の組合もストライキ中のため、窓口業務ができないほか、一部の病院でも職員がストライキをし、患者が行列をつくっている。
スト・デモ迷惑論報道オンパレード!
今から東京五輪対策報道オンパレード!
ブラジル50都市でW杯反対デモ 警官スト、道路封鎖も - 自分勝手な想像 2014年5月17日
やはりか?と言う感じだ。去年のコンフェデでもあちこちでデモが起こった。「サッカー王国」のブラジルがW杯を楽しみにしてるかと思えば、「W杯反対」のデモなんて耳を疑ったものだ。ブラジルの国民にとっては「W杯優勝」が全てだと聞く。なのにこれじゃあブラジル代表の足を引っ張ってると言いようがない。ブラジルは経済発展したと言っても貧富の差が激しいと聞く。そういう国民はW杯よりも自分の生活が大事なんだろう。そういう事に金を使うんなら、もっと自分達のような人間に金を使ってほしいと。その気持ちはわかる。でも国民はブラジル優勝が願いなんじゃないかな。何もこういう時にしなくても、他の時期にやってほしいと思ってる。これじゃ試合にもかなりの影響が出そうだ。下手したら試合に何か大変な事が起こりそうな予感もする。私も今回はブラジル優勝を願ってる。ホスト国だし、50年以上前の「マラカナンの悲劇」を払拭してほしいと願ってるからだ。W杯期間中はデモをやってる国民もブラジル代表を全身全霊応援してほしいと願ってる。
ブラジルW杯開催ピンチ! 50都市で反対デモ…治安悪化で殺人事件も2014年5月17日
ブラジル スト中の地下鉄職員が治安部隊と衝突 W杯直前、混乱続く [ 2014年6月7日 09:24 ]
【W杯異聞】「弾丸ツアー」は御法度か? W杯観戦は危険がいっぱい!!6.7 18:00
ブラジル·サンパウロ地下鉄ストへ·W杯·影響懸念も(テレビ報道1件/週)
ブラジル·地下鉄無期限スト突入…大会への影響は(日本テレビ[news ...
ワールドカップ開幕直前·開催地ブラジルは大混乱(TBSテレビ[Nスタ])
W杯開催まで6日、ブラジルで地下鉄ストやデモ続く(TBS系(JNN ...
開幕戦の地サンパウロ·地下鉄職員がストライキ(テレビ朝日[報道 ...
バス運転手スト続き、サンパウロ市民100万人が大迷惑 市民の7割が 2014年5月25日
ワールドカップのための金はあるけど、給料なし、家なし、教育なし!労働働者のストへの支援を!(ブラジル)2014年5月15日