愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

国会答弁にみる安倍首相の恥ずべき本性何故放置?!不道徳宰相に自衛隊員の命を預けるのか!

2014-06-11 | マスコミと民主主義

やっと議題に上った安倍首相の幼児的稚拙な国会対応! 

以下、TBSが、ニュースを流しました。「ようやくに」です。もっと系統的になるべきです。以下ご覧ください。 

恥ずべき最悪最低の宰相安倍晋三首相をいつまで放置するのか!

野党、安倍首相の答弁態度を批判 (09日11:39http://news.tbs.co.jp/20140609/newseye/tbs_newseye2220998.html

国会では参議院の決算委員会が行われ、野党側からは、国会審議での安倍総理の態度に批判があがっています。民主党の江崎議員は、安倍政権が目指す集団的自衛権の行使容認について、「いま議論すべき問題ではない」と指摘した上で、安倍総理の国会答弁の態度を批判しました。
 「今この時期に集団的自衛権行使の容認は現実的に求められていない。立法機関であるということに対する認識が欠けておられるのではないか。国会議員をばかにしたような言論、ポーズが往々にして見られる」(民主党 江崎孝参院議員)
 「私の不徳の致すところでありましてね。しかし、あえて申し上げればですね、自分のそれぞれ信念を持って政治家になっているわけでありますが、みんなが自分と同じ信念を持てという気持ちは私は毛頭ないわけであります。このようなご批判も時には恐れずに、私は自分の信念を述べていくつもりであります」(安倍首相)
 また、江崎議員は、安倍総理が集団的自衛権の行使を認めることで思い描いているのはアジア版のNATO=北大西洋条約機構だと追及したのに対し、安倍総理は、そのようなことは一度も言ったことがないと強く反論しました。(引用ここまで

愛国者の邪論

一見謙虚ぶっていますが、「しかし、あえて」と言う部分がホンネです。何も反省もしていないし、悪いとは思っていないでしょうね。こうした手口を、心理学者はどう思うのでしょうか。是非とも検証してほしいものです。こうした手口、人格だからこそ、世論を無視しても何も感じることなく、「ご批判も時には恐れずに、私は自分の信念を述べていくつもりであります」ということになるのです。もはや、ゆくところまで行くことでしょう。

誰が見ても、可笑しい!尋常ではない応答です。安倍首相の答弁は、そもそも対話になっていません。自分の言いたいことを、あれこれダラダラと長くまくし立て、何を言っているのか、判らなくなってしまっているのです。主語から述語までが長い!ま、愛国者の邪論の文章も、その傾向があるので、安部首相のことは言えない、と言われれば、すみません!というしかありませんが。

しかも、野次られると、黙り込む!喋らないぞ!ということです。しかし、逆に考えれば、本質を突く野次がなされているのだと思います。安倍首相は、委員長に長いと言われてながらも、説明しているのだから、何が悪い!と言わんばかりの対応をしています。

また、批判されると、逆上し、相手を攻撃するのです。今日の党首討論にも象徴的でした。海江田氏が、首相の情念的演説を「酔っている」批判しながら、首相の書籍を使って「血を流させるのか」と批判し、質問すると、安倍首相は、海江田氏を「興奮している」と決め付け、民主党がまとまっていないことを、わざわざ、あげつらって、非難。質問に対してまともに答えることを拒否して相手を攻撃。自民党席から大拍手です。自分が質問に対して答弁しなければならない立場にあることを、忘れてしまっているのですから、首相としての器は、全く欠落していると言わなければなりません。

このようなやり取りが多すぎるのです。これについては、9日の共産党の井上哲士議員に対する質疑の時にもありました。長くなるので、別項で記事にしてみることにします。

そこで以下を検索氏、そのやり取りをご覧ください。 

江崎孝(民主党・新緑風会) http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

... 「批判も時には恐れず、私は自分の信念を述べていくつもりだ」。安倍晋三首相は9日の参院決算委員会で、民主党の江崎孝氏が自民党総裁経験者の河野洋平元衆院議長の発言を引用して

首相の国会での答弁ぶりを「上から目線」と批判したのに対し、こう反論した。

集団的自衛権 ヤマ場へ「武力行使目的ではない」テレビ朝日


野党、安倍首相の答弁態度を批判毎日放送 all 3 news articles » (引用ここまで

安倍総理の質疑中の態度や上から目線の答弁が許せない同僚議員に謝罪をw 2014年06月09日 17:06 投稿

日テレNEWS24 “集団自衛権”民主議員が首相答弁を問題視 |

安倍首相の国会における答弁の酷さを探してみました。ご覧ください。

TONKA JOHNの議員日記 耐えられないほど未熟な宰相
http://esakitakashi.com/2014/02/07/%e8%80%90%e3%81%88%e3%82%89%e3%82%8c%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%bb%e3%81%a9%e6%9c%aa%e7%86%9f%e3%81%aa%e5%ae%b0%e7%9b%b8%e3%80%82/

有田芳生の『酔醒漫録』 魔法の時代にあって
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2014/02/post_e099.html

とにかく、国中継を観ることをおすすめします。こんなお馬鹿キャラな男が総理大臣の地位にいるかと思うと、反吐が出ること請け合いです。もし、反吐が出なかったら、あなたは嘘つき総理の馬鹿菌に感染してますよ。(引用ここまで

安倍総理が民主党の質問を封じるような答弁をしたため、国会は一時一時騒然に 独裁者気質の安倍はしどろもどろ  << 作成日時 : 2014/03/31 16:58 >> 2014年3月31日

首相、民主に冷淡・維みに秋波 国会答弁使い分け 2014/1/29 20:46http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2903K_Z20C14A1PP8000/

H26.01.29 参議院 本会議 代表質問http://www.youtube.com/watch?v=VziY6TcIvRY#t=33m<input type="text" value="201406111838" /><input type="text" />

安倍晋三首相の施政方針演説などに対する衆参両院での代表質問で、首相と野党各党の距離感が浮き彫りになってきた。首相は「建設的な提案をするのが責任野党」と決めつけ、野党を分断する戦略。民主党への答弁は冷淡だが、日本維新の会、みんなの党とは秋波を送りあう。安全保障や教育、憲法などを触媒に野党が割れる構図だ。 「握手だけかぁ!」。29日の参院本会議。中国、韓国との外交関係を問われた首相が韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の講演を聴き、尹炳世(ユン・ビョンセ)外相と握手した話を紹介すると、民主議員からヤジが飛んだ。いら立った首相は早口で答弁原稿を棒読み。議場が騒然となると、民主議員の席に顔を向け、「静かにしていただければ、もう少し聞き取れる」とやり返した。 首相は「責任野党とは柔軟かつ真摯に政策協議をする」と繰り返す。だが、民主党の海江田万里代表は28日の衆院本会議で「首相がやりたいことに賛成し、すり寄る野党はよい野党と言いたいのか」と反発。対案を出し、政権と対峙する政党こそ責任野党だと、対決姿勢を明確にしていた。対照的なのがみんなや維新。29日、代表質問に立ったみんなの渡辺喜美代表は「みんなの党を責任野党と正しくご理解いただいている。首相の戦う覚悟と戦略が我々と共通ならば協力を惜しまない」と述べた。首相は施政方針演説後、渡辺氏に電話をかけ、政策協議を呼びかけていた。 「何でも反対、何でも抵抗ではなく、建設的な提案をしてくれる野党は全て責任野党だ。結いの党とも協議をしたい」。首相はみんなとけんか別れした結いの江田憲司代表への答弁でもこう投げかけた。野党の足並みがそろわなければ国会運営は首相ペースで進む。野党分断は、集団的自衛権の行使容認など安保政策ですれ違う公明党などをけん制する材料になる。 「議場内の雰囲気は異常だった。(維新やみんなは)補完勢力というより、翼賛勢力になりつつある」。共産党の志位和夫委員長は29日の記者会見でこう語った。

本会議質問を終えて | 参議院議員 神本みえ子 - 神本美恵子  2014年1月30日 

常軌を逸した首相に、周囲が沈黙するのは犯罪だ!

会における安倍晋三の態度の悪さと粗雑な思考回路は、さすがに常軌を逸している。何か悪い薬でもやってるんじゃないのか。2014年2月12日

聞く耳持たない暴走/首相答弁 志位委員長が感想 - 日本共産党中央委員会  2013年10月18日

土井敏邦Webコラム日々の雑感 299安倍首相をめぐる痛快なニュース  2013年7月8日

SNN  安倍総理追及の小西議員「TVに映らない総理の実相明らかに」 –2014年3月26日

「総理は追及されると、質疑者の人格攻撃を繰り返す性質がある。実は自分への質問でない時でも、座ってぶつぶつと文句を言っているんですが、ふだんテレビに映ることがない。そうした総理の実相を、今後も明らかにしていきます」 ※週刊ポスト2014年4月4・11日号(引用ここまで 

安倍首相のデタラメ・スリカエ・大ウソ・トリック答弁を何故検証しないか!

朝日新聞 集団的自衛権―聞き流せぬ首相の答弁: 2014年2月15日 02時13分

 安倍首相の「立憲主義」や「法の支配」への理解は、どうなっているのだろうか。

 集団的自衛権をめぐる国会審議で、こんな疑問をまたもや抱かざるを得ない首相の答弁が続いている。 日本国憲法のもとでは集団的自衛権の行使は認められない――。歴代内閣のこの憲法解釈を、安倍内閣で改めようというのが首相の狙いだ。

 歴代内閣は一方で、情勢の変化などを考慮するのは当然だとしつつも、「政府が自由に憲法の解釈を変更することができるという性質のものではない」との見解を示してきた。この矛盾にどう答えるか。野党議員からの問いに、安倍首相は次のように答えた。

 「(憲法解釈の)最高の責任者は私だ。政府答弁に私が責任をもって、そのうえで私たちは選挙で国民の審判を受ける。審判を受けるのは、内閣法制局長官ではない。私だ

 最高責任者は、確かに首相である。内閣法制局は、専門的な知識をもって内閣を補佐する機関に過ぎない。それでも法制局は、政府内で「法の番人」としての役割を果たしてきた。首相答弁はこうした機能を軽視し、国会審議の積み重ねで定着してきた解釈も、選挙に勝ちさえすれば首相が思いのまま変更できると言っているように受け取れる。あまりにも乱暴だ。首相の言うことが通るなら、政権が代わるたびに憲法解釈が変わることになりかねない。自民党の党是である憲法改正すら不要ということになる。 首相はまた、解釈変更の是非を国会で議論すべきだとの野党の求めも一蹴した。解釈変更は政府が判断する、その後に必要となる自衛隊法などの改正は国会で議論するからいいだろうという論法だ。 ここでも議論が逆立ちしている。集団的自衛権の行使容認は本来、憲法改正手続きに沿って国会で議論を尽くすべき極めて重いテーマである。

 選挙で勝ったからといって厳格な手続きを迂回(うかい)し、解釈改憲ですまそうという態度は、民主主義をはき違えている。 一連の答弁から浮かび上がるのは、憲法による権力への制約から逃れようとする首相の姿勢だ。そのことは、こうした立憲主義を絶対王制時代に主流だった考えだと片づけた先の発言からもうかがえる。 これでは、首相が中国を念頭にその重要性を強調する「法の支配」を、自ら否定することになりはしないか。(引用ここまで

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米の遠隔操作による憲法破壊のクーデターを安倍首相が断行する気です!詭弁とやらせの国民騙し偽装・偽造!

2014-06-11 | 集団的自衛権

けん制ではなく脅し!

飯島氏、権力に居座り続ける公明党のホンネを突く!

でも、何故飯島氏が?何故アメリカで?

公明・学会の「政教分離」見直しも=集団的自衛権でけん制-飯島参与 (2014/06/11-09:58http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014061100157

ワシントンで講演する飯島勲内閣官房参与=10日

 【ワシントン時事】飯島勲内閣官房参与は10日、ワシントンで講演し、集団的自衛権の行使容認に慎重な公明党と同党の支持母体である創価学会の関係が、憲法の「政教分離原則」に反しないとしてきた従来の政府見解について、「もし内閣が法制局の答弁を一気に変えた場合、『政教一致』が出てきてもおかしくない」と述べ、変更される可能性に言及した。飯島氏は集団的自衛権をめぐる与党協議に関し、「来週までには片が付くだろう」とも表明。行使容認の前提となる憲法解釈変更に公明党が同意しなければ政府から圧力がかかるとけん制したとも受け取れる発言で、同党が反発しそうだ。飯島氏は「公明党と創価学会の関係は長い間、『政教一致』と騒がれてきた。内閣法制局の発言の積み重ねで『政教分離』になっている」と強調。政府がこうした見解を見直した場合、「弊害が出てきて(公明党が)おたおたする可能性も見える」と語った。(引用ここまで

首相の一日 5月14日(水)

【午後】0時5分、官邸。6分、加藤勝信官房副長官。1時55分、国会。2時、衆院厚生労働委員会。4時4分、官邸。25分、甘利明経済再生担当相、内閣府の松山健士事務次官、石井裕晶政策統括官。48分、甘利氏。59分、飯島勲内閣官房参与。(引用ここまで

 

首相の一日 5月16日(金)

 

 

【午前】7時55分、官邸。8時4分、閣議。21分、環太平洋連携協定(TPP)関係閣僚会議。35分、小松一郎内閣官房参与、横畠裕介内閣法制局長官への辞令交付。46分、加藤勝信官房副長官。10時、谷内正太郎国家安全保障局長、平松賢司外務省総合外交政策局長。44分、米シンクタンク「ヘリテージ財団」のデミント所長。(引用ここまで

 

ウラが見えてきた公明党のいつもの犯罪的役割!

【共同通信】公明に憲法解釈変更容認論 集団的自衛権の与党調整 2014/06/11 12:16http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014061101001221.html

公明党の上田勇政調会長代理は11日のラジオ番組で、丁寧な議論があれば集団的自衛権行使を認める憲法解釈変更を容認することもあり得るとの認識を示した。一方、自民党の高村正彦副総裁と公明党の北側一雄副代表は東京都内で会談し、解釈変更に向けた閣議決定の内容や、13日の与党協議会で政府側から案文を提示するかをめぐり意見交換した。行使容認問題をめぐる与党調整が活発化した。上田氏は番組で「憲法解釈が変わることはあると思う。ただ、慎重な議論の上で、国会でも議論しないといけない」と語った。(引用ここまで

茶番の自公協議!

自民にしてみれば丁寧に議論した!

公明にしてみれば歯止めをかけた!

集団的自衛権 閣議決定巡り自公幹事長が会談  6月11日 12時10http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140611/k10015134561000.html

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自民・公明両党の幹事長らが会談し、自民党が、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更について、今の国会の会期中に閣議決定したいとして協力を求めたのに対し、公明党は、会期中に与党協議の結論を出すのは難しいとしながらも合意に向けて努力を続ける考えを示しました。

この中で自民党の石破幹事長は、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更について「われわれは今の国会の会期中に合意して閣議決定したいと強く思っており、全力を尽くしたい。公明党内でも議論をさらに徹底してほしい」と述べ、重ねて協力を求めました。
これに対し公明党の井上幹事長は「党内や支持者の理解や納得が必要で、今の国会の会期中に合意するのは難しい。ただ公明党は引き延ばしをしようとしているわけではなく、両党の合意点を見いだすべく努力していきたい」と述べ、会期中に与党協議の結論を出すのは難しいとしながらも合意に向けて努力を続ける考えを示しました。
また会談では、会期末を控えた国会対応について重要法案の処理にめどが立ったとして、会期を延長しない方針を改めて確認しました。
一方、自民党の高村副総裁と公明党の北側副代表が11日午前、東京都内で会談しました。
会談では、高村氏が、今の国会の会期中に集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更を閣議決定できるよう、13日に予定されている次の与党協議で閣議決定の文案を示すことに改めて理解を求めたのに対し、北側氏は難色を示したものとみられます。(引用ここまで

高村副総裁 合意ない場合も国会会期延長なし  6月11日 12時10http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140611/k10015134711000.html

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自民党の高村副総裁は記者団に対し、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更を今月20日ごろまでに閣議決定したいという考えを示す一方で、仮に公明党と合意できない場合でも、今月22日までの今の国会の会期を延長する必要はないという認識を示しました。この中で自民党の高村副総裁は、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更について「年末までに行う予定の日米防衛協力の指針=いわゆるガイドラインの見直しの本格折衝に、遅くても秋口には入らなければならない。日本が何をするかという全体像を作るのに最低3か月はかかるので、遅くても今月20日ごろまでに閣議決定しなければならない」と述べました。その一方で、高村氏は「万が一、今月22日までの今の国会の会期中に公明党と合意できないからと言って会期を延ばすというのは何の意味もないことで、そんなことを考えている人は誰もいない」と述べ、仮に公明党と合意できない場合でも、国会の会期を延長する必要はないという認識を示しました。

山口代表「議論尽くして結論を」

公明党の山口代表は、参議院議員総会で「国会の会期末が迫るなかで、与党協議の進み具合を国会議員にも国民にも示しながら理解を深めて最終的な合意を目指す努力が重要だ。与党協議のプロセスでまだ残っている課題もあるので、しっかりと議論を尽くして結論を見つけてほしい」と述べました。(引用ここまで

時事 自公の攻防激化=閣議決定時期、溝埋まらず-集団的自衛権 (2014/06/10-20:20http://www.jiji.com/jc/c?g=pol

集団的自衛権の行使容認をめぐり、自民党は10日、今国会中の閣議決定に向け、公明党への攻勢を強めた。22日の会期末が迫る中、自民党は「集団的自衛権」と明記した閣議決定の案文を13日に開く次回の与党協議で提示する構え。これに対し、公明党は議論が不十分として反発。両党の綱引きが激化してきた。
 「時間をかけないで、結論を出してほしいというのが首相の強い希望だ」。10日午後、自民党の高村正彦副総裁は安倍晋三首相との会談後、早期決着に全力を挙げるよう指示を受けたことを明らかにした。20日の閣議決定を目指す自民党は、政府から13日の与党協議で閣議決定の案文の提示を受けた上、次々回の17日に合意する日程を描く。集団的自衛権の議論は10日の与党協議でようやく本格化したばかりだが、「13日に案文を出さないと、今国会での閣議決定に間に合わない」(高村副総裁)ためだ。自民党は10日の与党協議で、自衛隊による米艦防護など集団的自衛権でなければ対応できない事例があると主張。しかし、公明党は個別的自衛権などで対応可能として、憲法解釈見直しに慎重な姿勢を崩さず、協議は平行線で終わった。この後の同党の会合では、集団的自衛権の問題だけでなく、「グレーゾーン事態」への対処などでも結論が出なかった。「自公間の溝が狭まった状況ではない」。与党協議の自民党側メンバーの中谷元・元防衛相は党の会合で、厳しい表情でこう報告した。政府内には「公明党は調整局面に入った感じだ」(政府高官)と、楽観的な見方もある。実際、公明党の井上義久幹事長は10日、千葉市内での講演で、会期内の与党合意の困難さを指摘しつつも、「会期末が一つの区切りだから、与党協議がどういう風に進んだか、一定のまとめは必要だ」と述べ、歩み寄りの姿勢もにじませた。高村氏は閣議決定の案文提示が「自公激突の引き金になっても困る」と、協議決裂への懸念も漏らす。残された時間は少ないが、同氏としては、与党協議座長代理の北側一雄公明党副代表と水面下で折衝を重ねて、何とか妥協点を見いだしたい考えだ。(引用ここまで

【共同通信】 首相「集団的自衛権」明記を指示 公明と対立鮮明に 2014/06/10 15:56http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014061001001763.html

安倍晋三首相は10日、自民党の高村正彦副総裁と官邸で会談し、集団的自衛権行使を可能とする憲法解釈変更に向けた閣議決定について「今国会中に集団的自衛権という言葉をしっかり入れて、自公両党が合意できるよう頑張ってほしい」と指示した。これに対し、公明党の井上義久幹事長は千葉市で講演し「党内の合意に時間も労力もかかり、それを無視して結論は出せない」と述べ、憲法解釈変更を盛り込むのは難しいとの認識を示した。自公両党による対立の構図が鮮明になった。22日の今国会会期末に向け、綱引きが激しくなった。(引用ここまで

【共同通信】 法制局、閣議決定原案を了承 集団的自衛権容認へ転換 2014/06/10 14:59http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014061001001732.html

内閣法制局が、集団的自衛権行使を限定的に認めて憲法解釈の変更を提起する閣議決定の原案を了承していたことが10日、分かった。安倍晋三首相が今国会中の解釈変更を目指していることを踏まえ、「憲法の番人」として政府内で歯止め役を担ってきた法制局が、行使容認への方針転換に踏み出す。政府関係者が明らかにした。従来の憲法解釈維持を主張する公明党にとっては後ろ盾を失うことにつながる。与党協議の行方に影響を与える可能性がある。閣議決定原案は集団的自衛権行使を「わが国の存立を全うするために必要な自衛の措置」として容認する内容。9日に政府側が自公両党幹部に非公式提示した。引用ここまで

愛国者の邪論

突如会期内の閣議決定!またまた「公約破り」!それもそうです。アメリカの遠隔操作のおかげです。とうとう飯島参与の恫喝を出してきました。これも規定の路線です。安倍首相らしい恫喝政治の本領発揮です!安倍首相の人格によるものです。この御仁、今日の海江田氏との党首討論でも、陶酔しきったダラダラ情緒・情念・抽象的演説を批判されたら、いつものようにやり返すのです。民主党の内部問題を持ち出して揶揄する手口、これに拍手喝采をする自民党議員たち。中には拍手していなかった、まともな議員もいましたが、それにしても、最低の議員集団です。

こうしたやりとりを見ていて思ったことがあります。党首討論に参加できない共産党・結い・生活・社民などは、議席の配分からなのでしょう。これは、ある意味「公平」かもしれません!であるならば、小選挙区制ではなく比例代表制にしべきです。各党の獲得票にもとづいて、議席を割り当てるべきです。こんなことを気づきました。

そうすれば、こんな最低の議員たちが、国民主権という「神聖な」国会に偽りの議席を独占することなど、なくなるでしょう!

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米国の遠隔操作装置の私的懇談会に安倍首相が遠隔操作!師?である佐瀬昌盛委員の告発!

2014-06-11 | テレビと戦争

ますます浮き彫りになる安倍式遠隔操作の醜い実態!

昨日の記事の続きです。TBSは、安保法制懇が、十分な議論をすることなく、報告書をまとめたことを、法制懇の委員の佐瀬昌盛氏に語らせているのです。これはアッパレ!記事だと思います。

何故か。それは安倍首相が、国連憲章第51条を使って集団的自衛権行使容認論を吹聴する際に、「『理論的影響』を与えたと思われる著作『集団的自衛権 論争のために』(PHP新書01年5月)」(豊下楢彦『集団的自衛権とは何か』岩波新書07年7月刊)を書いた佐瀬昌盛氏をないがしろにする、「不道徳」の手口がいっそう浮き彫りになっているからです。

佐瀬氏は集団的自衛権行使派ですが、決め方が問題だと、憤懣を晴らしているのです。ま、「オレの言い分を尊重しないで決めるとは何事か!」という程度の問題ですが、それにしても、この私的懇談会の性格・問題点を浮き彫りにするものでした。

だからこそ、安倍首相は、この私的懇談会の意見を丸呑みしたのではないというパフォーマンスを行ったのでしょう。以下の記者会見の内容に、当事者たちは、不満だったのではないでしょうか。「安倍首相に梯子をはずされ利用された」と。しかし、この件については、すでに、愛国者の邪論のこれまでの記事で述べたように、安倍首相は、世論の反対にあって現段階において、妥協したのだと思います。そこが、法制懇談会の委員との矛盾となって噴出したのだと思います。それほどの「お・と・も・だ・ち」だったのでしょうか?全面的に信頼はできませんが。それにしても、十分な議論もなく決められた「報告書」であったことは、事実です。

5月15日の安倍首相の記者会見

報告書でも安全保障環境の変化に留意をして、いかなる事態においても国民の命と暮らしを守るために何をなすべきか、まさに専門的かつ現実的な御議論をいただいたと思います。
 その中で、私たちは御議論をいただいた報告書の全てを、私たちは検討対象とはしないという判断を下したわけであります。…一つは、個別的か集団的かを問わず、自衛のための武力の行使は禁じられていない、また国連の集団安全保障措置への参加といった国際法上合法な活動には憲法上の制約はないという考え方であります。しかし、これは、これまでの政府の憲法解釈とは論理的に整合しないと考えます。私は、憲法がこうした活動の全てを許しているとは考えません。したがって、この考え方、いわゆる芦田修正論でありまして、我々が自衛権を行使できるのは芦田修正によるという考え方でありますが、その考え方は政府としては採用しないということであります。(引用ここまで

このことは、小沢隆一「集団的自衛権容認にひた走る安倍政権―安保法制懇報告と政府『基本的方向』をめぐって」」(『前衛』13年7月号)の中でも、「排斥された」「懇談会のメンバー」の「ショック」について、柳井俊二法制懇の座長の朝日の5月18日付けインタビュー引用していますので、ご覧ください。愛国者の邪論は、これは「やらせ」だと思っていますので、小沢氏とは、少し意見を異にします。

それでは、佐瀬氏のインタビュー記事についてご覧ください。 

安保法制懇のメンバーの佐瀬昌盛氏にも批判される安倍首相

安倍首相の手口は枢密院議長伊藤博文を模倣!

国民には完全秘密裡!大日本帝国憲法制定と同じ手口

(ニュース)安保懇メンバー”告発”の重み

スタジオでは安保法制懇のメンバーの中から議論が不十分だったという訴えたがあったとことが取り上げられた。岸井成格は「内部から声を挙げるのはそれだけの覚悟があり、重く受け止める必要がある」と語った。キーワード 安保法制懇(引用ここまで)

集団的自衛権。「発言は1回数分」安保懇の実態”告発”。これから。

6/9 TBS系TV ニュース23 22:54~ 今日の放送 http://togetter.com/li/678372

 @gomatama1 2014-06-09 23:15:44

安保法制懇メンバーが内部告発  動画dailymotion→http://urx.nu/8NdG
14.6.9 TBSニュース23

安倍首相の私的諮問機関である安保法制懇のメンバー防衛大佐瀬教授が議論が不十分等実態を内部告発。gomata1さんの呟きを中心にまとめました。

2014-06-09 23:20:02  集団的自衛権について。今、国会中の閣議決定を支持。安倍総理の諮問機関、安保法制懇。参加者が、議論が不十分と告発。「最初から隠れ蓑的存在になるだろう」と、メンバーの左瀬教授が証言

2014-06-09 23:22:08  安倍首相の安保法制懇。情報漏れを防ぐという理由で、官邸が用意した資料は、委員会外への持ち出しも禁止された。1回の発言は3分と制限された

2014-06-09 23:23:21  安保法制懇のメンバーの佐瀬昌盛氏が告発。やっぱり、閣議決定は、してはいけないと思います。 pic.twitter.com/FmzmhiM3ht

2014-06-09 23:24:26  佐瀬昌盛氏安保法制懇委員、安保法制懇は議論不十分。一回の発言は3分。資料の持ち帰り禁止。

2014-06-09 23:26:58  集団的自衛権についての政府の諮問委員会の責任者の佐瀬氏が、「安保法制懇の議論は不十分で安倍政権の隠れ蓑」と安倍首相の性急な姿勢を批判

2014-06-09 23:27:39  安保法制墾のメンバー佐藤氏、内部告発!5,6分程度の発言が精一杯。資料の持ち帰りも許さず、読んでいない人も。従って議論は深まらず。しかし、管官房長官は「議論は十分だった」と。お好みの人を揃えたにもかかわらず内部告発。安倍のやり方の強引さが鮮明に!

2014-06-09 23:36:02  集団的自衛権行使容認を求めた安保法制懇の議論について、メンバーの1人。佐瀬防衛大教授「議論は不十分で、安倍政権の隠れ蓑」と批判的意見。岸井成格氏は「内部告発で覚悟がいる」と指摘。

2014-06-09 23:36:24  首相私的諮問機関、安保法制懇メンバーのひとり、佐瀬昌盛防大名誉教授が証言→「最初から私は(今回の安保法制懇は)”隠れ蓑(みの)的なものになるだろうという予感をもっていた」 佐瀬氏は7年前の第一次安保法制懇にも参加したが、今回の安保法制懇に違和感と。

2014-06-09 23:39:50  首相安保法制懇メンバー佐瀬氏「官邸側が事前に作成した資料は 会議のときに出されて議論した後は持ち出し禁止。全部机の上に置かされました」情報漏れを防ぐという理由で官邸の用意した資料は持ち出せず、自宅などで内容を精査する機会を持てなかった

2014-06-09 23:43:45 別の安保法制懇メンバー「去年12月に特定秘密保護法が成立して以降、特に官邸サイドは神経質になって、資料の持ち出し禁止も徹底された」さらに佐瀬氏が問題視するのは、討論に費やされた時間だ。続

2014-06-09 23:48:44 首相安保法制懇メンバー佐瀬氏「1回の発言は3分といわれている
安保法制懇は1年3ヶ月かけて7回開催。1回あたりの平均開催時間は83分程度。合計9時間44分。(続)

2014-06-09 23:52:09  首相安保法制懇メンバー佐瀬氏「(発言が3分超えると)それとなく合図が来るわけです。粘って30秒のばすとか。1回の会合で2回発言するのが精一杯」
5,6分程度発言するのが精一杯だった。#集団的自衛権 

2014-06-09 23:55:20  「安保法制懇がまとめた報告書では、#集団的自衛権の行使がどのような時に認められるかなど、事例については細かく記載されている。しかし集団的自衛権そのものについての議論は『時間の制約もあり希薄だった』と佐瀬氏は語る

2014-06-09 23:59:40   首相の「安保法制懇」メンバー佐瀬防衛大名誉教授 「集団的自衛権の解釈をめぐって甲論乙ばく(議論がまとまらない)の原因を作っているのは、私がここに持ってきたこの文章なんですよね」と、’81年鈴木善幸内閣の政府答弁書を示す。

2014-06-10 00:03:38  '81年鈴木内閣が閣議決定した答弁書 「#集団的自衛権は有しているが、その行使は憲法上許されない」とする従来の政府見解の基礎となった答弁書。佐瀬氏は行使容認の是非を問う、そもそもの問題についてあまりに議論されていない為、資料の提出に踏み切ったと語る。

2014-06-10 00:08:42  首相安保法制懇、メンバー佐瀬氏「読んでいない人もいると感じたから、(集団的自衛権行使は憲法上許されないという鈴木内閣答弁書を)出した」佐瀬氏が一石を投じたにもかかわらず、#集団的自衛権に関する議論は深まらなかったという。←議論せず、官邸の言いなり。

 

2014-06-10 00:14:36   #安保法制懇 メンバー佐瀬防大名誉教授は報告書の内容は85点と評価するが、「もっと自由に(議論を)やりたかった。私としてはもっと回数増やして自由かったつな形で資料も持ち帰って家でもう一回声を出して読んでみるとか」安保法制懇の議論は十分だったのか? 続

2014-06-10 00:18:04  菅官房長官「(#安保法制懇 の議論は)私は十分だったと思っています。第6回会議の開催以降、北岡座長代理を中心に 委員の間で連絡を取ってもらい 詰めの議論をしてもらっている」続く #集団的自衛権 

2014-06-10 00:20:46  国会の会期末6月22日まで2週間を切った。官房長官は#集団的自衛権という言葉を盛り込んだ形で、今国会内で閣議決定できるよう期待を示した。「(高村)副総裁や(石破)幹事長が調整しているので政府としてはそこは期待したい」続く

2014-06-10 00:23:51  明日(6/10)は5回めの与党協議が行われ、最大の焦点、#集団的自衛権 をめぐる本格的議論が始まる予定だ。続く

2014-06-10 00:25:23   岸井氏「佐瀬さんの話を聞いていると、あれ(首相安保法制懇)、会議とはいえないですよね。他のメンバーからも質疑がないまま資料が回収されて、十分に議論できなかったという声も出ているんですよ」続く

2014-06-10 00:29:07   膳場キャスター「安保法制懇は安部総理の私的な諮問機関で考えの近い人を集めていると言われていましたよね。それなのに、この進め方に疑問符がつくと、これはどういうことなんでしょうね」岸井氏「心配した通り。22日までに閣議決定はとても…」大意書き起こし終(引用ここまで

'81年鈴木内閣が閣議決定した答弁書について、以下ご覧ください。

衆議院議員稲葉誠一君提出憲法国際法と集団的自衛権に関する質問主意書に対する答弁書

資料8 衆議院議員稲葉誠一君提出憲法国際法と集団的自衛権に関する質問に対する答弁書(昭和56年5月29日提出)―抜粋―

憲法第9条と集団的自衛権―国会答弁から集団的解釈の変遷を見るー 国立国会図書館 - [PDF]

 

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