愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

米国の遠隔操作で公明操作!「知日派」 キャンベル前国務次官補安倍首相依頼?山口代表脅す?

2014-06-10 | 集団的自衛権

アメリカ「知日派」の内政干渉ばりの極秘会談!設定したのは誰か?

安倍首相の依頼?で親分登場!手ごわい公明党を優しく恫喝!?

これだけバカにされても国民運動が起こらないのは?

6月8日と9日のTBSに驚くべき事実が公表されました。しかし、あまり大きな騒ぎになりませんでした。集団的自衛権行使容認問題は、自民党と公明党の協議に集中しています。そこに、安倍首相の応援団のマスコミの果たしている役割が浮き彫りになります。国民の運動はほとんどテレビには紹介されません。民衆の運動を紹介する場合は、ブラジルのデモ・スト報道です。

自国の憲法解釈問題が鋭く問われている時に、国民の運動を紹介しないことの意味については、この間記事にしてきましたので必要はないでしょう。それにしても天安門事件の民衆弾圧を批判していた日本のマスコミが、日本国内の民衆の運動を、しかも憲法に関する、戦争の出来る国にするかどうかという問題を報道しないということは、中国共産党のような弾圧こそありませんが、中国共産党以上の犯罪的役割を果たしていると言えます。憲法をいただく日本にあって、その憲法の行く末が問われている時に、憲法護れ!活かせ!運動を国民に紹介しないのです。このことの意味は、必ず問われてくるおとでしょう。

そこで、そのトンデモないニュースを記事にしておくことにしました。本来であれば、集団的自衛権行使容認のための協議が中断するような内容ですが、世間は音なし!です。国の形を変えていく議論がなされているのに、この静かさは、一体何を物語っているのでしょうか。国民的メディアの構築を急がねば、と思うのは愛国者の邪論だけでしょうか。これほど酷い安倍首相ですが、内閣打倒の声もあがっていません!

以下ご覧ください。

遠隔装置「知日派」キャンベル前国務次官補

内政干渉まがいの公明党との極秘会談で何を! 

TVでた蔵トップTBS(ニュース) サンデーモーニング 2014年6月8日放送 8:00 - 9:54 
”集団的自衛権” 自公の攻防今国会で閣議決定の動き

集団的自衛権をめぐる政府・自民党の動きを取り上げる。アメリカの知日派・キャンベル前国務次官補が来日、公明党・山口代表と会談していたことがわかった。集団的自衛権の閣議決定を早めるよう働きかけていたという。安倍首相は先の会見で「期限を区切らず議論していく」と発言していた。遠回しな働きかけ以外にも、自民・公明は協議の頻度を上げることで合意。議論では自衛隊による後方支援の定義で自民党から「非戦闘地域」の表現を撤廃するような前進もあったという。公明党・北側一雄議員のコメント、過去の自民党・小泉純一郎首相(当時)の「非戦闘地域」に固執する発言などを紹介した。キーワード カート・キャンベル北側一雄安倍晋三小泉純一郎山口那津男集団的自衛権

集団的自衛権について、安倍首相はG7の場で「みんなの党、日本維新の会」が理解を示していると野党の名を挙げ、公明党に揺さぶりをかけていると指摘された。「非戦闘地域」に代わる条件については、政府がのちに撤回し新たな条件を示すなど強硬姿勢に転じた。中谷元衆院議員、高村正彦副総裁らの発言を紹介した。 キーワード みんなの党中谷元公明党安倍晋三日本維新の会集団的自衛権高村正彦(引用ここまで) 

コメンテーターは、反対・中止を明確に表明していない!

(ニュース)スタジオトーク

集団的自衛権をめぐる自民党・公明党の駆け引きを振り返ってトーク。田中秀征氏が、昔の「安保闘争」よりも重大な転換であり、会期末のドタバタで処理しようとする姿勢はただすべきなどと話した。浅井愼平氏は、両党の駆け引きは結論のために既定の事実を作ろうとする姑息な手段にも見えると話した。 キーワード 公明党安保闘争自由民主党集団的自衛権

集団的自衛権をめぐる自民党・公明党の駆け引きを振り返ってトーク。大崎麻子氏は、世界で紛争が起きている現実を踏まえ、国際協力のリスクを正しく理解すべきと話した。荻上チキ氏は、なしくずし的に合意が拡大される懸念があり丁寧に議論すべきと話した。岸井成格氏が、首相の指示から自民党内でも混迷が見られる、過去の「特定秘密保護法」の成立でも強行採決が見られたなどと話した。 キーワード 公明党特定秘密保護法自由民主党集団的自衛権

集団的自衛権をめぐる自民党・公明党の動きについておさらい。首相が残り2週間の会期末までに閣議決定を行うよう指示しており、背景には大きな選挙が近いことなどがあるという。(引用ここまで 

一体どこの国のマスコミか!

日本の自主独立が脅かされているのに!

憲法より日米軍事同盟優先思想浮き彫り!

「公明·山口代表と米前国務次官補、集団的自衛権で会談」 News i - TBS ... 2014年6月2日

公明・山口代表と米前国務次官補、集団的自衛権で会談 TBS系(JNN) 6月2日(月)13時12分配信http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/170.html

アメリカの知日派の代表格の1人、キャンベル前国務次官補が来日し公明党の山口代表と極秘に会談しました。狙いはどこにあるのでしょうか?

2日午前、総理官邸を出る1台のワゴン車。2分後、参議院の議員会館に到着した車から降りてきたのは、アメリカきっての知日派として知られるキャンベル前国務次官補らです。キャンベル氏らは、集団的自衛権の行使容認に否定的な公明党の山口代表と極秘に会談したのです。

安全保障環境の現状を見ると、迅速な対応を取ることが地域や日米関係、そして日本にとって最良の戦略的利益だと思います」(キャンベル前国務次官補)

関係者によりますと、キャンベル氏らは日米防衛協力の指針いわゆるガイドラインの年内の見直しに向けて、「行使容認の方向性を含めた閣議決定は早い方が望ましい」という意向を伝えましたが、議論は平行線をたどった模様です。 キャンベル氏らの狙いは何なのか?

安倍総理、菅官房長官に近く、政権発足後、6回もアメリカを訪れている自民党の河井克行・前外務委員長は・・・ 「オバマ政権の高官、それから連邦議会、全く党派の違いなくですね。集団的自衛権の限定的な容認の閣議決定については、できるだけ早く行ってほしいと」(自民党河井克行前衆院外務委員長

先月も訪米した河井氏によれば、アメリカ側は日本が集団的自衛権の行使容認を決めればより強い同盟関係を築けると期待する一方、ある「懸念」を抱いていたと言います

率直に言いまして、これはオバマ政権の高官ということしか言えないんですけど、与党協議について難航を予測している意見が出されました」(自民党河井克行前衆院外務委員長

与党協議をめぐっては、先月23日、安倍総理が自民党の石破幹事長と密かに会い、今の国会中に合意して閣議決定できるよう強く指示していたことが明らかになりました。しかし、与党協議は難航した状態が続き、公明党内には官邸の真意がわからないという不信感が広がっています。「本当にちゃんとやりたいなら、もっと周到に根回しするだろう、これはどういうことなのか・・・」(公明党幹部

また、オバマ政権が本当に今の国会中の閣議決定が望ましいと考えているのかどうかについても、公明党内では疑問視する声が強く、自民、公明の信頼関係が揺らぎつつあります。(02日17:56)(引用ここまで

(集団的自衛権)「公明党は邪魔するな!」平和の党に狙いを定めたマイケル・グリーン2014 年 6 月 04 日 14:36:13(引用ここまで

【集団的自衛権】 「公明党は邪魔するな!」平和の党に狙いを定めたマイケル・グリーン 

アメリカの容喙を容認し、憲法をスルーするTBSが

暴言中学生や学校を批判できるか! 

TVでた蔵トップ >> 番組 TBS NEWS23 2014年6月9日放送 22:54 - 23:53 

(ニュース)来週にも「反省文」送付へ修学旅行生が被爆者に暴言

修学旅行で長崎を訪れていた横浜市の中学生が被爆者の男性に「死にぞこない」などと暴言を浴びせた問題で、学校の校長は男性に謝罪文を送付、生徒も来週に反省文を送付することになった。被爆者男性はその時の様子を語った。 キーワード 横浜市(神奈川)長崎県

(ニュース)暴言の背景にあるものは

スタジオでは被爆者の男性に暴言を浴びせたことが取り上げられた。岸井成格は「学校で一体何を教えているのかという気持ちになる」と語った。(引用ここまで

愛国者の邪論

侵略戦争を反省して制定された日本国憲法の平和主義が、日米政府は邪魔で邪魔で仕方がないのでしょう。この敵視ぶりには呆れます。また国際法に違反して投下されたアメリカの原爆で被災した、ヒバクシャが、平和の語り部となって、憲法平和主義を担う中学生に一括したとたん、暴言を浴びせられる!コンナデタラメは国になってしまったのは、ひとえに非人道兵器である核兵器を使ったことに対して抗議もしていない「敗戦国日本」があるのです。

同時に、その「戦勝国アメリカ」に平伏して核兵器の傘の下で、ソ連脅威論や中国脅威論、北朝鮮脅威論などを口実に「核抑止力」論に依存下国づくりをしてきたことに、このような暴言を吐いてしまう中学生がつくられてしまうということが証明されてしまいました。アメリカに対する卑屈で屈辱的な政治を行う戦後自民党と、身勝手な安倍首相の姿が、日本国民に、どのように映っているか、それが中学生にどのように浸透しているか、この「暴言」事件は浮き彫りにしました。

こうした卑屈さと国家の最高法規を尊重しない態度は、マスコミが、日々垂れ流しているのです。無菌質の中学生が影響されないはずはありません!マスコミ界の大人が、こうなんですから。

一つ一つの屈辱的卑屈的身勝手政治、国民主権を放棄する政治がどのような結果をもたらすか、日本国憲法の前文に明確に示されています。この理念を何としても、日本国中に行き当たらせる運動が必要だと、改めて確信するものです。


米国で破綻ずみ「抑止力が戦争を防ぐ」論で日本を遠隔操作する米国の妄言をケビン・メア氏が朝日で語る!

2014-06-10 | 集団的自衛権

 安倍首相を遠隔操作するアメリカ好戦派!

軍事抑止力論で大儲け刷るの誰か!追及すべし!

以下の記事が6日付の朝日に掲載されました。安倍首相が、アメリカ政府の遠隔操作によって、特定秘密保護法、国家安全保障会議(日本版NSC)を発足させ、武器輸出の新原則も決め、そして、今、集団的自衛権行使から憲法解釈の変更という詐欺によって、アメリカの戦争に自衛隊を参戦させ、憲法九条の理念を崩壊させ、行く行くは憲法改悪をしていこうとする狙いを、ケビン・メア氏が語ってくれました。以下検証してみます。

1.従来の憲法解釈では、日本の護衛艦が攻撃されたら米国は守るが、米国の艦船が攻撃されても日本は対処できない。

何故、日本の護衛艦が攻撃されるか、全く語っていません。ゴマカシ・トリックですね。しかも、日本が攻撃されたとしたら、個別的自衛権で対応すれば良いわけです。日米軍事同盟深化派の矛盾です。憲法活かせ派としては、日本が攻撃されないような環境をつくるためには、周辺国と対話をしろ!憲法九条を使え!ということをもっと言わなければなりません。憲法9条を敵視し、使っていないのですから。ここが、深化派の最大の欠点でしょうね。

2.日本が、北朝鮮からハワイなどに向かう弾道ミサイルを迎撃せずに無視するなら、米国民は「本当に同盟国なのか」と思うのではないか。

これもウソです。北朝鮮が「ハワイなど」、恐らくグアムのことを言っているのでしょうが、北朝鮮の経済状況を卑下し、揶揄している日米のマスコミが言っているように、北朝鮮が、何発のミサイルを撃ち込むことができるのでしょうか。五発でしょうか。アメリカをギブアップさせるためには、或いは交渉の場に引き出すために、ミサイルを使いますか?子供騙しもいい加減にしろ!ってことです。

しかも、「米国民は」などと言っていますが、どれだけの米奥民が日米同盟のことを知っているのか、判っているくせに、脅すのです。何なら日本のマスコミがアメリカ国民に、最新の世論調査をしてみたらどうでしょうか?ハッキリするでしょうね。ウソが!

3.中国は今、尖閣諸島で一歩的な現状変更をしようとし、東シナ海や南シナ海で挑発的な行動をとっている。

これもウソです。アメリカ国債を買っているのは中国です。アメリカにとっては中国は「様様」です。中国貿易を拡大したいと思っているのはアメリカ自身です。中国も参加する軍事演習を一緒になって実姉していることなどは、こういうときは覆い隠すのです。ペテンですね。

東シナ海や南シナ海問題についても、アメリカに押し付けられたとする憲法九条を使って、対話で解決すべきことは、シリア・ウクライナ問題でも明らかです。紛争拡大が関係国の経済的発展にとってプラスかマイナスか、中国にしても、自国だけで経済発展は不可能です。対話を呼びかけていないことに、大きな問題があります。安倍首相は、中国の蛮行を煽って、野放し、放置して、対中包囲網作戦を拡大しながら、集団的自衛権行使の口実に使っているのです。姑息です。

4.憲法の解釈変更で行使を認めれば、日本が米国の戦争に巻き込まされるという懸念がある。しかしそれは誤解で、逆に抑止力が高まり、戦争を防げる。

これもウソです。そもそも、このアメリカ式「抑止力」論で、アメリカの経済・財政が破綻してきたのではないでしょうか?自分のところで破綻した大ウソ「抑止力」論を他国に押し付けることで、経済的・財政的負担を軽くしようとする姑息は止めるべきでしょう。日本のカネに群がるハイエナか、蛆虫か、ハゲタカか!ってことです。安倍首相は、憲法は押し付けられたと盛んに言っていますが、その押し付けた憲法を変えろと押し付けているのはアメリカです。いや安倍首相は、押し付けられているとは思っていないでしょう。今や憲法を解釈変更によって改悪を迫っているのはアメリカと侵略戦争を正当化している安倍首相派なのです。

5.集団的自衛権は権利であって事態を見て行使するかどうかを決めるのは日本政府だ。

この物言いは、安倍首相が、追及されると、盛んに、弁解的に言っていることです。発信源はここにあったことが浮き彫りになりました。

そもそも、集団的自衛権行使容認論を主張した時に安倍首相が言っていたのは、国連憲章に集団的自衛権が国家の権利として保障されているのだから、その権利を使わないのはおかしいというものでした。集団的自衛権行使容認論の根拠でした。しかし、政府自身は、しかも安倍首相の祖父岸信介元首相自身も、憲法九条があるから、権利があっても使わないのは、何ら問題はないのだと言っていて、それが歴代の自民党政権の、自衛隊を正当化する時の根拠として使われてきたものでした。

ところが、安倍首相は、自分が持ち出した論理を、「限定」論を正当化するために、今度は権利があるからと言って、義務ではない、内閣総理大臣が判断するのだなどと、権利があるからと言って使わないことは可能だとしているのです。集団的自衛権行使を容認させる時に反対された論理を、今度は自分が使っているのです。

一体この御仁は何を考えているのでしょうか。この矛盾を各政党も、テレビも追及あいていません!全くこの日本は一体全体どうなってしまったのでしょうか。これでは大学入試の国語の試験では合格できないでしょう!

6.米軍の戦闘機やイージス艦、早期警戒機は統合されたネットワークで運用されることになり、日本が集団的自衛権を使えるようになれば、日米間でも運用の統合が進み、同盟はますます効果的に機能するようになる。

これの大ウソです。そもそも日米軍事同盟は、日本を守るためのものではなく、アメリカの世界戦略のために、日本に基地を配備して利用する、「思いやり予算」や米軍兵器を購入させるなど、アメリカの軍需産業=死の商人の大儲けを国民の血税で保障させること、またアメリカでは、とても不可能な軍事演習や軍事行動を容認した日米地位協定は、そのことを象徴しています。

そして第2条の経済協力条項にあるように、TPP参加によって米国多国籍企業の利益を保障することです。事実、90年代以降、日本の国債の発行による赤字財政はアメリカの要求によってつくりだされたものです。現在の日本社会がアメリカナイズされていること、大型店舗の進出などによって、中心市街地に集まるような経済システムがつくられ、限界集落やシャッター街など、皆、アメリカとの経済協力の「成果」です。「成果主義賃金」にしてもアメリカ直輸入です。

そもそも日米安保=軍事同盟は、日本の施政権の範囲内=極東の範囲内でした。90年代には、「国債貢献」の名の下に、「周辺」地域とか世界的規模に、現在は地球の裏側にまで拡大されてきましたが、それでも憲法九条によって「武力行使」が「禁止」されているのです。憲法九条が武力行使解禁を規制しているのです。だからこの「規制」を「緩和」するために「限定」論、「必要最小限」論というトリックを使うのです。今や「非戦闘地域」の枠すらはずしていこうとしているのです。もはや何でもあり!です。こんなルール無視の政権を許して良いはずはありません!

アメリカにとって、アメリカの世界戦略を補完する部隊として自衛隊を何としても使いたいのでス。カネがないからです。「抑止力」論の失敗の穴埋め国が日本なのです。日本は、大変美味しい力のなきパトロンなのです。それはメアさん自身が一番知っていることでしょう。前科があります。

「沖縄はゆすりの名人」と言ったケビン·メア氏の反論‐岡留安則‐マガジン9  2011-08-24up

ピープルズ·プラン研究所 - ケビン·メア発言全文 - Peoples-plan.org

6.安倍政権がこの1年半、安全保障面で上げた成果は、ワシントンで高く評価されている。…現実的に日本の防衛力を向上させようとしている安倍首相の指導力に対し、米政府内には強い期待感がある。

とうとうホンネが出ました。安倍首相を遠隔操作している諸事実が出てきました。このことについては、すでに記事に書いてきましたので、元国務省の高官であるメアさんの言葉として証明されたことの意味は大きなものがあります。

日本国民のとってみれば、安倍首相派の集団的自衛権行使容認論は、アメリカの遠隔操作=「アメリカの押し付け集団的自衛権行使」論だということが浮き彫りになったのではないでしょうか。

以下、朝日に掲載されたメアさんの発言をご覧ください。

朝日(集団的自衛権 行方を問う)ケビン·メア氏、ダグラス·ラミス氏に聞く 2014年6月6日05時00分

抑止力高まり戦争防げる 元米国務省日本部長

日本はできるだけ早く、集団的自衛権を行使できるようにすべきだ。米政府は以前から、日本の安全と日米の安全保障体制を固めるために必要と考えていた。従来の憲法解釈では、日本の護衛艦が攻撃されたら米国は守るが、米国の艦船が攻撃されても日本は対処できない。日本が、北朝鮮からハワイなどに向かう弾道ミサイルを迎撃せずに無視するなら、米国民は「本当に同盟国なのか」と思うのではないか。中国は今、尖閣諸島で一歩的な現状変更をしようとし、東シナ海や南シナ海で挑発的な行動をとっている。北朝鮮のミサイルや核の脅威もある。集団的自衛権を行使できるようになれば、自衛隊と米軍が寄り効果的に対処できる。日米がともに対応する覚悟と能力があることを示すべきだ。憲法の解釈変更で行使を認めれば、日本が米国の戦争に巻き込まされるという懸念がある。しかしそれは誤解で、逆に抑止力が高まり、戦争を防げる。集団的自衛権は権利であって事態を見て行使するかどうかを決めるのは日本政府だ。日本の安全保障への影響を考えて判断すればいい。シリア情勢などでオバマ政権の対応が弱く、本当に米国は頼れるのかという疑問が日本にあるだろう。しかし、オバマ大統領が訪日時に述べたように、尖閣諸島は日米安保条約の対象だ。米国は日本を防衛する覚悟があり、今後も日本に最新鋭戦闘機やイージス艦を追加配備するだろう。米軍の戦闘機やイージス艦、早期警戒機は統合されたネットワークで運用されることになり、日本が集団的自衛権を使えるようになれば、日米間でも運用の統合が進み、同盟はますます効果的に機能するようになる。安倍政権がこの1年半、安全保障面で上げた成果は、ワシントンで高く評価されている。国家安全保障会議(日本版NSC)を発足させ、武器輸出の新原則も決めた。特定秘密保護法の成立で突っ込んだ情報交換ができるようになった。現実的に日本の防衛力を向上させようとしている安倍首相の指導力に対し、米政府内には強い期待感がある。(聞き手・渡辺丘)(引用ここまで

メアさんは、その他、ゲンパツ問題についても、トンデモナイことを言っています。軍事もゲンパツも、アメリカの遠隔操作であることが、これでもハッキリしたというべきです。

日本は決断できる国になれ=ケビン·メア元米国務省日本部長| コラム 2012年3月12日

特別インタビュー ケビン·メア元国務省日本部長 「私は見た!何も決められない日本の中枢」

アメリカは何もかも知っている  2011年9月6日  「週刊現代」2011910日号より

 

【中国防空識別圏】「中国と融和すべきでない」 ケビン·メア元米国務省  2013年11月28日 


中学生をして暴言を吐かせたのは何故かを抜きに学校バッシングのテレビに大渇!大元は安倍政治に!

2014-06-10 | マスコミと民主主義

 またまた学校の責任に転嫁!モーニングバードの皮相なコメントに大渇!

今日のモーニングバードを視ていて、また始まったな、と思いました。高視からの上から目線と言っても良いようなコメントでした。以下、検証してみます。 

TVでた蔵トップ モーニングバード!番組 2014年6月9日放送 8:00 - 9:55 テレビ朝日 

ニュースアップ!中学生が被爆者に「死に損ない」

原爆で児童1581人のうち約1300人が死亡したと推定される山里小学校。9歳の時に被曝した森口貢さんは修学旅行の中学3年生の案内をし、山里小学校の案内を始めようとした際、「死に損ないのクソジジイ」と暴言を浴びた。「話を聞かないなら出て行け」と注意をされたことに腹を立てて生徒たちは暴言をはいた。森口さんは「そばについていた先生に注意を願いしても注意しないんですよ」と話した。森口さんが電話で確認するまで謝罪の言葉はなかった。中学校の校長は「今後 手紙で謝罪したい」としている。

キーワード 原子爆弾被爆

前田典子は「どうしてこんなひどいことが言えるのか。言われた方も大変ショックだったでしょう。中学3年生になったら言っていいことと悪いことの判断はつくと思います」とコメント。青木理は「そばにいた先生が注意をしなかったことが僕は一番腹立たしい」とコメントした。

キーワード 原子爆弾被爆引用ここまで 

愛国者の邪論 まず、教師が注意をしなかったことについて、です。こんな暴言を吐くような生徒を毎日指導しなければならない先生も気の毒な話です。このことについては、前号の記事に以下のような指摘がありました。

長崎の被爆者に「死に損ない」横浜の公立中学生 | ニュース速報Japan 2014/6/7 16:52 最終更新

ところが、爆心地から600mほどの位置にある山里小学校で、案内していた10人ほどの中学生グループに対して原爆で多くの児童が死亡した話を始めようとしたところ、この班とは別行動をしていたはずの少年ら5人が近付いてきて、うち数人が「死に損ないのクソじじい」と大声で叫んだといいます。森口貢さんは少年らを注意しましたが、少年らはさらに続けざまに「笑え」「拍手しろ」などと周りの生徒らに指示し、妨害や暴言を続けました。男性教諭も注意したものの暴言は止まらず、山里小学校での案内は出来ずに終わったと言います。自分たちが所属しているグループから離れて行動していたこと、周りの生徒らが制止しなかったことなどを考慮すると、不良少年(DQNなどとも言われる)だったものと推測されます。引用ここまで

愛国者の邪論 ます、こんな暴言を吐く生徒は、どんな生徒か、想像してみてください。この暴言を吐く前の行動に、ヒントがあります。グループ行動から離れて身勝手な行動をとっていた少年。ある意味、このような少年のためにある平和学習であり、平和教育なはずです。しかし、そう単純に、簡単にはいきません。その少年なりの生育暦があるからです。同時に学校教育があるからです。

原爆と被爆体験を語ることで、平和学習と平和教育をとおして、学校の人格形成に貢献したいと考えている被爆者の方々の被爆体験。森口さんが、グループから離れて別行動をとっていた、しかも同じ仲間である中学生が声もかけていない、先生たちは何もしていなかったか、これだけでは判りませんが、イロイロ諭していたのではないかと思います。いつものように。或いは、全く放任していたのか、いつも放任しているのか、です。

そんな状況を想像すれば、森口さんが、そんな「態度の悪い」生徒を一括したのは、ある意味、当然でしょう。こんなおっかなオヤジがいても良いのですね。愛国者の邪論の幼少の頃は、こんなおっかなオヤジ・ジジイがいたもんです。逆らったりしたら、おっかねぇ!って思っていました。勿論専先生に対しても、です。

しかし、「態度の悪い生徒」は口答えした!暴言です。これは何もヒバクシャだからというようなものではないように思います。確かにヒバクシャの案内で山里小学校の被爆遺跡を回りながら、当時の子どもらの体験を追体験する、その語り部が森口さんだったのですから、ヒバクシャに対する暴言ということになりますが、それでも、この言葉は、一般的な暴言に近いものではないでしょうか。その程度の認識で、ナガサキに行ってしまったということです。

修学旅行には、特に平和学習・平和教育には、いわゆる物見遊山的な修学旅行とは違って、事前に、各教科や行事や学年やクラスで事前の学習をしているはずです。何もしないで、修学旅行に行くでしょうか。修学旅行に行くためには、先生たちは事前に、生活上のあり方や現地の学習の意味づけをしているはずです。グループに分けて行動するのも、その一貫ではないでしょうか。

しかし、それらの事前の学習が、どれだけの内容と質と時間をかけて行われているか、それは別問題です。それは、学校は多忙だからです。修学旅行を単なる修学旅行として位置づけているのか、いや学校の重要な行事として、この学習を通して、生きる力とか、学習力とか、友だちとイロイロ調べる、とか、そして調べたことを発表し合うとか、修学旅行後に、現地で学んできたことを感想文にまとめるとか、或いは自分の意見を発表し合うなど、スケジュールがあるはずです。そんな簡単なものではないでしょう。それだけのおカネと時間をかけているのです。

しかし、実際は、一部の生徒が、真逆の行動をとってしまっていた。先生たちはハラハラだったのではないでしょうか。あまり強い指導をすると、逆ギレするのではないか、そんなところを公衆の面前で見られることは恥ずかしいこと、学校の恥と、先生たちは思っていたのではないでしょうか。そんなことを考えると、少しぐらいは大目にみて、「ま、みんなと一緒ではないけれども、そんなに大きな問題を起こしてくれなければ、良しとしよう」ぐらいの気持ちではなかったのではないでしょうか。

そんな状況のなかで、森口さんが、その子らの目に余る行動を見て、正義感から、一括した、というのではないかな、と想像するのです。そういうことを前提にすると、コメンテーターのコメントは、あまりに単純すぎると思うのです。このような単純な、いわゆる「先生たちは何をやっているんだ」式のバッシングは、いかがなも尾でしょうか、と言いたくなるのです。これはTBSのニュース23でも、同じコメントがなされたので、やはり、いつもの教師・学校バッシングか、と思ったのです。

以上述べたように、学校と教師の皆さんの日頃のご苦労を無視した、上から目線には辟易することを表明しておきます。その理由は、以下のとおりです。

 子どもの言動の背後にある政治的な兆候を見逃すテレビ!

安倍政治の憲法改悪・身勝手を放置・容認するテレビ!

1.先に述べたように、修学旅行の指導にあたって、どれだけの時間をかけているか、先生たちの問題意識にもよりますが、実際のところは、ナガサキの原爆投下について、どれだけの事前の学習ができているか、です。中学三年生です。受験があります。「原爆だけやっている訳にはいかない」というムードが、保護者にも、生徒にも、教師にもあるのではないかということがあるからです。だから自然と、現地の被爆地、資料館と爆心地公園と、いくつかの原爆遺跡を「見学」させ、その時に、ヒバクシャのヒバク体験を追体験させれば、「ま、イッカ」ぐらいになっていたかもしれません。判りませんが。また、この学校の先生たちの年齢構成はどうでそうか?いわゆる平和学習・平和教育が盛んに行われていた80年代から90年代の頃の経験者がどれだけ、学校にいるか、です。そうした前提を考えるからです。

2.更に言えば、現在の日本の「思潮」状況、憲法学習が政治的などと、公的施設を貸さないなどという「風潮」を考えると、わざわざナガサキまで足を運んでいることは、本来的には、称賛されるべきことです。その理由は、一つは、横浜の中学校が、ヒロシマではなく、ナガサキに行っていることです。そういう意味では、なかなか積極的です。もう一つは、「教育再生会議」路線が強まり、また「はだしのゲン」バッシングや千羽鶴を折って現地の平和公園で慰霊をすることなど、いわゆる平和学習・平和教育を「政治教育」だと単純化して批判する風潮・風評があるなかで、ある意味、「アッパレ!」ってことです。そういう中で起こってしまった「事件」だったということです。

3.もう一つ、強調しておかなければならないことは、今回の「事件」を引き起こした中学生の立場から見ておかなければならないことです。こういう行動をとったのは何故か、です。一つは、彼らの生育暦と学校生活はどうだったか、です。それに対して、学校と家庭は、それぞれにおいて、またどのように連携して彼らの成長を促していたか。二つは、このような暴言を吐いてしまう「風潮」です。人格形成のために必要不可欠な価値である人権と民主主義を、憲法を学び、実践できるように訓練する場である学校は、決して無菌室の場所ではないのです。同時に、だからこそ、学び訓練する場であるはずですが、現在の文部行政と現代社会の「風潮」は、この訓練を困難な場所に陥れているのです。それは、教育条件の劣悪、先生たちの労働条件、現代社会のマスメディアの状況を見れば一目瞭然だからです。

では、その「上から目線」で批判するテレビは、連日何を報道しているでしょうか。テレビ朝日の、同じ番組では、同じ日に何を報道していたか、視ておきます。まず、以下ご覧ください。

 連日報道している犯罪の奥深いところにあるものを検証しないテレビ!

TVでた蔵トップ モーニングバード!番組 2014年6月9日放送 8:00 - 9:55 テレビ朝日

ニュースアップ! 路上で殴る蹴る男性死亡

大阪・淀川区で33歳の男が府中市在住の男性に殴る蹴るの暴行を加え死亡される事件が起こった。

キーワード 府中市(大阪)淀川区(大阪)

ニュースアップ! 路上で殴る蹴る男性死亡

男性に暴行を加え死亡された33歳の容疑者。容疑者は「バイクで走っていて軽自動車と接触し口論となり腹が立った」と供述。また、「当時 酒を飲んでいた」と供述しているが、「殺すつもりはなかった」と殺意を否認している。出頭した理由に「ニュースで男性が死亡したことを知り怖くなった」と述べている。

キーワード 淀川区(大阪)

(ニュース)身勝手な動機 路上に丸太を放置 少年2人逮捕  キーワード 手稲区(北海道)

札幌市手稲区で路上にコンクリートブロックや丸太が相次いで置かれた事件で、警察は市内に住む17歳と15歳の少年二人を逮捕した。少年二人は同じ中学校出身の友人で、ふたりとも容疑を認めている。少年らの供述によると丸太は近くの住宅の庭から持ってきており、人や車が通る様子を見ていたそうだ

札幌市手稲区の周辺では14件の同様の事件が起きており、警察は少年らとの関連を慎重に調べている。逮捕された少年らは丸太を置いた以外にもやった、と話している。5月3日に路上にブロックが置かれていた事件では被害にあったタクシー運転手は「度が過ぎる」と述べている。

少年らが逮捕された容疑である路上に丸太を置く行為だが、これに車が衝突していたらどの程度の衝撃があるのかを実験すると、衝突する直前まで気づくことは出来なかった。実際に先月6日には乗用車が丸太に衝突する事件も発生しており、今回の一連の事件はすべて夜に置かれていたとみられる。逮捕された少年らは容疑を認めている。

(ニュース) スタジオ解説

北海道札幌市手稲区で路上に丸太などが置かれていた事件についてスタジオでトーク。スタジオに少年二人が運んだ丸太の実物大の模型が登場し、「人や車の反応が見たかった」と少年二人が話していることを改めて説明した。小川泰平さんは今回の一連の事件について、すべてこの少年二人が行ったとは限らない、同じグループ内での模倣犯の可能性もある、などと話した。他にも殺人の可能性もあったことなどから考えが足りてなさすぎる、などと出演陣が話しあった。(引用ここまで

侵略戦争・フクシマの責任も免罪・放置する安倍首相派の姑息断罪を!

侵略戦争を反省してできた憲法改悪を許すな!憲法を使え!

愛国者の邪論  どうでしょうか。このような犯罪が起こる背景は何でしょうか。政治の貧困とマスメディアの情報の偏向があります。自衛官や国民の命を軽んじる安倍首相の身勝手なやりたい放題の大ウソ、スリカエ、デタラメ、トリックを許すマスメディアがあります。ブラジル国民の当然の権利であるストやデモを混乱・懸念と報道する、韓国KBS労働者のストを職務放棄と報道するのです。どうやって生活上の問題を解決すれば良いのでしょうか。

憲法を形骸化する情報が垂れ流されているなかで、安倍首相にみる身勝手を許す社会の「風潮」「風評」を拡散しているわけですから、「やったもんが勝ち」「なげやり」意識な横行するのは当然です。テレビも犯罪の奥深いところに政治の貧困を告発するものは、ほとんどありません。国民にとって、厭世的になるのは当たり前ではないでしょうか。政治を革新していくための方法と内容が国民に届かないようになっているのですから、「被害」が蔓延していくのは、当然です。こんな社会の「風潮」「風評」状況の中で、無菌質の子どもが影響を受けるのは当然です。

4.最後に、森口さんの「語り部」体験を、政治的なもののような印象操作・スリカエ・デマ垂れ流す勢力がいることです。そもそも森口さんが、原爆投下時にナガサキにいなかったこと、佐賀に疎開していたこと、ナガサキに戻ったのが20後だったことをあげて、ヒバクシャではないとしている点です。これなどは残留放射能問題に対する無知を、自分から表明しているようなもので、論外・ケシカラン話です。

フクシマのヒバクシャ問題を取り上げることをバッシングする安倍首相と同一線上に位置する身勝手・スリカエ・大ウソ・デタラメ・ゴマカシのトリックです。同時に、彼らの主張によって安倍首相派の大東亜戦争正当化論、中朝「脅威」論、憲法改悪論を正当化するための口実として利用する立場が、逆に浮き彫りになっています。

こうした勢力が、森口さんのヒバクシャとしての当然の行為を捻じ曲げ、攻撃することで、安倍首相の「教育再生会議」路線の学校現場への徹底化、家庭への持ち帰りなどの徹底化のための「お願い」を応援する役割を果たしていることです。これは安倍首相の目玉である道徳教育=『私たちの道徳』を学校現場に徹底化させ、更には家庭への持ち帰り「お願い」など、(これそのものは違法行為なのですが)、安倍首相の偏向思想を流布する、正当化する、口実として、利用していく路線です。こうした手口が、学校現場の「空気」を閉塞させていく、学校が、憲法と子どもの権利条約を学び、実践する場として機能不全に陥らせていくのは当然です。極めて政治的です。

以上のような理由をあげると、テレビが、この事件を通して学校と教師をバッシングするのは、極めて問題あり!と言わなければなりません。むしろ問題の拡散と安倍政権への応援メッセージを送っていることになるのです。憲法を活かした政治を奨励しないという意味で、また無法・身勝手を放置・容認しているという意味で。以下の資料をご覧ください。 

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