愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

ナガサキ平和学習修学旅行でヒバクシャ森口貢さん、子どもを一括!子どもの暴言に渦巻く賛否!

2014-06-09 | マスコミと民主主義

 

以下の記事が、拡散して、イロイロな議論が渦巻いています。そこで検証することにしました。

【共同通信】 修学旅行生が長崎被爆者に暴言 横浜の中3男子生徒数人  06/07 13:00  

修学旅行で5月に長崎を訪れた横浜市の公立中3年の男子生徒数人が、爆心地周辺を案内していた被爆者で語り部の森口貢さん(77)に「死に損ない」などの暴言を吐き、森口さんが学校に抗議していたことが7日、分かった。森口さんによると、被爆者らが5月27日、3年生119人をグループに分け、爆心地周辺の被爆遺構を案内。森口さんが山里小学校で説明し始めたところ、グループから離れて行動していた数人の生徒が「死に損ないのくそじじい」と大声で叫んだ。森口さんは注意したが、この数人は周りの生徒にも「拍手しろ」などと言って妨害、暴言を続けたという。(引用ここまで

次に同様の内容の記事が掲載されました。

【西日本新聞】 修学旅行生が長崎被爆者に暴言 横浜の中3男子生徒数人  06/07 19:46

次に現地被爆地ナガサキで、以下の記事が、掲載されました。

長崎新聞 県内トピックス修学旅行生が被爆者に暴言 (2014年6月9日更新)

5月に修学旅行で長崎市を訪れた横浜市の公立中の3年生が被爆遺構巡りの最中、案内していた被爆者で「長崎の証言の会」事務局長、森口貢さん(77)に「死に損ない」などと暴言を吐いていたことが7日分かった。校長は長崎新聞の取材に「許される言葉ではなく大変申し訳ない。どれだけ心ない言葉を発したか、反省を促す」と語った。森口さんや学校によると3年生119人は5月27日、平和公園から九つの班に分かれ出発。森口さんが10人ほどの生徒を山里小に案内した際、別行動していた男子生徒5人が「死に損ないのくそじじい」と大声を上げた。注意したが、「拍手」と周囲に手をたたくよう求めるなど説明の妨害を続けたという。森口さんは翌日、経緯などを手紙に書いて学校側に郵送。今月3日に電話すると、校長から口頭で謝罪を受けた。生徒は学校側に、平和公園で生徒1人が森口さんから「話を聞かないなら出て行け」と態度の悪さを注意され、反発したと説明。学校側は、生徒の感想文と校長の謝罪文を森口さんに送る考え。森口さんは「戦争や核兵器の悲惨さを若い世代に伝えたいとの思いで活動している。向き合ってもらえなかったことは悲しい」と話した。(引用ここまで

次に以下の記事をご覧ください。結構、経緯が詳しく報道されました。

長崎の被爆者に「死に損ない」横浜の公立中学生 | ニュース速報Japan 2014/6/7 16:52 最終更新■

2014年5月27日、修学旅行で長崎県を訪れた神奈川県横浜市の公立中学3年生の男子生徒ら数人が、被爆者に対して「死に損ない(しにぞこない)」などととんでもない暴言を吐いていたことが、6月7日になり分かりました。発表によると5月27日、中学校3年生119人をグループ分けし、被爆者らが案内人をして爆心地周辺の被爆遺構を見て回っていたとのこと。そして被爆者で語り部の森口貢さん(77)が、爆心地から600mほどの位置にある山里小学校で、案内していた10人ほどの中学生グループに対して原爆で多くの児童が死亡した話を始めようとしたところ、この班とは別行動をしていたはずの少年ら5人が近付いてきて、うち数人が「死に損ないのクソじじい」と大声で叫んだといいます。森口貢さんは少年らを注意しましたが、少年らはさらに続けざまに「笑え」「拍手しろ」などと周りの生徒らに指示し、妨害や暴言を続けました。男性教諭も注意したものの暴言は止まらず、山里小学校での案内は出来ずに終わったと言います。自分たちが所属しているグループから離れて行動していたこと、周りの生徒らが制止しなかったことなどを考慮すると、不良少年(DQNなどとも言われる)だったものと推測されます。森口貢さんは翌5月28日になり、生徒らが通う中学校の校長に手紙を送り抗議したということです。しかし返信が無かったことから、6月3日になり直接学校側に電話をかけたところ、校長が「大変申し訳ない」などと謝罪したとのこと。現時点で、この学校が横浜市のどの公立中学なのかは分かっていません。森口貢さんは取材に対して「こんな経験は初めて。とても悲しいことでした。被爆者の方々にも申し訳なく、辛い時間でした。被爆から69年もの月日が経ち、戦争や原爆を他人事と感じているのだろうか」と話しました。(引用ここまで

朝日 修学旅行生5人、長崎の被爆者に暴言 横浜の中学校謝罪 2014年6月8日00時17分http://www.asahi.com/articles/ASG673RG9G67TOLB001.html

 長崎原爆で被爆し、語り部として活動している森口貢(みつぎ)さん(77)=長崎市=が5月、修学旅行で同市を訪れた横浜市の公立中学校3年生の男子生徒5人から、「死に損ない」などと暴言を吐かれていたことが分かった。森口さんは学校に抗議し、校長が電話で謝罪した。被爆者団体は「生徒たちに学ぼうという気持ちが足りない」と嘆いている。

 森口さんや学校によると、3年生119人が5月27日に長崎市を訪れ、森口さんが所属する「長崎の証言の会」の9人が班ごとに被爆遺構を案内した。

 森口さんは10人ほどを爆心地から600メートルほどの山里小学校へ案内。話を始めようとした際、別行動をしていた男子生徒5人が近づき、「死に損ないのくそじじい」と大声を上げ、周りの生徒に向けて「笑え」「手をたたけ」などと言ったという。

 森口さんは翌日、「多くの被爆者の方に申し訳なく、つらい時間でした」と記した手紙を校長に郵送。今月3日に学校へ電話すると、校長から「すみませんでした」と謝罪されたという。校長は取材に、暴言の前に森口さんが、態度が悪い男子生徒1人に「出て行け」と言って叱った経緯があったと説明。「(暴言は)逆恨みをして言ったのだろうが、許される言葉ではなく反省を促したい」と話した。今後、生徒の感想文と校長の謝罪文を送るという。

 森口さんは原爆投下後に長崎市中心部に入り、入市被爆をした。小学校教諭を退職後、1998年から被爆遺構の案内や講話をしている。現在は長崎の証言の会事務局長。森口さんは「こんな経験は初めて。被爆69年となり、戦争や原爆をひとごとと感じているのだろうか。本気で向き合ってもらえなかったことが悔しく、悲しい」と話した。

 長崎原爆被災者協議会の山田拓民事務局長は「自ら学ぼうという気持ちが足りなかったのでは。事前学習を含めた学ぶ姿勢が大切」と話す。被災協は修学旅行生らに年間600回ほど証言活動をしている。集中しない生徒はいても、邪魔されたことはないという。

 ただ、1997年には長崎市被爆者の男性(当時65)が被爆体験の一人芝居の上演中、修学旅行の中学生からやじられたり、キャンディーを投げつけられたりするトラブルがあった。

 今回の問題について男性の妻(79)は「やってしまった後が大切」と話す。男性のケースでは生徒数十人が謝りに来て、男性は「水に流そう。人の痛みの分かる人になって下さい」と応じた。その後、生徒たちの生活態度が改まったと聞き、救われたという。「生徒たちがしっかり反省し、気持ちを森口さんに伝えることが大切」と指摘した。(山本恭介、岡田将平)(引用ここまで

以下は、この「事件」に対する「評価」をくだしているブログです。ご覧ください。

真実を探すブログ 死に損ないのくそじじい」と暴言!被爆者の森口さん - Posted on 2014/06/08 Sun. 20:00:35 

ところが、この記事について、以下のような記事が書かれるようになってきました。発信源は? 

「死に損ないのくそじじい」と言われる前に暴言を吐いていた!!! 2014/6/9(月) 午前 10:11

長崎語り部に「死に損ない」修学旅行の横浜の中3生・語り部の森口貢はエセ被爆者の反日糞爺だったhttp://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5474.html

長崎で修学旅行生が被爆者森口貢に暴言吐いた事件の 真 相 が 酷 す ぎ た !!! 朝日新聞がまた捏造をやらかしていたことも発覚!!!2014.06.09 http://www.news-us.jp/article/399054244.html

森口さんについて、以下をご覧ください。

森口貢 - 記事検索 - 人気ブログランキング

講話者プロフィール - ピースウィング長崎

森口 貢 男 8歳
(もりぐち みつぎ)1945年7月末から8月初め、家近くの造船所が激しい爆撃を受けた。避難した防空壕近くでも爆発した。ここは危ないとして6年生の姉と1年の弟と3年だった私、子ども3人を母は連れて、8月4日佐賀の田舎に疎開した。5日後原爆が投下された。父の工場は消失し、姉兄は学徒動員中だったが、奇跡的に生き延び、引き返した母と共に私達の所に戻ってきた。20日爆心地を抜けて長崎に戻った。戦争は本当に怖い。平和は尊い。(引用ここまで

愛国者の邪論の意見は、次に掲載します。

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韓国沈没船の船長は批判はするがフクシマ原発事故の吉田調書をとりあげないNHKと日本の「世論」に大渇!

2014-06-09 | テレビと戦争

韓国沈没船逃亡船長を批判・非難するNHKとテレビが

東電社員の逃亡は免罪するのか!恥を知れ!

韓国旅客船の沈没事件については、毎日繰り返し報道がされていたことは周知の事実です。この悲劇は、実に痛ましい事件ですが、日本のマスコミの取り上げ方は、極めて政治的なものでした。それについては、すでに記事にしてきました。

韓国の沈没船事故を繰り返し報道するテレビが、朝日の原発事故スクープに沈黙するのは何故か!(2014-05-21 17:44:12)
あれだけ沈没船報道している日本のマスコミが韓国KBSの労働者のストライキを報道しない知的退廃・腐敗!(2014-05-20 23:58:09)

そこで、以下のNHKのニュースを視て、いっそう、そのことを告発しなければならないと思いましたので、記事にしておきます。

韓国沈没船船長 初めての裁判に注目 6月9日 6時24http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140609/k10015066611000.html

K10050666111_1406090536_1406090546.mp4

韓国の旅客船沈没事故で、船長ら乗組員の初めての裁判が10日、行われます。
このうち船長ら4人は、乗客を客室にとどまらせて適切な避難誘導を行わないまま船から脱出したとして、殺人などの罪で起訴されており、多くの犠牲を出した事故の責任を巡る審理の行方に韓国社会の目が注がれています。4月に韓国南部で起きた旅客船セウォル号の沈没事故では乗客の避難誘導を適切に行わなかったとして乗組員15人が起訴されており、10日、15人に対する初めての裁判が韓国南部クァンジュの地方裁判所で行われます。このうち船長のイ・ジュンソク被告ら4人は殺人の罪で起訴されていますが、クァンジュ地方検察庁は、4人には乗客を救護する義務があったとしたうえで、船内放送で避難を命令することが可能であり、避難させなければ死亡することを明確に認識しながら救護措置を一切取らなかったと指摘し、未必の故意が認められるとしています。裁判では、この未必の故意を認定するかどうかが最大の焦点になるとみられ、多くの犠牲を出し、韓国社会に衝撃を与えた事故の刑事責任を巡る審理に韓国社会の目が注がれることになります。また船会社が安全管理を怠った背景などについて捜査を進めているインチョン地方検察庁は、船会社の前会長で実質的なオーナーのユ・ビョンオン容疑者を横領などの疑いで指名手配して行方を追っています。検察は前会長の逃亡を助けた疑いで10人以上を拘束するとともに関係者から話を聞いており、これまでのところ前会長が韓国南部のチョルラ南道に潜伏している可能性が高いとみて逮捕に全力を挙げています。(引用ここまで

愛国者の邪論

この事件を、これだけで済ませると、何も問題は見えてきません。NHKの視点をそのまま、我が日本国に当てはめていかなければ、何も問題点は見えてきません。他国のことを取り上げる際に、同じような問題が発生している自国の問題を棚上げして、他国の問題のみを取り上げることは、アンフェアーばかり、自国の問題の免罪になります。そのことが問題です。こういうことが、実に多いというのが、日本のマスコミであることを、この間一貫して指摘してきました。

そこで、以下の記事をご覧ください。朝日がスクープした、いわゆる「吉田調書」です。この「吉田調書」問題を韓国旅客船沈没事件に当てはめてみると、日本のマスコミの取り上げ方は、極めて小さい、ゴマカシと言わなければなりません。連日テレビが取り上げた、韓国の事件と同じように、フクシマゲンパツに責任を負っている東電社員の、実に9割が逃げていたこと、しかし、住民には、「逃げろ」と指示を出していなかったことなどを日本のマスコミは検証していません。ここに自国の問題について、追求もせず、スルーしている恥ずべきマスコミ・テレビの姿が浮き彫りになってきます。

しかも、この事件の調書については、官邸は関知していなかったことが明らかになると同時に、この「吉田調書」の公開は拒んだのです。現在においては、公開することになってはいますが、未だ公開はしていません。しかも、この朝日のスクープに、「国民の命と安全を守る責任を負っている」と強調している安倍首相の態度は、極めて不遜・不道徳です。以下ご覧ください。

朝日、政府事故調「吉田調書」入手 指示に反して所員9割が退避、本当か?  2014年5月20日

日刊ゲンダイ 安倍官邸が激怒! 福島原発「吉田調書」流出で“犯人捜し” 2014年5月23日

愛国者の邪論

どうでしょうか。NHKは、さらに恥ずべき報道をしているのです。以下の報道です。籾井NHK会長の恥ずべき言動について、NHK労働者はどのように対応したでしょうか。KBSの社長の恥ずべき言動については報道していながら、自分のところの会長については、スルーするNHKの良心というのは、全く欠落していると言わざるを得ません。他国の「不祥事」は報道するくせに、自国の「不祥事」はスルーするのです。こんな報道が、日本国中のマスコミによって、国民に垂れ流されているのです。デマ・スリカエ・大ウソ報道によって、自民党政権が温存・延命されてきたのです。このことを、マスコミ自身が反省・検証すべきです。

しかも、NHKは、労働者のストライキは「職務放棄」「混乱」と報道しているのです。これでは韓国労働者に対して無礼と言わなければなりません。しかも、このような報道では、日本の労働者のストライキについても、このような「評価」を行うとすれば、憲法違反と言わなければなりません。こうした手口として、報道がなされることで、自民党政権が温存・延命されてきたことを、再度強調しておきたいと思います。

韓国KBS 理事会が社長解任決める 6月6日 4時10http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140606/k10015015411000.html

K10050154111_1406060446_1406060449.mp4

韓国の公共放送KBSは、「社長が政府の立場に配慮して報道内容に不当に介入した」などとして報道局の幹部や記者らが職務を放棄する異例の事態が続いていることから、理事会が社長の解任を決め、混乱はようやく収拾に向かう見通しとなりました。韓国の公共放送KBSでは、先に、旅客船沈没事故について不適切な発言をしたと伝えられた報道局長をキル・ファニョン社長が更迭し、これに対して報道局の幹部や記者らが「社長は政府の立場に配慮して報道内容に不当に介入し、報道の独立性を侵した」などと反発して職務を放棄し、労働組合もストライキを続けています。こうしたなかKBSで5日、理事会が開かれ、キル社長の解任を求める決議案が賛成多数で可決され、KBSの社長の任命権を持つパク・クネ大統領もこれを受け入れるとみられます。KBSは、ニュースの時間が大幅に短縮されているほか、4日行われた統一地方選挙では、当選が決まった候補を取材する記者がいないなどといった異例の事態が続いていました。これで、混乱はようやく収拾に向かう見通しとなりましたが、かたくなに辞任を拒否してきたキル社長だけでなく、視聴者を無視してストライキを続けたなどとしてKBS全体に厳しい目が向けられており、信頼回復には時間がかかりそうです。引用ここまで

コメント (4)
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