【釧路】釧路市議会が一般質問の質疑の一部を「不適切だ」として議会広報に掲載しない方向で調整していた問題で、同市議会は21日、全6会派の代表者による会議を開き、二つの質疑について不掲載とすることを正式に決めた。

会議は非公開で開かれた。出席した各会派の代表者によると、これまで一般質問の掲載を不適切としていた会派のうち、自民が方針を転換した。この結果、6会派のうち、掲載に反対するのは3会派で、「掲載すべきだ」は2会派にとどまり、掲載を求めていた民主系の市民連合が「(各会派の)大勢に従う」との立場に回ったため、不掲載が決まった。

不掲載とされた一般質問をした市議2人が所属する共産党釧路市議団の松永俊雄団長は「自由な議論を戦わせる市議会で、質問した議員の意向を無視して議会広報に載せないというのは検閲に等しい」と批判。

議会広報では共産党の2人の質疑欄を、抗議の意味を込め空欄とすることも検討しているという

不掲載となるのは、 「アベ政治を許さない」と書かれたクリアファイルについて道教委が調査した問題と、蝦名大也市長の資産公開に記載漏れがあったことを指摘した一般質問2題。(引用ここまで

釧路市議会でとんでもないことが!

日本共産党釧根地区委員会 石川明美

http://www2.plala.or.jp/ishiishi/

「議会広報」紙には、議員のQ&Aが掲載され、市民に配られる。当然議事録からの要約である。 ところが、この「広報」に質問の中身である「アベ政治は許さない」という文言がふさわしくない、と削除される事件が起きた。広報委員長が掲載を拒否し、なんと議長も同意して各会派にはかるなどと、異常な暴挙にでた。市民の知る権利の侵害であり、議会制民主主義の破壊だ。

いまこそ「釧路市議会基本条例」に立ち返ることが重要だ

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