安倍晋三首相は28日、首相官邸で新党大地の鈴木宗男代表と約40分間会談し、来年4月の衆院道5区(札幌市厚別区、石狩管内)補欠選挙や来夏の参院選などについて意見交換した。関係者によると、首相は鈴木氏に「北海道では大地が影響力を持っている。鈴木氏はキーマンだ」と述べ、大地の動向を注視していく考えを示した。これに対し鈴木氏は、共産党が加わる野党統一候補の擁立は支持しない考えを伝えた。日ロ関係やシリア情勢でも議論した。鈴木氏は会談後、記者団に「来年は参院選の年でもあり、首相は自身の考えを披露された。私は聞き役だった」と述べた。(引用ここまで

北海道知事選で見せた新党大地の動きは教訓だな!

安倍批判」を自粛する新聞。

これでは「報道の自由度」61位も当然

2015-02-21

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20150221/1424491413


北海道知事選、悩む佐藤氏 大地が共産拒否感、政党との距離に難題

 3月26日告示道知事選で、フリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)が、支援を受ける各政党との距離感に頭を痛めている。支援政党も組織もない中での出馬表明から3カ月余り。期待通り民主共産両党の支援は得たものの、新党大地鈴木宗男代表が共産党拒否感を示し、新たな火だねとなっている。「道民党」を掲げる佐藤氏は政党色を極力排す考えだが、政党側は少しでも影響力を発揮したいところで、足元固めは難航しそうだ。

保守中道浮動票。来るべき票が離れてしまう」。共産党委員会が佐藤氏支援を発表した18日、釧路市内で記者団の質問に答えた鈴木氏は共産党への警戒感をあらわにした。

佐藤氏に強い関心を示してきた鈴木氏は、佐藤氏本人や後援会幹部に共産党支援は断るよう強く働きかけてきた。大地関係者によると、保守政治家を自任する鈴木氏はかねてから、共産党とは主義主張が異なるとして「新党大地とは相いれない」と一線を引いてきた。

こうした鈴木氏の動きに佐藤氏側は困惑する。4選を目指す高橋はるみ知事(61)との一騎打ちを狙っていただけに、民主党北海道の支持表明に続き、共産党支援に回ることは願ってもない展開。もともと「私の政策を良しとしてくれる政党、団体があればありがたい」との立場で、共産党も例外ではなかった。

「推薦、支持ではない。勝手連みたいな感じでしょう」。佐藤氏は18日、共産党支援について札幌市内で記者団にこう説明。共産党が自発的に支援するという受け止めを表明することで、鈴木氏に配慮した形だ。ただ、佐藤氏の陣営関係者は「鈴木氏がこれで収まるだろうか」と懸念する北海道新聞 2015/02/20 07:10)

 

現時点の鈴木宗男の動きは、自らの存在感をアピールする程度の狙いではないかと思われる。なお、独自候補を擁立できなかった「責任」とやらをとって横路孝弘民主党北海道連代表を辞任している。だが、民主党が独自候補を立てた場合、その惨敗は目に見えていた。

民主、北海道知事選擁立を断念 横路道連代表は引責辞任:朝日新聞デジタル

民主北海道知事選擁立を断念 横路道連代表は引責辞任

北海道知事選で共産党との共闘を拒否した鈴木宗男氏に民主が寄り添っていくことの「犯罪的・反国民的裏切り」が浮き彫りになります。

民主党は北海道5区の補欠選挙で安倍政権と対峙し勝利していくために、どうするつもりでしょうか?

北海道知事選の教訓を活かさなければ、民主党の存在そのものが、国民によって否定されることでしょう。