情報伝達手段であるマスメディアの責任を棚にあげて
「野党だらしない」論を吹聴拡散する手口ここにアリ!
野党には様々アリ!
安倍政権に代わる国民連合政府樹立を求める野党!
政界再編劇で安倍政権と競争する野党!
安倍政権に協力する野党!
こんなことを隠ぺいするメディアの典型記事!
議論がすれ違いに終わらないよう、
首相には各政策の内容や目的について、
国民への負担や痛みが伴うことを含めて
丁寧かつ正直に説明することが求められる。
一方の野党側も、政権批判を展開するだけでなく、
具体的な対案を示していかなければ、
有権者の信頼を勝ち取ることはできない。
説明責任を果たしていかなければならない
説明責任を果たさない首相に対する立場は一つだろう!
国会論戦/野党の奮起に期待したい
デーリー東北/2016/1/9 10:05
http://www.daily-tohoku.co.jp/jihyo/jihyo.html
安倍晋三首相の外交報告と麻生太郎副総理兼財務相の財政演説に対する各党の代表質問が衆参両院で行われ、国会論戦がスタートした。
夏の参院選を控え、民主党の岡田克也代表をはじめ野党側は対決姿勢を鮮明にして安倍政権が進める政策を強く批判。これに対して首相は外交や経済面での成果を強調した。
国政選挙が近づくと、与野党とも相手を非難することばかりに力点を置く傾向が強まる。
だが、今度の参院選からは、投票権が18歳以上に引き下げられる。加えて、憲法改正が最大の争点になりそうだ。
議論がすれ違いに終わらないよう、首相には各政策の内容や目的について、国民への負担や痛みが伴うことを含めて丁寧かつ正直に説明することが求められる。
一方の野党側も、政権批判を展開するだけでなく、具体的な対案を示していかなければ、有権者の信頼を勝ち取ることはできない。
議論すべきテーマは内政、経済、外交、安全保障と多岐にわたる。中でも、民主党から共産党まで野党各党が憲法違反だとする安全保障関連法への国民の不安は一向に払拭(ふっしょく)されていない。
首相は法施行にはリスクも伴うことを率直に認めた上で丁寧に国民の理解を求めるべきだ。
日本を取り巻く安全保障環境の厳しさは北朝鮮の4度目の核実験であらためて浮き彫りになった。
野党側、特に2012年まで政権を担っていた民主党は現実的で具体的な安全保障政策を打ち出す必要がある。
経済政策では、アベノミクスの成果をアピールする首相に対して、岡田代表らは低所得の年金受給者への3万円の臨時給付金が15年度補正予算案に盛り込まれたことなどを参院選対策の「ばらまき」だと厳しく批判。17年4月に予定される消費税率の10%への引き上げに伴う軽減税率制度導入の財源についても「不明確」だと追及した。
首相は「幅広い消費者が買い物の都度、痛税感の緩和を実感できる」と軽減税率制度の利点を強調したが、財源の手当てをどうするのか、説明責任を果たしていかなければならない。
民主党をはじめ野党側もアベノミクスに代わる具体的な経済政策を提示してもらいたい。
13年夏の参院選以降、衆参両院で自民党の「1強多弱」状態が続いている。
野党の存在感があまりにも希薄で、政権や与党に緊張感が欠けるような状況は健全な政治とは言えない。民主党をはじめとする野党各党の奮起に期待したい。(引用ここまで)