大ウソと憲法形骸化を放置して
正々堂々と憲法議論をすると嘯く安倍首相を免罪・免責して
安倍首相の土俵に乗る愚かさに気付かない!
こんな知的劣化・不道徳では日本は沈没するぞ!
改憲へ積極姿勢=施政方針で「正々堂々議論」-安倍首相
時事通信 2016/01/23-14:34
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016012300189
安倍晋三首相が、持論である憲法改正へ積極的な発言を続けている。22日の施政方針演説では、「正々堂々と議論しよう」と国会での改憲論議を呼び掛けた。首相は今夏の参院選で、おおさか維新の会など一部野党も加えて改憲発議に必要な3分の2以上の議席を目指す意向で、連立を組む公明党は警戒している。
22日の施政方針演説で、首相は憲法改正について、「正々堂々と議論し、逃げることなく答えを出していく。その責任を果たしていこう」と強調した。昨年の施政方針演説での「国民的議論を深めていこう」との表現と比べ、首相の積極姿勢が色濃くにじんだ。
実際、首相は4日の年頭記者会見で、憲法改正を参院選で訴える考えを示して以降、改憲をめぐる発言のトーンを強めている。10日のNHK番組では、「与党だけで3分の2は難しい。おおさか維新もそうだが、改憲に前向きな党もある」と発言。21日の参院決算委員会では、「どの条項を改正すべきかという現実的な段階に移ってきた」との認識を示した。
首相の積極姿勢には、具体的な議論を促すことで改憲に向けた環境を醸成する狙いがある。加えて、政府関係者は「改憲を志向する保守層への配慮もあるのではないか」と指摘する。慰安婦問題をめぐる昨年末の日韓合意には、首相の支持基盤である保守層からも反発が出ているからだ。
首相が秋波を送るおおさか維新は、首相の積極姿勢に呼応して、24日から憲法改正案の策定に着手する予定。これに対し、民主党は参院選を「平和憲法の分岐点」(岡田克也代表)と位置付け、改憲勢力による3分の2確保を阻止する考えだ。公明党は、支持母体に憲法9条改正への拒否感が強いため、参院選での争点化にも慎重だ。山口那津男代表は22日、施政方針演説について、「憲法改正を具体的に国民に問うように絞り込んでいくのは現実的ではない」との見解を示した。
◇改憲をめぐる最近の首相発言
▽参院選でしっかり(改憲を)訴え、その中で国民的議論を深めていきたい。(4日の年頭記者会見で)
▽自公だけでなく、改憲を考えている未来に向かって責任感の強い人たちと3分の2を構成したい。(10日のNHK番組で)
▽当然、来るべき選挙(参院選)でも、政権構想の中で(憲法)改正を示すことになる。(12日の衆院予算委員会で)
▽おおさか維新とは改憲の必要性、責任感を共有しているのではないか。(18日の参院予算委員会で)
▽どの条項を改正すべきかという現実的な段階に移ってきた。(21日の参院決算委員会で)
(引用ここまで)
安倍首相 改憲「現実的な段階に」 参院決算委
毎日新聞 2016年1月21日 11時50分(最終更新 1月21日 12時32分)
http://mainichi.jp/articles/20160121/k00/00e/010/218000c
安倍晋三首相は21日午前の参院決算委員会で、憲法改正について「必要な改正は行うべきものと考えている」と参院選後の実現に重ねて意欲を示した。安倍政権は大規模災害などを想定した「緊急事態条項」の追加を目指す方針だ。首相は「いよいよどの条項を改正すべきかという現実的な段階に移ってきた」と語り、改憲項目の議論にも着手する考えを示した。
首相は現在の憲法が国民投票を経ずに成立したことに触れ、憲法改正が「国民が考えて自らの1票を投ずる初めての経験となる」と指摘。国民主権など憲法の3原則を維持する考えを示した上で「改正されれば自らの手で憲法を作る初の機会だ。新たに生み出される精神こそ日本の未来を切り開くことにつながる」と述べた。自民党の二之湯智氏への答弁。【野原大輔】(引用ここまで)
憲法改正「新たな段階」 安倍首相、議論深化に意欲
産経 2016.1.21 13:17更新
http://www.sankei.com/politics/news/160121/plt1601210018-n1.html
安倍晋三首相は21日の参院決算委員会で、参院選の争点に掲げる憲法改正の議論について「いよいよ、どの条項を改正するかとの新たな現実的な段階に移ってきた」と強調した。同時に「この段階では国会や国民的議論の深まりが必要だ。その中でおのずと、どこを変えていくべきかの議論が深まっていく」とも語った。
改正条項に関しては「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義など現行憲法の基本的な考え方を維持するのは当然の前提だが、必要な改正は行うべきだ」と指摘。改憲の国会発議には衆参両院でそれぞれ3分の2の賛成が必要だとして「より多くの会派の支持をいただき、国民の理解を得るための努力が不可欠だ」と合意形成に努める考えを示した。
現行憲法は旧憲法下で国民投票の手続きを経ずに成立した点に触れ「国民が考えて自らの一票を投ずる初めての経験をする」と主張。自民党の二之湯智氏への答弁。(引用ここまで)
愛国者の邪論の検証
ここでも産経の記事の姑息がここに浮き彫りになりました。旧憲法下で国民投票制度?全くのデタラメです。天皇主権の下で国民投票制度などある訳がありません!人権と民主主義を主張するだけで「安寧秩序」の「否定」と解釈されて治安維持法違反で逮捕投獄され、虐殺された時代です。大日本帝国憲法を読めば人権が制限されたものであること、そもそも女性の人権、参政権も認めていませんでした。
国会で、こんな大ウソを言っても誰も批判もしない!ここに既成事実化とマンネリがあります。毎日の記事に浮き彫りです。
大日本帝国憲法第7章 補則
第73条 将来此ノ憲法ノ条項ヲ改正スルノ必要アルトキハ勅命ヲ以テ議案ヲ帝国議会ノ議ニ付スヘシ
2 此ノ場合ニ於テ両議院ハ各々其ノ総員三分ノニ以上出席スルニ非サレハ議事ヲ開クコトヲ得ス出席議員三分ノ二以上ノ多数ヲ得ルニ非サレハ改正ノ議決ヲ為スコトヲ得ス(引用ここまで)
以下の記事は、朝日の記事を掲載していますが、知的財産権はどうなっているでしょうか?
愛国者の邪論は、そのまま掲載してみます。
安倍首相、憲法改正
「いよいよ、現実的な段階に移ってきた」
投稿日: 2016年01月22日 08時32分 JST 更新: 2016年01月22日 23時01分 JST
http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/21/constitutional-amendment_n_9044828.html?utm_hp_ref=japan
首相、改憲「現実的な段階」 条項絞り込む必要性を指摘
安倍晋三首相は21日午前の参院決算委員会で、憲法「改正」、実際は「改悪」と言った方が良いのですが、マスコミは、一貫して「改正」と言っています。ここのスリカエ・ゴマカシ・デタラメ・大ウソが浮き彫りになります。
そして安倍首相は、「いよいよ、どの条項について改正すべきかという、新たな現実的な段階に移ってきた」と述べたようですが、そもそも、国民が、安倍内閣にやってほしいことは、憲法「改正」の名による「改悪」などやってほしいなどとは思っていません。世論調査によれば、一番やってほしいことは「生活改善」に対する要求です。
だから、「国会などの議論で改正項目を絞り込む必要があるとの認識を示した」ということの前に、国民世論と著しくかい離していることを指摘すべきです。
首相は、憲法について「必要な改正は行うべきものと考えている」と「改めて強調」したと、安倍首相の言い分をそのまま垂れ流して、あたかも、国民世論に沿って主張しているかのような印象操作を行っているのです。これは安倍首相のメディア戦略の土俵の上で報道をする朝日をはじめとした日本の情報伝達手段であるマスメディアの知的退廃を浮き彫りにしているのと言わなければなりません。
安倍首相の思う壺と言えます。
安倍首相が、「改正項目」に関しては「国会や国民的議論の深まりが必要で、その中でおのずと、どこをどう変えていくべきか、あるいは変えていかないほうがいいという議論が深まっていくものと考えている」と述べたとしていますが、すでに俺が発言知れば、そのことを踏まえてマスコミが垂れ流してくれる。そのことで「議論」を深めてもらえるということを前提にして発言しているのです。これは、恐らく夜な夜な会食している中で、打ち合わせをしていることを、そのまま語っているのだと思います。
「自民党の二之湯智氏の質問に答えた」とありますが、この質問は「やらせ」でしょう。憲法改悪の既成事実化を謀っているのです。この既成事実化を止めさせるためには、安倍首相のデタラメ・大ウソを暴き、徹底して批判していくこと、安倍首相に詰問を浴びせていくことです。
しかし、安倍首相がは、いわゆる「ぶらさがり会見」は拒否しています。実に意気地のない首相です。批判されれば、燃える!とか、対話はいつでもオープンなどと嘯いていますが、このことすら、記者は質していません!まさに言いたい放題なのです。
突発的な質問にまともに答えられない!事前に質問を用意させなければ、質問には答えない!まさに「やらせ」記者会見、芝居です。
このことは、安倍首相の弱点を浮き彫りにしています。もう一つ紹介しておけば、党首討論をなかなかやろうとしていません。本来ならば、毎週やれ!ということです。或はテレビ討論をやれ!聴衆の前に出てきて街頭討論をやれ!ということです。
しかし、安倍首相の意気地の無さ、臆病は、絶対にこれらの「討論」を具体化することはありません。そこに、この人間の本旨地があります。この点を情報伝達手段であるマスメディアが糾していけば、あっという間に、この政権は終わることでしょう。ウソだらけだからです。
安倍首相は19日の参院予算委で、災害時の国会議員任期の扱いなどを定める緊急事態条項の新設を挙げて「緊急時に国民の安全を守るため、国家、国民自らがどのような役割を果たしていくべきかを憲法にどのように位置づけるかは、極めて重く大切な課題だ」と答弁していたとありますが、そもそも、如何なる事態が発生しても対応できるように平素から準備しておくことが大切であり、自民党の改悪改憲案のような人権を否定するための力を安倍首相のような身勝手政治家にフリーハンドを与えることなど、あってはならないことです。
このことを、情報伝達手段であるマスメディアである新聞とテレビは質していく!指摘する報道を行うべきです。安倍首相の手のひらで事実を垂れ流して国民世論を誘導することは絶対にすべきではありません。権力に対して言論を武器に徹底して批判する!このことこそが、民主主義を健全に機能させる唯一の途であることを自覚すべきです。
首相「憲法改正、現実的な段階に」 参院決算委
2016/1/21 11:00
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS21H0O_R20C16A1EAF000/

参院決算委で答弁する安倍首相(21日)
安倍晋三首相は21日午前の参院決算委員会で、憲法改正について「いよいよどの条項を改正するかという新たな現実的な段階に議論も移ってきた」と述べ、強い意欲を示した。憲法改正に向けた国民投票にも触れ「国民が考えて自ら1票を投じるという初めての経験をすることになる。憲法を真剣に考える機会になる」とも語った。憲法のどの条項を改正するかに関しては「国会や国民的な議論の深まりが何よりも必要だ。その中でおのずとどこを変えていくべきかという議論が深まっていく」との見通しを示した。「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義といった現行憲法の基本的な考えを維持することは当然の前提」とも指摘した。自民党の二之湯智氏への答弁。(引用ここまで)
憲法改正「新たな現実的な段階」 首相、議論深化に意欲
スポニチ [ 2016年1月21日 11:03 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/01/21/kiji/K20160121011897330.html
安倍晋三首相は21日の参院決算委員会で、参院選の争点に掲げる憲法改正の議論について「いよいよ、どの条項を改正するかとの新たな現実的な段階に移ってきた」と強調した。同時に「この段階では国会や国民的議論の深まりが必要だ。その中でおのずと、どこを変えていくべきかの議論が深まっていく」とも述べた。改正条項に関しては「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義など現行憲法の基本的な考え方を維持するのは当然の前提だが、必要な改正は行うべきだ」と指摘した。自民党の二之湯智氏への答弁。(引用ここまで)
またまた朝日新聞より、ご指摘をいただきました!
他人のブログのものを貼り付けたのに
愛国者の邪論にはご丁寧にご注意をいただきました!
回答内容 - 2016/01/26 03:22 PM
こちらはgoo事務局です。
aikokusyanozyaron様の運営されるブログ「愛国者の邪論」に対し朝日新聞社知的財産室様より著作権侵害が行われているとのお問い合わせが弊社宛にございました。
ご指摘いただきました箇所を確認いたしましたところ、下記gooブログ利用規約(禁止事項)に抵触する恐れが見られましたので、早急に削除等にてご対応くださいますようお願いいたします。
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タイトル: 丁寧な説明と民意否定の安倍首相が天皇主権の帝国憲法下で国民投票があったと憲法改悪正当化!
投稿日時: 2016-01-24 10:12:58
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上記をご確認の上、該当記事を全て削除等を行っていただいた上で再度ご連絡いだければと思います。よろしくお願いいたします。早急にご対応いただけない場合には、該当ブログ記事の配信を停止させていただきますので予めご了承いただきますようお願い致します。