毎日新聞2016年1月18日 21時03分(最終更新 1月18日 22時51分)
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160119/k00/00m/010/085000c
安倍晋三首相(自民党総裁)は18日の党役員会で、沖縄県の米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市長選(24日投開票)について「安全保障政策にかかわる重要な選挙なので、よろしく応援していただきたい」と述べた。役員会は非公開で行われ、谷垣禎一幹事長が記者会見で明らかにした。
同市長選は17日告示され、いずれも無所属で、再選を目指す現職の佐喜真淳氏(51)=自民、公明推薦=と、新人で元県幹部の志村恵一郎氏(63)の2氏が立候補する一騎打ちとなった。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への県内移設を進める政府・与党が佐喜真氏を推し、移設反対の沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事が志村氏を支援する「代理戦争」の様相を呈しており、選挙結果が移設計画に影響を及ぼす可能性がある。【佐藤慶】(引用ここまで)
何が問題か!
またまた民意否定宣言をしてしまった!
これは憲法違反宣言を、首相がやったということだ!
本来ならば、辞任でしょう!内閣総辞職です!
しかし、そうならない!
何故か!政党もメディアもマンネリです!
安倍首相の「特権」と思ってしまっている!許し難いことです。こうした発言を繰り返すことで、「憲法改悪」の既成事実化を謀っているのです。完全にメディアと結託しています!
沖縄二紙の世論調査の情報が入ったのでしょうか?宜野湾市長選の情勢分析の結果でしょうか?安倍首相の慌てぶりが手に取るように視えてきます。
最初は、負けても、辺野古基地建設はやるぞ!と、「脅し」「強がり」を!
しかし、この発言の時は、それでも「負ける」とは思っていない!ボンボンぶりが浮き彫りになります。
こんな「情勢分析」のできない「司令官」の下で、命をかけなければならない自衛官や国家公務員が、可哀想です。或は、安倍首相に「事実」と「真実」を伝えていない連中がいるということです。こんな司令部が官邸だとしたら、全く寝ぼけています。
それにしても、被害を受けるのは国民です。ま、あの侵略戦争である大東亜戦争を正当化している人たちですから、この程度の情勢分析しかできない!さもありなん!です。
次は、安倍首相の身勝手が浮き彫りになったということです。前言を翻して、今頃になって「負けるな」と「指示」を出す!これは、安倍首相を免罪・免責するものです。誰一人として、安倍首相を批判する勇気のある人間はいなかった!ということです。この時点で、この組織=「自由民主」党はオワリです。
敗けそうになっていたので、「指示」を出すのですから!それまでは「負けても辺野古はやるぞ!」と、ある意味脅すのです。味方には、大丈夫だ!と安心させ、県民には諦め感情を拡散させるのです。しかし、実態は、何を言ってもムダだぞ!と「脅し」ているのです。
もう一つは、負けても責任が自分のところに来ないようにバリアを張っているのです。安倍首相のお得意芸というか、得意技です。責任転嫁もお家芸であり、得意技です。これは祖父岸信介譲りです。
それにしても、このような乱心を見せても、誰一人として批判もしないのです!だから、いわゆる「つけあがる」のです。しかも、誰一人として咎める者もいない!もはや「自由民主」党ははオワリです。
この安倍首相の、謂わば、「檄」によって局面打開を狙ったのでしょう。今後予想されることは、アメ=カネをばらまく!組織ぐるみ選挙をやる!争点をスリカエる!有名人を投入する!すでに小泉進次郎を投入しています。そして争点スリカエ!すでに辺野古はダンマリです。経済一本です。前回と同じ?
あと二日!安倍VSオール沖縄のたたかいで、オール沖縄が勝てば、安倍首相は退陣せざるを得ないでしょう!
メディア応援団と県民のたたかい!でのあるわけです!