愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

日米の真の友好につながる安倍首相の真珠湾訪問とするためには憲法平和主義を活かす不戦の誓いと軍事同盟依存症放棄を隠ぺいする日経の社説を検証する!

2016-12-06 | 安倍談話

ゴマカシ・スリカエ・デタラメ・大ウソここにあり!

「日米の同盟関係は、東日本大震災の際のトモダチ作戦などを通じて深まっている」

沖縄の民意否定は知らんぷりしているぞ!

真珠湾と広島は先の大戦の始まりと終わりを象徴する場所

真珠湾だけではない!マレー奇襲は隠ぺいか!

マレーの前には北部・南部仏印侵攻があったぞ!

その前にには盧溝橋事件があったぞ!

もっと前には柳条湖事件があったぞ!

もっと前には・・・朝鮮半島の植民地化・対華21カ条要求があったぞ!

その前は日清日露戦争があったぞ!

台湾出兵1874年・江華島事件1875年を忘れるな!

次期政権との関係を円滑に進めるうえからも

日米同盟を強めようという2人の指導者の努力を振り返る機会となる

トランプ次期大統領を使って日米(軍事)同盟の安定化を謀る意図浮き彫り!

かつての悲惨な戦いを多くの人が思い起こし

二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないという未来に向けた決意を示す

なぜそうした事態に至ってしまったのかを振り返ることは有意義

この言葉を使うならば憲法平和主義を活かすことだろう!

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し

われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と

わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、

政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて

政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し

他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

かつての敵が真の友になり得ると世界に発信する意義は大きい

全くそのとおりだが、軍事同盟抜きでなければ歴史の繰り返しになるぞ!

日英同盟―日露協商・日独伊三国同盟ー独ソ不可侵条約・日ソ中立条約

http://www.y-history.net/appendix/wh1403-050.html

http://www.y-history.net/appendix/wh1202-140.html

政治がうまく進まないことを外国のせいにする風潮も目立つ

アベノミクスの破たんと失政・TPP・年金・ゲンパツ・沖縄

対「中朝脅威」論吹聴で憲法改革への道まっしぐら!

かつての「露助」「鬼畜米英」論は「対中朝鬼畜米英」論だな

日本経済新聞  日米の真の友好につながる真珠湾訪問に  2016/12/6 4:00
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO10324930W6A201C1EA1000/

75年前、日米開戦の舞台になったハワイの真珠湾を安倍晋三首相が訪れることになった。オバマ米大統領と一緒に献花などをして犠牲者を悼み、平和の尊さを広く訴える意向だ。国際情勢が激動する中で、かつての敵が真の友になり得ると世界に発信する意義は大きい。オバマ氏の広島訪問と並ぶ成功を期待したい。
日本の首相の真珠湾訪問は初めてとなる。野田佳彦首相(当時)はハワイ訪問の際、旧日本軍の攻撃で亡くなった米軍人らが埋葬された国立墓地を訪れた。しかし、撃沈された戦艦アリゾナがいまなお海底に横たわる真珠湾への訪問は実現してこなかった。
同じく日米関係のノドに刺さったトゲといわれてきた米大統領の被爆地広島への訪問が、今年5月に実現したことで、ハードルが下がった。真珠湾と広島は先の大戦の始まりと終わりを象徴する場所であり、ふたつの訪問が同じ年に実現することを評価したい。
「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないという未来に向けた決意を示す」。安倍首相は訪問の狙いをこう語った。ホワイトハウスの報道官は「日米同盟を強めようという2人の指導者の努力を振り返る機会となる」との談話を発表した。
こうした視点はオバマ氏の広島訪問でも強調された。真珠湾で安倍首相はもう一歩進み、日本が戦争への道を突き進んだことへの反省の意も示してもらいたい
オバマ氏の広島訪問の際、トランプ次期大統領は「どうして日本の真珠湾攻撃に触れないのか」と批判的なツイートをした。次期政権との関係を円滑に進めるうえからも、訪問は大事な意味を持つ日米の同盟関係は、東日本大震災の際のトモダチ作戦などを通じて深まっている。だが、米国民にはなおわだかまりを抱く向きもある。相互訪問は真の友好を確認するよい機会になろう。
いま世界中でポピュリズムの旋風が巻き起こっている。政治がうまく進まないことを外国のせいにする風潮も目立つ。民族、宗教などのいがみ合いが、大きな国際紛争につながるのではないかと心配になる局面も増えている。
こうした時期にかつての悲惨な戦いを多くの人が思い起こし、なぜそうした事態に至ってしまったのかを振り返ることは有意義だ。日本がその発信源となれれば、国際政治への大きな貢献となる。(引用ここまで)

 

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PKO5原則の破たんを認めた駆け付け警護手当一日8千円!死亡・重度の障害手当9千万円!これで釣るのか!安い餌だな!命を弄ぶ安倍政権では自衛隊員が気の毒!

2016-12-06 | アフリカ

PKOが平和維持・貢献活動ならば、こんな手当は不必要だろう!

だって、今まで払っていないじゃないか!

命の「危険」があるからこそ、「手当」を設定した!

こんな手当を設定しなければならないことそのものが

安全保障関連法は憲法違反だということを晒したということだな!

それでもなお、詭弁を吐く!ウソも方便か!

「リスクの増減という観点で行ったものではない」

こんなデタラメ政権は退場だろう!

情報伝達手段の新聞・テレビ・政党・国民がレッドカードを突きつけるしかないだろう!

こんな報道しかしないテレビの人間的知能は破壊されているぞ!

それにしても、事実上カネで釣られる自衛隊員が気の毒だな!

こんな手当で

人生を遮断させなければならない

ということが想像できない、させない!

こんな思想・思考回路マヒ装置でいいのか!テレビは!

テレビ関係者に良心・正義を求めるのは、今やムダか!

繰り返し言っておこう!

後で「英霊」だとか、「慰霊」だとか、「鎮魂」などと言っても人生はないのだ!

生きていれば、こそ!だ

死んでしまえば、全てがシャットアウトなのだぞ!

NHK  駆け付け警護の任務 1日8000円の手当を加算  12月6日 11時24分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010796741000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_016

政府は6日の閣議で、国連のPKO=平和維持活動にあたるため、南スーダンに派遣されている自衛隊員が、安全保障関連法に基づいて、「駆け付け警護」の任務を実施した場合、1日当たり8000円の手当を加算することを決めました。

政府は国連のPKOにあたるため、先月から順次、南スーダンに派遣している自衛隊の部隊に対し、安全保障関連法に基づいて国連の関係者らが襲われた場合に救援に向かう「駆け付け警護」などの新たな任務を付与し、今月12日から活動が開始されます。南スーダンで活動している自衛隊員には現在、1日当たり1万6000円の手当が支給されていますが、政府は6日の閣議で、「駆け付け警護」の任務を実施した場合、8000円の手当を加算することを決めました。また、防衛省は「駆け付け警護」を実施して、隊員が死亡したり、重度の障害を負ったりした場合に支払われる弔慰金や見舞い金の限度額について、これまでの6000万円から9000万円に引き上げることも決めました。
稲田防衛大臣は閣議のあとの記者会見で、「過去に自衛隊が派遣された地域と比べて危険かどうかという観点ではなく、南スーダンの勤務環境や任務の特質性を総合的に勘案して決めた自衛隊の任務には、すべてリスクが伴い、リスクの増減という観点で行ったものではない」と述べました。(引用ここまで)

日テレ 「駆けつけ警護」1日8000円手当支給へ  2016年12月6日 13:20

http://www.news24.jp/articles/2016/12/06/04348336.html

安全保障関連法の成立で可能になった「駆けつけ警護」をめぐり、政府は、南スーダンでのPKO(=国連平和維持活動)に派遣されている自衛隊員が駆けつけ警護を行った場合に1日8000円の手当を追加で支給することを決めた。南スーダンのPKOで施設活動などを行う隊員に対しては現在1人あたり1日1万6000円の手当が支払われている。政府は、これに加えて、新たな任務である「駆けつけ警護」を隊員が行った場合、8000円を追加で支給することを決めた。また、駆けつけ警護で隊員がケガをしたり、死亡した場合などには他の任務より3000万円多い、最高9000万円を支給することも決めた。現地の部隊は現在、引き継ぎ業務などを行っており、駆けつけ警護は体制が整った今月12日以降に行えるようになる。(引用ここまで

TBS 日額8000円の「駆けつけ警護」手当 、閣議決定  06日10:55

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2931565.html?from_newsr

政府は、南スーダンのPKO=国連平和維持活動に参加する陸上自衛隊の部隊が駆けつけ警護の任務を実施した場合、1人1日8000円の手当を支給する政令を6日朝、閣議決定しました。また、稲田防衛大臣は、駆けつけ警護を行った隊員に犠牲者や重度のけが人が出た場合の弔慰・見舞い金について、訓令を改正して現行の最高6000万円から9000万円に引き上げることを明らかにしました。(引用ここまで

FNN 南スーダンPKO 「駆け付け警護」に対する手当の増額決定(16:59)

「駆け付け警護」に対する手当の増額が決定した。政府は閣議で、南スーダンでのPKO(国連平和維持活動)で、自衛隊員が「駆け付け警護」に出動した場合の手当を、1回につき8,000円追加支給し、総額で、1日2万4,000円とすることを決めた。また、「駆け付け警護」の任務中に死亡したり、重い障害を負った場合の見舞金も、3,000万円増額し、最高で9,000万円となった。稲田防衛相は、「新しい任務で、単純にリスクが増えるということではない」と述べ、手当の増額が、隊員の危険の増加につながるものではないという認識を示した。 (引用ここまで

政府は、南スーダンPKO(国連平和維持活動)に参加している陸上自衛隊の隊員が「駆け付け警護」を行って死亡した場合、弔慰金を現行の6000万円から9000万円に引き上げることを閣議決定しました。南スーダンの首都ジュバでは、陸上自衛隊の施設部隊がPKOとして道路整備などを行っています。今月12日から交代で任務を行う部隊からは、国連職員らが武装集団などに襲われた際、自衛隊員が武器を使って助け出す駆け付け警護などの新たな任務が加わります。政府は、駆け付け警護の任務中に隊員が死亡した場合、支払われる弔慰金の上限を6000万円から9000万円に増額することを閣議決定しました。さらに、駆け付け警護の任務を行った隊員には、8000円の手当を加えて一日2万4000円を支給することも決めました。(引用ここまで
 
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国会で違憲の言動を繰り返し憲法をないがしろにしている安倍首相を激励する中日/東京新聞社説「首相、真珠湾へ/「不戦の誓い」を世界に」のスリカエ・ゴマカシ読む!

2016-12-06 | マスコミと民主主義

憲法を使って憲法を否定する手口は安倍首相と同じ!

日米軍事同盟容認論に立つ現代日本の思想=イデオロギー浮き彫り!

トランプ次期米政権発足前に、日米「同盟」の重要性を再確認する場にしたい

ともに「相互訪問」する政治決断に至ったことを歓迎したい。

日米軍事同盟容認論がスリカエ・隠ぺいする言葉には

ベトナム・インドシナ・アフガン・イラク・沖縄は全く想定外!

戦後日本が歩んできた「平和国家」

日米軍事同盟の中身を隠ぺいするな!

日米両国が軍事的関係にとどまらず

政治的経済的従属関係そのものだろう!

国権の発動たる戦争と、武力による威嚇、武力の行使を、国際紛争を解決する手段としては、永久に放棄する、

という憲法九条の決意を、堂々と語るべきだ。

というのであれば、憲法9条を否定する日米軍事同盟は廃棄すべきだろう!

日米両国が国際社会が抱える幅広い問題の解決に、協力して取り組む姿勢を確認する場にもしてほしい

というのであれば対等平等のサ条約の枠組みではない日米平和友好条約で十分だろう!

首相には、トランプ次期米政権発足前に、日米「同盟」の重要性を再確認する場にしたい意向もあるようだが

トランプ次期大統領を使って日米同盟というの名の日米軍事同盟の安泰を

安倍オバマ会談を使って刷り込むものだな!

危険なトランプ路線よりもオバマ路線の方が良いんだよ!

違うだろう!

日本は憲法平和主義の自主的中立的外交で世界に「不戦の誓い」をしたのではないのか!

日本の採るべき唯一の途は、ハッキリしている!

国際紛争は

国家による戦争・武力行使・武力による威嚇=脅し=軍事同盟は永久に放棄したのだ!

このことを日本の情報伝達手段の新聞・テレビ・政党は、その決意を、堂々と語るべきだ

全くのスリカエ・ゴマカシ・デタラメ・大ウソのトリックは、もう廃棄すべきだな!

中日/東京新聞   首相、真珠湾へ/「不戦の誓い」を世界に  2016/12/6 8:00

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016120602000121.html

安倍晋三首相が今月下旬、米ハワイの真珠湾を訪問する。日米開戦の発端となった地を日本の現職首相が訪れるのは初めてだ。犠牲者慰霊とともに、不戦の誓いを世界に発信する機会としてほしい。

首相はきのう夜、今月二十六、二十七両日にハワイを訪れ、真珠湾で、オバマ米大統領とともに旧日本軍の攻撃による犠牲者を慰霊すると、自ら発表した。

今年は日米開戦から七十五年、終戦から七十一年に当たる。
大統領は今年五月、米軍が太平洋戦争末期に原爆を投下した広島を、現職の米大統領として初めて訪問。犠牲者を追悼し、「核なき世界」を目指す決意を強調した。
太平洋を挟んで向き合い、かつて戦火を交えた二つの経済大国の首脳が、戦争の犠牲者をともに悼むことは極めて重要である
日本の現職首相が真珠湾を訪問できなかったのは、訪問が日本の戦争責任を認め、謝罪につながることを警戒する勢力が国内に存在したからだろう。同様に米国内でも、大統領の広島訪問が原爆投下の正当性を否定することになるとして反対論が根強くあった
首相の真珠湾訪問は、広島を訪問した大統領に応える意味合いもあるのだろう。両首脳がそれぞれの国内の反対にもかかわらず、戦争で多くの犠牲者を出した地を、ともに「相互訪問」する政治決断に至ったことを歓迎したい
首相と大統領が献花を予定しているアリゾナ記念館は、攻撃で海底に沈んだ戦艦アリゾナの上に造られている。いまだに油が漏れ出し、戦争の傷痕が生々しく残る。
首相はきのう、真珠湾訪問の意義を「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。未来に向けた決意を示したい」と語った。首相の真珠湾訪問は、戦争の犠牲者に心からの哀悼の意を表するとともに、戦後日本が歩んできた「平和国家」を国際社会にあらためて発信する好機でもある。
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇、武力の行使を、国際紛争を解決する手段としては、永久に放棄する、という憲法九条の決意を、堂々と語るべきだ。
首相のハワイ訪問では日米首脳会談も予定される。首相には、トランプ次期米政権発足前に、日米「同盟」の重要性を再確認する場にしたい意向もあるようだが日米両国が軍事的関係にとどまらず国際社会が抱える幅広い問題の解決に、協力して取り組む姿勢を確認する場にもしてほしい。(引用ここまで)

この社説。アジアからの視点が全く欠落している!

ここにホンネの思想的状況が透けて見えてくる!

戦前で言えば、「現人神」信仰と同じ!

「日米同盟」信仰だな!

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クリントン氏からトランプ氏へ、そして今度はオバマ大統領と!慰霊・和解などは二の次のドタバタ劇!トランプ政権にタガをハメる政治的が見え見えの安倍首相の真珠湾訪問だな!

2016-12-06 | 安倍語録

常に自分のことしか考えない「我儘お坊ちゃま」丸出しのハダカの宰相浮き彫り!

内政の失政を外交で取り返そうと思ったら、失敗してしまったので、外交でチャンスを!

このニュースでTPP・年金・賭博合法化法案を吹き飛ばすネライ浮き彫り!

大統領選挙中にクリントン氏を応援し

トランプ氏勝利に慌ててトランプ城にオバマ大統領を無視して登城し

今度は次期大統領を無視して1月に任期が終わるオバマ氏とトランプ氏にタガをはめる!

こんな見え透いた動きしかできない安倍首相なのに

待ってました!とばかりのNHK報道!

全ては周到に用意させて発表した真珠湾奇襲訪問だな!

やっていることは戦前の外交・戦争政策と同じ!

場当たり・その場しのぎ!

あるのは戦後自民党型政治温存!

侵略戦争正当化・日米軍事同盟温存・多国籍企業の利権擁護・憲法平和主義改悪あるのみ!

真珠湾に行くなら柳条湖・南京・重慶にも行くべきだな!何故真珠湾を奇襲したか!隠ぺいも免罪も許さん! 2016-12-05 | 安倍語録

 

真珠湾で攻撃受けた元兵士からも歓迎の声    12月6日 7時34分

安倍総理大臣が今月下旬にハワイを訪れ、アメリカのオバマ大統領とともに真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊することについて、75年前、真珠湾で攻撃を受けた元兵士たちからも歓迎の声が聞かれました。

真珠湾を拠点にしていた戦艦の乗組員だった97歳の男性は、「すばらしいことだと思う。われわれはすでに友好国であり、過去のことは過去のこととしてとらえ、将来に向けて歩んでいくべきだ」と話しました。また、真珠湾の基地で勤務していた94歳の男性は「75年が経ち、両国がそうした行動に移る時が来ている。日米がここまでたどり着いたことは非常に意義深いことだと思う」と好意的に受け止めていました。

元捕虜となった団体「心から歓迎」

太平洋戦争中に旧日本軍の捕虜となった元アメリカ兵などで作る団体のジャン・トンプソン会長は、5日、NHKの取材に対し、「われわれは訪問を心から歓迎する」と述べました。そのうえで「今回の訪問は日本が戦争責任を認めたことを示すものであり、戦争の教訓を思い出させることにもなる」と指摘しました。そして「われわれはトランプ次期大統領が日本に対して犠牲者との和解を続けるよう促すことを期待している」と述べました。(引用ここまで

首相の真珠湾訪問 ホワイトハウスが評価  12月6日 6時34分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010796541000.html?utm_int=word_contents_list-items_002&word_result=%E9%A6%96%E7%9B%B8%20%E7%9C%9F%E7%8F%A0%E6%B9%BE%E8%A8%AA%E5%95%8F%E3%81%B8

ホワイトハウスのアーネスト報道官は、5日の記者会見で「安倍総理大臣とオバマ大統領が真珠湾で並んで立つことは広島訪問の時と同様に力強いものになるだろう。また、最も偉大な世代の犠牲や愛国心を思い出す機会ともなる」と指摘しました。そのうえで「真珠湾訪問は平和と和解を追求する意義を強調するものになる」と評価しました。そして、真珠湾攻撃に対する謝罪があるかどうかについては「安倍総理大臣が何を言うか現時点で予測したくない」と述べるにとどめました。一方で「安倍総理大臣が、犠牲者の慰霊のために真珠湾を訪問すると発言した気持ちを多くのアメリカ国民が温かく受け止めると思う」と説明しました。また、謝罪がない場合、退役軍人がどのように感じると思うか記者団から質問されたのに対し、「気分を害する人がいるかもしれないが、多くの人が訪問はアメリカにとって重要だと認識し、個人的な恨みは脇に置くと確信している」と述べました。そして、両首脳が真珠湾を訪れる際に所感を述べることを明らかにするとともに、「真珠湾訪問は、安倍総理大臣自身の決断だ」と述べ、オバマ大統領の広島訪問と直接リンクしていないと強調しました。

米知日派 真珠湾訪問を歓迎

安倍総理大臣が今月下旬、ハワイを訪れて日本の総理大臣として初めて真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊することについて、アメリカで知日派として知られるアーミテージ元国務副長官は、首都ワシントンで5日、記者団に対し、「安倍総理大臣の訪問は非常によいことだ」と述べ、訪問を歓迎しました。そのうえで、アーミテージ氏は、「安倍総理大臣が真珠湾攻撃を謝罪することは想像できない。真珠湾攻撃によって、アメリカと日本は戦争に突入したが、それは歴史の一部だ。安倍総理大臣が真珠湾を訪れること自体がよい意思表示だと思う」と述べ、謝罪は必要ないとの考えを示しました。引用ここまで) 

首相 真珠湾訪問で米新政権発足後も日米関係維持を 12月6日 6時01

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010796291000.html?utm_int=word_contents_list-items_003&word_result=%E9%A6%96%E7%9B%B8%20%E7%9C%9F%E7%8F%A0%E6%B9%BE%E8%A8%AA%E5%95%8F%E3%81%B8

安倍総理大臣は今月下旬にハワイを訪れ、現職の総理大臣として初めて真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊することにしています。安倍総理大臣としては、今回の訪問を、トランプ新政権発足後も安定的な日米関係を維持することにつなげたい考えです。

安倍総理大臣は5日夜、今月26日と27日にハワイを訪れて、来月任期が切れるアメリカのオバマ大統領と日米首脳会談を行い、太平洋戦争の発端となった75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者をオバマ大統領とともに慰霊することを明らかにしました。現職の総理大臣が真珠湾を訪れて、犠牲者を慰霊するのは初めてです。

安倍総理大臣は、5日夜、記者団に対し、真珠湾訪問について、「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。未来に向けた決意を示したいと思う。同時に日米の和解の価値を発信する機会にもしたい」と述べました。安倍総理大臣は、ことし5月のオバマ大統領の広島訪問に続いて、みずからが真珠湾を訪問することで、両国の信頼関係を国民レベルでより確かなものにしたい考えですさらに、アメリカのトランプ次期大統領が、大統領選挙の期間中、日本を含む同盟国との関係見直しを示唆する発言をしてきたことも念頭に置いて、オバマ大統領との首脳会談で、地域の平和と安定に貢献する日米同盟の重要性を確認することにしています。そして、中国による海洋進出の強化や北朝鮮による弾道ミサイルの発射など、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中で、安倍総理大臣としては、今回の訪問を、トランプ新政権発足後も安定的な2国間関係を維持することにつなげたい考えです。(引用ここまで

首相「大統領が広島訪れたから真珠湾に行くわけではない」12月6日 0時15分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010796281000.html?utm_int=word_contents_list-items_004&word_result=%E9%A6%96%E7%9B%B8%20%E7%9C%9F%E7%8F%A0%E6%B9%BE%E8%A8%AA%E5%95%8F%E3%81%B8

首相「大統領が広島訪れたから真珠湾に行くわけではない」

倍総理大臣は、5日夜、自民党の高村副総裁や二階幹事長らとの会合で、今月下旬にハワイを訪れ、真珠湾攻撃の犠牲者をアメリカのオバマ大統領と共に慰霊することについて、「オバマ大統領が5月に広島を訪れたから真珠湾に行くわけではない。オバマ大統領と最後の首脳会談を行うということだ」と説明したということです。(引用ここまで

真珠湾訪問 首相の狙いは? 米国の受け止めは?(動画解説)12月5日 22時02分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161205/k10010796231000.html?utm_int=word_contents_list-items_006&word_result=%E9%A6%96%E7%9B%B8%20%E7%9C%9F%E7%8F%A0%E6%B9%BE%E8%A8%AA%E5%95%8F%E3%81%B8

安倍総理大臣が明らかにした真珠湾の訪問。どんな狙いがあるのでしょうか。また、アメリカ側はどのように受け止めているのでしょうか。担当記者が解説します。(VTR9分30秒)

元共同通信のワシントン支局長でジャーナリストの松尾文夫さんは、日米の相互理解のために「アメリカの大統領は原爆の慰霊碑に、日本の総理大臣は真珠湾に献花をすべきだ」とする提言を執筆した本などでおこなってきました。

安倍総理大臣が、オバマ大統領とともに真珠湾を訪れて慰霊すると発表したことについて、松尾さんは「これまで日米は互いに死者を弔うことをせず、過去の清算をしてこなかった。オバマ大統領の広島訪問に続いて、安倍総理が真珠湾を訪問することによって、これまであった日米間のとげが抜けることになり、非常に評価できる」と話しています。また、ことし5月にオバマ大統領が広島を訪問した際に、トランプ次期大統領が「オバマ大統領は、日本での滞在中に真珠湾の奇襲について議論したのか。何千人ものアメリカ人の命が失われているのだ」などとツイッターで投稿したことについて、松尾氏は「安倍総理もこの発言を意識しているはずで、今後の日米関係を良好なものとするために訪問を決意したとも考えられる」と指摘しています。(引用ここまで

首相の真珠湾訪問 海外メディアも速報で伝える 12月5日 21時15分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161205/k10010796181000.html?utm_int=word_contents_list-items_008&word_result=%E9%A6%96%E7%9B%B8%20%E7%9C%9F%E7%8F%A0%E6%B9%BE%E8%A8%AA%E5%95%8F%E3%81%B8

首相の真珠湾訪問 海外メディアも速報で伝える

安倍総理大臣が今月26日と27日にハワイを訪れ、太平洋戦争の発端となった75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊すると発表したことについて海外メディアも速報で伝えました。

このうち、ニューヨーク・タイムズは、安倍総理大臣が記者団に述べた「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない」や「日米の和解の価値を発信する機会にもしたい」などの発言を引用したうえで、「安倍総理大臣は、真珠湾を訪れる最初の現職の日本の指導者になる」と伝えました。また、ワシントン・ポストは、オバマ大統領の広島訪問や8月に昭恵夫人が真珠湾を訪れたことなどを紹介したうえで、「安倍総理大臣は政権内の右派への共感もあるが、戦後70年にあたっての談話を出すなどプラグマティックな判断をする」との分析を伝えています。(引用ここまで

真珠湾での慰霊 被爆者の反応   12月5日 20時55分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161205/k10010796151000.html?utm_int=detail_contents_news-related-auto_002

安倍総理大臣が戦没者の慰霊のためハワイの真珠湾を訪れることを明らかにしたのを受けて、ことし、オバマ大統領が広島市の平和公園を訪れた際に言葉を交わした日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の代表委員を務める坪井直さんは「オバマ大統領は広島に来て戦争を乗り越え、未来志向で進むことを表明した。これに対して、安倍総理も真珠湾を訪問するというのは筋の通ったことだと思う」と評価する考えを示しました。

そのうえで、坪井さんは、「戦争で人の命が失われることは大問題であり、アメリカ人であろうと日本人であろうと犠牲者を慰霊することは非常に大事なことだ。少し時期が遅かった気はするがしっかりと弔ってきてもらいたい」と述べ、戦争のない世界の実現のために日本とアメリカが友好を深めることに期待を寄せていました。

また、ことし、オバマ大統領が広島を訪問した際に大統領と肩を抱き合って言葉を交わした被爆者の森重昭さん(79)は「すばらしいのひと言です。オバマ大統領が広島に来たのだから、安倍総理大臣も太平洋戦争のきっかけとなった真珠湾に行くべきだと思っていました」と話していました。そして、「真珠湾への攻撃があった12月に訪問することは慰霊にはいいタイミングであり、安倍総理大臣とオバマ大統領が本当に平和を願っているというメッセージがよく伝わることになると期待しています」と話しました。

一方、日本被団協の田中煕巳事務局長は、5日夜、滞在している沖縄県内でNHKの取材に対し、「戦争への関心を思い起こせさせる効果はあると思うが、ことし、オバマ大統領が広島を訪問したことへの返礼のように思える。安倍総理大臣は、日米同盟の強化を考えていると思うが、私たちが求めているのは市民が戦争で犠牲にならない安全であり、今の姿勢が本当の平和につながるか疑問に感じる」と述べました。(引用ここまで

米報道官 ハワイで日米首脳会談を発表 12月5日 20時23分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161205/k10010796101000.html?utm_int=detail_contents_news-related-manual_002

米報道官 ハワイで日米首脳会談を発表

アメリカのホワイトハウスはオバマ大統領が安倍総理大臣と今月27日にハワイで会談するとともに、太平洋戦争の発端となった75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊するため記念館を訪れると発表しました。

これはホワイトハウスのアーネスト報道官が5日早朝、日本時間の夜8時すぎに声明を出して発表したものです。それによりますと、オバマ大統領は今月27日にハワイのホノルルで安倍総理大臣と会談するということです。そして「今回の会談は両首脳が安全保障や経済、それに地球規模の課題における緊密な協力を含め、過去4年間にわたる日米同盟を強化する取り組みを総括する機会になる」としています。また、オバマ大統領は安倍総理大臣とともに、太平洋戦争の発端となった75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊するため海底に沈んだ戦艦アリゾナの上につくられたアリゾナ記念館を訪れるということです。そのうえで「両首脳の訪問はかつての敵どうしが共通の利益や価値によって団結した最も緊密な同盟国に変わるという和解の力を示すものになる」としています。(引用ここまで 

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