安倍首相自らの答弁不能を隠ぺいするスリカエ・ゴマカシ・デタラメ答弁!
安倍首相を徹底的に批判できない!しないテレビと新聞こそ
安倍内閣高支持率=国民世論を形成している!
こんな社説を書いて良いのか!
何故デタラメ内閣総理大臣の退陣論を展開しないのか!
南日本新聞 党首討論/首相は正面から答弁を2016/12/9
http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201612&storyid=80711
野党の批判に対して、安倍晋三首相は論点をずらし、自らの主張を繰り返す場面が目立った。こうした逃げの答弁で、国民の理解は得られただろうか。
首相と野党3党首による、今国会初の党首討論が行われた。民進党の蓮舫代表は、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案を中心に追及した。
「なぜわずか5時間33分の(衆院)審議で強行採決に踏み切ったのか」「カジノのどこが成長産業なのか」。蓮舫氏の質問は、国民が感じている疑問でもある。
ところが、首相は推進法案は議員提出の法案であるとして、国会の運営は「国会が決めること」とかわした。
しかし、蓮舫氏が指摘したように、カジノの合法化を目指す超党派の議員連盟ができたときに、首相は最高顧問に就いている。
党首として立った討論の場でもある。議員立法の中心である自民党の総裁として、成立を急ぐ理由を正面から説明する責任があるはずだ。
首相は、以前視察したシンガポールを例に、「カジノはIRの床面積の3%だ」と説明し、「ほかにもホテルや劇場などがあり、そこに投資や雇用が生まれる」と経済効果を強調した。だが、投資と雇用が目的ならばカジノである必要はあるまい。
IRが問題なのは、「(カジノで)負けた人の掛け金が収益である」(蓮舫氏)ことだ。そうした現実について首相の言及がなかったのは極めて残念だ。
共産党の志位和夫委員長は、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣する陸上自衛隊に「駆け付け警護」などの新任務が付与されたことを取り上げた。「南スーダン政府軍によって国連施設や職員への攻撃が繰り返されている」と治安悪化を指摘し、部隊の撤退を求めた。
これに対しても首相は、「首都ジュバは比較的平穏だ」などとするこれまでの主張を繰り返すばかりだった。
7月のジュバでの戦闘や、情勢の不安定化を警告する国連の委員会の声明などを勘案すれば、首相の現状認識には不安を覚える。
党首討論は、45分間の開催時間を衆院か参院に10人以上の所属議員がいる野党で配分する。課題が山積する中、時間の制約による物足りなさは否めなかった。討論時間の延長や実施回数の拡大を図る必要があるのではないか。与野党の党首が1対1で向き合う場への国民の注目は高いはずだ。改善を検討してもらいたい。(引用ここまで)
その名にふさわしい骨太の政策論争が繰り広げられるように仕組みを工夫すべきだ
双方の主張は平行線で消化不良の討論だったと言わざるを得ない
カジノに限らず各党首がどんな成長戦略を描くのかを聞きたかった
当初は週1回を原則とした党首討論だが、1国会で1回が慣例化してしまった。
週1回を定例として毎回のテーマを絞る。
あるいは1回の時間を大幅に増やすことを与野党に求めたい
その名にふさわしい骨太の政策論争が繰り広げられるように仕組みを工夫すべきだ
西日本新聞 党首討論/骨太の政策論を聞きたい 2016/12/9
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/294558
議論はかみ合わず、中身が深まらない予算委員会の続編のようだった。今国会初の党首討論のことだ。1999年に始まって17年、形骸化を防ぐ改革が必要だ。
今回は民進党の蓮舫代表が初めて登場した。蓮舫氏はまず、カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)整備推進法案を取り上げ、「なぜカジノを解禁するのか」と安倍晋三首相をただした。ギャンブル依存症の増加や治安悪化など多くの懸念があるのに、たった6時間の審議で衆院を通過させた自民党に批判が集まっており、蓮舫氏はそこを突いた。しかし、安倍首相は「法案は議員立法で、審議の仕方は(国会の)委員会で判断される」とかわした。行政府の長である私は立法府の運営には関与できない-それが首相の言い分なのだろう。「付加価値は全く生み出さない。どこが成長産業なのか」と問う蓮舫氏に対し、シンガポールのIRを例に首相は「床面積の3%は確かにカジノだが、それ以外は劇場やレストランで、投資や雇用につながる」と反論した。
IR法案が政府提出ではなく議員立法という事情はあるにせよ、双方の主張は平行線で消化不良の討論だったと言わざるを得ない。IRが本当に成長をもたらすのかという問題提起を入り口に、カジノに限らず各党首がどんな成長戦略を描くのかを聞きたかった。それにしても討論時間が短過ぎる。民進党など3党が取り上げたテーマは税収の下振れ▽過労自殺問題▽南スーダンの国連平和維持活動(PKO)▽環太平洋連携協定(TPP)など多岐に及んだ。45分に押し込める方が無理だ。当初は週1回を原則とした党首討論だが、1国会で1回が慣例化してしまった。週1回を定例として毎回のテーマを絞る。あるいは1回の時間を大幅に増やすことを与野党に求めたい。党首討論の舞台は衆参両院の「国家基本政策委員会」の合同審査会である。その名にふさわしい骨太の政策論争が繰り広げられるように仕組みを工夫すべきだ。 =2016/12/09付 西日本新聞朝刊=◆好評の西日本新聞アプリ。3ヶ月無料の締め切り迫る。早めの登録がお得です!(引用ここまで)
党首討論を形骸化させてきたのは誰だ!明らかにすべきだろう!
議論が深まらないのは何故か!
デーリー東北 党首討論/形骸化させず頻繁開催を 2016/12/9
http://www.daily-tohoku.co.jp/jihyo/jihyo.html?
今国会初で、民進党の蓮舫代表にとってデビュー戦となる党首討論が行われた。
蓮舫氏はカジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案について、ギャンブル依存症増加の懸念などから反対を表明しつつ「どこが成長産業なのか」と追及。安倍晋三首相は懸念解消に向け検討を進めるとした上で、ホテルや劇場などの併設を挙げ「投資、雇用につながる」と反論した。
議員立法であるIR法案は参院で審議中だが、衆院段階で自民党側が6時間弱の委員会審議によって採決を強行した。首相は民進党執行部の役員が同法案の提案者に入っていると名指しし、民進党内のバラバラ感を強調。蓮舫氏は、首相が強行採決を考えたことがないと発言していることを取り上げ「息をするようにうそをつく」と応酬、激論となった。
国の2016年度税収が見積もりに比べ、1兆9千億円程度下振れする見通しとなったことに関連し、蓮舫氏はアベノミクスの問題点に言及。首相は「指摘は全くの誤りだ。(下振れは)円高が大きな原因」と色をなして反発した。
このほか、長時間労働の抑制など働き方改革も論議されたが、擦れ違いだった。双方がお互いの政策、対応を厳しく批判する場面が多く、米大統領選の「中傷合戦」を思い起こさせた一方、「尻切れとんぼ」との印象も拭い切れなかった。
共産党の志位和夫委員長は自衛隊が国連平和維持活動(PKO)を展開中の南スーダンの治安悪化を挙げ、付与された駆け付け警護が「武力行使になる恐れ」を指摘し撤退を要求。首相は「首都ジュバは比較的平穏だ」と従来発言の域を出ず、議論は深まらなかった。
日本維新の会の片山虎之助共同代表は北方領土を巡るロシアとの交渉などを質問、安倍政権寄りの姿勢が垣間見えた。
党首討論は英国議会をモデルに2000年、週1回開催を原則として導入された。12年に当時の野田佳彦首相(現民進党幹事長)が、野党自民党の安倍総裁と定数削減を巡って論戦し、衆院解散を宣言したのは歴史に残る。ただ開催日数が次第に少なくなり、14年には月1回の実施で与野党が合意した。
しかし、今年の通常国会も1度開かれただけで、最近は国会終盤における与野党の駆け引き材料に使われるケースが多い。形骸化を打破し、当初の目的だった「国会の活性化」を図るためには、もっと頻繁な開催と継続的論議が必要だ。(引用ここまで)