愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

トルコでは大統領権限強化の憲法改正案が!フランスでは非常事態宣言の延長が!いずれもテロを口実に!だがコロンビア大統領のノーベル平和賞はちっとも教訓にはなっていない!

2016-12-11 | 安倍式憲法改悪

脅威に対して強権で対応する時代は終わった!

圧倒的多数の庶民の命と財産、幸福追求権を奪う権利は誰にもない!

紛争の平和的解決=非暴力=非軍事こそ、悪魔のサイクルを絶つ唯一の方策!

憲法平和主義を活かす政権が出来ていれば、世界に紛争解決の手段を訴えることができる!

NHK  トルコ 与党が大統領権限強化の憲法改正案  12月11日 8時07分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161211/k10010802761000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_012

トルコ 与党が大統領権限強化の憲法改正案

トルコの与党は、大統領の権限を大幅に強化する憲法改正案を議会に提出しましたが、最大野党は強権的な姿勢を強めているエルドアン大統領の独裁に道を開くものだと反発し、対立が深まっています。

トルコの与党、公正発展党は10日、大統領がより大きな権限を持つ、実権型大統領制に移行する憲法改正案を議会に提出しました。トルコの今の憲法では、国家元首である大統領は所属政党から離れることなど、中立的な立場を求められ、政治の権限は首相により多く与えられています。改正案では大統領を行政のトップと位置づけ、所属政党との関係も維持できることになっています。トルコでは、おととしから大統領が国民の直接選挙で選ばれるようになったことやエルドアン大統領の強い個性もあって、事実上、大統領が政治の実権を握ってきました。今回の改正案は、名実ともに大統領の権限を強化するためのもので、議会で5分の3以上の議員の賛成を得たあと、国民投票が行われることになっています。与党は野党第3党の協力を取り付けていることから、必要な賛成票を確保できる可能性が高く、閣僚の1人は国民投票は来年5月までに行われるという見通しを示しています。一方、最大野党は7月のクーデター未遂のあと、強権的な姿勢を一段と強めているエルドアン大統領の独裁に道を開くことになるとして強く反対しており、対立が深まっています。(引用ここまで)

NHK 仏 非常事態宣言を来年7月まで延長へ 12月11日 7時42分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161211/k10010802691000.html

フランス政府は去年、パリで起きた同時テロ事件のあと全土に出している非常事態宣言を来年7月まで延長する法案を10日の閣議で示し、引き続きテロ対策を最優先に取り組む方針です。

フランス政府は、去年11月にパリで起きた同時テロ事件のあと、全土に非常事態宣言を出し、その後もことし7月に南部ニースで起きたテロ事件を受けて、期間を延長しています。非常事態宣言は今月下旬に効力を失うことから、10日、パリの大統領府で臨時の閣議が開かれ、フランスでは来年4月から6月にかけて、大統領選挙や議会選挙が予定され、集会などがテロの標的になるおそれがあるとして、非常事態宣言を来年7月まで延長する法案が示されました。この法案は13日以降に開かれる予定の上院と下院の議会でそれぞれ採決が行われ、成立する見通しです。フランス政府は非常事態宣言の下で、これまでに裁判所の令状なしでおよそ4200件に上る家宅捜索を行うなどテロ対策を進めてきました。非常事態宣言の延長はこれで5回目で、閣議のあとカズヌーブ首相は「われわれは、今もテロの脅威が極めて高い状態にあることを忘れてはならない」と声明で述べ、引き続きテロ対策を最優先に取り組む考えを強調しました。引用ここまで

時事通信 連続爆弾テロ、警官ら38人死亡=サッカー場付近狙う-イスタンブール   2016/12/11-18:25

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121100090&g=int

【エルサレム時事】トルコ最大都市イスタンブールの中心部にあるサッカースタジアム近くで10日深夜(日本時間11日未明)、2回にわたって大きな爆発が起き、ソイル内相は38人が死亡、136人が負傷したと明らかにした。死者のうち30人は警官。エルドアン大統領は声明で「治安部隊と市民に対するテロ攻撃だ」と非難した。
在イスタンブール日本総領事館によれば、日本人が巻き込まれたという情報はないという。
治安当局は容疑者13人を拘束した。犯行声明は出ていないが、クルトゥルムシュ副首相は11日、反政府武装組織クルド労働者党(PKK)による犯行の可能性があると述べた。
最初の爆発から45秒後に2回目の爆発が発生し、銃声が聞こえたとの証言もある。ソイル内相は、最初の爆発はスタジアム出口に配置された警察の機動隊バスを狙った自動車爆弾による攻撃で、2回目の爆発はスタジアム近くの公園で自爆テロ犯が起こした可能性があるとの見方を示した。

 

事件を受け、ユルドゥルム首相は11日を服喪の日とすると発表。AFP通信によると、エルドアン大統領も予定していたカザフスタン訪問を急きょ延期した。
爆発があったサッカースタジアムはトルコ1部リーグの強豪ベシクタシュの本拠地。爆発数時間前にブルサスポルとのリーグ戦が終了したばかりだった。エルドアン大統領は「試合後の爆発は犠牲者数を最大にする狙いがあったとみられる」と指摘。ベシクタシュは声明で「両チームのサポーターの安全を守る治安部隊をテロリストが攻撃した」と批判した。
トルコでは昨年夏以降、クルド人勢力や過激派組織「イスラム国」(IS)によるテロ事件が相次いでいる。今年7月には、クーデター未遂事件も起き、事件直後に宣言された非常事態が続いている。(引用ここまで)

時事通信 紛争続く世界の希望の光に=コロンビア大統領にメダル-ノーベル平和賞授賞式  2016/12/10-23:17

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121000171&g=int

【ロンドン時事】2016年のノーベル平和賞授賞式が10日、ノルウェーのオスロ市庁舎で開かれた。コロンビアで半世紀に及ぶ内戦の終結に向け和平合意に取り組んだフアン・マヌエル・サントス大統領(65)が受賞し、記念のメダルと賞状を受け取った。サントス氏は受賞演説で「コロンビアの和平合意は多くの紛争や不寛容に苦しむ世界にとって希望の光だ」と述べ、シリアや南スーダンなど他国の紛争当事者も後に続くよう呼び掛けた。
世界各地で今も多くの紛争が続いていることについてサントス氏は、今年のノーベル文学賞受賞者、米歌手ボブ・ディラン氏の「風に吹かれて」の一節「どれだけ人が死ねば、あまりに多くの人が死んだと気づくのだろう」という問いを今こそ思い起こすべきだと訴えた。
コロンビアでは1964年に結成されたコロンビア革命軍(FARC)など左翼ゲリラ組織と政府との間で武力紛争が続き、死者・行方不明者が30万人に上った。サントス大統領は12年に和平交渉を開始し、16年、ロンドニョFARC最高司令官と和平合意にこぎ着けた。合意は平和賞受賞決定直前の10月2日の国民投票で否決されたが、サントス氏の平和賞受賞が決まったことを受けて、交渉が再開され、11月には新たな和平案に合意。議会で承認された。(引用ここまで)

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岸田外相が南スーダン大統領に危険な事態が起こらないよう申し入れをしたということそのものが国会答弁と違っているぞ!うそ八百で新任務を担う警備部隊約60人は危険に晒す安倍政権!

2016-12-11 | アフリカ

南スーダンの一部地域における市民への大規模な暴力の可能性がある!

政府答弁と全く違っている!

話が違う!PKO5原則違反浮き彫り!

安全安心の場所など、どこにでもないのだ!

南スーダンは事実上の戦闘地域であり憲法を使えば、オワリ!

外務省 岸田外務大臣とキール南スーダン大統領との電話会談 平成28年12月7日

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_004022.html

本7日,午後4時40分から約30分間,岸田文雄外務大臣は,サルヴァ・キール・マヤルディト南スーダン大統領(H.E. Mr. Salva Kiir Mayardit, President of the Republic of South Sudan)との間で電話会談を行ったところ,概要は次のとおりです。

1 冒頭,岸田大臣から,南スーダン情勢につき,衝突解決合意の着実な履行を強く期待する旨述べました。また,南スーダン政府が地域保護部隊の即時受入れを決定したことを歓迎しつつ,その速やかな展開が実現するよう,国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)を含む国連と全面的に協力して欲しい旨述べました。さらに,岸田大臣は,国際社会の一部から,南スーダンの一部地域における市民への大規模な暴力の可能性について指摘がなされていることを踏まえ,キール大統領に対し,市民への暴力は絶対に受け入れられない旨を伝え,そのような事態を発生させないよう求めました。

2 これに対し,キール大統領からは,国民対話を進め,衝突解決合意を着実に履行する考えであることや,地域保護部隊を受け入れる考えであること,こうしたことを国際社会にしっかりと説明していくことにつき,改めて説明がありました。また,南スーダンの平和の実現に向け最大限努める,岸田大臣の期待を裏切るようなことはない旨述べました。

3 また,キール大統領からは,これまでの日本による南スーダンに対する支援への謝意及び継続的な国づくり支援に対する期待が表明されました。(引用ここまで)

NHK  外相 南スーダンに地域防護部隊の展開への協力要請  12月7日 23時11分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161207/k10010798871000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_063

岸田外務大臣は、自衛隊がPKO活動に参加している南スーダンのキール大統領と電話で会談し、現地の治安情勢の悪化のため、国連が追加派遣を決めた「地域防護部隊」が速やかに展開できるよう全面的な協力を要請しました。

南スーダンでは、ことし7月首都ジュバで政府軍と反政府勢力の戦闘が再燃して多くの死傷者が出る事態となり、国連の安全保障理事会は、PKO=平和維持活動を強化するため、アフリカの近隣諸国から4000人規模の「地域防護部隊」を追加で派遣することを決めました。

岸田外務大臣は、7日に南スーダンのキール大統領と電話で会談し、虐殺など住民への暴力は絶対に受け入れられないとしたうえで、「追加部隊の速やかな展開が実現するよう国連に全面的に協力してほしい」と要請しました。

これに対しキール大統領は、「南スーダンの平和の実現に向け、最大限努め、期待を裏切るようなことはない」と述べ、部隊を受け入れるとともに、国民対話を進め、国際社会にも説明していく考えを示しました。

ジュバでは、陸上自衛隊がPKO活動に参加して道路整備などを行っていて、先月からは、安全保障関連法に基づいて「駆け付け警護」などの新たな任務が付与された部隊が順次派遣されています。(引用ここまで)

時事通 南スーダンに和平促す=岸田外相 2016/12/07-22:09

外相は7日、南スーダンのキール大統領と電話で会談し、和平合意の着実な履行と、国連南スーダン派遣団(UNMISS)を含む国連への全面協力を求めた。キール氏は「平和の実現に最大限努める。期待を裏切るようなことはない」と応じた。(引用ここまで

産経 駆け付け警護の運用開始へ 南スーダンPKOで陸自部隊が交代式典 2016.12.11 18:12

http://www.sankei.com/politics/news/161211/plt1612110013-n1.html

南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加する陸上自衛隊部隊は11日午前(日本時間11日夕)、首都ジュバの宿営地で10次隊から11次隊に交代する式典を行った。指揮権の移行に伴い、12日午前0時(同12日午前6時)から新任務の「駆け付け警護」と「宿営地の共同防衛」の運用が開始される。新任務は3月に施行された安全保障関連法で可能になった。駆け付け警護は、離れた場所にいる国連要員らが襲撃された場合に陸自隊員が武器を持って救援に向かう任務。宿営地の共同防衛では、陸自は武装集団の襲撃に他国軍とともに対処する。南スーダンPKOの陸自部隊はインフラ整備が主な任務。11次隊は施設部隊など約350人で構成し、このうち第5普通科連隊(青森市)中心の警備部隊約60人が主に新任務を担う。(共同)(引用ここまで)


産経  南スーダンの人道状況は「極めて深刻」 赤十字委員長が警告 2016.8.29 10:28

http://www.sankei.com/world/news/160829/wor1608290005-n1.html

赤十字国際委員会(ICRC)のペーター・マウラー委員長は28日、7月に首都ジュバで大規模な戦闘が再燃した南スーダンの人道状況は「極めて深刻だ」と警告し、状況改善や和平に向けた対立勢力間の政治的措置の必要性を強調した。ケニアの首都ナイロビで共同通信のインタビューに答えた。同氏はナイロビで開かれた日本主導のアフリカ開発会議(TICAD)に参加した。発展が続くアフリカでは、近年は単なる援助より投資が開発の推進役になっていると指摘。人道支援の立場からもアフリカへの一層のビジネス参入を期待するとした一方、投資が社会に悪影響を与えないことが重要と付言したまた開発が進んでも、期待に反し紛争などの暴力がやまないとし、アフリカへの武器流入に懸念を示した。(共同)(引用ここまで)

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多国籍企業の利権のためだけのTPPとハッキリわかっているのに批判できない!グローバル=新自由主義で自由と人権を否定された庶民が立ち上がり政権を変え、利益を公平に分配する仕組みを作る時代が来た!

2016-12-11 | TPP

TPP承認を既成事実化する日本の情報伝達手段の新聞・テレビで混迷するのは国民だ!

時代に逆行しているとされているグローバル化で取り残された大勢の人が立ち上がる時だ!

だが、新聞は、そこまでは書かない!書けない!

グローバル化で富を得てきたはずの米英両国の誰か!ハッキリさせるべきだな!

岩手日報 TPP承認/誰のための批准なのか 2016/12/11

http://www.iwate-np.co.jp/ronsetu/y2016/m12/r1211.htm

もはや協定は漂流、沈没しようとしている。ならば、日本の国会が批准するのは誰のためなのか。環太平洋連携協定(TPP)が国会で承認され、関連法案が成立した。参加12カ国の中で、議会承認の手続きを終えるのはニュージーランドに続き2国目となる。

しかしトランプ次期米大統領は、来年1月の就任初日に「TPPを脱退する」と表明している。経済規模の大きい米国が抜けると、協定の発効は極めて厳しい。その中で日本が承認を急ぐ理由を、安倍晋三首相は国会で「日本がリードして米国を促す」と説明してきた。トランプ氏の脱退表明後は「議論を閉じればTPPは死んでしまう」と答弁を変えた。

だが世論調査では8割が慎重審議を望み、今国会での承認を求めていない。すると日本の批准は国民のためではなく米国、そして協定の枠組みのためなのではないか。

アジア・太平洋の人、物、金の移動を活発化し、世界で最も豊かな地域にする。壮大な理想を掲げたTPP交渉が始まって6年、日本が参加して3年が過ぎた。小さな4カ国で始まったTPPは、超大国米国の参加で米主導に変わった。「ルールはわれわれが作る」とオバマ大統領は繰り返し、中国を強く意識するものになる国益を巡る激しい対立で交渉は何度も危機に陥ったが、昨年10月に大筋合意にこぎ着けた。1国のトップが代わるだけで、その労力は無になろうとしている。高度な自由化を呼び掛け、旗を振ってきた米国自ら脱退する。政権交代によるとはいえ、他の参加国は、はしごを外された思いだろう。

この6年間、国内でもTPPの騒動を見せつけられた。最初に参加を検討した旧民主党政権は、その是非を巡る対立を一因に分裂し、総選挙で「参加反対」を唱えた自民党政権が参加に転じた。激しい反対運動を行った農協組織に対し、政権は上から手を突っ込む形で「改革」を進め、ものを言えないようにした。TPP実現に突っ走った傷痕は深い。

だが、この6年で環境が大きく変わったのも事実だ。英国の国民投票による欧州連合(EU)離脱、トランプ氏当選が象徴している。グローバル化で富を得てきたはずの米英両国で、そこから取り残された大勢の人が「ノー」を発した。今後、世界はグローバル化の流れを修正せざるを得なくなろう。

原則として関税をなくすTPPでは、日本も間違いなく取り残される人、地域が現れる。その対策が十分でないままの批准は、時代に逆行していると言わざるを得ない。(引用ここまで)

     

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ロシアとは領土問題で交渉をするのに中国とは全くせず危機と脅威を煽るだけの安倍官邸とNHK!憲法平和主義形骸化で憲法否定の土壌づくりのやらせ浮き彫り!

2016-12-11 | アフリカ

日本の領土問題は「北方領土」ではなく千島問題だろう!

実効支配されている千島・竹島と実効支配している尖閣への対応は雲泥の差!

首脳どうしできたんのない意見交換を行い、

北方四島の帰属問題を解決して平和条約を締結する方向に進むことを期待している

この言葉に尖閣と入れ替えたら、ハッキリするぞ!

やらせ浮き彫り!

しかも、未だにヒロシマ・ナガサキは全く無視!

全ての国に憲法平和主義を活かす外交をやらない安倍政権のネライはハッキリしている!

NHK 菅官房長官 北方領土問題解決へ交渉前進に期待  12月10日 16時04分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161210/k10010802181000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_008

菅官房長官は東京都内で講演し、来週、山口県などで行われる日ロ首脳会談について、首脳どうしのきたんのない意見交換を行うことで、北方領土問題の解決に向け交渉が前進することに期待を示しました。

この中で菅官房長官は、来週、山口県長門市などで行われる安倍総理大臣とロシアのプーチン大統領の日ロ首脳会談について、「首脳どうしできたんのない意見交換を行い、北方四島の帰属問題を解決して平和条約を締結する方向に進むことを期待している」と述べ、北方領土問題の解決に向けて交渉が前進することに期待を示しました。

また、菅官房長官は安倍総理大臣が今月下旬、ハワイを訪れて真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊することについて、「真珠湾のアリゾナ記念館を訪問して、日米同盟をさらに未来への同盟へ進めていきたいという強い思いだ」と述べ、同盟関係の一層の強化につなげたいという考えを示しました。

さらに、菅官房長官は、来月発足するアメリカのトランプ新政権について、「閣僚人事が発表されているが、知日家と言われる方も数名入っている。全体像が明らかになってくるにつれて日本にとっても安心できる政権になるだろう」と述べました。

一方、菅官房長官は日中韓3か国による首脳会議について、「年内に開催する予定で調整してきたが、きのうパク・クネ(朴槿恵)大統領への弾劾が可決された。今、最終調整しているが、年内開催は極めて厳しい状況になってきている」と述べました。

首相「全力をあげていく」

安倍総理大臣は、訪問先の福島県川俣町で記者団に対し、来週のロシアのプーチン大統領との日ロ首脳会談について、「北方領土問題は、残念ながら70年間解決してこなかった困難な課題だ。一歩一歩着実に前進させていくために全力をあげていきたい」と述べ、北方領土問題の解決に向け交渉を前進させたいという考えを示しました。(引用ここまで)

対中包囲網強化外交に躍起になって

国民の貧困はそっちのけでTPP成立・軍事同盟化強化構築のため

「外遊で頑張ってます」パフォーマンスで国会から逃亡する安倍首相!

NHK 首相 来月から豪や東南アジア各国と首脳会談へ 12月11日 5時17分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161211/k10010802531000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_003

安倍総理大臣は、来月中旬からオーストラリアやフィリピンなど東南アジアの3か国を歴訪して各国の首脳と会談する方向で調整に入り、アメリカのトランプ次期大統領の就任を前に、アジア太平洋地域の安定に向けて緊密に連携していくことを確認したい考えです。

安倍総理大臣は「地球儀を俯瞰する外交」を推進するため、来年も積極的に首脳外交を展開する考えで、来年、最初の外国訪問として、通常国会の日程を考慮して、来月中旬からオーストラリアやフィリピン、ベトナム、インドネシアを歴訪する方向で調整に入りました。

安倍総理大臣としては、アメリカのトランプ次期大統領が来月就任するのを前に、各国の首脳とアジア太平洋地域の課題などをめぐって意見を交わし、地域の安定に向けて、引き続き緊密に連携していくことを確認したい考えです。

また、来年はフィリピンがASEAN=東南アジア諸国連合の議長国を、ベトナムがAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議の議長国をそれぞれ務める予定で、安倍総理大臣は中国が拠点構築を進める南シナ海の情勢などについても意見を交わし、それぞれの首脳会議の成功に向けて協力していくことを確認するものと見られます。(引用ここまで)

 尖閣危機は野放し!放置!やらせ!泳がせ!対中嫌悪感醸成装置!

問題アリなら、何故北京に乗り込まない!領土問題だろう!

でも、やらない!できない!したくない!

憲法改悪のためには中国は危機と脅威でいてほしい!

NHK 尖閣諸島沖 中国海警局の船3隻が日本の領海に侵入  12月11日 10時43分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161211/k10010802801000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_001

尖閣諸島沖 中国海警局の船3隻が日本の領海に侵入

政府は、11日午前10時15分すぎ、沖縄県の尖閣諸島の沖合で中国海警局の船3隻が日本の領海に侵入したことから、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「情報連絡室」を「官邸対策室」に切り替えて、情報収集と警戒監視にあたっています。(引用ここまで)

NHK 尖閣沖接続水域で中国海警局の船3隻航行 12月11日 10時23分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161211/k10010802791000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_002

尖閣沖接続水域で中国海警局の船3隻航行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第11管区海上保安本部によりますと、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船3隻が、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行しています。3隻は、11日午前9時現在、久場島の北西およそ30キロを航行していて、海上保安本部が領海に近づかないよう警告と監視を続けています。(引用ここまで)

中国軍用機6機 沖縄本島と宮古島の間を通過  12月11日 0時13分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161210/k10010802431000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_006

中国の戦闘機を含む軍用機6機が10日、沖縄本島と宮古島の間の上空を通過しました。領空侵犯はありませんでしたが、この空域では先月にも、同じ型の6機が通過したのが確認されていて、防衛省が目的を分析しています。

防衛省によりますと、10日午前、中国軍のSU30戦闘機2機と、H6爆撃機2機、TU154情報収集機1機、Y8情報収集機1機の合わせて6機が、東シナ海から沖縄本島と宮古島の間を抜けて、太平洋の方面に飛行しました。その後、SU30戦闘機2機はUターンして東シナ海方面に戻ったということですが、ほかの4機は先島諸島の太平洋側を、南西方向に飛行していったということです。自衛隊機がスクランブル=緊急発進して警戒監視にあたり、領空侵犯はありませんでした。沖縄本島と宮古島の間の上空では、先月25日にも、同じ型の軍用機6機が通過したのが確認されていて、防衛省は飛行の目的について分析しています。

中国 日本に重大な懸念伝える

これについて、中国国防省の楊宇軍報道官は10日夜、「中国空軍の飛行機が、きょう午前、沖縄本島と宮古島の間の上空を通過して西太平洋での定例の遠洋訓練に向かっていた際に、航空自衛隊のF15戦闘機2機が近距離で妨害したうえ、妨害弾を発射し、中国側の飛行機と乗員の安全に危害を加えた」と発表しました。そのうえで、楊報道官は「今回の訓練は、特定の国や目標に向けたものではなく、国際法に適合している。日本側の行為は危険で、国際法が与えた航行の自由と飛行の自由を破壊した」として、日本側に対して重大な懸念を伝えるとともに、厳正な申し入れを行ったことを明らかにしました妨害弾について、中国側は具体的に何を指すのか明らかにしていませんが、敵機の誘導ミサイルをかわすために使う、「フレア」と呼ばれるものを指していると見られ、中国国防省はことし7月にも日本側が妨害弾を発射したと発表して非難しています

防衛省「妨害行為はしていない」

中国側の発表について、防衛省は「中国機への妨害行為はしておらず、特異なことはなかった」としています。(引用ここまで)

 非人道的行為には時効はナシ!これが国際法だ!だが日本は批准せず!

こんな姿勢が被害国と国民を納得奈せていない!

安倍首相の意図的真珠湾訪問だが、マレー・アジアの声は全くナシ!

首相の真珠湾訪問 中国報道官 「中国にも弔う場ある」 12月7日 21時34分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161207/k10010798601000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_108

首相の真珠湾訪問 中国報道官 「中国にも弔う場ある」

安倍総理大臣が今月下旬にハワイを訪れ、真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊することに関連して、中国外務省の陸慷報道官は7日の定例の記者会見で、「日本が深く反省し、誠実に謝罪したいのならば、南京大虐殺記念館など、中国にも戦争の犠牲者の弔いができる場所は多くある」と述べました。

これは、会見の冒頭で、国営の中国中央テレビの質問に答えたものです。中央テレビなど中国の各メディアは安倍総理大臣の真珠湾訪問について、「政治的なショーにすぎない」とか、「安倍総理大臣はアメリカには忠誠を誓い、戦争に対する深い反省を示そうとする一方で、中国などに対する責任を回避しようとしている」などと批判的に伝えています。陸報道官の発言にも、旧日本軍が多くの中国人を殺害したなどとされる「南京事件」を持ち出すことにより、安倍総理大臣が真珠湾を訪問しても、日本が先の大戦での加害責任から逃れることはできないと強調する狙いがありそうです。(引用ここまで)

NHK 台湾で初の慰安婦問題の資料館開設 記念式典 12月10日 21時09分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161210/k10010802301000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_021

台湾で初の慰安婦問題の資料館開設 記念式典

台湾で、慰安婦問題にかかわる資料などを展示した初めての施設が開設し、元慰安婦や台湾の当局者などが出席して、記念の式典が行われました。

この施設は、元慰安婦の支援などを行っている台湾の民間団体が、台湾や日本などからの寄付や台湾当局からの援助など合わせて日本円で4000万円余りをもとに、開設しました。台湾で慰安婦問題をめぐる施設が作られるのは初めてで、元慰安婦の証言や支援活動の記録などが写真やパネルで紹介されているほか、女性の人権問題を学ぶためのスペースも設けられています。

10日行われた記念の式典には、台湾当局の文化部長や海外の支援団体の関係者などおよそ150人が出席し、この中で台湾の元慰安婦の陳蓮花さん(92)が「皆さんが思いやりの気持ちで見守ってくれたことに感謝します」とあいさつしました。

この団体によりますと、台湾で確認された元慰安婦は少なくとも59人で、そのうち3人が生存しているということです。この団体は「日本政府は正式な謝罪と賠償をするべきだ」としていて、蔡英文政権に対しても、日本と協議するよう求めています。

この問題をめぐって、日本政府は、法的には解決済みとする一方、平成5年に、謝罪と反省を示した河野官房長官談話を発表するとともに、アジア女性基金が韓国、台湾、フィリピンで申し出た285人、このうち台湾では13人に対して償い金などを支給しています。(引用ここまで)

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世界の紛争解決に向けて対話の重要性を訴えたコロンビアサントス大統領の言葉こそ憲法平和主義の真髄!安倍晋三首相とは大違い!

2016-12-11 | テレビの劣化腐敗

安倍首相の外遊と外交の目的は?

対中朝脅威論吹聴の目的は?

ロシア外交の目的は?

安倍首相ぬ欠落しているのは憲法平和主義を使わない!

自分の都合の良い時だけ「平和外交」を唱える!

だが実際は

日米軍事同盟=核軍事抑止力=脅し=脅威=威嚇を使っている!

安倍首相のスリカエ・ゴマカシ・デタラメを暴かないテレビ浮き彫りに!

コロンビア大統領の思想を日本外交の基軸に据えることは

憲法平和主義をいただく国としては当然だが

この視点は、全国津々浦々にまで浸透していない!

日本国民の骨の髄にまでは行き渡っていない!

それは何故か!

戦後自民党声援と米国政権の情報操作があったからだな!

憲法を活かす!視点を形骸化させてきた!

だが、憲法平和主義は地下水脈のように営々と流れている!

コロンビアが実証したしノーベル平和賞が毎年教えている!

日本国民の中にある平和を求める気分感情が

対中朝脅威論に打ち勝つように、如何に情報を拡散させるか!

NHK ノーベル平和賞授賞式 対話の重要性訴える12月11日 4時53分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161211/k10010802471000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_019

ことしのノーベル平和賞の授賞式がノルウェーで行われ、半世紀以上続いた南米コロンビアの内戦の終結に尽力したとして受賞したサントス大統領は「最も重要だったのは、ゲリラを敵ととらえるのをやめ、対話を行ったことだ」と述べ、世界の紛争解決に向けて対話の重要性を訴えました。

ことしのノーベル平和賞には、コロンビアで半世紀以上にわたって続き、20万人以上が犠牲となった、政府と反政府ゲリラ組織FARC=コロンビア革命軍との内戦の終結に向けて尽力したサントス大統領が選ばれ、10日、授賞式がノルウェーの首都オスロの市庁舎で行われました。

授賞式では、ノーベル委員会の副委員長からサントス大統領にメダルと賞状が手渡され、会場から大きな拍手がおくられました。

このあと、サントス大統領が演説を行い、当初の和平合意案が国民投票で否決された直後に、ノーベル平和賞に選ばれたことについて、「天からの贈り物だと思った。賞のおかげで、漂っていたわれわれの船は和平という港にたどり着くことができた」と述べて、和平合意の大きな後押しになったとして、感謝の意を示しました。

そのうえで、FARCとの和平について、「最も重要なステップだったのは、ゲリラを敵ととらえるのをやめ、尊厳をもって『対話』を行ったことだ。シリアなど世界各地で紛争が続いているが、コロンビアの和平合意は不可能と思えることも成し遂げられることを示した」と述べて、みずからの経験をもとに、世界の紛争解決に向けて対話の重要性を訴えました。

ボブ・ディランさんの歌詞を引用

ノーベル平和賞の授賞式のスピーチの中で、コロンビアのサントス大統領は、ことしのノーベル文学賞を受賞したアメリカのシンガー・ソングライター、ボブ・ディランさんの代表作、「風に吹かれて」の歌詞の一節を引用しました。この中で、サントス大統領は「今こそボブ・ディランが歌った辛辣(しんらつ)な問いかけを思い出すときだ」と述べたうえで、「どれほどの人が亡くなったら、あまりにも多くの人が亡くなったと気付くのだろう」と、60年代に自分を含め、多くの若者の心を動かした歌詞だとして、「風に吹かれて」の一節を読み上げ、対話による平和的な紛争の解決を呼びかけました。

市民が祝福

ノーベル平和賞を受賞したサントス大統領は、ノルウェーのオスロ市内にある滞在先のホテルで、授賞式に合わせて集まった市民から祝福を受け、バルコニーに家族とともに姿をあらわして手を振って応えました。市民たちはホテルの周辺で、「ともにコロンビアに平和を」と書かれた横断幕やトーチを掲げながら行進し、和平プロセスの着実な進展に希望を託していました。(引用ここまで)

NHK 平和賞のコロンビア大統領 紛争解決には粘り強く交渉を 12月10日 5時34分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161210/k10010801801000.html?utm_int=detail_contents_news-related-auto_001

南米コロンビアで半世紀以上続いた内戦の終結に尽くしたとして、ことしのノーベル平和賞に選ばれたサントス大統領が、授賞式を前にノルウェーで会見し、紛争の平和的な解決には粘り強く交渉を続けることが大切だと訴えました。

コロンビアでは、政府と反政府ゲリラ組織FARC=コロンビア革命軍が半世紀以上にわたって内戦を続け、20万人以上が犠牲となりましたが、サントス大統領がFARCとの交渉に乗りだし、和平合意にこぎ着けたことが評価され、ことしのノーベル平和賞に選ばれました。

ノルウェーの首都オスロで10日行われる授賞式を前に、サントス大統領が現地で会見し、当初の和平合意案が国民投票で否決された直後にノーベル平和賞に選ばれたことについて、「天からの贈り物だと感じた。和平を実現するためのとても大きな後押しになった」と述べました。

そして、その後、協議を重ねて新たな和平合意案をまとめ、議会の承認を得て成立させたことについて、「粘り強く交渉を続け、合意にこぎ着けたいとの決意があれば不可能なことはない。FARCとの和平も、数年前までは不可能だと思われていた」と述べ、紛争の平和的な解決には諦めずに交渉を続けることが大切だと訴えました。

ノーベル平和賞の授賞式はオスロの市庁舎で日本時間10日午後9時から行われることになっています。(引用ここまで)

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自由民主・公明・日本維新・日本のこころを大切にするなどという欺瞞的党名の政党が日本を劣化と退廃に向けて加速度的に推進するTPPを決めたが政権交代で「廃止」だな!

2016-12-11 | TPP

これからも、TPPの重要性と意義について、

国民の理解を得られるよう努力を重ねていかなければならない

などというシロモノTPPは、手続き的にも内容的にも「廃止」しかない!

自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的な価値を共有する国同士が結ぶ

「秘密交渉」という手口をやっていることそのもののが民主主義ではない!

二重三重の詭弁が日本でまかり通るのは許さん!

前提を黙殺・隠ぺいして成立を既成事実化する報道で国民をコントロールするな!

NHKが黙殺・隠ぺいしつづけた共産党の主張とTPPの事実!

これこそが国民の選択権を奪う大本営発表そのものだな!

韓国とは大違い!

主張/TPP承認・関連法/この可決の強行は禍根を残す [2016.12.10]

TPP承認案・関連法案/辰巳議員の反対討論/参院本会議 [2016.12.10]

 2国間協定阻止へ全力/小池書記局長 TPP採決を批判 [2016.12.10]

亡国のTPP 自公維が強行/「暮らし守る」たたかい今後も/発効の見通しないまま [2016.12.10]

牛・豚肉7割で関税撤廃 参院特別委/国会決議違反 紙氏「TPP批准反対」 [2016.12.9]

論戦ハイライト/関税撤廃で農業壊滅/TPP 紙氏 [2016.12.9]

主張/首相のTPP固執/批准して交渉は無責任で危険 [2016.12.4]

NHK TPP協定が国会承認 関連法も成立 12月9日 14時31分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161209/k10010801061000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_024

TPP=環太平洋パートナーシップ協定は、午後開かれた参議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決、承認されました。合わせて、関連法も可決、成立しました。

TPP協定の国会承認を求める議案と関連法案は9日午前、参議院の特別委員会で、安倍総理大臣も出席して締めくくりの質疑が行われたあと採決が行われ、賛成多数で可決されました。これを受けて、議案と関連法案は、午後開かれた参議院本会議に緊急上程されました。

本会議の討論で、自民党は「協定は、国内のサービス業、製造業だけでなく、農林水産業も活性化させることができ、わが国の経済成長に大きく資するものだ」と述べました。一方、民進党は「安倍総理大臣は、『TPPは、国家100年の計だ』と言っているが、アメリカのトランプ次期大統領の離脱宣言で発効する可能性はほとんどゼロで、今となっては、全くの独り善がりにすぎない」と述べました。

そして、採決が行われた結果、TPP協定は自民・公明両党と日本維新の会、それに、日本のこころを大切にする党などの賛成多数で可決、承認されました。合わせて関連法も可決、成立しました。

TPP協定には、日本が輸入する農林水産品や工業製品などの95%の品目で関税を撤廃することや、知的財産の保護、投資に関する紛争を解決するための制度など、幅広い分野の貿易や投資などに関するルールが定められています。また、関連法には、協定発効後、牛肉と豚肉の生産者が全体で赤字経営になった場合に、赤字額を補填(ほてん)する制度の拡充などが盛り込まれています。

TPP協定をめぐって日本政府は、アメリカのトランプ次期大統領が協定から離脱する考えを示していることから、「状況は大変厳しいものの、21世紀の新たな貿易ルールになるものだ」としており、発効に向け、アメリカに粘り強く働きかけていく方針です。

「国民の理解得られるよう努力」「強行は政権のお家芸」

自民党の二階幹事長は記者会見で、「これからも、TPPの重要性と意義について、国民の理解を得られるよう努力を重ねていきたい。アメリカが、大統領選挙などの事情で、多少、しゅん巡するところがあっても、日本は日本としての独自の道を行くことで、アメリカが振り返って日本の行動に理解を示し、同じ道を歩んでくれることを期待している」と述べました。

民進党の蓮舫代表は記者団に対し、「食の安全など国民が不安に思っていることが解明されておらず、審議は尽くすべきだった。トランプ次期大統領を翻意させる確信もないのにこれだけ国会の時間を費やしたことが理解できない。すべてが強行、数の力、自分の思うがままというのはいまや安倍内閣のお家芸だ。責任ある政党としてしっかり審議し、拙速な採決には反対という姿勢は崩さない」と述べました。また、蓮舫氏は安倍内閣に対する不信任決議案などの提出について、「われわれが持ちうるさまざまな手段すべてを排除せず、ぎりぎりまで考えたい」と述べました。

菅官房長官は午後の記者会見で、「自由貿易の推進に対する日本の固い決意を世界に発信できたと考えている。TPP協定は、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的な価値を共有する国、地域が、経済の絆を深め、その輪を広げていくことで、さらなる地域の安定を図るという戦略的意義も有する」と述べました。そのうえで菅官房長官は、「引き続き、TPP協定の発効を目指し、さまざな機会を通じて、TPPが持つ高い戦略と経済的意義を訴え、ほかの署名諸国に国内手続きの早期の完了の働きかけをしていきたい」と述べました。

関連する法律と手続き

9日にTPP協定の国会承認と合わせて11の関連する改正法を束ねた法律が成立しました。この中には、

牛肉や豚肉の生産者が全体で赤字経営になった場合に赤字額を補填(ほてん)する制度の拡充などを盛り込んだ改正法

牛肉や豚肉などの輸入が急増したときに国内の生産者への影響を抑えるため一定の輸入量を超えれば関税を引き上げる「セーフガード」を発動する手続きを定めた改正法

さらには、小説や音楽などの著作権について、現在は原則、作者の死後「50年間」となっている保護期間を「70年間」に延長する改正法などが含まれています

ほとんどの法律は、TPPの発効が条件となっているため、当面、施行の見通しは立っていません。政府は9日に国会承認を終えたことを受けて、速やかに必要な政令や省令の改正にとりかかります。そのうえで準備が整えば、協定の締結を再び閣議決定し、来年早々にも協定の取りまとめを担当しているニュージーランドに通知することにしています。

TPP協定めぐる各国の審議状況

TPPに参加する各国の議会承認など国内手続きをめぐる状況です。ニュージーランドは先月、TPPの実施に必要な法律を議会で承認し、参加国で最も早く国内手続きを終えています。また、メキシコペルーは議会で協定の審議が行われているほか、オーストラリアの議会でもTPPに関する審議が続いています。一方、TPP交渉を主導したアメリカではトランプ次期大統領がTPPから離脱する考えをすでに表明しています。

TPP協定が発効するためには参加12か国全体のGDP=国内総生産のうち85%以上を占める、少なくとも6か国が国内手続きを終える必要があります。このうち、アメリカは1国だけでGDPのおよそ60%を占めるため、アメリカが議会で承認を得られなければ発効することはありません。

一方で、協定発効に期限は設けられていません。このため、日本政府はトランプ次期大統領の政権が発足したあともTPPの発効を目指して働きかけを続けることにしています。(引用ここまで)

署名も批准もするな! TPP署名式の直前に国連が各国政府にたいして異例の呼びかけ 2016-02-24  国際教育

http://tacktaka.blog.fc2.com/blog-entry-254.html

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