気ままに菓子作り

差し上げて喜んでもらえ、たまにはほめられて満足してます

アポイ岳から近辺の春の花

2009-05-17 18:09:16 | グリーン

14日朝早く出て2泊で釧路湿原から様似町のアポイ岳周辺に
春の花を見に行ってきました
アポイ岳へ行こうとお聞きした時は初めて耳にする地名だったので
えーどこにと・・・
アポイは日高山脈の南端にあり標高は810メーターではあるけれど
かんらん岩というと特殊な条件や気象条件により
高山植物が植生しアポイという固有の名前の付く植物が
多く生育しているという花を観察する人にとっては
あこがれの地である

      

              エゾヤマザクラ
     北の地ではチューリップやスイセンも真っ盛り

     
         
             ウワミズサクラ

      

   この後温根内のビジターセンターから木道を観察しました
  オオバナノエンレイソウやエゾ(?)オオサクラソウ エゾエンゴサクを
  見た時は大きな歓声をあげました
  しかしその後この花はあちこちで見ることが出来
  最後にはわ~きれいで終わってしまいました
  ぜいたくな話です

     

           オオバナノエンレイソウ  

      
  
   オオバナノエンレイソウとシロバナノエンレイソウとミヤマエンレイソウ
   違いはどこなんでしょうか?

     

        エゾオオサクラソウ(アポイ岳)

     

    
       アップですが色が出ませんでした

    
 
            エゾエンゴサク
   道端であちこちで見られ多少色合いの異なるのもありました
   初日の釧路湿原では降られましたが翌日アポイ岳登山と
   帰る日の様似の観音山公園襟裳岬は上天気

    
       アポイ岳の中腹から眼下に様似海岸
  コースタイムは上り3時間下り2時間の5時間コースだが
 我々は写真を撮りながらそのうえ年齢もとっている(?)ので
 5合目の標高365メーターのところまで2時間ちょっとかかりました
 目の前にそそり立つ頂上(この地からは望めないのだが)を
 目指して慎重に進む

    
       7合目から8合目 この山の特徴かんらん岩に
     可愛い花
      

    

             サマニユキワリ

    

           ヒダカイワザクラ

    
     そそり立つ岩の隙間に咲くヒダカイワザクラ
    

     アポイタチツボスミレ(葉にテリがあり距が白い)

     
   
              エゾキスミレ
    
 
         すごい場所に咲いてます
   リーダーが10年ほど前から見たかった一押しの花
   フイリノミヤマスミレ タチツボスミレ ツボスミレ ケタチツボスミレ
   見落としましたがシロバナアポイタチツボスミレにも出あいました
  
     

    標準のコースタイムの倍近くかけて到着
    山の天気は変わりやすくガスが出てくる
    昼食後13時10分に出発下りは尚更注意が必要
    見落としがないか確認しながら
   ミヤマキンロバイ  ウラシマツツジを確認しました
       

            アポイアズマギク
         
     
        襟裳岬で見たアズマギク 違うのでしょうか?
    残念ながら町の花にもなっているヒダカソウにはお目にかかれません
    でした。16時下山(休憩を含めて8時間の行程)
    帰りにビジターセンターによりヒダカソウの様子とか疑問のところを訪ねる
    40年ほど前の展示してある写真を見ると一面に咲いている様子を見せられ
    花暦によると5月中旬と出ていたので期待していたが今年は一株のみで
    それも4月末に咲いたとのこと もう1か所あるが3年間休眠中だそうです
    こうなると幻の花で町の花の制定されるのもおかしい
     翌日の情報を得る
          
       御名残おしいがアポイ岳を後にして様似町にある観音公園へ
       名残のカタクリが見られるという 

         
                   カタクリ 
     自生のカタクリ初めて見る事が出来大感激
     おまけにシラネアオイの大群落
     高山に出かけてもロープが張ってある遠くから眺めるだけなのに
     踏まないように足元を気をつけて歩くくらいの群生

       

       
                       シラネアオイ アップ

      近くにあれば一日いても飽きない里山
      それを紹介してくれたビジターセンターの職員と
      入口でスーパーを経営しているおじさまに感謝
      帰りに立ち寄りお礼を言いながらご推奨の海産物をゲット
      その後襟裳岬に移動 
      日本で暮らす唯一のアザラシであるゼニガタアザラシの
      生息地 900頭のうち襟裳は500頭が暮らし、双眼鏡で見ると
      ゴロンと日向ぼっこをしているところが確認できました

      
         とにかく風の強いところです

      
 
           ハマタネツケバナ
        きびしい環境に咲いてました
      ガンコウラン ハマハタザオ ハマニンニク等々
 広尾町までの海岸線沿いの黄金道路(多額のお金がかかったようです)を
 走り帯広空港へ
 途中主婦役も忘れませんでした
 
        

        

          朝下処理したコゴミ アキタブキ ヨブスマソウ

    最後に釧路からの車中からは見たのですが
    どうしても間近で見たくて散歩中の人から聞いた
    水芭蕉の自生地に立ち寄りました
    花は残り花でしたが大きな株にびっくり

        
 
 この林道の管理をしているおじさんが帰りに寄ってくれという
 花好きの奥さんがきれいに咲いているのを見てもらいたいと・・・
 あちこちに咲いているタンポポはセイヨウタンポポだけどエゾタンポポが
 一株庭に植えてあるというので見せてもらう
 ついでに帯広空港までの道すがらで食事をする所を聞いたが
 うちで食べてきなさいと言われ時間がないのでと丁重にお断りする
 でも何となくうれしいお誘いでした
  なるほど空港までコンビニも食堂もなし
  海鮮丼でも食べる予定が果たせず空港の食堂でイクラ丼(私は豚丼)
  日付の変わる頃帰宅
  2日目下山の後(以前から腰が痛かったが)姿勢を変えるのが苦痛
 でも3日目徐々に良くなり苦痛もなく有意義な楽しい3日でした
 ところが今日は整理で長く座ったのでどうかなあ
 明日は下見に行くのでまたゆっくり写真の整理をするつもり
 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする