3月11日が近づくと、被害にあった方々にとっては、
言葉では言えないような、つらい記憶が思い出されることでしょう。
テレビで、新聞で、報道される機会が急に増え、
我々も想像がつかないような、災害にどう備えるか、
考えさせられる良いチャンスでもあります。
毎年忘れることのないように、二宮災害ボランティアネットワークでは、
現地を訪れ、実際目で見て、語り部の方々の案内で、
何かを感じ取り、防災減災に役立てられるよう、
また復興支援になるように、23日から1泊で宮城の方に出かけてきました。
スタッフの方を含めて20名、
既成のツアーではなく、旅行社との打ち合わせで、
時間の許す限りの配慮をしていただき、
かなり濃密な訪問ができたのではと、大変満足しました。
第1日目は宮城県の北の方面の、南三陸町。
新しい商店街「さんさん商店街」へ移転して
引き続き、写真館を営まれている、佐藤信一さんへ、
お邪魔して、あの日も自分が撮らなければという思いで、
シャッターを押し続けた貴重な記録を、
生々しい説明をお聞きしながら,見せていただきました。
佐藤さんは、昨年大磯の災害ボランティアに招かれて
講演されました。
我々も高台にある、志津川中学校に移動してみました。
防災無線で、避難を呼びかけていた職員が、犠牲になったところ
我々が宿泊したホテル観洋では、実体験を伝えるために
語り部バスを運行してくださっている。
この場所が公園になるので、今は近づくことが出来ない。
戸倉地区が津波の被害が大きく、
学校だったところが、公民館となっている。
津波の到達地点22.6m
風光明媚な場所なのに、自然が牙をむくと悲惨
ホテルも2階まで津波の被害にあったが
早くから避難所になったようだ
ウミネコが歓迎してくれました。
明日は女川、石巻市、名取市と南下します。
下の写真は翌日の日の出の様子。
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