桝形跡を通って上諏訪宿を過ぎると、再び長閑な旧道風情が戻り、ほどなく52里目の一里塚跡を通り(上段写真左手)、湯の脇地区で坂を上ると、旧道は終点の下諏訪宿まで、民家の間をぬって進みます。
やがて高木地区に入ると、左手にはいにしえを現在(いま)にそのまま伝える茶屋本陣「政屋(橋本屋)」が。
軒先に突き出すように掲げられた灯かりが、目をひきます。
政屋を過ぎると間もなく左手の視界が . . . 本文を読む
一里塚跡から20分ほど行った武津地区には、男女が手を握り合う姿の双体道祖神が(上段写真)。
茅野の外れで見たものといい、このあたりの道祖神は男女の“愛”をおおらかに謳ったものが多く見受けられます。
旧道はさらに10分ほど行った赤羽根地区で国道20号線に合流。
ゆるい左カーブを過ぎると、ちらほらと造り酒屋が目につくようになり、“鍵之手信号”の名称がズバリそれを示している桝形跡を通ると、
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