桝形の名残りとも思えるような二段カーブを通った先が、下諏訪宿から3里の塩尻宿。
上段写真の左手が本陣跡で、その隣りには脇本陣がありましたが、明治時代に火事で焼失し、現在は石碑が建つのみの空地となっています。
さらに隣りの旧陣屋は類焼をまぬがれたようで、現在は酒屋として、
その偉容をいまに伝えています。
いまもその面影をはっきりと遺している桝形を通ったところで、
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やがて旧道は一度国道にぶつかると、すぐに再び逸れて柿沢地区へと下って行きます。
旧い民家が坂の両側に続く柿沢地区を下った先、縁並橋の袂で国道に合流し、橋を渡れば塩尻宿の入口。
その手前には、男女が抱き合っているなかなか大胆な構図の双体道祖神が建っていて、びっくりさせられます。
これは“お女郎道祖神”とも云われているそうで、なるほど、と納得。
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