下りはじめると間もなく左手には、そのむかし和宮様も立ち寄られたと云う「旧峰の茶屋本陣」が(上段写真)。
しかし、現在内部は非公開。
この峠道には、岡谷に住む好きな男に逢うため、女が夜をも厭わず通ったと云う「夜通道(よつうみち)」の伝説があるとやら。
恋の情念は何ものをも勝ることを思いながら、熊除けに謡を大音声でうたっているうちに(ああ、都会は声の出せる場所が乏しいことよ!)、左手に「東山一 . . . 本文を読む
峠道に入って間もなく石舟(いわふね)観音を過ぎると、左の道端には円形の巨石が(上段写真)。
これは江戸時代の道中記にもその名が記されている「大石」で、かつてはこの陰に追いはぎが隠れて、旅人を狙っていたとか。
峠道のあまりもの急勾配に、
草むらに落ちていた折れ枝を杖の代わりに息を切らせて上ること約30分、ようやく塩尻峠の頂上に到達。
ここからは一気に下り坂となります。
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