迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

ありあけづきのよしなかの。

2014-01-19 20:49:13 | 浮世見聞記
国立能楽堂で、金春流の「巴」を観る。 “巴御前”と云えば、男勝りな女性の代名詞であったが、いまではほとんど、死語になっているらしい。 いまの学校は、自分の国の歴史を深く教えないからか? あるいは、いまや至るところ“巴御前”だらけで、それが普通の光景となったからか? いや、先人が伝える本家“巴御前”は、絶世の美女だった、という。 そうなると、近年よく見かける、水分の抜けたようなパサパサ . . . 本文を読む
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