国立能楽堂で、今年最初の能を観る。
番組は金春流の「当麻」。
思春期に継母からイジメられるなど、散々な経験をしたのち、当麻寺に今も伝わる曼陀羅を織ったという伝説の姫、“中将姫”がシテの曲。
きらびやかなうちにも落ち着きある唐織の文様、地に根を下ろしたように低く響き渡る地謡、おおらかに袖を翻す“中将姫”の早舞-
それらがひとつになった時、向こうにぼんやりと浮かび上がる“当麻曼陀羅”-
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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