迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

とわのひとみにこいをする。

2014-08-07 21:46:40 | 浮世見聞記
世田谷美術館の「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」を見る。 修復成って世界初公開となるクロード・モネの「ラ・ジャポネーズ」(1876年)、女性がまとっている着物は、これまで歌舞伎の衣裳をモチーフにしていたと考えられていたが、どうやら謡曲の「紅葉狩」を図案化したものらしい。 言われてみれば、袖のところに楓が描かれている。 ちなみにわたしは、「紅葉狩」という能が好きだ。 美女に化けた鬼が . . . 本文を読む
コメント