銀座の画廊を会場におこなわれた、金春流宗家の講座を聴きに出かける。
テーマは「獅子の舞について」だったが、そこから派生するさまざまなお話に、宗家とは能楽の歴史そのものなのだということを、実感する。
その多岐にわたるお話のなかで、ほぼ同時代に発生したと考えられる“猿楽”と“幸若舞”のうち、後者が中央の舞台から姿を消したのは、
「時の権力者だった徳川幕府から、猿楽よりも高い地位を与えられて、そ . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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